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光コラボから光コラボへの乗り換えが可能に! そのメリットと手順とは?

光コラボから光コラボへの乗り換えが可能に! そのメリットと手順とは?

インターネットを利用するには、以前はNTT東日本/西日本などの回線業者とプロバイダーという2つの会社と契約することが必須でした。その後、回線サービスとプロバイダーサービスが一本化された「光コラボ」が始まり、料金も安くなったので乗り換えてみたという方も多いのではないでしょうか。しかし、もしも今、利用している光コラボよりももっとよさそうな光コラボ業者があって、そちらに乗り換えたいと思ったとしたら、どうすればよいのでしょうか?

今回は、光コラボから光コラボへの乗り換えのメリットやその手順について解説していきます。

  1. 光コラボ(光コラボレーション)とは?
  2. 2019年7月1日以前の光コラボから光コラボへの乗り換え方法
  3. これまでの光コラボ同士の乗り換えで起きていたデメリット
  4. 2019年7月1日以降は事業者変更が可能になり、光コラボ同士の乗り換えが簡単に!
  5. 光コラボの事業者変更のメリット
  6. 光コラボの事業者変更の注意点
  7. 光コラボの事業者変更の手順
  8. 光コラボの乗り換え先の選び方
  9. おすすめの光コラボはDTI光

光コラボ(光コラボレーション)とは?

光コラボとは、NTT東日本/西日本が提供している光回線である「フレッツ光」を、プロバイダーなどの様々な事業者が借り受け、回線サービスとプロバイダーサービスを一本化して提供する販売モデルのことです。噛み砕いて言えば、プロバイダー事業者などがNTTからフレッツ光の光回線をレンタルし、自社のプロバイダーサービスとセットにして販売している、というイメージです。

フレッツ光回線の提供を受けた事業者のことは光コラボ事業者と呼ばれています。光コラボ事業者は2020年1月時点で577社あり、有名な事業者としてはDTI(株式会社ドリーム・トレイン・インターネット)、OCN(NTTコミュニケーションズ株式会社)、SoftBank(ソフトバンク株式会社)、So-net(ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)などが挙げられます。事業者はそれぞれ独自のサービスやキャンペーンを付加した光回線サービスを販売しています。

……という説明をされても、中には自分が現在、利用しているインターネットのサービスが光コラボなのか、そうではないのかよくわからないという方もいらっしゃるかもしれません。その場合はプロバイダーとの契約書や請求書、あるいはプロバイダーの会員サポート用のWebサイトを確認してみましょう。それらに契約している光回線サービスの名前(ブランド名)が記されているはずです。

光コラボと明記されていなくても、そのブランド名をネットで検索して調べてみれば光コラボ事業者かどうかがわかるでしょう。また、光コラボであれば、プロバイダー料金と回線料金をまとめて支払っているはずです。

ちなみに、光コラボの多くは「〇〇光」または「〇〇ひかり」というサービスブランド名が付けられています。ただし、「auひかり」「eo光」「NURO光」「コミュファ光」などはフレッツ光とは異なる独自回線を使っているため、光コラボではありません。

2019年7月1日以前の光コラボから光コラボへの乗り換え方法

さて、現在、光コラボを利用していて、他の光コラボに乗り換えたいという場合はどのような手続きが必要なのでしょうか?

実は2019年7月1日以前は、当初、NTTのフレッツ光を利用していて、その後、光コラボへの変更(「転用」と言います)をすると、2度目の転用はできないというルールがありました。もしも光コラボから別の光コラボへの乗り換えをしようとすると、一度、最初の光コラボを解約して新たに光コラボを契約するという方法を取らざるを得ませんでした。

しかし、次に説明するように、これらの方法にはいくつかのデメリットがありました。

これまでの光コラボ同士の乗り換えで起きていたデメリット

2019年7月1日以前の光コラボ同士の乗り換えで起きていたデメリットは以下のとおりです。

手続きが面倒

光コラボ同士の乗り換えはまず、手続きが面倒でした。契約中の光コラボをいったん解約し、新しい光コラボを申し込むという手順を踏まなくてはならなかったからです。つまり、これまでの光コラボの契約をいったんリセットしてから申し込む必要があった訳です。

工事が必要

しかも、新しく光回線を契約する際は再び光回線の開通工事を行う必要がありました。同じ場所で同じ光回線を使うのに、いったん回線を閉じて、再び回線をつなげるための工事をしなければならなかったということです。

開通工事自体はそれほど時間のかかるものではありませんが、立ち会わなければいないことが一般的ですので、忙しい方にとっては負担だと言えます。

ネットにつながらない期間が発生する可能性がある

工事が必要なため、回線が開通するまでネットが使えない期間が発生するケースも少なくありませんでした。これを避けるには、先に別の光回線を契約して一時的に2回線にしたあとでこれまでの回線を解約するという方法も可能でしたが、この場合は2回線分の利用料金を支払う必要がありました。

アナログ戻しをしなければひかり電話の番号が変わる

固定電話をひかり電話にしていた場合、そのまま新しい光コラボを契約すると電話番号が変わってしまう可能性が高いというのも問題でした。

新しい契約でも電話番号を引き継ぐには、ひかり電話を一旦アナログ回線に切り替える「アナログ戻し」と呼ばれる手順が必要で、その手続きも面倒なものでした。

2019年7月1日以降は事業者変更が可能になり、光コラボ同士の乗り換えが簡単に!

しかし、2019年7月1日以降、ついに光コラボの「事業者変更」が可能になりました。このことにより、現在では光コラボ同士の乗り換えを簡単に行うことができます。事業者変更とは、現在契約中の光コラボ事業者との契約を解約し、新しい光コラボ事業者と契約を結ぶことを言います。

光コラボから光コラボへの乗り換え手続きは、(1)現在利用中の光コラボ事業者に「事業者変更承諾番号」を発行してもらい、(2)次に乗り換えたい光コラボ事業者に申し込みをするだけ、という至ってシンプルなものです。携帯電話のキャリアを乗り換えるときのNMP(ナンバーポータビリティ)を使った方法と似ていると捉えればわかりやすいでしょう。

光コラボの事業者変更のメリット

新しい光コラボの事業者変更を利用して、光コラボ事業者の乗り換えをするメリットは次のとおりです。

工事が不要

乗り換えをしても回線工事は必要ありません。現在使用している光回線をそのまま使い続けることになります。

ただし、例外として、光コラボの乗り換えに際して「品目変更」を行う場合には工事が必要になることがあります。例えば現在100Mbpsでの契約をしていて、事業者を乗り換えるときに1Gbps対応にするなど最大速度を変更するような場合が品目変更に該当します。その場合、立ち会い工事が発生し、品目変更料金が2,000程度がかかる可能性があります。

ひかり電話の番号が変わらない

現在、ひかり電話を使っている場合は、番号を変えることなくそのままひかり電話を利用できます。

速度が改善する可能性がある

光コラボ事業者を変える目的の多くは、ネット回線の速度を速くしたいというものでしょう。同じ光回線を使っていても、光コラボ事業者によっては接続方式がIPv6(IPoE)接続のケースがあり、その場合、速度と安定性が改善することが期待できます。

IPv6、IPoEについての詳しい説明はこちら

月額費用が安くなる可能性がある

月額費用を今より安くしたいという方も多いはずです。料金体系も光コラボ事業者によって違うので、これも安くなる可能性があります。現在、スマートフォンを使用している場合は、スマートフォンとのセット割も用意されています。

乗り換え先のキャンペーンなどを受けられる可能性がある

光コラボ事業者の中にはキャッシュバックなどの乗り換えキャンペーンを実施しているところも多くあります。乗り換え先を検討する際はキャンペーンについてもチェックしておきましょう。

光コラボの事業者変更の注意点

光コラボの事業者変更をするときは、注意しなければならない点もいくつかあります。しっかりと把握しておきましょう。

わずかながら事務手数料がかかる

光コラボの事業者変更には通常、契約事務手数料が3,000円程度かかります。ただ、キャッシュバックキャンペーンの利用や、乗り換え後の月額料金が安くなることを考えると、相殺できるケースが多いでしょう。

解約金が発生するケースもある

現在、契約している光コラボ事業者との契約内容によっては、解約時に解約金が発生することがあります。契約内容を確認するか、光コラボ事業者に連絡して解約金について確認しておきましょう。

解約金が発生する場合も、更新月が設定されていてその月に解約すれば解約金が発生しないというケースが大半なので、乗り換えのスケジュールをそれに合わせるようにするとよいでしょう。また、解約金が発生したとしても、乗り換え先のキャッシュバックキャンペーンを利用すれば相殺できる可能性が高いと言えます。

メールアドレスが変更になる可能性がある

光コラボ事業者がプロバイダーで、その会社が提供しているメールアドレスを利用していた場合は、そのアドレスは基本的に使えなくなります。ただ、プロバイダーによっては月々少額の利用料でメールアドレスのみ使えるサービスを提供していることもあります。Gmailなど、プロバイダーとは関係のないフリーメールサービスを使っている場合はもちろん、そのまま使えます。

光コラボの事業者変更の手順

事業者変更の手順について改めて説明します。必要な手続きは次の2つです。なお、変更手続きや変更にかかる期間は光コラボ事業者により異なることを覚えておきましょう。

利用中の事業者から事業者変更承諾番号を取得

まず、現在利用中の光コラボ事業者に連絡し、「事業者変更承諾番号」の発行手続きをします。手続き方法は事業者によって異なりますが、基本的に電話で連絡をして申し込めば番号を取得できます。

この事業者変更承諾番号の有効期限は15日間です。有効期間内に次の光コラボ事業者に申し込みを行わないと番号は無効となります。無効となった場合は再度、事業者変更承諾番号を取得しなくてはなりません。

乗り換えたい光コラボ事業者に連絡して申し込み

次に、乗り換え先となる光コラボ事業者に連絡をして契約を申し込みます。電話で申し込む場合はオペレーターに事業者変更番号を伝えて手続きを進めていきます。サイトから申し込む場合は事業者変更承諾番号を入力します。

なお現在、契約中の光コラボでひかり電話を使っていて、乗り換え後も引き続き使いたい場合は、ひかり電話の電話番号を引き継ぎたい旨を伝えてください。

以上の乗り換え手続きが終わると、数日後に新しい光コラボ事業者から契約書類が郵送されてくるはずです。その内容を確認して、PCやスマートフォンの接続設定などを行いましょう。光コラボの切り替え手続きは自動的に行われます。また、解約した光コラボ事業者からルーターなどをレンタルしていた場合は返却作業が必要です。

光コラボの乗り換え先の選び方

光コラボの乗り換え手続きが簡単になったことは朗報と言えますが、問題は500社以上ある中からどの光コラボ事業者を乗り換え先に選ぶかです。乗り換え先を選ぶときに考えられる条件としては、利用料金が安いこと、速度が速くて安定していること、乗り換えて使えるようになるまでの期間が短いこと、電話サポートなどがあること……などが挙げられるでしょう。またここでは、そのほかのポイントを3つご紹介します。

IPv6に対応しているか

今、光コラボ事業者を乗り換えるなら、IPv6(IPoE)に対応しているかどうかが重要なポイントになります。フレッツ光回線や光コラボは利用者が多いため、回線が混みやすく速度が遅い……という話を聞いたことがあるかもしれません。

しかし、IPv6(IPoE)は新しい接続方式で、混雑している従来の接続経路を使用せずに別の接続口から通信するため、安定した高速通信を実現できるとされています。今よりも快適にインターネットを使いたいという場合は、IPv6(IPoE)対応の光コラボ事業者を探してみましょう。

IPv6、IPoEについての詳しい説明はこちら

スマートフォンの割引サービスはあるか

スマートフォンとのセット割引サービスも用意されています。ドコモやauのスマートフォンとのセット割が多く、ほかに格安SIMとのセット割、さらにはガス会社などとのセット割などを実施している事業者もあります。目星をつけた事業者のサイトを見るなどして、どんな割引サービスがあるのかを確認しておきましょう。


光コラボから光コラボへの乗り換えが簡単になったことで、インターネット利用者にとっては選択肢が大きく広がりました。速度や料金、サービスなどを比較して、自分にとって最適な光コラボ事業者を探してみてはいかがでしょうか?

おすすめの光コラボはDTI光

光コラボの乗り換えを考えている方に朗報です。

DTIでは、auセット割などの割引が利用でき、しかも最低利用期間の縛りや解約時の違約金が無い※安心・おトクな光コラボ「DTI 光」をご提供しています。DTI 光の主なメリットは次の4点です。
※開通月は解約手続きができません。開通月翌月での解約をご希望の場合、当月の利用料金が発生いたします。

auユーザー、DTI SIMユーザーだけの割引あり

DTI 光なら、ほかサービスとのセットで各種割引が受けられます。DTI光とauのスマートフォンなどを同時利用する場合は毎月最大で1,320円(税込)の割引(auセット割)、DTI光と格安SIMカードサービス「DTI SIM」をまとめて契約して同時利用する場合は毎月165円(税込)割引(SIMセット割)となります。

もちろんIPv6(IPoE)接続サービス対応

DTI光ではIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6接続方式による「IPv6(IPoE)接続サービス」を利用可能です。従来の接続方式の光回線を使っていて、速度が遅い、繋がりにくい時間帯があると感じている方でも、DTI光に切り替えることで安定性と速度が向上することが期待できます。
※IPv6(IPoE)接続方式のご利用には、別途「IPv6(IPoE)接続サービス」へのお申し込み(月額料金無料)、IPoE接続対応機器(ホームゲートウェイ、ブロードバンドルーター)のご用意が必要となります。

最低利用期間なし&違約金なし

また、DTI光には「2年以上利用すること」などといった契約期間の制限はありません。そのため、いわゆる「2年縛り」と呼ばれるような、特定の期間中に契約解除しないと違約金がかかるといったこともありませんし、自動更新されることもありません。いつでも違約金なしで解約できます。
※開通月は解約手続きができません。開通月翌月での解約をご希望の場合、当月の利用料金が発生いたします。

DTI会員様限定特典あり

さらに、DTI会員限定の国内のホテル・旅館の宿泊代、レジャー施設、飲食店、映画チケットなどが割引になるサービスも受けられます。

DTI 光

※ DTI光の各種特典内容は予告なく終了または内容を変更させていただく場合がございます

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