PCやゲーム機を使ったオンラインゲームを楽しむには、インターネットの回線速度は速いほど望ましいはずです。そこでおすすめしたいのがIPv6、そしてIPv6と関係の深い「IPv6 IPoE」という通信方式の利用です。しかし、IPv6では一部のオンラインゲームがプレイできなくなるというのもよく聞く話です。IPv6 IPoEはオンラインゲームを快適にするのにどの程度有効なのか、なぜ一部のオンラインゲームができないのか、解決法はあるのかといった気になることについて解説します。
IPv6はIPv4に代わる新しいバージョンのIPです。1990年代後半から広く普及してきたIPv4に代わり、今後主流になっていく次世代のプロトコルと言われています。
IP(インターネットプロトコル)とは、インターネットに接続されたコンピュータ同士がデータをやりとりするためにデータ通信の方法を定めた規約のことです。よく耳にする「IPアドレス」はインターネットに接続されたコンピュータを識別するための固有の番号で、IPを使って通信を行うために必要な「住所」のことだと考えればわかりやすいでしょう。
IPv6ではIPアドレスを128ビットのデータとして表現します。そのためアドレス総数は3.4×10の38乗個、つまり約340澗(かん)個となります。これは事実上無限と言える数です。IPv6によって、IPv4だけでは枯渇することが明白だったIPアドレスの数が確保できることになり、今後主流のIPとなることが確実視されています。
現在、IPv6を利用する方法はいくつかありますが、どんな方法であれ必ずIPv6に対応した機器が必要です。ブロードバンドルーターやホームゲートウェイ(HGW)が該当します。ブロードバンドルーターは、プロバイダーのレンタルプランを利用したり、街の電気量販店で5,000円から15,000円で買うことができます。
IPv6 IPoEという接続方式を利用すると、PCなどでプレイするオンラインゲームの回線が速くなる可能性があります。それはなぜなのでしょうか。
まず、IPoEは光ファイバー回線を通じてNTT東西のNGN(次世代通信)網など事業者側のネットワークへ直接接続してIP通信を行う通信方式です。企業内のLANなどと同じ仕組みで、イーサネットを使ってIPパケットを直接、伝送します。
また、IPoEでは、PPPoEとは異なる次世代ネットワークと通信設備を経由してインターネットに接続します。そのため混雑しがちなPPPoEネットワークを避けられ、安定した速度を確保できます。いわば渋滞しがちな道路ではない、高速道路のような別の道路を使って通信ができるようなものです。それにより速度の改善が期待できます。
なお、IPoEはIPv6でしか使用できません。IPv4通信が前提のサービスもまだまだ多い現状からすると、IPv6だけしか使えないとなると不便になりますよね。そのため、「IPv6 IPoE」で、IPv4通信も実現したいところですね。このIPv4/IPv6の共存のために、トンネル技術、変換技術、組み合わせによる運用によりIPv4通信も実現が可能となり、安定した高速通信をIPv6でもIPv4でも利用できるようになります。このIPv4/IPv6共存可能なサービスにはv6プラスやOCNバーチャルコネクトと呼ばれるものがあります。
これらを利用するには、ご利用のプロバイダーがv6プラスやOCNバーチャルコネクトに対応している必要があります。
本当です。まず、オンラインゲームの配信サーバーやマッチングサーバーがIPv6に対応していれば問題なくゲームはできます。ですが、一部のオンラインゲームではIPv6に対応しておらず、IPv4のみに対応している場合があります。IPv4/IPv6共存可能な、v6プラスやOCNバーチャルコネクトに対応したプロバイダーであれば、IPv4通信が可能になりますのでオンラインゲームはできることになります。ただし、中には特定のIPアドレスと特定のポートを使うものがあると、IPv6ではゲームができないことがあります。たとえばv6プラスという変換技術では、1つのグローバルIPv4アドレスを複数ユーザーで共有する形となり、ユーザーごとに使えるポートが制限されています。このことがネックとなり、ゲームによっては正常にゲームができないという現象が報告されています。
なお、PCゲームだけではなく、オンラインでプレイするゲーム機でも問題が起きることがあります。
Nintendo Switchは公式にIPv6に対応していませんが、ほとんどのゲームが問題なく遊べるようです。PlayStation4ではIPv6はサポート対象外です。Xbox OneはIPv6に完全対応しています。
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