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光回線はなぜ速いの?今さら聞けない光回線の仕組み

光回線はなぜ速いの?今さら聞けない光回線の仕組み

今や自宅でも当たり前のように利用されている光回線。でも、光回線ってどんなものなのかと聞かれたら、正確に答えられる人はそう多くないかもしれません。今回はインターネット回線の歴史と光回線の仕組みについて解説します。

インターネット回線の歴史

まずはインターネット回線の歴史をご説明します。日本で商用のインターネットサービスが開始されたのは1993年のことです。日本初のプロバイダは「AT&T Jens」で、インターネットという言葉が広く知られ、一般に広まっていったのはその2年後の1995年のMicrosoft Windows95リリース以降のことです。

当時のインターネット回線は通常の電話回線でした。パソコンにモデムをつなぎ、そのモデムを電話のモジュラージャックにつないで、ダイヤルアップ接続という方法でインターネットを利用していたのです。

そのため、インターネットを使うと電話料金が加算されることとなり、この状況を打破するためにNTTは「テレホーダイ」というサービスを始めます。これは23時から翌8時までの時間帯のみ定額でインターネットが使えるというもので、サービス開始はやはり1995年でした。

そしてその翌年の1996年、ようやくアナログ電話回線よりも速いISDNが誕生することになります。Yahoo! JAPANがサービスを開始したのが同じ1996年、初代iMacがリリースされたのは1998年です。

ただ、このISDNも含めて、当時のネットワーク回線は今ではナローバンド(低速回線)と呼ばれています。これはブロードバンドという言葉に対応する言葉で、ブロードバンドはADSL以降の高速回線のことを指します。NTTの「フレッツADSL」や「Yahoo!BB」が登場し、ブロードバンド元年となったのは2001年のことでした。この年、Windows XPもリリースされています。

その後、2003年に光回線が登場します。光回線の登場により、オフィスや一般家庭のインターネット環境が急速に整備されていきました。光回線は現在でも、最も速いインターネット回線として普及を続けています。

光回線はなぜ速いのか

光回線はなぜ高速なのでしょうか。それを知るには光ファイバーと、光ファイバーを通してインターネットに接続する仕組みを理解する必要があります。

・そもそも光ファイバーって何?

光回線は光ファイバーケーブルを使用して通信する回線です。光ファイバーは石英ガラスやメタクリル樹脂で作られた細い繊維でできていて、電気信号を光に変えて情報を伝達します。光ファイバーは電磁波の影響を受けないため、大容量のデータを長距離に渡って伝送できるのが特徴です。医学用の内視鏡にも利用されています。

・インターネットに接続する仕組み

ISDNもADSLも電話回線です。光回線はこれらとはまったく別の回線で、NTTを始めとする複数の光回線サービス業者が、電柱や地下配線を利用して光ファイバーケーブルを通し、家庭やオフィスまでケーブルを引くことで利用できるようになっています。

光回線を自宅などに引き込んだときの終端には回線終端装置(ONU)が置かれます。この装置は主に光信号と電気信号の変換を行います。もう一方の事業者側の終端にも似た装置があり、やはり電気信号と光信号の変換を行っています。

つまりインターネットとの接続は、いったん電気信号を光信号に変換し、光増幅器で光信号が弱くならないようにしながら光ファイバーケーブルを通し、最後にまた光信号を電気信号に再変換して、事業者と自宅などを行き来することで成り立っているわけです。

普段利用している光回線は、実は上記のような仕組みで通信が行われています。ケーブルの中を無数の光が走っている様を想像するとなかなか感慨深いものがあるのではないでしょうか。

2016年6月更新

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