DTI dream.jp安心のインターネットプロバイダー
DTI Tips Station

これから始める2.5次元舞台!初心者でも楽しめるオススメ作品40選

更新日 : 2026年02月04日

初心者にオススメの2.5次元舞台_サムネ

<プロモーション>

漫画・アニメ・ゲームの魅力をそのままに、生身の人間が演じるライブならではの臨場感が魅力的な唯一無二のエンタメ、それが「2.5次元舞台」。

 

昨今では2.5次元舞台の知名度も上がり、ほとんどの人気作品は舞台化するという熱の入れようです。

 

数多くある2.5次元舞台、「どれから観ればいいのか迷ってしまう」という人もいるのではないでしょうか。

 

せっかく安くはないお金を払って観に行くのなら、初めての舞台でガッカリはしたくない…。

 

そこでこの記事では、初めての人でも入りやすく、作品の世界観や舞台表現の面白さをしっかり味わえる“最初の一歩にぴったり”な作品をタイプ別に紹介していきます。

 

\14日間無料!550ポイントもらえる

【初心者にオススメ】演出がすごい「視覚的に楽しい」3作品

原作を知っていても知らなくても、見ていて楽しい初心者にオススメ作品を3つ紹介。

 

舞台『刀剣乱舞』(刀ステ)

舞台「刀剣乱舞」

 

▼あらすじ

西暦2205年。歴史の改変を目論む「歴史修正主義者(れきししゅうせいしゅぎしゃ)」によって過去への攻撃が始まった。

 

時の政府は「審神者(さにわ)」なるものたちに歴史の守護を命じる。

 

その審神者の物の心を励起(れいき)する力によって生み出された「刀剣男士(とうけんだんし)」たちは、さだめられた歴史を守る戦いへと身を投じるのだった。

 

引用:https://stage-toukenranbu.jp/

 

▼おすすめポイント

迫力ある殺陣の完成度、舞台装置を最大限活用した演出が圧巻なのはもちろん、ゲームでは語られない刀たちのストーリーも魅力的です。

 

『刀剣乱舞』には「刀ミュ(ミュージカル刀剣乱舞)」と「刀ステ(舞台刀剣乱舞)」の二種類がありますが、ここで紹介する「刀ステ」では、刀剣のかつての持ち主との関係性の掘り下げや、出自に関する葛藤、そして三日月宗近を中心に描かれる謎が多い濃密なストーリーが描かれています。

 

「刀ステ」は、キャラゲーの枠を超えた悩み迷いぶつかり合う人間味のある刀たちの重厚なストーリーも魅力的な作品なので、殺陣や鮮やかな舞台演出だけじゃなく、ストーリーも含めて楽しみたいという人にオススメです。

 

 

舞台『鬼滅の刃』

舞台「鬼滅の刃」

 

▼あらすじ

時は大正、日本。

 

炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の襧豆子は鬼に変貌してしまった。

 

絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道を進む決意をする。人と鬼とが織りなす哀しき兄妹の物語が、今、始まる――! 

 

引用:https://kimetsu.com/stage/

 

▼おすすめポイント

『鬼滅の刃』の面白さの一つに「キャラクターの戦闘描写」が大きく関わっていると思います。

 

舞台では音響、照明、プロジェクションマッピング、役者の連携によって「技」の再現がされており、これが本当に素晴らしく、初めて2.5次元舞台に触れる人に「過去の演劇のイメージ」を一発で変えてくれる作品だと思います。

 

ついでに、『鬼滅の刃』のセリフ回し(力強い言葉選び&表現の数々)がそもそも舞台演技と相性が良く、役者さんたちの演技をアニメを観ているのと同じような感覚で聞いていられるというのも、初心者にオススメできるポイントです。

 

あと嘴平伊之助の役者さんの仕上がり具合もスゴイ。

 

舞台『文豪ストレイドッグス』

舞台「文豪ストレイドッグス」

 

▼あらすじ

孤児院を追い出され、

餓死寸前の青年・中島敦が出会った

風変わりな男たち―。

 

白昼堂々、入水自殺にいそしむ 自殺嗜好の男・太宰治。

神経質そうに手帳を繰る、 眼鏡の男・国木田独歩。

 

彼らは、軍や警察も踏み込めない 荒事を解決すると噂される

「武装探偵社」の社員であった。

 

何の因果か、 巷を騒がせる

「人喰い虎」退治への同行を 求められる敦だが・・・・・・。

 

架空の都市 ヨコハマ。

登場するは、文豪の名を懐く者たち。

 

その名になぞらえた

異形の力が火花を散らす。

奇怪千万の文豪異能力バトル、ここに開幕!

 

引用:https://bungo-stray-dogs.jp/tv/

 

▼おすすめポイント

原作の見どころである異能力バトルを、舞台装置や照明、映像、ダンサー、アンサンブル、役者の演技などすべてを上手く嚙み合わせ、見事に再現している作品です。

 

2.5次元では最新技術を使った原作再現に注目されがちですが、舞台『文豪ストレイドッグス』は、キャラの背後にいる名前のない人たち(ダンサーやアンサンブル)による独特な演出も見どころです。

 

よくお遊戯会でネタにされがちな「木の役」みたいな人たちが、この作品では「キャラクターの心理描写」や「場面の変化」を演出するのに大きく貢献しているんです。

 

ダンサーやアンサンブルの人たちの、体全体を使った見事な立体表現は文字ですべて伝えるのは難しいので、ぜひ自身の目で確認してみてください。

 

 

この記事における『2.5次元舞台の定義』|2.5次元舞台とは?

2.5次元舞台とは、一般的に「アニメ・漫画などを原作とした舞台」という認識があると思います。

 

しかし、『劇団四季』『宝塚』などが演じるアニメ・漫画原作の舞台や、歌舞伎の『もののけ姫』なども上記の定義に当てはまりますが、これを「2.5次元舞台」と呼ぶ人は見かけません。

 

この違いは「マーケティングの違い」だと考えています。

 

マーケティングにおけるターゲットの違いによる分類

『劇団四季』や『宝塚』なんかは、その劇団にファンを付けるブランド戦略。

 

対して2.5次元舞台の場合は、「原作ファン」を取り込み、ついでに「2.5次元俳優」にファンを付けようというアイドル路線の戦略をとっています。

 

アニメでも出演声優を判断基準にしている人がいるように、2.5次元舞台もそれと似た構図になるようマーケティングが組まれています。(アニメと2.5次元舞台はファン層が被るので)

 

そのため、この記事では主に「2.5次元俳優ファン」「原作ファン」をターゲットにマーケティングしている作品を「2.5次元舞台」と定義します。

 

『劇団四季』や『宝塚』『歌舞伎』が行う漫画・アニメ原作の舞台はこの記事で紹介しません。

 

同作品の「ミュージカル」「ステージ/舞台」の違い

一部の作品では、同じ作品を原作にしていても、タイトルに「ミュージカル『〇〇』」「舞台『〇〇』」と区別されています。

 

ミュージカルはその名前の通り、ミュージカル調の作品で劇中にキャストたちが歌ったり踊ったりするものを指します。

 

「舞台『〇〇』/『〇〇』ステージ」などの名前が付くものは、ストレートプレイ(普通のお芝居)が中心のものが多く、あまり歌いません。

 

◆2.5次元は基本的に「ミュージカル調」がほとんど

とはいっても、2.5次元において「ミュージカル」「ステージ/舞台」の区別はあいまいで、「舞台」と付いていても基本的には劇中で歌います。

 

ストレートプレイだけの公演がほとんどないのは、先述した通り、2.5次元舞台の基本戦略が「役者推し」の売り出し方で、役者をアイドル路線で売り込んでいるからなのだと思います。

 

もし「ミュージカルは苦手」と思うのなら、2.5次元舞台の入口に原作が音楽を題材としている『パリピ公明』『ヒプノシスマイク』や、アイドルを題材とした『あんさんぶるスターズ!』など、劇中で歌っても違和感のない作品を選んで観るのもオススメです。

 

 

「殺陣/演出が楽しい」オススメ6作品

 

タイトル

ジャンル

舞台『警視庁抜刀課』

ファンタジー/アクション/警察ドラマ

MESSIAH PROJECT:メサイア・プロジェクト

女性向け/ハードボイルド/スパイアクション

舞台『PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』

SF/アクション/警察ドラマ/群像劇/クライムサスペンス

舞台『桃源暗鬼』

少年漫画/桃太郎漫画/ファンタジー

舞台『鬼滅の刃』

少年漫画/ダークファンタジー

舞台『刀剣乱舞』

育成シミュレーション

 

 

舞台『警視庁抜刀課』

舞台「警視庁抜刀課」

 

▼あらすじ

切通弥と架光隼人の2人は「警視庁銃刀特別対策課」…通称「抜刀課」に所属している。

 

「抜刀課」とは、妖しい力を宿した「刀剣」を取り締まる警察官たちが集う部署。

 

ひとクセもふたクセもあるスペシャリストたちが「妖刀」に魅入られた人々を救う物語。

 


引用:http://battoka-stage.jp/

 

▼おすすめポイント

仮面ライダー俳優、中村優一(仮面ライダー電王)と井上正大(仮面ライダーディケイド)の二人が演じる本格アクションそして、真面目クールキャラ&社交的キャラという、凸凹バディモノというのも、この作品の魅力の一つです。

 

ストーリーは「みんなこういうの好きでしょ」と言わんばかりの王道なので、目新しさというのはありませんが、だからこそシンプルにアクションシーンを楽しめる作品かと思います。

 

憑き物を取り締まるオカルト部署が存在する警察庁。

スーツを着た男どもが刀を振り回し、オカルト相手に立ち回る。

 

そういった物語が”癖”に刺さる人にはとってもオススメです。

 

MESSIAH PROJECT:メサイア・プロジェクト

舞台「メサイア」

 

▼あらすじ

散れ、サクラのごとく。--それがこの国のスパイの流儀。

「戸籍も失い、過去も失った俺の唯一の光。それはお前なんだよ、珀」。

 

世界から軍隊が消えた時代。

しかし戦争は諜報戦への姿を変えていた。

 

家族を惨殺され一人生き残った海棠鋭利、兄と生き別れた御津見珀は、戸籍を剥奪されたスパイ集団、警備局特別公安五係、通称「サクラ」にスカウトされる。

 

桜のように潔く散る、それが彼等の流儀。舞台・映画化の人気シリーズ原作。

 

引用:https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000212267

 

 

▼おすすめポイント

『MESSIAH PROJECT:メサイア・プロジェクト』は小説『メサイア 警備局特別公安五係』を原作とした映画・舞台・漫画などのメディアミックスの総称です。

 

ジャンルとしては女性向けハードボイルド・スパイ・アクションみんな大好き「スパイ組織のバディもの」です。

 

諜報の世界で生きる男たちのシリアスでハードボイルドな世界観と、そこで描かれる絆や信頼、裏切り、宿命といった複雑な人間関係が見どころ。

 

味方のいない土地で人知れず戦う彼らを唯一助けられるのは、”メサイア”と呼ばれる相棒ただ一人…。しかし、助ける助けないは”メサイア”次第。という極限状態で繰り広げられるスパイたちの哀しみの物語。

 

かっこいいアクションと、男たちの重たい友情物語を観たい人にオススメです。

 

舞台『PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』

舞台「PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice」

 

▼あらすじ

公安局刑事課三係に所属する監視官の九泉晴人(くせんはると)は、公安局局長・禾生(かせい)からの命で連続殺人事件を捜査することになる。

 

遺体は18ものパーツに細かく切断、その一つ一つにナンバリングがされていた。そして、繁華街の路地裏、四箇所に派手に飾り付けるという、いずれも同じ手口で犯行が繰り返されていた。

 

「どうしてバラバラにしたのか、どうして四箇所に死体をばらまいたのか、ナンバーをつけた理由は何か。」

 

九泉は同じ三係に所属する監視官・嘉納火炉(かのうひろ)や執行官たちと、捜査を進める。

 

被害者の身元を調べていくうち、「中国語の部屋」と名付けられた、とある装置が事件に関わりがあることに辿り着く。その矢先、街中にバラバラ死体がばら撒かれるという、市民の色相悪化を狙ったサイコハザードが発生。

 

「ヒューマニスト」と名乗る武力闘争組織がテロの犯行声明を上げ、シビュラシステムには重大な欠陥があると批判、さらに大きな事件を予告する。

そして、捜査を進める中、公安局内部に裏切り者の存在が浮かび上がる。

 

事件の鍵を握る「中国語の部屋」とは、ヒューマニストの狙いとは、そして、“裏切り者”は誰なのか―。

 

引用:https://psycho-pass-stage.com/1st/

 

▼おすすめポイント

原作の世界観をきちんと踏襲した舞台オリジナルの濃密なストーリーと、映像・照明を駆使した独自の演出が魅力的な作品。

 

原作さながらの進化しすぎて逆にドン詰まりな情報化社会といったSF感を、プロジェクションマッピングで上手く再現しており、舞台は固定セットが大半で派手さはないものの、見ごたえのある演出です。

 

もちろん、執行官のハードボイルドな渋いアクションも、かっこよくて見ごたえがあります。

 

アニメを知っている人なら説明は不要かもしれませんが、ポストヒューマンSFでは定番の「現行システムに疑問を持ち、自分の幸福とは何かを考える」というディストピアvs.人類という構図は、安定して面白いのでオススメです。

 

舞台『桃源暗鬼』

舞台「桃源暗鬼」

 

▼あらすじ

突然の“桃太郎”の襲撃で、

自分が“鬼”だと知る主人公・一ノ瀬四季。

 

自らの血に棲む“鬼”と出逢った

主人公の宿命とは———。

 

京都での戦いから数週間後、羅刹学園一行は鬼機関見学のため東京を訪れていた。

四季はそこで警官を名乗る神門と出逢い仲良くなるが、神門は実は桃太郎で、2人はお互いの正体を知らぬまま親睦を深めていく———。

 

一方、皇后崎 迅は、車に轢かれそうになった子供を助けるため血蝕解放を使ったことで、桃巌深夜に見つかり拉致されてしまう。

 

四季たちは偵察部隊の協力を得ながら皇后崎の救出に成功するが、事件は深夜の卑劣な策略により民間を巻き込んだ騒動へと発展。桃太郎の糸口を見つけるため奔走する四季の前に、一連の騒動の犯人が四季ではないかと疑念を抱いた神門が現れ…。

 

新たな桃太郎・桃華月詠と桃角桜介も加わり、

東京・練馬を舞台に鬼と桃太郎が今、激突!!

 

引用:https://www.stage-tougen-anki.com/

 

▼おすすめポイント

複数の戦闘が同時進行する演出は、緊張感とスピード感があり、舞台ならではの臨場感が味わえます。

 

また、ストーリーのテンポも良く、古き良き少年チャンピオン作品の魅力を詰め込んだような作品です。

 

非現実的な能力が多用されるアクションシーンは様々な技法で再現されており、それと合わせる演者の殺陣も洗練されていて、とても迫力があり見ごたえがある仕上がりとなっています。

 

ついでに、無陀野教官がローラースケートで華麗に立ち回るのも舞台映えしていて、見ていて楽しい演出です。

 

演者が客席通路を通るサプライズ演出もあるので、もし現地へ行ける機会があればナマで観るのをオススメしたい作品です。

 

舞台『鬼滅の刃』

舞台「鬼滅の刃」

 

 

▼あらすじ

時は大正、日本。

 

炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の襧豆子は鬼に変貌してしまった。

 

絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道を進む決意をする。人と鬼とが織りなす哀しき兄妹の物語が、今、始まる――! 

 

引用:https://kimetsu.com/stage/

 

▼おすすめポイント

殺陣や映像演出の迫力も魅力的な『鬼滅の刃』ですが、 実はそこに付随する“リズムが鮮やかな音楽”も作品の魅力の一つです。

 

演者さんたちの歌唱力が高いこともさることながら、楽曲のセンスの良さも、この作品を引き立たせています。

 

戦闘の緊迫感・心の痛み・追憶・仲間との絆、といった感情の動きを、音の強弱やテンポで巧みに表現した楽曲が加わることで、より胸に刺さる物語に仕上がっています。

 

舞台でキャラクターが歌を歌うことを苦手とする人もいるかと思いますが、この作品は「歌っているからこそ良い」といえる作品です。

 

作中のキャラクターの感情が言葉ではなく歌として届くことで、アニメや原作とは違う深さを生み出している、まさにミュージカルとして正しい形の作品かと思います。

 

 

「人間ドラマ」を見るオススメ6作品

 

タイトル

ジャンル

デスノート THE MUSICAL

少年漫画/サスペンス

舞台『ブルーロック』

スポーツ/デスゲーム/群像劇

『BANANA FISH』The Stage

少女漫画/クライムサスペンス/アクション/ハードロマン

特殊ミステリー歌劇『心霊探偵八雲』-呪いの解法-

ミステリー

銀河劇場プロデュース『ブルーピリオド』The Stage

美術

舞台『ジョーカー・ゲーム』

スパイアクション/ミステリー

 

 

デスノート THE MUSICAL

デスノート THE MUSICAL

 

▼あらすじ

「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という力を持つ、死神が落とした恐るべき“デスノート”。天才的な頭脳を持ち、退屈を持て余していた高校生・夜神月(ヤガミ・ライト)がそれを拾った時から、すべては始まった。

 

デスノートを使って、世の中に溢れる犯罪者たちに次々と死の制裁を下していく月は、いつしか“キラ”と呼ばれるようになる。果たして月=キラは、世界を救う救世主なのか。それとも独裁的な殺人者なのか。

 

キラを崇拝する者、その行為を否定する者。世界は大きく揺れ動いていく・・・。


引用:https://www.ntv.co.jp/deathnote/

▼おすすめポイント


原作の手に汗握る頭脳戦と人間の深層心理を、”中毒性の高い”音楽と緻密な演出で“舞台芸術”へ昇華した完成度の高い作品です。

 

原作の全12巻のシナリオを約2時間に濃縮している緊密な構成ながらも、歌唱のクオリティと耳に残るキャッチーなメロディによって、ダイジェストみを感じさせることなく原作の良さを舞台上で最大限引き出してくれていると思える作品となっています。

 

「正義」を巡る月とLの対決を描く楽曲や、死神の視点から描かれる楽曲など、一度聴いたら耳に残るような中毒性の高い曲が多く、観劇後に面白い小説を読み終わったときのような余韻を感じることができます。

 

韓国でチケットが完売したり、ロンドンでもコンサート版が全公演完売するなど、世界的に高い評価を獲得している作品なので、機会があればぜひ足を運んでみてください。

 

舞台『ブルーロック』

舞台『ブルーロック』

 

▼あらすじ

全国高校サッカー選手権の県大会決勝。高校2年生のFW潔 世一は、

ゴール前で味方にパスを出してしまったことによって全国大会への道を絶たれてしまう。

 

そんな彼のもとに届いたのは、日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるために設立された、FW育成寮 “青い監獄”の招待状だった。

 

コーチを務める男・絵心甚八は全国から集めたFWの高校生300人を前に、

日本に必要なのは「エゴイズムにあふれるストライカーだ」と断言し、今後のサッカー人生を懸けた生き残り戦を叩きつける。

 

世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。

 

 それぞれの夢を掴むため、潔たち300人は監獄への扉をくぐる。

 

潔がチームZとして一緒に戦うことになったのは、

センス抜群のドリブルを武器に自由奔放なサッカースタイルを好む蜂楽 廻、

スポーツマンマンシップと漢気にあふれた國神錬介、

過去のトラウマを抱えた千切豹馬など、個性的な面々。

 

さらに、チームZが対するのは、

桁外れのサッカーセンスを誇る天才・凪 誠士郎、

 

あらゆるプレーにも対応可能な器用さをもつ御影玲王など一筋縄ではいかない猛者たち。

 

299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、

日本サッカーに革命を起こすストライカーとは――?


引用:https://officeendless.com/sp/bluelock_stage/2023/

▼おすすめポイント

青春の爽やかさをドブに捨て、チームメイトも「世界一のストライカー」になるため蹴落とす、暴言は挨拶な人間関係が観れるサッカー作品です。

 

鉄棒などの道具を使ったアクロバティックな演出で、漫画的「疾走感」の描写が表現されていたり、原作のちょっとしたキャラの動きなど、小さなネタまで拾っていて、かなり作りこんでいる作品となっています。

 

サッカーという競技自体が体がぶつかる競技なので、舞台で表現される試合描写はもはや「殺陣」と言っていいくらい見ごたえのある演出です。

 

ストーリーは「忙しい人のためのブルーロック」といった内容ながら、要点や見どころはしっかりと抑えられているので「ダイジェスト感すごい…」という悪感情を抱くことなく観ることができました。

 

 

『BANANA FISH』The Stage

『BANANA FISH』The Stage

 

▼あらすじ

ニューヨーク・ダウンタウン。

17歳の少年、アッシュ・リンクスは、圧倒的な戦闘力とカリスマでこの街のストリートギャングたちをまとめ上げていた。

 

ある夜アッシュは、瀕死の男から何処かの住所と「バナナフィッシュ」という言葉を伝えられ、その意味を調べ始める。

 

秘密を握るコルシカ・マフィアのボス、ディノ・F・ゴルツィネは、アッシュの動きを阻もうと罠を張り巡らすのだった。

 

日本人大学生の奥村英二は、カメラマンである伊部俊一のアシスタントとしてニューヨークでストリートギャングの取材をする中でアッシュと出会う。

 

アッシュを敵対視するグループのボス、フレデリック・オーサーはゴルツィネと手を組み、嵌められたアッシュは殺人の罪を着せられ刑務所に収監されてしまう。

そこで同房となったジャーナリストのマックス・ロボもまた「バナナフィッシュ」の謎を追っていた。

 

やがて出所したアッシュは、親友のショーター・ウォンや、英二、マックス、伊部と共に男に教えられた住所へと向かう。ユーシスと名乗る美貌の青年の住む屋敷で真実を掴みかけた彼らだが、その先には残酷な運命が待ち受けていた。

 

一方、チャイニーズの少年、シン・スウ・リンはショーターの身を案じ、密かに行動を始める。

 

「バナナフィッシュ」を巡る企みを追及する中で、魂が惹かれ合うように絆を深めていくアッシュと英二。互いを唯一無二の存在として守ろうとする2人に、幾多の苦難が襲いかかる…。

 

引用:https://bananafish-thestage.com/part1/

 

▼おすすめポイント

何もかもが違う青年2人の、取り戻せない”友情”と”有情”のお話。

 

不朽の名作漫画『BANANA FISH』のハードな世界観を損なうことなく、アッシュと英二の心の交流を軸に描いた、非常に完成度の高い作品です。

 

注目したい点は、やっぱりアッシュと英二の心の動きや関係性が変化していくところ。舞台でもその点が良く表現されていました。

 

周囲の環境が「優しくある」ことを許さない中で、唯一心の柔らかいところを見せられる相手と出会うという尊さ。そして相手のためにがむしゃらに駆け抜ける尊さ。アッシュの心の形は、きっと英二の形だった…。

 

『BANANA FISH』は思い出すと、心がこう…グワーッとなって毎回上手にこの作品の良さを伝えきることができないのですが、ただ一つ言えるのは「二度と見たくない名作(一行で矛盾する誉め言葉)ということです。アニメでも漫画でも舞台でもいい、ぜひ観てください。

 

特殊ミステリー歌劇『心霊探偵八雲』

特殊ミステリー歌劇『心霊探偵八雲』-思考のバイアス-

 

▼あらすじ

霊視×数学=最強バディ!

 

大学生、斉藤八雲は根城にしている部室を守るための取引として

学生課職員に憑依している幽霊の調査を行うことになった。

 

その過程で八雲は“特殊能力”を天才数学者であり准教授の御子柴岳人に気づかれてしまう。

そこから幽霊の“存在証明”あるいは“非存在証明”のための2人の推理合戦が幕を開ける。

 

“心霊探偵”八雲の誕生秘話と、

“確率捜査官”御子柴との出会いが語られる、

 

心霊探偵八雲シリーズの前日譚が開幕!

 

-さあ、勝負をしようじゃないか。赤眼のナイト君。

 

引用:https://yakumo-stage.jp/2023/

 

▼おすすめポイント

虚無感や憧憬と嫉妬が入り混じる複雑な人間ドラマを、歌劇ならではの表現で描いた秀逸な作品

 

舞台ならではの叙述トリックやバイアスの使い方も秀逸で、一度観ると正解を知った状態で観直したくなる作品となっています。

 

自分が見ている景色の、どれがキャラにも見えていて見えていないのか。

 

”幽霊”というオカルトが入り混じることで生じるトリックに、ミステリーが苦手(推理しながら観れない…)な私は思わず感嘆してしまいます。

 

原作者の神永さんが「八雲シリーズの深いところにある心情の部分をしっかり突いている」とコメントするほど、原作へのリスペクトや読み込みがしっかりしている舞台なので、原作ファンも満足いくクオリティに仕上がっているかと思います。

 

銀河劇場プロデュース『ブルーピリオド』The Stage

銀河劇場プロデュース『ブルーピリオド』The Stage

 

▼あらすじ

成績優秀で世渡り上手な高校2年生・矢口八虎は、

悪友たちと遊びながら、毎日を過ごしていた。

 

誰もが思う“リア充”……

そんな八虎は、いつも、どこかで虚しかった。

 

ある日、美術室で出会った1枚の絵に、八虎は心を奪われる。

 

絵を通じてはじめて正直な気持ちを表現できた八虎は、

美術のおもしろさに目覚め、

衝動のままにスケッチブックへ向かっていく。

 

そして八虎は、ついに進路を固める。

 

実質倍率200倍、

入学試験まで、あと650日──!

 

引用:https://blue-period.jp/

▼おすすめポイント

原作の「美術への情熱」「表現への苦悩」を、演劇ならではの手法で描いた傑作

 

「絵を描く」という行為を、ダンスやアンサンブルによる動きと、照明やプロジェクションマッピングを駆使して動的に視覚化。

 

そんな、主人公が美術と向き合う際の焦燥感や高揚感がダイレクトに伝わる演出がとても秀逸で、美術の世界に引き込まれた主人公の追体験をしているような感覚になります。

 

芸術への憧れと同時にある、青春の痛みと悲嘆と熱狂…。『ブルーピリオド』のストーリーは、演劇になることで更に心に刺さるモノになっている気がします。

 

この感動は、芸術というテーマの作品を、”舞台”といういろんなものが合わさって完成する一種の芸術で表現しているからこそ、より強く感じるのでしょうか。

 

「絵を描く」情熱を、舞台という別の情熱で観客の心に刺してくる、そんな作品です。

 

くる、そんな作品です。舞台『ジョーカー・ゲーム』

舞台『ジョーカー・ゲーム』

 

▼あらすじ

世界大戦の火種がくすぶる昭和12年秋、

帝国陸軍の結城中佐によって、スパイ養成部門“D機関”が秘密裏に設立される。

 

機関員として選ばれたのは、超人的な選抜試験を平然とくぐり抜けた若者達。

 

彼らは魔術師のごとき知略を持つ結城中佐のもと、

スパイ活動に必要なありとあらゆる技術を身につけ、任地へと旅立っていく。

 

「死ぬな、殺すな」――

 

目立たぬことを旨とするスパイにとって、自決と殺人は最悪の選択肢であるとするD機関の思想は陸軍中枢部から猛反発を受けるが機関員達は世界中で暗躍し始める。

 

そんなD機関を査察するため、帝国陸軍より佐久間が潜入する・・・

 

引用:https://www.marv.jp/special/jg-stage-001/index.html

 

▼おすすめポイント

昭和12年、第二次世界大戦前の緊張感あふれる時代に、”知略”と”技術”を駆使して生き抜くスパイたちをスタイリッシュに表現した作品。

 

スパイ組織、背広とタバコ…現代人が感じる昭和ロマンをそのままブチ込んだ『ジョーカー・ゲーム』という作品は、この要素が好きな人にはダイレクトに刺さる作品だと思います。

 

そして、舞台でありがちな「キャラの区別がつかない」というマイナス要素を「群衆に紛れるスパイたち」というプラスの演出にしているのが、秀逸で素晴らしい。

 

このとき自分もその世界の住人になったような没入感を得られるので、この発想の転換に感嘆してしまいます。

 

『ジョーカー・ゲーム』は、そんな舞台ならではのスパイアクションが楽しめる他にはないヒューマンドラマだと思います。

 

 

「テンポよく笑える」オススメ4作品

 

タイトル

ジャンル

學蘭歌劇『帝一の國』

シュールギャグ

舞台『宇宙戦艦ティラミス』

SF/シュールギャグ

舞台 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 ~奥の細道、地獄のランウェイ編~

コメディ

超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ

ナンセンスギャグ

 

 

學蘭歌劇『帝一の國』

學蘭歌劇『帝一の國』

 

▼あらすじ

全国屈指の頭脳を持つエリート学生たちが通う、超名門・海帝高校。

 

政財界に強力なコネを持ち、海帝でトップ=生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されているという。

 

時は4月、新学期。大きな野心を持つ男が首席入学を果たす。

 

新1年生・赤場帝一(菅田将暉)。彼の夢は「総理大臣になって、自分の国を作る」こと。そのためには、海帝高校の生徒会長になることが絶対条件。

 

「2年後の生徒会長選挙で優位に立つためには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。戦いはもう始まっているのだ!」誰よりも早く、野望への第一歩を踏み出す帝一。

 

しかし彼を、想像を絶する罠と試練が、友情と裏切りが待ち受ける!


引用:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/teiichi/index.html

 

▼おすすめポイント

原作の持つ「政治への執念」や男たちの「野心」を、観客を巻き込むアドリブやシュールなギャグを盛り込んで描く、唯一無二の面白さがあるギャグ作品。

 

原作もとにかく面白いのですが、舞台版は”演劇”ならではの持ち味を活かした演出が効いていて、漫画とはまた違った笑いがあるのも、差別化ができていて良いです。

 

演劇ならではの”過剰”な演出で描く男たちの「野心」が、キャラたちは至極真面目にやっていることが、どうしてこうも笑いを誘うのか…。大真面目なくせに導き出す結果がトンチキだからでしょうか…。

 

ギャグ作品であることは確かなんですが、ただ笑わせに来ているだけのコント作品ではないんですよね。

しっかりと演劇としての面白さが下地にあってのギャグ、というのが個人的に好印象なギャグ作品です。

 

舞台『宇宙戦艦ティラミス』

舞台「宇宙戦艦ティラミス」

 

▼あらすじ

宇宙暦0156年、地球連邦と宇宙移民との抗争は激化していた。

 

戦局を打開する為、地球連邦は宇宙戦艦「ティラミス」を出航させる

ティラミスの若きエース、スバル・イチノセは、眉目秀麗、成績優秀な天才パイロット。

 

・・・・だが彼の真の姿は、ティラミス艦内の集団生活に馴染めず、

いつも専用機 汎用人型機動兵器デュランダルのコックピットにひきこもってばかりいる奴で・・・・・・。

 

孤独のコックピットギャグ、出撃!!

 

引用:https://tiramisu-stage.com/vol1/

 

▼おすすめポイント

SF作品あるあるを盛り込んだ、SFシュールギャグ。

お馬鹿さんたちが大真面目に真剣に考えて行動した結果、いつもいつも物語は…なんとかなっている。

 

先述の『帝一の國』は「(壮大な問題に)頭良い奴らが真面目に考えたバカ騒ぎ」といったシュールギャグですが、こちらは真逆の「(しょーもない問題に)お馬鹿が真剣に考えた真面目な話」というシュールギャグ。

 

どちらの笑いにも言えるのは、登場人物たちは”至って真剣に生きている”ということ。

 

舞台だからこそできるトリックを利用したギャグもあり、原作とはまた違った面白さがあるのも魅力的。

 

シリアスな世界観に反して、物語上で語られる問題事はとっても下らない。その下らない問題に真剣に取り組むちょっとお馬鹿なキャラ達が、とても面白い作品です。

 

舞台 増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 ~奥の細道、地獄のランウェイ編~

舞台「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 ~奥の細道、地獄のランウェイ編~」

 

▼あらすじ

昨日から ノリに乗ってる 骨盤

 

引用:漫画「ギャグマンガ日和」

 

▼おすすめポイント

どれみても、どこから観ても、おなじ味。ショートコント。

 

超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ

超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ

 

▼あらすじ

時は300X年…世界はマルハーゲ帝国皇帝、ツル・ツルリーナ4世により支配されていた。 ツル・ツルリーナ4世は自分の権力の象徴として、全国民をボーズにするべく全世界に配置した毛狩り隊による”毛狩り”を開始する。

 

そんな暗黒の時代に1人の戦士が立ち上がる。 その男の名はボボボーボ・ボーボボ(加藤 将)!!

 

鼻毛を自在に扱う≪鼻毛真拳≫の使い手であるボーボボは人類の髪の毛の自由と平和を守るため、打倒マルハーゲ帝国を掲げ、日々毛狩り隊との戦いを続けていた。

 

謎の美少女少女ビュティ(工藤晴香)と戦いの旅に出たボーボボは、ハジケ村親分である伝説のハジケリスト首領パッチ(稲荷卓央)と出会い、死闘を繰り広げる、いつしかボーボボと首領パッチには友情が芽生え、戦いの旅には首領パッチも加わる。

 

旅を続ける中で、≪オナラ真拳≫の使い手であるヘッポコ丸(樋口裕太)、一度は敵として対峙したところ天の助(兎)、首領パッチを「おやびん」と仰ぐ、≪カギ真拳≫の使い手・破天荒(大澤駿弥)が仲間となり、さらに、ボーボボと闘うために毛狩り隊に所属し、その闘いを経て仲間となる≪バビロン真拳≫の使い手・ソフトン(小松準弥)も加わり、一行は毛狩り隊の基地を次々と制圧し、過酷な激闘の渦に巻き込まれて行く…

 

果たしてボーボボは世界を救えるのか!?

全国民の毛の行く末はいかに!?

 

引用:https://bo-bobo-stage.jp/1st/

 

▼おすすめポイント

理解不能とは、この舞台の形をしていた…。

 

アニメはPTAのクレームによりスポンサーが消えても制作者の情熱だけで放送続行したという伝説をもつ、ファンの狂気が作品の狂気を超えてくる、稀有な作品です。

 

あらすじを読んだけどよくわからない?大丈夫です、本編はもっとよくわからないので。私もここで何を説明すればいいのか分かりません。

 

PTAが「子供に見せたくない」と評した原作の再現度は素晴らしい

 

基本、ボーボボは熱にうなされた時の悪夢をずっと観てるような作品なので…熱にうなされる感覚になりたい人にオススメです。

 

 

「人気タイトル」から選ぶオススメ10作品

 

タイトル

ジャンル

舞台『僕のヒーローアカデミア』

少年漫画/ファンタジー/バトル/アクション

舞台『HUNTER×HUNTER』

少年漫画/ ファンタジー/ バトル/アクション

舞台『炎炎の消防隊』

少年漫画/ダーク・ファンタジー/SF

ライブ・スペクタクル『NARUTO -ナルト-』

少年漫画/忍者/バトル

ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』

少年漫画/スポーツ

残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』

ゴア/青春/ガロ系

舞台『モノノ怪~化猫~』

ホラー/和風ファンタジー/ミステリー

舞台『魍魎の匣』

ミステリー/伝奇

演劇調異譚『xxxHOLiC』

青年漫画/オカルト/ファンタジー/伝奇

ミュージカル『黒執事』

ダークファンタジー/オカルト/ミステリー

 

 

舞台『僕のヒーローアカデミア』(ヒロステ)

舞台『僕のヒーローアカデミア』

 

▼あらすじ

総人口の約8割が何らかの超常能力”個性”を持って生まれる世界。

 

事故や災害、そして”個性”を悪用する犯罪者・敵ヴィランから

人々と社会を守る職業・ヒーローになることを多くの若者が夢見る中で、

 

個性が何もない”無個性”で生まれてしまった主人公・緑谷出久みどりやいずくが、

 

ヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し一人前のヒーローを目指して成長していく物語―

 

引用:https://heroaca-stage-2019.com/

▼おすすめポイント

技(個性)を、音楽・ダンス・映像・照明を融合することで「そこないのに”ある”」と見せる表現がとても秀逸な作品。

 

ジャンプの大人気コンテンツということもあり、舞台全体通しての完成度は言うまでもなく、演者さんたちそれぞれのキャラクターへの解釈や演じ方など、舞台を構成するすべての人の熱意と技術の高さを実感できる舞台となっています。

 

『ヒロアカ』という長編シナリオを約2時間のシナリオへ落とし込むために、ストーリーを濃縮していますが、この作品はそのシナリオ構成も駆け足ぎみになることなく、原作ファンが見ても気持ちい流れを作れているのも良いですね。

 

『HUNTER×HUNTER』THE STAGE

『HUNTER×HUNTER』THE STAGE

 

▼あらすじ

ゴンは幼い頃、偶然くじら島を訪れていたハンターの青年カイトから、

死んだと思っていた父・ジンが生きていること、

そして偉大なハンターであることを聞かされる。

 

やがて12歳となったゴンは、ジンと同じハンターになるため、ジンに会うため、

故郷を旅立ちハンター試験に挑む…!!

仲間となるキルア、クラピカ、レオリオ、そして他のハンター志望者たちと共に

迫りくる難関に立ち向かってゆくゴン。

 

果たしてゴンは無事、

ハンターになることができるのか…⁉

 

引用:https://hunter-stage.jp/2023/

 

 

▼おすすめポイント

2000年代初期のアニメを彷彿とさせる歌詞と曲調が、世代に直撃するノスタルジーな作品です。

 

ハンター試験編のヒソカの不気味さの再現が上手く「そうそう、この時期のヒソカはたしかホラーか何かのオマージュしてたんだよね(うろ覚え知識)」というのを思い出させてくれました。

 

ヒソカの歌もかなり印象的で頭に残るので、高校生時代友人が一生ヒソカの歌を真似していた理由が分かりました。これは頭に残って口ずさみたくなるスルメソング。

 

ヨークシン編の舞台はあの長いシナリオを上手く3時間にまとめており、カットされたシーンやダイジェストで見せられたシーンもあるものの、見ていて違和感を感じない良いまとめ方だなと感じました。

 

 

舞台『炎炎の消防隊』

舞台『炎炎の消防隊』

 

▼あらすじ

「週刊少年マガジン」(講談社)で好評連載中の大久保篤の人気漫画を豪華スタッフ・キャストが集結し遂に舞台化!

 

舞台は、太陽暦佰九拾⼋年、東京皇国。何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物“焰ビト”となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象”に人々は怯えて暮らしている。

 

“焰ビト”に対抗する特殊消防隊の新人隊員で、悪魔の足跡と噂される発火能力を持つ少年・シンラは、桜備大隊長の率いる第8特殊消防隊に配属され、“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焰ビト”との戦いの日々に身を投じる。

 

屈指の演技力と存在感をもつ豪華キャスト陣が「炎炎ノ消防隊」の世界観を創り上げ、舞台上を駆け巡る!

 

引用:https://fireforce-stage.com/fireforce-stage1/index.html

 

▼おすすめポイント

炎を操る特殊能力者の戦いを、アンサンブルによるアクロバティックな動きや殺陣、プロジェクションマッピングを駆使した炎の演出が、見ていて楽しい作品です。

 

ワイヤーアクションも見事なもので、吊られている感を感じることのない自然なアクションに引き込まれます。

 

華麗なアクションや映像技術を使った戦闘表現が最大の魅力ではありますが、シナリオも全体的に上手くまとまっており、中弛みすることなく「楽しかった」という気持ちで観終えることができました。

 

原作ファンの期待を裏切ることのないキャラクターの再現度と、最新技術を駆使した戦闘描写は、原作が好きな人なら観ても損はない作品ではないでしょうか。

 

ライブ・スペクタクル『NARUTO -ナルト-』

ライブ・スペクタクル『NARUTO -ナルト-』

 

▼あらすじ

ある夜更け、いたずら好きな忍者・ナルトが禁じ手の忍術が記された“封印の書”を持ち出す。

 

だが実は全て罠であり、ナルトは追い詰められた果てに、自身の出生の秘密を知らされてしまう。誕生してすぐに、体内に九尾の妖狐が封印されていたのだ…。愕然とするナルトだったが、忍者学校(アカデミー)の教師・イルカの言葉に救われ、再び立ち上がる―。

 

そして無事に忍者学校を卒業し、下忍として任務に就くことになったナルトと仲間たちだが、数々の試練が彼らを待ち受けていた。

 

それぞれが背負う宿命と、ナルトとその運命の友・サスケとの終末の谷までを描いた物語。 

 

ナルトたちは絆を深め、互いに助け合いながら、与えられた宿命を乗り越えることができるのか…!?

 

引用:https://2016.naruto-stage.jp/

 

▼おすすめポイント

「スペクタクル」の名前の通り、ヒーローショーを観ているかのような感覚になる”大味”な舞台。むしろそれが持ち味ともいえる「殺陣を観るエンタメ」に振りきれた作品です。

 

原作の魅力を最大限引き出した舞台ならではの演出は圧巻で、ビジュアル・演技・演出技術の三拍子が揃った“エンタメ”としての完成度が高い作品だと思います。

 

開幕から激しいアクションが連発され、「非現実的」なシーンをその身で表現する俳優陣の身体能力と演技力の高さに、2.5次元舞台からスターが育つのも納得してしまいます。

 

また、ビジュアルやキャラクターの再現度も文句なしのクオリティなので、原作ファンも忌避感なく観られるかと思います。

 

ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』

ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』

 

▼イントロダクション

実際のバレーボールの試合を観るように、烏野高校の試合を、観戦する。

まるで原作の試合会場に足を踏み入れたような、そんな新しい「ハイキュー!!」体験。

 

漫画で、アニメーションで、バレーボールの描写に拘り続けた「ハイキュー!!」が、

そんな”観戦”というキーワードを求めて新たに“演劇”に挑戦する!

 

「ハイキュー!!」の魅力である人間ドラマを熱い演劇で、

そして「ハイキュー!!」のもう一つの魅力であるバレーボール描写を、

最新映像テクノロジーを駆使して表現。

 

ハイテクとアナログが高次元で融合した漫画×演劇×映像のハイブリッドパフォーマンスで、

「ハイキュー!!」を観戦するという新たな”頂の景色”に挑む!

 

演出は最新映像ギミックを駆使した演出に定評があるウォーリー木下、

脚本は演劇界の若い旗手である中屋敷法仁と、いま旬なクリエイターが集結。

 

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」が、

この秋、劇場を熱くする――!!

 

引用:https://engeki-haikyu.com/2015/introduction.html

 

 

▼おすすめポイント

プロジェクションマッピングとダンス&アクロバットを高い完成度で融合させ、“観戦する演劇”という新しい体験を生み出した新感覚の作品です。

 

ロングラン公演を記録する人気作なので、もう完成度は言うまでもないでしょう。

 

プロジェクションマッピングにより、ボールの軌道やコートのラインを演出。演者のボールを打つ演技と映像がシンクロし、立体的に動くことで「作中の試合を観戦しているかのような演劇」を作り上げています。

 

私はスポーツ漫画の試合シーンは飛ばし読みしてしまう人間なのですが、この『ハイキュー!!』はシナリオ構成と映像・音楽・芝居のテンポが良く、中弛みすることなく最後まで楽しく見ることができました。

 

残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』

舞台「ライチ☆光クラブ」

 

▼あらすじ

工場の黒い煙に包まれた町「螢光町」。

 

その片隅の廃工場に集う少年たちは「光クラブ」と名乗り、崇高な目的の為に“ライチ”という甘美なる機械(マシン)を創り上げる。

 

彼らは醜い大人になることを拒み、永遠の美を夢見て、ひとりの美しい少女を捕獲する。

 

それが崩壊の始まりだった……。

少年たちの純粋な欲望は狂気を孕み、裏切り、依存、嫉妬が顔を出し始める。

 

愛とは一体なにか、希望とは一体なにか、永遠とは一体なにか。

 

剥き出しの少年たちによる美しくも儚い「叫び」の先に待ち受けている現実とは……

 

引用:https://theater-litchi.com/

 

▼おすすめポイント

人を選びまくる、圧倒的ゴア作品。『少女椿』と並ぶ、大人気ガロ系作品です。

 

『ライチ☆光クラブ』は原作からしてもう「演劇にしやすそうだな」と言いたくなる世界観なので、もちろん舞台との親和性が抜群でした。

 

原作の「若さゆえの純粋さと狂気」、いわゆる『エヴァンゲリオン』から始まったセカイ系をもっとエロティックに表現した、耽美で退廃的な世界観をダンス・音楽・演技を使い強烈な舞台表現で作り上げた”唯一無二”ともいえる2.5次元舞台。

 

同じ志しで集まったはずの少年たちの、次第に欲望を露出していって瓦解していく関係性の表現がとても鮮烈で、ストーリーを知っていても思わず見入ってしまいます。

 

舞台『モノノ怪~化猫~』

舞台『モノノ怪~化猫~』

 

▼概要

2007年7月にTVシリーズとして放送され、スタイリッシュなキャラクターデザインに、和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせて、今までにない斬新な映像を生みだし話題となった「モノノ怪」。

 

前作「怪~ayakashi~」シリーズの1エピソードとして放送された「化猫」から引き続き、薬売りの男がモノノ怪に立ち向かう冒険譚を紡ぎ、多くのファンを魅了した。

 

さらに、2020年に行われたノイタミナ歴代70作品を対象とした投票企画「あなたが選ぶ思い出の3作品」(2005~09年度制作部門)にて、堂々の第1位を獲得。


引用:https://www.mononoke-15th.com/

 

▼おすすめポイント

アニメの独特な映像美と怪しい雰囲気を、舞台上で見事に表現した”視覚と物語の両面”で楽しめる作品です。

 

天井や壁面までもを使ったプロジェクションマッピングと、ダンサーによる表現が融合。それによりアニメで観た『モノノ怪』の禍々しさや奇妙な雰囲気を、舞台上で精巧に再現しています。

 

ひらひらとした布を上手く活用した演出もとても良いですね。

 

そこに映像を投影したり、コンテンポラリーダンスみたいな演出で使ったり、登場に使ったりすることで、不安定で不気味な人ならざる気配を演出していて、本当に原作の雰囲気づくりにぴったりハマっていて良かったです。


原作を知らないで観たら「原作も見てみたい」と思える、良い舞台だと思います。

 

舞台『魍魎の匣』

舞台『魍魎の匣』

 

▼あらすじ

「この世に不思議なことなど何もないのだよ、関口君―」

 

元映画女優・美波絹子の妹・加菜子は、親友の頼子と共に最終電車に乗って湖を見に行こうとするが、何者かに駅のホームから突き落とされ、轢かれてしまう。

 

偶然、事故車両に乗り合わせた刑事の木場は事件を追うが、大勢の警官が警備する中、搬送先の研究所から重傷の加菜子が忽然と消えてしまった…!

 

時を同じくして、八王子で連続バラバラ殺人事件が発生。

 

小説家の関口と編集者の鳥口は、「御筥様」を祀る宗教との関連を調べる。

 

一方、探偵の榎木津はある人物から加菜子の捜索を依頼される。互いに調査を続けるうちに、箱型の建物とのつながりが判明するが…。

 

一同は憑き物落としの京極堂の元へ集結し、怪奇事件の真相を追う!


引用:https://www.ntv.co.jp/mouryou/

 

▼おすすめポイント

重厚な原作をわずか2時間強に凝縮した脚本力がすごい、超重量級サスペンス作品です。

 

原作は文庫でも“レンガ本”と呼ばれるほどの超長編『百鬼夜行シリーズ』の第2弾。

 

それをテンポの速い展開で物語を圧縮しつつ、核心部分はしっかり押さえているので、京極夏彦入門として観てみるのも良いかもしれません。

 

次々と新たな事態が起こり息つく暇もない展開は、ともすれば置いてきぼりにされそうですが、要所要所で大事なキーワードはしっかり落としてくれるので、原作を知らなくてもミステリーとして楽しめるものになっています。

 

“匣”を象徴する舞台装置の意味が、終盤で明かされる衝撃が気持ちいいミステリーなので、ミステリー好きにオススメの作品です。

 

演劇調異譚『xxxHOLiC』

演劇調異譚『xxxHOLiC』

 

▼あらすじ

アナタの願い、叶えましょう──

 

“アヤカシ”を視たり、引き寄せたりする体質に悩む高校生・四月一日君尋。

 

“ミセ”と呼ばれる屋敷で来客者の願いを叶え続ける女主人、壱原侑子。

侑子は“アヤカシ”が視える体質をどうにかしたいと悩む四月一日の願いを見抜く。

 

しかし、その願いを叶えるためにはそれに見合った「対価」が必要だという。

「対価」を生むために半ば強引に“ミセ”でのアルバイト生活が始まる──

この世に偶然なんてない、あるのは……必然だけ。


引用:https://engeki-xxxholic.com/2021/

 

▼おすすめポイント

美麗な衣裳と照明、俳優の身体表現を駆使した「演劇的」演出が魅力的、ダークファンタジーの傑作ともいえる作品。

 

最大の特徴は、すべてのキャラクターを男性が演じる「オールメイル」編成。

原作キャラが細身で長身なキャラが多いので、舞台でも映えるように男性で揃えたのでしょうか。

 

昔ラスベガスのバーレスクでお話を聞いたときに、舞台映えを重視して女性キャストの身長制限は”170cm~”と言っていた気がする(うろ覚え…)ので、そういう演出の仕方もあるかもしれません。

 

舞台はミュージカルでもストレートプレイでもない“演劇調異譚”という、独自の形式をとっており、『xxxHOLiC』独特の世界観を音楽・照明・美術を織り交ぜた演出で彩っています。

 

原作の物語がオムニバス形式で進むので、舞台のシナリオもそのように進んでいきますが、物語が進むにつれ”一本の糸で繋がっていた”と分かる瞬間がしっかり描かれており、演出だけでなく、脚本の良さも光っていると思う作品です。

 

ミュージカル『黒執事』

ミュージカル『黒執事』

 

▼あらすじ

19世紀英国――

 

名門貴族ファントムハイヴ家の執事セバスチャン・ミカエリスは

13歳の主人シエル・ファントムハイヴとともに

“女王の番犬”として裏社会の汚れ仕事を請け負っていた。


引用:https://namashitsuji.jp/

 

▼おすすめポイント

ゴシックな世界観を“生身の迫力”と“音楽の力”で立ち上げ、原作の世界観を忠実に再現した作品です。

 

ミュージカルというだけあり、シリーズを通して楽曲の良さや演者の歌唱力の高さが安定しており、物語の緊張感やキャラクターの心情を表す要素としてしっかり機能しています。

 

また歌唱力だけでなく、ヴィクトリア朝の衣装や、豪華客船・寄宿学校といった舞台セットの完成度にも目を見張るものがあります。


世界観の作り込みと、演者さんたちによる綿密なキャラの落とし込みにより、まるでキャラクターがそこで生きているかのような活き活きとした舞台を作り上げている作品だと感じました。

 

実は初めて視聴した2.5次元舞台なのですが、その時のセバスチャン役の活舌が悪くイマイチ内容に集中できなかったのでそっ閉じした公演があります…。

2013年(2.5次元ブーム黎明期)からある作品なので、最初の方はまだ演出も演者も洗練されていないのかもしれません。

 

 

「原作リスペクト」なオリジナルストーリー2作品

原作の雰囲気を壊すことなく、原作を更に面白くする舞台オリジナルストーリーを描いた作品。

 

タイトル

ジャンル

舞台『オッドタクシー 金剛石は傷つかない』

ミステリー/群像劇

舞台『PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』

SF/アクション/群像劇/クライムサスペンス

 

 

舞台『オッドタクシー 金剛石は傷つかない』

舞台『オッドタクシー 金剛石は傷つかない』

 

▼あらすじ

2019年某日。都内某所で新規アイドルグループメンバー募集のオーディションが開かれた。

 

あまたいる少女たちの中から選ばれたのは、二階堂ルイ、市村しほ、三矢ユキの3人。

 

「グループ名は、ミステリーキッスだ。」

それぞれの夢を持った彼女達はデビューを目指し、レッスンの日々を過ごすことになる。

 

しかし、楽曲提供をしてくれるはずの売れっ子プロデューサーは常にやる気が感じられず、

SNSでは不穏なアカウントがお互いにしか知らない情報を吐き出す。

 

「デビューを目指す」という同じ目標を掲げた仲間のはずなのに、

3人の関係は少しずつ不協和音が響いていく。

 

そんな彼女たちを見つめる、もう1人の少女がいた。

オーディションに落ちた和田垣さくら。彼女もまた、譲れない夢を持っていた─。

 

引用:https://oddtaxi-stage.com/

 

▼おすすめポイント

アニメ『オッドタクシー』に登場するアイドルグループ「ミステリーキッス」の結成にまつわる前日譚を、濃密な人間模様で描き出した痛烈で切ないアイドル群像劇。

 

『オッドタクシー』はアニメ本編だけでなく、YouTube・劇場版・劇場版入場者特典など、様々な媒体を使い複数の視点を描くことで物語の根幹に迫る、ミステリーにおける新しい表現方法をしている作品です。

 

この舞台もその一つとして作られており、本編で登場した「ミステリーキッス」がどうしてそうなってしまったのか、彼女らは何を思っていたのか、を描いていきます。

 

アニメ視聴者であれば、このアイドルグループの結末はすでに既知の物語ですが、そこに彼女たち一人ひとりの感情が乗ることで、アニメ本編の深みがさらに増すかと思います。

 

舞台『PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』

舞台「PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice」

 

▼あらすじ

公安局刑事課三係に所属する監視官の九泉晴人(くせんはると)は、公安局局長・禾生(かせい)からの命で連続殺人事件を捜査することになる。

 

遺体は18ものパーツに細かく切断、その一つ一つにナンバリングがされていた。そして、繁華街の路地裏、四箇所に派手に飾り付けるという、いずれも同じ手口で犯行が繰り返されていた。

 

「どうしてバラバラにしたのか、どうして四箇所に死体をばらまいたのか、ナンバーをつけた理由は何か。」

 

九泉は同じ三係に所属する監視官・嘉納火炉(かのうひろ)や執行官たちと、捜査を進める。

 

被害者の身元を調べていくうち、「中国語の部屋」と名付けられた、とある装置が事件に関わりがあることに辿り着く。その矢先、街中にバラバラ死体がばら撒かれるという、市民の色相悪化を狙ったサイコハザードが発生。

 

「ヒューマニスト」と名乗る武力闘争組織がテロの犯行声明を上げ、シビュラシステムには重大な欠陥があると批判、さらに大きな事件を予告する。

 

そして、捜査を進める中、公安局内部に裏切り者の存在が浮かび上がる。

 

事件の鍵を握る「中国語の部屋」とは、ヒューマニストの狙いとは、そして、“裏切り者”は誰なのか―。

 

引用:https://psycho-pass-stage.com/1st/

 

▼おすすめポイント

原作の世界観をきちんと踏襲した舞台オリジナルの濃密なストーリーと、映像・照明を駆使した独自の演出が魅力的な作品。

 

原作さながらの進化しすぎて逆にドン詰まりな情報化社会といったSF感を、プロジェクションマッピングで上手く再現しており、舞台は固定セットが大半で派手さはないものの、見ごたえのある演出です。

 

もちろん、執行官のハードボイルドな渋いアクションも、かっこよくて見ごたえがあります。

 

アニメを知っている人なら説明は不要かもしれませんが、ポストヒューマンSFでは定番の「現行システムに疑問を持ち、自分の幸福とは何かを考える」というディストピアvs.人類という構図は、安定して面白いのでオススメです。

 

 

「ゲーム原作」で選ぶオススメ3作品

 

タイトル

ジャンル

PERSONA5 the Stage

RPG

MANKAI STAGE『A3!』

アドベンチャーゲーム/育成ゲーム

あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ

育成ゲーム

 

 

PERSONA5 the Stage

PERSONA5 the Stage

 

▼イントロダクション

アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズ、

『ペルソナ5』の舞台化第4弾

 

自身に課せられた“更生”のため、そして悪しき欲望から人々を救うため―――

“心の怪盗”となった主人公は、腐った大人たちをどう改心させるのか!?

 

謎とスリルあふれるストーリーが、爽快感たっぷりのバトル・アクション、友情を育み、

絆を作りながら成長していく少年少女の丁寧な心理描写と共に描かれる。

 

引用:https://p5-the-stage.jp/

 

▼おすすめポイント

圧倒的な殺陣とゲームを忠実に再現したオシャレな演出…ペルソナが最高にペルソナしてる、原作の雰囲気を見事に表現したファン必見の舞台です。

 

近年のペルソナシリーズといえば、物語の深みや面白さに加え、その”スタイリッシュ”な演出が話題となるゲームです。

 

舞台でもその原作のイメージを壊すことなく、テンポの良いシーン転換、アクションと音楽の融合、キャラクターの見せ場を最大限に活かす演出など、「きっと自分がゲームで動かしていたキャラはこんな風に戦っていた」と思わせる、原作に忠実な演出が素晴らしい作品です。

 

また、プレイ時間が約140時間(やり込んだ場合)となる原作の長尺を、舞台尺に落とし込むためのシナリオ構成も秀逸で、見せ場や大事な場面などをしっかり拾い、駆け足ながらもダイジェストと感じることのないストーリーとなっています。

 

MANKAI STAGE『A3!』

MANKAI STAGE『A3!』

 

▼イントロダクション

リベル・エンタテインメントより配信されている大人気アプリゲーム『A3!』、

2017年1月27日の配信開始後、2018年7月13日には550万ダウンロードを突破。

 

さまざまなメディア展開をみせる中、2018年、東京・京都にて上演決定!

 

『A3!』とは?

『A3!』は劇団の主宰兼『総監督』となり、イケメン劇団員たちをキャスティングして

青春ストーリーが楽しめるイケメン役者育成ゲームです。

 

メインストーリーは豪華声優陣によるフルボイス。

 

春組、夏組、秋組、冬組に所属するまだ“つぼみ”状態のイケメン役者たちを小劇場の舞台上で満開に咲かせよう!


引用:https://www.mankai-stage.jp/archive/ss2018/index.html

 

▼おすすめポイント

24人の劇団員それぞれの物語と、舞台ならではの熱量が融合した“生きているA3!”を体感できる作品です。 

 

このようなイケメン/美少女育成ゲームで問題になるのが、プレイヤーの存在です。

 

ゲームではキャラクターを導くポジションはプレイヤーなのに、オリジナルキャラクターを当ててしまうと、舞台はゲームとは全く違う体験になってしまいます。

 

『A3!』ではそこを、キャラクターたちが観客席側に”監督”(=プレイヤー)がいるように話しかけ、監督(プレイヤー)の話を聞いているフリをして話が進みます。

 

そのため、ゲームをプレイしていたファンも受け入れやすく、“MANKAIカンパニー”が本当に存在しているかのように錯覚する舞台となっています。

 

そして『A3! 』の魅力の一つである楽曲の良さは舞台版でも健在で、組曲・劇中劇曲・キャラソン的な楽曲が一体となって物語を彩ってくれています。

 

 

あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ

あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ

 

▼イントロダクション

原作は2015年4月にリリースされたスマートフォン向け大人気ゲームアプリ。

 

リリースから5周年を迎え、原作声優によるコンサートにとどまらず、キャラクターたちによるCGライブ『DREAM LIVE』も回を重ね、大成功を収めております。

 

また現在はアプリがリニューアルし『あんさんぶるスターズ!!Basic』とリズムゲーム『あんさんぶるスターズ!!Music』が配信されており、勢いはとどまることを知りません。

 

綺羅星のごとき才能に溢れた若者たちを代々育成し輩出してきた由緒ある養成学校「私立夢ノ咲学院」を舞台に、個性豊かな登場人物たちの成長を描く、Happy Elements K.Kが贈る大人気作品。

 

主人公(プレイヤー)はプロデュース科の生徒という特別な立場で転校してきた女子生徒。夢ノ咲学院で出会う少年たちと青春のアンサンブルを奏でながら、アイドルというダイヤの原石を磨いていきます。

 

引用:https://www.fwinc.co.jp/ensemble-stage/ensemble_stage-9th/

▼おすすめポイント

ゲーム内ストーリーを舞台化し、ライブ公演も展開する安定した人気シリーズ

 

その中でも『エクストラ・ステージ』は各ユニットの過去や心の傷、ユニットの絆や成長を描いた、“追憶”シリーズを中心に構成された作品です。

 

追憶ストーリーの“痛み”と“温度”が、舞台という“生の演技”によって想像以上の重さとリアリティを帯びて迫ってきます。

 

また、少数人数編成により、原作よりもキャラ同士の距離感や関係性が丁寧に描かれ、物語に深みが増し、プレイヤーへ新たな視点を与えてくれるシナリオも秀逸です。

 

原作ゲームで積み重ねてきた“彼らの物語”を、舞台という形で表現したこの作品は、原作プレイヤーにこそ刺さるモノかと思います。

 

 

 

 

【おまけ①】これは2.5次元なのか?オリジナル作品

原作がないオリジナル作品なので「2.5次元」と言われると一様に小首をかしげてしまうだろう、2.5次元のシナリオライターや俳優が作り上げるオススメの舞台。

 

舞台『HELI-X』

舞台『HELI-X』

 

▼あらすじ

全世界を巻き込んだ第三次世界大戦。

その結果、極東の島国「大和」は、「超大国ユナイト」の占領下となる。

そして、訪れる占領下での平穏な時代が訪れる。

 

そんな中、遺伝子工学の進歩は、性別を自由に選択できる技術「TRANS」を生み出した。

これにより、自分の意思により、完全に性別の変更が行える世界となった。

 

しかし、「TRANS」を施術した者の中には、エラーとも呼べる特殊能力者を生み出すことがあった。

 

人知を超えた様々な特殊能力。

人はその者たちを「HELI-X」と呼んだ。

 

HELI-Xによる犯罪が社会問題となる中、大和自治軍の中に、

HELI-X犯罪を専門に扱う「螺旋機関」が設立された。

 

自治軍から螺旋機関に転属を命じられた軍人であるアガタ(菊池修司)。

裏社会を牛耳るマフィア「ブラックブラッド」の暗殺者・ゼロ(玉城裕規)。

 

その二人が出会う時。

運命の螺旋が絡みあい、激しく動き出す。


引用:https://ody-inc.com/release/heli-x.html

 

▼おすすめポイント

『HELI‑X』シリーズは、人工生命体“ヘリックス”をめぐる陰謀と、彼らを追う者・守る者の葛藤を描くSFアクション作品です。

 

性別や肉体に囚われない「魂」の在り方を描いた重厚なSF群像劇は、世界観の奥行きがすごく、最初はとっつきにくい印象を持つ人もいるかと思います。

 

しかし『HELI‑X』はシリーズを通して主人公たちの絆や過去の呪縛、使命との葛藤といった人間同士で紡ぐストーリーが濃密に描かれるので、気が付けば物語に引き込まれてしまう。そんな魅力がある作品です。

 

ストーリーの深みだけでなく、とにかくアクションがかっこいいのもおすすめポイントです。

 

SF世界の戦闘を“生身”で魅せる舞台ならではの迫力は、舞台というジャンルに初めて触れる人にとってシンプルで分かりやすく魅力的に映るかと思います。

 

 

【おまけ②】沼ったら「オケコン」もオススメ

「オケコン」とは「オーケストラコンサート」の略で、主にゲームやアニメの劇伴(BGM)をフルオーケストラで演奏するコンサートを指します。

 

普通のオーケストラと何が違うのかというと、それは「原作の世界観に浸りながら生演奏が聴ける」ということ。

 

ものにもよりますが、2.5次元舞台のように照明や映像投影などを使い、原作の世界観を演出し、没入感を楽しめるような構成となっていることが多いです。

 

とくに2.5次元舞台のオケコンは、通常の舞台は配信されていても、オケコンだけが配信されていないということも多いので、もし観に行けるタイミングがあれば迷わず飛び込んでみるのがオススメです。

 

2.5次元観るならDMM TV◆月額550円で見放題

DMM_TV_ロゴ

 

DMM TVサービス概要

月額料金

550円(税込)

総配信数

約20万本

無料トライアル

14日間

特徴

アニメに強い

高コスパVOD

備考

早送り・巻き戻しの秒数設定

プロフィール登録最大4つ新規登録で550P付与

OP/EDスキップ機能あり

 

DMM TVは、月額550円(税込)で利用でき、約20万本もの作品が配信されています。

 

とくにアニメや2.5次元コンテンツに作品に力を入れているサービスとなっており、アニメ配信数は約6,300本以上と豊富な品揃え。

料金も手頃なため、コスパ重視の方におすすめです。

 

また、DMM TVでは2.5次元舞台のライブ配信(有料)も行われており、現地に行けないファンの強い味方でもあります。

 

14日間の無料トライアル期間内に解約すれば料金は発生しないので、まだ無料トライアルを利用していない方は、ぜひ1度試してみてください。

 

 

 

まとめ:舞台はやっぱりナマが良い

初めて舞台を観に行くのなら、やっぱりそのシリーズの評判はちゃんと調べておくのがオススメです。


筆者が人生初めて観に行った舞台は、舞台とは名ばかりのすべて録音した音声に合わせて演者が動く、舞台というには小首をかしげてしまうようなものでした。

 

さらに言えば演者の演技も、遊園地のヒーローショーのようなとも高校演劇レベルのものとも言える有様で、正直な感想、2万円払って観に行くレベルの演技ではなかったなと思ってしてしまいました。

 

舞台はやっぱり動画で観るのとナマで観るのとは迫力や面白さが全然違います(動画だとちょっとシュール…)が、「初めて2.5次元舞台に触れる・これから観に行こうと思っている」のなら、一度動画で2.5次元舞台がどんなものか、観ようと思っているシリーズの完成度はどの程度か、確認しておくのが良いでしょう。

 

※本ページの情報は2026年2月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。
wimax2+

※特典内容は予告なく終了または内容を変更させていただく場合がございます