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映画『トイ・ストーリー4』あらすじネタバレ解説|結末がひどい?不評の理由とは

更新日 : 2025年03月26日

映画『トイ・ストーリー4』サムネイル

<プロモーション>

2019年に公開された『トイ・ストーリー4』。
ピクサーの大人気シリーズ『トイ・ストーリー』の4作目である本作は、日本では賛否両論ある作品です。

 

当記事では、

 

  • 『トイ・ストーリー4』あらすじ
  • 『トイ・ストーリー4』登場キャラクター
  • 『トイ・ストーリー4』ストーリー解説&考察
  • 『トイ・ストーリー4』感想

 

などを紹介します!

 

ネタバレありでしっかりとストーリー解説・考察していくので、「視聴したけどよくわからなかった…」という方は参考にしてみてくださいね。

 

感想の項では、賛否両論どちらの感想も紹介していきます。

なぜ批判意見があるのか気になる方や、本作の魅力を知りたい方は要チェックです!

 

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映画『トイ・ストーリー4』基本情報

映画『トイ・ストーリー4』メイン画像

 

映画『トイ・ストーリー』『トイ・ストーリー2』はジョン・ラセターが、『トイ・ストーリー3』はリー・アンクリッチが監督を務めました。

『トイ・ストーリー4』ではジョシュ・クーリーが『トイ・ストーリー』シリーズとしても、自身の経験としても初めて監督を務めています。

 

シリーズの生みの親であるジョン・ラセターは『トイ・ストーリー3』で完璧なエンディングに仕上がったため、続編を制作する意思は全くなかったと発言しましたが、リー・アンクリッチをはじめとするこれまで携わってきた人々の熱意やアイディアにより『トイ・ストーリー4』が誕生することになりました。

 

もともとはジョン・ラセターが監督を、ラシダ・ジョーンズとウィル・マコーマックが脚本を担当し、『ウッディとバズがボー・ピープを探す冒険』をメインストーリーとして制作されていましたが、監督と脚本が変更になり、ジョン・ラセターらが手掛けた脚本の4分の3を変更し、今のストーリーになったそうです。

 

映画『トイ・ストーリー4』基本情報

監督

ジョシュ・クーリー

脚本

ステファニー・フォルサム

アンドリュー・スタントン

音楽

ランディ・ニューマン

制作国

アメリカ

制作会社

ピクサー・アニメーション・スタジオ

ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

配給

ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

公開日

アメリカ:2019年6月21日

日  本:2019年7月12日

上映時間

100分

興行収入

全世界:10億7,339万4,593ドル

日 本:100億9,000万円

 

 

映画『トイ・ストーリー4』短く簡単なあらすじ【ネタバレなし】

 

大学生になったアンディに譲られ、5歳の少女・ボニーのものになったウッディたち。

まだ幼いボニーを見守る日々を送っているウッディたちの前に、ボニーの手作りのおもちゃ・フォーキーが現れる。

 

ボニーはボニーが大のお気に入りだったが、使い捨ての先割れスポーンで作られたフォーキーは、自分がゴミだと思い込み逃げ出してしまう。

 

フォーキーを救うために後を追ったウッディは、かつての仲間であるボー・ピープや、1度も遊ばれないままアンティーク店に並ぶこととなった人形、ギャビー・ギャビーたちと出会った。

 

果たしてフォーキーを救い出すことができるのか。そしてスリル満点な冒険の中で新しい世界を目にしたウッディは、自分がどうありたいかを考えるようになる―。

 

▼ディズニー・スタジオ公式YouTubeチャンネルでは、冒頭約7分半の本編プレビューを公開中!

 

 

映画『トイ・ストーリー4』登場キャラクター&キャスト(声優)

ウッディ

 

本作の主人公である、昔ながらのカウボーイ人形のおもちゃ。

おもちゃのリーダー的存在。

 

かつてはアンディの1番のお気に入りだったが、大学生になったアンディから幼稚園児のボニーへと譲られた。

 

自分はゴミだと思い込んでいるボニーの手作りのおもちゃ・フォーキーとの出会いや、かつての仲間ボー・ピープとの再会、自分が次第に遊ばれなくなっていることから、「自分はどうありたいか」を悩み始める。

 

 キャスト(声優):トム・ハンクス

 日本語吹き替え版:唐沢寿明

 

バズ・ライトイヤー

 

本作のメインキャラクター。

スペース・レンジャーのアクション人形で、ウッディの親友。

 

ウッディに次ぐ、おもちゃたちのリーダー的存在で、ウッディと同様におもちゃの仲間たちを大切に思っている。

 

ボニーのもとから逃げ出したフォーキーと彼を追うウッディを心配し、ボニーやおもちゃたちが乗るキャンピングカーから飛び出した。辿り着いた移動遊園地で、ダッキーやバニーと出会う。

 

 キャスト(声優):ティム・アレン

 日本語吹き替え版:所ジョージ

 

フォーキー

 

本作のメインキャラクター。

ボニーが幼稚園で作った、先割れスプーンやモール、粘土でできた手作りのおもちゃ。

 

ボニーの大のお気に入りだが、フォーキー自身は自分はゴミだと思い込んでおり、何度もゴミ箱に飛び込もうとしてしまう。

何度もウッディが止めていたが、遂にボニーのもとから逃げ出してしまった。

 

 キャスト(声優):トニー・ヘイル

 日本語吹き替え版:竜星涼

 

ボー・ピープ

 

本作のヒロイン。

陶器でできた電気スタンドに付属していた飾り人形。

 

長い間行方不明だったが、ウッディたちと再会を果たす。

 

もともとはアンディの部屋にあったが妹・モリーに譲られ、さらにその後アンディ家の知人男性に譲られて家を去ることとなった。その後も様々な人のもとを渡り歩き、アンティークショップに売られてしまった。

 

現在はショップを抜け出し、同じく陶器の電気スタンドの飾りでありボーのペット的存在の羊のビリー&ゴート&グラフや、新たな友人ギグル・マクディンプルズたちとともに、幼い子供たちが集まる公園などを転々として暮らしている。

 

その豊富な経験から、強くたくましい性格になっていると同時に、「子供はすぐ忘れる」「子供はずっと大切にしてくれるわけではない」と冷めた思いも抱えるようになった。

 

 キャスト(声優):アニー・ポッツ

 日本語吹き替え版:戸田恵子

 

ビリー&ゴート&グラフ

 

ボーの電気スタンドに付属する、頭が3つついた陶器製の羊の置物。

 

ボーのペット的な存在。ウッディにも懐いている。

 

ギグル・マクディンプルズ

 

「ポケットシリーズ」として発売された、プラスチックでできた警察官のミニチュア人形(画像右)。陽気な性格で、警察官らしい言動を取っている。

 

ボーの新たな親友で、常に彼女の肩に乗りアドバイスをしたりサポートしてくれる頼れる存在。

 

 キャスト(声優):アリー・マキ

 日本語吹き替え版:竹内順子

 

ギャビー・ギャビー

 

アンティークショップにいるアンティーク人形。

ウッディのように背中の紐を引っ張ると喋るタイプの人形だが、ボイスボックスが壊れてしまっている。

 

子供に愛されたことがない。

 

 キャスト(声優):クリスティーナ・ヘンドリックス

 日本語吹き替え版:新木優子

 

ベンソン

映画『トイ・ストーリー4』よりベンソンの画像

 

アンティークショップにいる腹話術人形で、複数体いる(劇中では4体登場)。

ギャビー・ギャビーの手下のような存在で、彼女の指示に従って動いている。

 

 キャスト(声優):スティーヴ・パーセル

 日本語吹き替え版:堀総士郎

 

デューク・カブーン

 

おもちゃのバイクに乗っている、カナダのスタントマン人形。

ボーの仲間。

 

かつては持ち主の子供がいたが、CMのようにジャンプができなかったために飽きられてしまった。

そのことがトラウマになっており、自分に自信がない。

 

 キャスト(声優):キアヌ・リーヴス

 日本語吹き替え版:森川智之

 

ダッキー&バニー

 

アヒルのぬいぐるみのダッキーと、ウサギのぬいぐるみのバニーは、移動遊園地にある射的の景品。

 

2人は親友で、常に一緒にいるが喧嘩することも多い。

2人とも毒舌で、「人前で動かない」というおもちゃのルールを破って人を驚かせる妄想をよくしている。

 

【ダッキー】

 キャスト(声優):キーガン=マイケル・キー

 日本語吹き替え版:松尾駿(チョコレートプラネット)

 

【バニー】

 キャスト(声優):ジョーダン・ピール

 日本語吹き替え版:長田庄平(チョコレートプラネット)

 

ジェシー

 

ウッディの妹分であるカウガール人形。

ウッディたちとともにボニーのものになった。

 

おもちゃの仲間たちと仲が良く、特にバズとは相思相愛の様子。

責任感があり優しい性格。

 

 キャスト(声優):ジョーン・キューザック

 日本語吹き替え版:日下由美

 

ブルズアイ

 

馬の人形。

もともとはジェシーの愛馬で、ウッディと出会ってからはウッディとジェシー2人の愛馬として活躍している。

 

レックス

 

ウッディたちとともにボニーのものになった、ティラノサウルスのおもちゃ。

臆病な性格で良くパニックになる。ゲームが好き。

 

もともとボニーのおもちゃだったトリクシーと特に仲が良い。

 

 キャスト(声優):ウォーレス・ショーン

 日本語吹き替え版:三ツ矢雄二

 

ミスター・ポテトヘッド&ミセス・ポテトヘッド

映画『トイ・ストーリー4』よりミスター・ポテトヘッドとミセス・ポテトヘッドの画像

 

目や口などのパーツが取り外しできるジャガイモのおもちゃのミスター・ポテトヘッドと、彼の妻であるミセス・ポテトヘッド。

 

ミスター・ポテトヘッドは皮肉屋だが、妻が大好きで家族のことを大切に思っている。

ミセス・ポテトヘッドも夫のことを愛している、仲睦まじい夫婦。

 

【ミスター・ポテトヘッド】

 キャスト(声優):ドン・リックルズ

 日本語吹き替え版:辻萬長

 

【ミセス・ポテトヘッド】

 キャスト(声優):エステル・ハリス

 日本語吹き替え版:松金よね子

 

ハム

映画『トイ・ストーリー4』よりハムの画像

 

ウッディたちとともにボニーのものになった、ブタの貯金箱。

毒舌で、レックスをよくからかっている。

 

ミスター・ポテトヘッドとは親友。

 

 キャスト(声優):ジョン・ラッツェンバーガー

 日本語吹き替え版:咲野俊介

 

スリンキー・ドッグ

 

体がバネでできたイヌのおもちゃ。

ウッディとは長い付き合い。

 

優しい性格で、年長者なこともあり、非常に穏やかな性格。

 

 キャスト(声優):ブレイク・クラーク

 日本語吹き替え版:辻親八

 

エイリアン(リトル・グリーン・メン)

 

レストラン「ピザ・プラネット」にあるUFOキャッチャーの景品だった、エイリアンのおもちゃ。

『トイ・ストーリー』でウッディたちのもとにやってきた。

 

ミスター・ポテトヘッドに懐いており、ミスター・ポテトヘッドとミセス・ポテトヘッドは養子として接している。

 

 キャスト(声優):ジェフ・ピジョン

 日本語吹き替え版:多田野曜平/桜井敏治

 

ドーリー

 

髪の毛が紫色で布でできた女の子のぬいぐるみ。

もともとボニーのおもちゃたちのリーダーだったが、後からやってきたウッディにその役目を奪われてしまった。

 

勝手な行動を取るウッディに悩んでいる。

 

 キャスト(声優):ボニー・ハント

 日本語吹き替え版:田中敦子

 

トリクシー

 

最初からボニーの家にいたトリケラトプスのおもちゃ。

同じ恐竜のおもちゃであるレックスとは特に仲が良い。

 

優しいしっかり者。

 

 キャスト(声優):クリステン・シャール

 日本語吹き替え版:許綾香

 

バターカップ

 

最初からボニーのおもちゃだったユニコーンのぬいぐるみ。

鼻にピンクのハートがあり可愛らしい見た目だが、女の子ではなく男の子。

 

ハムと特に仲が良い。

 

 キャスト(声優):ジェフ・ガーリン

 日本語吹き替え版:ふくまつ進紗

 

ミスター・プリックルパンツ

 

最初からボニーのものである、ハリネズミのぬいぐるみ。

紳士的な性格で、ボニーに遊ばれるときの“役”を演じきることにこだわっている。

 

 キャスト(声優):ティモシー・ダルトン

 日本語吹き替え版:落合弘治

 

ボニー・アンダーソン

映画『トイ・ストーリー4』よりボニー・アンダーソンの画像

 

5歳の少女。

大学生になったアンディから、ウッディをはじめとするおもちゃを譲り受けた。

 

新しく幼稚園に通うことになったものの、内気な性格で馴染めずにいた。

しかし、幼稚園でフォーキーを作ったことで明るくなる。

 

フォーキーが大のお気に入り。

 

 キャスト(声優):マデリーン・マックグロウ

 日本語吹き替え版:中村優月

 

アンディ・デイビス

 

もともとウッディやバズの持ち主だったが、大学生になりおもちゃで遊ばなくなったため、悩んだ末にボニーにウッディたちを譲った。

 

ウッディにとってかけがえのない存在で、アンディにとっても特にウッディは思い入れの深いおもちゃ。

本作では回想シーンで登場。

 

 

映画『トイ・ストーリー4』はディズニープラスで見放題配信中!

ディズニープラスメイン画像

引用:ディズニープラス

 

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ディズニープラス基本情報

料金

【スタンダードプラン】

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年額:13,200円(税込)

 

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プランの違い

【スタンダードプラン】

最高画質:1080P Full HD

最高音質:5.1サラウンド

同時視聴可能台数:2台

 

【プレミアムプラン】

最高画質:4K UHD &HDR

最高音質:ドルビーアトモス

同時視聴可能台数:4台

支払い方法

クレジットカード・デビットカード/PayPal/ドコモ決済(ドコモユーザーのみ)/App Store決済/Google Play Store決済/Amazonアプリ決済

動画ダウンロード

可能(アプリのみ)

取り扱いブランドと

主な配信作品

ディズニー

『アラジン』『ズートピア』など

ピクサー

『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』など

マーベル

『アベンジャーズ』MCUオリジナルドラマなど

スターウォーズ

全エピソード、オリジナルドラマなど

ナショナルジオグラフィック

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スター

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ディズニープラス登録方法

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映画『トイ・ストーリー4』ラストは最悪!?結末を解説【ネタバレあり】

ここからは、映画『トイ・ストーリー4』の結末をネタバレありで解説します。

 

※※※以下ネタバレ注意※※※

 

※※※以下ネタバレ注意※※※

 

結末に納得いかない…不評の理由

 

実は『トイ・ストーリー4』はシリーズの中でも特に賛否両論にわかれている作品です。

批判の声がある理由としては、本作の結末に納得がいかない方が多い様子。

 

『トイ・ストーリー4』結末

自分自身をゴミだと思い込み、ボニーのもとから逃げ出してしまった手作りのおもちゃ・フォーキーを追いかけたウッディ。偶然立ち寄ったアンティークで、アンティーク人形のギャビー・ギャビーと出会う。

ギャビー・ギャビーは内蔵されているボイスボックスが故障しているために喋ることができず、もともとはアンティークショップの店長の孫娘・ハーモニーのおもちゃだったが、1度も遊ばれずに店頭に並べられた、誰にも愛されたことがないおもちゃだった。


ウッディのボイスボックスを奪おうとするギャビー・ギャビーから逃げたウッディとフォーキーだったが、ウッディはハーモニーに拾われ、砂場に連れて行かれてしまう。

その砂場で、ウッディは長年行方不明だったボー・ピープと再会を果たした。ボーはたくさんの持ち主のもとを渡り歩き、現在は子供が自由に遊べるおもちゃとして暮らしていたのだった。


ボーと協力してアンティークショップに戻ったウッディは、ギャビー・ギャビーに囚われたフォーキーを救出しようと奮闘する。しかし、作戦が成功しなかったため、ウッディは自分のボイスボックスとフォーキーを交換するという、ギャビー・ギャビーの条件を飲んだ。

喋れるようになったギャビー・ギャビーは、ハーモニーの気を引こうとしたが、すぐに見捨てられてしまう。そんな彼女を見たウッディは、ともにボニーのもとへ行くことを提案した。


ボニーのもとへ向かうウッディたちは、移動遊園地で迷子の少女を見つける。それを見て思い立ったギャビー・ギャビーは、無事彼女のおもちゃとなった。念願が叶い持ち主を見つけたギャビー・ギャビーと別れ、ボニーのもとに辿り着いたウッディたち。


しかし、ウッディはボーとともに移動遊園地に留まり、子供が自由に遊べるおもちゃになることを決意する。バズをはじめとするボニーのおもちゃたちもそれを受け入れ、ジェシーはウッディから保安官バッジを譲り受けた。

そしてウッディはバズやジェシー、ボニーのおもちゃたちに別れを告げるのだった。

 

『トイ・ストーリー4』のラストでは、ウッディはバズたちに別れを告げ、「ボニーのおもちゃ」ではなく、ボーたちと同じく「不特定多数の子供たちに遊ばれるおもちゃ」になりました。

 

今まで「アンディのおもちゃ」であることに強くこだわり、誰よりも誇りを持っていたウッディ。アンディが大学生になり、幼稚園児のボニーに譲られた後も、「ボニーのおもちゃ」であることにこだわっている描写が多々ありました。

 

しかし、徐々にボニーの遊び相手に選ばれることが減り、さらにボニーに新たなお気に入りのおもちゃ・フォーキーが誕生します。

 

そんな中、ウッディはかつてともにアンディの部屋で暮らしていた、想い人でもあるボー・ピープと再会しました。

現在は誰か1人のものではなく、「子供たちが自由に遊べるおもちゃ」として暮らしているボーは、身体はボロボロながらも勇敢で強い女性に成長しており、ウッディはその生き様に衝撃を受けます。

 

「誰かのおもちゃであること」「持ち主がきちんといるおもちゃであること」だけが、おもちゃとしての正しい生き方ではないと知ったウッディは、最終的にボーとともに「誰のものでもない、子供たちが自由に遊べるおもちゃ」であることを選択しました。

 

ボニーに遊んでもらえる機会が減り、忘れ去られて埃を被る日々を送ったウッディは、「誰かのもの」であることに固執するのをやめ、「おもちゃとして遊んでもらえること」を選んだのです。

 

このように、『トイ・ストーリー4』はウッディがおもちゃとして成長した描写が見られる作品となっていますが、このウッディの心境の変化に納得がいかない方が多く、賛否両論のある作品となっています。

 

ちなみに、アメリカなどの海外では批判意見よりも「感動した!」「今までで1番良い作品だった!」という意見の方が多いようです。

 

アンディがかわいそう?ボニーを嫌いになる?

 

『トイ・ストーリー4』が不評の理由には、結末以外にも「アンディが可哀想」という意見があります。

 

大学生になり自分がおもちゃで遊ばなくなったため、「遊んでもらえる人に」という考えで、アンディはウッディやバズなどの自分のおもちゃをボニーに譲りました。

 

アンディがおもちゃを譲るシーンは『トイ・ストーリー3』で映し出されています。

 

もともとは譲ったりするのではなく、おもちゃは屋根裏にしまっておく予定でしたが、アンディはボニーがおもちゃを大切にしてくれる子だと知っていたため、自分のおもちゃを譲ることを決意。

 

そして自分の宝物であるおもちゃを1つ1つ紹介しながらボニーに渡していきます。

ウッディを渡す場面では、渡すのを躊躇う様子も見られ、アンディがおもちゃたちを本当に大切にしていたことが伝わりました。

 

「大切にする」という約束で譲ったウッディたち。しかし、ボニーのもとに渡った1年後である『トイ・ストーリー4』では、ウッディは遊ばれなくなっています。

 

そして最後のシーンではウッディはボーとともに移動遊園地に留まることを決めたため、ボニーと家族が乗る車に乗っていませんが、ボニーはそれに気づいていません。

 

残酷ではありますが、「子供ってそういうところがあるよね…笑」と思える描写でもあります。

昔から大切にしているおもちゃがある方や、『トイ・ストーリー』シリーズが好きであればあるほど、胸が痛み、「アンディが可哀想」と思ってしまうのかもしれませんね。

 

 

映画『トイ・ストーリー4』ストーリー考察・解説【ネタバレあり】

結末を踏まえた上で、映画『トイ・ストーリー4』のストーリーを考察・解説していきます!

こちらもネタバレを含む内容となっているので、まだ視聴していない方は注意してくださいね。

 

※※※以下ネタバレ注意※※※

 

※※※以下ネタバレ注意※※※

 

ボーがいなくなった理由は?性格が変わりすぎ?

 

『トイ・ストーリー4』の9年前に、電気スタンドとそれに付属していたボー・ピープと羊のビリー&ゴート&グラフはアンディの母の知人男性に譲られてしまいました

 

このとき既にボーはアンディのおもちゃではなく、アンディの妹・モリーのおもちゃとなっており、モリーも譲ることに合意しています。

 

ウッディはボーたちの入った段ボールに駆け寄り、協力してアンディのもとに戻るように訴えましたが、ボーは「アンディのものではない」「子供はすぐおもちゃをなくす」と言い、自分の運命を受け入れました。

 

そして9年経った『トイ・ストーリー4』で、ウッディとボーは再会します。ボーは公園でたくさんの子供に遊ばれたために折れた腕をテープで補修しており、以前のドレス姿ではなくズボンにマントといった姿に変わっていました。

 

モリーから知人男性に渡った後も様々な持ち主に譲られていき、最終的にアンティークショップに並んだボーたち。

ショップを抜け出し、現在は羊のビリー&ゴート&グラフに加え、ギグル・マクディンプルズといった新たな友人とともに公園や誕生日パーティーなど、子供が集まるところに出向いて暮らしています。

 

ドレス姿が似合うおしとやかでお嬢様らしい上品な性格だったボーが、勇ましい性格に変わったのは、様々な人のもとを渡り歩いた経験のためです。

 

赤ちゃん向けの電気スタンドの付属品であるボーは、持ち主である女の子が成長すると別の女の子に譲られ、その女の子が成長するとまた別の女の子に譲られ…と、現在に至るまで転々としていました。

 

「子供は1つのおもちゃを永遠に大切にしてくれるわけではない」ということを理解し、冷たくも見えるサッパリとした性格に変わったのです。

 

本作がトラウマとなる理由は?

 

『トイ・ストーリー4』がトラウマになる理由は、アンティークショップにいるギャビー・ギャビーの手下的存在のベンソンにあります。

 

 

腹話術人形であるベンソンは、不気味な見た目をしたキャラクターです。

恐ろしさは容姿に留まらず、ウッディたちを捕まえようとするシーンではジャンプスケア(突然驚かせるビックリするシーン)もあり、ホラー映画さながらの描写が見られます。

 

『トイ・ストーリー』シリーズでは、1作目では不良少年・シドが改造したおもちゃが怖い見た目だったり、2作目ではウッディが捨てられてしまう悪夢を見たり、3作目では幼稚園を監視しているシンバルを持った騒がしいサルのおもちゃが登場したりと、ホラー描写が見られることが多いです。

 

その中でも、特に『トイ・ストーリー4』は恐怖演出が強いように感じました。

ビックリするシーンが苦手な方は注意してくださいね!

 

また、単純なホラー描写だけでなく、ボー・ピープの性格が大きく変わっていたり、アンディがボニーに譲ったおもちゃたちが大切にされていなかったり、ウッディがバズたちと別れるという結末に、トラウマになったという意見も見られました。

 

 

 

 

「なんで生きてるの」のセリフの意味とは?

映画『トイ・ストーリー4』よりウォーキーとボニーの画像

 

『トイ・ストーリー4』のエンディング後のシーンでは、ボニーの家に新たなおもちゃのカレン・ビバリーがやってきました。

フォーキーと同様にボニーが幼稚園で手作りしたもので、プラスチックの使い捨てナイフとモール、粘土などが付けられたおもちゃです。

 

ボニーの家にやってきたカレンは、自分と同じような姿のフォーキーを見て「ゴミ?」と聞きます。

それに対しフォーキーは、「僕たちはユニークで素晴らしいおもちゃだ」と伝えました。

 

それを聞いたカレンは、「私なんで生きてるの?(How am I alive?)」と聞き、フォーキーは「さぁ、なんでかな…(I don’t know.)」と答え、物語は幕を閉じます。

 

「なんで生きてるの?」と聞いた意図は、他のおもちゃと違い使い捨てのスプーンやナイフで作られたフォーキーやカレンは、通常であればゴミで、人格を持たない存在だからではないでしょうか。

 

『トイ・ストーリー』の世界ではおもちゃは人格を持っていますが、それ以外の家具や文房具などの無機物は人格を持っていません。

 

本来ゴミになってしまう存在にも関わらず、フォーキーとカレンは他のおもちゃのように人格を持ち、生きています。

 

きっとカレンはかつてのフォーキーと同じように、「自分がおもちゃだ」ということに気づいていないため、「なんで生きてるの?」と聞いたのでしょう。

 

「なんで生きてるの?」という短いセリフとなっていますが、「なんでゴミだった私たちが今はおもちゃとして生きてるの?」と聞いているのだと考えられます。

 

フォーキーとカレンが生きているのは、ボニーにとっては彼らがおもちゃだから

持ち主であるボニーにとっておもちゃであれば、何で作られていたとしても、素材が何だったとしても紛れもなく大切なおもちゃなのです。

 

きっとカレンもフォーキーのように、自分がかけがえのないおもちゃであることにいつか気づくのでしょう。

 

 

映画『トイ・ストーリー4』ひどい?胸糞?視聴者の感想

 

賛否両論ある映画『トイ・ストーリー4』。実際に視聴した方の感想を紹介します。

 

『トイ・ストーリー4』が好き、嫌いじゃないという方の感想は以下の通りです。

 

 

『トイ・ストーリー4』が嫌いという否定派の感想も多く見られました。

 

 

『トイ・ストーリー4』が好き、嫌いじゃないという方でも、「否定する意見が出るのもわかる」という意見の方が多いです。

また、本作の肯定派・否定派ともに「『トイ・ストーリー3』の方が好き」という感想が非常に多く見られました。

 

「おもちゃを大切にしてくれる子だから」と思い、『トイ・ストーリー3』のラストでアンディはウッディたちをボニーに譲りましたが、『トイ・ストーリー4』でボニーはウッディを大切にしていません。

 

ウッディを引っ越し先にまで連れて行こうとしていたアンディ。しかしボニーに遊んでもらえる方がウッディも幸せだろうと考えて譲ったにも関わらず、その気持ちを踏みにじるといっても過言ではない描写となっています。

 

これに対し、許せないという感想が出てしまうのも仕方ないのかもしれません。

 

また、結末に納得がいかない方も多く、批判の声が挙がっていることから「怖くて見れていない」という方も多いです。

 

筆者は『トイ・ストーリー4』が嫌いではありません。

シリーズを通して1番好きなのはやはり『トイ・ストーリー3』ですが、『トイ・ストーリー4』の描写や結末に大きな不満もありません。

 

『トイ・ストーリー4』は、ウッディの視野が広がり新たな生き方を見つけるだけでなく、おもちゃを大切に扱わなかった人に対する救済でもあるストーリーだと感じ取れます。

 

子供の頃に持っていたおもちゃを全て今も大切にしている、という方はほぼいないと思います。

そうだったとしても、「おもちゃはおもちゃとして、どこかで別の子供たちを喜ばせているかもしれない…」と思える結末になっているのではないでしょうか。

 

また、本作で批判の的となってしまったボニーも、「子供あるある」なだけだと感じます。

誰かにとって大切なものだったとしても、子供はいつかおもちゃに飽きてしまいます。

 

『トイ・ストーリー』シリーズを通してウッディとアンディを見続けてきたからこそ、ボニーの言動が残酷なものに感じてしまいますが、「おもちゃを大切にしない」というのはごく一般的な子供の言動でしかありません。

 

実際にボー・ピープは「子供は永遠には遊んでくれない」ということを身をもって知り、不特定多数の子供たちに遊んでもらえる、いわゆる“野良おもちゃ”であることを選んでいました。

 

そしてそういった生き方を知ったウッディは、「持ち主がいるおもちゃであること」「子供部屋にいるおもちゃであること」へのこだわりを捨て、ボーとともに“野良おもちゃ”として生きていくことを選びます。

 

1人の子供を愛し愛され続けると信じてそれに固執しているウッディ、おもちゃとして愛されていることに気づけないフォーキー、1人の子供に永遠に愛されることはないと知ったボー・ピープ、愛されたことがなく愛を求めているギャビー・ギャビー。

 

『トイ・ストーリー4』には様々な思いを抱えたおもちゃが登場します。

 

出会いを経て「おもちゃとして1番大切なのは子供を喜ばせること」と改めて感じたウッディ。ボニーの部屋で埃を被るより、持ち主がいなくても、子供部屋にいられなくても、子供に遊んでもらえるおもちゃでいることを選んだのです。

 

ウッディにとってアンディはまさに相棒だったのに対し、ボニーに対しては親のような目線で接しています。アンディのもとを離れた時点で、誰か1人のおもちゃであることへのこだわりは薄れていたのかもしれません。そういった細かい心境の変化にも注目です!

 

魅力的な新しいキャラクターとウッディの成長が見られる『トイ・ストーリー4』を、ぜひ視聴してみてくださいね。

 

 

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