漫画「ダンダダン」に登場するヒロイン・綾瀬桃の祖母で霊能者「星子」。
祖母にしては美しすぎる見た目の謎やモモとの関係を考察するとともに、作中や公式キャラブックで判明している情報をまとめて紹介していきます。
<この記事の内容>
- 星子の簡単なプロフィール
- どんな人物か
- 戦闘能力について
- これまでの活躍
- テキトー発言を邪推して考察
\14日間無料!550ポイントもらえる/
更新日 : 2025年09月03日
<プロモーション>
漫画「ダンダダン」に登場するヒロイン・綾瀬桃の祖母で霊能者「星子」。
祖母にしては美しすぎる見た目の謎やモモとの関係を考察するとともに、作中や公式キャラブックで判明している情報をまとめて紹介していきます。
<この記事の内容>
\14日間無料!550ポイントもらえる/
年齢 | ??? |
芸名 | ドドリア三太 |
職業 | 霊媒師 |
所属 | 霊媒師組合(?) ※弟子の満次郎が所属している |
好きなもの | バカ殿、カニ、よく食べる子供 |
嫌いなもの | TVの仕事 |
趣味 | 手間のかかる料理 |
特技 | 球技全般 |
座右の銘 | 宵越しの銭は持たない |
こだわり | 食べることは生きること |
弟子への報連相が出来ていなかったことで孫たちを危険に晒したり、自分へ「キレイ過ぎる」と言ったアイラに「いい子じゃねぇか、モモは悪魔だぜ」と速攻孫を売ったり、大雑把な面がありながらも子どもたちを思う気持ちは本物。
「子どもの我が儘を受け止めるのが大人」という確固たる信念を持ち、道理に反さない限りは子どもたちの意思を尊重している。
義理人情の古風な人であり、オカルンがこれまでかかった費用を返済しようとしたところ、「その恩義は別のやつに返せ、それが”お互い様”ってことだ」と返し、お金を受け取ることはなかった。
「面倒見てもらって恩義感じてんならよお、その恩義は他の困ってるヤツに返すんだよ。それが”お互い様”っつーんだろうがよ。」
漫画「ダンダダン」7巻より
言葉遊びが彼女たちの強さ? |
星子やジジたちが使う”氣”。 「気を張る」「気を使う」「気が強い」「気を配る」…。気、という漢字は人の気持ちを表す様々な慣用句で用いられます。 実際、ダンダダンの中で登場する”氣”を使う能力者は、気の持ちようで強さが変動しているように感じました。 最後まで勝利を諦めないモモ。 恐怖と悔しさを力に変えたジジ。 星子が「お互い様」を大事にし子どもたちを気遣うのは、神様の力を借りて戦う星子だからこそ相手を思いやる気持ちこそが、自分を、誰かを、強くすると知っているからなのかもしれませんね。 |
大きな鉛筆が飛び出す特注のバットに「ネッシーの力」と書き言霊によりネッシーの力を引き出したり、土地神と交渉して力を貸してもらったりしている。
とくに結界術に長けており、自分のテリトリーへ敵を誘い込めれば、山の怪・邪視も、地縛霊と合体してパワーアップしたターボババアも、無力化することが可能。
謎多き若すぎるつよつよババア、星子の戦い方や強さについて。
「わしの結界術はこの土地に住む神様の力を借りてるに過ぎねぇ。ワシらの住む”神越市”を出たらこの能力は使えねぇ。」
漫画「ダンダダン」1巻より
初見ではターボババアを結界術で圧倒した星子でしたが、モモ&オカルンがターボババアと戦うときは「神越市から出ると結界術が使えない」と動向を拒否。
北海道へ遠征していたときも、怪異と戦うため北海道に根ざす神様の力を借りる交渉を3日掛けて行っていました。
そんな神様の力を借りた星子の戦闘力は強力ですが、宇宙人に地球が侵略されそうなときでも必ず「お礼参り」をしなくてはいけないという制約もあるようです。制約と誓約…。
「今回の仕事でこの土地の神様に力を借りたからな。お礼参りに3日はかかる。」
漫画「ダンダダン」12巻より
176~178話の「肉汁餃子のダンダダン」での襲撃では、硬い鉄の皮膚を持った牛男に苦戦を強いられていました。
いつも愛用しているネッシーの力バットもなく、神様の力を引き出す「護符」はバッグに入れていたため遅れを取ったようす。
星子はターボババアでの戦闘でも言っていたように、霊能者としての技術は高いものの、高い戦闘能力は入念な準備の元引き出しているため、このような襲撃には弱いようですね。
実態が煙の煙々羅には、通常の攻撃は通りませんでした。
そんな煙々羅相手に、ジジが”氣”の回転を使った必勝法を思いついたのに、それを教えた師匠である星子がそれを行えなかったのは、重症の肉体を維持するのに氣を回していたからかもしれません。
207話でジジが「俺の氣で痛みをやわらげてる」と発言しているので、”氣”に応急処置的使い方があることは確定しましたね。
さすがの星子おばあちゃんも、折れた肋を庇いながら、物理攻撃が効かない煙々羅に攻撃を与えることは難しかったようです。
※2025年8月、207話時点での情報
ターボババア戦 | 完封 |
邪視戦 | 一時的な封印 |
北海道の怪異 | 討伐 |
キョンシー&牛男戦 | 辛勝 |
煙々羅戦 | 敗北 邪視&ジジ勝利 |
フラットウッズ・モンスターを倒して一安心したモモとオカルン。
しかし、オカルンの呪いを抑えていたモモが気絶したことで再びターボババアに乗っ取られたオカルン。
星子はそんなターボババアを即席の結界で完封。
その後、オカルンの呪いを解くため再びターボババアに挑みに行くオカルンとモモ。
ターボババアと少女たちの地縛霊、そして町中の大量の幽霊に追いかけられ絶体絶命のオカルンとモモだったが、星子が結界を張って待ち構える神越市との市境に誘導したことで勝利する。
モモの小学生時代の同級生、円城寺仁(愛称:ジジ)の依頼によって白蛇村へ訪れたモモとオカルン。
しかし、オカルンたちの奮闘むなしく、ジジは邪視に取り憑かれてしまった。
敵味方問わず人間を殺そうと暴れる邪視を、ドーバーデーモン(シャコ星人)親子のUFOに乗って救援に来た星子が弟子の満次郎と協力し、人体模型の太郎を使って封印した。
その後はお囃子を呼んでジジの中の邪視を除霊しようとするも、ジジの要望を聞き入れ、星子は「邪視も家族にする」と宣言した。
ジジ…!
— 林士平(りんしへい) (@SHIHEILIN) August 7, 2025
呪われて、身体に入り込まれて、乗っ取られそうになっているのに、それでも邪視の哀しみに寄り添えるなんて、
なんて強くて、なんて優しい男なんだ、君は…!!
このシーン大好きです。
アニメで見ても、泣けて来ます。#ダンダダンpic.twitter.com/i3nN3p8v53
モモやオカルンたちが外宇宙からの侵略者と戦っているさなか、星子は依頼により北海道に来ていた。
幽体離脱で星子の元にやってきたオカルンが見たのは、バット一本でロボットのようなモノと戦う星子の姿だった。
星子は北海道某所に根ざす神様の力を借り、なぞのロボット(仮)を爆発させ消滅させた。
なお、このR2-D2に手を生やしたようなロボット(仮)は、公式キャラブックに「北海道の怪異」と記載されている歴とした妖怪。
👓キャラクター人気投票の結果公開中🍑
— 林士平(りんしへい) (@SHIHEILIN) December 23, 2024
⋱『ダンダダン』最新話は本日配信‼️⋰
最新話は⬇️より✅https://t.co/QUBF8xuZBd
呪闘開始ッ!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
パヤセとカシモトの
能力が明らかに🔥
股間がホッツホッツ!!の敵に
三人で畳みかけるーーー
いいジャン&コメントも何卒✨
JC18巻は1/4発売🍑 pic.twitter.com/8RR1c8ilg2
呪行李を、呪物コレクターである2人組パヤセとカシモトに引き渡すため「肉汁餃子のダンダダン」にやってきていた星子。
物量で攻めてくるキョンシー相手には善戦していたものの、「叩くほど固くなる」鉄と似た特性を持った牛男に苦戦を強いられる。
しかし、絶対零度の炎を使う守護霊アフームザーに守られるカシモトと、体内に呪いを飼っているパヤセの援護により、牛男は頑丈な体を破壊され、護符を使い神様の力を借りた星子によって止めを刺された。
なお、牛男に苦戦した結果、キョンシーを操っていた人間は取り逃がしてしまう。
アフーム=ザー |
作中では「鳳凰丸」と書いて「アフームザー」と読ませていました。 「アフーム=ザー」はクトゥルフ神話に登場する旧支配者の一柱で、凍てつく炎を操る神話生物です。 ついでに元ネタの方の守護霊は「迦楼羅(カルラ)」で、呪いが近くにいるほど存在を強く主張するそうです。つまり呪物コレクターのパヤセとは名コンビ。 |
出雲大社の神主を騙っていた男・煙々羅にまんまとおびき出され、もともと重症を負い連戦で疲弊していた星子は敗北。
その後、駆けつけたジジ&邪視により煙々羅は撃退。
星子の見た目が若いのはなぜか?
「モモは悪魔だぜ」の真偽。
モモと星子は血の繋がりがない他人では?という疑惑。
星子の若作りも謎ですが、星子とモモの関係も、気になるところですね。
牛男&キョンシーとの戦いで重症を負った星子。
その傷を治す間もなく、星子はモモたちの呪いを解くために飛行機で島根へと飛ぶことに。
その飛行機の中で鬼頭家の襲撃があった際、意識が朦朧とし今にも気絶しそうだった星子が「気をしっかり保て」「お姉さんって言ってくれて助かったぜ」といっていたので、”氣”を使って他人からの認識と自分の認識どちらかに働きかけているのかもしれません。
また、207話でジジが「俺の氣で痛みをやわらげてる」と発言していたため、このとき星子が”氣”を使って傷が悪化しないようにしていたことが分かりましたね。
認識が重要? |
「ダンダダン」1巻で、星子は頑なに「ワシはエセ霊媒師だぜ。幽霊なんざいねぇ。」とモモに言っていました。 一見、幼かったモモに「エセ霊媒師」と罵られたことを根に持って拗ねているように見えますが、もしかしたら違うのかもしれません。 上記のように、本人や周囲の認識が”力”に関わってくるのなら「幽霊なんていない、オカルトなんてファンタジー」と思い続けてくれていた方が安全だと考えて、エセ霊媒師という姿勢を取っていたのかもしれません。 物語でよく見る、”気”の持ちようで世界の見え方は変わってくる、というやつですね。幽霊や怪異は認識しなければ関わることはないという、オカルトでよくあるやつです。 |
邪視の件があるまで適当発言だと思われていた「ジジは天才だぜ」がガチだったので、もしかしたらこの発言も意外と真実だったり…するかも、しれません。
作中では流れ的に「モモのおばあちゃんなんだから名字は綾瀬だろ」と思っていましたが、キャラブックの人物紹介にすら名字の記載がないのはちょっと不自然かもしれません。
もしかしたら、星子とモモには血の繋がりがない可能性も…?
とはいえ、満次郎もキャラブックで名字の記載がないので、考えすぎの可能性は全然あります。
もし星子の名字が伏せられている理由があるなら…本当にモモは人間以外の生物で、熟練の霊能者である星子が「人間として」育てることで、本当の力を抑制させている、とか?
事実、モモの超能力が発現したときの爆発的な力が、今は鳴りを潜めています。
公式キャラブックには「爆発的な威力は封じられている」とあるので、モモの認識か、外的要因か、何かが作用して本来の力が抑えられていることは確実なようですね。
モモは幼少期より、邪なものから身を守るために「氣を出すおまじない」を行ってきた。セルポ星人の念力で、長年培ってきた氣の経路「チャクラ」が開いて超能力が覚醒!ただし現在、覚醒時の爆発的な威力は封じられている。
「ダンダダンダイズカン」より抜粋
※2025年8月、207話時点での考察
「お婆ちゃん子だったし、両親いないしさ」
漫画「ダンダダン」1巻より
・星子は熟練の霊能者であること ・モモの両親はいないということ ・両親がなぜいないかは語られてない ・モモは昔から氣を練る練習をさせられていた (邪なものから狙われていた?) ・モモの強力な念力は今は使えないということ |
このような情報から、「モモと星子には血の繋がりがない」と仮定したとき、瞬間的に想像したのが「ハリー・ポッター」や「僕のヒーローアカデミア」でした。
遺伝的な要因で魔法使いや超能力者が登場する作品では、しばしば突然変異が生まれてきて、その強大なパワーに家族が苦労するという描写が見られます。
もしかしたら、モモもそういう事情で両親から引き離され、霊能者である星子の元に預けられたのかもしれません。
星子はどうやら霊能者組合に所属している(または伝がある)ようですし、そういう組織には「扱いきれない子供」の相談も舞い込んできそうですよね。
キャラブックの「邪なものから身を守る」という文言から、問題はモモにあったのではなく「モモを狙う何者かが問題だった」可能性もあるかもしれません。
モモの潤沢なパワーが「邪なもの」を引き寄せ、その結果、モモの物心付く前に両親だけが死んでしまった。そしてなんやかんや自衛が可能な星子にモモが預けられた。
そういう流れもあるかもしれません。
”氣”を操る霊能者や、妖怪や呪物の力を使う人間は複数人登場していますが、モモのような超能力者は現在モモしか存在していません。
なので、現状出せる結論は「なんか他とは違う特別な力を秘めているのがモモ」というくらいですかね。
それが人間の突然変異なのか、そもそもルーツが人間ですらないのか、今の段階ではまだわかりません。
とりあえず、モモの超能力はセルポ星人やサンジェルマン伯爵も注目するほどの力のようですし、何かしらの秘密は隠されていそうですよね。
専門学生時代、卒業制作でちょうどこんな髪型を作ったんですが、ああいう風に立たせるのって結構たいへんなんですよね…。普通に上に編み込んだだけでは立ちません。
ちょうどモモが幼少期にしていたお呪いのポーズも、頭に指を立てるポーズでしたし、”氣”を支柱のように体に通すことで押されてもびくともしない安定感を得られることは、邪視編でのジジの修行シーンで分かっています。
そして星子が骨折して重症を負っているときはこの髪型はしていませんでした。
星子のあの髪型は、星子が元気な証。気をしっかり保てている象徴なのかもしれません。
星子ばあちゃんは頼れる味方でありながら謎多き人物ですよね。
発言も、適当かと思えば真面目な発言だったり、彼女が何を考えているのか、何を隠しているのかいないのか…。
作中の強すぎるババア筆頭の彼女の謎が、いつか解けると良いですね。