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マーベル映画『ブラックパンサー』が5倍面白くなるあらすじ&見どころを解説!

更新日 : 2025年03月26日

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マーベル映画にして初の黒人ヒーロー冠作品『ブラックパンサー』。

ヒーロー映画を展開しているマーベル作品の中でも、特に評価されアカデミー賞を受賞した作品でもあります。

 

そこで気になるのは、多くのマーベル映画が公開されているにもかかわらず何故『ブラックパンサー』が特出して評価されているのかという点。

 

本記事では、そんなブラックパンサーのあらすじと作品を楽しむうえで注目したいポイントを解説していきます。

 

「ブラックパンサーはどんなストーリー?」

「ブラックパンサーの魅力や見どころを知りたい」

「舞台裏や高評価の理由が知りたい」

 

以上の疑問や悩みを解決して、より作品を楽しむポイントを教えちゃいます!

 

それでは、「ワカンダ・フォーエバー!」(掛け声)

 

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映画『ブラックパンサー』のあらすじをネタバレなしで簡単に紹介

 

遥か昔のアフリカ大陸、特殊な鉱石ヴィブラニウムを巡って5つの部族が争っていた。

戦いの最中、ヴィブラニウムの影響で突然変異を起こしたハーブを飲んだ戦士は、超人的な力を授かり初代ブラックパンサーとなる。


初代ブラックパンサーは争いを鎮め、ワカンダの国王となった。

ヴィブラニウムを用いて技術を発展し高度な文明を築いたワカンダ国は、争いが続く外の世界からヴィブラニウムが悪用されないように、身を潜め隔絶した生活を送るようになる。


時は、現在。

前国王ティ・チャカの死によって、ワカンダ国では新たな王への継承が行われていた。

新王はティ・チャカの息子であるティ・チャラ。

父である前国王の下で学んだティ・チャラは人望の厚い国王として、そして代々受け継がれる民を守る力を備えたブラックパンサーとして人々から受け入れられた。


時同じくして、ロンドンの博物館に展示されていたヴィブラニウム製の武器が盗まれる事件が起こる。

首謀者は、過去約30年に渡ってワカンダの追跡を逃れヴィブラニウムを売買してきた人物、ユリシーズ・クロウ。

強奪したヴィブラニウムの取引先を知ったティ・チャラは、幼馴染のナキアと国王親衛隊隊長オコエを連れて釜山へと向かう。


ヴィブラニウムを巡る攻防が繰り広げられる中、クロウ陣営の傭兵キルモンガーが暗躍。

彼の出自には、ワカンダの知られざる闇が隠されていた…。

 

映画『ブラックパンサー』は、これまでのMCUでは登場しなかった超大国ワカンダを舞台に、国王でありヒーローのブラックパンサーの活躍が描かれる作品。

 

ブラックパンサーであるティ・チャラ王はもちろん、脇を固めるオコエやナキア、兄妹のシュリ、そして立ちはだかるクロウ、キルモンガーといった邪悪なヴィランなど様々な面で個性的なキャラクターが登場します。

 

彼らが繰り広げるアクションや立場上での葛藤が物語の大きな核となってくヒーロー超大作、それが『ブラックパンサー』です!

 

マーベル映画『ブラックパンサー』の作品概要

監督ライアン・クーグラー
脚本

ライアン・クーグラー

ジョー・ロバート・コール

製作ケヴィン・ファイギ
キャスト

チャドウィック・ボーズマン

マイケル・B・ジョーダン

ルピタ・ニョンゴ

ダナイ・グリラ

マーティン・フリーマン

ダニエル・カルーヤ

レティーシャ・ライト

ウィンストン・デューク

フローレンス・カサンバ

アンジェラ・バセット

フォレスト・ウィテカー

アンディ・サーキス

製作会社マーベル・スタジオ
配給会社ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開

2018年2月16日(米国公開)

2018年3月1日(日本公開)

上映時間134分

 

 

『ブラックパンサー』の登場人物とキャスト紹介

ブラックパンサーの登場人物を紹介!

 

キャラクターの個性や人物像を知ることで、グッと作品を楽しめるようになるので見ていきましょう!

 

ティ・チャラ/ブラックパンサー(演:チャドウィック・ボーズマン)

 

今作の主人公。

超大国ワカンダの新国王にして、漆黒のスーツを身に纏うヒーロー、ブラックパンサー。

国王とヒーローの二面性を持つ新たなキャラクターとしてMCUに参戦しました。

 

今作以前の作品『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にて父を亡くした過去を持つ人物。

その悲しみを背負った今作では、閉鎖的な国を守る王としての使命と、外の世界を救済できないかという2つの矛盾した事柄に悩み葛藤していきます。

 

ティ・チャラは特殊なハーブによって超人的な力を持ち、銃弾を通さないヴィブラニウム製のスーツを纏うことでブラックパンサーとなります。

衝撃を吸収するスーツは、溜まった力を放出することができ非常に強力。

 

俊敏な動きに加え、高い防御力を誇るブラックパンサーは狙った獲物は逃さない、正に黒豹のごときハンター。

その強大な力を正しく使うための慈悲深い心の持ち主でもあり、優しさと強さを兼ね備えたヒーローです。

 

演者:チャドウィック・ボーズマン

1976年11月29日生。

『42 ~世界を変えた男~』、『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』、『マーシャル 法廷を変えた男』など黒人の人種問題を取り上げた社会性の強い作品で多く主演を務めた。

2020年8月28日43歳という若さで亡くなる。

2016年に大腸癌を診断されながらも、手術や化学療法の合間に作品の撮影に入ったというエピソードは、彼の死を惜しむ多くの人々から「本物のヒーロー」と賞賛されている。

 

エリック・キルモンガー・スティーヴンス(演:マイケル・B・ジョーダン)

 

今作のメインヴィラン、キルモンガー。

アメリカの元秘密工作員であり、銃撃戦や肉弾戦のスペシャリストとして高い戦闘センスを併せ持っています。

 

物語序盤では、ユリシーズ・クロウに雇われている傭兵として登場しますが、実際には裏で糸を引いている黒幕的存在。

彼の出自にはティ・チャラも知らなかったワカンダの闇が隠されており、その境遇から生まれた野望は、全てを利用し目的を果たすための行動理念となっています。

 

荒々しく攻撃的な性格は、温和で平和を問い続けるティ・チャラと正反対。

しかしながら邪悪な思想の背景にある彼の生い立ちは、今作の主題の根幹を成すものであり、共感性の高い作りこまれたヴィランとなっています。

 

MCU映画内でも屈指の人気を誇る唯一無二のヴィラン、キルモンガーに注目してみてください!

 

演者:マイケル・B・ジョーダン

1987年2月9日生まれ。

『ブラックパンサー』で監督を務めたライアン・クーグラーの初長編、『フルートベール駅で』に出演し、高い演技力を評価されブレイク。

その後も同監督によってスタートしたロッキーの続編シリーズ『クリード』で主演を務める。

2023年の5月公開予定の『クリード』最新作では、主演に加え監督も務めており、期待が高まる。

 

シュリ(演:レティーシャ・ライト)

 

ティ・チャラの妹であり、ワカンダの王女。

16歳という若さながらも、ヴィブラニウムを研究しワカンダのテクノロジーを支える天才発明家です。

 

その発明はブラックパンサーのスーツを改良し、衝撃を吸収、放出を可能にしただけでなく、遠隔で車を操縦する装置や現代医学では治せない後遺症を完治させる技術など様々な面で応用されています。

 

熱心な発明家の顔とは対照的に性格は快活で皮肉屋なところがあり、王となった兄ティ・チャラを日常的にからかうシーンが印象的なキャラクターです。

 

演者:レティーシャ・ライト

1993年10月31日生まれ。

本作出演後、アガサ・クリスティ原作のリメイク『ナイル殺人事件』や人気アニメの続編『SING/シング:ネクストステージ』に起用され精力的に活動中。

『ブラックパンサー』の続編である『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では、ティ・チャラのいなくなった世界で重要な役目を演じる。

 

ナキア(演:ルピタ・ニョンゴ)

 

ティ・チャラの幼馴染であり、彼が思いを寄せるワカンダの女性。

 

国を守るという名目で閉塞的な生活を送っている他のワカンダの人々とは違い、世界平和のために各国に潜入して情報を入手するスパイとして活動しています。

 

自分の心情を貫く高い精神性としたたかな気品を持つ女性であることから、ティ・チャラが世界の平和を考えることについて強く影響を与えた人物であると考えられます。

 

演者:ルピタ・ニョンゴ

1983年3月1日生まれ。

2013年公開作『それでも夜は明ける』にてアカデミー助演女優賞を受賞。

その他の出演作として『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『アス』などがある。

女優として活躍する以前は、製作側で活動し脚本や監督もこなした多彩な経験の持ち主。

オコエ(演:ダナイ・グリラ)

 

ワカンダの国王親衛隊ドーラ・ミラージュ隊長。

王であるティ・チャラやナキアとは腹心知れた仲で、彼らと共に行動する際は冷静に戦局を分析し、時にはたしなめることもできる人物です。

 

ドーラ・ミラージュとは、ワカンダ最強の戦士たちで構成される女性のみの部隊。

スキンヘッドに赤い装束と槍を持っているのが特徴で、オコエはその中でも特出した強さを誇っています。

 

超人的なパワーを持っていないにも関わらず、研鑽された肉体とヴィブラニウム製の槍を駆使した戦闘方法は、ヒーローにも負けず劣らず。

アクロバティックな体術は必見です!

 

演者:ダナイ・グリラ

1978年2月14日生まれ。

人気海外ドラマ『ウォーキング・デッド』のミショーン役で知られる。

女優業と並行して劇作家も行っており、どちらの方面でも受賞経験のあるマルチな才能を発揮中。

 

ユリシーズ・クロウ(演:アンディ・サーキス)

 

南アフリカのブラックマーケットを取り仕切る闇の武器商人。

過去にワカンダに潜入した際に見つけた膨大な量のヴィブラニウムに目を付け、虎視眈々と狙っています。

 

狡猾かつ粗暴な性格のクロウは、ワカンダの人々にとって多くの恨みを買い疎まれている存在。

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にて一足先に登場しており、その際に失った左腕には衝撃波を発生させる義手を装着しています。

 

演者:アンディ・サーキス

1964年4月20日生まれ。

2022年公開『ザ・バットマン』でバットマンの補佐役アルフレッドを演実。

その他、モーションアクターとして『ロード・オブ・ザ・リング』、『スター・ウォーズ』、『猿の惑星』、『ゴジラ』などの著名なシリーズ作品に出演しており、顔のない実力派俳優として知られている。

 

エヴェレット・K・ロス(演:マーティン・フリーマン)

 

元空軍パイロットのCIA捜査官。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にて、ブラックパンサーの正体を知った数少ない外部の人間。

 

今作ではクロウのおとり捜査中にティ・チャラと再会したことで、超大国ワカンダの存在を知ることになります。

 

演者:マーティン・フリーマン

1971年9月8日生まれ。

数々の映画、ドラマに出演する実力派俳優。

主な出演作品に映画『ホビット』シリーズやドラマ『シャーロック』などがある。

コメディ作品からシリアスな作品まで、幅広いジャンルで活躍中。

 

ティ・チャカ(演:ジョン・カニ/アタンドワ・カニ)

ティ・チャラの父であり、前ワカンダ国王。

『ブラックパンサー』以前の時系列が描かれる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にて、爆破事故により故人となりました。

 

今作では若かりし日の姿が回想でも登場し、ティ・チャラの知らないワカンダの秘密を知るキーパーソンとして描かれます。

 

演者:ジョン・カニ

1943年8月30日生まれ。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に続き、続投。

Netflix映画『マーダー・ミステリー』出演、実写版『ライオン・キング』にて声優を務める。


演者:アタンドワ・カニ

1984年6月6日生まれ。

『マンデラ 自由への長い道』にて青年期のネルソン・マンデラを演じた。

今作で同役ティ・チャカを演じたジョン・カニの実子である。

 

 

『ブラックパンサー』登場人物相関図

登場人物を紹介したところで、彼らの相関図を見ていきましょう。

ブラックパンサー相関図

 

『ブラックパンサー』では、超大国ワカンダを主な舞台としてそこに住むティ・チャラたちや、ワカンダの特別な物資であるヴィブラニウムを狙うヴィラン側などが密接に関わり合い展開されていきます。

 

主要人物たちの関係を知ることで、物語の解像度が明確になるので図を見ておさらいしておきましょう!

 

 

『ブラックパンサー』を5倍楽しめる見どころ5選

『ブラックパンサー』の見どころを5つのポイントで解説!

ストーリーの魅力はもちろん、製作の舞台裏も解説していきます。

 

本作の持つ意味や意図を知って、一歩踏み込んだ楽しみ方をしちゃいましょう!

 

MCU初の黒人ヒーロー冠映画!娯楽性と社会性を両立させた無二のエンタメ作品!

『ブラックパンサー』を語るうえで外せないのは、何といってもMCU初の黒人ヒーロー映画冠作品であること!

 

これまでにもMCUの映画シリーズでは、ドン・チードルのウォーマシンやアンソニー・マッキーのファルコンなど黒人俳優がヒーローを演じることはありましたが、いずれのキャラクターもアイアンマンやキャプテン・アメリカに登場するサブヒーロー的な位置づけ。

 

『ブラックパンサー』はMCU映画の中で、初の黒人ヒーロータイトル作品として注目が集まり、同人種の方々だけでなく公開直後から様々な人々から熱烈支持を獲得した作品となりました。

 

その要因の1つとして、作中で語られる悲劇的描写には、現実にもありえる移民問題が反映されている点です。

人種問わない普遍的な問題を取り扱ったストーリーは、高い共感性を生みました。

MCUの醍醐味である骨太なアクションに加えて、黒人としてのシンボルと、救済を求める人々にとっての新たなヒーロー像といった視点が加わったのが今作の魅力。

 

・娯楽性

・社会性

 

『ブラックパンサー』が評価される根底には、2つの要素が両立している点にあると感じます。

 

韓国でのカーチェイス、ワカンダでの抗争、ド派手なシーンが盛りだくさん!

マーベル映画と言えばヒーローたちのド派手なアクションを楽しめるシリーズですが、『ブラックパンサー』も例に漏れず見どころシーンが盛りだくさん!

 

今作中盤の山場である釜山でのカーチェイスシーンは、闇夜のネオン街をバックに、漆黒のスーツを纏ったブラックパンサーが映える超絶魅力的なシーンとなっています。

 

車の上で標的を見据え、構える姿は正に狙った獲物は逃がさないハンターそのもの!

 

スピーディなアクション展開とブラックパンサーの真価が問われるハイブリッドな描き方は、MCUに新しい風の到来を告げた象徴的なシーンと言えるでしょう。

 

また、後半にかけて描かれる戦いはブラックパンサー対因縁のヴィラン・キルモンガーを筆頭に、それ以外のワカンダのキャラクターも大活躍。

 

国王親衛隊ドーラ・ミラージュのコンビネーションを駆使した戦法や、ボーダー族やジャバリ族の豪快なアクションなど、ワカンダという特異な文化から生まれた独自の戦闘シーンが作中を彩ります。

 

今作ではブラックパンサーというヒーローだけでなく、ワカンダに住む様々な部族の戦いが描かれる点も非常に魅力的。

 

ただヒーローに守られるだけの民ではないというメッセージ性がパワフルに描かれています。

 

黒人カルチャー溢れる作品の舞台裏にも注目!

ワカンダという架空の国を舞台に描かれる今作『ブラックパンサー』。

 

この国は作中でアフリカのどこかにあると明言されており、ワカンダの文化もどこかアフリカの民俗を想起させる世界観となっています。

 

ヴィブラニウムという特別な資源を利用して高水準のテクノロジーを持つワカンダですが、古くからの文化風習を大事にしている点や、衣類にもどこか伝統文化を感じさせる特徴的な刺繍や装飾が施されている点などがあります。

 

それもそのはず、今作ではキャストはもちろん制作スタッフの大半がアフリカ系の人々。

 

ハリウッドでは異例の制作陣となり、多くの人たちに夢を与えました。

 

ストーリーや起用されたキャストだけでなく、映画の舞台裏でも人種問わずハリウッドドリームを叶えられることを証明した作品でもあるのです。

 

全世界興行収入最高9位を記録!アカデミー賞3部門を受賞!

公開と同時に大ヒットを記録したブラックパンサー。

 

全世界歴代興行収入では最高9位を獲得し、単体のヒーロー映画作品では『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を上回る初の快挙を遂げました。

 

またヒーロー映画ながら社会派な題材を扱ったテーマ、キャストはもちろん制作スタッフにもアフリカ系の人たちが携わった今作は、最も権威のある映画賞アカデミーでヒーロー映画初となる作品賞にノミネートされた他、3部門で受賞を達成。

『ブラックパンサー』の2019年アカデミー賞実績

作品賞ノミネート
衣装デザイン賞受賞:ルース・E・カーター
歌曲賞ノミネート:「オール・ザ・スターズ」byケンドリック・ラマー&シザ
作曲賞受賞:ルドウィグ・ゴランソン
録音賞ノミネート:スティーヴ・ボーデッカー、ブランドン・プロクター、ピーター・デヴリン
音響編集賞ノミネート:ベンジャミン・A・バート、スティーヴ・ボーデッガー
美術賞受賞:ハンナ・ビーチュラー、ジェイ・ハート

 

興行収入という数字の部分、作品の文化的側面の両方で高い評価を受けています。

 

アカデミーにおいては衣装デザインや美術賞を受賞していることから、前述したアフリカ文化を彷彿とさせるこだわりの部分が実を結んだと言っても過言ではないでしょう。

 

ブラックパンサーが登場する他作品を視聴することでさらに楽しめる!

ヒーローブラックパンサーが登場する他作品を視聴することで、物語をさらに楽しむことができます!

 

マーベルヒーローが登場するMCUの中で、ブラックパンサーは比較的新しいヒーローなので視聴本数も少なく一気見も可能です。

 

ブラックパンサーに関連するMCU作品を時系列順にまとめた表をご覧ください!

ブラックパンサーが関連するMCU作品一覧

作品名公開年
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ2016年
ブラックパンサー2018年
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー2018年
アベンジャーズ/エンド・ゲーム2019年
ファルコン&ウィンター・ソルジャー2020年
ホワット・イフ…?(アニメ)2021年
ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー2022年

 

ブラックパンサーの物語の続きである『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、主人公であるティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンが2020年に亡くなったことにより、作中でもティ・チャラが亡くなったその後のワカンダの物語が描かれます。

 

様々な作品で、根強い人種問題に訴えかけ続けたチャドウィック・ボーズマン。

 

彼を讃える記念碑的な作品になっているので、『ブラックパンサー』を見たいという方はぜひコチラもチェックしてみてくださいね!

 

その他MCU作品の視聴順番を徹底解説した記事もありますので、気になった方はご覧ください!


 

【ネタバレなし感想】現実とリンクするヴィランの支配から民を守る王としての素質

最後に『ブラックパンサー』を視聴した感想をご紹介。

筆者が今作で一番強く感じたのは、ヴィランの存在感と魅力です。

 

今作ではヴィブラニウムを狙う狡猾なクロウと、ワカンダによって追いやられた過去を持つキルモンガーといった2人のヴィランが登場します。

 

クロウは白人であり、ヴィブラニウムという特殊資源を奪おうとしている彼は、歴史的観点から見ると18世紀のアフリカ植民地化の流れのように支配しようとしている人物。

純粋に邪悪な思想を持つ彼に、ワカンダとティ・チャラたちはそれを拒むために応戦していきます。

 

対するもう一人のヴィラン、キルモンガーはワカンダに恨みを持つ人物。

彼の出自には移民問題のようにつまはじきにされ、居場所を失った過去があり、そのためにワカンダを狙っています。

 

ワカンダを狙うという意味では、クロウとキルモンガーは同じヴィラン。

しかしキルモンガーには彼なりの正義があり、それを暴力で達成しようと企てています。

キルモンガーの独りよがりな正義は決して全てを否定しきれない部分があり、ティ・チャラは彼の怨念を清算することに葛藤していくのです。

 

このように分かり切った純粋な悪と、行き過ぎた正義の末に描かれる悪という2つのヴィランの存在が、正義とは平和とはという問いに一歩踏み込むストーリーを与えています。

 

これまで自身が素晴らしいと思っていた父の背中を見て育ち、ワカンダ人であることを誇りにしていたティ・チャラ。

 

しかし正義の価値観と悪の価値観の境界があいまいなキルモンガーの存在によって、彼の正義も揺らぎます。

ワカンダの民を守ること、世界全体の平和のあり方について考えること、この矛盾をどのように昇華していくかという問題に直面するのです。

 

ティ・チャラの葛藤が描かれる今作では、2人のヴィランの圧倒的存在感がその葛藤に説得力をもたらしていると感じました。

 

 

マーベル映画『ブラックパンサー』あらすじのまとめ

『ブラックパンサー』のあらすじや作品の見どころなどを解説していきました。

 

最後に記事をまとめていきたいと思います!

マーベル映画『ブラックパンサー』のあらすじ&見どころまとめ

●映画『ブラックパンサー』では超大国ワカンダを舞台に新たな王となったティ・チャラが、その素質を試される王道ヒーローストーリー!
 

●主人公のティ・チャラを筆頭に、妹のシュリや親衛隊のオコエ、彼らに立ちはだかる強大なヴィランなど、どのキャラクターも個性豊かで魅力的!
 

●ヒーロー映画として初のアカデミー3部門受賞!その背景には、アフリカルーツを持つ制作陣のこだわりが溢れている


●純粋悪とは言えないキルモンガーが、ティ・チャラの正義感に揺らぎ葛藤を与える魅力的なヴィラン!
 

●ブラックパンサーの関連作品を視聴することで、もっと楽しめる!
 

 

2018年に公開されてから、今もなお根強い人気を誇る『ブラックパンサー』。

黒人ヒーローの記念碑的な今作をぜひディズニープラスでご覧になってみてください!

 

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※本ページの情報は2025年3月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。
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