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映画「ホーンテッドマンション(2003年)」あらすじネタバレ解説!怖い?アトラクションとの関係は?

たみ

更新日:2022-6-28

<プロモーション>

世界各国のディズニーパークにある「ホーンテッドマンション」。

999人の亡霊が住む屋敷を巡るライド型のアトラクションで、高い人気を誇っています。

 

そんな有名アトラクションが2003年に実写映画化されました!

 

今回は実写映画「ホーンテッドマンション」のあらすじをネタバレありで詳しく紹介!

さらに設定やキャラクターなど、気になるアトラクションとの繋がりも考察していきます。

 

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「ホーンテッドマンション」作品情報

 

ホーンテッドマンションのメイン写真

 

原題

The Haunted Mansion

監督

ロブ・ミンコフ

音楽

マーク・マンシーナ

公開年月日

2003年11月26日(日本:2004年4月24日)

 

今作品の監督を務めたのはロブ・ミンコフ。

彼はアニメ版「ライオンキング(1994年)」や、「スチュアート・リトル(1999年)」で知られています。

 

音楽を担当したマーク・マンシーナは、「スピード(1994年)」などで知られる作曲家。

「モアナと伝説の海(2016年)」では、リン=マニュエル・ミランダ、オペタイア・フォアイと共同作曲しました。

また、ロブ・ミンコフが監督を務めた「ライオンキング(1994年)」では、映画音楽のアレンジとボーカルを担当しています。

 

キャラクター&キャスト

ジム・エヴァース

ジム・エヴァースの写真

 

【キャスト】エディ・マーフィ

【日本語吹き替え版】山寺宏一

 

今作品の主人公。

不動産業を営み、忙しい日々を送っている。

家族のことを愛しているものの、仕事を優先してしまっている様子。

 

サラ・エヴァース

【キャスト】マーシャ・トマソン

【日本語吹き替え版】鈴木ほのか

 

ジムの妻。

ジムと共に不動産業を営んでいる。

ジムにはもっと家族のことを考えて欲しいと思っている。

 

メーガン・エヴァース

【キャスト】アリー・デイヴィス

【日本語吹き替え版】鈴木里彩

 

ジムとサラの娘で13歳。

わがままで気が強い。

好奇心旺盛で勇敢な一面も。

 

マイケル・エヴァース

【キャスト】マーク・ジョン・ジェフリーズ

【日本語吹き替え版】宮里駿

 

ジムとサラの10歳の息子。

メーガンとは真逆で臆病な性格。

クモが大の苦手。

 

ラムズリー

【キャスト】テレンス・スタンプ

【日本語吹き替え版】滝田祐介

 

屋敷の執事。

サラに「屋敷を売りたい」と話を持ちかけるが……。

 

エドワード・グレイシー

【キャスト】ナサニエル・パーカー

【日本語吹き替え版】山路和弘

 

屋敷の主。

亡き恋人のことを愛し続けている。

 

 

「ホーンテッドマンション」あらすじ【ネタバレなし】

ジム・エヴァースは妻のサラ、息子のマイケル、娘のメーガンと共に幸せな生活を送っています。

ジムとサラは共に不動産業を営んでおり、仕事に熱心なジムは家族より仕事を優先してしまいがちでした。

 

ある夜、サラの元に1本の電話がかかってきます。

電話の主は「古い屋敷を売りたい。しかし屋敷の主人はお客を好まないため、1人で来て欲しい」と告げました。

 

サラが電話をしていることに気づいたジムが屋敷の住所を確認すると、そこは豪邸が集う場所でした。

電話の主が指定した日は家族で旅行する予定でしたが、大きな仕事になると確信したジムの提案で、旅行の前に屋敷に寄ることにします。

 

そして約束の日。

ジム一家は屋敷に到着しました。

屋敷は想像以上に大きく、大きなビジネスの予感にジムの期待も高まります。

 

しかし、突然豪雨に襲われてしまいました。

ジムたちが屋敷に駆け込むと、屋敷の主であるエドワード・グレイシーと、執事・ラムズリーが出迎えます。

 

挨拶もそこそこに、旅行があるからと屋敷を出ようとするジム一家でしたが、雨は強まる一方。

エドワードとラムズリーに勧められ、ジムたちは仕方なく屋敷に泊まることになりましたが、その屋敷はなんと幽霊屋敷だったのです!

 

ジムたちを招いたラムズリーとエドワードの企みとは!?

エヴァース一家は無事家に帰れるのでしょうか……。

 

 

「ホーンテッドマンション」映画とアトラクション(原作)の繋がりとは

 

ホーンテッドマンションの設定

映画の元となった、世界各国のディズニーパークにあるアトラクション「ホーンテッドマンション」は、999人の亡霊が住んでいる屋敷という設定。

亡霊たちが屋敷に訪れる人々(ゲスト)を1,000人目の仲間に迎え入れようとしている、というストーリーです。

 

インターネット上では、「マダム・レオタが屋敷の住民を殺した」という詳しいストーリーが見られますが、実はディズニー公式のものではありません

これは、ウォルト・ディズニー・ワールドのマジック・キングダムにあるホーンテッドマンションのキャストが創作したストーリーです。

 

しかし、精密に練られたこの創作ストーリーはホーンテッドマンションの設定として広く知られており、映画の設定とも通ずる部分が多々あります。

 

そこで、アトラクションの設定に加え、「マダム・レオタが屋敷の住民を殺した」という創作ストーリーとも絡ませながら、実写映画「ホーンテッドマンション」との繋がりを考察していきます!

 

ホーンテッドマンションの家主

 

【アトラクション】

家主は明らかになっておらず、屋敷の亡霊の1人である「ゴーストホスト」が屋敷を案内する。

「肖像画と伸びる壁の間」にある首吊り死体は彼のもの。

 

【創作ストーリー】

1967年10月31日にオランダ市長・ブルがマイスターによって、ホーンテッドマンションが建てられた。

最初の住民であるブルガマイスター一家は気が狂い屋敷を手放し、2番目の住民であるロナルド一家も主人が亡くなってしまったために、屋敷を売り払う。

 

その後、ホーンテッドマンションの権利はジョージ・グレイシーへ渡された。

そして彼の死後、息子のマスター・グレイシーが屋敷の家主になる。

 

しかし、マスター・グレイシーもまた気が狂い、首を吊って命を落としてしまった。

 

【映画】

19世紀にホーンテッドマンションが存在していた。

その屋敷の主はエドワード・グレイシー

エドワードは最愛の恋人・エリザベスが亡くなったその日に、自ら首を吊って亡くなった。

 

創作ストーリーでの家主はマスター・グレイシーです。

そして映画での家主はエドワード・グレイシー。

 

意図的か偶然かは定かではありませんが、家主の苗字が一致しています。

 

創作ストーリーでは、ホーンテッドマンションが建てられたのは1967年ですが、映画では19世紀(1801年~1900年)に既にホーンテッドマンションが存在していました。

そしてエドワードも19世紀に亡くなっています。

 

時代の不一致から、マスター・グレイシーとエドワード・グレイシーの血の繋がりはなく、ホーンテッドマンションも別物であると考えられます。

 

創作ストーリーと映画は、全く別の世界であると考えるのが無難です。

 

また、アトラクションでは案内人・ゴーストホストが屋敷の主だと名言はされていないものの、創作ストーリーと映画の屋敷の主と同様に、首を吊って亡くなっていることから、おそらく屋敷の持ち主だったのではないかと考えられます。

 

屋根裏部屋の花嫁

【アトラクション】

屋根裏部屋でトランクの隣に立つ、花嫁姿の亡霊を見ることができる。

亡霊の名前は公表されていない。

 

【創作ストーリー】

マスター・グレイシーと共に、マダム・レオタという女性が屋敷に住んでいた。

マダム・レオタはマスター・グレイシーに、資産家の娘であるエミリーとの結婚を促す。

 

そして訪れたマスター・グレイシーとエミリーの結婚式の日。

エミリーの資金が目当てだったマダム・レオタは、エミリーをトランクに閉じ込め、花嫁姿のエミリーはトランクの中で窒息死した。

 

【映画】

エドワードが首を吊る前、エドワードの恋人であるエリザベスは、毒入りワインを口にして命を落としてしまった。

突然のことで、自殺だったのか事故だったのか、原因はわからなかった。

 

しかし、エリザベスが亡くなったのは屋敷の執事・ラムズリーの仕業だったことが判明。

ラムズリーはエリザベスがエドワードにふさわしくないと感じ、彼女を殺めてしまった。

 

アトラクションで有名な亡霊の1人である、花嫁の亡霊。

創作ストーリーと映画では、家主に近い存在によって家主の恋人が殺されてしまいます。

 

映画では花嫁姿を見ることはできませんが、亡くなった日に屋敷で舞踏会がおこなわれていたことから、エリザベスはドレスを身に纏っていました。

 

映画と創作ストーリーの直接的なつながりはないものの、創作ストーリーを彷彿とさせられる描写が確認できます。

 

キャラクターのセリフ

 

【アトラクション】

出口に近づくと、小さい女性の亡霊リトル・レオタが言うセリフ。

 

「Hurry back, Hurry back. Be sure to bring your death certificate, if you decide to join us. Make final arrangements now. We’ve been, hmm hmm, dying to have you. hmm hmm hmm hmm…」

(早く戻ってきて!早く戻ってきて!仲間になる決心がついたら、死亡証明書を持ってきてね。今ここで死亡手続きをしてもいいのよ。私たちは死ぬほどあなたが欲しいの…。)

 

アトラクションでは、999人の亡霊たちがゲストを仲間に入れようとする、といったストーリー。

アトラクションの最後に、1000人目の仲間になってもらうため、死亡証明書を持ってくるように促します。

 

映画でマダム・リオッタが口にしたセリフは、アトラクションのリトル・レオタのセリフを映画用にアレンジしたものです。

 

映画では屋敷の主・エドワードが、かつての恋人と結ばれようと計画していたのが物語の主軸で、999人の亡霊たちが仲間を求めているという描写はありませんでした。

しかし、この最後のセリフによって、「もしかしたらエドワード以外の亡霊たちは新たな仲間を求めていたのかもしれない……」と想像が膨らみます。

 

実写映画「ホーンテッドマンション」は、エンドロール後まで“ホーンテッドマンションらしさ”が満載です!

 

 

「ホーンテッドマンション」新作映画が登場!

 

ディズニーパークのアトラクション「ホーンテッドマンション」を元に、再び実写映画が公開されます!

完全新作で、不思議な屋敷を見つけた母と息子が、屋敷の謎を解いていくというストーリーになるそう。

 

ジャスティン・シミエンが監督を務め、ロザリオ・ドーソン、オーウェン・ウィルソンらが出演。

 

新作映画「ホーンテッドマンション」は、2023年9月1日に日本で公開されました!

 

詳しいストーリーや2003年版との違いはこちらの記事をチェック!

 

 

 

「ホーンテッドマンション」感想

東京ディズニーランドのアトラクション、ホーンテッドマンションの写真

 

怖い?面白い?個性豊かな登場人物たち!

 

実写映画「ホーンテッドマンション」は幽霊屋敷が舞台。

幽霊が登場することから、「ホラー要素が強くて怖いのでは……?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

 

しかし、今作品はホラー要素よりもコメディ要素の方が強いです!

 

主人公ジム・エヴァースを演じるのは、エディ・マーフィ。

俳優として有名なエディ・マーフィですが、彼は元々コメディアンとして活躍していました。

 

「ビバリーヒルズ・コップ シリーズ(1984年~)」や、「星の王子 ニューヨークへ行く シリーズ(1988年~)」など、“エディ・マーフィといえばコメディ映画”と言われるほど、コメディ映画に多数出演しています。

 

そんな彼が主演を務めた実写映画「ホーンテッドマンション」も、もちろんつい吹き出してしまうような楽しいシーンが盛りだくさん!

 

屋敷の主であり亡霊のエドワードに見初められてしまった、ジムの妻・サラを救うため、ジムと子供たちが奮闘する今作品は、ドタバタ劇のようなシーンが多いです。

 

そして、主人公ジムはもちろん、ジムの子供たち、そして亡霊たちも個性豊かで愉快なキャラクター。

ジムたちが墓地に行くシーンでは、亡霊たちが楽しそうに喋ったり歌ったりしています。

 

怖さよりも楽しさの方が強い映画なので、ホラーが苦手な人や子供でも視聴できるでしょう。

 

アトラクションの世界観を楽しめる!

 

実写映画「ホーンテッドマンション」は、同名アトラクションを元に制作している作品。

アトラクションでは、2人乗りの乗り物に乗って、緩やかなスピードで幽霊屋敷や亡霊のいる墓地を巡ります。

 

映画では、アトラクションを彷彿とさせられるシーンも多いです。

 

特にジムたちが馬車に乗って墓場に行くシーンは、まさにアトラクションさながら。

亡霊たちが愉快に歌っていたり、ヒッチハイクをしている亡霊がいたりと、アトラクションと映画の共通点が多い場面です。

 

その他にも、劇中でトランクやウェディングドレスが出てきたりと、アトラクションを体験したことがある人なら「あっ!」と思うポイントも多々あります。

 

映画を見たらきっとアトラクションを体験してみたくなること間違いなし!

 

 

「ホーンテッドマンション」を見るなら

 

コメディ要素が多く、大人も子供も楽しめる実写映画「ホーンテッドマンション」を見るなら、ディズニープラスがおすすめです!

 

ディズニープラスでは、ディズニー作品が豊富に配信されています。

今作品のように、ディズニーのアトラクションを元にした実写映画「カントリーベアーズ」や、「パイレーツ・オブ・カリビアン シリーズ」も配信中!

 

また、カーミットなどで知られているマペットたちとホーンテッドマンションがコラボした、「マペットのホーンテッドマンション」や、「フェアリー・ゴッドマザー」など、ディズニープラスでしか見られないオリジナル作品も豊富です!

 

もちろんディズニー以外の映画やドラマ、アニメなども数多く配信されているため、ディズニー作品が好きな人はもちろん、ディズニー作品以外を見ることが多い人にもおすすめ!

 

ぜひチェックしてみてください。

 

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※本ページの情報は2022年6月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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執筆

たみ

動物が好き。ディズニーも好き。 好きな映画のジャンルは洋ホラーですが、最近はMCUを追うなどジャンル問わず色々見てます。 疑問を解消できる記事や、読み進めたくなるような記事を目指します!

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