【ネタバレ注意】映画「風立ちぬ」は何を伝えたかったのか? 本当のメッセージを解説&考察
「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」など、国内アニメ映画界を代表する人気スタジオ『スタジオジブリ』が手がけた名作のひとつ「風立ちぬ」。
スタジオジブリの創設者に1人であり、同社制作のほとんどの作品で監督を務めてきた宮崎駿氏が一度は“引退作”として発表した作品です。
それだけに国内外から大きな注目を集め、興行収入は120億円を突破、最優秀アニメーション賞を受賞するなど輝かしい実績を誇ります。
なお、宮崎駿監督は2017年に復帰を発表し、スタジオジブリにて新作「君たちはどう生きるか」を制作中。
しかし、風立ちぬ公開後からの約4年間は映画界に携わらなかったことから、当時は本気で引退するつもりだったのでしょう。
そんな本作は、“戦争”という重いテーマを描き、一見しただけでは分かりにくい難解なストーリーで視聴者から賛否両論を巻き起こしました。
正直なところ、筆者も初めて見た時は途中で眠くなってしまうほどでしたが、作品の裏設定や物語の真実を知って、今ではとても好きな作品のひとつです。
今回は「風立ちぬ」を一度見たけどよく分からなかったり、途中で飽きてしまった方向けに、本作の裏設定や疑問点を解説&考察していきます。
本編の内容以外にも、「原作・原案は存在するのか」「主人公はなぜ棒読みなのか」という、よく話題に挙がるポイントについても解説していくので、興味の湧いた方はぜひチェックしてみてくださいね。
2024-7-8