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『閃光のハサウェイ』1部を分かりやすく解説!【キルケーの魔女を観る前に】

更新日 : 2026年03月06日

閃光のハサウェイ_解説のサムネイル

<プロモーション>

映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は2021年公開の劇場版アニメーション。

約30年前にガンダムの生みの親「富野由悠季」監督によって描かれた同名の小説を原作としています。

ファンの間で根強い人気があった小説ですが、物語の展開やガンダムの動かしにくさ(アニメーション表現)から“映像化不可能”とも言われていました。

 

そのため、ガンダムファンだけでなくアニメ好きからも好評を博しています。

 

また、2026年には続篇となる『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』も公開され、こちらも絶賛話題沸騰中です。

 

そこで、本記事では、

・本作のあらすじ

・本作の登場人物

・本作のメカニックや用語

・初見だと分かりにくいシーン

・キャラクターの考察

・本作の視聴におすすめの動画サブスク(VOD)

 

といった、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』にまつわる解説や考察を行います。また、次作に向けての復習も兼ねて、後述のVODから本作を鑑賞してみてください。



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新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』公開を前に知っておきたい豆知識

この見出しでは、新作『キルケーの魔女』を見る前に知っておきたい情報をお届け。

とりあえず、これさえ押さえておけば大丈夫!

 

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女

原作

富野由悠季、矢立肇

監督

村瀬修功

脚本

むとうやすゆき

キャラクターデザイン

pablo uchida、恩田尚之、工原しげき

メカニカルデザイン

カトキハジメ、山根公利、中谷誠一、玄馬宣彦

音楽

澤野弘之

制作

サンライズ

キャスト

ハサウェイ・ノア(マフティー・ナビーユ・エリン)/小野賢章

ギギ・アンダルシア/上田麗奈

ケネス・スレッグ/諏訪部順一

 

▷予告

 

 

本作を観る前に知っておきたいガンダム作品

解説の前にまだ映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』を見ていない人は、以降1作目のネタバレを含むので、この見出しで一度読む手を止めておくのをおすすめします。

 

また、ガンダムやハサウェイという名前は聞いたことがあるけど、見たことはない人、これから作品を追ってみたいという人に向けて、本作の内容に関連する作品を紹介します。

 

「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」の予習におすすめの作品

  1. 機動戦士ガンダム
  2. 機動戦士Zガンダム
  3. 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

 

映画『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ』は、約30年前にガンダムの生みの親富野由悠季監督が執筆した同名の小説が原作。

 

「アムロ」や「シャア」といったお馴染みのキャラクターが登場するガンダムシリーズ第1作目から続く物語となっています。

 

特に映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は、『閃光のハサウェイ』の実質的な実質的な前日譚となる作品なので、この作品だけでも見ておくとスッキリしますよ!

 

▷『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』ダイジェスト

 

▶︎宇宙世紀のガンダムシリーズに関する詳しい解説は以下の記事をチェック!

[

 

映画のあらすじ(ネタバレなし)

 

◆あらすじ

U.C.0105。腐敗した地球連邦政府高官を暗殺する、反地球連邦政府運動・マフティー。そのリーダーである「マフティー・ナビーユ・エリン」ことハサウェイ・ノアの運命は、連邦軍大佐のケネスと、謎の美少女・ギギとの出会いにより、大きく変わっていく。

 

「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」とは、本作は30年前に富野監督に執筆された同名の小説が原作。

 

また「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」の続編となっており、原作の富野監督曰く「アムロとシャアから始まったガンダムの物語にピリオドを打つ作品」となっています。


 

 

第1部のあらすじ

2021年公開『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のあらすじを振り返ります。

 

 

【起】マフティーによるハイジャック

宇宙世紀0105年。特権階級専用シャトルハウンゼンにて、地球に降下する「ハサウェイ・ノア」。

地球連邦議会の閣僚が席を連ねる中、謎の少女「ギギ・アンダルシア」と連邦軍大佐「ケネス・スレッグ」に出会う。

しかし、そこでマフティーを騙るテロリストによるハイジャックが起きる。

ハサウェイは少女の言葉をきっかけにケネスと共に鎮圧する。そして、シャトルはフィリピンのダバオへと降り立つ。

 

【承】ハサウェイ救出とホテル爆撃

ハイジャック事件の調書のために空港近くのホテルに宿泊することとなったハサウェイ。

同席することなったギギから、自身の正体を見透かされるが、彼女を割り切ることが出来ずにいた。

一方で、ハサウェイの逃走の陽動としてマフティーによる市街地爆撃が開始される。炎に包まれるホテルからギギを連れて脱出するハサウェイだったが、そこでケネス主導で動く連邦軍の最新鋭機ペーネロペーを目撃する。

仲間のMS(モビルスーツ)が拿捕される中で、逃亡に失敗したハサウェイは理想と現実の狭間で葛藤を深めていく。

 

【転】テロリズムの余波

一連の事件の聴取を終えたハサウェイは密かに逃亡し、マフティーの秘密基地ロドイセアで本隊に合流。

月から降下する新型機Ξ(クスィー)ガンダムを空中で受領する危険な作戦を強行する。

一方、ケネスはギギを勝利の女神と呼び傍らに置く。

さらに捕虜の「ガウマン・ノビル」を人質としてペーネロペーに同乗させ、非情な罠を仕掛けてハサウェイを待ち構えていく。

 

【結】ガンダム空中受領、交戦

ガンダムを載せたカーゴへのランデブーに成功したハサウェイは、空中で「Ξガンダム」を起動する。

パイロットとしての誇りの高さと非情になれないレーンを揺さぶり、ガウマンを救出する。その後、超音速の空中戦を繰り広げる2機のガンダム。

劣勢だったものの、ハサウェイの機転を利かした攻撃でペーネロペーを海面へと叩き落とす。

辛くもMS戦に勝利したハサウェイは洋上のマフティーの偽装船に合流するのだった。

 

難しい?宇宙世紀のガンダム用語

「アレ、そういえば何だっけ?」今更聞けないガンダム用語を解説します。

 

宇宙世紀(Universal Century)

爆発的に増えた人口を支えるため、人類が宇宙への移民を開始した時代の年号。

西暦(A.D.)の後に続く時代であり、初代ガンダムをはじめに多くのガンダム作品がこの時間軸の中で描かれます。

人々は「スペースコロニー」と呼ばれる巨大な人工居住区で暮らし、地球に残った人々と宇宙へ渡った人々の対立が、物語の大きな軸となります。

 

ミノフスキー粒子

ガンダムの世界における架空の粒子。

この粒子が散布されると電波が妨害され、レーダーや精密な通信が使えなくなります。そのため、遠距離からのミサイル攻撃ができなくなり、敵を目視で確認して戦う「白兵戦」が必要になりました。

また、ミノフスキー粒子をもとにした物理学「ミノフスキー物理学」も登場し、本作に登場するガンダム2機にもそれらの応用技術が核となっています。

ちなみにトレノフ・Y・ミノフスキー博士(どうみても富野由悠季監督)が発見したとされています。

 

モビルスーツ(MS)

ミノフスキー粒子による通信妨害下で戦うために開発された人型の機動兵器。

戦車や戦闘機と違って、手足の動きによって宇宙空間での姿勢制御(AMBAC)を効率的に行えます。

当初はジオン公国が開発し、後に地球連邦軍も「ガンダム」をはじめとするMSを投入しました。

全長は約18メートル(ビルの6階建て相当)と巨大です。

 

地球連邦

地球上の全国家を統合した、人類最大の統一政府です。

本部は地球にありますが、移民先であるコロニーの総合的な統治も行います。

しかし、物語が進むにつれて官僚化が進み、一部の特権階級が地球を私物化する「腐敗」が目立つようになります。

マフティーなどの反政府組織は、この連邦政府の不条理を正すために動きます。

 

ジオン公国

地球から最も遠いコロニー群サイド3を拠点とし、地球連邦からの独立を宣言した軍事国家です。

ザビ家という一族が独裁体制を敷き、高度な科学力でモビルスーツを実用化に成功。

スペースノイド(宇宙居住者)の権利主張を掲げながらも、その過激な独立戦争により、人類の半数を死に追いやる凄惨な戦いを引き起こしました。

ザビ家はシャアと因縁がある一族です。

 

一年戦争

宇宙世紀0079年、ジオン公国が地球連邦政府に対して独立を宣言し、開戦した史上最大規模の戦争。

期間がちょうど1年間だったため、後世にこう呼ばれるようになりました。

最大の特徴は、開戦わずか1ヶ月余りで「コロニー落とし」などの過激な戦術により、全人類の半分が死滅したという凄惨な事実です。

「アムロ・レイ」とガンダムの活躍もあり、戦争は連邦軍の勝利で幕を閉じます。

しかし、この時生まれた、宇宙居住者の反感や地球環境の悪化という火種は消えることなく、『閃光のハサウェイ』の時代まで引き継がれることになります。

 

コロニー落とし

宇宙に浮かぶスペースコロニーをそのまま質量兵器として地球に落下させるガンダム史上最悪な行為。

地殻変動や異常気象を引き起こして地球の環境を壊滅させました。ジオン軍が最初に行ったこの戦術は、後の時代の反政府勢力にも継承されてしまいます。

ちなみに本作はオーストラリア大陸が舞台ですが、観光地として有名なシドニーにはコロニーが落下しています。その被害は甚大で、大陸の16%を失い、落下地点はクレーターとして水没しシドニー湾となりました。

 

ニュータイプ

広大な宇宙に適応し、認識能力が拡大した「人類の進化形」とされる人々。

直感力が極めて高く、時を超え、言葉を交わさずとも他人の意思を感じ取ったり、戦場での殺気を予知したりすることができます。

しかし、その卓越した戦闘能力ゆえに「最強の兵士」として戦争の道具として利用される悲劇も多く生まれました。

 

アナハイム

地球と月の両方に拠点を置く巨大な複合企業です。

モビルスーツ製造の最大手であり、連邦軍の機体も時には反政府勢力の機体も手がける「死の商人」としての一面を持ちます。

とある作品では実はこのアナハイムが宇宙世紀における諸悪の根源ではないかと糾弾されました。

 

ネオ・ジオン

かつての「ジオン公国」が敗北した後、その意志を継ぐ者たちが再結集した武装組織の総称です。

『機動戦士Zガンダム/ZZガンダム』では、「ハマーン・カーン」によって統治され、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、シャアが自ら総帥となって導きました。

父ジオンの理想を胸に人類を革新を掲げたシャアは、アクシズ(巨大な小惑星)を地球にぶつけ、寒冷化させることで、全人類を地上から宇宙に移民させることを目的に戦争を始めます。

しかし、その作戦は「アムロ・レイ」や「ブライト・ノア」をはじめとした地球連邦軍によって阻まれ、その理想はマフティーに受け継がれるのでした。

 

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』1部の内容をわかりやすく解説

ここからは、映画1作目で登場したキーワード・用語や分かりにくい場面の解説を行います。

 

 

アデレード会議

地球連邦政府の閣僚が一堂に会する機会となったのが「アデレード会議」。オーストラリアのアデレードで行われることからその名がつきました。

 

今回の議題は、地球連邦政府による土地と居住に関する特例法であり、可決されると連邦政府から認可された人々でなければ、地球に住むことができません。

特権階級者がさらに増長するのはもちろんこと、マンハンターの人狩りに免罪符を与えてしまいます。

 

この会議を阻止するために、マフティーは閣僚の粛清を行います。

 

ちなみに機内のギギが操作するタブレットのニュースページにアデレード会議の宣伝が載っています。

 

ハサウェイがハウンゼンに乗った理由

ハサウェイが、ケネスやギギと出会うきっかけとなった「ハウンゼン356便」。

月と地球を結ぶ往還シャトルで、一部の特権階級者でしか搭乗を許されていません。

 

ハサウェイは、月のアナハイム社でΞ(クスィー)ガンダムの最終調整を行い、月からの帰還にハウンゼンを選びました。

シャトルに乗った理由は「ハサウェイが粛清する閣僚の姿を一目見ておきたい」という単純な思い付きです。

 

劇中でも語られたように彼らしいこの考えによってマフティーの行動は大きく変わります。

 

ガンダムを空中で受け取った理由

続いて、Ξガンダムを空中で受領した理由ですが、こちらも劇中で簡単に説明があったように本来ならば、月からガンダムに乗ったまま帰還する予定でしたが、ハサウェイの思い付きでそちらは断念。

 

結局、海上にカーゴを落下させて、マフティーの偽装船で回収するつもりでした。

 

しかし、ケネスが司令官として赴任したことにより監視が強化され、哨戒中の潜水艦にロドイセア近辺(マフティーの隠れ家)が捕捉されたことにより回収が困難に。

 

その結果、大気圏外でカーゴに乗り込むといった強硬手段になりました。

 

乗り込む際にハサウェイの代わりにメッサー(マフティー側のMS)を操縦していたパイロットは、エラルダという予備パイロットです。

打ち上げ前のブリーフィングでも語られていますが、カーゴとの接触に失敗した場合、地球の引力に引かれてMSは大気圏に突入、機体は爆発すること必至。

 

そのため、残酷ではありますが彼女を起用することに至ったようです。

幸い彼女も無事に帰還でき、正規パイロットとしてハサウェイの搭乗したパープルカラーの指揮官機用メッサーを受け継ぐことになりました。なお、出たとこ勝負の作戦は今後も続くことに…。

 

マンハンター

マンハンターは、刑事警察機構の実行部隊。

大元の刑事警察機構は、「ハンドリー・ヨクサン」や「ゲイス・ヒューゲスト」が所属している地球連邦政府が軍とは別に組織した治安維持組織です。

 

ダバオ空港で、ハサウェイら乗客に対してケネスとは別に調書を取っており、軍とは別ルートでマフティーを追っています。

 

劇中では、警備車両の他にも脚部が黒い専用のジェガンが登場し、地球に住む不法移民を取り締まるシーンがありました。

わざわざ、MSの腰部に銃座を取り付け、生身の人間に対して攻撃する様子は、大きな威圧感を市民に与えています。

 

ハンドリー・ヨクサン(CV.山寺宏一)

「マン・ハンター」を従える刑事警察機構の長官。

アデレード会議に参加するために地球に降下しました。

人狩りを行う組織の長ということで、冷酷に立ち回る一方で、ハサウェイに彼の恩師であるアマダ・マンサンの持論「浄化失くして再生無し」をある程度理解しているような口ぶりを見せています。

 

ゲイス・ヒューゲスト(CV.佐々木望)

刑事警察機構調査部の部長。

ヨクサンの部下で、ハイジャック事件の事情聴取を直接ハサウェイに行いました。

 

ちなみに声優を務める「佐々木望」は、逆襲のシャアやゲーム作品に登場するハサウェイやマフティー役を務めていたことで有名。

かつてのハサウェイがマフティーを追う側を演じているとは何ともエモいですね。

 

偽マフティーとオエンベリ

偽マフティーは、ハイジャック犯の主犯格として登場し、自らマフティーと名乗ったカボチャ頭のテロリスト。

名前や素性、経歴は不明ですが、瞬時にハウンゼンを掌握するなど、基本的な戦闘訓練は受けている模様。

 

一方で偽マフティーは、閣僚を人質に身代金を得ようとしていることから、強力なバックアップがついているマフティーとは違い資金繰りに難航しているようですね。

 

ただ、ハイジャックにブースター付きのギャプラン(機動戦士Zガンダムに登場したレアなMS)を使用していることから、別のコネクションがあるようにも思えます。

 

偽マフティーは、カボチャマスクとも呼ばれ「神経が苛立つ」「よくしゃべるっ!」などのセリフや愛嬌あるフェイスから公開前から、ネット上で人気者になりました。

 

オエンベリ:オーストラリア北部の街

彼を逮捕したケネスが「オエンベリと関係があるのか」と語ります。

オエンベリとはオーストラリア北部の町で、ハイジャック事件の数日前から不穏分子が終結しているという情報があり、ケネスの前任であるキンバレーがその情報の真偽を確かめに遠征しています。

 

なお、オエンベリでの一件は次作『キルケーの魔女』で明かされています。

 

クェスの幻影

「クェス・パラヤ」は、ハサウェイの初恋の相手であり、原動力であり、呪縛でもあります。

彼女を救えなかった罪悪感や大人によって純粋な魂が利用されてしまったこの世界に憤りを感じています。

そのため、ハサウェイは劇中にて度々彼女の声や姿を追いかけてしまいます。

 

それが如実に現われているのが、ギギと一緒に爆撃の続くホテルから避難した公園でのシーン。

ハサウェイは、公園に駆けつけたケネスを見て、飛びついていったギギにかつてのクェスを重ねてしまいます。

また、ハイジャック時にもギギの「やっちゃいなよ!」というセリフの前にも、脳内でクェスの「やっちゃいな」という声が響きました。

 

宇宙世紀のガンダム作品には、“ニュータイプ”という概念があり、時間や場所を越えたテレパシーのような表現が多く登場します。

 

しかし、ハサウェイにはニュータイプ素質を備えているものの、これらのクェスに関する現象は、どちらかというとPTSDによる幻覚や幻聴でしょう。

 

クェスは起こってしまったことへの後悔の現われであり、ギギの直感の鋭さや奔放さをクェスと重ねてしまうこそ、「ギギを愛してしまったら、クェスを忘れてしまうのではないか」という回避や自己防衛の一例ともいえますね。

 

クェス・パラヤ(CV.川村万梨阿)とは

映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場したニュータイプの少女。

地球連邦政府高官の娘でありながら、家庭に居場所を見出せない少女で、アムロやシャアといった大人の男性に父性を求めていきます。

そして、シャアからはそれを兵器として利用されてしまうことに。

 

劇中終盤に、大型MA「α・アジール」で出撃した際にハサウェイと遭遇。

混乱した戦場中、ハサウェイから説得を受けますが、そこに現われた「チェーン・アギ(アムロの部下で恋人)」から放たれたグレネードをハサウェイを庇う形で被弾し、死亡しました。

その後、逆上したハサウェイはチェーンを撃墜してしまいます

 

続いて、閃光のハサウェイの原作小説のベースとなった小説『ベルトーチカ・チルドレン』に登場するクェスについて簡単に紹介。

 

クェスの基本的な設定は映画版と同様ですが、アムロの恋人「ベルトーチカ(映画に登場したチェーンの原型)」の存在もあり、彼女の嫉妬や孤独はより鮮明に描かれています。

映画版との最大の違いは、ハサウェイ自身の手によって撃墜される点です。悲しい…。

自らの手で殺めてしまったという「取り返しのつかない罪」が、ハサウェイをマフティーへと変える決定的な要因となりました。

 

ちなみに映画1部では、クェスの最期の明確な描写はなく、結局『逆襲のシャア』と『ベルトーチカ・チルドレン』どちらの続きなのか、チェーンに対する贖罪はないのか、といったファンの反応が多く上がりました。

これらについては2部で上手く回収しているので、ぜひ劇場で確かめてみてください。

 

Ξガンダムとペーネロペー

 

Ξ(クスィー)ガンダムとペーネロペーどちらも本作の主役機体で、ガンダムタイプにしては異形なフォルムが特徴的です。

 

両機は姉妹機であり、ミノフスキーフライトユニット(MFF)を搭載した次世代MS。一般的なMSと違い、単独での飛行能力を有します。

劇中では、メッサーやグスタフ・カール(地球連邦軍のMS)といった量産機が、単独では満足に戦闘ができない中で、両機は空中を自在に駆けていました。

 

さらに特徴的な武装として、サイコミュ(パイロットの脳波)でコントロールするミサイル「ファンネル・ミサイル」を装備しています。

 

宇宙世紀のガンダムでは、戦闘の際に「ミノフスキー粒子」という、電波や赤外線を妨害する粒子が撒かれています。そのため、現代のように離れたところからミサイルやドローンを撃つわけにはいきません。

一応誘導式のミサイルもありますが、結局のところ目標を別の方法(レーザー誘導など)でガイドしなければならず、攻撃を加えるには基本的には有視界で戦う必要があります。

 

つまり、ミノフスキー粒子によって人類は、再び人類が鎧と槍を携え戦場に出ることになったのです。

 

そして、人類が戦争を重ねていく中で、サイコミュ技術が発展していき、ミサイルに再び誘導性を持たすことができるようになりました。

 

余談ですが、サイコミュはミノフスキー粒子に干渉されず、むしろ媒介として広範囲に伝達できるため、ガンダムにおける不可解な事象(アクシズショックなど)もこの二つで説明できるとか何とか。

 

ペーネロペー(PENELOPE、形式番号RX-104FF)

ペーネロペーはマフティー討伐のためにケネスが用意したMS。

Ξガンダムと最大の相違点はMFFが内蔵されていない点です。核となるオデュッセウスガンダムに外付けのMFF(ペーネロペーユニット)を装着しているため、Ξガンダムよりも大きなシルエットをしています。

 

Ξガンダムの全高が28M、ペーネロペーの全高が32Mなので一回り大きく感じますね。

とはいえ、そもそも初代ガンダムが18Mなので、この世代のMSが如何に恐竜的進化を遂げたかということでしょうか。

 

フライトフォームと呼ばれる、独特の飛行形態が特徴で、飛竜のようなシルエットがガンダムとは似つかない異形感を醸し出していますね。

また、MFF中はユニットの一部が発光し独特な効果音を発していました。

爆撃で崩れ落ちるビルの合間から見える本機は、さながら怪獣映画のような雰囲気を醸し出していました。

 

Ξガンダム(XI GUNDAM、型式番号RX-105)

Ξガンダムは、アナハイム社からマフティー側に用意されたMS。

姉に当たるペーネロペーと違いMFFが内蔵してあるため、ペーネロペーほど全長が大きくなく、高速戦闘時も簡易変形により人型に近いフォルムを維持しています。

そのため、ビームライフルやシールドといったMSの標準的な武装を装備しています。

 

マフティーの専用機として生体登録が成されており、動かせるのはハサウェイのみ。一瞬ですが、その様子が起動時に確認できます。

 

原作小説からゲーム登場時にリファインされ、よりガンダムらしくなった本機ですが、映画化に伴い原作小説に寄せた機体デザインになりました。

 

そのため、頭部や胸部の意匠やカラーリングが原型に近くなっています。ゲームで本機を知ったという人にはびっくりするアレンジかもしれませんね。


機体名の「Ξ(クスィー)」は、アナハイムで製造されたガンダムに良くある名前の特徴で、Zガンダムやν(ニュー)ガンダムといったようにギリシャ文字を冠しています。そして、“Ξ”はνの次の文字となっています。

 

暗い?見ずらい?ホテル爆撃とラストの戦闘を解説

元々戦闘シーンやアクションシーンに定評のあるガンダムですが、今回の戦闘シーンは圧巻でした。

作画の綺麗さもさることながら、MSの巨大さや空を自由に飛べることの優位性などが、上手く表現されていましたね。

その一方で、戦闘シーンの多くが夜戦であったため、劇場によっては「暗くて何が起きているか分からない」ということもあったそうです。

 

そこで、ホテル空襲シーンとラストの一騎打ちについて整理したいと思います。

 

ホテル爆撃のシーン

□ミッション目標

空港及び迎撃部隊の制圧と閣僚の粛清、そして、ガウマンによるハサウェイの救出。マフティー側の戦力はギャルセゾン2機+メッサーが3機のみ。

 

□180秒のインターバル 

これはガウマンが最初のホテルを攻撃してから、ハサウェイが宿泊しているホテルを攻撃するまでの時間。

メッサーは単独での飛行ができないため、ギャルセゾン(SFS:MSを運ぶ専用の飛行艇)から離脱した後は、自由落下しながら最初のホテルに攻撃を加えています。その後、近くの森林に機体をかくしました。

つまり、このインターバルはハサウェイが空襲に気がつきホテルから避難するまでの時間でもあったのです。

 

□空中戦

先述の通り、MFFを搭載していない一般のMSは、自由に飛ぶことができません。

例えば、ガウマンは、メッサーを高高度まで上昇させ自由落下しながら戦闘を行い、さらに急上昇して離脱します。これはブームアンドズームとも呼ばれる戦術に近いですね。

 

一方で、迎撃部隊のペーネロペーは、機体の高度や進入角度を自在に操れることから、ガウマンに対して、縦軸だけではなく横軸からのヒットアンドウェイを行い、簡単に叩き落としています。

 

□ケネスの甘えのなさ

前任のキンバレー部隊の未熟さを知っているガウマンは、今回の襲撃も苦戦することはないと考えていました。

しかし実際には、迎撃部隊の展開が早く、ガウマン以外のMS部隊は想定よりも早く撤退を余儀なくされました。

 

また、ケネスの作戦指揮の冷徹さが光ったシーンでもあります。

象徴的なのは、ハサウェイが滞在するホテルを狙撃した後の戦闘シーンです。ガウマンは落下しながら機体を反転させ、自機の上を取ったグスタフ・カールに対し、ダバオの街を背にすることで市民を盾にしました。

通常なら軍人とはいえ撃つことを一瞬躊躇う場面ですが、彼らは容赦なく攻撃をします。

 

その一方で、この戦いではレーンの駆るペーネロペーだけが、機首のバルカンを用いて、最小火力でメッサーを制圧します。

この行動に対して、「彼の自信の表れでもあり非情になれない弱さ」であると、ケネスは断じます。

こうしたレーンの甘さは、後にケネスの命令を無視し、捕虜であるガウマンをハサウェイへ返還するという独断に繋がっていくことになります。

 

ラストシーン

□ミッション目的

ケネス部隊側は落下する飛翔体の迎撃。

戦力はケッサリア(連邦軍SFS)3機+グスタフ・カール6機、そしてペーネロペー。

 

マフティー側は、ガンダムの回収とロドイセアからの脱出。

戦力は実質Ξガンダムのみ。

 

□ガウマンとレーン

この戦いで面白いのは、ベテランパイロットであるガウマンとエリートながらも実戦経験が少ないレーンとのやり取り。

Ξガンダムの思わぬ反撃を受けてたじろぐレーンに対して教官のように叱責します。

もちろんこれは、ガウマンの死にたくない一心から出た言葉ではありますが、ガンダム作品らしい陣営を越えた共闘でもあるでしょう。

 

ハサウェイからの攻撃を牽制とは思わないレーンに対して、牽制によって誘いこまれていると気づき、次の攻撃位置を読んでいるガウマンとの対比が腕の差を如実に現していますよね。

 

□ΞガンダムVSグスタフ・カール

ペーネロペーの頭を抑えたハサウェイは、次にグスタフ・カール6機と交戦。

性能差はあれど数で劣っているハサウェイは、まずケッサリア(SFS)と分離したグスタフ・カールを攻撃を開始し、すれ違いざまに1機を中破し、さらにビームライフルで2機落とします。

そして、彼らの足ともいえるケッサリアを2機撃墜。

グスタフ・カール自体は残っていますが、ケッサリアを落とされたことで、戦闘継続が困難なこととなった彼らは戦線から離脱していきます。

 

□意表をついた作戦

戦闘終盤に差し掛かりガンダム同士の一騎打ちに。

海上を逃げるΞガンダムに対して、ペーネロペーはミサイルとビームライフルを浴びせます。

爆発の光に撃墜を確信するレーンですが、実はハサウェイはビームライフルを射出し囮にしていました。

 

作戦自体は非常にシンプルですが、何故この作戦が成功したかというと機械(コンピューター)の優秀さとレーンの未熟さが合わさった結果です。

ガンダムの世界では、コックピットに映る映像は、機体のOSによってCG加工された映像です。

 

 

例えば、本来ならば真っ暗で何も見えないはずの宇宙でも星やコロニーなどが可視化されていたり、宇宙が漆黒ではなく、ブルーで表現されていたりもします。

 

劇中のシーンでは、ペーネロペーの計器には落下中のカーゴに対して△のマーキング処理がなされています。

そして、そこから飛び出たガンダムを捕捉して新たな△のマーキングがされています。このようにパイロットを補佐しているわけですが、これが仇になってしまいました。

 

つまり、機械では新たな物体を捕捉したわけですが、レーンはそれをガンダムだと勘違いしてしまったわけです。

 

またハサウェイは、通常のミサイルに混じって、ファンネルミサイルを発射しています。

対するレーンは、独特な軌道を描いて進むファンネルミサイルを完全に迎撃することが出来ず、墜落してしまいます。

 

余談ですが、ガンダムの世界のパイロット、ことに宇宙世紀のニュータイプ達はコックピットを開けたまま戦闘することがあるので、その異常っぷりが分かりますね。

 

 

最後のメッセージの意味

本作はヴァリアントの甲板を歩くハサウェイが映りエンドロールが流れます。

実はエンドロール後も映像があり、破壊された街を描いたイラストといくつかのメッセージを残して幕が降ります。

 

見逃した方や一瞬のことで忘れてしまったという方に解説すると、「オエンベリで集結した部隊の蜂起が失敗したこと」を物語っています。

 

 ▶原文

Australian continent

Northern Territory

OENBELLI

2days ago…

 

 

 

▶和訳

オーストラリア大陸

ノーザンテリトリー

オエンベリ

二日前…

 

注目したいのは、これから起きること(続編)ではなく、既に起きてしまったということ。

上記のメッセージは、ケネスが赴任する前にマフティー討伐の任に就いていたキンバレーが行った作戦を示しています。

 

マフティー部隊には練度不足から、大した戦果を挙げられなかったキンバレー部隊ですが、不穏分子とはいえ烏合の衆だったオエンベリの連中を圧倒するだけの戦力はあったようです。

本編の終盤、ハサウェイがブリーフィングしている際にイラムから「キンバレーのMSに街が攻撃されている」という報告があります。

襲撃の様子は、次作で描かれていますが、もはや戦闘ではなく……。

 

会話が意味不明?富野節や富野語録の魅力とは 

ガンダム作品こと富野作品では、いわゆる“富野節”や“オーガニック会話”なセリフや掛け合いが多々登場します。

原作小説よりも幾分かマイルドな表現になったとはいえ、本作もその例に漏れず、叙情的なセリフが度々ありました。

 

繰り返したくなる語感の良さ

富野節は大きく分けて2つあります。まずは会話のテンポやセリフを強調するもの。

いわゆる代表的な富野語録は、こちらが多いですね。

 

劇中の例)

「レーン・エイム…潔い男!」

「断ち切って見せるさ、妙な人間関係も。ギギ・アンダルシアも!」

 

といったように助詞を省略したり、倒置法を連続させたり、キャラクターの名前もあえて“フルネーム”で呼んだりします。

 

特に倒置法の連続は鉄板ですね。

倒置法は、倒置した語句や文全体を強調するものですが、情緒的なので多用すると返って情報が読み取りにくくなります。読者は、倒置法で表現された感情的な部分を毎回想像しなければならないからです。

 

一方、アニメなら機微を別のベクトルから補完できるため、会話中で生まれたクエスチョンを流しつつ、掛け合いを楽しむことができます。

 

□何だか耳障りの良い富野節

「見せてもらおうか、連邦のモビルスーツの性能とやらを!」

「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを」

「遊びでやってんじゃないんだよ!」

 

セリフはキャラクターの生きた言葉

2つ目は、会話しているのに会話をしていないこと。

キャッチボールではなく、ただキャラクターが勝手に投げ合っているだけです。

そのため、たまに会話が意味不明だと感じることは極々自然なのです。

本編でも往年の富野作品とは違い、劇中ではなるべく抑えていましたが、

 

レーン「避けた…避けた⁉」

ガウマン「マフティーだってガンダムを手に入れられるってことだ」

 

といった会話は、互いに言いたいことを話しているだけ。ズレた言葉をきっかけに掛け合いがはじまっていきます。

 

□代表的な会話をしていない会話

主人公「(ガンダムを見つけて)あれ⁉」

ヒロイン「何です⁉」

主人公「僕が出た時のまんまの格好なんですよ、コレ」

ヒロイン「Gセルフです」

主人公「なんで」

ヒロイン「私がつけた呼び名です」

 

2014年放送の『ガンダム Gのレコンギスタ』の序盤のある場面です。初見では、この会話は100%理解できないと思います。

 

簡単に整理すると、主人公の拠点が敵対勢力から攻撃を受け、捕虜のヒロインと一緒に避難していた主人公が、逃げ込んだ先の倉庫でガンダムを見つけた時のセリフ。

 

主人公は、前話で確保したガンダムが「空襲にあっているのに放置されている」ことに対して、いや放置しないで隠すなり、出撃させなさいと戸惑っています。

一方で、ヒロインは、元々自分が乗っていたガンダムの説明をしています。

 

つまり、その場の状況を確認する主人公、自分の所有物の優位性を説くヒロインが、それぞれ別の事柄を話しています。

 

(この作品は、初登場の用語だろうが説明をほとんど会話の中でするため、かなりセリフを注意して聞かないといけないのですが、それが返ってアダとなります。なので、ここで?が浮かぶともう終わりです。元気のGは勢いで鑑賞するに限る。)

 

さて演劇が大好きな富野監督は、作品やキャラクターを見せる時に「キャラクターの生活」を切り取ってのぞき見せるという演出を行っています。

ナレーションやモノローグで済ませるのではなく、キャラクターの行動や会話でふんわりと説明するのが好きなようですね。

確かに視聴者に優しくはないですが、その分キャラクターたちのエゴの本音が垣間見えるドラマになっていますね。

 

このように富野節は、テンポや力強さ、語感の良さといったダイレクトな表現から、ちょっと不親切だけどクセになったり、キャラクターの機微を考えてみたくなる表現がいっぱいです。

 

主要な登場人物に関する考察 

ここから主要な登場人物に関する考察を行っていきたいと思います。

まずは、簡単におさらいしていきましょう。

 

 

 

ハサウェイ・ノア(CV.小野賢章)

 

本作の主人公で、植物監査の実習生。

一年戦争から数多くの戦場を生き抜いた「ブライト・ノア」を父親に持つ。

 

本作の約10年前に起きたシャアの反乱(逆襲のシャア)を経験したことにより、反地球連

邦政府運動を掲げるマフティーのリーダー“マフティー・ナビーユ・エリン”を名乗ることになります。

偶然にも少年時代にMSを操り、敵機を撃墜したことや短い期間ではあるが軍属に身を置いたこともあり、身体性やMSの操縦技術が優れています。

ハウンゼン356便に搭乗し「ケネス・スレッグ」「ギギ・アンダルシア」と出会ったことが、彼の運命を大きく変えていく。

 

ケネス・スレッグ(CV.諏訪部順一)

 

地球連邦軍大佐。

元々は、新型MSの開発技術検証を行う士官であったが、マフティーの活動が激化するとマフティー殲滅部隊の新たな指揮官として地球に赴任します。

ハウンゼン356便ハイジャック事件の際に出会った「ハサウェイ・ノア」「ギギ・アンダルシア」に興味を持っていきます。

また、彼らの前では気さくな一面を見せるが、マフティー殲滅や不穏分子に関しては非情な一面を見せることも。

ハサウェイの正体がマフティーではないかと推察しつつも、自分が求めるガンダムのパイロット像を重ねていたり、ギギには対マフティー勝利の女神を求めていたり、合理性を求められる立場の人間としてはやや非合理な考えもする人物。

 

ギギ・アンダルシア(CV.上田麗奈)

 

月から香港に向かうためにハウンゼン356便に乗り込んだ少女。

周りから羨望の眼差しが向けられるほど容姿に優れているが、その正体は謎に包まれている。

子どものような素直さと大人のような洞察力を兼ね備えており、彼女の発した言葉が多くの人物を突き動かしていく。

ハイジャック事件後も機内で出会った「ハサウェイ・ノア」や「ケネス・スレッグ」と行動をともにしていくが…。

 

ハサウェイはPTSDだから水が飲めない?

実は、公開当初は話題になっていなかったのですが、最近では何かとハサウェイ関連で見かけるのが、この話題でしょう。

 

結論から言うと、PTSD(心的外傷後ストレス障害)だから飲めないということはないように思えます。

確かにハサウェイは、ダバオ空港のラウンジやファストフード店で飲み物を手に取るものの、口にできずにいます。

 

しかし、ヨクサンから声をかけられたり、ギギに見惚れたり、マンハンターの取り締まりに遭遇したり、単に飲む機会を逸している(ギギと比べて間が悪いとも)だけのように思えます。

他にも、ハサウェイは機内やホテル、ギギやケネスを交えた食堂では、食事をとっており、PTSDだからといって食欲不振の症状ではないと言えるでしょう。

 

筆者的には、原作小説でハサウェイが水を飲むことに関する決定的なシーンがあるので、そのシーンのために取っておいているのではないかと思います。

 

▷「A」の書き方がチグハグなサイン

 

僕や俺など一人称を使い分けるハサウェイですが、その中でもサインは異質。サインの偽造を防ぐというよりは、自身に対して病的なほど思い詰めているように見えます。

 

ケネスが乗馬鞭を持ってる理由は?

ケネスは時々、「自分の戒め」や「部下に檄を飛ばす」ために私物である乗馬鞭を振るいます。

本編では、戦闘指揮所などでマフティーの動向を掴めない歯がゆさを示すかのように鞭を握りしめていました。

 

ちなみにダバオ市内での戦闘終結後、混乱を避けるために車両に乗らず、馬で向かうことで、いち早く現地に到着するといった機転の良さを見せています。

 

ギギはハサウェイに何を感じた?

ダバオホテル強襲から一夜明けて、事務所でケネスがギギに言った「いや、ハサウェイに何を感じた」というセリフがあります。

この質問に対してギギは答えませんが、そもそもその直前に言った「ハサウェイは私を避けていたけど…」といったこの質問の答えです。

 

民間人ならギギの神秘性を感じても気にする必要はないこと、手元に置いておきたいはずの女性をあえて突き放してしまったこと、ギギの鋭さに「正体がばれてしまう」「むしろ自分から明かしてしまうのではないか」といった、ハサウェイの本能的な恐れをケネスは読み取ったといえるでしょう。

 

軍人として極めて合理性を追及するケネスが、ギギという非合理な存在をもって、マフティーの虚像を暴いていくシーンですね。

 

「閃光のハサウェイ」が視聴できる動画配信サブスク

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30日間

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1,026円(税込)

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1,590円(税込)

ディズニープラス

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(引用元:DMM TV)

 

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映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』シリーズの解説まとめ

2021年公開の映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に関する作品解説や考察を紹介しました。

 

初めから翳りが見えるハサウェイがケネスやギギと交わることで運命がどのように変化していくのかが魅力ですよね。

 

次作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』も絶賛公開中ですので、ぜひ本作と一緒に楽しんでみてください。

※本ページの情報は2026年3月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。
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※特典内容は予告なく終了または内容を変更させていただく場合がございます