ドラマ「代償」のあらすじと見どころ
まずは、ドラマ「代償」のあらすじと見どころからみていきましょう。
【あらすじ】
ある日、弁護士の奥山圭輔のもとに、強盗殺人事件の容疑者である安藤達也の義母から一通の手紙が届きます。それは、達也の弁護を依頼するものでした。
達也は圭輔の遠縁で、少年時代をともに過ごした人物です。
圭輔と達也が出会ったのは17年前のこと。
近所に引っ越してきたことをきっかけに、当時小学生だった圭輔と達也は友人になりました。
2人が親交を深める中、家が火事になり、圭輔は両親を亡くしてしまいます。
圭輔は達也の家に引き取られましたが―それが圭輔にとって悪夢の始まりとなりました。
達也は、人格否定や犯罪教唆、近親憎悪、人身操作などあらゆる方法で圭輔をどん底へ追い詰めていったのです。
かつて圭輔を不幸のどん底へと追い詰め、再度接触してきたサイコパス・達也の狙いは何なのでしょうか?
圭輔は、悪魔とも呼べる達也に立ち向かいます。
【見どころ】
ドラマ「代償」には、多くの見どころがあります。
・追い詰める側の恐ろしくもリアルな描写
ドラマ「代償」の見どころは、弁護士・圭輔を追い詰めたサイコパスである達也の描写です。
道徳観念や倫理観に欠け、人々を操り、自分の手を汚さずに犯罪を重ねていく達也。
そんな達也を演じた高橋努の演技は凄まじく、視聴者に恐怖を与えます。
気分が良くなる描写ではありませんが、周囲を巧みに洗脳していく姿に引き込まれてしまうはず。
心に闇を抱えながらもそんな達也に立ち向かおうとする圭輔の闘いを、ぜひその目で見届けてくださいね!
・意味深な終わり方で続編を期待させる
ドラマ「代償」は、全6話の短い作品。
完結するのかと思いきや、続きがありそうな終わり方をしています。
物語の結末は、視聴者の想像に任せているのかもしれません。
圭輔の意味深な“最後の笑み”がより想像を膨らませます。
最終的にどうなってしまったのか、そして圭輔の意味深な“最後の笑み”が意味するものは何なのか、想像を掻き立てるという点も本作の見どころだと言えます。
どのような結末が待ち受けているのか気になる描写があちこちにあるため、考察しながら見るのも楽しいでしょう。
【登場人物】
・奥山圭輔(小栗旬)
奥山圭輔は、将来を有望視されている若手の弁護士です。
小学生時代に火事で親を亡くすというつらい過去を背負っています。
しかし今は、働いている弁護士事務所の所長の娘・白石真琴と婚約し、幸せな生活を送っています。
奥山圭輔を演じているのは小栗旬。「GTO」や「花より男子2 リターンズ」、「二つの祖国」などにも出演していました。
・安藤達也(高橋努)
安藤達也は、強盗殺人事件の容疑者となった人物です。
容疑者になった時、母方の遠い親戚である圭輔に弁護を依頼することにしました。
子どもの頃から自分の手を汚さずに殺人を犯したり、圭輔の母に睡眠薬を飲ませて強姦したりするなど、卑劣な過去を持っている人物でもあります。
強姦した後に火事を装い、圭輔の両親を殺害したのも達也でした。
安藤達也を演じているのは高橋努。「フジコ」や「新解釈・三國志-異聞-」、「塩介と甘実-蕎麦ができるまで探偵- (第5話)」などにも出演していました。
・白石真琴(高梨臨)
白石真琴は、圭輔が働いている白石法律事務所の所長の娘、圭輔の婚約者でもあります。
仕事熱心で真面目な性格の弁護士として活躍しています。
白石真琴を演じているのは高梨臨。「アンラッキーガール!」や「PICU 小児集中治療室」、スターチャンネル オリジナルドラマプロジェクト「5つの歌詩(EPISODE 02『マスカラまつげ』)」などにも出演していました。
・諸田寿人(淵上泰史)
諸田寿人は、圭輔の中学時代の友人です。達也の正体を知っている人物でもあります。
圭輔が弁護を引き受けたことをきっかけに、17年ぶりの再会を果たしました。
諸田寿人を演じているのは淵上泰史。「彼氏をローンで買いました」や「雪女と蟹を食う」、「親友は悪女」などにも出演していました。
・茂手木一之(堀部圭亮)
茂手木一之は、東京地方検察庁の検察官です。
達也の公判を担当している人物で、やり手の検察官として知られています。
茂手木一之を演じているのは堀部圭亮。「会社は学校じゃねぇんだよ(第5話)」や「全裸監督(第2話、第5話)」、「ボーイフレンド後輪!(第4話~最終話)」などにも出演していました。
・安藤道子(片岡礼子)
安藤道子は、達也の義理の母親です。
達也がサイコパスになってしまった原因を作った人物でもあります。
圭輔に弁護を依頼したことをきっかけに、達也とともに圭輔を追い詰めていきます。
安藤道子を演じているのは片岡礼子です。「今際の国のアリス」や「海の見える理髪店」、「少年アビス」などにも出演していました。
【基本情報】
ドラマ「代償」基本情報 |
監督 | 後藤庸介 村上正典 |
脚本 | いながききよたか 守口悠介 本田隆朗 |
原作 | 伊岡瞬 |
話数 | 全6話 |
ドラマ「代償」は伊岡瞬の同名小説をもとに制作されたJ:COM×Huluのオリジナル作品。
ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」や「世にも奇妙な物語」シリーズなどを手掛ける後藤庸介と、ドラマ「100億の男」や、映画「電車男」で知られる村上正典が監督を務めました。
【Hulu一択】ドラマ「代償」を配信しているサービスは?
ドラマ「代償」を配信しているサービスは、Huluのみ。
U-NEXTやAmazon Prime Video、Netflixなどの配信サービスでは視聴できません。
ドラマ「代償」を視聴したいのであれば、Huluの登録が必須です。
Huluは月額1,026円(税込)で楽しめる定額制動画配信サービス。初めて登録する場合、2週間の無料トライアル期間があります。
見放題作品は100,000本以上!ドラマ「代償」も見放題で配信しているため、トライアル期間を利用すれば無料で作品を楽しめます。
Huluのサービス詳細はこちらの記事をチェック!
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Huluで視聴できる小栗旬出演作品3選!
ドラマ「代償」に出演している小栗旬は、他にも数々の作品に出演しています。
続いては、Huluで視聴できる小栗旬出演作品を3つピックアップして紹介!
いずれの作品も、Huluで見放題配信中です。
1.ドラマ「日本沈没 -希望のひと-」
・ドラマ「日本沈没 -希望のひと-」とは?
ドラマ「日本沈没 -希望のひと-」は、環境省の官僚が「日本沈没」という前代未聞の危機に立ち向かう物語です。
小栗旬が主演を務めており、その他には松山ケンイチや杏、中村トオル、香川照之などが出演しています。
・小栗旬の役柄と演技
小栗旬が演じるのは、環境省・環境生活局環境問題対策課に勤務する天海啓示。
出演しているキャストは先輩俳優ばかりですが、その中で小栗旬は堂々たる演技を見せています。
抑え気味の演技や表情であっても、怒りや憤りが視聴者にしっかりと伝わるため、見応えのある芝居だと評判です。
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2.映画「クローズ」シリーズ
・映画「クローズ」シリーズとは?
映画「クローズ」シリーズは、高橋ヒロシの大人気同名コミックを実写映画化した作品です。
不良高校生たちが争う様子が描かれており、激しい攻防戦が話題になっただけでなく、豪華なキャストを迎えて映画化されたことで、さらに多くのファンを生み出すきっかけになりました。
「クローズ」シリーズは全3作で構成されており、「クローズZERO」は2007年、「クローズZEROⅡ」は2009年、「クローズEXPLODE」は2013年に公開されました。
・小栗旬の役柄と演技
小栗旬が出演しているのは、「クローズZERO」と「クローズZEROⅡ」で、滝谷源治という人物を演じています。
滝谷源治は、このシリーズの主人公であり、凶悪な転入生として描かれている滝谷源治。小栗旬はそんな滝谷源治を演じ、これまでの真面目や爽やかなイメージを一新したといっても過言ではありません。
かっこよかったといった声も多く聞かれているので、かなりはまり役だったのではないかと考えられます。
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3.ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」
・ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」とは?
ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は、国家を揺るがす事件に立ち向かう男性たちの活躍を描いている作品。青木賞作家である金城一紀が手掛ける見どころ満載なアクションエンターテイメントです。
主人公ら公安機動捜査隊特捜班は、テロリストや政治家、新興宗教、軍事スパイといった想像を超える脅威に立ち向かっていきます。
善と悪が入り乱れ、正義と苦悩が交錯する中で、危機的な状況も訪れるなど、手に汗握る展開から目が離せません。
・小栗旬の役柄と演技
小栗旬が演じているのは、巡査部長の稲見朗です。
稲見朗は、自衛隊の元隊員で第1空挺団に所属していたという過去を持つ捜査官。自衛隊員として特殊任務に携わった時、心に傷を負ってしまい、除隊して現在に至ります。
稲見朗はチャラそうな感じで人と接し、周りとの調和を図っているのが特徴的なキャラクター。行きつけのバーでは女性に声をかけていることが多いため、女性関係は奔放なのでしょう。
また、稲見朗は、ハイレベルな挌闘技術や身体能力の持ち主でもあり、時には、周りの想像を超越するような立ち回りで犯人を制圧することもあるほどです。
この作品で小栗旬の演技が上手いと気が付いた人は少なくありません。体を張った演技もあり、魅了されたという声が多く聞かれています。
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ドラマ「代償」の続編情報はある?
ドラマ「代償」は、続編に対する期待値が高い作品です。
次回作を期待して待っているファンも多いでしょう。
しかし、2023年2月上旬の段階で続編に関する情報は出ていません。
これから続編の製作などが発表される可能性もゼロではないため、今後の情報を待ちましょう。
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ドラマ「代償」は怖い? 口コミ・評判をまとめてみた
弁護士とサイコパスの闘いが描かれているドラマ「代償」は、怖い作品なのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
実際はどうなのか、口コミや評判をチェックしてみましょう。
この作品は、サイコパスを題材の一つにしたドラマなので胸糞が悪い、怖かったと感じてしまう人も確かにいます。
サイコパスである達也の言動は常軌を逸していますが、「こんな人は絶対にいない」とも言い切れないリアルな描写と説得力を持たせる演技力が、このドラマの怖さを増しているのではないでしょうか。
重苦しい雰囲気のある作品が好きな人であればハマること間違いなし。
また、重たい内容ではありますが、最後は救いがあることがわかります。
全6話で完結する視聴しやすい長さの作品なので、ここで紹介した口コミや評判を踏まえた上で問題なく視聴できそうであれば、どのような結末を迎えるのか見届けてみてください。
また、6話で完結するので気軽に視聴できるといった点も魅力となっています。
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ドラマ「代償」シリーズを視聴できる配信サービスまとめ
ドラマ「代償」は、2016年に啓文堂書店文庫大賞を受賞した伊岡瞬の小説が原作となっている作品です。
現在は、Huluのみで配信されており、本作はHuluオリジナルドラマでもあるため、今後他の配信サービスで配信される可能性はないと考えられます。
まだHuluを利用したことがないという方は、2週間の無料トライアル期間もあるので、ぜひこの機会に登録してみてはいかがでしょうか。
この作品自体は、サイコパスな描写が多いため、苦手だと感じてしまう人も少なくありません。
しかし、結末には救いもあるため、後味が悪すぎるということもないでしょう。
主人公を演じた小栗旬、そしてサイコパスである達也を演じた高橋努の魅力的な演技も楽しめるので、興味がある人はぜひHuluでチェックしてみてください。
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