数々の名言/迷言とパワーワードを生み出した『チェンソーマン』。
この記事では明日から使える面白ワードから感動シーンまで、まとめてご紹介します。
オっさん
更新日:2022-6-10
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数々の名言/迷言とパワーワードを生み出した『チェンソーマン』。
この記事では明日から使える面白ワードから感動シーンまで、まとめてご紹介します。
チェンソーマンの主人公にして名言(迷言)生成器のデンジ。彼の口から飛び出すぶっ飛びワードを集めました。
「みーんな俺んヤルこと見下しやがってよぉ…」
「みんな偉い夢持ってていいなぁ!じゃぁ夢バトルしようぜ!夢バトル!!」
多分本人は真面目に怒ってる…はず。誰だって自分の夢をバカにされたらムッとする。人の夢に貴賤なし。 内容はごもっともだけど、義務教育未履修の語彙力と発想が弾け飛んでて、デンジらしくて良いセリフになっている。 |
言っていることはめちゃくちゃだが、とても合理的な攻略方法。デンジの地頭の良さが垣間見える瞬間。 |
仕事を選ぶときの重要視するもの、 ①休みが取れるか ②休みが取れるか ③④飛ばして⑤休みが取れるか。 趣味を謳歌する時間がないならなんのために仕事をしているのか分からない。そんな誰もが激しく同意するデンジの名言。 |
サムライソード
「爺ちゃんに教わらなかったか、引き時ってやつをよ。」
デンジ
「ジジィに教わらなかったかぁ~~獣が狩人の言葉を信じるなってなあ~~!」
岸辺隊長の言葉に騙された反省をしっかり生かして、しかも岸辺隊長のセリフでサムライソードに言い返すのがなんだか可愛いと思う場面。とっても好き。 |
【類義語】他人は自分を映す鏡 |
サンタクロース
「闇の力で知見を深めて尚、馬鹿の行動は理解できません。」
夜になり、闇の悪魔の力で無敵状態になってしまったサンタクロースに対し、ガゾリンを被り火達磨になりながら攻撃するデンジ。教育テレビを見た成果が光ってる。 |
デンジ
「だから俺、チェンソーマンになりたい。」
単純と思うかもしれませんが、これはとても大事なこと。 つまりデンジはチェンソーマンの人気を観て「人に認められたい」と思ったのです。 現代の離職理由から考えてみましょう。離職は必ずしも給料が低いだけで起こるわけではありません。とある調査では部下の成果や成長を「褒める上司」と「褒めない上司」では「褒めない上司」の方が離職率が高いという結果が出ています。これは「やりがいとは必ずしも給料や仕事内容だけとは限らない」ということを示しています。どんな凄い仕事をしようと人に褒められなければ、人はやりがいを感じられません。 現代の離職理由と照らし合わせれば、デンジの発言は「人として当たり前で、とても大事なもの」だと分かります。 |
常にオドオド自信なさげな東山コベニ。
彼女が何気なく零す言葉は、当たり前だけどハッとさせられるものがあります。
命も惜しいが、金も欲しい。頑張ったんだもん。 |
コベニ
「それが普通でしょ。」
「嫌なことがない人生なんて、夢の中だけでしょ…。」
人間は幸せになるために生きてるけど、幸せだけの人生なんて誰も歩まないよね。 |
名言かどうかはともかく、なんだか気になるセリフたち。
レゼはずっとマキマに監視されていた。 マキマの言う田舎のネズミの話は論点がずれている。これはマキマから見る田舎のネズミの評価だ。おそらくこの「ネズミ」は「私は田舎のネズミがいい」と言っていたレゼのことを指しているのだろう。 自分に従順で、大人しい、弱者。マキマにとってはネズミも人間も大差ないのかもしれない。 |
まぁ都会しか知らないネズミに聞いても意味ないけど。 |
名言からちょっと変わり、チェンソーマンでの印象的なシーンをご紹介。
早川アキ
「父さんも母さんもタイヨウばっかにかまってさ、オレには全然かまってくれないんだ。」
「だけど、やっと、やっとさぁ…なんか、毎日が楽しくなってきたんだ。」
ここは本当に号泣モノです…。 銃の悪魔に家族を奪われた早川アキの心の穴が、デンジとパワーという新しい家族を得ることで埋められていたんだなって。復讐に今まで人生を費やしてきたのに、それを諦めて残り少ない人生を2人のために使ってもいいと思えるくらい、早川アキにとって2人との暮らしは本当にかけがえのないものになっていたんだと。 ようやく過去と決別して前を向けるようになったのにね…。 |
パワー
「あたりまえじゃ!デンジはワシのバディじゃからな!」
マキマによってデンジを不幸にするため殺されたパワー。 デンジの幸せはすべてマキマが奪うと宣言していましたが、彼が築いたパワーとの友情までは奪えなかったと分かる瞬間です。 勝てないと分かってても、マキマが怖くても、友達を失う恐怖に勝ることはなかったパワーの最期の意地が、本当に健気で胸を打たれます。 |
マキマ
「私は…面白くない映画は無くなったほうがいいと思いますが。」
デンジ
「うーん…じゃ、やっぱ殺すしかねーな。」
このセリフ、デンジにとってマキマとデートしたあの時間はクソ映画巡りだったとしてもかけがえのない時間だったと遠まわしに言っているのかと思います。つまり、デンジなりの「(あなたと見る)月が綺麗ですね」。 しかしマキマはこの質問に対して「面白くない映画は無くなった方がいい」と言います。ここが、デンジがマキマとはわかりあえないんだって理解した決定的瞬間だったんじゃないでしょうか…。 |
ポチタ
「恐怖の力でしか関係を築けない彼女にとっては、家族のようなものにずっと憧れていた。だから…デンジがデンジがそういう世界を作ってあげてね。」
デンジ
「どうやって?」
ポチタ
「沢山抱きしめてあげて。」
デンジの愛がマキマを倒し、そしてデンジの愛でナユタを育てる。 ずっと愛情に飢えていたデンジが、ポチタとの関係、早川家での生活、マキマとの別離を経て、今度は与える側に回るというのが、なんとも感慨深くなるシーンです。 |
早川アキの「怖気づきました。」も、すごく良いですよね。
復讐よりも自分が死ぬ恐怖よりも、今あるモノを無くす方が怖くなってしまった彼の葛藤を考えると、本当に心がしんどくなります。
そしてその後の「毎日が楽しくなってきたんだ。」のインパクトですよ…。
オっさん
火薬とファンタジーと筋肉が好き。趣味はボディメイク。ポケットに無限大な夢を詰め込んで冒険に出かけたい人生だった。アウトラインギリギリをアクロバティックに疾走したい。