【キャラプロフィール】東山コベニ
年齢
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20歳
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身長
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150㎝くらい
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体重
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不明
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所属
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公安対魔特異4課
↓(転職後)
ハンバーガー店員
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契約悪魔
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不明
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その他
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運動神経が良く接近戦闘が得意
しかし自分に自信がない
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性格
常にオドオドとしていて自分に自信がないが、運動神経は良くデビルハンターとしての実力はある。また死ぬことを異常に恐れている。
デビルハンターになったのは、両親から労働を強いられ、風俗とデビルハンターの二択しか与えられなかったため。成人しているのでいつでも親から離れることができるが、それをする勇気はない。
物語後半「家族と離れる理由ができて良かった」とホッとしているので、本心では家族と縁を切りたがっていたようだ。
契約悪魔
物語で登場することなかったので不明。
東山コベニの戦闘スタイルは、ナイフを使った接近戦闘のため、それを補助できる悪魔と契約している可能性がある。
可哀想かわいい東山コベニの悲惨なる人生
怯える様子はさながら小動物。実力はあるのに自信はない。そんな彼女の悲惨な人生をまとめます。
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兄妹差別され、家庭内のヒエラルキー最下位
・兄の進学の為、労働を強いられる
・就職の選択肢が「デビルハンター」or「風俗」しか与えられない
・稼いだお金を親に取られている?
・姉のおさがりの服(新品を買ってもらえない?)
・十分に誕生日を祝ってもらえていない(憶測)
・ソフトクリームすら買ってもらえない
・兄姉の送り迎えもする(させられてる?)
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百歩譲って『兄が大学に行くからコベニは大学に行けない』だけだったら「家が貧乏ならそういうこともあるかな…」で済むでしょう。しかし、労働の選択肢が『デビルハンター』と『風俗』に限定されているというのは、明らかに問題ですよね。手っ取り早く稼いで来い、という心無い親の声が聞こえるようです。
腕は確かなのに家庭環境のせいで自信が底辺
東山コベニは、しっかりとデビルハンターとしての能力があるにもかかわらず、いつもオドオドウジウジ自信なさげです。
それは恐らく、東山コベニは家庭内で『比較差別』をされていたからでしょう。
東山コベニ
「半分無理やりなんです~~~」
「親が優秀な兄だけは大学に行かせたいからって私に働かせたんですぅ~~」
「風俗かデビルハンターしか選択肢がなかったんですう~~~~」(永遠の悪魔戦にて)
「服はお姉ちゃんのお下がりです。」(新人歓迎会にて)
「(車を)お給料で買ったんです。家族の送り迎えもできるし…。」(刺客編にて)
…ついでに搾取もされていそうですね。
比較差別というのは例えばこんな…
「お兄ちゃんは勉強ができるのに、アナタはどうしてそうなの」
「コベニはお姉ちゃんのお下がりの服があるでしょ」
「どうしてアンタはうんたらかんたら…」
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こういうのが『比較差別』ですね。
兄姉と比べられ、「ダメな子扱い」され、与えられるものにも差別を受けた子供は、自身でも自分をダメな人間と思い込む傾向があるといいます。そして、「いい子にしてれば、いつか自分も愛してくれるはず」という希望を捨てられず、毒親に依存してしまうそうです。
東山コベニの性格や、自ら親元を離れる選択を取れない姿は、まさにその典型ではないでしょうか。
買ったばっかりの愛車をパワーに壊される
7巻にて、デンジの護衛任務中に合流した東山コベニは、自身の所有する車をパワーに「わしの車じゃ」と言われ、奪われます。
悪魔であるパワーがまともに運転などできるはずもなく…東山コベニの車はデンジと公安職員に扮した暗殺者を跳ね飛ばし、ボンネットを凹ませてしまいました。(なお暗殺者は死亡)
人をひき殺してしまった…!きゅ、救急車…!と青ざめる東山コベニに対して、犯人のパワーは「うぬの車じゃ、わしのせいじゃない」「この人殺しが!」と、あからさまな嘘で罪を東山コベニに擦り付けてきます。
●巻末のオマケページ
巻末のおまけ漫画にて、パワーの脳内では上記の出来事が「わしが小娘(コベニ)を暗殺者から助けてやった」という記憶に改ざんされており、東山コベニにお礼をするよう迫っていた。
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その後、東山コベニの愛車は、岸辺がビルから落下する際のクッションになるという活躍を見せ、最終的にデンジの光パワー(ガゾリン燃やして闇の力に対抗)になるという大活躍の末、お釈迦となりました。
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仲良しだった暴力の魔人の死亡
荒井ヒロカズの殉職後、新たなバディとして東山コベニにあてがわれたのが『暴力の魔人』。
『暴力の魔人』は本人曰く、「人間の時の記憶が少し残ってる」「暴力なんて好きじゃない」らしく名前に反して平和主義で陽気なキャラクター。
そんな彼に東山コベニも気を許しているのか、任務の後にソフトクリームを買って食べ歩く、2人の仲良しな様子が描かれています。どうやら任務後はいつも何か奢ってもらっているようですね。
しかし、そんな仲良しだった暴力の魔人は、闇の悪魔との戦闘で死亡してしまいます。
暴力の魔人
「コベニちゃん…俺の仮面を取って隠れてて…」
東山コベニは暴力の魔人に庇われる形で生き残り、二度目のバディの死(しかもまた庇われ)で、ついに彼女は退職を決意します。
ファミリーとは名ばかりのブラック企業に転職
退職した東山コベニが再就職したのは、ハンバーガーチェーン店『ファミリーバーガー』。
アットホームな職場(強制)で、東山コベニは…
「笑顔が固いよ、もっとファミリーに」
「喋るときに『あっ』って言うのやめようか、それ、ファミリーじゃないから」
「これね、ファミリーの平手打ち」
「コベニちゃんが『あっ』ていうたび痛みを思い出せば治るでしょ?」
と、絵にかいたようなパワハラをされます。それ、ファミリーじゃないから。
チェンソーマンに助けられ…?
東山コベニがパワハラに耐え切れず「助けて」と呟いたら現れたチェンソーマン。
何をしに来たのか、チェンソーマンはそこでハンバーガーを注文。デンジが食べたがっていたものね…。
なんやかんやあって、パワハラ上司&同僚はチェンソーマンに成敗(死)されます。
その後はなぜかチェンソーマンとデートさせられる東山コベニ。デンジがしたがってたから…。
ソフトクリームを奢ってもらい、ダンスダンスレボリューションで踊らされ、気が付いたら物語のラストバトルの渦中にいたハンバーガー店員・東山コベニ(20)…。
しかし、悪いことばかりでもありません。
チェンソーマンとマキマの戦いに巻き込まれたせいで、東山コベニも身を隠す必要に迫られます。不安そうにする東山コベニでしたが、「家に帰れない」と確信するとホッとした表情を見せます。家族と離れる理由が出来て、彼女は喜んでいたのです。
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考察|結局、東山コベニの契約悪魔は何だったの?
4課の新人歓迎会で東山コベニは、自己紹介の時に契約悪魔を明かさなかった。
結局、彼女の契約悪魔はラストまで判明することなく終わるが…いったいどんな悪魔と契約していたのでしょうか?
①死の悪魔?『運』を対価に死なない?
コベニはとことん運がありません。
・新人の(たぶん)初陣が銃の悪魔の肉片を持った強敵
・ヤクザの襲撃のターゲットにされる
・新車がパワーに奪われボンネットが凹む
・愛車が岸辺がビルから落下した時のクッションになる
・仲良しなバディは自分をかばって死ぬ
・転職した先はブラック企業でパワハラ上司
・転職先にチェンソーマンが来て殺人現場に
・なぜかラストバトルの渦中に放り込まれる
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物語の中で「うわこれ死ぬわ」という場面に出くわしても、東山コベニはいつも生き残ります。
とくに印象的なのは、闇の悪魔の領域にて東山コベニだけが五体満足で脱出できたということ。(クァンシやデンジは自己回復できるので除外)
なんというか、悪運が強すぎる、という印象がありますね。
『どんなに最悪な事態になっても、死ぬことはない』
それが東山コベニの契約内容だとしたら、彼女が契約していた悪魔は『死の悪魔』ではないのか?という推測。
●でもまぁ死ぬ可能性もあったので…
この『死の悪魔と死なない契約をしている』という可能性は低いでしょう。
何しろ、作者が「天使の悪魔と東山コベニ、どっちを殺すか」という判断を担当さんの意見に委ねたというエピソードがあるものですから…。そうするいじょう『死ぬことはない』なんて設定はつけていなかったでしょう。
②ゴキブリ並みの反射神経は契約悪魔由来?
2つ目の推測としては『身体能力が関係しているのではないか?』ということ。
・敵の攻撃を躱す反射神経
・闇の悪魔の領域で隠れられる隠密能力
・ダンスダンスレボリューションをパーフェクトクリア
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「元々自信がなかっただけでポテンシャルはあった」という可能性もありますが、もし本当に彼女の認識が間違っていなかった場合、あの運動神経は『悪魔との契約によって手に入れたもの』という可能性も無きにしも非ず…。
じゃあ、反射神経や隠密能力のある悪魔とはどんなものでしょう。
蟲の悪魔
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日本昆虫界のアサシンと名高いシオヤアブ。高い瞬発力と反射神経を持つアシダカグモ。初速が陸上最速のゴキブリ。世の中の不快虫と呼ばれる蟲の能力を持った悪魔とか。
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忍者の悪魔
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直球に反射神経がありそうで隠密性のある存在。もし存在したら、ナイフで接近戦を行う東山コベニとの相性は良さそう。
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猿の悪魔
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農家の敵。被害金額は年間約10億円にもなるという。木に登る習性のある猿は身軽な印象があるので、あの軽業の元になっているかも。
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ハエの悪魔
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不快虫の代表。実は凄い動体視力の持ち主。ハエには人間の倍以上の動体視力が備わっており、人間よりも世界がゆっくり動いているように見えている。
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東山コベニの契約悪魔の情報はほぼなく、推測しようにもほぼ大喜利みたいになりますね。
しかし、よくよく考えてみれば公安デビルハンターをやめた後も運動神経は良かったので、東山コベニの契約悪魔は岸辺隊長のように直接肉体に関係するものではない可能性の方が高いかもしれません。
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考察|チェンソーマンに助けられ生き残った理由は?
マキマ
「助けを叫ぶとやってくる。」
「叫ばれた悪魔はチェンソーで殺され、助けを求めた悪魔もバラバラに殺される。」
しかし、東山コベニの「助けて」という声にやって来たチェンソーマンは、彼女を殺すことはありませんでした。マキマが語る、地獄での行動パターンと異なりますね。
①人と仲良くなりたかった?
推測できることは、チェンソーマンは『悪魔の敵』となり『人の良い隣人』になりたかったのではないか?ということ。
「誰かに抱きしめてもらいたかった」と、自身のかつての願いをデンジに言うポチタ。この“誰か”というのは、悪魔ではなく、人間だったのではないでしょうか。人と仲良くなり、人と共に暮らしたい。
助けを呼ぶ声に応えつつ、悪魔であれば容赦なく全て殺したチェンソーマンの行動は「人と仲良くなりたい」という純粋な想いから来ていたように感じます。人の敵である悪魔の敵になれば、人に感謝してもらえるかも、ヒーローになれるかも、仲良くしてもらえるかも…。そんなことを考えていたかもしれません。
徹底的に悪魔の敵を貫いていたのなら、銃を向けていた岸辺を無視したことも、なんとなく理解できます。
②デンジの仲間だったから?
もう一つ考えられるのは、「チェンソーマンが東山コベニと岸辺をデンジの知り合いとして認識していた」可能性です。
デンジの先生だと知っていたから岸辺は見逃されたし、デンジの仲間だと分かっていたから東山コベニの声に応えたのではないか…。あるいは、①②両方の可能性も。
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東山コベニまとめ
子犬時代に越えられなかった低い柵が成犬になっても越えられない犬とか。
生まれてからずっとケージ暮らしのウサギが自分の脚力に気付かないとか。
リードが切れてるのにリードの移動範囲を守ってる犬とか。
放鳥しても飛ばない鳥類とか。
既に成人してて親からいくらでも逃げられるはずなのに、そうしない東山コベニはよく飼いならされたペットみたいですね。
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