東山コベニの新たなバディとして抜擢された『暴力の魔人』。
暴力の悪魔らしからぬ彼について解説していきます。
オっさん
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東山コベニの新たなバディとして抜擢された『暴力の魔人』。
暴力の悪魔らしからぬ彼について解説していきます。
名前 | ガルガリ |
所属 | 公安特異対魔4課 |
バディ | 東山コベニ |
その他 | 暴力らしからぬ穏やかな性格 かなり強いらしい? 荒井の死体に取り憑いている? |
殴る蹴る、が主な攻撃手段。
名前の通り、単純なパワー型の悪魔と思われる。
穏やかで、暴力は好まない性格。
ただしこれは憑依した死体に依存している性格のため、実際の暴力の悪魔の性格がどういったものかは分かっていない。
●それ、本当の記憶? 「魔人の中では珍しく人間の脳が残っているため、人の時の記憶も少しある」と話していたが、本当にそれは人の時の記憶なのだろうか。「マキマさんに助けられたことだけは覚えている」というのが妙に引っかかるセリフである。天使の悪魔のことを考えると、もしかしたら彼も…。 |
暴力の魔人の本名「ガルガリ」の由来は「座天使ガルガリン」です。
人によっては「ソロネ」と言った方が伝わるかもしれませんね。
『チェンソーマン』には天使の名前を名乗る悪魔が8体登場しています。
この8体は、すべてチェンソーマン(キャラ)の信者だとマキマは言います。
登場悪魔 | 由来の天使 | 階位 |
セラフィム | 熾天使:セラフィム | 上位 |
ビーム | 智天使:ケルービーム | |
ガルガリ | 座天使:ガルガリン | |
ドミニオン | 主天使:ドミニオン | 中位 |
ヴァーチェ | 力天使:ヴァーチャー | |
パワー | 能天使:パワー | |
プリシン | 権天使:プリンシパリティ | 下位 |
未登場 | 大天使:アークエンジェル | |
エンジェル | 天使:エンジェル |
彼らが天使の名前を名乗るのはなにか理由があるのでしょうか。
もしかしたら、チェンソーマン(キャラ)を神と仰ぐ自分たちを、神の使徒だと主張しているのかもしれませんね。
岸辺
「本来魔人になると悪魔よりも弱くなるが、こいつは魔人でも強すぎるから毒が出るマスクをつけさせている」
暴力の魔人、強すぎるから毒で弱体化させているらしい。
8巻の闇の悪魔戦にてその素顔が明かされた暴力の魔人。
その顔は、どことなく荒井ヒロカズに似ているような…?
暴力の魔人のマスクは「強すぎるため弱体化させるため毒ガスを吸わせている」というのが理由でした。
実際、暴力の魔人がどれほどの強さなのか、マスクの理由が本当なのか、作中の活躍から考えてみます。
暴力の魔人
「うそぉ!?俺のマジ蹴りだぜ今の!」
「コベニちゃーん!作戦変更!このお方俺たちよりずっと強い!」
暴力の魔人の蹴りを難なく防ぐボムに、暴力の魔人は「ボムは格上だ」と素直に認め、戦略的撤退を即座に判断します。
これ、もし毒で弱体化されているのが本当だったらこの反応はちょっと微妙ですよね。「マスクがなかったら勝てたのに!」くらいの反応はあってもいい気がしますが、うーん…。
暴力の魔人
「コベニちゃん…俺の仮面取って隠れてて…。」
闇の悪魔は根源的恐怖の悪魔で、一度も死を経験していない超越者であるとピンツィ(クァンシの仲間)が説明しています。
ここで暴力の魔人は初めてマスクを外して戦闘しますが、手も足も出ず闇の悪魔に殺されます。上記の通り、格が違ったのでしょう。
ここで“マスクを取る”という行動に出ているので、マスクが暴力の魔人を弱体化させるための道具であるという岸辺のセリフに嘘はないのだと思います。
ぶっちゃけ、暴力の魔人の戦闘能力が作中で正確に発揮された場面は一つもなく、彼の本来の力がどれほどのものかは結局不明なままです。
ただ、彼がマスク関係なく穏やかな性格になっているのであれば、わざわざ毒で弱体化させる必要性はあまりないのではないかな、と思ってしまいます。
「弱体化させる」というのが本当だとしても、「マスクの必要性」が確定したわけではないですから、「毒で弱体化させるのを理由に、顔を隠している」という、つむじ曲がりな見方もできなくはないですね。
「毒マスクつけるほど強いのかよコイツ…」と思ってしまうほど、いいところなしの暴力さん。
しかも、素顔がどことなーーーーく荒井ヒロカズに似ているような、そうでもないような、そんな顔。
つまり、こんな事を思うわけです。
「ん?荒井ヒロカズに似てる…?」 「暴力さん、本当に強いんか?」 「は!毒マスクは嘘で顔隠すための可能性?」 |
でもまぁ、結局のところ、この『暴力の魔人の体が荒井ヒロカズ説』があるのは、この理由に集約されるのではないでしょうか。
「そうなると東山コベニとの関係がエモいから!」
東山コベニを庇って死んだ荒井ヒロカズの人格が反映されているとしたら、二人の関係だけでスピンオフ作品が出来そうな感じですよね。
東山コベニを庇って死んだ荒井ヒロカズと、同じように東山コベニを助けて死んだ暴力の魔人。これはもうエモさ爆発しても仕方ないし、荒井ヒロカズの死体説が出ても不思議ではありません。
荒井ヒロカズが最期に「東山を守らなくちゃ」と思って死んだから、暴力の魔人にもその感情が引き継がれて「食べてる幸せそうなコベニちゃんが見てたいの」に繋がって、あの最期になったのかなぁなんて、考えてしまいます。
『暴力の魔人の体が荒井ヒロカズ説』ですが、暴力の魔人の顔には荒井ヒロカズのときにあった傷跡は無いんですよね。
ただ、デンジも悪魔人間になった後眼球がもとに戻っていたので、魔人になった後に修復された可能性も十分あります。
あくまで「そうだと面白いから」って部分が大きい仮説ですが、完全に否定できるほどの材料もないので意外とありえるのではないでしょうか。
ところで、あの闇の悪魔戦で東山コベニは暴力の魔人から「隠れてて」って言われた後、あの空間のどこに隠れていたのでしょう…。死体の下に隠れて死体のフリしてたのかな。
※本ページの情報は2022年05月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。
火薬とファンタジーと筋肉が好き。趣味はボディメイク。ポケットに無限大な夢を詰め込んで冒険に出かけたい人生だった。アウトラインギリギリをアクロバティックに疾走したい。