大人気MCUシリーズ最新作『ムーンナイト』が早くも折り返し地点!
今回は先日配信された第3話の内容を要点を絞って振り返りながら、今後の展開や考察を掘り下げていきたいと思います!
第3話では、マークの人格にスポットの当たる物語が展開されていきましたね。
全6話と言われている『ムーンナイト』の物語の行く末は…!?
それではいってみましょう!
更新日:2022-4-15
<プロモーション>
大人気MCUシリーズ最新作『ムーンナイト』が早くも折り返し地点!
今回は先日配信された第3話の内容を要点を絞って振り返りながら、今後の展開や考察を掘り下げていきたいと思います!
第3話では、マークの人格にスポットの当たる物語が展開されていきましたね。
全6話と言われている『ムーンナイト』の物語の行く末は…!?
それではいってみましょう!
体のコントロールを手にしたマークは、ハロウを追ってレイラと共にカイロで情報を捜す
あらすじ引用:ムーンナイト第3話「エネアドの決断」
前回のラストでスティーブンから肉体の制御権を取り戻したマーク。
彼が向かった先は、巨大なピラミッドがそびえたつエジプトのカイロでした。
第3話ではマークの人格を中心に物語が進んでいき、スカラベに導かれるアーサー・ハロウを追う展開が描かれます。
これまでの物語では、スティーヴンの内に潜むもう一人の人格、冷徹でコンスの力を使いこなす傭兵のイメージであったマーク。
しかし、今話で主人格として行動する彼の姿はそのイメージとは違った一面が見られたように感じます。
コンスの次期アバター候補となっているレイラを守るために、孤軍奮闘する姿が今話の見どころとなっていましたね。
また、スティーヴン目線から言えばマークは、自身が多重人格者であることを認知している上、コンスの力を上手に引き出せる落ち着いた人物であるという見られ方をされていましたが、実際にマークの行動を見ているとマーク自身も多重人格に苦悩している様子が見られます。
そして今話で非常に重要な要素だと感じたのが、ギザのピラミッド内での審判シーン。
コンスを追放したとされる神々たち、エネアドが登場しました。
第3話のラストでは、コンスが彼らによって石に封印されてしまうというはたまた衝撃的な展開。
スティーヴンの人格である際に、コンスを封印されてしまい意識を失ってしまいましたが、目覚めるのはマークなのでしょうか?それとも…?
その点なども含めて次項の深堀ポイントで詳しく考察と展開予想をしていきたいと思います!
今回の第3話で気になった点は3つ。
●スティーヴンとマークの肉体
●エネアドとハロウの関係
●折り返し地点である第3話から表裏一体の関係が導ける?
以上の3つのポイントを解説していきたいと思います!
今回筆者が最も意味深に感じたのは、冒頭でマークがハロウの信者へ尋問しようと襲撃するもスティーヴンが現れて強制的に人格が入れ替わってしまうくだり。
このシーンでやはり彼の肉体にはもう一人別の人格がいるのではないかと思いました。
ここでは第1話で、まだスティーヴンが自身の中にマークがいると知らない時に多用されていた印象的なノイズ表現が再度されており、マークもスティーヴンと同様にその人格が制御権を持っていない間は記憶を共有できないということが分かりました。
しかし、これまでのエピソードで鏡越しに別人格と会話ができている点や二人間で意識的に人格の制御権を受け渡すことができる点を踏まえるとこのノイズ表現には少し疑問が生じるのではないでしょうか。
今回の記憶の欠如中に行ったハロウ信者の殺害は、マークもスティーヴンも知らないと言っています。
どちらかに制御権が渡っていれば、その制御権を持っている人格が記憶することができているハズ。
そして、スティーヴンの時と何より違うのは、入れ替わった人格がスティーヴンであるとするならば、マーク以上に冷徹に敵を抹殺することはできないという点です。
初回の感想記事から再三の考察にはなりますが、やはり彼の肉体にはまだまだ人格が存在しているのではないでしょうか。
そして、スティーヴンが第1話でハロウの村で住民に暴行をした描写などがマークではなく、さらに暴力的なもう一人の人格だったというのも、この説が正しければあり得そうな話です。
マークが偶然にも襲撃したハロウ信者と再会した際には、彼らの怯えようがただならなかった点を見ると、その人格はコンスの力を利用したと思われます。
これまでマークがコンスの力を引き出すムーンナイト、スティーヴンがスーツを解釈違いで纏ったMr.ナイトと別人格によって姿が異なることから、もう一人の人格が存在するのであれば彼もまた違った姿でコンスの力を引き出すのではないでしょうか。
ムーンナイトは、第4話が最重要エピソードになると制作陣がインタビューに応えているのもあり次話で何らかの情報が明らかになりそうです。
もう一人の人格なのか、はたまたそれ以上にMCU作品との繋がりが示唆されるのか…。
どう考えてもハードルが上がってしまいます!笑
考察を超える衝撃展開を期待しちゃいましょう!
第3話で初登場したエネアドの存在。
エネアドとはエジプト9柱の神々のことで、第1話でスティーヴンが博物館の上司に説明する描写がありました。
今回登場したエジプト9柱はホルス、イシス、テフヌト、オシリス、ハトホルの5名。
所説ありますが、実際にある伝承でハトホルは9柱には含まれていないようです。
コンス以外の神々とアバターが登場しましたが、これらの神々は人類に干渉しないというルールがあるようです。
コンスが神々から追放されたことも、悪に鉄槌を下すという心情のもと人類に干渉している意見の対立なのでしょう。
この神々で注目したいのがハトホルとオシリス。
ハトホルは、作中で音楽と愛の女神と彼女のアバターであるヤツィルが説明していました。
その名にふさわしくハトホルを身に宿す彼女も、マークに対して優しく他の神々と違う一面がある人物です。
マークにアメミットの墓の手がかりになる情報をひっそりと教える辺り、今後も彼女は味方としてマークたちを支える存在になるのでしょうか。
もう一人のオシリスは、ハロウに殴りかかろうとしたコンスを力を行使して止めた人物。
彼は、コンスに非常に否定的なキャラクターでした。
ハトホルを除く他の神々同様ハロウの嘘を信じ切っていたオシリスでしたが、今回のラストシーンではそうではなく、初めから神々もハロウのアメミット復活を画策しているのではないかとも思いました。
石にコンスを封印した後、オシリスだけがハロウと面会しその石のもとへ案内していたシーンが意味深です。
人間に干渉しないという太古のルールが神々の間で定められているようですが、オシリスはそのルールの中でハロウと結託し暗躍しているのかもしれませんね。
他の神々よりも描写が多かったハトホルとオシリス。
封印されたコンスの石がギザのピラミッド内にあるため、彼の復活のためには再度相対しなければならない神々になるのではないでしょうか。
全6話で構成される『ムーンナイト』。
そしてスティーヴンとマークの二つの人格が相反する物語であることから、本作は非常に二項対立が多く描かれている作品となっています。
制御権を持っていない人格が鏡から登場するのも印象的ですよね。
そんな本作は、1話から3話までの構成が鏡のように対照的になっていると感じます。
第1話ではスティーヴンの人格をメインにストーリーが展開され、第2話はマークの存在が徐々にスティーヴンの人格を浸食し始めてマークの人格となって終了していきました。
続く今回の3話では、マークが主軸となって物語が進んでいます。
1話で印象的だった人格が入れ替わるノイズ描写を、3話ではマークの視点から同じように使われていたことで、1話から3話が2話を起点とした鏡合わせの関係を意図的に演出しているように感じられませんか?
第3話までが前半戦だったとすると、第4話からは後半戦であり折り返しスタートとなります。
第3話のラストでコンスが封印されてしまったことから、今後は力を取り戻すために物語が展開されていきそうです。
次にスティーヴンが目覚めるとき、果たして彼はスティーヴン、マークどちらなのでしょうか?
コンスと一緒にスティーヴンの人格も封印されたことで、微かに示唆されているまだ見ぬ人格とマークが出会う可能性もあります。
そうなれば、またまた1話と重なる鏡合わせ!
第4話では、後半戦の第1話になるので物語を序盤と照らし合わせてどう展開がされるかに期待しましょう!
いかがでしたでしょうか?
早くも『ムーンナイト』も半分のところまで来てしまったのが、早いような寂しいような…。
どのように物語の完結が迎えられるのか、楽しみにしましょう!
『ムーンナイト』は毎週水曜日16:00からディズニープラスにて最新話が更新!
それでは皆さん、また来週~!
トイストーリーと共に育ち、大人になってしまった人。 好きな映画はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーです。 おいしいウィスキーを飲みながらオシャレな映画が見たいこの頃。 皆さんが作品を見たくなるような記事を書くため精進中!