無限列車編全7話が終了し、新たに幕開けた遊郭編。
これまでの鬼滅の刃2期は劇場版の再編集版だったために、今回始めて新エピソードとしてお送りされました。
無限列車編のその後の炭治郎たちや、新たなストーリーが展開された遊郭編初回は1時間の特大ボリュームで開始。
今回も見どころ満載でしたので、感想を振り返っていきたいと思います。
更新日:2021-12-7
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無限列車編全7話が終了し、新たに幕開けた遊郭編。
これまでの鬼滅の刃2期は劇場版の再編集版だったために、今回始めて新エピソードとしてお送りされました。
無限列車編のその後の炭治郎たちや、新たなストーリーが展開された遊郭編初回は1時間の特大ボリュームで開始。
今回も見どころ満載でしたので、感想を振り返っていきたいと思います。
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煉󠄁獄家を訪れ、煉󠄁獄の弟・千寿郎に煉󠄁獄の言葉を伝えた炭治郎。
その後、日々鍛錬を積みながら任務をこなす炭治郎だったが、ある日、蝶屋敷へ戻ると音柱・宇髄天元が嫌がるアオイとなほを任務へ連れていこうとしていた。
その様子を見た炭治郎は、代わりに任務へ行くと申し出る。
そうして炭治郎たちは次の任務地、遊郭へ——。
引用:公式サイト(https://kimetsu.com/anime/yukakuhen/story/?id=ep2a)
今回は遊郭編第1話と題されていましたが、無限列車編のその後が丁寧に描かれた1話となっていました。
煉獄さんを亡くした煉獄家に炭治郎が訪れ、また一つ成長する炭治郎がアニメオリジナル描写も挟まれて丁寧に描かれていた印象。
今後本格的に進んでいく遊郭編の前章的な第1話を見どころ別に紹介していきます!
冒頭は煉獄さん死亡から、隠(かくし)たちによって救出されていく様子が描かれました。
前話にあたる無限列車編の最終話のダイジェストなども流れており、今話の特徴である無限列車編から遊郭編へという橋渡し的な演出が多くあったように思います。
原作では話のテンポを意識してか少しコミカルに描かれていた印象でしたが、劇場版や再編集版のアニメ版の地続きとなっていると、また違った重みのあるシーンとなっていたのではないでしょうか。
続いてスタッフクレジットが流れる冒頭のシーンでは、流石ufotableと言わざるを得ない見事な大正時代の風景と共に、悪の根源・無惨が子供に化けた姿で登場。
初登場は父親として人間界に紛れ、続く無限列車編の前で魘夢に力を授けるシーンでは女性として登場して以来の登場となります。
父親、女性、子供…このように毎回姿かたちを変えて人間界にまぎれて生活している無惨。
製薬会社の養子として、潜伏することに成功していました。
青い彼岸花を探すにはうってつけでもあり、子供という弱者を演じることで見つかるリスクを軽減しているということでもある今回の姿は、流石無惨!徹底的にリスク回避してやがる…と思わざるを得ません笑
しかし、子供の姿かたちをしていたとしても圧倒的な威圧感は健在。
柱である煉獄さんを倒したという情報を知らせに来た猗窩座に対して「もっと働かんかい!」と鬼畜なパワハラ上司っぷりを見せます笑
先週まで、煉獄さんたち相手に余裕の表情をとっていた猗窩座もこれには頭を下げるしかないという異様な光景…。
いや、ほんと鬼はブラック企業ですね…猗窩座の中間管理職具合が半端ないです笑
煉獄さんに「鬼になれ!」と言っていたのは、純粋に無惨に一緒に怒られてくれる仲間が欲しかったのかも…とか考えてしまいます笑
無惨の怒号は結果的に、猗窩座の炭治郎への怒りに矛先が向けられます…。
これ結局、無惨は部下を奮い立たせられたってところも面白いですよね笑
むかつく上司からのストレスというマイナスなエネルギーは、同じくむかついた炭治郎への怒りへ…笑
なんだかんだちゃんと鬼としての仕事を全うしようとしている猗窩座が健気にも見えてくるシーンでした笑
かといって、煉獄さんを殺したことは許さないからな!
そして無限列車編での傷がまだ癒えない炭治郎は、煉獄さんのカラスに導かれ煉獄家に到着します。
ここで出会ったのが、煉獄さんの父・槇寿郎(しんじゅろう)と弟の千寿郎(せんじゅろう)。
気弱な弟の千寿郎が煉獄さんの死を悲しむ中、父親の槇寿郎は酒を飲みながら煉獄さんを愚弄していました。
いくら父親だからと言って、死んだ煉獄さんを侮辱する槇寿郎に炭治郎は反抗して得意の頭突きに回転を加えた強烈な一発をお見舞い。
定期的に挟んでくる炭治郎の頭突きですが、シリアスなシーンであるだけにここ笑っていいのか…?と微妙な気持ちになりました笑
千寿郎によって渡された煉獄さんが死の間際に言っていた炎柱の書記。
しかし、この書記は槇寿郎によってビリビリにされていました。
炭治郎のヒノカミ神楽へのヒントは潰えてしまいますが、千寿郎が修復することに。
ここでの千寿郎がめちゃくちゃよかったですね。
兄のようには剣技の才能がない千寿郎でしたが、煉獄さんを理解しそれに恥じない優しい心を持っていました。
それにしても、この前の場面でも槇寿郎の口からでた「日の呼吸」といい、ビリビリに破かれた書物にも「呼吸」など随所で意味深な言葉が見られます。
煉獄家にはまだまだ秘密がありそうな予感…。
今後父の槇寿郎から、炭治郎へ言葉を受け取る展開が楽しみですね~!
煉獄家を後にする際に千寿郎から煉獄さんの刀の鍔を託された炭治郎。
このシーンでは、煉獄さんが遺言のように言っていた「柱が後輩を守るのは当然だ」というセリフが思い出されます。
煉獄家を通して、煉獄さんだけでなく千寿郎が鬼殺隊にならないことも含めてその意思を継ぐ炭治郎が強調されているシーンだったのではないでしょうか。
煉獄さんの死に打ちひしがれていた炭治郎はここで、ようやく立ち直れたような気がします。
悲しんでいるだけではなく、進み続けなければならない。
大切な人たちを死なせないためにも煉獄さんの意思を受け継いで、強い鬼殺隊になることを誓った名シーンでした。
また、炭治郎が去った後の槇寿郎も印象的です。
煉獄さんの死に対して横暴な態度をとっていた槇寿郎は、自分の息子が死んでしまったことを受け入れられずにいました。
そんな父に勇気を持って千寿郎が煉獄さんの槇寿郎宛ての言葉を聞き、泣いてしまうシーンがその悲しみを表しています。
大切な人の死が生む家族の関係は、思っている以上に複雑ですが、それでも残った人々にはそれぞれの愛があるんだと感じられるシーンとなっていましたね。
煉獄家からの帰り際に突如現れた鋼鐵塚さん。
無限列車で刀を失くしてしまったことに、激しい怒りを感じて炭治郎に襲い掛かりました笑
自分がこだわって作った刀への冒涜だとして「万死に値する!」と包丁を持って炭治郎に攻寄る姿は、鬼より怖い笑
無限列車編の後半部分からシリアスな展開が続いていた鬼滅の刃でしたが、こういった振り切ったキャラクターによるギャグシーンも見どころの一つだと思い出させてくれましたね笑
鋼鐵塚さんにとっては大切なことなのはわかるんですけど…ひょっとこを被りながら黒いオーラを発している姿がどうしても面白おかしく映ってしまいます笑
炭治郎や善逸、伊之助たちは無限列車での傷を癒し、さらに強くなるための修行描写が挟まれました。
三人がにぎやかに修行する姿は、見ている視聴者も元気になりますよね。
またその後に続く、炭治郎と禰豆子の鬼狩りエピソードはアニメオリジナルの展開となっており、原作を読んでしまっている方も楽しめたのではないでしょうか。
この描写が追加されたことによって、炭治郎が無限列車編以降気持ちを強く持ち成長しているということがよりわかりやすくなったように感じました。
街の人々に知られずに、鬼を滅していたことも無限列車で誰も傷つけずに戦い抜いた煉獄さんをリスペクトしている炭治郎の守りたい意思のようにも感じられてgoodです。
そんな志新たに活躍する炭治郎たちのもとへ音柱・宇髄天元、通称宇髄さんが現れました。
蝶屋敷にて、アオイたちをさらおうとしているところを炭治郎が注意するというなんとも派手で横暴な登場。
柱の人々は、初回登場時に禰豆子や炭治郎を傷つけていたので印象が悪いのですが今回二度目でもまだまだ印象が悪い宇髄さんでした笑
煉獄さんは二度目の登場でなんだかよくわからない人という印象でしたが、またまたクセの強い柱が現れたな…という感じ。
原作漫画でもアオイがお尻を叩かれていたんですが、パラ読みしていると気づかないくらい小さいコマだったので今回筆者はお尻叩いていいんか!?とツッコンでしまいました笑
何はともあれ、炭治郎発信の一言によって宇髄さんの任務に同行することになる善逸や伊之助。
向かう先は宇髄さん曰く「日本一 色と欲にまみれたド派手な場所 鬼の住む遊郭」。
無限列車の激戦を超えて、次に向かう先は遊郭。
圧倒的な上弦との戦いを経験した炭治郎たちは遊郭でどのような鬼と対峙するのか?
また、新たに登場した柱・宇髄さんの実力とは?
気になること山のごとし!
ここからアニメではまだ進んでいなかったストーリーが展開されていきます!
遊郭編がスタートした第1話となりましたが、全体的に無限列車のその後を補完するようなエピソードで構成されていたのではないでしょうか。
しかし遊郭編につながる間、炭治郎たちはどのように無限列車での煉獄さんの死を受け止め前に進んでいったのかが原作に比べても丁寧に描かれ、非常に見ごたえのある1話となっていたと思いました。
特に、炭治郎が鬼を討伐するオリジナルエピソードが挟まれるシーンは煉獄さんの死を受けて改めてもっと強くなる炭治郎の決意のようなものが感じられる描写になっており良かったなと感じました。
また、全体的に作画シーンもよく宇髄さんのビジュアルやそのあとに登場した善逸と伊之助の登場シーンなどの作画がよくこれからの遊郭編で巻き起こる戦闘描写にも期待がかかるところ。
まだまだ、楽しめる鬼滅の刃2期。
いや、ここからが鬼滅の刃の本領発揮です!
クオリティの高いアニメシーンを期待しつつ、来週の楽しみにしましょう!
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トイストーリーと共に育ち、大人になってしまった人。 好きな映画はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーです。 おいしいウィスキーを飲みながらオシャレな映画が見たいこの頃。 皆さんが作品を見たくなるような記事を書くため精進中!