2019年に公開された「グリーンブック」。
人種差別をテーマにした、黒人男性と白人男性の友情物語で、注目されていた作品です。
どのような作品なのか気になる方も多くいるのではないでしょうか。
今回は、「グリーンブック」のネタバレあらすじや、実際に視聴してみてわかりにくかった点の解説などをご紹介していきます。
更新日:2021-6-16
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2019年に公開された「グリーンブック」。
人種差別をテーマにした、黒人男性と白人男性の友情物語で、注目されていた作品です。
どのような作品なのか気になる方も多くいるのではないでしょうか。
今回は、「グリーンブック」のネタバレあらすじや、実際に視聴してみてわかりにくかった点の解説などをご紹介していきます。
引用元:amazon
作品名 |
グリーン ブック/GREEN BOOK |
公開日 |
2019年3月1日 |
監督 |
ピーター・ファレリー |
脚本 |
ニック・ヴァレロンガ/ブライアン・カーリー/ピーター・ファレリー |
主演 |
ヴィゴ・モーテンセン/マハーシャラ・アリ |
上映時間 |
130分 |
映画「グリーンブック」は、本作のイタリア系用心棒の息子が父親から聞いた話を元に作られた実話です。
アカデミー賞を5部門受賞し、全国で注目を集めた作品でもあります。
視聴できる動画配信サービスは、以下の通り。
動画配信サービス |
無料トライアル期間 |
31日間 |
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600 |
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なし |
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31日間 ※サービス終了しました |
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× |
NETFLIXでも、「グリーンブック」を視聴することができますが、無料トライアルがありませんので、無料で楽しみたいという方は、お気を付けください!
時は1962年、トニー・リップはニューヨークの一流ナイトクラブで用心棒を務めていた。ある日、トニーは天才黒人ピアニスト、ドクター・シャーリーの運転手としてスカウトされる。なぜか彼は差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいて…。
「グリーンブック」のあらすじをネタバレありでご紹介していきます。
ネタバレをしたくないという方は、お気を付けください!
トニー・リップは、ナイトクラブで用心棒として働いていた。
しかし、店が改装工事を行うため、2ヵ月間仕事を失うことに。
その間の仕事を見つけなければならないトニーは、知り合いから「”ドクター”が運転手を探している」という情報を聞きつける。
早速面接に向かうトニーだが”ドクター”とは医者ではなく、ドクター・シャーリーという黒人のピアニストのことだった。
2ヵ月間のツアーに出かける際の、運転手を探しているという。
しかし、トニーは家に来た黒人作業員が使ったコップを、無意識に捨ててしまうような人間だった。
ドクターとトニーはお互いに条件を出す。
ドクターの条件
「宿泊費と食事込みで週100ドル。運転・スケジュール管理・助手役・身の回りの世話」
トニーの条件
「週125ドルだったら引き受ける。ドクターの身の回りの世話はなし」
要望に応じないドクターに、他の人にやらせろと言い残しトニーは帰ってしまった。
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トニーの元に、ドクターから電話がかかってきた。
ドクターは、トニーの妻ドロレスに電話を繋いでほしいとが言う。
ドクターはドロレスに、「トニーの要求週125ドルは受け入れた。2ヵ月間旦那さんを連れ出すことになるけど大丈夫か」と確認をする。
ドクターは、トニーが用心棒としてたくさんの問題を解決してきたことを耳にし、トニーの要件を受け入れ採用したいと思って電話をかけてきたようだった。
ドロレスは、寂しい気持ちもありつつも承諾する。
そしてついに、ドクターのツアーがスタート。
今回のツアーは、アメリカ南部を中心にチェロとベース奏者も共に回る。
出発前、レコード会社の職員から「グリーンブック」が渡された。
グリーンブックには、黒人が泊まれるホテルや利用できる施設の記載があり、黒人が快適に旅行ができるようにと作られたパンフレットだった。
出発する車内で、ドクターはトニーに追加の条件を言い渡す。
・ピアノは「スタインウェイ」であることを確認すること
・毎晩泊まる部屋にウィスキーを用意しておくこと
・車内でタバコは禁止
・運転中は静かにしておくこと
トニーは、要件をメモするも、気にも止めず話しながら運転をしていた。
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ドクターの舞台を見に来るのは、富裕層のお客さんばかり。
言葉遣いの悪さや、品の無さから会場には入れてもらえないトニー。
会場の窓から、初めてドクターの演奏を目の当たりにする。
ドクターのピアノ演奏は、想像以上だった。
たくさんの客が集まり、皆を魅了していた。
その晩、トニーは妻のドロレスに手紙を書いた。
「彼の演奏は、黒人らしくなかった。天才だ」と。
しかし、良いことだけではなかった。アメリカ南部の黒人差別は根強く、行く先々で差別を受けた。
時には、黒人ピアニストということもあってか、弦の上にゴミが散らばっているピアノを用意されていたこともあった。
トニーは、ドクターの用心棒として、ピアノをスタインウェイに替えるようにと注意することもしばしば。
どんな困難に出くわしても、ピアノを弾くドクター素晴らしかった。
トニーは、また妻のドロレスに手紙を書く。
「演奏会場は、やたらリッチな場所だ。ドクターとは気が合うが、たまに落ち込んでいてお酒を飲むようだ。」
ドクターは、気品があって気難しく真面目だった。
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ツアーでケンタッキー州を訪れた時、「ケンタッキー・フライド・チキン」の看板を目にしたトニーはチキンを食べたがった。
運転をしながら、雑に頬張るトニーに、フライドチキンを「食べたことがない」と話すドクター。
おいしいから食べてみろとドクターにチキンを手渡すが、「ひざ掛けに油が付く、皿とフォークがないから食べられない」と拒否する。
それでも、トニーは手で食べるんだと無理やりチキンを渡す。
衛生的に問題があると文句を言いつつも、食べ始めるドクター。
骨はどうする?と聞くドクターに、窓から放り投げればいいと答えるトニー。
ドクターは、言われるがままチキンの骨を窓から放り投げた。
二人は笑い、少しずつ心を開き合っているようだった。
アメリカ南部に行くにつれ、黒人差別が酷くなっていった。
その日泊まることになったモーテルは、”黒人専用”
トニーは、少し離れた別のモーテルへ宿泊する。
トニーが部屋でくつろいでいると、ベース奏者のジョージが慌てて訪ねてきた。
「ドクターがヤバい バーに入ったら袋叩きに」
トニーはすぐにバーに駆けつけた。
そこには白人に侮辱され殴られ続けているドクターの姿が。
トニーが止めに入るも、白人達は「こいつに皿洗いをさせる」とドクターを放さない。
トニーは腰から銃を取り出す動きを見せた。
そして、ドクターを解放させる。
トニーはドクターを強く叱った。
「この地域のことを知らないのか、俺から離れて行動するな」と。
しかしドクターは、「地域の問題かな 君の家の近くのバーに入った時も同じようなされた」と言った。
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次の舞台は、豪華なパーティーの会場でピアノの演奏だった。
休憩を挟んでの二部構成。
休憩中に、屋敷内のトイレに行こうとするドクターをスタッフが呼び止めた。
「お手洗いですか?あなたは”あそこ”です」
そのスタッフが指さした場所は、外にある汚い小さな小屋だった。
室内のトイレは、黒人のドクターが使ってはいけないという土地のルールがあった。
ドクターは、「それならモーテルに戻ります 30分かかるけど」と言うと、スタッフは少し考えて「それでは、待とう」と答えた。
トニーの運転で、ドクターはモーテルへ戻る。
その車内で、トニーは「林の中で用を足せばいい 俺だったら道端でもOKだがね」と言う。
そして「ムクれるな 土地のルールだ」と続けた。
それでも機嫌がなおらないドクターは、トニーに強く当たっていた。
トニーは、「俺とさっきのスタッフ達が白人だから強く当たるのか?それこそ差別だ」と言うと、ドクターはより怒ってみせた。
舞台は無事に終わった。
終演後、お客さんに愛想を良くしているドクターを見て、トニーは「トイレで差別をされたのに、どうして愛想をよくできるんだ?」と他のバンドメンバーに漏らす。
チェロ奏者のオレグが、「まだツアーは続くし、今後も似たことがまた起こるだろうけど我慢するんだ」とトニーに言う。
そして「アメリカ北部ならチヤホヤされ3倍の金額を稼げた。だが自らここに来た」と続けた。
その後もトニーは、頻繁につたない文章でドロレスに手紙を書いていた。
その手紙を見ていたドクターは、しびれを切らしトニーに文章のアドバイスをする。
ドクターの言葉は、綺麗で美しかった。
トニーは、ドクターに言われるがまま、文章を書き続けた。
新たな州で、二人そろって町を散歩していると素敵なスーツ屋さんがあった。
ショーウィンドウには、かっこよくてオシャレなスーツが飾られていた。
ドクターが気にいっている様子だったので、「舞台の衣装を新調してみてはどうか」とトニーが提案し、試着をすることに。
しかし、ドクターが試着をしたいと伝えると店員が試着を拒否する。
購入してくれたらサイズを直すと言われ、ドクターは店を出て行ってしまう。
トニーは、やるせない気持ちでいっぱいだった。
その日の舞台も終わり、トニーがホテルで過ごしていると、警察から電話がかかってくる。
警察署に向かうと、ドクターと別の男性が裸で捕らえられていた。
警察官は「この”おばさん”を逮捕する」と。
ドクターを解放しろと命じるが、警察官は聞く耳を持たない。
トニーは、お金を払い警察官を買収し、ドクターを解放させた。
帰り道、ドクターは「警察官を買収するなんて」とトニーを責めた。
トニーは、「ツアーに穴が開いたらどうする、たまには俺に感謝をしろ」と怒りを露にする。
ドクターは、「ツアーに穴が開いたら自分の収入が減るからだろ」と更に責める。
トニーは、「俺が自分の懐しか考えられなやつだと思うのか、恩知らずめ。一人で出歩くな」というと、ドクターは「今夜のことは知られたくなかった」と言った。
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次の州に着き、ホテルへ向かって歩いているとトニーの知り合いに出くわした。
トニーの知り合いは、「”黒ナス”と何してる」や「仕事がないなら俺が紹介してやる」とイタリア語で話しかけてきた。
そして、詳しく話したいから8時にバーで会おうと。
その夜、トニーは自室を出てバーに向かう。
廊下にはドクターが待っていた。
トニーは、下のバーで飲んでくると伝えると、「さっきのは友達か?」とドクターがイタリア語で話しかけてきた。
ドクターは、イタリア語を話すことができ、先ほどの会話を理解していた。
そして、「君はいい仕事をしているから、正式にツアーマネージャーに雇いたい」と続けた。
トニーは「約束は週給125ドル。この仕事は辞めないよ。今から会う友達にもそう話してくる」と言い切った。
ドクターは、昨夜のことを謝った。
トニーは、「この世は複雑だよな」と優しく言い残し、バーへと向かった。
ツアーも終盤に差し掛かり、雨の日の移動の時のことだった。
突然警察に車を止められ、外に出されるトニー。
警察官は車の中に残るドクターを見て、「黒人の夜の外出は禁止されている」と言い、ドクターも車から降ろさせる。
雨の中無理やり車から降ろさせたり、ドクターの運転手をしていることを馬鹿にしたりする警察官にトニーは殴りかかり、逮捕されてしまう。
ドクターは、何も手を出していないが、黒人だからという理由で刑務所へ入れられてしまった。
ドクターはトニーに、「暴力は敗北だ。品位を保つことが勝利をもたらすのだ」と叱った。
そして、弁護士を知っているから電話をさせてくれと警察と交渉する。
ドクターは、「ロバート・ケネディ」に電話をかけ、二人は釈放されることになった。
うかつに喜ぶトニーに対し、ドクターは恥ずかしいと言う。
トニーはドクターに、「俺のほうがよっぽど黒人だ。家族を養うために働いている。それに比べて、あんたの住まいは城のてっぺん。金持ち相手の演奏会。俺は裏町 あんたはお城 俺の世界の方が黒い!」と。
ドクターは、車を止めるように言う。
雨の中外に出て、
「私は一人で城住まいだ。金持ちは教養人と思われたくて私の演奏を聴く。その場以外の私はただのニガーだ。その蔑視を独りで耐えている。黒人でも白人でも男でもない私は何なんだ?」と泣きながら話した。
トニーは、感情を露にしたドクターを初めて見て胸が痛んだ。
その夜は、黒人専用のモーテルに二人で宿泊した。
妻ドロレスに手紙を書いているトニーの文章を添削するドクター。
しかし、トニーは今までにたくさんのアドバイスをもらっていたため、素敵な文章を一人で書けていた。
トニーはドクターに、ツアーが終わったら、唯一の家族である兄に手紙を書いてみるよう提案する。
しかし、ドクターは兄は私の住所を知っているからと拒否する。
トニーは、「寂しい時は、自分から先に手を打たなきゃ」と伝える。
いろいろな出来事が起きた一日だった。
ついにツアー最終日となった。
クリスマスコンサートだ。
とても大きな会場だったが、ドクターの控室は物置のような小さな部屋だった。
トニーは、先にレストランに向かいバンドメンバーの二人と食事を始める。
するとチェロ奏者のオレグが6年前の話を始める。
「ナット・キング・コールというジャズピアニストがバーミングハムに招かれた。白人観客の前で歌う黒人は彼が初めてだった。しかし何人かの男が白人の歌を歌う彼を襲いステージから引きずり降ろし、袋叩きにした。才能だけでは十分じゃない。勇気が人の心を変えるんだ」と。
トニーは、ドクターがアメリカ南部でツアーを行う本当の理由を知ったのだった。
引用元:amazon
準備を終えたドクターがレストランで待つ皆の元にやってきた。
しかし、入り口で支配人に止められた。
支配人は、「レストランのルールなのでご遠慮を」と一点張り。
トニーも駆け寄り、今夜の出演者なのに食事もできないのかと詰め寄ると、黒人でも入れる”オレンジ・バード”と言うレストランが近くにあるからと別の場所を紹介される。
ドクターは、「ここで食事ができないのなら、今夜の演奏は辞退する」ときっぱりと言い切った。
400人もの客を待たせているからとお金で解決しようとする支配人。
「今の仕事だってお金のためだろ?」と言った支配人にトニーは、掴みかかる。
ドクターが止めに入り、トニーに「君がやれと言うなら演奏をするよ」と言うが、
トニーは、「こんなところ早く出ようぜ」と店を後にした。
レストランを後にした二人は、オレンジ・バードに向かい食事をすることに。
オレンジ・バードには、小さなステージがあり、演奏したり食事をしたり、たくさんの黒人が楽しんでいた。
店員に演奏をするよう進められるドクターは、”黒人専用”と書かれたピアノを弾き、お客さんを魅了した。
お店にいた人達も別の楽器でセッションし、トニーもドクター自身も楽しい夜を過ごした。
クリスマスに家族の待つ家に帰る約束をしているトニーは、車を走らせるも雪のため思うように進めない。
挙句の果てに、以前と同じようにまた警察に車を止められた。
しかし、その警察は車のタイヤがパンクしているのではないかと善意で車を止めて知らせてくれていたのだった。
警察官と一緒にタイヤを交換するトニー。
優しい警察官に出会った。
世の中は捨てたもんじゃないと思えた夜だった。
トニーは車を運転することに限界を感じ始めて、近くのモーテルで休もうと提案する。
ドクターは、もう少し頑張れと言うが、トニーは睡魔に負けそうだった。
その頃、トニーの家では親戚達が集まりクリスマスパーティーが開かれていた。
ドクターはトニーと運転を代わり、車を走らせた。
車の中でトニーは眠っていた。
トニーが起きると、そこはもう自宅だった。
トニーは、家に寄っていくように言うが、ドクターは「メリークリスマス」と伝え、車で自宅へと帰っていった。
2ヵ月ぶりに家に帰るトニーに皆は喜び、トニーも喜んだ。
「あのニガー 大変だったか?」
親戚達は、トニーに2か月間の旅のことを聞く。
しかしトニーは、「ニガーは止めろ」と強く言い放つ。
それを見ていた妻のドロレスは、トニーが成長した姿を知って嬉しそうな表情を浮かべた。
一方ドクターは、家に帰っても一人だった。
クリスマスなのに広い部屋に一人で寂しかった。
トニーの家に、誰かが訪ねてきた。
それは近所の老夫婦で、クリスマスパーティーに参加しにきたのだった。
トニーが扉を閉めようとすると、ドクターの姿が見えた。
ドクターもトニーの家を尋ねてきていた。
トニーは喜び、ドクターにハグをする。
親戚の皆にドクターを紹介すると、皆はドクターをすぐに受け入れた。
ドロレスは、優しくハグをして「手紙をありがとう」とドクターに伝えた。
「グリーンブック」を実際に視聴した方の感想を集めてみました。
今日は作業中に公開時に観た以来の
— 𝐓𝐎𝐌𝐌𝐘 (@T0mmyT0mmyTommy) June 2, 2021
『グリーンブック』を視聴。
ヴィゴかっこいいなぁー
超絶傑作なので全人類観ましょう!
この言葉が1番好きです。#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/XqMsVzy4n9
アマプラ「グリーンブック」
— ともとも (@tomotomo439) June 2, 2021
賛否両論で揉めてたから少し身構えて視聴
な〜んだ!凄くいい映画やん!!✨
「ロードオブザリング」アラゴルン、3度見したわ!別人‼️
手紙が可愛いなぁ〜💌
胸を締め付けられるシーン
少しずつ育まれる友情
クスッと笑えて心温まる作品でした pic.twitter.com/a9VlB5hu3Y
https://twitter.com/minuet1015n/status/1399746723396743175?s=20
グリーンブック視聴。
— ブッダ (@budda_y) September 19, 2020
根強い黒人差別いつ無くなるんだろ。ラストはほっこりしたし、トニーがドクに出会って少しづつ変わっていく様も良かった。
肌の色が違うのがそれほど重要か?同じ生き物なのに。#映画好きと繋がりたい #洋画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/PHYeku88Cn
黒人差別がテーマで、一見重たそうな作品ではあるけれど、ラストはほっこりと心温まる映画です。
人種差別についてあまり考えたことのない方が、グリーンブックを視聴して見て考えるきっかけになるのは、必要なことなのではないかと感じました。
「グリーンブックを視聴したけれどあの描写どういう意味?」
と、視聴してみたけどわかりにくかった点があるかもしれません。
そんな方の疑問を解決できるように解説&考察をまとめてみました。
「黒ナス」は古くからある、黒人を差別するために使用される言葉です。
劇中に、警察官に捕まったドクターが”おばさん”と表現されているシーンがありますが、ドクターはゲイであることから、”おばさん”という表現が使われています。
ドクターがピアノを「スタインウェイ」にこだわる理由は、映画の中では描かれていません。
スタインウェイはその名を知らないピアニストがいないくらいの世界最高峰のピアノメーカーです。
ただ単に、スタインウェイの音色が好みで指定しているだけかもしれませんが、
指定をしないと黒人だからという理由で、良いピアノが用意してもらえないからという思いもあるのかもしれません。
実際に、スタインウェイを指定していたにも関わらず、弦にゴミが入っているピアノを用意されていた様子が映画の中で描かれていました。
トニーが警察官を殴り、ドクターと一緒に刑務所に入れられて際、ドクターは弁護士と電話をしました。
その相手が、「ロバート・ケネディ」
ロバート・ケネディとは、当時のアメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの実の弟に当たる人物。
ジョン・F・ケネディは、黒人差別問題に積極的で、1960年にはキング牧師が人種差別反対のデモを行い、逮捕された際、釈放されるように働きかけました。
この事件によって、黒人の支持者が多い大統領だったようです。
クリスマスの日、トニーの家を訪れたドクターにドロレスは、「手紙をありがとう」と伝えていました。
ドロレスは、トニーがドクターにアドバイスをもらって手紙を書いていたことがお見通しだったようです。
ドロレスにとっては、良好な二人の関係を感じることができ、より安心した手紙だったかもしれませんね。
今回は、映画「グリーンブック」のネタバレあらすじをご紹介しました。
実際に起きている人種差別問題を知ることができ、最後はほっこり温かい気持ちになる「グリーンブック」
視聴できる動画配信サービスは、以下の通り。
動画配信サービス |
無料トライアル期間 |
31日間 |
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30日間 |
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なし |
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31日間※サービス終了しました |
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「NETFLIX」と「Hulu」以外だと、無料トライアル期間を利用して視聴することが可能です。
少しでも気になった方は、ぜひ視聴してみてくださいね。
海外ドラマ・お散歩・犬が好きです。「ウォーキングデッド」や「ストレンジャーシングス」にドはまりして、7回は観ました。皆さまのお役に立てる情報を届けられるよう、日々勉強中です!よろしくお願いします!