発売日|デジモンとポケモンどっちが先?
ゲーム第一弾発売日 |
デジタルモンスター | 1997年6月26日 |
ポケットモンスター赤緑 | 1996年2月27日 |
アニメ第一弾公開日 |
劇場版デジモンアドベンチャー | 1999年3月6日 |
アニメ ポケットモンスター | 1997年4月1日 |
ゲームもアニメも、ポケモンのほうがデジモンよりも一足先に世に出ていますね。
しかし、デジモンゲームの企画自体は1996年に始まっていたそうなので、デジモンがポケモンをパクったというのは言いがかりではないでしょうか。
ゲームの開発はそんな簡単にできるものではないですし、ゲームもアニメも似たようなポケモンが先に出ていたことは、ただの不運だったとしか思えません…。
着想元|デジモンは「戦うたまごっち」ポケモンは「女神転生」
それぞれの特色や違いについて解説していきます。
似てる似てる言われているこの2作品ですが、原点となった着想元や、アニメのコンセプトやゲームシステムが違います。
初代デジモンはたまごっちのような「携帯育成ゲーム」。
ポケモン赤緑は「RPG」から始まりました。
アニメの「少年少女がモンスターと共に戦う」という部分は確かに似ているけれども、突き詰めると似ているようで違う作品であることが分かります。
デジモンは「戦うたまごっち」というコンセプトで始まった

1997年6月26日に発売された、 記念すべき第1弾。デジタルワールドに生きるデジモンが小さな画面の中に圧縮!肌身離さず育てて進化させられる画期的な携帯機器。強くしたデジモン同士で白熱したバトル。デジタルモンスターはここから全てが始まった!
引用:液晶玩具の歴史|デジモンウェブ
たまごっちの対抗馬として開発されたのが、ゲームの「デジタルモンスター」第一弾です。
今でこそアニメの「子供と共に戦うモンスター」という設定からポケモンと比較されがちですが、デジモンが開発時に意識していたのは「たまごっち」だったんですよね。
ちなみに…
一番最初に作られたデジモンアニメ「劇場版デジモンアドベンチャー」は、「怪獣映画のようなアニメ」というコンセプトのもと作られているそうです。

実際に初代映画を観てみると、ポケモンとデジモンのコンセプトの違いがはっきりと分かります。
BGMとして使われたクラシックの「ボレロ」はとにかく印象的で、曲の盛り上がりとともに街で制御不能な巨大怪獣がぶつかり合うさまは、まさに「怪獣映画」。
デジモンは「人の脅威となる未確認生物」として作中で描かれることが多いですが、ポケモンは「ともに生きる隣人」として描かれます。
| アニメの違い |
デジモン | 排除すべき脅威として描かれることが多い。 作品によっては決して人と相容れることのない化け物として描かれることもある。 |
ポケモン | 社会に組み込まれるほど人と近しい隣人として描かれる。 |
ポケモンは「女神転生シリーズ」から着想を得て始まる

かつてRPGのモンスターは「倒す敵」というのが当たり前であり、仲間になるものではありませんでした。
その常識を変えたのが、1987年9月11日にファミコン用ソフトとして発売されたRPG「女神転生シリーズ(通称:メガテン)」です。
オっさん 「敵を味方にするシステム」自体は将棋にもある、古き良きシステムなので「RPGに取り入れたのがメガテン」という話ですね。
▼毎回東京が滅ぼされるRPG
現代では「ペルソナシリーズ」の原点となった作品と言ったほうが伝わるでしょうか。
「女神転生シリーズ」では、これまで敵として倒すだけだったモンスターを相手に「交渉」し仲間にしていくという、現代でも通用する新しいシステムを導入しました。
このシステムに目をつけ、「ボールでモンスターを捕まえる」というシステムに昇華させたのがポケモンです。
オっさん そういえば、初代ポケモンにはマサキが合体事故を起こすイベントがありますが、あれはメガテンのオマージュなんでしょうか。
デジモンとポケモンのゲームを比べると、ポケモンは「育成ゲー」というよりも「収集&対戦ゲー」という側面が強いゲームだと思います。
| ゲームの違い |
デジモン | たまごっちのように育成方法の違いで進化先が変わっていく「育成ゲーム」の側面が強い。 |
ポケモン | 捕まえ、育て、戦わせ、図鑑をコンプリートする「収集&対戦ゲーム」としての側面が強い。 |
デザイン力|実はデジモンの方がキャラ数が多い
実はキャラクターの総数はデジモンの方が多いんですよね。(2025年時点)
| 2025年10月 |
ポケモン | 1025種類 (「ゼロの秘宝」まで) |
デジモン | 1261体 |
これはポケモンが「リージョンフォーム」というのを取り入れるよりも、デジモンが10年以上前から「姿違いの同キャラ」という設定を取り入れていたことも大きいでしょう。
| 初登場 | 発売日 |
X-進化 | デジモンペンデュラムX version1.0 | 2002年3月29日 |
リージョンフォーム | ポケットモンスター サン・ムーン | 2016年11月18日 |
デジモン |
X-進化 (ゼヴォリューション) | デジモン強制停止プログラム「Xプログラム」に感染したデジモンが、抗体を持ち生き延びた姿。 |
ポケモン |
リージョンフォーム | 環境に適応するため、同じポケモンだけど別の姿・タイプに変化したポケモン。 |
◆デジモン世界は結構ダーク
この「X-進化(ゼヴォリューション)」は、飽和した旧ストレージから選ばれたデジモンのみを新ストレージへ移行させる「プロジェクトアーク」にて、デジモンを大量虐殺するために拡散されたウイルス「Xプログラム」によって引き起こされた進化。
原作ゲームのバックグラウンドストーリー「デジモンクロニクル」は、バチクソがっつり民族浄化を描いているんですよね。
ついでにそれを元に作られたアニメ「デジモン ゼヴォリューション」もあります。
子供向け作品だけど一切の容赦がないのが、デジモンの良いところです。

最近のポケモンのデザインに思うこと
オっさん 「ルビー・サファイアまでが全盛期」と思う筆者の個人的見解を含む内容です。
最近のポケモンのデザインについて思うことはないですか?私はあります。
”野生”動物でパンとかパイとか完全人工物?!野生のパンってなに?!

一応、ポケモンはファンによる創作ポケモンと新規ポケモンが被らないようにしなければならないという、超特大障害物の弊害もあるとは思います。
昔から「エビワラー」「サワムラー」「ユンゲラー」など、それ大丈夫か?というデザインもあり、初代からそんな感じなので今更感はありますが…。
しかし、あまりにもツッコミどころがありすぎるデザインではないだろうか。
オっさん パンってあんた…パイってあんた…。
1997年から「デジモンっぽい」デザインで1000体超え
▼2025年のデジモン

▼1997年のデジモン

デジモンのデザインは「デジモンっぽい」と感じるデザインを昔から続けていてすごいです。
▼2021年のデジモン

デジモンのデザインの複雑化やメカメカしさも、時代とともにデジタルが進化した結果、デジモンもデザインが複雑化してきたと思えば整合性があるし、時代の変化をリアルに感じられて個人的には好きです。
▼メタルシードラモン

▼ギガシードラモン

このあたりは「デジタルモンスター」という設定の強みが大きいでしょう。
ポケモンは自然界に存在する生物という設定上、デザインが煮詰まると「それって生物としてどうなん…?」というデザインになっている気がします。
オっさん トロッゴンなんて、倒れたら自力で起き上がれない、段差も登れない、レールを走ること前提という、”野生”生物として欠陥がすぎる…。

デジモンは「デジタルデータが意思を持った存在」なので、現実社会のデジタル化が進めば進むほどデザインのネタは増える、かつ、機械化しても食物キャラがいても「〇〇のデータだから」と、辻褄を合わせやすいというのが強いですよね。
▼エビバーガモンとショートモン


昨今のポケモンブームに疲れた人におすすめしたいデジモン

転売ヤーとか、まじで嫌…新作グッズやコラボ商品はもう最初から諦めてる。
そんな人におすすめしたいデジモン!
大丈夫、ポケモンが好きならデジモンを好きになる素質がきっとあります。
①シリーズ毎に世界観一変 |
コンセプトが違うのでファンの中でも作品ごとに好き嫌いがある |
②終わりのある物語 |
「子どもの成長」というテーマと描き方、そしてその終わりが素敵 |
③様々な”癖”に対応 |
ポケモンを収集ゲームとして楽しんでいる人におすすめできる |
アニメ「デジモン」の面白さ①シリーズ毎に世界観一変
(画像)
アニメシリーズはたくさんありますが、世界観やコンセプトが作品によって全然違うので、デジモンを全く知らないという人でも「どれからでも気になった作品から見ればいいよ!」と勧められます。
個人的なおすすめは、パートナーデジモンが殺されたことでヒロインがラスボス化する「デジモン テイマーズ」と、あらゆる性癖の煮凝りである「デジモン ゴーストゲーム」です。
TVアニメシリーズ |
タイトル | 特色 |
デジモンアドベンチャー | ・異世界冒険譚 ・紋章の意味を知る成長物語 |
デジモンアドベンチャー02 | ・前作の3年後 ・正ヒロインがイモムシ |
デジモンテイマーズ | ・後半デジモンと合体する ・ラスボス系ヒロイン |
デジモンフロンティア | ・デジモンに変身 ・戦う恐怖を直で味わう子どもたち |
デジモンセイバーズ | ・少年バトル漫画風味 ・主人公、生身でデジモン殴る |
デジモンクロスウォーズ | ・ちょっとポケモン寄り ・たくさん捕まえて合体させて戦う |
デジモンユニバース アプリモンスターズ | ・設定からまるっと一新 ・AIの進化と向き合うSF |
デジモンアドベンチャー: | ・初代のリメイク ・現代風に物語をアレンジ |
デジモンゴーストゲーム | ・デジモンは怖い生き物です ・ヤンデレデジモン ・メンヘラデジモン ・人間を食い殺すデジモン |
デジモンビートブレイク | ・少々ダークでシリアスなSF |

◆所感:「デジモンは世代交代に失敗」という不名誉な評価
ポケモンは26年間サトシくん頼りで世代交代してなかったくせに…ッ!
しかし、ポケモンは「サトシとピカチュウ」というコンビを26年間描き続けたからこそ、「ポケモンといえばピカチュウ」という大衆への認識を生み出し、ピカチュウというアイコンが生まれたことで、世界中から親しまれる作品へと成長していったのかもしれません。
そう思うと、初代デジモンアニメは「デジモンというコンテンツを大衆に定着させる」という意味では、世代交代が失敗というのも間違いではないのでしょう…。
アニメ「デジモン」の面白さ②終わりのある物語
「デジモン」のストーリーは、大抵「子どもたちの成長」に焦点を当てています。
ある作品では「与えられた役割の意味を知る物語」だったり
ある作品では「恐怖と使命と他人と向き合う物語」だったり
ある作品では「過去と向き合い自身の罪を知る物語」だったり
デジモンの物語はだいたい、子どもたちが(精神的な)成長期を終え、成熟期を迎えるところで区切りを着けます。
それは「パートナーデジモンとの別れ」であったり、「デジモンとの共存へ向けての一歩」だったり、作品によって「成長期の終わり」は様々ですが、デジモンは作品を見終わったあとの余韻が、ほんとうに素晴らしいものが多いです。
サトシくんの最終回ももちろん好きです。「タイプ:ワイルド」で泣いてしまいます。「ポケットにファンタジー」でも泣きます。
◆進化の道は一つじゃない
「子どもの成長」というテーマを語るうえで、デジモンが秀逸だなと感じる部分は、この「デジモンの進化先が一つではない」という点です。
ゲームのデジモンは育成方法によって進化先が変わります。
アニメでも同様に、パートナーデジモンは子どもたちの精神状態や感情によってその姿を変えてしまいます。いわゆる「暗黒進化」と呼ばれるものですね。

デジモンテイマーズ第35話
「デジモンアドベンチャー02」では、パートナーデジモンを虐待のすえ殺してしまうというストーリーもあり、デジモン作品は「子どもたちに与える困難」のレベルが、ポケモンとはちょっと…ベクトルが違うんですよね。
家族とのつながり(確執)、立場によるしがらみ、強制的に与えられた使命、そして現状への反発。
そういった現実でも子どもたちが直面するような困難や心の揺れる様を、「デジモンの進化」という描写を通して分かりやすく表現しているのが、個人的にデジモンがポケモンよりも優れている点なのかなと思います。

「デジモン」の面白さ③様々な”癖”に対応

デジモンストーリーサイバースルゥース
ポケモンに負けないほど、ゲームのデジモンは色々な挑戦をしてます。
ポケモンではまず味わえないデジモン虐待も…。
▼デジ虐あり、殺人ありな、鬱ゲー
「デジモンサヴァイブ」は、プレイ中はずっと「デジモンの意味ある?」と首をかしげていましたが、道義ルートのタイトル回収「そうしてデジモンは生まれた」が秀逸だったので個人的にストーリーが高評価な作品。
一緒に異界に飛ばされた仲間たちが、ほとんどのルートで半数以上殺されてしまうという、ポケモンではまず見られないストーリーとなっています。
◆育成ゲーの金字塔「デジモンストーリー」
第1作目「デジモンストーリー」はデジモンシリーズの金字塔とも言っていい名作です。
ポケモンプレイヤーに分かりやすくどんなゲームか伝えるなら、主人公が育て屋さんのRPGです。

ポケモンとは違い、育成の楽しさと収集の楽しさに全振りしたゲームで、育て方次第でデジモンは姿やステータスが変わります。
そして、時代とともに作品の傾向は変わっていき「デジモンストーリー サイバースルゥース」「デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー」では、2つの視点から物語を楽しめるサイバーパンクSFという、育成だけでなくストーリーも楽しめるゲームに進化をしました。

お尻あり、太ももあり、こんな可愛い子↓が「テメェ…」と言ってメンチ切ってくる。それが「デジモンストーリー」。

◆うんち管理ゲー「デジモンワールド」

デジモンは寿命で死ぬし、戦闘で戦闘不能でも死ぬし、うんちする。
まさに、デジタルモンスターのコンセプト「戦うたまごっち」を発展させたようなゲームです。
そして、戦闘はデジモンが勝手に戦う「リアルタイムバトル」方式で、命令を聴くかどうかはステータスの”賢さ”次第という、育成ゲームと戦闘の楽しさをうまく融合させた神ゲー。
うまく育てないと、究極体(最終進化)になれないまま寿命で逝ってしまうこともある、まさに「育てる」に力を入れたゲームです。
余談:アニポケのストーリーが子供向けすぎるなら
「ポケットモンスターSPECIAL」という漫画がおすすめです!
ライトなポケモンユーザーだと、意外と知られていない名作。
策謀あり、裏切りあり、血みどろバトルあり、男の娘ありの、中々尖ったオリジナルストーリーが素敵な漫画です。

デジモンの海外人気はなぜ?
デジモンはなぜか、国内人気よりも海外人気が根強いそうですね。
主に北米やアジア圏(特に中国)で根強い人気だそうです。
2022年東映の海外売上「DB」「ワンピース」に次ぐ3位
日本ではポケモンと比べられては下げられる結果となるのですが、どうやら中国ではデジモンはポケモンと並ぶ人気コンテンツとなっているらしいですね。
現地にいるわけではないので、正確な評価はわかりません。
しかし、ソーシャルゲーム「デジモン新世紀」が中国でのみリリースされていることや、

「デジモンアドベンチャーラストエボリューション・絆」の中国での興行収入が約20億円と、日本の約10倍を記録するなどの事例もあるので、デジモンというコンテンツを支えているのは中国ファンであるというのは間違いではないのでしょう。
「中国でのデジモン人気がコンテンツを支えている」という話なので、日本と中国の人口の違いについては置いておきます。
ポリコレの余波でケモナーが増えているらしい?
アメリカではケモナーが増えている…というより、勢力を広げているそうですね。
その原因の一つが、ポリコレ運動による規制が原因だとか。
ノーマルが規制されて動きにくくなったところ、野放しのケモナーたちが勢力拡大したのでしょうか。
そもそも、「ケモナー」という概念自体、発祥はアメリカだと言われており、日本にケモナーという概念が生まれたのはアメリカよりも後になります。
つまり、アメリカはケモナーの本場(?)。
ケモナー人口が多いことも、デジモンが海外で人気を集める理由の一つかもしれません。真相は不明です。

デジモンは「時代の敗北者」?新作アニメ&ゲーム出るよ!
そんなこんなで、海外人気により支えられ、デジモンは不死鳥のように思い出したころ新作を出してきます。
知らない人は知らないだけで、デジモンはゲームもアニメも、意外とコンスタントに新作が出続けているんですよね。
2025年10月5日からはアニメ「デジモン ビートブレイク」が放送開始し、新作ゲームも2本出る予定です。
新作ゲーム2本出るよ!
2025年10月2日に「デジモンストーリー タイムストレンジャー」が発売。
実に10年ぶりとなる新作です。
そして、執筆時(2025年10月)ではまだリリース日はわかりませんが、デジモンカードゲームのアプリ「デジモンアリシオン」も出ます!
新作アニメに新作ゲーム2本、2025年はデジモンが活発でファンとしては興奮しっぱなしです。
この新作が登場する機会に、デジモンを知らないという人や、デジモンから離れてしまったという人に、ぜひデジモンに触れてデジモンの良さを知ってほしいです。
アニメ「デジモンビートブレイク」2025年10月放送開始|配信情報

フジテレビ他にて10月5日より
毎週日曜朝9時放送開始
DMM TVなら月額550円で様々なアニメが見放題!

DMM TVサービス概要 |
月額料金 | 550円(税込) |
総配信数 | 約19万本 |
無料トライアル | 14日間 |
特徴 | アニメに強い 高コスパVOD |
備考 | 新規登録で550P付与 OP/EDスキップ機能 早送り・巻き戻しの秒数設定 プロフィール登録最大4つ |
DMM TVは、2022年12月からサービス開始した比較的新しい動画配信サービス。
月額550円(税込)で利用でき、約19万本もの作品が配信されています。
特にアニメに力を入れているサービスとなっており、アニメ配信数は約6,200本以上と豊富な品揃え。
アニメ作品の配信に力を入れているほか、芸人たちが過酷なロケに挑むバラエティ「大脱出」や、人気漫画を原作とするドラマ「ケンシロウによろしく」など、ここでしか見ることのできない魅力的なオリジナル作品の配信も充実。
そんなDMM TVには14日間の無料トライアルが用意されています。この無料トライアルを利用することで、「デジモンシリーズ」を見放題で視聴することが可能です!
期間内に解約すれば料金は発生しないので、まだ無料トライアルを利用していない方は、ぜひ1度試してみてください。
まとめ:勝てる勝てないじゃない、どんな作品にもファンがいる
| デジモン | ポケモン |
原点 | たまごっち | 女神転生 |
ゲーム性 ※作品により異なる | ・育成ゲーム ・リアルタイムバトル | ・収集ゲーム ・対戦ゲーム |
アニメ | デジモンは未知の生物であり、人類の脅威となりえる化け物。 | ポケモンは人と共存し、ともに社会を作り上げていく隣人。 |
魅力 | ・成長というテーマ性 ・尖ったストーリー ・自由度の高い育成要素 | ・親しみやすいキャラクター ・大衆向けのストーリー ・対人バトルでの戦略性 |
ポケモンリコロイ編は、大人が見て「子供に見せても大丈夫だな」と思える”守り”の作風。
対してデジモンは、大人が見ると「これは子どもの性癖壊しに来たな…」と思ってしまうような”攻め”の作品になっているという印象です。
2025年新作アニメ「デジモンビートブレイク」も、第一話の時点ですでに「AIに支配されたディストピア感」が醸し出されていたり、デジタルなモンスターという特性を活用した、これまでのデジモンとは一味違うダークなSFな部分も見えてきました。
今のアニポケが「子供向け・大衆向け」を意識した作りだからか、新しいデジモンアニメは「10代後半ターゲット・シリアスダーク」な作風になっている印象です。
同じ「モンスター」を描く作品でも全然違う作風となっているので、「デジモンなんてポケモンの二番煎じでしょ?何が違うの」と思っている人にもぜひ見てほしい作品です。
