仮想マシンへsshでログインします。
※これ以降の操作はroot権限にて実行してください。
sshログイン方法については、BlueOnyx搭載のエンジニアセットをご利用の場合はこちら、その他のパッケージをご利用の場合はこちらをご参照ください。
"visudo"コマンドにてファイルを編集します。
※"vi"コマンドと同じ要領で編集が可能です。
[root@vps ~]# visudo
開いたファイルの最下段に下記を入力し、編集内容を保存します。
- sudo権限を与えるユーザー名
- 使用するホスト名
- どのユーザーの権限でsudoを実行するか
- sudoでの扱いを許可するコマンド
※下図では、adminユーザーにsudoでroot権限の実行を許可するための記述を記載します。
## Allows members of the users group to mount and unmount the
## cdrom as root
# %users ALL=/sbin/mount /mnt/cdrom, /sbin/umount /mnt/cdrom
## Allows members of the users group to shutdown this system
# %users localhost=/sbin/shutdown -h now
admin ALL=(ALL) ALL 記述の見方:ユーザー名 ホスト名=(権限) 許可するコマンド
3.までの設定を行うことにより、sudo権限を与えたユーザーで、他の権限での利用が可能となります。
他の権限を利用するためには、各コマンドの前に"sudo"を入力します。
sudoでのコマンド利用例:
[admin@vps ~]$ sudo cat /var/log/messages
[admin@vps ~]$ sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
[admin@vps ~]$ sudo /etc/rc.d/init.d/httpd restart