『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』概要
,『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』概要
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原題
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『Indiana Jones and the Temple of Doom』
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公開
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アメリカ:1984年5月23日/日本:1984年7月7日
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上映時間
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118分
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監督
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スティーヴン・スピルバーグ
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製作
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ルーカスフィルム
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キャスト
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ハリソン・フォード、ケイト・キャプショー、
キー・ホイ・クァン、アムリッシュ・プリー他
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興行収入
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世界:約3億3310万ドル/日本:約58億2000万円
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受賞
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第57回アカデミー賞 視覚効果賞
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『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は、前作『レイダース/失われたアーク』に引き続き、ルーカスフィルムのジョージ・ルーカス&スティーブン・スピルバーグ監督のタッグで作られ、1984年に公開された映画です。
前作以上にアドベンチャー感が増した本作の見どころは、迫力満点のアクションシーン!
特に、映画を見た事がない方でも一度は目にしたことがあるであろう、インディが悪の集団からトロッコに乗って逃げるチェイスシーンは、爽快かつスリリングな映像となっています。
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のあらすじ(ネタバレなし)
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』あらすじ
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『インディ・ジョーンズ』シリーズの2作目となる本作は、1作目の1年前が舞台となる前日譚。
考古学者でありながら冒険家・トレジャーハンターでもあるインディ・ジョーンズは、上海にあるクラブでギャングとの取引をしていた。しかし騙し討ちにあいトラブルに巻き込まれたインディ。
騒然とする会場で歌手のウィリー・スコットを巻き込み、相棒の少年ショート・ラウンド(ショーティ)の運転する車でギャングの追手から逃れたインディは、飛行機で上海を離れる。しかしインディたちが乗っていた飛行機はギャングの関連会社が所有するものだった。
飛行機は燃料を抜かれ墜落、間一髪ゴムボートで脱出したインディたちは川を下り、やがてインドの小さな村にたどり着く。
その村にはかつて「シヴァ・リンガ」と呼ばれる聖なる石が祭られていた。しかし、ある日邪教集団サギー教の教徒が街を襲う。「シヴァ・リンガ」は奪われ、村の子供たちも連れ去られてしまった。
救世主と崇められたインディたちは、「シヴァ・リンガ」を取り戻し囚われた子供たちを救い出すため、サギー教のアジトであるパンコット宮殿へと向かうのだった……。
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本作は、1作目『レイダース/失われたアーク』の1年前を描いた前日譚。
ハリソン・フォード演じるインディ・ジョーンズが、偶然たどり着いたインドの村の住民に「シヴァ・リンガ」を取り戻すよう頼まれたことで物語が始まります。
「シヴァ・リンガ」を巡って争うことになるのは、邪教集団サギー教。魔術や呪いの人形を用いる敵を相手に、インディたちはどのように立ち向かうのか!?胸躍るアドベンチャー映画となっています!
あの子役はだれ?「魔宮の伝説」登場人物&キャスト紹介
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の主な登場人物とそのキャストをご紹介していきます。気になる子役についても、現在の情報を交えながらお伝えしていきますよ!
インディ・ジョーンズ/演:ハリソン・フォード
『インディ・ジョーンズ』シリーズの主人公。有名な考古学者でありながら、凄腕の冒険家でもある。上海でのマフィアとの抗争から逃れるため乗り込んだ飛行機が墜落。たどり着いたインドの村で神聖な石「シヴァ・リンガ」を邪教集団サギー教から取り返すよう頼まれる。
【ハリソン・フォード】
インディ役を演じたのは、ハリウッド俳優のハリソン・フォード。『スター・ウォーズ』シリーズのハン・ソロ役や、1982年公開の映画『ブレードランナー』の主人公リック・デッカード役で知られています。
ウィリー・スコット/演:ケイト・キャプショー
本作のヒロイン。上海のクラブ『オビ=ワン』の歌手だったが、店で起きたインディとマフィアの抗争に巻き込まれ、インディと行動を共にすることになる。気が強く意地っ張りな性格で、度々インディと言い争いになるが、なんだかんだインディに惹かれている。
【ケイト・キャプショー】
ウィリー役を演じたのは、テキサス州出身の女優ケイト・キャプショー。本作での出会いをきっかけに、1991年にスティーブン・スピルバーグと結婚しました。スピルバーグとの間には5人の子供がいます。
ショート・ラウンド(ショーティ)/演:キー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー)
インディの助手を務める少年。9歳という若さでありながら、インディのピンチを度々救う活躍を見せます。戦争で孤児となり、スリで生計を立てていた。インディの財布を盗もうとしたところを捕まり、そのまま助手になった。
【キー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー)】
心強いインディの助手ショーティを演じたのは、中国系ベトナム人子役のキー・ホイ・クァンです。本作以外には、1985年公開の冒険映画『グーニーズ』などにも出演しています。本作の公開当時、日本ではファンクラブが出来るほどの人気を得ていたそうです。
現在はコレオグラファー(武術指導専門家)として、ジョナサン・キーという名義で活動。これまでに、映画『X-Men』や2004年公開の映画『2046』などの作品に、武術指導スタッフとして参加しています。
モラ・ラム/演:アムリーシュ・プリー
サギー教の司祭。邪悪な魔術を使うことで、人間の心臓を生きたままえぐり取ることが可能。「カーリーの血」を飲ませることで人々を洗脳し操る。全部で5つある「サンカラストーン」を集めることで、世界を支配しようと企んでいた。
【アムリーシュ・プリー】
本作のインディの敵モラ・ラム役を演じたのは、インド人俳優のアムリーシュ・プリー。1932年に生まれ、2005年に72歳という年齢で亡くなっています。主に悪役としてヒンディー語作品に出演しており、その出演本数は450本を越えるそうです。
グロい?『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は子供が見ても楽しめる?
『インディ・ジョーンズ』シリーズは、人が串刺しになったり、頭がはじけ飛んだりして死ぬような、残虐なシーンが多いことでも有名。
特に本作『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は、“シリーズで最もグロい”として定評がある作品です。そんな本作は、子供が見ても楽しめる映画なのでしょうか?
結論から言うと、
基本的には子供が見ても楽しめる映画!場合によっては大人が注意する必要がある!
と言えるでしょう。
映画には「レイティングシステム」という、映画鑑賞の際にその映画を見ることができる年齢制限の枠、およびその規定が設けられています。現行のアメリカのレイティング区分は以下の通りです。
G
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全年齢に適している。 |
PG
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視聴制限はない。
子供が鑑賞する場合、保護者が内容を検討するとよい。
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PG-13
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視聴制限はない。
13歳未満の子供が鑑賞する場合、保護者の注意や指導が必要。
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R
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17歳未満の観賞は保護者の同伴が必要。 |
NC-17
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17歳以下の観賞を全面的に禁止したもの。 |
「R指定」という言葉は、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は「PG-13」に区分されています。なので、保護者の注意は必要ですが、基本的には子供が見ても問題ありません。
ネット上では、子供と一緒に本作を鑑賞して、刺激が強すぎると判断したシーンだけ目を覆って見せないようにしたという保護者の方もいました。
本記事の後半では、本作のグロいシーンをいくつか抜粋してご紹介しています。そちらを参考にしつつ、ぜひ子供と一緒に映画を鑑賞してみてください!
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』はディズニープラスで見放題!
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のネタバレあらすじを見ていく前に、本作をまだ未視聴の方やもう一度視聴したい方に向けて、本作を配信しているサービスをご紹介していきます。
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』を配信している主な動画配信サービスは以下の通りです。
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』動画配信サービス一覧
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動画配信サービス
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配信状況/レンタル料金
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ディズニープラス
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見放題(2023年5月31日~)
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U-NEXT
(ユーネクスト)
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見放題
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Hulu
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見放題
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Amazon
プライムビデオ
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レンタル/1作:400円(税込)~
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music.jp
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レンタル/1作:299円(税込)~
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TSUTAYA
ディスカス
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旧作:借り放題
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ディズニープラス
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見放題(2023年5月31日~)
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上記の中でも特におすすめしたい動画配信サービスがディズニープラス!
ディズニープラスは、2020年6月に日本でのサービスを開始した、ディズニーが運営している公式の動画配信サービスです。
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ディズニープラス基本情報
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プラン名
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スタンダードプラン
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プレミアムプラン
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料金
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プレミアムプラン(月額)
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『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』はもちろんのこと、「インディ・ジョーンズ」シリーズ全4作品も見放題で視聴することができますよ。
【ネタバレ】一度見たら忘れられない!「魔宮の伝説」トラウマシーンを一挙紹介
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は“シリーズで最もグロい”と言われており、残虐なシーンがトラウマになったという方も少なくないでしょう。
しかし、それがこの作品の魅力であることも事実!
そこで、本作を見た人が特に「グロい!」「気持ち悪い!」と感じるであろうシーンをいくつかピックアップしてご紹介していきたいと思います。
まさかのデザート!猿の脳みそのシャーベット
「シヴァ・リンガ」を取り戻すために、インディたちはパンコット宮殿を訪れました。そこで振舞われたディナーのメニューは衝撃的で、ヒロインのウィリーは気を失ってしまうほどのものでした。
パンコット宮殿で振舞われた料理
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・イノシシのロースト
・大蛇に詰め込まれた、無数の生きた小さい蛇
・カブトムシの揚げ物?
・(何かの)目玉スープ
・猿の脳みそのシャーベット
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中でも「猿の脳みそのシャーベット」は、一直線にそぎ落とされ、パックリと開いた頭部から真っ赤なジェル状の中身が覗くという、見ただけでぞっとするようなものです。
もちろん、これらの料理は本物の生き物を使用しているわけではありません。
「猿の脳みそのシャーベット」は、カスタードクリームにラズベリーソースを混ぜたものですし、カブトムシは樹脂製の体にカスタードを充填したものなんだとか。
見た目こそ気持ち悪い料理ですが、案外撮影時には、甘いデザートを食べて楽しんでいたのかもしれませんね。
本物?!2000匹の虫に囲まれるヒロイン
本作『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』を鑑賞する際に、虫が苦手な人は注意が必要です。
秘密の通路の中で閉じ込められてしまったインディとショーティを助けるために、ヒロインのウィリーが暗い通路を進んで行くシーン。そこで、ウィリーは無数にうごめく虫に覆われ襲われます。
このシーン、虫が大の苦手である筆者は直視することができませんでした。薄目で見ていたのですが、それでも体中が痒くなってくるほどだったので、虫が苦手な人は本当に気を付けてください!
そしてなんと、このシーンに登場する虫のほとんどが本物の虫だというから驚き!
ウィリーの髪の毛を這いまわる巨大ムカデと、地を這う大蛇以外は全て本物の虫を使用しており、その数は2000匹以上にもなるそうです。ウィリー役のケイト・キャプショーは恐怖を克服するために鎮静剤を飲んで撮影に臨んだとのこと。
ちなみに、撮影が終わり家に帰ったキャストやスタッフは、髪や服から虫が出てきて大変な思いをしたんだとか!(笑)
【ネタバレ】生きたまま?!心臓をえぐり取る儀式
たくさんのショッキングなシーンが散りばめられた本作ですが、その中でも随一のおぞましさを誇るのが、サギー教の儀式が行なわれるシーン。
インディたちが隠れて様子を伺うなか、司祭モラ・ラムは邪神カーリーに生贄を捧げるため、磔にした男の胸に手を突っ込み、心臓をえぐり取りました。
このおぞましい光景は、幼い年齢の子供が見たら泣き出してもおかしくないでしょう。忘れられないトラウマになること必至です!
しかも、生贄の男は心臓をえぐり取られても死んでおらず、生きたまま溶岩の中に落とされます。これまた惨い!
ゆっくりと溶岩に下ろされていく男、それに合わせてテンポが上がっていく周囲の教徒の歌声や太鼓の音、司祭が持つ心臓の鼓動。これらの演出によって、視覚だけでなく聴覚からも恐怖を与えるシーンとなっているのです。
「魔宮の伝説」撮影中に死亡事故?噂の真相を解説!
かつて、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の撮影中に死亡事故が起きたという噂が広まったことがあります。
どのような内容の噂なのかと言うと、「子供を両脇に抱え、爆炎の中を敵のヘリコプターから逃げるシーンで、墜落したヘリコプターがスタントマンと子役2人に直撃し死亡した」というもの。
結論から言うと、この噂は事実ではありません。
ですが、まったく根も葉もない噂というわけではなく、上記の事故は『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』ではない映画の撮影中に起きたものでした。
その映画は、1983年公開の『トワイライトゾーン/超次元の体験』です。
この作品は全4話から成るオムニバス形式の映画で、第1話「偏見の恐怖」の撮影中に事故が発生。主演のヴィック・モローと2人の子役が墜落したヘリコプターに直撃され死亡しています。
それではなぜ、「インディ・ジョーンズ」と「トワイライトゾーン」が混同されてしまったのでしょうか?
その理由は、公開年が近かったことと、どちらの作品にもスピルバーグが関わっていたことが考えられます。
どちらの作品も日本公開は1984年。そして、スピルバーグは『トワイライトゾーン』の第2話で監督を務めていました。
事故が起きたのは第1話なので、スピルバーグは直接的には関係ありません。しかし、これらの理由で誤解が生じ、「魔宮の伝説で死亡事故が起きた」という噂が流れることになったのだと考えられます。
もう一度見たくなる!「魔宮の伝説」の裏話&トリビア
ここからは『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』にまつわる裏話&トリビアをご紹介していきます。知っていると映画がさらに楽しめると思いますので、読んでみてください!
撮影拒否?ロケ地はインドではなかった!
本作の舞台はインド。そのため当初ロケ地はインドを予定していました。しかしインド政府は、作中で描かれる食文化や邪教信仰などのヒンドゥー教への偏見を懸念し、撮影を許可しませんでした。
なので、撮影はスリランカで行なわれることに。実はインディたちが訪れる村の住民たちは、スリランカの言語・シンハラ語を話しています。
空港のシーンに制作陣がカメオ出演していた!
映画の冒頭、マフィアのラオの追跡から逃れたインディたちが、空港で飛行機に乗るシーンに、実はジョージ・ルーカスやスティーブン・スピルバーグ、プロデューサーのキャスリーン・ケネディら制作陣がカメオ出演しています。
また、カメオ出演は制作陣だけではありません。スピルバーグ監督作『1941』に出演している俳優ダン・エイクロイドが、空港職員としてカメオ出演しているんです。
嫌われていたウィリー
実は、本作でヒロインに抜擢されたケイト・キャプショーは、ウィリーのことを「金切り声をあげるばかりの、間抜けなブロンド」と酷評していたそうです。実際、ウィリーは作中で計71回も叫んでいるそうですよ!
また、ケイト・キャプショーは、メイキング映像で「作品に興味はなかったけど出演はしたかった。この映画に出演すれば、出演のオファーが格段に増えるからよ」と、したたかなコメントも残しています。ウィリーに負けず劣らず勝気な性格の持ち主なのかもしれませんね。
【ネタバレ感想】「魔宮の伝説」は好みの分かれる作品だ
本作『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』は、はっきりと好みの分かれる作品と言えるでしょう。『インディ・ジョーンズ』シリーズの中で、一番好きな作品になるか、苦手な作品になるか、その評価は両極端なのではないかと感じました。
それほどまでに、本作は『インディ・ジョーンズ』シリーズにおいて異色の存在となっています。ではいったい何が、本作を異色の存在たらしめているのでしょうか?
まず注目したいのが、本作は終始「映像が語る映画」であるということ。もともと、スピルバーグは映像で語ることを得意としている監督だという印象がありましたが、本作ではそれが顕著に現れていると感じました。
映画冒頭から、インディは焼かれた串焼きを投げてマフィアの男を刺し殺します。このシーンは、「本作にはこれくらいのグロい描写が出てきますよ!」というスピルバーグの挨拶なのでしょう。
その後も、一直線にそぎ落とされた猿の頭部や、生きたまま心臓をえぐり取られる生贄の男、砕石ローラーに巻き込まれ悲惨な死を遂げる大男など、映画が終わるまでショッキングな映像が絶え間なく続きます。
加えて、本作にはベタなギャグ要素が随所に散りばめられています。スピルバーグは、作品のトーンがあまりに暗くなりすぎることを危惧したのでしょう。
特に秀逸なのが、パンコット宮殿での晩餐会のシーン。ゲテモノ料理を巧みに用いることで、退屈になりがちな説明描写のシーンが面白おかしく笑えるシーンに昇華されていました。
これらのことが起因となり、本作は残虐性とコメディが奇妙に同居する異色の存在となっているのです。このクセのあるテイストを好きになることができるかどうかで、本作に対する評価は分かれることになるでしょう。
筆者はドタバタ感を楽しむことはできたものの、過剰な描写にリアリティを感じることができず、あまりハマることができませんでした。
はっきりと好みが分かれる本作。好きになれるかどうか、いずれにしろ一度は見てみることをおすすめします!
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』ネタバレ解説まとめ
今回は『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』のあらすじを、ネタバレありでご紹介しました。
シリーズ屈指の残酷さで人気を誇る本作は、大人でも子供でも楽しめるエンターテイメント作品となっています。観客に休む暇を与えず、ノンストップで繰り広げられるアクションシーンは、もはや狂気の域と言っても過言ではありません。まさに究極の「ジェットコースタームービー」と言えるでしょう。
「最近なんか刺激が足りないなぁ」と感じている方は、本作を見て、かつてないスリルと興奮を味わいましょう!