ディズニープラスで「最後の聖戦」を見放題で視聴しよう!
ネタバレの前に、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』をまだ見ていない方に向けて、映画本編の動画を配信している動画配信サービスをご紹介します。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』を視聴できる主な動画配信サービスは以下の通りです。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』動画配信サービス一覧
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ディズニープラス
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見放題(2023年5月31日~)
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U-NEXT
(ユーネクスト)
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見放題
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Hulu
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プライムビデオ
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レンタル/1作:400円(税込)~
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music.jp
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レンタル/1作:299円(税込)~
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TSUTAYA
ディスカス
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旧作:借り放題
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ディズニープラス
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見放題(2023年5月31日~)
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ディズニープラスは、2020年6月に日本でのサービスを開始した、ディズニーが運営している公式の動画配信サービスです。
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ディズニープラス基本情報
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プラン名
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スタンダードプラン
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プレミアムプラン
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料金
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スタンダードプラン(月額)
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スタンダードプラン(年額)
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『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』はもちろんのこと、「インディ・ジョーンズ」シリーズ全4作品も見放題で視聴することができますよ。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の概要
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』概要
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公開
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アメリカ:1989年5月24日/日本:1989年7月8日
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上映時間
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127分
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監督
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スティーヴン・スピルバーグ
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キャスト
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ハリソン・フォード、ショーン・コネリー、
アリソン・ドゥーディ、ジョン・リス=デイヴィス
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興行収入
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世界:約4億7417万ドル/日本:約74億円
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映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は、スティーブン・スピルバーグ&ジョージ・ルーカスのタッグによる『インディ・ジョーンズ』シリーズの3作目として、1989年に公開されました。
本作でインディと冒険を共にするインディの父ヘンリー役に、『007』シリーズの初代ジェームズ・ボンドを務めたショーン・コネリーを起用したことが話題となり、世界興行収入は約4億7417万ドルを記録。日本では興行収入約74億円を記録し、シリーズ最大のヒット作となりました。
また、本作は第62回アカデミー賞で「音響編集賞」を受賞するなど、批評的な成功も収めています。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』あらすじ(ネタバレなし)
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』あらすじ
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考古学者と冒険家、二足のわらじを履くインディ・ジョーンズは、世界中を冒険するなど多忙な日々を送っていた。
そんなある日、インディは大富豪のウォルター・ドノヴァンから相談を持ちかけられる。イエス・キリストが最後の晩餐に使ったとされる、伝説の“聖杯”の在り処を示す重大な遺物を発見したが、調査隊の隊長が行方不明になったので、代わりに探索に行ってほしいとのこと。
難色を示すインディだったが、行方不明になったのが父ヘンリーであることを知り渋々承諾する。インディは一抹の不安を抱えながらも、ヘンリーが残した「聖杯日誌」を頼りにベニスへと向かうのだった。
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本作は、シリーズ1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の2年後、1938年を舞台として、インディが行方不明になった父ヘンリーを探してベニスへ向かうところから物語が始まります。
イエス・キリストが最後の晩餐で使ったとされ、永遠の命が手に入るという伝説の“聖杯”を巡り、ナチス・ドイツとのお宝争奪戦に巻き込まれていくインディとヘンリー。
笑いあり、アクションありのドタバタ劇のなかに2人の親子の絆が垣間見られる、心温まるアドベンチャー映画となっています。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』登場人物・キャスト紹介
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の、主な登場人物とそのキャストをご紹介します。
インディ・ジョーンズ/演:ハリソン・フォード
本シリーズの主人公。考古学者として大学で教鞭をとる傍ら、世界中を冒険するトレジャーハンターとしても活躍している。イエス・キリストの“聖杯”の在り処を示す遺物が発見され、調査隊として派遣されていた父ヘンリーが行方不明になったことを知り、助けるためにベニスへと向かう。
【ハリソン・フォード】
インディを演じたのは、1942年シカゴ生まれのアメリカの俳優ハリソン・フォード。1966年に映画『現金作戦』で俳優デビューを果たすも、一度大工に転職しました。
その後、大工を続けながら俳優として活躍する機会を伺います。1973年に映画『アメリカン・グラフィティ』に出演し注目を集め、1977年『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でハン・ソロ役を演じたことで、人気を確固たるものにしました。
インディ・ジョーンズ(少年時代)/演:リバー・フェニックス
物語冒頭の回想シーンに登場する12歳頃のインディ。正義感と並外れた行動力の持ち主。ボーイスカウトの活動中に、コロナドの十字架の盗掘現場に遭遇する。十字架を保護するべく盗掘団を相手に奮闘するも、最終的には奪い返されてしまう。だが、盗掘団のリーダーにその根性を買われ、彼のフェドーラ帽子を譲り受けた。
【リバー・フェニックス】
少年時代のインディを演じたのは、1970年生まれのアメリカ・オレゴン州出身の俳優リバー・フェニックス。1985年にSF映画『エクスプロラーズ』でデビューし、翌年1986年に『スタンド・バイ・ミー』でクリス役を好演し注目を集めました。
リバーフェニックスの起用はハリソン・フォードの指名によるもので、2人は1986年に映画『モスキート・コースト』で共演しています。
高い演技力が評価され、さらなる活躍を期待されたリバー・フェニックスですが、1993年に23歳という若さで亡くなっています。
ヘンリー・ジョーンズ/演:ショーン・コネリー
インディの父親で“聖杯”研究の第一人者。かつては大学で中世文学の教授を務めていた。インディとは対照的なタイプで、主に書斎で研究を行なっている。
“聖杯”研究に没頭して家庭を顧みなかったため、危篤状態の妻に気付けず死なせてしまった。このことでインディとの関係に確執が生まれている。
【ショーン・コネリー】
ヘンリーを演じたのは、スコットランド出身のイギリス人俳優ショーン・コネリー。スパイ映画『007』シリーズの初代ジェームズ・ボンドを演じたことで知られる名優。スコットランド人であることに誇りを持っており、演技においてもスコットランド訛りを直すことはなかったそうです。
エルザ・シュナイダー/演:アリソン・ドゥーディ
本作のヒロイン。オーストリアの考古学者で、“聖杯”の調査隊に参加しており、ヘンリーの助手を務めていた。ベニスでインディと合流し、行方不明になったヘンリーを探すことになる。
【アリソン・ドゥーディ】
エルザを演じたのは、アイルランド出身の女優アリソン・ドゥーディ。1985年に映画『007 美しき獲物たち』でデビューを果たし、当時18歳だったアリソン・ドゥーディは「史上最年少ボンドガール」となりました。
ウォルター・ドノヴァン/演:ジュリアン・グローヴァー
アメリカの大富豪で美術品収集家。ヘンリーやインディに“聖杯”の調査を依頼した。表向きは物腰の柔らかい紳士だが、実際は目的のためには手段を選ばない非道な男で、“聖杯”を手に入れるためにナチスと手を組んでいた。
【ジュリアン・クローヴァー】
ウォルターを演じたのは、イギリス・ロンドンの俳優ジュリアン・クローヴァー。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』のマキシミリアン・ヴィアーズや、『007 ユア・アイズ・オンリー』の悪役アリスト・クリスタトスなどで知られています。
【ネタバレ】永遠の命が欲しい!“聖杯”「3つの試練」を徹底解説
“聖杯”を手に入れ、永遠の命を得るためには、3つの試練を乗り越える必要があります。ドノヴァンに撃たれたヘンリーを助けるため、インディは「聖杯日誌」を頼りにそれらをクリアしていきました。
インディが乗り越えた3つの試練はどんなものだったのか、分かりやすく解説していきます。
第1の試練「神の息」|悔い改めた者はこうべを垂れる
第1の試練は「神の息」です。「聖杯日誌」には「悔い改めて通れ」と書かれていました。この言葉を何度も繰り返し唱えたインディは、「悔い改めた者はこうべを垂れる」と考え、姿勢を低くすることでトラップを回避します。
ここは、人が通ろうとすると円盤状の刃物が動作する仕掛けになっており、身を屈めることで回避できるようになっていたのです。
第2の試練「神の言葉」|神の名は“エホバ”
第2の試練は「神の言葉」です。「聖杯日誌」には「神の足跡をたどって進め」と書かれていました。床にはアルファベットが書かれています。それを見たインディは、神の足跡とは神の名前「JEHOVA(エホバ)」だと考え、「J」から踏み出しました。
しかし床は崩れ、インディは危うく落下しそうになります。すぐに正しくはラテン語の綴り「IEHOVA(エホバ)」であると気が付き、無事に突破するインディなのでした。
第3の試練「神の道」|見えない橋
第3の試練は「神の道」です。「聖杯日誌」には「獅子の頭から飛び降りて勇気を示せ」と書かれていました。飛び越えることは不可能な絶壁を前にして、インディは躊躇します。しかし、ヘンリーの容体は一刻を争う状況。覚悟を決めたインディは、一歩前に踏み込みます。
すると、そこには橋が掛かっていました。この橋は錯視を利用していて、「正面から見ると背景と同化して見えない橋」になっていたのです。
【ネタバレ考察】『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の3つの謎
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』には、いくつか気になる部分があったので考察していきたいと思います。
・結局エルザっていいやつ?悪いやつ?
・インディはたくさんある杯からどうやって“聖杯”を見つけた?
・ラストのヘンリーが「インディアナ」と呼ぶシーンってどういう意味?
といった疑問を解消していきますよ!
エルザは純粋な学者だった!?
本作のヒロインであるエルザ・シュナイダーは、“聖杯”を手に入れるためにナチスに協力していました。映画の中盤、捕らわれたヘンリーを救出するためにブルンワルド城に潜入した際に、エルザはインディを裏切って正体を明かします。
しかし、映画を見ていると「エルザは完全な悪党ではないのかもしれない」と思えてくるのです。
ベルリンに呼ばれアーリア文化大会に出席したエルザは、ナチスによって焚書が行なわれる光景を前に、悲しげで切ない表情を見せていました。
また、三日月の谷を目指す途中で十字剣友会のカジムが死んだときや、ドノヴァンがヘンリーを銃で撃ったときにも、同じように表情を曇らせています。
このことから、ドノヴァンやナチスの非情な行動に対して、エルザが賛同していなかったことは明らかです。“聖杯”を手に入れるために、仕方なくナチスに協力していただけなのでしょう。
騎士から「“聖杯”を選ばなけらばならない」と言われ、エルザは間違っているであろう杯を手に取りドノヴァンに渡しています。その際にインディに目配せをして、小さく首を横に振っていることから、エルザは故意に間違えたのではないかと感じました。
ドノヴァンに“聖杯”を渡すのを阻止しようとしたのは、エルザが純粋な考古学者だったからではないでしょうか。それゆえに“聖杯”を前にして興奮したエルザは、紋章の外に“聖杯”を持ち出してしまいました。
“聖杯”に執着したせいで悲惨な最期を遂げたのも、純粋な考古学者だったからこそと言えるかもしれませんね。
なぜインディは“聖杯”を見つけることができた?
3つの試練を乗り越え騎士と対面したインディは、たくさんの杯の中から正しい“聖杯”を見つけ出しました。なぜインディは間違えることなく“聖杯”を選ぶことができたのでしょうか?
聖書には、イエスの養父ヨセフが大工であったこと、そしてイエスも30歳まで家業を継いでいたことが記されています。それを知っていたインディは、“聖杯”を探す際に「イエス・キリストは大工だった」という台詞をつぶやきます。
そのことをヒントに、インディはたくさんの杯の中で唯一木製の杯を選んだのでした。
インディ役のハリソン・フォードも元大工であることを考えると、なかなか気の利いた台詞ですね!
【ネタバレ】ラストシーンでヘンリーが「インディアナ」と呼んだのはなぜ?
映画のラスト、崩れゆく神殿でインディは床の裂け目に引っかかった“聖杯”に手を伸ばしますが、もう少しというところで“聖杯”には手が届きません。
このままではインディがエルザの二の舞になってしまうというこの場面で、ヘンリーはインディのことを「インディアナ」と呼びました。なぜヘンリーは優しく「インディアナ」と呼びかけたのでしょうか?
かつてヘンリーは、“聖杯”研究に没頭するあまり、妻が重症を患っていることに気付けず死なせてしまっています。ここで再びインディが死んでしまうと、ヘンリーはまた“聖杯”のせいで家族を失ってしまうことになるのです。
自分のために命を懸けて試練に挑み“聖杯”を取ってきてくれた息子を前に、ヘンリーは「“聖杯”よりも大切なもの=家族」であると気が付いたのでしょう。
そうして初めてインディに真摯に向き合うことができ、その気持ちの表れとしてインディが嫌がる「ジュニア」ではなく「インディアナ」という呼びかけが自然とこぼれたのではないかと思います。
そうしたヘンリーの心境を察し、インディは我に返ることができたのですね。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のロケ地はここ!
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は、ベニスのサン・バルナバ教会やドイツのビュレスハイム城など、様々な場所でロケが行われています。その中でも最も有名なロケ地といえば、ヨルダンにあるペトラ遺跡のエル・カズネ(宝物殿)ではないでしょうか!
作中に“聖杯”が眠る神殿として登場するペトラ遺跡は、1985年にユネスコによって世界遺産に登録されています。本作が公開されると、多くの観光客が訪れるようになったそうです。
ペトラとは「岩」を意味するギリシャ語で、この遺跡はその名の通り天然岩でできています。1.5kmほどもある岩の裂け目を抜けた先に突然現れるエル・カズネ(宝物殿)を実際に目にすれば、さぞかし感動することでしょう。
ペトラ遺跡にはエル・カズネ(宝仏殿)だけでなく、エド・ディル(修道院)やロイヤル・トゥーム(王家の墓)など、様々な建造物が存在しています。全部見ようとすると、丸1日掛けてやっと回れるかというほどの広さなんだとか。
そんな一度は行ってみたいペトラ遺跡ですが、実は“世界一入場料が高い”ことでも有名なのです。
販売されている1日入場券の価格は50JOD(ヨルダンディナール)。レートにもよりますが、1JODは日本円で約160円なので、なんと約8000円もの入場料を払う必要があるんです!
ちなみに2日券や3日券も販売されており、1日券よりもお得になっているそうなので、ゆっくり見てまわりたいという方は、そちらを購入するといいかもしれませんね。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』トリビア・小ネタ
ここからは『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』にまつわるトリビア・小ネタをご紹介していきます。
『インディ・ジョーンズ』ファンなら知っておきたい意外な事実をまとめましたので、ぜひ読み進めてみてください!
『007』シリーズのキャストが多数出演している
もともと『インディ・ジョーンズ』シリーズは、スピルバーグ監督が「スパイ映画『007』シリーズのような作品を作りたい」とジョージ・ルーカスに提案したことで生まれたもの。
本作でインディの父ヘンリー・ジョーンズ役を、『007』の初代ジェームズ・ボンドであるショーン・コネリーが演じたのも偶然ではありません。スピルバーグ監督は「この世界でインディの父親を演じられるのは、コネリーしかいない」と語っていたそうです。
本作にはショーン・コネリーの他にも、『007/ユア・アイズ・オンリー』のジュリアン・グローヴァー、『007/美しき獲物たち』のアリソン・ドゥーディ、『007/リビング・デイライツ』のジョン・リス=デイヴィスなど、『007』のキャストが多数出演しています。
【ネタバレ】エルザとの“関係”は父ヘンリーのアイディアだった!?
作中には、インディとヘンリーが共にエルザと肉体関係を持っていたことが明らかになるという、ちょっと笑えるシーンがあります。実はこの下世話な展開は、ヘンリー役のショーン・コネリーが思いついたアイディアなんだとか。
自分の役を良識ある老紳士で終わらせず、プレイボーイな一面を持たせたかったのでしょうか。
「なぜエルザがナチスだと分かった?」と訊くインディに、ヘンリーが「寝言で言っていた」と答えていたずらが見つかった少年のような顔をするシーンは、見ているこちらがなんとも気まずい気持ちになります(笑)。
ちなみに作中で親子を演じたハリソン・フォードとショーン・コネリーは、実際には12歳しか年齢が違わないそうですよ。
インディの顎の傷はメイクじゃない!
主人公インディの顎には傷痕があります。これはメイクではなく、実際にハリソン・フォードが20代の頃に自動車事故に遭ってできたものなんだとか。
この特徴を生かそうと考え、リヴァー・フェニックスが演じる少年時代のインディが、慣れない鞭を使って顎を自分で傷つけてしまうエピソードを加えたそうですよ。
大量のネズミは全て本物だった
『インディ・ジョーンズ』シリーズでは、大量の蛇や大量の虫が登場するインパクトのあるシーンが恒例となっていますよね。当然、本作にもぞっとするシーンが用意されています。今回登場するのは、大量のネズミです。
騎士の墓を探してインディとエルザが元教会の図書館の地下を探索するシーンで、約1万匹ものネズミがうごめいているのですが、このネズミは全て本物。しかも、通常のネズミだと病原菌を持っているリスクがあるため、スタッフたち自らの手で繁殖したネズミを使用しているというから驚きです!
地下が炎に包まれるシーンでは、ネズミの大群が炎から必死に泳いで逃げる姿を映す予定でした。そのためゴム動力のスクリューを付けた模型のネズミを大量に用意したそうです。
しかし、予想以上に炎が大きく、用意したネズミの模型も泳ぐ勢いに欠けていたため、逃げ惑うネズミの姿はほとんど映っておらず。
その代わりなのかは分かりませんが、甲高いネズミの鳴き声が煩わしいほど挿入されていました。このネズミの鳴き声は、ニワトリの鳴き声に加工を施して作られたものだそうです。
ナチスの制服は第二次世界大戦で使用されたもの
ベルリンでの焚書のシーンで、ナチスのエキストラが着ていた制服のほとんどがレプリカではなく、第二次世界大戦時に使用されていた本物なんだとか。
衣装デザイナーのアンソニー・パウエルが、この映画のために東ヨーロッパからわざわざ調達したそうです。
ちなみに、ヒトラーが聴衆の中を歩いているシーンには、シリーズ1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でゲシュタポのトート役を演じたロナルド・レイシーが映っています。群衆の中でも目立つ容姿なので、すぐに見つかると思います。ぜひ探してみてください!
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』ネタバレ解説まとめ
今回は『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のあらすじや考察をネタバレを含みながらご紹介しました。
『インディ・ジョーンズ』シリーズの中でも屈指の人気を誇る本作は、スピルバーグ監督自身も“一番気に入っている作品”と語っています。
父と子の絆を根底に描きつつも、シリーズの魅力である迫力満点のアクションやちょっと笑えるユーモアがふんだんに散りばめられた本作は、映画史に残る最高のアドベンチャー映画と言っても過言ではないでしょう。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は、ディズニープラスで見放題!
何度見ても飽きることのないインディの冒険を、ぜひ堪能してみてください!