【ネタバレ】『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』を徹底解説!「インディ・ジョーンズ」がタイトルに入ってないのはなぜ?

おさとう

更新日:

1981年に公開されたアクション・アドベンチャー映画の金字塔『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』。


後に『インディ・ジョーンズ』シリーズと呼ばれる人気シリーズの記念すべき1作目となる本作は、ハリウッドを代表する2人の巨匠ジョージ・ルーカス&スティーヴン・スピルバーグの手によって製作されました。


今回はそんな『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』をネタバレありで徹底解説!さらに、本作にまつわる謎やトリビアを紹介&考察していきたいと思います!


・『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』ってどんな話だっけ?

・ラストシーンの意味がよく分からなかった

・『スター・ウォーズ』シリーズのキャラクターはどこに登場してた?


などの疑問や悩みをお持ちの方は、ぜひ本作の主題歌『レイダースマーチ』を聴きながら記事を読み進めてみてください!



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目次

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映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』のネタバレ解説を見ていく前に、本作をまだ未視聴の方やもう一度視聴したい方に向けて、本作を配信しているサービスをご紹介していきます。


映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』を配信している主な動画配信サービスは以下の通りです。


『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』動画配信サービス一覧

動画配信サービス

配信状況/レンタル料金

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『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の概要


『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』キービジュアル

『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』概要

公開

アメリカ:1981年6月12日/日本:1981年12月5日

上映時間

115分

監督

スティーヴン・スピルバーグ

キャスト

ハリソン・フォード、カレン・アレン、

ポール・フリーマン、ロナルド・レイシー他

興行収入

世界:約3億8992万ドル/日本:(推定)21億円


映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』は、1981年に公開されたアクション・アドベンチャー映画。『スター・ウォーズ』シリーズを手掛けたルーカスフィルムが製作、『E.T.』や『ジュラシック・パーク』で知られるスティーブン・スピルバーグが監督を務めました。


本作は、「スパイ映画『007』シリーズのような作品を作りたい」というスピルバーグの話に、ジョージ・ルーカスが賛同したことで生まれた作品なんだとか。


全世界で約3億8992万ドルという1981年の最高興行収入を記録した本作は、アカデミー賞で8部門にノミネートされ、視覚効果賞、編集賞、美術賞、音響賞を受賞しています。


『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の短いあらすじ


『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』あらすじ

高名な考古学者で大学で教鞭をとる傍ら、凄腕の冒険家兼トレジャーハンターとしても名を馳せるインディ・ジョーンズ。

ある日、そんな彼のもとにアメリカ陸軍情報部から「ナチス・ドイツよりも先にユダヤの秘宝・“聖櫃(アーク)”を入手してほしい」という依頼が舞い込む。

かつてモーセが十戒を記した石板を納めた聖なる箱“聖櫃”は、軍隊に無敵のパワーを与えると言われていた。


インディは聖櫃の在り処を示す手がかりとなる“ラーの杖飾り”を恩師アブナー教授が持っていると知り、アブナー教授の娘でありインディの元恋人でもあるマリオンの営む酒場を訪ねる。しかしアブナー教授はすでに他界しており、マリオンはインディに非協力的だった。

インディがマリオンに冷たくあしらわれた直後、“ラーの杖飾り”を狙ったナチスの一団に酒場が襲撃され……!


映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の主人公は、考古学者でありながら冒険家でもあるインディ・ジョーンズ(本名:インディアナ・ジョーンズ)です。


アメリカ陸軍からの依頼で、ナチスより先に“聖櫃”を入手するよう頼まれたインディが、元恋人のマリオンと共にスリル満点の冒険を繰り広げる王道アクション・アドベンチャーとなっています。


古代遺跡からの脱出や炎の中での銃撃戦、命懸けのカーチェイスなど、ド迫力のアクションシーンにドキドキハラハラさせられること間違いなしです!

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『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』登場人物・キャスト


映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の主要登場人物とそのキャストをご紹介します。


インディ・ジョーンズ(演:ハリソン・フォード)


本作の主人公で冒険家。フェドーラ帽子とレザージャケット、鞭がトレードマーク。考古学者として大学で教鞭をとる傍ら、歴史的宝物を求めて世界中を冒険する凄腕のトレジャーハンターでもある。アメリカ陸軍情報部にその腕を買われ、ナチスより先に“聖櫃”を入手するよう依頼される。


【ハリソン・フォード】

インディ役を演じたのは、ジョージ・ルーカス監督作『アメリカン・グラフィティ』や『スター・ウォーズ』シリーズに出演している俳優ハリソン・フォード。


当初インディ役に起用する予定だったアメリカの俳優トム・セレックが、TVシリーズ『私立探偵マグナム』に出演するためにオファーを断ったため、撮影開始の2週間前に急遽ハリソン・フォードを起用することになったというエピソードが有名。


マリオン・レイヴンウッド(演:カレン・アレン)

マリオン_キャラクター画像

本作のヒロインでインディの元恋人。“聖櫃”研究の第一人者アブナー・レイヴンウッド教授の一人娘だったマリオンは、“聖櫃”の在り処を示す手掛かりとなる「ラーの杖飾り」をアブナーから譲り受けていたために、冒険に巻き込まれてしまう。


【カレン・アレン】

マリオン役を演じたのは、1984年公開『スターマン/愛・宇宙はるかに』や1988年公開『3人のゴースト』などに出演しているアメリカの女優カレン・アレン。シリーズ4作目『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』に再び出演したことで話題となった。


ルネ・べロック(演:ポール・フリーマン)

ベロック_キャラクター画像

フランスの考古学者で、インディのライバル的存在。狡猾な男で、インディが苦労して手に入れた宝をいつも横取りする。目的達成のためには手段を選ばず、アークを手に入れるためにナチスと手を組んでいる。しかし、考古学者としての探求心は持ち合わせており、アークを権力の道具としか考えていないナチスを軽蔑している。


【ポール・フリーマン】

ベロック役を演じたのは、イギリス出身の俳優ポール・フリーマン。悪役を演じることが多く、映画『迷探偵シャーロック・ホームズ/最後の冒険』(1988年公開)ではホームズの宿敵モリアティ役を、日本の戦隊ドラマにインスパイアされた作品『パワーレンジャー 映画版』では悪役アイヴァン役を演じている。


トート(演:ロナルド・レイシー)

トート_キャラクター画像

ナチス・ドイツの秘密警察に所属するエージェント。いつも黒いレインコートを身にまとい不気味な笑みを浮かべており、残忍な拷問を得意とする。マリオンの酒場にて、火事での火に熱されて高温になったラーの杖飾りに触れたことで、右手に紋章の痕が残るほどのやけどを負った。


【ロナルド・レイシー】

トート役を演じたのは、ロンドン出身の俳優ロナルド・レイシー。本作が日本で公開された当時、落語家の桂文珍と容姿が似ていることで話題になった。セリフこそないが、シリーズ3作目『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』にハインリヒ・ヒムラー役で出演している。


サラー(演:ジョン・リス=デイヴィス)


インディの友人で、エジプト・カイロでインディに協力する人物。アークの眠る遺跡発掘のために、ナチス・ドイツ国防軍の発掘部隊に徴用されている。危険を承知の上でインディをサポートしてくれる。


【ジョン・リス=デイヴィス】

サラー役を演じたのはウェールズ出身の俳優ジョン・リス=デイヴィス。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのギムリ役で知られるほか、当初『ハリー・ポッター』シリーズのハグリッド役として候補に挙がっていたことも有名。

『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』5つの謎をネタバレ解説


映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』には、いくつか気になるポイントがあります。そこで、ここからは、


・“聖櫃(アーク)”が開かれた時、インディが目を閉じた理由は?

・ラストシーンの倉庫にはどんな意味があるの?


など、映画を見た方が特に気になるであろうポイントを5つピックアップして解説していきたいと思います!


タイトルに「インディ・ジョーンズ」が入っていないのはなぜ?

アメリカ版タイトル画像

そもそも、本作のタイトルに「インディ・ジョーンズ」が入っていないのはなぜなのでしょう?調べてみましたが、確かな情報を見つけることはできませんでした。


しかし、『レイダース/失われたアーク』の製作時から、配給会社のパラマウント・ピクチャーズと5作品を製作する契約をしていたという話がありますので、「当初はシリーズ化するつもりではなかった」という理由は考え難いです。


おそらく、1作目のタイトルに「インディ・ジョーンズ」と入っていても、「インディ・ジョーンズって誰だよ?」という反応になる可能性が高いと考えたのではないでしょうか。


そこで、「侵入者たち」という意味の英語「Raiders(レイダース)」を入れ、映画の内容に沿ったタイトル『Raiders of the Lost Ark(レイダース/失われたアーク)』にしたのだと考えられます。


なお、欧米ではビデオ化する際に、シリーズとの関連性を持たせるためにタイトルが『Raiders of the Lost Ark』から『Indiana Jones and the Raiders of the Lost Ark』に改題されました。


【ネタバレ】失われたアークの正体は?


本作でインディとナチス・ドイツが必死になって探し、奪い合った“聖櫃(アーク)”とは、旧約聖書に記されている「契約の箱」のことです。


「契約の箱」には「モーセの十戒」が刻まれた石板が入っていると言われています。「モーセの十戒」は、古代イスラエルの指導者モーセが神から与えられた10の戒律のこと。

モーセの十戒(正教会・聖公会・プロテスタントの場合)

・主が唯一の神であること

・偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)

・神の名をみだりに唱えてはならないこと

・安息日を守ること

・父母を敬うこと

・殺人をしてはいけないこと(汝、殺す勿れ)

・姦淫をしてはいけないこと

・盗んではいけないこと(汝、盗む勿れ)

・隣人について偽証してはいけないこと

・隣人の家や財産をむさぼってはいけないこと


諸説ありますが、一般的には紀元前586年頃から行方が分からなくなったとされ、そのことから「失われた聖櫃(The Lost Ark)」と呼ばれることもあるそうです。タイトルはこれに由来していたんですね!


作中では、“聖櫃”の中身は砂だけでした。“聖櫃”から出てきた精霊や謎の炎が何だったのかは、作中で明示されていないので観客の解釈に任せるということなのでしょう。シンプルに考えると「神々の怒りに触れた」と言ったところでしょうか。


本作ではエジプト・タニスの遺跡で発見された“聖櫃”ですが、これはあくまでフィクションで、現実には“失われたまま”というのが一般的な認識のようです。(※「エチオピア正教会が保管している」など、諸説あります。)


この地球上のどこかに“聖櫃”があるかもしれないと想像すると、ちょっとワクワクしちゃいますよね!


【ネタバレ】アークが開かれた時インディが目を閉じた理由

目を閉じるインディとマリオン

ベロックたちが祭壇で“聖櫃”の蓋を開けた際、インディはマリオンに対し「何があっても目を閉じていろ!」と言って、自らも目を閉じます。このことによって、ベロックやトート、ナチス・ドイツ兵たちが精霊に襲われ死んでいく中、インディとマリオンは助かりました。

なぜインディは目を閉じることで助かると知っていたのでしょうか?


これは映画では語られていませんが、ノベライズ版に詳細な記述がありました。


映画には、インディがサラーの知人である老人イマムに“ラーの杖飾り”の暗号を解読してもらったシーンがありましたよね。ノベライズではこの時インディは、“ラーの杖飾り”に


「聖櫃を開けて、その力を解き放った物は死ぬ。

もしそれを見たならば、真正面から見たならば」


という文言があることを老人イマムに教えられています。


それを思い出し、インディは目を閉じたのでしょう。


この文言が記されていたのは“ラーの杖飾り”の裏面であり、ナチスがトートのやけどの痕から作ったレプリカには書かれていなかったため、ベロックたちはそのことを知らずに“聖櫃”を開けてしまい、死んでしまったのです。


ラストに登場する倉庫は実在した?!


本作のラストでは、インディがもの凄く苦労して手に入れた“聖櫃”を、アメリカ政府が倉庫に格納している様子が描かれています。


“聖櫃”は「トップ・シークレット」「DO NOT OPEN! (開封禁止!)」と書かれた木箱に入れられ、同様に書かれた大量の木箱と共に倉庫の片隅に保管されていました。


この倉庫は、アメリカネバダ州にある空軍基地エリア51のパロディとして描かれたものです。エリア51はUFO関連のウワサが多く、世界で最も有名なUFO事件として知られる「ロズウェル事件」で、アメリカ軍が回収したUFOをエリア51で保管しているのではないかという話もあったりします。


このラストシーンについては、本作を見た方の中でも解釈が分かれているようで、

「トップメンバーが調査していると言っておきながら、実際は倉庫で乱雑に保管されているという、役所仕事を皮肉ったシーンだ」


という解釈であったり、


「アメリカは秘密裏に、“聖櫃”のような危険なパワーを秘めた遺物を大量に保管しているという陰謀論的なラストだ」


といった解釈があるようです。


インディが戦ったあの大男は何者?

大男と戦うインディ

飛行機のそばで、インディと殴り合いの死闘を繰り広げた上半身裸の大男が印象に残ったという方も多いのではないでしょうか?


この大男を演じたのは、スティーブン・スピルバーグ監督お抱えのスタントマンであるパット・ローチです。実は映画の序盤で、マリオンの酒場を襲ったトートたちの中にも、パット・ローチ演じる用心棒が登場しています(飛行場の人物とは別人設定)。


パット・ローチは『インディ・ジョーンズ』シリーズの常連でもあり、2作目『魔宮の伝説』や3作目『最後の聖戦』にも出演していました。残念ながら2004年に亡くなっており、2008年公開の4作目『クリスタル・スカルの王国』には出演していません。


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『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』にまつわるトリビアを紹介


映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』には、実は意外と知られていない逸話や裏話など、トリビアがたくさん存在します。知っておくと映画を見る際により楽しむことができると思いますので、いくつかご紹介しようと思います!


食中毒が理由で生まれた?珍シーンの裏話!


エジプトに到着したインディとマリオンは、市場を散策している時にナチスの武装集団に襲撃されました。攫われたマリオンを必死に追うインディ。この時インディの前に、不敵な笑みを浮かべながら巨大な剣を振り回す男が現れます。しかし、インディは面倒くさそうに銃を発砲、男は呆気なくやられてしまいました。


このユーモアたっぷりのシーンは、元々はインディがムチを振るって大剣使いと壮絶な戦いを繰り広げるシーンになる予定だったそうです。


しかし、撮影直前に現地チュニジアの食事を取った全員がもれなく食中毒になってしまい、激しいアクションができなくなってしまったので急遽予定を変更したのだとか。


結果として映画史に残る名シーンが生まれることになったこのエピソードには、もう1つ笑える裏話があります。キャストやスタッフのほとんどが食中毒に苦しんでいる中、スピルバーグ監督だけは持参した缶詰を食べていたのでピンピンしていたらしいです!(笑)


【ネタバレ】グロい!溶けるトートの顔面を撮影した驚きの方法!

溶けるトートの顔面画像

多くの名シーンが存在する映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』ですが、最も強烈な印象を与えるシーンと言えば、“聖櫃”から放たれた炎の熱によってトートの顔面が溶けていくシーンではないでしょうか。


現代であればCGやSFXを用いて撮影するであろうこのシーンですが、当時そこまでの技術はありませんでした。


それではどのように撮影されたかというと、石膏で作った頭部にゼラチン質でできた皮膚を付け、それを熱で溶かすのをスローモーションで撮影するという方法がとられました。


たった数秒だけ映るシーンですが、その生々しく、おどろおどろしい表現に度肝を抜かれましたよね!


オビ=ワン?R2-D2?『スター・ウォーズ』へのオマージュの数々


ジョージ・ルーカスが製作総指揮として携わっていることもあり、本作には『スター・ウォーズ』シリーズへのオマージュがいくつか見られます。


【水上飛行機】


映画の冒頭、南米のジャングルから脱出する際に、インディが乗り込む水上飛行機の機体側面に「OB-CPO」と書かれています。これはジェダイの騎士「オビ=ワン」と金色の人型ボディのドロイド「C-3PO」に由来しています。


また、水上飛行機が飛び立つ際のエンジン音は、ハン・ソロが船長を務める宇宙船「ミレニアム・ファルコン」のブラスターと同じ音源が使用されているそうです。


【魂の井戸の壁画】


インディとサラーが「魂の井戸」から“聖櫃”を外に持ち出すシーンでは、エジプト特有の壁画の中に、R2-D2とC-3POの壁画が混ざっています。短いシーンなので、気を付けないと見逃してしまうかもしれません。


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【考察・感想】ベロックの死は考古学者の本懐だったのか



本作のクライマックス、“聖櫃”から飛び出した精霊たちがナチス・ドイツ兵を次々と殺していき、ベロックやトートも炎で死んでいくシーンを見ていて、あることが気になりました。それはベロックの表情です。


精霊たちが飛び回る光景をトートやナチス・ドイツ兵が恐れおののき見上げるなか、ベロックだけはうっとりとした表情を浮かべていました。加えて「美しい」という声もこぼしています。


さらに、“聖櫃”から放たれた炎に焼かれている最中であってもベロックはどこか嬉しそうで、頭部が破裂するまでその表情は崩れませんでした。


なぜベロックは恍惚とした表情を浮かべていたのか、それは彼がまがいなりにも考古学者であったからではないかと考えられます。


ベロックはナチスに協力はしているものの、“聖櫃”を軍事利用することしか考えていないナチスを見下していましたし、インディがロケットランチャーを構えて「マリオンを返さないと“聖櫃”を撃つ」と言った時にも、そんなことはインディにはできないと見抜いていました。


つまりベロックもインディと同じように、“聖櫃”の歴史的価値をちゃんと理解している純粋な考古学者だったのでしょう。


「ヒトラーの前で蓋を開けてみたら、中は空っぽだったでは済まない」という理由をつけて、ナチスを説得しユダヤの儀式を強行したベロック。その際、彼はなぜか祭司の衣装を身にまとっていました。


わざわざこの衣装もナチスに準備させたのだと想像すると、かなりノリノリで儀式に臨んでいたのではないでしょうか。


ベロックは考古学者として“聖櫃”の中を見てみたかった。その結果「神の怒り」を買い死んでしまうことになったとしても、その体験さえも神秘的であり考古学者として最高の体験だったのでは?と感じました。


対して、インディは目を閉じていたため“聖櫃”の中身を見ていません。ラストではアメリカ政府に回収されてしまい、それ以上関わることも許されませんでした。とても不服そうな表情を浮かべていましたよね。


“聖櫃”の中を見ることができなかったが生還したインディ、中を見ることができたが死んでしまったベロック、最後まで対照的な存在として描かれた2人。どちらが考古学者として幸せなのか考えさせられる作品でした。


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『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』ネタバレ解説まとめ


今回はアドベンチャー映画の金字塔『インディ・ジョーンズ』シリーズの1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』のあらすじをネタバレありでご紹介しました!


本作は、演技、アクション、脚本、視覚効果、どこをとってもケチの付け所がないレジェンド作品と言っていいでしょう。


シリーズ5作目『インディ・ジョーンズ5(仮題)』も2023年6月に公開予定です。まだ見たことがない方はもちろん、見たことがある方もぜひこの機会に本作を視聴しましょう!


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※本ページの情報は202206月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

執筆
おさとう

純文学・詩・エッセイなどを好み、深夜に散歩することを日々のささやかな楽しみとする20代。スマホのロック画面は『ナイト・オン・ザ・プラネット』のウィノナ・ライダー。読者の皆さんが新たな気付きを得られる記事を目指して書きます。

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