【チェンソーマン】悪魔の謎に満ちた生態を考察していく

オっさん

更新日:

『チェンソーマン』に登場する悪魔とは何なのか。

作品における『悪魔の定義』や悪魔に関する用語の解説、登場悪魔についてを、考察を交えて詳しく解説していきます。


なお、その過程で作品のラスボスについて触れますので、ネタバレが気になる方は注意です。

目次



チェンソーマンに登場する【悪魔】の定義

マキマ

「すべての悪魔は名前を持って産まれてくる」

「その名前が恐れられているものほど悪魔自身の力も増すという」


チェンソーマンに登場する悪魔と言うのは、【恐怖が具現化した存在】です。


概念×恐怖によって悪魔は生まれてくる

悪魔は『概念』とそれに付随する『恐怖』によって生まれてきます。

蛭の悪魔

コウモリの悪魔

チェンソーの悪魔

銃の悪魔

幽霊の悪魔

永遠の悪魔

闇の悪魔

などなど、人々が『恐れるもの』が悪魔となって地獄で生まれ、死に、そして現世に現れます。



恐怖の化身である悪魔の強さは《恐怖》で決まる

悪魔の強さと言うのは、その根源となる《概念》がどれだけ『恐れられているか』によって決まります。

例えば、毎年数千人が死ぬ『交通事故』と、ただの飲み物『コーヒー』だったら、交通事故の方が強いでしょう。

『恐れる心が悪魔の力』となる。この概念はチェンソーマンの物語における重要なポイントですので覚えておきましょう。


《恐怖》がある限り何度でも蘇る不死身の存在

そして、悪魔は現世で殺されたとしても、また地獄で転生し新たな悪魔として蘇ります。

悪魔の根源は『概念』と『恐怖』なので、その2つが存在する限り、悪魔という存在が完全に消滅することはないのです。



解説&考察|魔人と悪魔の違い


魔人と言うのは、悪魔が人の死体を乗っ取った姿の事です。


なぜ悪魔は死体に乗り移る?

岸辺

「魔人になると悪魔の時よりも弱くなる」


悪魔が死体に憑りつき、魔人になると弱体化してしまうことを、4巻で岸辺が話していました。

作中では「魔人化することによるデメリット」しか語られませんでしたが、デメリットしかないことを悪魔が進んで行うとも思えません。彼らはなぜ人の死体に憑りつくのでしょうか。


推測①:悪魔の延命行為

死にかけて困ったから、しょうがなく死体に憑りついていた可能性。

1巻でデンジに瞬殺された、おっさんの身体に憑りついた悪魔(何の悪魔だろう…)。その魔人が汗をかきながら急いだ様子で血を摂取していることから『回復が急務な状況』であるように見えます。

警察が「住宅内で『魔人』が発生。」と言っていることから、この魔人はまだ魔人になりたての悪魔なのでしょう。そんななりたての魔人が、急いだ様子で血を摂取している…。つまりこの魔人が悪魔だった時に深手を負っていた可能性は高く、そんな瀕死の悪魔がわざわざ人間に憑りつく理由は、自身の延命以外にないのではないでしょうか。


推測②:悪魔だから憑りつく

単純に、人に憑りつくのが『悪魔という概念』に組み込まれているから行っている行動の可能性もありますね。

悪魔憑きは、映画『エクソシスト』『死霊館』などでも有名ですね。

現実だと16世紀〜18世紀のヨーロッパで起こった『魔女裁判(モラル・パニック)』もあります。つまり『悪魔が人に憑りつく』というのは、ありもしないものに怯え集団パニックを起こす、人間の根源的恐怖と言えるでしょう。ならば、人の恐怖から生まれた悪魔がそれを実行しないわけがないのです。

悪魔憑き関連で有名な魔女裁判の事件と言えば、アメリカのセイラム魔女裁判が有名ですね。

●セイラム魔女裁判

子供たちの降霊術遊びから始まる大事件。

降霊術中に子供たちが異常な行動を行うようになり、それが「悪魔が憑りついたからだ」と村は大混乱。子供たちの証言で「悪魔を操る魔女がいる」と、いもしない魔女探しが始まる。200名近くが告発され、19人が処刑された。

因みに、処刑された人は全て魔女であることを否定した人間だったという。


推測③:人と仲良くしたいから

悪魔は恐怖から生まれるも、決して心無い化け物ではありません。

理性の高い悪魔程、人の近くで生き、契約をもって人間の隣人になります。

魔人になることもそうですが、人間との契約も、悪魔にとってメリットは少ないように思えますね。


デンジの心臓になったポチタ

姫野の最期の想いをバディに渡した幽霊の悪魔

人と寄り添い、人と共に生きていた天使の悪魔

クァンシと共に生きた魔人たち

自分の命よりも友情を選んだパワー

そして、対等な関係を夢見た支配の悪魔


地獄で殺され、死んだことで現世に放り投げだされた悪魔たちは、みんなそれぞれ居場所を求めていたのかもしれません。契約という利用し利用される関係も、彼らなりの居場所の作り方かもしれません。

ちょっと夢見がちな推測ですが、人に憑りついて人に近づく事が、彼らなりの歩み寄りだとするなら、とても可愛いですね。


【ネタバレ注意】以降、ネタバレを含む解説


以降から下記のネタバレを含みます。

・レゼの正体

・ポチタの正体

・ラスボスの正体


人の心を持ち、悪魔の力を持つ【悪魔人間】

デンジは、悪魔が主人格の魔人ではなく、デンジという人間が主人格の『悪魔人間』でした。つまりデビルマンとか人修羅と同じ存在ですね。


●デンジはなぜ魔人にならなかったのか

『悪魔が死体を乗っ取ると魔人になる』

デンジはバラバラ死体だったのにも関わらず、魔人にならず人の人格を残す悪魔人間になっていました。

これはポチタとデンジの中で交わされた契約(「デンジの夢を私に見せてくれ」=デンジが“生きなければ”ならない)があったから、通常であれば魔人になるはずの法則を捻じ曲げていました。


考察|サムライソード・レゼ・クァンシは悪魔人間?


作中ではデンジ以外にも悪魔人間らしきキャラが登場します。彼らはどのようにして悪魔人間となっていたのでしょう。どうにも、デンジとポチタのような関係にはとても思えません。


●彼らは《武器という概念》と融合していた

ポイントはおそらく、3人共全て「過去にチェンソーマンに食われ、存在を消された、悪魔でも人間でもない存在」と融合しているという点です。


●食った悪魔を完全消滅させるチェンソーマン

地獄のヒーロー・チェンソーマンは、食った悪魔の《恐怖の根源》を完全に消すことができる。

ゴキブリの悪魔を食う

ゴキブリの存在と記憶が消える

ゴキブリへの恐怖が生まれない

ゴキブリの悪魔は生まれない


《恐怖》を《概念》ごと消され、それでも生き残ったのが《武器という概念》です。

●『概念的存在』には自我がない?

マキマ

「彼らを呼称した名前は貴方(チェンソーマン)に食べられ消えてしまいました。」

「しかし、なぜか彼らの存在は消えなかった。」

「貴方に食べられた数々の名の中で唯一存在が許された者達です。」


10巻にてマキマが連れてきた7人の武器人間で構成された『公安対魔特異5課』。


「ボム」「刀」「剣」「鞭(?)」

「弓」「槍」「火炎放射器」


その中で「ボム」「刀」「弓」の人格は『人間の時と同じ』ように見えます。

パッと見マキマが感情や記憶を操作しているようにも見えますが、「刀」の「俺らはみんなマキマさんに助けられた」というセリフからそれ以外の可能性も想像できます。


つまり、悪魔としての自我がないゆえに、人間に力を乗っ取られていたところをマキマに解放してもらったのでは、という可能性。

彼ら3人の人格が人間の頃とそっくりなのは、元々彼ら自身に人格というものが存在せず、子供が親に似るように、自分と融合していた人間に似たためではないか、と思うのです。

悪魔人間ではないことはマキマが否定

じゃあなぜ人間の人格があるのか?

悪魔のように自我がなかったから

融合した人間の人格を模倣してる?


●強い方が肉体の主導権を得る

話をレゼ・クァンシ・サムライソードに戻します。

以上の事から考えられるのは、彼ら3人は通常の魔人とは力関係が真逆だったということです。


マキマの策略により弱体化したチェンソーマンがデンジに戻ったように、融合した存在は「強い方が肉体の主導権を得る」という法則があるように見えます。

《武器という概念》には悪魔のような自我が存在しなかったため、乗っ取られる、なんていう現象が起きなかったのではないでしょうか。


【キャラ解説】主要悪魔&魔人/能力

主要悪魔&魔人たちをまとめてご紹介。


ポチタ(チェンソーの悪魔)

能力

チェンソー

鎖を自在に操る

強い不死性

悪魔の存在を完全抹消

性格

悪魔には容赦ないが

人間に対しては穏やか

その他

「誰かに抱きしめてもらいたかった」

自身の願いを叶えたデンジが好き

デンジの幸せを願っている

人のぬくもりに憧れていたポチタことチェンソーマン。

彼は彼の願いを叶えてくれたデンジの事をとても大切に思っている。


血の魔人・パワー

能力

血を操る

性格

酷い虚言癖

自分のミスを認めない

その他

猫を飼っている

風呂は週一派

うんこは流さない派

野菜が嫌い

罪を人に擦り付ける

恐怖よりもデンジとの友情を選んだ

デンジとバディを組む、公安に所属し(飼われ?)ている魔人。

パワーの支離滅裂な言動や行動には、あのデンジですら振り回される。嫌いな野菜は投げ、風呂が嫌いで、便器についたうんこは掃除しない問題児(野生児)。

物語終盤では、支配の悪魔に絶対敵わないことを知りつつ、友達であるデンジのために立ち上がる。



サメの魔人・ビーム

能力

障害物をすり抜ける

空を飛ぶ

地面を泳ぐ

短時間悪魔の姿になれる

性格

とても狂暴(らしい)

しかしデンジの言うことは聞く

その他

チェンソーマンを崇拝している

パワー同様、公安に所属し(飼われ?)ている魔人。

マキマ曰く、本来であれば意思疎通ができないほど狂暴らしいが、デンジの言うことは聞く。

デンジの事を「チェンソー様!」と呼び、チェンソーマンを崇拝していることがわかる。

チェンソーマンについて何か詳しいことを知っているようだが、マキマに口止めされているらしく、詳しいことは何も話さなかった。


銃の悪魔

能力

銃撃による超広範囲攻撃

性格

???

その他

銃の悪魔の肉片を持つ悪魔は能力が強化される

デンジが公安に所属すると同時にこの肉片を持つ悪魔が多数出現

銃の悪魔は原作開始時点で既に殲滅されており、その肉片を各国が所持していた。

マキマの言う「銃の悪魔討伐」というのは、他国から銃の悪魔の肉片を奪い、日本の国力増強することの隠語だった。

また、デンジが公安所属すると同時に「銃の悪魔の肉片を持つ悪魔」が多数出現。これには裏でマキマが動いていたと感じざるを得ない。


天使の悪魔

能力

触れた生物の寿命を奪う

奪った寿命で武器を作る

性格

争いを好まない穏やかな性格

その他

能力の積極的な行使をしたがらない

バディを慮ることができる人(悪魔)柄

かつて人と共に生き、人を好きになったことがある

早川アキのバディとなった悪魔。

「人が嫌いだから人は苦しんで死んでほしい」と言いつつ、悪魔被害を受けた民間女性を能力で安楽死させてあげたり、マキマの命令を背いてまでバディを慮ったり、早川アキの寿命を奪うくらいならここで死んでいいとまで言う、心優しい悪魔。


呪いの悪魔

能力

釘で4回撃ち抜いた対象を呪い殺す

性格

???

その他

早川アキが契約していた悪魔

元ネタは丑の刻参り。

対象を釘で4回撃ち抜くと、呪いの悪魔が現れ対象を磔にして殺す。

早川アキは、自身の寿命を対価にこの能力を使っていた。


狐の悪魔

能力

噛みついたり引っ掻いたり

性格

食べ物の好き嫌いが激しい

面食い

その他

顔はイケメンにしか使わせない

早川アキが契約していた悪魔。

「コン」という呼びかけと、手遊びで、特定の部位を出現させ敵に攻撃する。早川アキは狐の顔を使っていた。

しかし、食べるものの好き嫌いが激しく、純粋な悪魔以外を食わせると「この味嫌い…」と嫌がり、勝手に消えてしまう。そればかりか、あまり不味いものを食べさせると契約を破棄されてしまう。


暴力の魔人

能力

殴る、蹴る

性格

人に友好的で穏やか

その他

性格が穏やかなのは憑依している人間の人格が強く反映されているから

強すぎるので毒ガスで普段は弱体化させている(らしい)

東山コベニとバディを組んでいた魔人。

「強すぎるから毒ガスの出るマスクで弱体化させている」とあったが、彼の素顔は以前東山コベニと組んでいた荒井ヒロカズの顔(のように見える)だったのを考えると、顔を見せないための方便の可能性が浮かび上がる。


闇の悪魔

能力

暗闇を展開

闇の中で必中攻撃

闇の中で自動回復

性格

???

その他

人形の悪魔と取引していた

デンジの心臓を欲している

※作中で明言がないので全て憶測

●闇の恐怖とは何かを考える

暗闇の中、自分の知らないうちに「何かが起きる」という可能性やイメージによる恐怖

ホラー映画を見た後に「この暗闇の中、振り返ったらアレがいるかも…」みたいに想像しちゃうことってありませんか。闇の恐怖と言うのは、そういう人間の「闇の中に何かがいる」「見えない何か脅威」というものが根源になっているのではないだろうか。


闇の中であれば闇の悪魔の攻撃は『当たったという結果が先に付与される』。人が感知できない恐怖が根源なら、『相手に感知されずに攻撃を当てる能力』があっても不思議ではないでしょう。

そして、この悪魔の肉片を食った人形の悪魔を見る限り『闇の中での全能力アップ&自動回復付与』もある。

『とくせい:ダークフィールド』で自ら暗闇を作り出し、暗闇の中で『必中効果』『自動回復』『全能力強化』を得る…だいたい闇の悪魔の能力はこんな感じでしょう。


コスモ(宇宙の魔人)

能力

膨大な情報を脳に流し込み発狂させる

性格

「ハロウィン!」

その他

ハロウィン!ハロウィン!

ハロウィン!ハロウィン!

ハロウィン!ハロウィン!

ハロウィン!


人形の悪魔(とサンタクロース)

能力

触れた人間を人形にする

性格

???

その他

ロシアの殺し屋「サンタクロース」が契約している悪魔

人形の悪魔本体は(たぶん)未登場

トーリカの肉体を使ってセリフのみ登場

真心こめて人形を作ることで、より精巧な人形を作ることができる。そしてそれは本物の人間と比べても見分けがつかないほどの完成度となる。

サンタクロースの任務は「マキマの抹殺」だった。そのために闇の悪魔と契約し、対価であるデンジを差し出し、闇の悪魔から闇の悪魔の肉片を手に入れる。

闇の力を手に入れ、無敵になったかに思えたサンタクロースだったが、コスモの能力に敗れる。

●人形の悪魔はセリフのみの登場

「私は人形の悪魔です」

トーリカの肉体を通じてこう話したのは人形の悪魔本人でしょう。

そしてトーリカの師匠を名乗る女性。この女性こそサンタクロースの正体で、人形の悪魔と契約している人間。なんか気持ち悪い人形の化け物に変貌するが、本人が「私は人形の悪魔と契約している人間です。」と言っている。

サンタクロースの頭部に悪魔の特徴がないのでこの言葉に虚偽はないだろう。


支配の悪魔

能力

自分より下等と思った相手を支配する

支配した悪魔の能力を使える

小動物の耳で盗聴可能

性格

他人に興味がなく顔を覚えない

外面を取り繕う理性がある

その他

チェンソーマン大好きな厄介ヲタク

総理大臣との契約で「支配の悪魔への攻撃は全て適当な日本国民の死に変換される」

彼女はチェンソーマンの大ファンで厄介ヲタク。デンジにチェンソーマン(ポチタ)は相応しくないとポチタの心臓を奪い、チェンソーマンに対して「私と一緒に幸せに暮らしましょうね」と一方的な好意を押し付ける。

チェンソーマンも厄介な女に好かれたものだ。



●勝手に国民の命使うなよ(オコ)

税を支払っていることが『国と国民が金銭的契約関係にある=国民は総理大臣と契約関係にある』と見なされており、支払われている側(総理側)が主という認識の模様。

だから国のトップである総理大臣や大統領は、悪魔との契約で『自身と契約関係である国民の命』を自由に扱うことができるのだろう。


武器人間(仮名)、または武器の悪魔とは


マキマがチェンソーマンに対抗するために集めた元・武器の悪魔たち(正式名称がないので『武器人間』とする)


「ボム」「火炎放射器」

「槍」「剣」「刀」

「弓」「鞭(?)」


この7人の武器人間で構成された『公安対魔特異5課』。

彼らは「チェンソーマンに敗れ、名前を失ったがそれでも消えなかった悪魔たち」とマキマは言う。

武器の悪魔たちが『恐怖の概念を消滅させ、悪魔を完全抹消することができる』はずのチェンソーマンに食われてもなお生き残ったのは何故なのか。


考察|人間がいる限り消えることの無い『武器』という概念

※あくまで憶測の域を出ない話


『武器に対する恐怖』は消えても『武器という概念』は消えなかった。それが答えではないでしょうか。

悪魔と言うのが『恐怖×概念』という二つが組み合わさることで存在を維持していると仮定します。


マキマ

「彼らを呼称した名前は貴方(チェンソーマン)に食べられ消えてしまいました。」

「しかし、なぜか彼らの存在は消えなかった。」

「貴方に食べられた数々の名の中で唯一存在が許された者達です。」


悪魔でも人間でもない、名前の無い『武器人間』たち。

彼らは悪魔から『恐怖』というものを抜き取られた、武器という概念的存在なのではないでしょうか。


人間は肉体的強さではなく、コミュニケーション能力や道具を駆使して進化してきた生き物です。

人が国や組織を形成し、複数のコミュニティー・価値観が存在する限り『争い』はなくなることがない。『争い』がなくならないなら、人の攻撃手段である『原始的な武器』の概念も完全に消えることがない。


『武器』の概念は、人間の本質に深く結びついた存在であるがゆえに『武器の恐怖』を消したくらいでは、完全に存在を消滅させることができなかったのではないでしょうか。


核爆弾が消されたのは?火炎放射器はなぜ残った?

核爆弾は

「核という脅威が消された」

のであって

「爆弾という武器の概念は残った」状態

ではないでしょうか。


武器人間があくまで「大きな括りでの武器の概念」とすると、核爆弾も、大きな括りではボムなので、核爆弾もボムという武器人間になっていると考えられます。


そして火炎放射器、これも「核爆弾は消えたのに何故火炎放射器は残った?」と疑問が残るところ。原始的な『火』ではなく、明確に武器として火炎放射器が残ったのは何故でしょうか?


しかし、火炎放射器の歴史は意外に古く、中世の東ローマ帝国ですでにその原型が完成しています。

つまり、火炎放射器も他の武器同様、人間にとって最もなじみ深く、原始的な武器の概念であると言えなくもないのです。実際、過去の人間が「化学で兵器を作ろう!」と考えた時に思い浮かぶ最も身近な化学は『火』だったでしょう。


●化学の歴史はとても古い

火炎放射器のような兵器は近代兵器を想像し『武器の概念』という原始的なモノとは相いれないのではないかと思うはず。

しかし、化学の探求というのはとても歴史が古く、紀元前6世紀から既に『物質』について古代の学者たちは探求を始めていた。

タレス「すべてのモノは水からできている」

デモクリトス「それ以上壊れない粒(原子)がある」

アリストテレス「最小単位は火・空気・水・土だ」

トリチェリ「空気には重さ…大気圧がある」

うんぬんかんぬん…


今ではファンタジーとして馴染みある錬金術も、過去の化学技術の名称だ。

人間はずっと昔から化学を探求し、操る方法を模索していた。そして火はとても身近な化学で、人の道具だ。だから『火が飛び出す装置』も、『火炎放射器の恐怖』がなくなった程度では消えない概念なのかもしれない。


最強の悪魔「チェンソーマン」

ポチタの正体は、地獄のヒーローであり全悪魔の天敵・チェンソーマンでした。


●「悪魔は恐怖から生まれる」

悪魔の生まれるための〈恐怖〉と言うのは、おそらく人間に限定したものではありません。


つまり、チェンソーマンというのは『チェンソーの悪魔』が地獄で大暴れし、悪魔がその存在を恐れたことがブーストとなり『チェンソーマン』たらしめている…。彼を最強にしている根源は、人間と悪魔2つの種族から引き出された〈恐怖〉でしょう。

人間「チェンソー怖い」

悪魔「チェンソーの悪魔怖い」

||

まじつよチェンソーマン爆誕



まとめ

人外と人との友情って、いいですよね。

お互いまったく別の価値観、別の常識のもと生きていて、それでもお互い歩み寄って生きていく。

相互理解なんて夢物語。出来るのはお互いを尊重し歩み寄ることだけ。それは人同士でも悪魔相手でも変わりません。

デンジと友情を結んだポチタやパワー。

天使の悪魔を受け入れ、命を助けた早川アキ。

そんな早川アキに歩み寄る天使の悪魔。

東山コベニと仲良くする暴力の魔人。

魔人の人権を求めるクァンシ。

悪魔の生態については謎な部分が多いですが、人に歩み寄る悪魔の姿を見ると『悪魔だから悪なんじゃない、環境が彼らを悪にする』と思ってしまいますね。

実際、岸辺もそう思ったから転生した支配の悪魔をデンジに預けますし、そういうことなんでしょう。



※本ページの情報は202204月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

執筆
オっさん

火薬とファンタジーと筋肉が好き。趣味はボディメイク。ポケットに無限大な夢を詰め込んで冒険に出かけたい人生だった。アウトラインギリギリをアクロバティックに疾走したい。

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