毎日を楽しくする動画に出会える

エンタミート

実写版『美女と野獣』の動画が配信されている動画配信サービスはここ!無料で視聴する方法もご紹介!

おさとう

更新日:2024-7-8

<プロモーション>

2017年に公開された実写版『美女と野獣』は、1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画『美女と野獣』を実写リメイクしたものです。

 

本作の日本興行収入は124億円を越え、2017年の映画興行成績で第1位を記録。これは、日本で公開されたミュージカル映画で歴代1位の興行収入となっています。

 

今回はそんな大人気の映画、実写版『美女と野獣』を見たいという方に向けて、

 

・実写版『美女と野獣』はどの動画配信サービスで見れる?

・無料で実写版『美女と野獣』を視聴する方法は?

・DVDやブルーレイをレンタルして視聴したい

 

といった疑問や悩みに答えていきます。

 

記事内では実写版『美女と野獣』の概要や見どころなどをご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

年額プランで登録すると2ヶ月分が実質無料!

実写版『美女と野獣』の動画が見れる配信サービス一覧

 

実写版『美女と野獣』を配信中の主な動画配信サービスを以下の表にまとめました!

 

動画配信サービス

配信状況/レンタル料金

ディズニープラス

月額990円(税込)

見放題

Amazonプライムビデオ

月額600円(税込)

レンタル/299円(税込)

music.jp

月額1,958円(税込)

レンタル/299円(税込)

dTV

月額550円(税込)

レンタル/330円(税込)

TELASA

月額618円(税込)

レンタル/220円(税込)

クランクイン!ビデオ

月額990円(税込)

レンタル/440円(税込)

GYAO!ストア

(都度課金)

レンタル299円(税込)

TSUTAYAディスカス

月額2,200円(税込)

旧作レンタル無料

 

実写版『美女と野獣』は、多くの動画配信サービスで視聴できることが確認できました。

しかし、これだけ選択肢があると、

「結局どの動画配信サービスがいいの?」

と悩んでしまいますよね。

 

そこで今回は、上記の中から特におすすめの動画配信サービスをピックアップして、それぞれのサービスの特徴をご紹介していこうと思います!

 

ちなみにディズニー作品が好きな方には、月額料金990円(税込)だけでディズニー作品が見放題で視聴できるディズニープラスがおすすめですよ!

 

 

※過去にはU-NEXTでも配信されていましたが、2023年1月に配信終了しています。

気になる方は以下の記事をチェック!

Netflix(ネットフリックス)で実写版『美女と野獣』は配信されている?

 

Netflixトップ画像

 

残念ながら、豊富なオリジナル作品が人気の動画配信サービスNetflix(ネットフリックス)では、実写版『美女と野獣』は配信されていません。

※後ほどご紹介する2014年公開のフランス・ドイツ合作の実写映画『美女と野獣』は配信中です。

 

ディズニー作品は権利の都合上、ほとんどの動画配信サービスで「レンタル作品」として配信されています。Netflix(ネットフリックス)はレンタルという形式での配信を行っていないので、そのサービスの性質上ディズニー作品を配信することは難しいのかもしれませんね。

 

dailymotionなどで動画を違法ダウンロードして視聴するのは危険!

 

以前は、dailymotionやpandoraなどの動画サイトに実写版『美女と野獣』の動画が違法にアップロードされていました。しかし、現在はそのほとんどが取り締まられています。

 

仮にアップロードされた動画があったとしても、それらは全て違法にアップロードされたものです。それらの動画をダウンロードすると法的措置の対象となる場合があります。

 

令和2年著作権法改正

① リーチサイト対策

【第113条第2項~第4項、第119条第2項第4号・第5号、第120条の2第3号等】

・リーチサイト等を運営する行為等を、刑事罰の対象とする。

・リーチサイト等において侵害コンテンツへのリンクを掲載する行為等を、著作権等を侵害する行為とみなし、民事上・刑事上の責任を問いうるようにする。

(※)侵害コンテンツ:違法にアップロードされた著作物等

(※)リーチサイト:侵害コンテンツへのリンク情報等を集約したウェブサイト

② 侵害コンテンツのダウンロード違法化

【第30条第1項第4号・第2項、第119条第3項第2号・第5項等】

・違法にアップロードされたものだと知りながら侵害コンテンツをダウンロードすることについて、一定の要件の下で私的使用目的であっても違法とし、正規版が有償で提供されているもののダウンロードを継続的に又は反復して行う場合には、刑事罰の対象にもする。

(※)音楽や映像については既に違法化・刑事罰化がされている。


引用:日本著作権教育研究会

 

また、違法動画サイトには悪質なウイルスが仕掛けられていることもあり、お使いのパソコンやスマートフォンが破壊される恐れがあります。

 

近年では違法動画サイトへのアクセスが制限されたり、著作権保護法が強化されたりと、政府は違法動画への規制を強めています。「ダウンロードをしてないから処罰の対象にはならない」と言い切れない時代になりました。ウイルス感染のリスクも高いので、違法動画サイトで視聴するのは絶対にやめておきましょう。

 

実写版『美女と野獣』を視聴する際は、ぜひ上記の表にある動画配信サービスを利用してくださいね!

 

 

実写版『美女と野獣』の動画を視聴するならディズニープラス!

「実写版『美女と野獣』が見たい!」というディズニーファンの方に、ぜひ利用してほしい動画配信サービスがDisney+(ディズニープラス)です。

 

ディズニープラスは、ディズニーが運営している公式の動画配信サービスで、2020年6月に日本でのサービスを開始しました。

 

ディズニー作品に限らず、ピクサー作品やマーベル作品などの豊富なラインナップの動画を楽しめることから着々とユーザーを増やし続けている、今注目の動画配信サービスです。

 

そんなディズニープラスの魅力をお伝えしていこうと思います。ディズニーファンの方は必見ですよ!

 

 

ディズニー作品が見放題!アニメ版『美女と野獣』も見れる!

ディズニープラスは、月額料金990円(税込)だけで、配信されている全てのディズニー作品を見放題で視聴することができる動画配信サービスです。

 

前述したように、ディズニー作品は他の動画配信サービスだと、月額料金とは別に追加料金が発生するレンタル作品となっていることがほとんど。

 

しかし、ディズニーが公式で運営している動画配信サービスディズニープラスであれば、他ではレンタル扱いになっている作品や配信すらもされていない作品を、見放題で視聴することができます。

 

1991年に公開されたディズニー名作アニメーション映画『美女と野獣』はもちろんのこと、その続編として制作された『美女と野獣 ベルの素敵なプレゼント』『美女と野獣 ベルのファンタジーワールド』も見放題で視聴可能です。

 

 

アニメ版『美女と野獣』は、多くの作品が高評価・好成績を挙げた「ディズニー・ルネサンス」と呼ばれる時期に制作され、アニメ映画史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされた作品です。

 

日本でのアニメ版『美女と野獣』のセルビデオ(販売用ビデオテープ)の累計出荷本数は115万本を越えているので、子供時代にビデオで見たことがあるという大人の方も多いかもしれません。

 

実写版『美女と野獣』を見た後には、アニメ版を見て当時の感動をもう一度思い出すのもいいですね!

 

 

ディズニーだけじゃない!6つのブランドが配信中

「ディズニー」と聞くと、『アラジン』や『シンデレラ』などのディズニー作品だけしか視聴できないのかと思ってしまいがちですが、ディズニープラスではその他にも豊富なラインナップから動画を楽しむことが可能です。

 

現在ディズニープラスでは、「ディズニー」「ピクサー」「マーベル」「スターウォーズ」「ナショナルジオグラフィック」「スター」の6つの映像ブランドが配信されています。

 

Disney+(ディズニープラス)6ブランド

ディズニー

お馴染みのミッキーが登場するアニメ作品をはじめ、「アナ雪」「ベイマックス」といった人気作品、実写映画「マレフィセント」「クルエラ」などが視聴可能

ピクサー

「トイ・ストーリー」「ファインディング・ドリー」など人気のCGアニメ作品やそれに付随した短編アニメ作品が豊富

マーベル

「アイアンマン」から始まり、様々なヒーローが世界観を共有しながら今もなお物語が進んでいるMCU作品の映画や、ここだけでしか観られないスピンオフ作品も配信中

スター・ウォーズ

「スター・ウォーズ」作品の公開済み映画はもちろんのこと、スピンオフアニメ「スターウォーズ:ビジョンズ」や実写ドラマ「マンダロリアン」などが視聴可能

ナショナル

ジオグラフィック

自然・科学・文化・歴史など、あらゆる領域の”未知”へ挑み探求するドキュメンタリーコンテンツを配信。知的好奇心を刺激されること間違いなしです。

スター

20世紀スタジオや国内の人気作品などディズニー以外の魅力的なコンテンツが目白押し

 

例えば、実写版『美女と野獣』の監督ビル・コンドンが脚本を手掛けたミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』や、イギリスのロックバンド・クイーンのボーカル・フレディ・マーキュリーに焦点を当てた映画『ボヘミアン・ラプソディ』などが視聴可能です。

 

ディズニープラス内グレイテストショーマンスクショ

 

「ディズニー作品を見れるのは魅力的だけど、他にも色々見たいんだよな」

 

と、利用するか悩んでいる方にもおすすめの配信サービスとなっています!

 

 

Amazonプライムビデオでも実写版『美女と野獣』を配信中!

 

Amazonプライムビデオトップ画像

 

大手通販サイトAmazonでよくショッピングをする方には、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)がおすすめです。

 

「Amazonプライムビデオ」は、大手通販サイトAmazonが運営するサービス「Amazonプライム」の特典の1つで、月額料金600円(税込)で配信されている動画を視聴することができます。

 

「Amazonプライム」の特典は「Amazonプライムビデオ」の他に、

 

・Amazonで買い物をした際の配送料無料

・音楽聴き放題(Amazon Music)

・Kindle(電子書籍)読み放題(Kindle Unlimited)

・ベビー用おむつとおしりふきの15%割引

 

など、豊富なエンタメや生活に役立つ特典が全部で15個もあります。

 

Amazonプライム公式:会員特典一覧

 

これら全ての特典がたった月額600円(税込)で受けられる「Amazonプライム」は、「コスパ最強サブスク」と言っても過言ではないでしょう!

 

Amazonプライムビデオは、視聴するために課金が必要になる作品もありますが、無料で視聴できる人気作品も数多くあります。

 

ガストン役のルーク・エヴァンズが主演を務めた映画『ドラキュラZERO』やエマ・ワトソンが出演している映画『ウォールフラワー』などが、プライム会員なら無料で視聴できます。

 

ウォールフラワーメインビジュアル

 

動画視聴だけでなく様々な特典を受けられるAmazonプライムは、30日間無料トライアルが可能です。

 

こちらの記事でAmazonプライムビデオについて詳しくご紹介していますので、興味がある方はぜひ読んでみてください!


 

Amazonプライムビデオ公式登録ページ

 

 

music.jpなら無料で実写版『美女と野獣』を見れる!

 

ミュージックドットjpトップ画像

 

music.jpの「1780コース」無料おためし期間に付与されるポイントを使うと、実写版『美女と野獣』を実質無料で視聴することができます

 

music.jpとは、新作映画や話題のヒット曲、さらに人気のマンガまで835万点以上も楽しめる、知る人ぞ知る注目の総合エンタメサービスです。

 

選べるコースが4種類あり、コースによって付与されるポイントや月額料金が変わってきます。その中の「1780コース」には30日間の無料おためし期間が用意されており、music.jp内で利用できる1,600ポイントが付与されます。

 

music.jpのポイントは、1ポイント=1円として使うことが可能。つまり実質1,600円分のコンテンツを無料で楽しめるということになります!

 

実写版『美女と野獣』を視聴するのに299ポイント使用したとしても、残り1301ポイント。旧作の動画作品はだいたい299ポイント〜レンタル可能なので、追加で3、4本映画を見ることができそうですね。

 

music.jpの無料おためしについてもっと知りたい方は、より詳しく解説したこちらの記事をぜひチェックしてみてください!


 

dTVでも配信中!dポイントで実写版『美女と野獣』をお得に視聴

 

dTVトップ画像

 

低価格で幅広いコンテンツを楽しみたいという方には、dTVがおすすめです!

 

dTVの最大の特徴は、月額料金550円(税込)という低価格で約12万本の作品が配信されていること!

 

 

月額料金

配信作品数

dTV

550円(税込)

12万本

Amazonプライムビデオ

600円(税込)

5万本(推定)

U-NEXT

2,189円(税込)

25万本

 

同価格帯のAmazonプライムビデオと比較すると、倍以上の数の作品が配信されています。この価格帯でこれだけの作品を視聴できるのはdTVだけでしょう!

 

「ドコモ回線を契約していないから、dTVに登録できない」

 

と、よく誤解されてしまうのですが、ドコモ回線を契約をしていなくても「dアカウント」を発行することで誰でもdTVに登録することができます。

 

また、「dアカウント」を発行したらぜひ活用していきたいのがdポイント!

 

dポイントは、コンビニやドラッグストアなどでのお買い物や、dTVの月額料金の支払いでポイントを貯めることができ、商品を購入する際や、dTVで映像作品をレンタルする際に使用することが可能。

 

実写版『美女と野獣』は残念ながら見放題作品ではありませんが、dポイントを使用して見ることが可能なので、普段dポイントを貯めている人ならお得に視聴することができますよ。


 

無料で実写版『美女と野獣』が見れる!DVDレンタルならTSUTAYAディスカス

 

TSUTAYAディスカストップ画像

 

実写版『美女と野獣』のDVDをレンタルして視聴したい方には、TSUTAYA DISCAS(ディスカス)がおすすめです!

 

TSUTAYAディスカスは、これまで紹介してきた動画配信サービスとは違い、月額料金2,200円(税込)でDVD/CDの宅配レンタルができるサービスです。

 

35万作品以上のDVD//Blu-rayと25万作品以上のCDの中から好きな作品を8枚まで借りることが可能です。

 

TSUTAYAディスカスなら、動画配信サービスでは配信されていない『ハウルの動く城』や『風立ちぬ』などのジブリ作品や、ディズニープラス以外では配信されていない『ロビン・フッド』などのディズニー作品を、DVDレンタルして自宅で視聴することができます。

 

そんなTSUTAYAディスカスには、30日間の無料トライアルがあります。

 

無料トライアル期間中は「新作」はレンタル対象外となりますが、実写版『美女と野獣』は「旧作」扱いなので問題なく借りることが可能。もちろん配送料などもかからないので、完全無料で実写版『美女と野獣』を視聴することができますよ!

 

TSUTAYAディスカスについて詳しく解説した記事があるので、興味のある方はぜひ読んでみてください!


 

実写版『美女と野獣』の概要

 

 

実写版『美女と野獣』概要

作品名

『美女と野獣』(原題: Beauty and the Beast)

監督

ビル・コンドン

キャスト

エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス他

公開日

アメリカ:2017年3月17日/日本:2017年4月21日

上映時間

129分

配給

ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

 

本作は、フランスの小説『美女と野獣』を原作として1991年に制作されたディズニーの長編アニメーション映画『美女と野獣』を、2017年にディズニー自身が実写リメイクした作品です。

 

ディズニーアニメの実写化作品としては初めて、ディズニー自らが制作や配給を担った作品でもあります。

 

2006年公開の『ドリームガールズ』の監督や2017年公開『グレイテスト・ショーマン』の脚本など、数多くのミュージカル映画でその手腕を発揮しているビル・コンドンがメガホンを取りました。

 

また、本作で作曲および音楽を担当したのは、アニメ版『美女と野獣』でも作曲を担当した巨匠アラン・メンケン。

 

これまでに『リトル・マーメイド/人魚姫』、『美女と野獣』、『アラジン』、『ポカホンタス』の4作品でアカデミー作曲賞・歌曲賞を各4回ずつ、合計8回受賞している他、『魔法にかけられて』や『塔の上のラプンツェル』などの人気作品を手がけた、ディズニー映画音楽に欠かせない人物です。

 

本作の日本興行収入は124億円で、2017年の映画興行成績で第1位を記録しました。

これは、日本で公開されたミュージカル映画で歴代1位の興行収入となっています。

 

 

実写版『美女と野獣』のあらすじ

 

美女と野獣キービジュアル

 

ディズニー・アニメーション不朽の名作『美女と野獣』がついに実写映画化。魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。
 

呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること―。だが野獣の姿になった彼を愛するものなどいるはずがなく、独り心を閉ざし本当の自分を見失っていく。


そんな絶望な日々に光を与えたのは、心に孤独を抱えながらも、自分の輝きを信じて生きる、聡明で美しい女性、ベル。このふたりの出会いがお互いの運命を次第に変えていく。
 

出典:ディズニー公式

 

実写版『美女と野獣』は、呪いによって野獣の姿になってしまった王子と美しさと純粋な心の持ち主ベルが出会い、障害を乗り越えていく中で真実の愛を見つけていくミュージカル・ラブロマンス作品となっています。


実写版『美女と野獣』の登場キャラクター・キャスト&吹き替え声優を紹介

 

実写版『美女と野獣』の主な登場キャラクターとキャストを、日本語吹き替えを担当した声優とあわせてご紹介していきます。

 

ベル/エマ・ワトソン(吹き替え:昆夏美)

 

本作の主人公ベルは、美しく聡明で純粋な心を持った女性です。好奇心旺盛な性格で、広い世界を夢見ていますが、村人たちからは「変わった」娘だと思われています。

 

ベル役を演じているのは、「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー役で一躍有名になった女優エマ・ワトソン。イギリス・オックスフォードの出身で、幼い頃からその演技力を高く評価されていました。また、アメリカにある名門ブラウン大学を卒業しており、ベルと同じく才女としても有名です。

 

日本語吹き替えを担当したのはミュージカル女優の昆夏美。大学生の時にミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役でデビューしたのち、国内のミュージカルに多数出演してる実力派ミュージカル女優です。

 

野獣/ダン・スティーヴンス(吹き替え:山崎育三郎)

 

魔女の呪いによって醜い野獣の姿に変えられてしまった王子。もとは立派な城に暮らす容姿端麗な若者でしたが、わがままで傲慢な性格を魔女に見抜かれ呪われてしまいました。野獣に変えられてからは、自分の醜さに絶望し森の奥深くに隠れて暮らしています。

 

そんな野獣役を演じているのは、ロンドン出身の俳優ダン・スティーヴンス。2004年の舞台『お気に召すまま』でデビュー後、2010年にイギリスのテレビドラマ『ダウントン・アビー』でメインキャストのマシューを演じたことで世界的に注目を集めました。

 

日本語吹き替えを担当したのは、『レ・ミゼラブル』や『ロミオ&ジュリエット』などの人気ミュージカルに多数出演しているミュージカル俳優の山崎育三郎。整った顔立ちから女性からの人気も高く、最近はドラマやCMにも出演するなど活躍の場を広げています。

 

ガストン/ルーク・エヴァンズ(吹き替え:吉原光夫)

ベルにしつこく言い寄るガサツな男。ハンサムで腕っぷしが強く、村人たちから一目置かれる存在です。笑顔が素敵ですが、短期でうぬぼれやなところがあり、横暴な性格が見え隠れしています。

 

「憎めない悪役を目指してガストンを演じた」と語るのは、ウェールズ出身の俳優ルーク・エヴァンズです。ファンタジー映画『ホビット 竜に奪われた王国』の弓の名人バルド役や、『ワイルド・スピード EURO MISSION』のオーウェン・ショウ役で知られています。

 

日本語吹き替えを担当したのは、劇団四季出身のミュージカル俳優吉原光夫。劇団四季時代には『美女と野獣』で本作と同じくガストン役を演じていたそうです。

 

 

実写版『美女と野獣』の見どころ紹介

 

ここからは、実写版『美女と野獣』の魅力やみどころをご紹介していきます。

 

まだ本作を視聴していない方は、これらの見どころに注目して視聴してみてください!

 

見どころ①|アニメ版『美女と野獣』の世界観を完全再現した映像美!

実写版『美女と野獣』の見どころとして一番に挙げられるのが、アニメ版『美女と野獣』の世界観を巧みに再現したその映像の美しさです。

 

実写版『美女と野獣』は、製作予算に1億6,000万ドル(約176億円)かけた超大作で、3か月に渡ってイギリスの各地で撮影が行なわれました。

 

制作された巨大セットのなかでも、野獣が暮らす幻想的な城は「まさにイメージ通りだ」と、見る者の目を奪うこと間違いなしです。

 

この城は、フランスの世界遺産ロワール渓谷に実在する城「シャンボール城」をモデルとしており、ベルと野獣が親交を深める図書室や魔法のバラが置かれた西の塔など細かく再現されています。

 

また、作中でベルや野獣が身にまとう魅力的な衣装にも注目です。

 

本作の衣装デザインを担当したのは、2012年公開の映画『アンナ・カレーニナ』と2020年公開の映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で、アカデミー賞 衣装デザイン賞を受賞しているジャクリーン・デュラン。本作でもアカデミー賞にノミネートされています。

 

野獣とのダンスシーンでベルが着ている黄色いドレスは、「踊った時に最も美しいドレス」をコンセプトに、オーガンザの生地に2,160個のスワロフスキー・クリスタルを使用して制作されたそうです。

 

その他にも、野獣と雪合戦するときにベルが着ている赤いローブや野獣の青いテールコートのような衣装など、アニメ版で馴染みのある装いが再現されています。

 

壮大なスケールのセットと魅力的な衣装が織りなす映像美に注目してみてください!

 

 

見どころ②|アリアナ・グランデ&ジョン・レジェンドが歌う名曲『美女と野獣』

 

 

『美女と野獣』を語る上で欠かせないのが、映画本編で流れる名曲の数々。

 

アニメ版でセリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンが歌い、アカデミー賞作曲賞と歌曲賞を受賞した主題歌『美女と野獣』は、実写版ではアリアナ・グランデとジョン・レジェンドによって歌われています。

 

アリアナ・グランデは、アメリカの音楽産業における一般的なシングル人気チャートである「Billboard Hot 100」で初登場1位を4度獲得しており、同チャートで最も初登場1位を獲得したアーティストです。

 

また、2019年の「MTVビデオ・ミュージック・アワード」で最多15部門にノミネートされ、マライア・キャリーの後継者と評されています。

 

ジョン・レジェンドは、エミー賞・グラミー賞・アカデミー賞・トニー賞の全てを史上最年少で受賞した実力派シンガーです。映画『ラ・ラ・ランド』に、主人公と共演するミュージシャンとして出演し話題となりました。

 

また実写化にあたって、アニメ版と同じアラン・メイケンティム・ライスのタッグによって作詞作曲された新曲が3つ加えられています。

 

【『時は永遠に』】

 

ベルの父モーリスが亡き妻を思い出しながら歌う『時は永遠に』。

エンディングロールでは、アニメ版で主題歌『美女と野獣』を歌ったセリーヌ・ディオンが味わい深い歌声で歌い上げています。

 

【『ひそかな夢』】

 

『ひそかな夢』は野獣が歌うソロナンバー。野獣役を演じるダン・スティーヴンスが、運命と愛の狭間で葛藤する野獣の、ベルへの熱い想いを力強い歌声で表現しています。

 

【『デイズ・イン・ザ・サン~日差しをあびて~』】

 

野獣がまだ幼い王子だったころの思い出を、城の召使いたちが切なく歌う『デイズ・イン・ザ・サン~日差しをあびて〜』。胸が締め付けられるようなメロディーラインと優しい歌声が心に響く曲です。

 

新曲ばかりではなく「朝の風景」「強いぞ、ガストン」「ひとりぼっちの晩餐会」といったアニメ版の名曲の数々も再現されている実写版『美女と野獣』。アニメ版と実写版の音楽を聴き比べたり、歌詞を見比べたりして違いを楽しむのもおすすめですよ!
 

 

実写版『美女と野獣』は「ひどい」「つまらない」その理由は?

 

実写版『美女と野獣』のネット上の口コミや評判を調べてみると、

 

・「吹き替え版がひどい」

・「ストーリーが違う。つまらない」

 

といった意見が見られます。

 

なぜこのような意見が挙がっているのか調べてみた結果、「誰もが知るビッグタイトル『美女と野獣』だからこそ、ネガティブな反応が生まれてしまっている」のだということが分かりました。

 

どういうことなのか、詳しく解説していこうと思います!
 

 

吹き替えがアニメ版のイメージに合っていない?歌の歌詞が違う?

 

「ひどい」という意見の多くは、吹き替え版に向けられたものでした。

 

その中でも目立っていたのが「アニメ版と声優が違うから違和感がある」という意見。

 

けして実写版の吹き替えのクオリティが低かったわけではありませんが、慣れ親しんだ声と違ったことで違和感を抱いた人が一定数いたようです。

 

アニメ版の日本語吹き替えでは、ベルの声を伊東恵里が、野獣の声を山寺宏一が担当していました。

 

一方、実写版でベルの声を昆夏美が、野獣の声を山崎育三郎が務めており、その他の声優陣もアニメ版とは異なります。

 

アニメ版『美女と野獣』はディズニー作品の中でも指折りの人気作品で、2020年に「LINEリサーチ」が調査した「ディズニーの人気アニメ映画ランキング」では堂々の1位に選ばれています。

 

それだけファンから愛されている作品なので、中には何度も繰り返し見ているという方もいるでしょう。

 

『ドラえもん』や『名探偵コナン』など、長年見続けていたアニメの主要キャラクターの声優が交代したときに、元々のイメージと違ってしっくりこないという感覚と同じかもしれませんね。

 

またこのほかに、「吹き替え版の本編で流れる曲の日本語歌詞がアニメ版と異なる部分があり、それが受け入れられない」という意見もありました。

 

素晴らしい物語 おずおずと触れ合うわ 指と指

季節は今移りゆき かじかんだ心にも 春がくる


ほんの少し 少しづつ 優しさが開いてく 愛の扉

少しずつ歩み寄り 愛はそだつふたりの心 Beauty and the Beast


真実はただ一つ 幸せは隠せない 誰の目にも

めぐり逢い 惹かれあう その奇跡 いつの世も 変わらない

※黒字がアニメ版、赤字が実写版

引用:『美女と野獣』

 

アニメ版『美女と野獣』が大好きで、これらの違いがどうしても気になってしまいそうという方は、字幕で視聴することをおすすめします!

 

 

エマ・ワトソンじゃない!2014年公開の実写映画『美女と野獣』とは

 

フランス版美女と野獣メインビジュアル

 

「イメージしていたストーリーと違う」という意見。

 

実はこれは、『美女と野獣』というタイトルが招いた誤解によって生まれた意見でした。

 

『美女と野獣』というタイトルの実写映画は、確認できたものだけで5つもあります。

 

どれもまったく同じタイトルなので、「見てみたら見ようとしていた映画と違った」なんてこともあってもおかしくありません。

 

実際にネット上では、「ディズニーじゃない『美女と野獣』をディズニーだと思って視聴してしまった」というエピソードが見られました。

 

 

中でも2014年公開のレア・セドゥ主演『美女と野獣』は、ディズニー版と公開年が近い(ディズニー版は2017年公開)ことから間違われやすいようです。

 

 

2014年公開の『美女と野獣』はフランスとドイツの合作で、俗に「フランス版『美女と野獣』」と呼ばれています。

 

フランス版のストーリー展開は原作小説に忠実に作られており、王子が呪いをかけられた理由について深く掘り下げられていたり、ベルの兄妹が登場したりと、ディズニー版とは大きく異なるものです。また、ミュージカル要素などもありません。

 

そのため、ディズニー版だと思ってフランス版の『美女と野獣』を見てしまった方から「ストーリーが違う」「つまらない」という意見が挙がってしまったのでした。

 

フランス版『美女と野獣』自体は、ディズニー版とはあらすじが違うということを念頭に視聴すると、とても見応えがあり感動する作品となっています。

 

フランス版『美女と野獣』は、U-NEXTで見放題作品として配信中です!

気になった方は、ぜひ視聴してみてください!

 

 

黒人女優が演じるベル?実写ミュージカル『美女と野獣』

 

 

『美女と野獣』のベルと聞いたら、ほとんどの人が「白い肌に黄色いドレスが映える小柄な美女」を思い浮かべるでしょう。

 

しかし、2021年11月〜2022年1月にアメリカ・メリーランド州のオルニー・シアター・センターで上演されたディズニーの新作ミュージカル『DISNEY’S BEAUTY AND THE BEAST』で、そのイメージは打ち砕かれました。

 

同ミュージカルでベルを演じたのは、“プラスサイズ”の黒人女性であるジェイド・ジョーンズ。上演開始と共に口コミで話題となり、ディズニーの新たな試みを応援する声や画期的と称賛する声が世界中から寄せられたそうです。

 

ですが、あまりにもイメージとかけ離れすぎていることから批判的な意見も多く挙がっていました。

 

近年ディズニーはダイバーシティ推進に積極的に取り組んでおり、2023年5月公開予定の実写版『リトル・マーメイド/人魚姫』のアリエル役に黒人歌手のハリー・ベイリーを起用した際にも物議を醸しています。

 

革新的な試みは評価されるべきことだと思いますが、原作ファンとしては複雑な心境なのかもしれませんね。

 

実写版『美女と野獣』の動画を見れる動画配信サービスはここ!

 

実写版『美女と野獣』動画を見れる動画配信サービスと、作品の見どころについてご紹介しました。

 

改めて、実写版『美女と野獣』を配信中のサービスは以下の通りです。

 

動画配信サービス

配信状況/レンタル料金

ディズニープラス

月額990円(税込)

見放題

Amazonプライムビデオ

月額600円(税込)

レンタル/299円(税込)

music.jp

月額1,958円(税込)

レンタル/299円(税込)

dTV

月額550円(税込)

レンタル/330円(税込)

TELASA

月額618円(税込)

レンタル/220円(税込)

クランクイン!ビデオ

月額990円(税込)

レンタル/440円(税込)

GYAO!ストア

(都度課金)

レンタル299円(税込)

TSUTAYAディスカス

月額2,200円(税込)

旧作レンタル無料

 

記事内でご紹介した動画配信サービスは、どれもおすすめです!

 

動画配信サービスは、それぞれ強みとなる特徴が異なります。その中から自分に合ったサービスを見つけ出すためには「作品数」や「料金の安さ」など、ご自身が配信サービスに何を求めるのかをあらかじめはっきりとさせておくといいでしょう。

 

また、ほとんどの配信サービスに無料トライアル期間がありますので、実際にサービスを試してみることで自分に合ったサービスに出会うことができると思いますよ。

 

年額プランで登録すると2ヶ月分が実質無料!


※本ページの情報は2024年7月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

この記事についているカテゴリー

執筆

おさとう

純文学・詩・エッセイなどを好み、深夜に散歩することを日々のささやかな楽しみとする20代。スマホのロック画面は『ナイト・オン・ザ・プラネット』のウィノナ・ライダー。読者の皆さんが新たな気付きを得られる記事を目指して書きます。

映画に関する人気記事
Popup Image
×