少数民族「クルタ族」の生き残りであり、自分たちを滅ぼした盗賊集団「幻影旅団」へと復讐を誓う、哀しい背景を持つ青年・クラピカ。
クラピカの念能力は、具現化させた5本の鎖それぞれに能力を付与させているほか、「緋の眼」に変化したときには系統が特質系に変化し全能力への適性が上昇するという、作中でも能力数が多く複雑なものとなっています。
この記事では、そんなクラピカの念能力について解説していきます。
<この記事で分かること>
・クラピカの具現化系能力
・クラピカの特質系能力
・能力のメリットデメリット
・クラピカの削られた寿命
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クラピカの念能力|具現化系
クラピカが元から持つ系統「具現化系」による基本的能力。
右手に念能力によって具現化させた鎖を装備しており、それぞれの指に繋いだ鎖5本には違う能力が付与されている。
この項目ではその5つの能力について解説。
●余談
自身の系統を相手にばれないようにするため、具現化した念の鎖は常時腕に身に着けている。
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1.癒す親指の鎖(ホーリーチェーン)
治癒力の強化。
他人にも使用可能で、制約もとくになくノーリスクで扱うことができる。
ただし、強化系の能力のため、通常時は十全に扱うことが難しい。
「絶対時間(エンペラータイム)」発動により性能が上がり、骨折すらも直せるようになる。
2.奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)
相手の念能力(発)を一時的に奪う能力。奪った〈発〉は一度だけ使用することができ、使用後は相手に戻る。
また、オーラを吸い続けることで相手を強制的に〈絶〉の状態にすることも可能。
この能力の解除には奪った〈発〉を使用するしかなく、使用するまでは強制的に発動状態がつづく。
通常時、一度に奪える〈発〉は1つのみだが、「絶対時間(エンペラータイム)」との併用で2つまで同時に奪うことが可能となる。
詳細は別項目【特質系能力「絶対時間(エンペラータイム)」の能力と発動条件】にて解説。
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3.束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)
捕らえた相手を〈絶〉状態にすることができる強力な能力。
ただし、この鎖は幻影旅団のメンバーにのみ使用可能。
誓約により、この能力を旅団以外に使用するとクラピカは死ぬ。
4.導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)
ダウジング能力。探し物を見つけたり、相手が嘘をついているかどうかを判断することができる。
とくにリスクなく使用可能。
5.律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)
相手の心臓に鎖を巻きつけ、クラピカが設定したルールを守らせる能力。ルールを破った場合、相手は死亡する。
放出系能力との複合能力なため、通常時は具現化系との相性の関係で十全に扱えず、緋の眼発動時のみ使用可能。
特質系能力「絶対時間(エンペラータイム)」の能力と発動条件
この能力使用中、クラピカはオーラの総量が増え、さらに全ての系統の力を100%引き出せるようになる。
鎖に様々な系統の能力を付与しているクラピカにとって、まさに必殺技と言える能力。
念能力は系統別に得意・不得意が決まっています。
具現化系の場合、系統図(↑)と隣り合わせの「変化形」「特質系」は相性がいいが、対角線上にある「放出系」相性が悪く、クラピカが放出系の能力「律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)」を使おうとすると100%の力を引き出すことができません。
しかし、「絶対時間」を用いれば、この念能力のデメリットを解消することができるのです。
念能力の詳しい解説は別記事にて
●発動条件
この能力は、クラピカが「緋の眼」を発動しているときにのみ発動可能。
「緋の眼」発動中、本来具現化系であるクラピカの系統は特質系に変化し、特質系能力である「絶対時間(エンペラータイム)」が発動できるようになる。
●「緋の眼」とは
現在は絶滅してしまった少数民族「クルタ族」の身体的特徴で、興奮状態になると目の色が緋色に輝く。
その色は世界7大美色とされており、乱獲され愛好家の間で高値で取引されている。
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併用技「人差し指の絶対時間(ステルスドルフィン)」
「奪う人差し指の鎖」×「絶対時間」の併用で実現する能力。
通常の「奪う人差し指の鎖」の能力に加え、強奪した〈発〉をセットすることができる不可視のイルカを作り出す。
この不可視のイルカに強奪した〈発〉をセットすることで人差し指側に空きスロットができ、結果的に能力を2種類保持することが可能となる。
更に能力を奪いたい(または使用を止めたい)場合は、セット(強奪)した能力を使用して空きスロットを作ることでしか、この能力を解除することはできない。
また、「人差し指の絶対時間」(奪った発をセットしたイルカ)の使用権は任意の相手に譲渡することが可能であり、戦術の幅が広がるというメリットもある。
しかしこれは〈念による攻撃〉に分類されるため、譲渡相手が念能力者ではなかった場合、強制的に念能力者へと覚醒させてしまう。
「絶対時間(エンペラータイム)」の制約と誓約|デメリット
ここまで「絶対時間」の強みを解説していきましたが、ここからはこの能力の大きすぎるデメリットの解説となります。
クラピカの覚悟がどれだけガンギマリだったか透けて見える能力ですね。
一秒につき一時間寿命が縮む
発動時間/秒
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失う寿命
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日数換算
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1時間/3600秒
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3600時間
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150日
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12時間/43200秒
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43200時間
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1800日(約5年)
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24時間/86400秒
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86400時間
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3600日(約10年)
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1日中発動していると、なんと寿命が10年も減ってしまうという、とんでもリスク。
「絶対時間」の怖さはこれだけにとどまりません。
併用技の「人差し指の絶対時間」を使うことで、このデメリットの恐ろしさは何倍にも跳ね上がります。
●クラピカの現在の寿命
35巻にて最低でも12時間以上発動していることは判明しているので、ヨークシン編と合わせると6年以上は寿命を削っていることでしょう。
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「人差し指の絶対時間(ステルスドルフィン)」のリスク
「人差し指の絶対時間(ステルスドルフィン)」は、イルカにセットした能力を使いきるまで強制的に発動がつづきます。
この能力だけであればそれほど問題のある制約ではありませんが、「絶対時間との併用技」という点で、クラピカ自身も気が付いていなかった大きすぎるリスクが孕んでいました。
3時間使用で9時間気絶するも「絶対時間」は強制続行
「奪う人差し指の鎖」に付与した制約「セットした発を使いきるまで能力を解除することができない」により、強制的に発動状態が続くことによって、必然的に「絶対時間」も本人の意思に関係なく発動状態が続いてしまうという、クラピカ自身も想定していなかった事態が起こってしまいます。
それにより、35巻‐369話では最低でも12時間以上発動してしまい、なんの進展もない状態で時間を浪費し寿命約5年分も失ってしまうのです。
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まとめ:クラピカの活躍は暗黒大陸編にて
ハンター試験編とヨークシンシティ編を終えると、しばらくクラピカの登場がなくなります。
キメラアント編では、主にゴンとキルアをメインに物語が進んでいき、ゴンは当初の目標通り父親に逢うことができました。
そこでゴンの物語が一息つき、今まで影も形もなかったクラピカは何をしていたのかというと…売られていった仲間の緋の眼を回収するため、アングラな仕事に今も潜り込んでいました。
そこから始まるクラピカが主人公の物語「暗黒大陸編」。今度はゴンがフェードアウト(主人公なのに…)。
クラピカの活躍を見たいファンは、「暗黒大陸編」が始まる33巻から読むと良いでしょう。
その辺りがアニメの続きでもあるので、アニメから入った人にも丁度いいですね。
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