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【あらすじ解説】マーベル映画『アイアンマン』いまさら聞けないアベンジャーズとの関連性は?

クマミ

更新日:2023-10-24

アイアンマンあらすじ記事サムネイル

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深紅のアーマーを纏い人々を救うスーパーヒーロー、アイアンマン。

様々なヒーローが集結するアベンジャーズ作品の中でも、ひときわ輝く人気と実力を持ち合わせています。

 

今回は、そんなマーベルヒーローを代表するアイアンマンの誕生とアベンジャーズを筆頭にヒーローたちを描く長寿シリーズMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)1作品目の『アイアンマン』を徹底解説!

 

「アイアンマンのあらすじを知りたい」

「アベンジャーズとのつながりは?」

「作品の小ネタや制作背景のエピソードは?」

 

以上の疑問や悩みを詳しく解説していきたいと思います。

伝説の幕開け作品である今作をチェックして、アナタもマーベルデビューしちゃいましょう!

既に作品を視聴した方も、映画を見ただけでは知れない裏話なども紹介するので、ぜひ最後まで読んでください!

 

それでは記事本編をどうぞ!

 

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【ネタバレなし】マーベル映画『アイアンマン』のあらすじを簡単に解説!

 

 

まずは、ネタバレなしで映画『アイアンマン』のあらすじを簡単に解説!

どんな物語か、内容を知ってから視聴したい方は以下をご覧ください。

 

【ネタバレなし】映画『アイアンマン』のあらすじ

軍需企業スターク・インダストリーズの社長であるトニー・スタークは、天才的な頭脳とカリスマ性を持ち合わせ、米国セレブとして人気を博す人物。


新たに開発したクラスターミサイル”ジェリコ”のプレゼンを終えたトニーは、帰路で武装したテロ集団の襲撃を受け、拉致されてしまう。

意識を取り戻したトニーが目覚めた場所は、薄暗い洞窟。

テロ組織”テン・リングス”は、そこでジェリコを製造し手渡すことをトニーに要求する。


同じく囚われていた科学者兼外科医のインセンから、襲撃時の負傷を手当してもらったトニーは、そこから着想を得てスターク・インダストリーズが過去開発した動力炉”アーク・リアクター”を小型化し自身の胸に装着。

そこから供給されるエネルギーを動力とする、パワードスーツをインセンと製作し脱出を試みる。


スーツを大破させながらもテロリストを退けて脱出に成功するトニーであったが、協力してくれたインセンは道半ばで死亡。

加えて囚われている際に、自国を防衛するための抑止力として製造していた自社の武器が、闇ルートで悪用されていると知ったトニーは、スターク・インダストリーズの武器製造中止を宣言する。


事件を経て、過去の産物であったアーク・リアクターに活路を見出したトニーは、誰もが力を行使できてしまう武器ではなく、自身でしか扱えないパワードスーツの改良を進めていた。

そんな中、出荷停止させたはずのスターク社製武器が未だにテン・リングスに渡り、人々を襲っているというニュースが流れる。


トニーは試作を終えた改良型のパワードスーツを纏い、テロリスト鎮圧へと向かっていくのであった…。

 

破天荒な軍需企業社長トニー・スターク。

彼が拉致されたことをきっかけにヒーローとしての責務に目覚めていくアクション大作が『アイアンマン』の魅力となっています。

 

王道のヒーロー誕生秘話とアツいギミック満載のアイアンマンのアクションは、正に百聞は一見に如かず。

ぜひ、ご自身の目で本編を視聴してみてください!


 

【ネタバレあり】トニーの下したラストの選択とエンドクレジット

ここからは、映画の物語をネタバレありで解説していきます。

結末部分まで触れていますので、視聴の予定がある方はご注意ください!

 

※以下ネタバレ注意※以下ネタバレ注意※以下ネタバレ注意※以下ネタバレ注意※

 

 

【ネタバレあり】映画『アイアンマン』のあらすじ

音速を超えるスピードで空を移動するパワードスーツで次々と兵器を破壊し、テン・リングスを鎮圧させたトニー。

これを受けて米空軍は彼を謎の未確認機とし、攻撃を開始する。

空軍を指揮するトニーの友人ローディ中佐は、攻撃途中で未確認機の正体に気付き、彼の助力の元トニーは危機を脱した。

 

トニーの専属秘書であるペッパー・ポッツは、戦闘で酷使したスーツを修理するトニーの姿を見てしまう。

出荷停止したはずのスターク社製兵器が、未だ流通していることに疑問を感じたトニーは、彼女にスターク・インダストリーズで過去の出荷データを盗むよう依頼する。

 

一方、テン・リングスの拠点では、スターク・インダストリーズの副社長であるオバディア・ステインが組織のラザと会談を行っていた。

裏でトニー拉致を糸びいていたオバディアは、証拠隠滅のためにラザたちを抹殺。

トニーの脱出がパワードスーツによるものであったと知ったオバディアは、スターク・インダストリーズの技術者を集結させ、同じくパワードスーツを制作しようと試みる。

しかし、アーク・リアクターを小型化し動力源にすることは再現できず、天才のトニーしか実現し得ない代物であった。

 

ペッパーは社長オフィスでオバディアが黒幕だという情報を入手。

トニーにそれを伝えようと電話をするが、同時にトニーの前にオバディアが現れる。

オバディアは、トニーからアーク・リアクターを奪い立ち去った。

アーク・リアクターがないトニーは生命活動を維持することができず、満身創痍となるが、ペッパーにプレゼントされていた使い捨てたアーク・リアクターとその場に駆け付けたローディによって復活。

 

残量わずかなアーク・リアクターでパワードスーツを纏い、完成を終えたオバディアのパワードスーツと最終決戦を繰り広げる。

劣勢を強いられるトニーであったが、スターク社にある巨大なアーク・リアクターをペッパーが暴発させたことによって、オバディアの撃退に成功した。

 

翌日、今回の件を従業員のトラブルが引き起こしたアーク・リアクターの暴発事故として隠ぺいしようと会見に臨むトニー。

パワードスーツの存在はメディアに認知され、”アイアンマン”と呼ばれていた。

政府の秘密組織シールドの助力で完璧なアリバイを手渡されたトニーであったが、会見の場に立つと自らの正体を公表してしまう。

 

「私がアイアンマンだ」

 

MCU作品には、エンドロール後におまけの映像が差し込まれます。

その部分についても以下で解説!

 

映画『アイアンマン』のエンドクレジット

会見を終えたトニーが自宅へ戻ると、そこには眼帯をした謎の男が待ち受けていた。

謎の男はトニーだけがヒーローではないこと、アイアンマンになったことで大きな世界の一員となったことを話し出す。

 

彼は秘密組織シールドの長官、ニック・フューリー。

自己紹介を終えたフューリーは、トニーにこう告げた。

「アベンジャーズ計画の話をしに来た」

 

 

 

マーベル映画『アイアンマン』の作品概要

『アイアンマン』のあらすじはいかがだったでしょうか。

この項目では、今作の作品概要などを解説していきます。

 

マーベル映画『アイアンマン』の作品概要

監督

ジョン・ファブロー

脚本

マーク・ファーガス

ホーク・オストビー

アート・マーカム

マット・ホロウェイ

製作

アヴィ・アラッド

ケヴィン・ファイギ

製作総指揮

ルイス・デスポジート

ピーター・ビリングスリー

アリ・アラド

スタン・リー

デヴィッド・メイゼル

キャスト

ロバート・ダウニー・ジュニア

グウィネス・パルトロー

テレンス・ハワード

ジェフ・ブリッジス

クラーク・グレッグ

ジョン・ファヴロー

ショーン・トーブ

クラーク・グレッグ

サミュエル・L・ジャクソン

音楽

ラミン・ジャヴァディ

製作会社

マーベル・スタジオ

配給

(米)パラマウント・ピクチャーズ

(日)ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

公開

(米)2008年5月2日

(日)2008年9月27日

上映時間

126分

 

映画『アイアンマン』に登場した人物を紹介!

キャストや今作に起用されたエピソードや、今後のMCU映画で活躍するキャラクターなどもまとめているので、チェックしてみてください。

 

トニー・スターク(演:ロバート・ダウニー・Jr)

ロバート・ダウニー・Jr演じるトニー・スターク


 

深紅の最新式アーマーを身にまといアイアンマンとなる今作の主人公、トニー・スターク。

軍需企業スターク・インダストリーズ社長にして生粋のプレイボーイであるトニーは、自身の開発した武器で得た利益と名声で、派手な遊びを謳歌していた人物です。

 

そんな彼は、自社の兵器が米国を守る抑止力として働いていただけでなく、平和を脅かすテロ組織に悪用されていた事実をきっかけに正義の心に目覚めていきます。

 

拉致された際に開発した生命維持装置、アーク・リアクターを動力源とするパワードスーツはトニー自身しか扱うことができません。

誰もが扱える兵器ではなく、トニーのみが裁量を下せるこのパワードスーツこそが、アイアンマンであり、彼がヒーローとしての道を歩んでいくことを決定づけたと言っていいでしょう。

 

今作でトニー・スタークを演じたロバート・ダウニー・Jrは、薬物中毒で何度も逮捕された過去を持つ異例の俳優。

高い演技力が評価され受賞経験もある彼ですが、彼の薬物中毒は、何度もそのキャリアを失墜させかけました。

その後、長い苦悩を得て薬物と完全に決別した彼が、今作でヒーローを演じる大役に抜擢されたことは、作中のトニーとも重なる部分もある非常に意味のある起用だと言えるでしょう。

 

MCUの始まりを告げる男であり、今作から続く物語においても特に焦点が当たる注目人物トニー・スターク。

今作を見た方は、今後の動向もぜひチェックしましょう!

 

ペッパー・ポッツ(演:グウィネス・パルトロー)

グウィネス・パルトロー演じるペッパー・ポッツ

 

トニーの専属秘書、ペッパー・ポッツ。

破天荒なトニーをコントロールするスケジュール管理力と、彼に振り回されても寄り添う聡明な心の持ち主です。

 

今作においては、兵器開発を中止しアイアンマンとしてヒーローの道を歩んでいくトニーに懐疑的な気持ちを抱きつつも、そんな彼を理解し、サポートしていく展開が描かれていきます。

 

プレイボーイなトニーも、献身的なペッパーの前では、紳士的な対応をするのが面白い点!

気心の知れた仲である彼らの恋路にも、今作以降で描かれていくので注目したい描写となっています。

 

ジェームズ・”ローディ”・ローズ(演:テレンス・ハワード)

テレンス・ハワード演じるローディ

 

トニーとは旧知の仲である空軍中佐。

公私ともにトニーに振り回されますが、破天荒な彼をたしなめられる数少ない存在でもあります。

 

冷静沈着に任務をこなす反面、ユーモアのある人物でもあり、ブラックジョーク好きのトニーとは、軽口を楽しむ一面も。

 

物語の終盤、トニーの自宅で彼の窮地を救う場面では、パワードスーツ試作機であるマーク2を一瞥し「次の機会に」というセリフを残しますが、これはローディが後にアイアンマンと双璧を成すヒーロー、ウォーマシンになることを示唆しています。

 

今作でローディを演じたのは、『クラッシュ』や『プリズナーズ』で知られるテレンス・ハワードですが、以降の作品では俳優が『オーシャンズ11』や『天使のくれた時間』のドン・チードルに変更。

次作『アイアンマン2』から演じている役者が異なっているので注意が必要です。

 

フィル・コールソン(演:クラーク・グレッグ)

クラーク・グレッグ演じるフィル・コールソン

 

戦略国土調停補強配備局、通称S.H.I.E.L.D(シールド)のエージェント。

今作においては、ペッパーからトニーの生還エピソードを聞き出そうと嗅ぎまわっており、その結果、オバディア暗躍が発覚した際にはペッパーと共にオバディア逮捕のために動くこととなりました。

 

今作を封切りに、様々なヒーローの映画が展開されるMCUですが、そんな作品たちを跨いで登場するエージェントがコールソン。

コールソンを介して、作品同士が世界観を共有していることがより感じられるので、今後作品を追っていく方は彼の動向に注目しながら見進めることをオススメします!

 

ハッピー・ホーガン(演:ジョン・ファブロー)

ジョン・ファブロー監督演じるハッピー

 

トニーの運転手兼ボディーガードを務める人物で、ペッパーやローディと同様、わがままな彼に振り回される人物。

 

今作においての登場は少なく、トニーが生還時の車内でハンバーガー屋に寄れと言っているシーンなどでその存在を確認できます。

しかし、今作以降様々な作品で姿を表す人物となっているので、覚えておきたいキャラクターの1人といえるでしょう。

 

ハッピーを演じたのは、今作『アイアンマン』でメガホンをとったジョン・ファブロー監督。

監督から俳優、はたまたプロデューサーもこなすマルチな才能の持ち主で、続くマーベル映画でも役者、裏方問わずシリーズに貢献しているキーマンとなっています!

 

オバディア・ステイン(演:ジェフ・ブリッジス)

ジェフ・ブリッジス演じるオバディア

 

スターク・インダストリーズのNo.2にして、トニー拉致事件の黒幕であった今作のヴィラン。

テロ組織テン・リングスと繋がっており、会社で製造していた武器や兵器を闇ルートで流通させていた人物です。

 

温厚な性格でトニーに手を焼くも、彼を信頼する「理解ある副社長」の顔を演じていますが、その裏で彼を暗殺し、スターク・インダストリーズを手中に治めようと画策していました。

トニーが拉致脱出時に使用したパワードスーツの残骸から、より強力な兵器を搭載し、アイアンマンよりも一回り巨大なアイアンモンガーを作成。

これに搭乗し、トニーに立ちはだかっていきます。

 

ホー・インセン(演:ショーン・トーブ)

ショーン・トーブ演じるインセン

 

トニーがテン・リングスに囚われた際に、同じく捕虜になっていた科学者兼外科医。

グルミラという小さな村の出身でありながらも、何ヵ国語も話す優秀な人物です。

 

トニーがテン・リングスの襲撃で受けた負傷を治療し、体内にある爆弾の破片が体を傷つけないよう彼の胸に電磁石を埋め込む施術を行いました。

これが結果的に、トニーが小型版アーク・リアクターを開発するきっかけとなり、それを動力とするパワードスーツ制作においては助手も務めています。

 

脱出する際に囮役を担い命を落としますが、死の淵に「自分の命を無駄にするな」とトニーに言い残しました。

 

以上のことから、動力源、パワードスーツ、そして武器商人であったトニーの心を変えた人物として、アイアンマン誕生になくてはならない存在といっても過言ではありません。

登場時間は限られていますが、こういった陰の功労者がこれから続くトニーのヒーローとしての道のりを決定づけたというのは、忘れてはなりません!

 

 

アベンジャーズにつながる!MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)記念すべき1作品目!

 

マーベル映画『アイアンマン』は、アイアンマンやスパイダーマン、キャプテン・アメリカなどの有名ヒーローが集合する超大作『アベンジャーズ』など、様々なヒーローが世界観を共有するマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)の記念すべき1作品目!

 

今作で登場したアイアンマンのいる世界から、今後続々と新たなヒーローたちが登場、活躍し、アベンジャーズシリーズへと繋がっていく壮大な物語が展開されていきます。

 

 

1作品だけを視聴してスーパーヒーローたちのアクションや物語を楽しめるのはもちろん、それぞれの作品の中には、他作品のヒーローや巻き起こった事件への繋がりといった小ネタやイースターエッグが盛りだくさん!

 

そんな様々な作品で紡がれていくMCUにおいて、公開第1弾である『アイアンマン』は、初心者に最もオススメできる作品となっています。

これから作品を追っていく上で核となっていくトニーの活躍を、まだ未視聴の方はぜひご自身の目で確かめてください!

 

 

【感想】スーパーヒーローの通説を塗り替えた「私がアイアンマンだ」

筆者は本記事を作成するにあたって再度本作を視聴しましたが、『アイアンマン』の魅力は王道のヒーロー誕生物語でありながらもそれまでの通説を塗り替え、より現実的なヒーローを描いたところだと強く感じました。

 

アイアンマンは、今作で映像化される以前からマーベルコミックに登場していたヒーローですが、一般的に広く認知されているキャラクターではなく、それまでマーベルの人気ヒーローといえば、スパイダーマンやX-MENのウルヴァリンなどが上げられるかと思います。

彼らは、蜘蛛の糸を使ったアクションであったり、鋭い爪を生やして応戦するといった超常的な能力が魅力のヒーローと言えるでしょう。

 

しかし、アイアンマンは生身の人間が最新テクノロジーのアーマースーツを纏い、戦うといった、より現実的な側面が強いように感じます。

だからこそMCUの1作品目にふさわしく、この作品から現実世界とMCU世界が分岐したという見方もできるのではないでしょうか。

 

また、今作のラストはヒーローお決まりの通説を崩し、トニーが会見で世界中に「私がアイアンマンだ」と公表する印象的なものになっていました。

スーパーマンやバットマン、はたまたウルトラマンなど、古今東西様々なヒーローはその正体を明かさないということが通説となっているように感じます。

しかもこのラストセリフは、何とアドリブなんだとか!

撮影段階で脚本が完全に仕上がってなかったという逆境を逆手にとり、今作はその他にもアドリブが多く採用された作品となっています。

 

破天荒な社長トニー・スターク、ヒーローの通説を崩したアイアンマン、そして逮捕などの紆余曲折を経てその役を勝ち取ったロバート・ダウニー・Jr。

これらが全て合わさったことにより、『アイアンマン』はその他では見れない魅力的な作品に仕上がり、その後MCUが繰り広げる快進撃の火付け役となっているのだと感じます。


 

『アイアンマン』から今後繋がっていく押さえておきたい伏線や注目ポイント5選

MCU第1弾の『アイアンマン』についての作品内容を解説していきました。

ここからは今作で誕生したアイアンマンの以降の作品で注目したいポイントと、今作で描かれた今後のMCUで抑えておきたいポイントについて紹介していきます。

 

今作から作品を見た方も、要点を絞って以降の作品を楽しむ指標になるので、ぜひチェックしてみてください!

 

『アイアンマン』3部作と登場する他MCU作品

MCU作品において、アイアンマンが登場する作品は大きく以下2つの枠組みに分けることができます。

 

・『アイアンマン』3部作

・『アベンジャーズ』含むクロスオーバー作品

 

『アイアンマン』3部作はその名の通り、アイアンマンことトニー・スタークを主人公に据えた単体映画シリーズ。

今作『アイアンマン』から続く『アイアンマン2』、『アイアンマン3』までの作品となっています。

 

 

『アイアンマン』3部作

アイアンマン

アイアンマン2

アイアンマン3

 

その他にアイアンマンが登場するMCU作品は、『アベンジャーズ』といった様々なヒーローが登場する一大クロスオーバーから、その他の単体ヒーロー作品に登場するといった小規模クロスオーバーなど多岐にわたります。

 

アイアンマンが登場するクロスオーバー作品(公開順)

アベンジャーズ

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

スパイダーマン:ホームカミング

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

アベンジャーズ/エンドゲーム

 

MCUの顔といっても過言ではないアイアンマンは、他ヒーローに比べても様々な作品でその存在感を示すヒーロー。

故に、出演作品も多めとなっています。

 

この点で注意しなければならないのは、様々なヒーローたちの物語で紡がれていくMCU作品においては、ヒーロー単体映画シリーズの間にクロスオーバー作品が挟まれている場合があるという点です。

例として上げると、『アイアンマン2』(2010年公開)から『アイアンマン3』(2013年公開)の間には『アベンジャーズ』(2012年公開)があるので、『アイアンマン3』は『アイアンマン2』以降のみの物語ではなく、『アイアンマン2』以降かつ『アベンジャーズ』以降の物語となっています。

 

アイアンマンの活躍を中心にMCUを楽しみたい場合は、以下のアイアンマンが登場する物語の時系列順に視聴するようにしましょう!

 

アイアンマンが登場する物語の時系列

アイアンマン

アイアンマン2

アベンジャーズ

アイアンマン3

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

スパイダーマン:ホームカミング

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

アベンジャーズ/エンドゲーム

 

その他MCU映画作品の視聴順番などを詳しく解説した記事もありますので、気になった方は以下の記事もチェックしてみてください!

 

 

 

 

MCU恒例!エンドクレジットとスタン・リーのカメオ出演

MCU映画には、ほぼ全ての作品にお決まりのお楽しみ要素が盛り込まれています。

それがエンドクレジットとスタン・リーのカメオ出演!

 

エンドクレジットとは、MCUにおいて映画が終わりエンドロールが流れ終わった後に流れる映像のこと。

様々なヒーローの物語を紡いでいくMCUならではのこの映像は、今後の物語の展開を示唆する意味深なセリフや、まだ本編未登場の新キャラクターお披露目など次回作が気になるサプライズ要素が盛りだくさん!

映像は1つとは限らないので、エンドロールの途中で映像が挟まれても気を緩めずに最後まで視聴するようにしましょう!

 

もう一つのお決まりは、マーベルコミックで様々なスーパーヒーローを生み出した原作者スタン・リーのカメオ出演。

『アイアンマン』や『スパイダーマン』、『X-MEN』など名だたるアメコミ作品の生みの親であるスタン・リーが、作中どこかで顔を出します。

 

スタン・リーの風貌

 

 

サングラスと白髪がチャーミングな彼が、どこで何をしているのか、ヒーローの活躍が描かれる本編を楽しみながら探してみてください!


 

アイアンマンを形作るパワードスーツと動力源アーク・リアクター

アイアンマンの代名詞ともいえるパワードスーツ。

メカニカルなデザインと、そのアーマーが搭載しているギミックが見ている人の心を揺さぶります。

 

アイアンマン

 

そんなパワードスーツですが、1作目である今作においてもその姿かたちや機能が次々に改良、追加され、強く魅力的になっていきました。

ヒーローとしての使命を得たトニーは、これ以降の作品でも常に最新技術を開発し、スーツをアップグレードさせていきます。

強力な武器なのか、はたまた利便性なのか…天才が突き詰め続けるアイアンマンの進化は留まることを知りません。

 

作品で登場するたびに、どんな新しいギミックが搭載されているのか注目しましょう!

 

また、そのパワードスーツの力を引き出すアイアンマンの心臓、アーク・リアクターにもまだまだ謎が秘められています。

インセンによって一命を取り留め、新たな人生を得た鉄の男トニー、そしてペッパーがプレゼントしたリアクターで、再び奮起した今作の終盤。

 

トニー・スタークにも心がある

 

“トニー・スタークにも心がある”とつづられたアーク・リアクターの真意がわかるまで、MCUを追っていってほしいと切実に願ってしまいます…!笑


 

トニー・スタークという名が持つ抑止力と影響力

今作でトニーはヒーローとしての使命に目覚めましたが、一貫して変わらずに描写されている点があります。

それは、彼が軍需企業の社長で兵器を開発製造しているにせよ、アイアンマンというヒーローになるにせよ、トニー・スタークという存在が平和を守る抑止力になっているという点です。

 

トニー・スターク

トニー・スターク

 

確かにトニーは、自身でしか扱えないパワードスーツを開発し、それまでの兵器を開発するだけの無責任な自分とは決別をしました。

しかし、世界中にアイアンマンの正体がトニーであると公にしたことで、兵器を開発する以上にヒーローとしての責務を全うし、平和を維持しなければならない象徴的な抑止力としての側面を一手に担ったと考えられるのではないでしょうか。

 

スーパーヒーローという、新たに巨大な抑止力が存在するMCU世界へ突入した以降の物語では、そこで生きる人々に様々な価値観を生み出します。

ヒーローに憧れる者、助けを求める者、救われなかったことに恨みを抱く者、そしてその力を悪用しようとする者…。

 

アイアンマンになる以前から世間に知られている彼は、セレブであるトニー・スタークとして、平和を守るヒーローとして、両方の面で対応しなければなりません。

そのいくつもの枝分かれが、MCU世界に良い面でも悪い面でも影響を与えていくことになります。

 

ヒーローという象徴になったトニーが、今後どのように平和を作るために葛藤していくのか、その影響によって生まれるヒーローやヴィランといった点にも期待していきましょう!


 

暗躍する組織テン・リングス

テン・リングスのエンブレム


トニーを襲撃し拉致したテロ組織”テン・リングス”。

今作で登場したリーダーはラザと呼ばれるスキンヘッドの男でしたが、彼はこの組織の中東支部リーダーで、本当のボスは別で存在しています。

 

再度平和を脅かす組織として、アイアンマンに立ちはだかるのか、それとも…?

まだまだ謎の多い組織となっていますが、以降の作品で詳細が明らかになっていくので、頭の片隅に置いておきましょう!

 

このように、MCUでは世界観を共有するという強みを最大限生かし、ヴィラン側にも後々判明する伏線があるので、注目ポイントとなっています。

 

 

MCU映画『アイアンマン』のあらすじ解説まとめ

 

MCU映画『アイアンマン』のあらすじについて解説してきました。

最後に記事をまとめていきます。

 

 

MCU映画『アイアンマン』あらすじ記事についてのまとめ

 

・映画『アイアンマン』は『アベンジャーズ』シリーズなどで知られるマーベル・シネマティック・ユニバース作品の第1弾

 

・天才的かつ破天荒な社長トニー・スタークが、パワードスーツを纏い活躍する大作ヒーローアクション作品

 

・アイアンマンのタイトル作品は全3作品、その他アイアンマンは6つのMCU作品に登場している

 

・第1作品目にして、MCUに火をつけた単体映画としても以降の大きな枠組みで見ても、アツくなれる初心者必見作

 

 

MCU第1作目にして、完成度の高い作品『アイアンマン』。

これ以降もさらなる盛り上がりを見せるMCUですが、まずは今作からマーベル映画デビューをしてみてはいかがでしょうか?

 

きっとアイアンマンやトニー・スタークの虜になるハズです!

 

 

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※本ページの情報は2023年10月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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クマミ

トイストーリーと共に育ち、大人になってしまった人。 好きな映画はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーです。 おいしいウィスキーを飲みながらオシャレな映画が見たいこの頃。 皆さんが作品を見たくなるような記事を書くため精進中!

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