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炭治郎が鬼化!その強さと人間の戻り方を解説!

エンタミート編集部

更新日:2021-10-15

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鬼滅の刃に登場する敵キャラクター・鬼舞辻 無惨を竈門 炭治郎一行は倒すことに成功しました。しかし、最後に炭治郎が鬼化してしまうという事態に陥りました。

 

今回の記事では、炭治郎はどうして鬼になってしまったのか、鬼になるまでの移り変わりはどうだったのか、鬼化した炭治郎は強いのか、どうして人間に戻れたのかといった点について解説していきます。鬼化してしまった炭次郎についてより詳しく知りたいという人は、ぜひ目を通して見てください。

 

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炭治郎が鬼になる!?衝撃の展開とは

 

 

無惨を倒したのち、炭治郎は鬼になってしまいます。まずは、炭治郎が鬼化した理由や鬼化した炭治郎に対するファンの反応からみていきましょう。

 

なぜ炭治郎は鬼化したのか

 

炭治郎が鬼化してしまったのは、無惨の血を注がれてしまったからです。物語の終盤で炭治郎は、ボロボロになりながら無惨を太陽のもとに引きずり出すことを成功させました。しかし、そのタイミングは既に遅かったのです。

 

なぜかというと、炭治郎は気絶していたため、巨大な肉の塊と化した無惨の中に閉じ込められてしまったからです。閉じ込められていた無惨の肉体で、無惨の血を注がれてしまいました。この時無惨は、炭治郎が即死せずに生き残れた場合、陽の光を克服する最強の鬼になると考えていました。

 

普通なら無惨の血を注がれると耐えることができずに即死してしまいます。しかし、鬼になっても人を喰わなかった禰豆子の兄であることや最強の剣士として知られている縁壱と同じ日の呼吸を使えるただ1人の存在だったことから、無惨は炭治郎に全てを託したということになるでしょう。

 

鬼化した炭治郎はかっこいい!?ファンの反応

 

炭治郎が鬼化してしまったシーンは悲しいシーンの1つです。そんなシーンでありながら、鬼化炭治郎をみたファンからはかっこいいという声も聞かれています。では、どのような反応があったのか見てきましょう。

 

 

 

 

ファンからはこのような声が聞かれています。鬼化してしまうことはとても衝撃的ですし、まさか炭治郎が鬼になってしまうとは思っていなかった人がほとんどのはずです。そのため、悲しい気持ちになってしまうファンも少なくありませんでした。

 

しかし中には、そんな炭治郎の姿もかっこいいと感じているファンもいます。流れ的に絶望的な気持ちになってしまうシーンですが、そのビジュアルの良さがファンの心を掴んだのです。

 

 

炭治郎が鬼になるまでの移り変わり

 

 

炭治郎は、無惨の血を注がれてからすぐに鬼になってしまったわけではありません。続いては、炭治郎が鬼になるまでの移り変わりについてみていくことにしましょう。

 

第一形態:無惨の攻撃を喰らい顔半分が醜く腫れ上がった姿

 

第一形態は、無惨の攻撃を喰らったことによって顔の半分が醜く腫れ上がってしまった姿です。無惨と戦っている時に、右目に斬撃を喰らってしまい一度は死んでしまったかと思われたのですが、珠世の薬を投与することで復活を遂げたのです。しかし、無惨の血の影響が残ってしまったため、顔の右半分がまるで鬼化したかのように腫れ上がりました。

 

この段階ではまだ鬼になりきっておらず自我を保つこともできていたため、鬼化とは言い切れないかもしれません。しかし、無惨の血の影響を受けているため鬼化の第一形態だと考えることも可能です。

 

第二形態:死亡したと思われた炭治郎が復活した姿

 

第二形態は、死亡したと思われた炭治郎が復活した時の姿です。太陽の光で焼かれて死んでしまいそうになった時、燃え尽きてしまう前に無惨は血と力を全て注ぎ込みました。そして、炭治郎は無惨のすべてを取り込み、自我を失って完全なる鬼になってしまったのです。

 

無惨の血や力と適合したことによって、顔にできた醜い腫瘍は消え去り、失ってしまった腕も一瞬で生やせるほどの再生力を手にしました。それだけではなく、無惨が目論んだ通り太陽の光をも克服する鬼になりました。

 

 

鬼化した炭治郎は最強!?その強さに迫る

 

 

炭治郎は、無惨から血を注がれている時に「竈門 炭治郎、お前は陽の光をも克服し、最強の鬼の王になるだろう」と言われています。そして実際に、太陽の光を克服する鬼に変化していきました。そんな鬼化した炭治郎の強さについて解説していきます。

 

元々「鬼の素質」が非常に高かった

 

鬼化した炭治郎が最強とも呼ばれる鬼になったのは、元々鬼の素質があったからだと考えられます。炭治郎は愈史郎から「鬼の素質がある」と言われたことがありました。なぜそのように言われたのかというと、無惨の血に一瞬で順応して鬼化していたからでしょう。

 

これは、元々炭治郎が鬼の血に順応しやすい体質だったという理由が挙げられます。一般的には無惨の血を注がれると変化に耐えることができずに死んでしまうのですが、炭治郎の場合は無惨の血だけではなく力も注がれたにも関わらず無事でした。このことから、鬼の血に順応できる体質の持ち主だったことが分かります。

 

上弦の壱である黒死牟は、「強い剣士ほど鬼になるには時間がかかる。私は3日かかった。呼吸が使える者を鬼とする場合、あの方からの血も多く頂戴せねばならぬ。」と言っています。しかし、柱に匹敵するような力を持っているにも関わらず炭治郎は一瞬で鬼になれました。このことからも、鬼の素質がかなりあることが容易に想像できます。

 

それだけではなく、太陽の光を克服したり、自我が残っていたりといった点からも、素質があったのではないかと考えられます。鬼化した場合、無惨の細胞の言いなりになってしまうため自我はなくなってしまうのですが、あらがうことができていました。それは、鬼の血を自分自身でコントロールできる証だと言えます。

 

愈史郎は「太陽を克服することが鬼の素質」という理論を展開していて、それが正しいかどうかは定かではありません。しかし、太陽の光を克服したということは鬼として進化を遂げたことの表れでもあり、無惨の血を昇華させたと考えることができます。それを踏まえて考えてみると、太陽の光を克服できたのは鬼の素質が元々あったからだと言えるでしょう。

 

さらに、鬼化してしまった炭治郎には赫刀の攻撃もききませんでした。つまり、ダメージを与える方法がないということになるため、鬼としての完全体にかなり近い状況になっていたことも想定できます。

 

その他にも、鬼としての素質が高かったと考えられる理由がいくつか考えられます。それは、竈門家自体に鬼の才能が有ったという理由です。妹の禰豆子も1度は鬼になりましたが、太陽の光を克服しています。そのため、竈門家に何らかの秘密があるのではないかと考えることができるのです。

 

鬼は、およそ1,000年もの間無惨によって作られてきました。その中で、炭治郎と禰豆子だけが太陽の光を克服できたというのは単なる偶然ではない可能性が非常に高いです。したがって、竈門家にその秘密があると考えられます。

 

竈門家の人間が鬼の素質を持っていたという点に関して言えば、竈門家は影響を受けやすい血筋だと考えることもできます。なぜかというと、縁壱の日の呼吸にも順応できているからです。見様見真似で数百年に渡り正確に受け継いでいることから、順応する能力にぐれた血筋だからこそ、鬼に順応できたと考える人もいます。

 

鬼化炭治郎が使用する術

 

鬼化した炭治郎は、作中で2つの術を繰り出しています。それが、衝撃波のような術と無惨が使っていた触手のようなものを背中から繰り出す術です。

 

衝撃波のような術は、上弦の弐である童磨や上弦の伍である玉壺が持つ能力によく似ています。これは、エネルギーを具現化する血気術の1つだと考えることができます。

 

また、無惨が使っていた触手のようなものを背中から繰り出す術は、無惨の血や力を全て注がれたことによって使えるようになったのだと考察できるでしょう。そのまま鬼になっていたとしたら、鬼殺隊にとってかなりの脅威になっていたことは言うまでもありません。

 

 

炭治郎が人間に戻れた理由

 

 

炭治郎は、1度鬼になってしまいましたが人間に戻ることもできました。通常であれば鬼になったら人間に戻ることはできないため、異例の事態だと言えます。では、どうして炭治郎が人間に戻れたのか、その理由についてみていきましょう。

 

禰豆子からの必死の呼びかけ

 

1つ目は、禰豆子からの必死の呼びかけがあったからという理由です。

 

精神世界の中では、無惨の腫瘍によってがんじがらめになっています。そんな中で、「ずっと私何もわからなくなっててごめんなさい。お兄ちゃん独りに全部背負わせたね」、「悔しいよ、お兄ちゃん負けないで、鬼になんてなっちゃだめ」、「お兄ちゃん。帰ろう、ね。」という禰豆子の声が炭治郎の耳に届くのです。

 

そんな禰豆子を鋭い爪で引きはがそうとする炭治郎に対して無惨は、「前を向くな。人を信じるな。希望を見出すな。鬼でなくなれば数年のうちに死ぬのだぞ。痣の代償は支払わねばならぬ。」と炭治郎が元に戻ることを引き留めようとします。それだけではなく、「お前は私の意志を継ぐ者だ。」とか「大勢死んだと言うのにお前だけ生き残るのか?」といった言葉を浴びせ、炭治郎を押さえつけようとします。それに炭治郎の心は折れかけてしまうのです。

 

そんな時、死んでしまった人の手が炭治郎の背中を押し上げていきます。そして、生き残っている仲間と死んでしまった仲間の想いに応えなければいけないという気持ちになり、人間に戻ることができました。

 

カナヲが薬を打ち込むことに成功

 

2つ目は、カナヲが薬を打ち込むことに成功したという理由です。

 

鬼化した炭治郎とカナヲが戦った時、既にカナヲは満身創痍でした。童磨との戦いで花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼を使ったことにより、右目は失明していました。花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼は、失明してしまうリスクを持つ危険な技なので、目が良いと言われているカナヲだからこそ使えたと言えます。

 

この技は、マンガの描写からも分かるように目に血液を集中させています。眼球に対する圧力をかけて動体視力を限界値近くまで上昇させることができるのです。そのような状況下で、カナヲは左目で花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼を使って、鬼化した炭治郎の攻撃を喰らいつつもしのぶから託された薬を打ち込むことに成功しました。

 

鬼を人間に戻すための薬は、元々珠世が3種類作っていました。1つは禰豆子、そしてもう1つは無惨に使われています。残りの1つをしのぶからカナヲが預かっているという回想シーンがあることから、その薬が炭治郎に使われたと考えられるでしょう。

 

その他に、しのぶが産屋敷 耀哉の計らいによって藤の花から作った薬の開発を行っていたことが伺える描写もあります。その薬もカナヲに託されているため、そちらを使用した可能性もないとは言い切れません。

 

仲間のよびかけに治ることができた

 

3つ目は、仲間のよびかけに治ることができたという理由です。

 

前述したとように妹の禰豆子が必死に呼びかけたこと、カナヲが薬を打ち込むことに成功ことは人間に戻るための重要な要因だったと考えられます。それだけではなく、仲間のよびかけも大きな影響を与えました。

 

善逸は、「こんなのあんまりだ。」とか「禰󠄀豆子ちゃんどうするんだよ。」、「炭治郎…」と泣きわめきます。伊之助は3人の間で交わした「俺たちが仲間だからさ」、「兄弟みたいなものだからさ」、「誰かが道を踏み外しそうになったら皆で止めような」、「どんな苦しくてもつらくても、正しい道を歩こう」という約束を思い出しながら炭治郎に斬りかかろうとします。しかし、対峙した時に優しい炭治郎の姿を思い出し、「斬れねぇ!」、「できねぇ!」と躊躇う様子が描かれています。

 

また、炭治郎が禰豆子に対して鋭い爪で切り裂こうとした時も2人は声をかけ続けたのです。善逸は「禰󠄀豆子ちゃんだぞ!元に戻ってる人間に戻ってる。こんなことしたら死んじゃうよ!」と言い、伊之助は「ガーガー言うな。禰󠄀豆子に怪我とかさせんじゃねぇ。お前そんな…そんな奴じゃないだろ!あんなに優しかったのに。元の炭治郎に戻れよおぉぉ!!」と泣きながら炭治郎を殴ります。

 

これまでずっと一緒に戦ってきた仲間の声は炭治郎の心にすぐ届くことはありませんでした。しかし、それは人間に戻るためのきっかけになっていたと考えることもできます。

 

鬼化炭治郎が「上弦の零」と呼ばれている理由

 

 

ネット上では、鬼化した炭治郎のことを「上弦の零」と呼んでいる人もいます。上限の鬼は、無惨の配下にいる強い敵キャラクターの事を指します。鬼化はしていますが炭治郎も上弦の一因だと言えるのでしょうか?

 

結論から言ってしまうと、炭治郎は上弦の零と公式では呼ばれていません。なぜかというと、上弦の鬼は上弦の壱から上弦の陸までの6体のことを意味するからです。もしも炭治郎が上弦の零だとすると、十二鬼月の設定自体が崩れてしまいます。

 

十二鬼月は、他よりも力が強い無惨直属の配下のことです。上限の壱が最も強く、下限の陸が最弱とされています。しかし、下位の鬼が上位の鬼に挑む決戦を行うことでくらいの変動が起こる場合があるのです。

 

このことから、上弦と下弦を合わせて12体の鬼が直属の配下にあることが分かります。したがって、上弦の零は公式の設定で存在していないと言えるのです。炭治郎が上弦の零だというのはあくまでも二次創作の世界における設定ということになるでしょう。

 

作中では、無惨は「自分を超える最強の鬼の王になる可能性がある」と考えている描写がありました。さらに愈史郎も「炭治郎の鬼の素質は最強」といったセリフを残しています。これらの描写から、炭治郎は上弦という域を超える存在になるとも考えられます。

 

実際に、太陽の光や赫刀を克服していることもあり、上弦の零よりも“鬼の王”の方がふさわしいのではないかと考える人も多いでしょう。

 

二次創作の世界で上弦の零が存在していますが、SNSでは作者のワニ先生こそが上弦の零なのではないかという声も上がっています。なぜかというと、最終決戦で鬼や鬼殺隊の命や手足が容赦なく奪われていく描写が描かれているため、それを描いている作者自身が一番ヤバいのではないかという意見があるからです。

 

鬼化した炭治郎の情報まとめ

 

 

鬼滅の刃では、主人公である炭治郎が物語の終盤で鬼化してしまいます。そのシーンに衝撃を受けたという人は少なくないでしょう。鬼になってしまうと元に戻ることが基本的にはできないため、どのような展開になるのかドキドキしながら読み進めた人もいるはずです。

 

しかし炭治郎は、禰豆子からの必死の呼びかけがあった、カナヲが薬を打ち込むことに成功した、仲間のよびかけに治ることができたといった理由から人間に戻ることができました。元々、鬼の素質があったことも自我を失わずに済んだ要因だと考えられます。

 

まさかの展開を迎える鬼滅の刃ですが、原作では転生したあとの幸せそうな様子が最終巻で描かれています。アニメではまだそこまで話が進んでいませんが、いずれ最終巻付近もアニメ化される可能性はないとは言い切れません。アニメ化された場合、DMM TVなどの配信サイトで配信される可能性もあるため、これまで鬼滅の刃をずっとアニメでも観てきたという人は要チェックです。

 

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※本ページの情報は2021年10月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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