映画『プリンセスと魔法のキス』基本情報
2009年に公開された、ディズニー長編アニメーション映画『プリンセスと魔法のキス』は、ジョン・マスカーとロン・クレメンツが共同監督・共同脚本を務めた作品です。
ジョン・マスカーとロン・クレメンツはウォルト・ディズニー・カンパニーに所属しており、共同監督・共同脚本を務めることが多く、『リトル・マーメイド(1989年)』や『アラジン(1992年)』などを手掛けています。
『トレジャー・プラネット(2002年)』の監督を担当した後、2004年に2人はウォルト・ディズニー・カンパニーを退職しましたが、復帰し、本作『プリンセスと魔法のキス』を制作しました。
2人が共同監督を務めた最新作は、『モアナと伝説の海(2016年)』となっています。
映画『プリンセスと魔法のキス』基本情報
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原題
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The Princess and the Frog
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監督
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ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ
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脚本
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ジョン・マスカー
ロン・クレメンツ
ロブ・エドワーズ
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音楽
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ランディ・ニューマン
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制作会社
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ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
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配給
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ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャー
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制作国
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アメリカ
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公開日
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アメリカ:2009年12月11日
日 本:2010年3月6日
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上映時間
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97分
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興行収入
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2億6,647万5,899ドル
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映画『プリンセスと魔法のキス』配信状況
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支払い方法
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動画ダウンロード
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可能(アプリのみ)
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取り扱いブランドと
主な配信作品
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ディズニー
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『プリンセスと魔法のキス』『シンデレラ』など
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ピクサー
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『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』など
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マーベル
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『アベンジャーズ』MCUオリジナルドラマなど
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スターウォーズ
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全エピソード、オリジナルドラマなど
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ナショナルジオグラフィック
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『ディズニーアニマルキングダムの魔法』『リミットレス』など
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スター
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『タイタニック』『アバター』など
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映画『プリンセスと魔法のキス』簡単なあらすじ【ネタバレなし】
自分のレストランを持つという夢を抱いていた少女・ティアナは、賢明に働き、貧しいながらも必死にお金を貯めていた。
ある日、幼馴染の父が開催した仮装パーティーに調理人として参加したティアナは、悪い魔法使いによってカエルに姿を変えられてしまったナヴィーン王子と出会う。
人間に戻るためには「プリンセスとキスすること」だと言うナヴィーン王子は、偶然ドレスを着ていたティアナをプリンセスだと勘違いし、キスをして欲しいと懇願する。ティアナは渋々キスを交わしたが、ナヴィーン王子はもとには戻らず、ティアナがカエルになってしまった。
2人は人間に戻るため、驚きに溢れた冒険を始める―。
映画『プリンセスと魔法のキス』登場キャラクター&キャスト(声優)
ティアナ
(画像右)
本作の主人公。ニューオリンズの貧しい家庭に生まれた。
幼い頃から料理が得意で、亡き父に代わり自分のレストランを持つことを夢見ている。貧しいため、アルバイトをして必死にお金を貯めている。
努力家で生真面目な性格だが、夢を叶えるために仕事に没頭するあまり、家族や友人と過ごす時間が少なくなってしまっている。
キャスト(声優):アニカ・ノニ・ローズ/幼少期:エリザベス・ダンペアー
日本語吹き替え版:鈴木ほのか/幼少期:藤井結夏
ナヴィーン王子
(画像中央)
架空の国・マルドニアの王子。甘やかされて育ったために怠け者かつお調子者なプレイボーイになってしまい、自由奔放過ぎるため親に勘当されている。楽しく生きることをモットーにしており、働くことが嫌いな様子。
ジャズが好きで、趣味はウクレレを弾くこと。音楽に溢れたニューオリンズを訪れる最中に、ドクター・ファシリエに言葉巧みに魔法をかけられ、カエルの姿に変えられてしまった。
キャスト(声優):ブルーノ・カンバス
日本語吹き替え版:丹宗立峰
ドクター・ファシリエ
本作のヴィラン(悪役)。通称“影の男”。
ブードゥーの呪術を操ってインチキな商売をしている、ナヴィーン王子をカエルに変えた張本人。
貧しい家庭に生まれたために裕福な人々を憎んでおり、ニューオリンズの街一番の富豪であるビッグ・ダディを殺して遺産を奪い取り、ニューオリンズを支配しようと企んでいる。
キャスト(声優):キース・デイヴィッド
日本語吹き替え版:安崎求
レイモンド(レイ)
ニューオリンズの川辺に住むオスのホタル。アカディア地方に入植し、最終的にアメリカのルイジアナ州に永住したフランス人を祖先に持つケイジャン。
「エヴァンジェリーン」という名前の一番星を美しいメスのホタルだと勘違いし、恋に落ちた。
ロマンチストで人助けが好きな親切な性格。ワニのルイスとは気の合う友人。
キャスト(声優):ジム・カミングス
日本語吹き替え版:駒田一
ルイス
沼地に住む巨大なオスのワニ。トゲのある植物と銃を持った人間が苦手な、少し臆病だが、お気楽で優しい性格。
トランペットの演奏が得意で、誰にも怖がられずに人間に混ざってジャズを演奏することを夢見ている。
キャスト(声優):マイケル・レオン・ウーリー
日本語吹き替え版:小林アトム
ママ・オーディ
ブードゥー教の尼僧。盲目であり、年齢は197歳。
明るく風変わりな性格だが、人間に戻りたいティアナとナヴィーン王子にアドバイスしてくれた頼れる存在。
大蛇のジュジュが相棒。
キャスト(声優):ジェニファー・ルイス
日本語吹き替え版:荒井洸子
ジュジュ
(画像左)
ママ・オーディの相棒である大蛇。杖の代わりになるなど、ママ・オーディをサポートしてくれている。
ママ・オーディに忠実で非常に愛情深い。
シャーロット・ラバフ
ティアナの親友。ビッグ・ダディの娘であり、裕福な家に生まれたため、少しわがままで思い込みが激しいところがあるが、根は友達思いで優しい性格。
お姫様になりたいという願望が強く、王子様と結婚することを夢見て、常にピンクのドレスを着ている。
キャスト(声優):ジェニファー・コーディー/幼少期:ブレアナ・ブルックス
日本語吹き替え版:三瓶由布子/幼少期:諸星すみれ
イーライ・“ビッグ・ダディ”・ラバフ
(画像左)
シャーロットの父であり、ニューオリンズで最も裕福で最も権力のある人物。製糖工場を保有している。
街の人々から尊敬され、愛されている存在。シャーロットを溺愛しており、他の人々に対しても友好的で陽気で寛大な人物。
世界で最も有名な謝肉祭の1つである、ニューオリンズ・マルディグラでは、5年連続でカーニバルキングに選ばれている。
キャスト(声優):ジョン・グッドマン
日本語吹き替え版:玄田哲章
ローレンス
ナヴィーン王子の召使い。ナヴィーン王子からの無礼やこき使われることに耐えられなくなり、復讐のためにドクター・ファシリエと手を組んだ。
彼の魔法によってナヴィーン王子の姿になりすます。
キャスト(声優):ピーター・バートレット
日本語吹き替え版:石住昭彦
映画『プリンセスと魔法のキス』元ネタ
映画『プリンセスと魔法のキス』は、2002年に発表されたE.D.ベイカーによる小説『カエルになったお姫様』をもとに制作されました。
『カエルになったお姫様』はグリム童話の『カエルの王様』のパロディーであり、劇中でも『カエルの王様』が引用されていたり、パロディとして使用されています。
『カエルになったお姫様』では主人公が白人の少女で王位継承者であるのに対し、『プリンセスと魔法のキス』では主人公・ティアナは黒人であり、王族ではなく貧しい家庭に生まれた一般的な少女に変更されました。
映画『プリンセスと魔法のキス』結末解説【ネタバレあり】
ここからはネタバレありで映画『プリンセスと魔法のキス』のストーリーを解説していきます!
※以下ネタバレ注意!!
大まかなストーリー
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レストランを持つことを夢見ていたティアナは、ある日、ドクター・ファシリエというブードゥー教を操る悪の魔術師によってカエルの姿に変えられたナヴィーン王子と出会う。彼はティアナのことをプリンセスだと勘違いし、人間に戻るためにキスをしてくれないかと懇願した。
ティアナは渋々キスをするが、ナヴィーン王子が人間の姿に戻らなかったどころか、ティアナまでカエルの姿になってしまう。
2人は川辺でワニのルイスとホタルのレイと出会い、ママ・オーディという尼僧なら魔法を解くことができると教えてもらう。ママ・オーディのもとに辿り着いたティアナとナヴィーン王子たちは、人間に戻してもらうように頼んだ。
ママ・オーディは「望むものではなく、本当に必要なものは何か考えること」と教え、夜の12時までにシャーロットとキスすれば人間に戻れると告げる。
急いでニューオリンズに戻ったティアナたち。シャーロットたちがいるパレードに辿り着いた。しかし、そこにファシリエが現れる。
ホタルのレイはファシリエの呪いの力の根源である仮面“タリスマン”を奪い取り、ティアナに渡した。しかし、レイはファシリエに踏みつけられてしまう。
ティアナはファシリエによって夢見ていたレストランの幻想を見せられた。レストランを持つことが長年の夢であることや、仕事を大切にしてきたことを思い出した。
しかし、揺れ動く感情の中でティアナは「本当に必要なものは愛だ」と自覚し、仕事を成功させるというファシリエの口車には乗らず、タリスマンを破壊した。ファシリエは呪いの対価として、ブードゥーの魔物たちによって自分の墓に引き込まれる。
気持ちを確かめ合ったティアナとナヴィーン王子は、カエルの姿のままジャングルで結婚式を挙げた。ティアナとナヴィーン王子がキスをすると、2人は人間の姿に戻る。―ティアナがナヴィーン王子と結婚したことで、プリンセスとなったからだ。
ニューオリンズに戻った2人は改めて正式な結婚式を挙げ、協力して「ティアナのお城」と名付けたレストランを開いた。
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本作の主人公・ティアナは、貧しい家庭に生まれた少女です。亡き父の「自分のレストランを持つ」という夢を背負い、レストランを開くために日々懸命に働いていました。
そしてもう1人の主人公は、カエルの姿に変えられたナヴィーン王子です。彼は真面目なティアナとは真逆の性格で、怠け者で楽天的な人物でした。しかし、ティアナと冒険を続けるうちに、徐々に性格は変化していき、いがみ合っていた2人も次第にお互いのことを思い合っていきます。
本作のヴィランは、ブードゥー教を操る魔術師ドクター・ファシリエです。彼はニューオリンズ1番の富豪であるビッグ・ダディを殺害し、財産を奪い取り、ニューオリンズを支配することを目的としていました。
最終的にティアナたちはファシリエを倒すことに成功。
ティアナとナヴィーン王子は「人間の姿に戻ること」よりも「本当に必要なもの」を優先し、カエルの姿のままで結婚することを選びます。
結婚式のキスで人間の姿に戻った2人は、ニューオリンズで自分たちのレストランを開き幸せに暮らしました。
映画『プリンセスと魔法のキス』ストーリー考察【ネタバレあり】
ここからはネタバレありで映画『プリンセスと魔法のキス』のストーリーを考察していきます。
劇中で疑問部分があった方や、より深く本作を知りたい方は要チェック!
※以下ネタバレ注意!!
映画の時代背景や舞台となった国
『プリンセスと魔法のキス』は、1920年代のアメリカ・ルイジアナ州のニューオリンズを舞台としています。
ニューオリンズはメキシコ湾に面し、ミシシッピ川の河口に位置する港湾都市であり、劇中でもティアナたちが川辺を冒険するなど、港湾都市であることを彷彿とさせる描写がありました。
また、ニューオリンズはジャズ発祥の聖地です。ワニのルイスがトランペットを演奏していたり、人間とともにジャズを演奏することを夢見ているなど、ジャズに関する描写も多く見られます。
このように、『プリンセスと魔法のキス』はニューオリンズの文化を全面に押し出した作品です。
ナヴィーン王子はなぜカエルになった?
ナヴィーン王子は、ティアナの幼馴染のシャーロットの父であり、ニューオリンズ1番の富豪ビッグ・ダディの仮装パーティーに招待され、ニューオリンズにやってきました。
しかし、仮装パーティーに向かう途中で魔術師ドクター・ファシリエと出会い、言葉巧みに騙され、カエルの姿に変えられてしまいます。
親に勘当されお金がないナヴィーン王子に「金持ちの娘と結婚するしかない。しかし結婚したら自由がなくなる。自由にはお金がかかる」と告げ、ファシリエの言うことを信じたナヴィーン王子は彼に促されるままに姿を変えられてしまいました。
レイモンドが死亡した理由は?
ホタルのレイモンド(レイ)は、ファシリエに踏みつけられ、瀕死状態に陥ってしまいました。
しばらくは息があったものの、ティアナとナヴィーン王子が結ばれたことを知ると、息を引き取ってしまいます。
しかし、彼が亡くなった後、彼がメスのホタルだと信じ恋をしていた星“エヴァンジェリーン”の横に、キラキラと輝く新しい星が誕生しました。
ヴィランのドクター・ファシリエの最後は?
ドクター・ファシリエは、呪いの力の根源である“タリスマン”という仮面をティアナに壊されたことで、ブードゥーの影の魔物たちによって“あちら側の世界”、つまり死の世界に引きずり込まれてしまいます。
ファシリエは「対価を払う」ことを条件に、ブードゥーの呪いの力や影の魔物たちを操っており、仮面を手放すときはその対価を払わなければなりませんでした。しかし、ティアナに仮面を壊されたことで影の魔物たちは対価を支払うことを要求し、何も借りを返せなかったファシリエは、力を使った代償として死の世界に連れて行かれます。
何もなかった場所にファシリエの墓が現れ、彼の最後となりました。
映画『プリンセスと魔法のキス』魅力&感想
映画『プリンセスと魔法のキス』の魅力や、実際に視聴した方の感想を紹介します!
ネタバレのない内容となっているため、まだ視聴したことがない方もぜひ参考にしてみてくださいね。
ディズニー初の黒人プリンセスが誕生
『プリンセスと魔法のキス』の主人公・ティアナは、ディズニー初の黒人プリンセスです。
今まで『シンデレラ』や『美女と野獣』など数多くのディズニープリンセスがいましたが、彼女たちは皆、白人でした。
大きな話題となり、今でも愛され続けるプリンセスとなったティアナ。黒人の人々にとって、かけがえのない作品となっているのではないでしょうか。
ストーリーとしても、ディズニープリンセスらしさのある煌びやかな描写やロマンチックな展開が見られます。しかし、王道な展開に加え現実的な要素も絡んでおり、より深みのある作品となっているのが本作の魅力です。
最後の手描き(セル)アニメーション映画
ディズニー長編アニメーション映画の第49作目である『プリンセスと魔法のキス』は、2023年現在、最後の手描き(セル)アニメーション映画です。
1937年に公開された世界初の長編カラーアニメーション映画『白雪姫』から、1989年公開の『リトル・マーメイド』まで、ディズニーはセルアニメーションを制作していました。
『リトル・マーメイド』以降はセルアニメーションとCGを組み合わせた作品が多くなり、2009年公開の『プリンセスと魔法のキス』で、遂にセルアニメーションが終了します。
そのため、本作は「初の黒人プリンセス」に加え、「最後のセルアニメーション」としても注目されました。
古き良きディズニー作品が好きな方は、『プリンセスと魔法のキス』をぜひ視聴してくださいね!
特にミュージカルシーンの描写は必見!
ティアナが歌うシーンではより昔らしさを感じられるように変わった絵柄で描かれていたり、ドクター・ファシリエが歌うシーンでは、ミュージカルらしい派手な演出が見られますよ!
2023年には、創立100周年を迎えたウォルト・ディズニー・カンパニーの記念作品として、映画『ウィッシュ』が公開されます。
(全米2023年11月22日公開/日本では2023年12月15日に公開)
『ウィッシュ』はディズニーの古典的な水彩アニメーションと、コンピューターアニメーションを組み合わせているため、古さと新しさが共存した作品となっており、予告公開から話題となりました。ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね!
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ロマンチックなだけでなく現実的な設定が魅力的
『プリンセスと魔法のキス』は、ディズニープリンセス映画でありながら、ロマンチックなシンデレラストーリーというだけでなく、現実的な設定や描写がある作品です。
例えば主人公・ティアナは貧しい家庭に生まれ、「自分のレストランを持つ」という夢のためにアルバイトをして懸命にお金を貯めています。
ナヴィーン王子は王子らしくなく、無礼者で怠け者、プレイボーイという有様で、親にも勘当されているのです。
本作のヴィランであるドクター・ファシリエは、人々の欲望につけ込み、自身の野望を叶えようとします。ナヴィーン王子は「何にも縛られず自由に金も得る」という言葉に騙されてカエルになり、ティアナは「レストランを持つ夢を叶える」という幻想を見せられて感情を揺さぶられました。
魔法が登場したり、人間の言葉を話すチャーミングなワニやロマンチストなホタルが登場するなど、ファンタジー要素もふんだんにありますが、「仕事の夢を叶えるか、愛を選ぶか」といった現実的な選択が物語の鍵となっています。
ティアナの幼馴染であるシャーロットも良いキャラクターで、おとぎ話の真実の愛に憧れており、ティアナとナヴィーン王子が結ばれた際には2人を祝福しました。シャーロットは、より現実的な要素を足してくれるキャラクターとなっているのではないでしょうか。
共感しやすい現実的な設定や、ディズニープリンセス作品でありながら、主人公・ティアナが「プリンセスになりたい」と思っているわけではないという斬新さが、本作の魅力の1つとなっています。
人気ない?面白い?視聴者の感想
『プリンセスと魔法のキス』を実際に視聴した方の感想を紹介します!
「面白い」「好き」といった感想が目立ちました!
特にジャズ発祥の聖地ニューオリンズが舞台ということを生かした音楽や、豊富に詰め込まれたミュージカルシーンを気に入った方が多い様子。また、登場キャラクターに魅力を感じる方も多いです。
主人公・ティアナは非常にしっかりした真面目な少女で、何かミスをしでかして事態をややこしくするなど、抜けている描写があまりありません。ティアナの芯の強さや、その性格によってスムーズに話が進むところは、本作の魅力と言えるでしょう。
また、ワニのルイスやホタルのレイも忘れてはいけないキャラクターです!
ワニのルイスはジャズが好きで怖がられずに人間とジャズを演奏したいと願う、チャーミングなキャラクター。ホタルのレイは夜空に光り輝く一番星“エヴァンジェリーン”に恋をしているロマンチストです。本作を面白くしている存在である2人は、やはり人気も高い様子。
一方で、このような意見もありました。
「カエルが苦手…」という方は、『プリンセスと魔法のキス』をあまり楽しめないようです。これは、カエルが主人公なので致し方ないところではありますね…(笑)
また、「ディズニーのプリンセス映画を見たい!」と思って本作を視聴した際に、思ったよりも現実的な物語が展開されていたり、主人公・ティアナでさえもカエルになり本編の多くでカエルばかりが映っていることに、理想のプリンセス作品とのギャップがあり苦手だと思う方もいるようです。
実際、他のディズニープリンセス映画と比べると、『プリンセスと魔法のキス』はあまり煌びやかな作品ではありません。現実的な要素が好きな方もいれば、もっとキラキラした作品を見たかったと思う方もいるでしょう。
また、プリンセスと王子の素敵なストーリーを期待していたら、主人公も王子もカエルで、カエルが冒険を繰り広げるというストーリーに衝撃を感じてしまうかもしれません。
『シンデレラ』や『美女と野獣』などに比べると日本では知名度の低い作品ですが、好きな方が多い作品なので、ぜひ「ディズニープリンセスらしい作品」といった先入観を捨てて視聴してみてくださいね!
映画『プリンセスと魔法のキス』実写化予定はある?
映画『プリンセスと魔法のキス』は、現在、実写化の予定はありません。
しかし、『シンデレラ』や『美女と野獣』が実写化されたり、2023年には『リトル・マーメイド』も実写映画が公開したり、『白雪姫』や『塔の上のラプンツェル』も実写化を制作する予定など、ディズニープリンセスの実写化ラッシュが続いています。
そのため、『プリンセスと魔法のキス』もいつか実写化されるのではないでしょうか。
ただ、本編ではカエルによる冒険シーンが多く、実写化することへの難しさも考えられるため、実写化されない可能性も否定できません。
『プリンセスと魔法のキス』に関する発表を待ちましょう!
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ディズニー作品を豊富に配信しているため、『プリンセスと魔法のキス』以外のディズニープリンセス映画や、マイナーなディズニー作品も視聴できちゃいます。
もちろんディズニー作品以外の国内外の作品も充実しているため、1つで幅広いジャンルを視聴可能です!
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