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DTIのIPv6への取り組み

DTI光のIPv6(IPoE)接続サービス

DTIのIPv6への取り組みについて

フリービット株式会社のグループ企業であるDTIはこれまで、”Being The NET Frontier! ~Internetをひろげ、社会に貢献する~”という企業理念の元、積極的にIPv6の普及・推進に取り組んで参りました。
フリービットグループのIPv6サービスは「誰もが技術を意識することなしに、今すぐにIPv6を感じることができる」環境の提供を目指しています。
従来のIPv4アドレスは,インターネット人口の増加やクラウドサービスなどの普及によりIPv4アドレスの消費が加速し、IPv6サービスへのニーズは高まっています。
次世代のインターネット接続環境のIPv6対応に備え、DTIはIPv4とIPv6が共存することの可能なサービス、環境をいち早くお客様にご提供するべく取り組みを行って参りました。

DTI、フリービットグループのIPv6への取り組みと業界動向

1998年12月 Internet Protocol, Version 6(IPv6) Specificationとして主な仕様が確定する。(RFC2373)
2003年3月 フリービット、独自技術「Feel6 Technology」を開発。同技術を利用して、「誰もが技術を意識するとことなしに今日からすぐにIPv6を“感じる”ことができる」環境をご提供する事を目的としたIPv6の大規模な実証実験を開始。
2004年6月 フリービット、世界初のIPv6対応の法人向けIP電話サービス「FreeBit Office One(フリービット・オフィスワン)IPビジネスホン」を学生・社員寮大手の共立メンテナンスに導入。国内最大規模の全国300拠点・2万台超のIPセントレックス型IPv6対応IP電話サービスの運用を開始。
2007年2月 フリービット、NTTが行うNGN(Next Generation Network)トライアル参加!
2007年5月 フリービット、楽天メッセンジャー株式会社が提供開始したWeb上で動作するインスタント・メッセージ「楽天メッセンジャー」の開発にあたり、Emotion Link(IPv6のTCP/IPスタックを内包)、IPv6 SIPなどを提供。
2007年11月 フリービット、インプレス標準教科書シリーズ 「IPv6教科書」 執筆に参加。
2009年6月 フリービットパートナー、北京天地互連(BII)が中国全土に置いて仮想技術を利用した中国初の一般ユーザー向けIPv6接続サービス「六飛(6fei:読みはliufei)」を開始。
2009年12月 フリービットパートナー、北京天地互連(BII)が提供するIPv6ソリューション「六飛」が中国通信業界の代表的雑誌「通信世界週刊」が発表した「2009年技術ニュースTOP10」の1つに選ばれる。
2010年4月 DTI、IPv6標準対応のVPSサービスをリリース。
2010年6月 フリービット、DTI、IPv6フォーラムが制定する認証プログラム「IPv6 Enabled Program」において、それぞれ「IPv6 Enabled ISP Logo」と「IPv6 Enabled WWW Logo」を取得。
2011年2月 IANAにプールされていたIPv4アドレスが枯渇。
2011年4月 APNICのIPv4アドレス在庫が、/8ブロック換算で1ブロック未満になり、アジア太平洋地域では、事実上IPv4アドレスは枯渇。
2011年6月 DTI、「Feel6@DTI(IPv6 over IPv4を実現するソフトウェア)」をリリース。
2012年1月 総務省による「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第三次報告書」及び「環境クラウドサービスの構築・運用ガイドライン」が公表。
2012年9月 ヨーロッパ地域のRIR「RIPE NCC」においてIPv4アドレスが枯渇。
2014年7月 総務省が「IPv6対応ガイドライン」および「IPv6対応調達仕様書モデル」を公開。
2016年6月 2016年6月2日に閣議決定された「日本再興戦略2016」においてIPv6対応促進が盛り込まれる。
2018年3月 フリービット、「NGN IPoE協議会(略称:IPoE-C)」設立発起に参加。
2018年9月 DTI、 「IPv6(IPoE)接続サービス」リリース。

2010年6月25日には、グループ会社のフリービット株式会社と共に、IPv6フォーラムが制定する認証プログラム「IPv6 Enabled Program」において、それぞれ「IPv6 Enabled ISP Logo」と「IPv6 Enabled WWW Logo」を取得いたしました。この二つのロゴ取得は、フリービットグループが提供するIPv6サービスが世界的な評価プログラムにより一定の基準を満たしたことを示すものとなり、多くのお客様に安心してサービスをご利用いただく際の選択基準となります。

DTI取得ロゴ

DTI取得ロゴ

DTIのIPv6取り組み状況

2018年9月3日時点対応状況
接続サービス
接続サービス
DTI 光

利用可能

DTI光のIPv6(IPoE)接続サービス
DTI with ドコモ光

利用可能

DTI光のIPv6(IPoE)接続サービス
フレッツ光各プラン

利用可能

DTI光のIPv6(IPoE)接続サービス
auひかり各プラン

利用可能

ADSL各プラン
ダイアルアップ各プラン
フレッツISDN各プラン

利用可能

Feel6
モバイルサービス
モバイルサービス
PC経由でのアクセス

利用可能

Feel6
スマートフォン 準備中
メールサービス
メールサービス
Legacyメール 利用可能※2
Cloudメール 利用可能※2
クラウドサービス
クラウドサービス
ServersMan@VPS

利用可能

ServersMan@Disk

利用可能※3

※1 Windows以外のOSは対応しておりません。
※2 IPv6でご利用頂く場合は、メールソフトの「サーバ設定」からIPv6用のサーバを設定いただく必要があります。設定方法はこちら
※3 Webブラウザ経由でのご利用のみ対応となります。

IPv4の枯渇問題

IPv4アドレスの枯渇とは?
IPv4アドレスは2011年2月3日に枯渇しました。IPアドレスは、インターネット上の住所の役割をしており、これが足りなくなることで、新規にインターネットを利用しようとする機器がインターネットに接続できなくなったり、新しいビジネスでサーバーを立てられなくなったりと、ビジネス面でも大きな問題となります。

今後どうすればいいのか?
世界中でIPv4アドレスに代わり、IPv6アドレスを推奨する方向ですすめています。IPv6アドレスとは、IPv4アドレスとは異なり、ほぼ無限にIPアドレスを割り振ることができます。2012年6月6日に、世界規模のイベントである「World IPv6 Launch」が開催されました。DTIはこの「World IPv6 Launch」に参加することで、IPv6の推進を行うことを表明いたしました。

IPv6アドレスとは?

インターネット上にはたくさんのコンピューターがつながっています。これらのコンピューターには住所のような「IPアドレス」という数字が1台の端末につき1つ(ルーターなどの利用はのぞく)割り当てられており、それぞれのPCを識別します。
IPアドレスには現在、IPv4アドレスが利用されており、43億個のアドレスが割り当て可能でしたが、インターネットや携帯電話の普及により43億個のアドレスでは全世界の人々がインターネットを利用するには足りなくなってきています。そのため、IPv6サービスへの移行が必要となります。IPv6アドレスは43億の4乗の数の数字の割り当てが可能になり、さらに新しいサービスへの対応が可能になります。

IPv6のメリット

セキュリティ機能

IPv4ではオプションであった「IPsec(アイピーセック)」が標準的に用意されています。

プラグ&プレイによる自動的な接続設定

パソコンやゲーム機器などをネットワークに接続するだけで、利用可能なIPアドレスを自動で設定する仕組みが用意されています。

すべての端末へグローバルIPアドレスを割り当て

現在はNAT(ルーター)でプライベートIPアドレスを割り当てていましたが、全ての機器にグローバルIPを割当てることが可能になり、端末同士のピア・ツー・ピアの接続が容易に行えます。

すべての端末へグローバルIPアドレスを割り当て

IPv6の世界が広がると、色々な機器が簡単に、高いセキュリティで接続が可能になります。