アクサラに匹敵する激重過去を持つ、不良グループのトップ・頭間雲児(ズマウンジ)。
この記事では、彼の人物像や過去など、現在わかっている情報をまとめるとともに、彼の能力である「アンブレボーイ」の正体についても考えていきます。
<この記事でわかること>
・頭間雲児の戦闘能力
・頭間雲児という人物
・頭間雲児の過去と妖怪との出会い
・アンブレボーイの正体の考察
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更新日:2025-1-31
<プロモーション>
アクサラに匹敵する激重過去を持つ、不良グループのトップ・頭間雲児(ズマウンジ)。
この記事では、彼の人物像や過去など、現在わかっている情報をまとめるとともに、彼の能力である「アンブレボーイ」の正体についても考えていきます。
<この記事でわかること>
・頭間雲児の戦闘能力
・頭間雲児という人物
・頭間雲児の過去と妖怪との出会い
・アンブレボーイの正体の考察
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(右がズマ)
名前 |
頭間雲児(ズマウンジ) |
生年月日(年齢) |
不明(高校生) |
身長 |
不明 |
体重 |
不明 |
高校 |
連雀高校 |
能力 |
から傘お化け/からかさ小僧 |
初登場・主役回 |
原作16巻136話~18巻 |
オカルンの金玉をなぜか所持している、妖怪・から傘お化けの力を持つ高校生。
不良が多いと言われる連雀高校に通い、地域の不良たちをまとめるリーダーをしている。
坊主頭に半纏と下駄という古風な出で立ちで、アンブレボーイ(から傘お化け)から借りた2本の傘を使って戦う。
見ず知らずの桃を、初対面にも関わらず颯爽と助けてくれる、厳つい見た目と反してとても心優しい人物。
「ボクの傘、かしてあげる」
川で溺れる少年と警官を助けたいというズマの思いに応えて、ズマに力を貸した心優しい妖怪。
傘の開閉でジェット機のごとくスピードで飛ぶことができ、さらには傘の頭から衝撃波を放つ。
アンブレボーイの傘はボタン開閉式になっており、ボタンを押すと傘が開き、そこから衝撃波を放つ。
一度衝撃波を放つと、その反動で傘がボロボロになり、リロードまでに時間がかかる。
なので、連続で衝撃波を出せるのは、2回(傘に2本分)まで。
妖怪としてのアンブレボーイは、暴れ出すと手が付けられないと言われている強力な妖怪であり、その強さはターボババアも認めるほど。
室町時代または江戸時代から確認されている古い妖怪だが、その存在は絵柄でしか確認できず、詳しい生態などは記されていない。
一説には付喪神の一種であると言われている。
その詳細不明の生態から、ダンダダンでは「強力な妖怪」と設定されている。
…つまり、目撃者は全員殺してるから詳細不明…ってこと?
オカルンの金玉を持ってる不良のズマくんってどんな人?
不良の多い高校と有名な「連雀高校」に通い、地域の不良たちを束ねるズマは、多くの仲間達から慕われる、優しさと侠気のある男。
そんな男なので、仲間の一人が呪行李に入ってしまったのを助けるため、オカルンの金玉を握りしめ一人乗りこんでいき…スタート地点で止まっていた。
桃が来なかったら一生ゲームシステム理解できず詰んでいたズマ
アスレチックステージで、スカートの桃を気遣って自分のズボンを履かせたり、
交代で仮眠を取るつもりだった桃がベッドの上で爆睡カマしても「休めたんなら良かった」と言える、とても懐の深い人。
更に、ほとんど接点もない呪行李に囚われていた中学生の男の子(呪いによりおじさんになっている)も「ただ両親からのプレゼントを喜んだだけなのに、可愛そうだろ」と、呪行李から脱出できた後も面倒を見ている。めちゃくちゃ良い奴。
アンブレボーイリスペクトで、どんなに歩きづらくても下駄履いちゃう天然だけど。
坊主頭に剃り込みの入った、いかにもキレやすそうな若者の風貌をしているが、中身は侠気あふれる優しい男。で、ちょっと天然入ったボケ要員。
①呪行李のゲームシステムを察することができず、スタート地点でずっと止まっていたり
②呪行李のゲームを桃と攻略していく中、下駄を履いているズマは「バランス悪い」とこぼし、桃から「下駄脱げ!」と指摘されるも「下駄かっこよくね?」という理由で脱がなかったり
③呪行李の呪いで小人化した桃をいつまでも見つけられず「どこから声が!?」と驚く。
などなど、ちょっと抜けているところがある。
不良たちにめちゃ慕われる |
ズマが呪行李から出られなくなったとき、仲間の不良たちは「ズマのためなら命も惜しくない」と、特攻覚悟で呪行李に飛び込んだ。 戦闘時は激強で頼りがいのある男なのに、平時にはボケ倒すちょっと抜けたところが、はみ出し者たちにぶち刺さってこうも慕われているんでしょうね。わかる、ズマ、とても推せる。 |
と、アンブレボーイとの出会い。
父が過労で死亡するも、会社側は過重労働を認めず「個人が勝手にやったことで会社は関係ない。自己責任だろ。」と突き放す。
母子家庭となり、家計が厳しくなり、家賃を払うことすら厳しくなってくると、家賃滞納により部屋にまで管理会社と大家がやって来て「家賃が払えないなら出てってもらう」と詰められ、母親は玄関で土下座しながら猶予を乞う。
そんな中、追い打ちをかけるように、弟が川で溺れて死んでしまった。
夏→冬になってるから、ズマの為にお母さん頑張ったんだ。
— ねむぞう👻 (@dou_butu_suki) May 24, 2024
でも無理になっちゃったんだ。#ダンダダン pic.twitter.com/BDjBeobz3f
母の心は折れ、ズマを連れて無理心中を図るも、ズマは生き残り母親の轢死した姿を見ることとなる。
母の手 |
列車に飛び込み、ズマとともに死のうとした母親。 ズマの手を掴み、無理矢理引きずって心中を図ろうとしていたけれど、ズマの回想でそのときの母親の手は握り拳ではなく、開いた状態だった。 子供の力で大人の腕から逃げれるはずもなく、状況から見て母親はギリギリのところでズマを道連れにすることを止めたのだと思う。 折れちゃったし、生きるのを諦めちゃったけど、最後にズマの手を放した母親は強い人だった…。 |
母親が自殺した後、ズマを引き取る親族はおらず、ズマは児童養護施設に行くこととなったが、そこがズマにとって安心できる家となることはなかった。
「生意気な顔している」という理由だけで暴力を振るうクソガキたちに雑用を押し付けられ、虐められる原因は「お前の社会性のなさが原因」だと罵られたりし、結局周囲と馴染めず施設を飛び出し、ズマは…盛大にグレた。
暴走族まがいのヤンキー集団の頭をやり、
警察相手に暴力を振るい、結果
公務執行妨害でパクら(逮捕さ)れてしまった。
ズマ闇落ちポイントまとめ |
①父が過労死 ②過労を認めず故人に責任をなすり付ける会社 ③貧乏人と虐められる ④弟が川で事故死 ⑤母が無理心中のち死 ⑥施設で「虐められる側に問題がある」と被害者側に責任を押し付ける加害者 |
少年院から出てきたズマは、自分を逮捕した警官(本名:部賀正道)が里親となった事で、施設ではなく新しい家に帰ることとなる。
殴り合いのコミュニケーションで徐々にお互いを知っていったズマと警官。
ズマが警官の家族について聞くと
「妻と娘は通り魔に刺され殺された」
「犯人は世の中を憎んでいた」
「だから、幸せそうなやつを殺した、と」
警官は、復讐に走りそうになると娘のことを思い出して踏みとどまり、こんな世の中に負けたくないから踏ん張って生きる、と語る。
重なる姿 |
ズマにとって、警官の妻と娘を殺した犯人は、警官に拾われなければ辿るかも知れなかった自分の姿。 警官にとってズマの里親になり守り導くことは、世間の理不尽に抗いたい警官にとっての優しい復讐だったのでしょう。 そんな警官の背中を見たズマが、アンブレボーイの力を手に入れて、不良たちの拠り所になっているのは、なんだか、血が繋がっていなくても親子だなぁと感じる部分ですね。 |
自分を犠牲にしてでも溺れる子どもを助けようとする警官。
それを見てズマは弟が溺れ死んだときのことを思い出し、
「消防を待ってたら警官が死んでしまう、今すぐ助けなければ」と焦燥する。
そんなズマの想いに応えて、アンブレボーイが現れた。
「ボクの傘、かしてあげる」
あぁ…ズマ……
— ハセガワ👁️ (@Sparkling723) October 4, 2024
そういうことだったのか…
バモラにせよ委員長にせよ今回のズマにせよ、ダンダダンのキャラクターってバックボーンがめちゃくちゃ切なくて、でもラストは心が熱くなる…
ほんと龍 幸伸さんはキャラクターを作るのがお上手だ… pic.twitter.com/DlLaedQA9Z
「俺が死ねばよかった」 |
「弟の風太は、母親と俺にとって太陽みたいな存在だった」 「だから、風太が死んで母親は諦めた」 「オレじゃダメだったんだ」 自分じゃ母の支えになれなかったという劣等感と、自分を見捨てたとも取れる母の行動への失望や憤りと、自分たち家族を追い込んだ世の中のクソみたいな偏見と差別と大人の汚さに対する怒り。 自分たちに降りかかる理不尽に復讐したくて、でもぶつけるべき相手はどこにもいなくて、グレることでしか己を表現できなかったズマの「俺が死ねばよかった」。 ズマと警官が出会えて本当によかったと思える場面です。 |
アクロバティックサラサラや委員長(佐脇凛)に取り憑いていたオンブスマンの例もあるから、その可能性はあるにはあるけど…でも弟が妖怪になるほどの未練ってなんだろう。
佐脇凛とオンブスマン |
オンブスマンは佐脇凛の友人「川番河舞」が死後、後悔と未練から怪異となってしまった姿。 お互いに本音を吐き出し、川番河舞は未練を解消して成仏した…かと思えば、姿を変えて今度は守護霊(プロデューサー)として佐脇凛に取り憑いている。 この守護霊「カワバンガ」本人が「成仏なんてできるわけないよね」と発言しているので、一応、「川番河舞」本人が変質した姿である、らしい? |
ズマが今際の際を彷徨ったとき、夢の中で弟が「バイバイ」とズマに向けて手を降っていたので、仮に「から傘お化け=弟」だったとしても、あの時点で弟は成仏(または未練を解消)してしまったと思われます。
カワバンガの場合は、本体の川番河舞が未練を解消したあとにオンブスマンからカワバンガに変化していますが、から傘お化けに変化はありません。
「弟=傘」と見るならこの辺の違いは、カワバンガが後悔というマイナス感情から妖怪化したのに対し、弟は「家族を想う心」から妖怪化したため、元々負の感情がなかったからだとも考えられます。
逆に、弟が成仏した(だろう)後もから傘お化けに変化がないのは、元々弟の魂とは関係ない存在だから、とも取れます。
生前、弟は傘を雨の日関係なく持ち歩き、いじめっ子に蹴られても傘を優先するくらい、大切にしていました。
から傘お化けは、一説では付喪神の一種として扱われる…。
妖怪のいる世界ですから、子どもの純粋な心で想われた傘が付喪神化して、から傘お化けに進化してたり生まれたりしてもおかしくはないでしょう。
または、弟が“見える人”だった可能性も、あるかもしれません。
弟が晴れの日でも室内でも、大事に傘を持っていたのは、傘のお友達が傍にいたから…かも?
アンブレボーイが友達だった弟くんの想いに応えて、弟くん亡き後もお兄ちゃんを影で見守っていたと思うと、胸がいっぱいになります。
でもそうなると「母親のときはなんで助けなかったん」ってなるから、見守ってはいなかったのかな…。
どっちにしてもいとエモし |
弟の「バイバイ」は、過去に囚われる兄の背中を押すための優しい別れの言葉だって思うと、ほんとズマ兄弟てぇてぇなって…。 そう考えると、弟の未練は家族だっただろうから「傘(弟)」もありだし、でも弟の気持ちに応えようとした「傘(傘)」も尊い。 もう一番エモいと思う方が真実でいいかな…。 |
<結果発表>
ズマが登場して間もないときに行われた人気投票では、オカルンの金玉を抑え7位に!
重い過去を乗り越え、不良たちのヒーローになったその姿、ダンダダンのババアど連中に匹敵するかっこよさでしたからね。納得の人気です。
原作 |
龍 幸伸 (集英社「少年ジャンプ+」連載) |
監督 |
山代風我 (「四畳半タイムマシンブルース」副監督) |
構成・脚本 |
瀬古浩司 (「ドロヘドロ」ほか) |
制作 |
サイエンスSARU (「DEVILMAN crybaby」ほか) |
キャスト |
モモ<綾瀬 桃>/若山詩音 オカルン<高倉 健>/花江夏樹 星子/水樹奈々 アイラ<白鳥愛羅>/佐倉綾音 ジジ<円城寺 仁>/石川界人 ターボババア/田中真弓 セルポ星人/中井和哉 |
DMM TVサービス概要 |
|
月額料金 |
550円(税込) |
配信数 |
約19万本 |
無料トライアル |
14日間 |
特徴 |
アニメに強い 高コスパVOD |
備考 |
新規登録で550P付与 OP/EDスキップ機能 早送り・巻き戻しの秒数設定 プロフィール登録最大4つ |
DMM TVは、2022年12月からサービス開始した比較的新しい動画配信サービス。月額550円(税込)で利用でき、約19万本の作品が見放題で配信されています。
特にアニメに力を入れているサービスとなっており、アニメ配信数は約6,000本以上と豊富な品揃え。
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激重過去から不良のトップを張っていた、から傘お化けの能力を持つ男、ズマ。
自分を置いて死んでしまった母親に対する失望や憤りを抱えながらも、最後には「俺達の生活を必死に守ろうとした母親を、なんで憎めるんだ」って、母親が頑張って頑張った結果、折れてしまったんだってことを受け止められたのが、とても良かった…涙出た。アニメ化待ってる…。
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火薬とファンタジーと筋肉が好き。趣味はボディメイク。ポケットに無限大な夢を詰め込んで冒険に出かけたい人生だった。アウトラインギリギリをアクロバティックに疾走したい。