累計発行部数800万部突破の大人気マンガを原作とし、2024年10月~12月にアニメ第1期が放送され話題を集めたアニメ『ダンダダン』。2025年7月から第2期が放送されることも発表されており、すでにファンからは放送が待ち切れないという声があがっています。
そんなアニメ『ダンダダン』においてとりわけ注目を集めたのが、6話~7話で描かれた“アクさら”ことアクロバティックさらさらのエピソードです。
本記事ではアクさらの基本情報から、その悲しすぎる過去、アイラ(白鳥愛羅)との関係などを詳しく解説していきます。
「アクさらの娘はどうなったの?」「結局アクさらは成仏できたの?」などといった疑問を抱いている方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください!
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【ダンダダン】アクロバティックさらさらのプロフィール
アクロバティックさらさら(通称:アクさら)は、『ダンダダン』に登場する赤いワンピースを着用した巨体の怪異です。
自在に操ることのできる長髪と、俊敏かつアクロバティックな動きを武器とするトリッキーな戦闘スタイルで、オカルンとモモの前に立ちはだかりました。
「お“特権”」「お“不良(ツッパリ)”」など、名詞や文頭に「お」をつける独特な言い回しをすることがあります。一見丁寧に見えるものの実際はかなり口が悪いというギャップが魅力的なキャラクターです。
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アクロバティックさらさらの悲しき過去とアイラとの関係
アイラ(白鳥愛羅)を自分の娘であると主張し、一心同体になるためにアイラを攫ったアクロバティックさらさら。アニメ第7話ではアクさらの生前の悲劇的な経験が描かれ、多くの視聴者の心を揺さぶりました。
そんなアクさらの悲しき過去とアイラとの関係を解説していきます。
生前のアクさらの悲劇的なエピソード
生前はバレエが得意なシングルマザーだったアクさら。いくつものアルバイトを掛け持ちし、時には身を売ることさえしながらも、一人娘と共に慎ましくも穏やかな日々を送っていました。
しかしある日、借金取りの男たちが家を訪れ、娘を連れ去ってしまいます。必死になって追いかけるも行方を見失ってしまい、疲れ果てた体と心が限界を迎えた彼女は、降りしきる雨の中、建物の屋上でバレエを踊りながらそのまま命を絶つ道を選ぶのでした。
アクさらとアイラ(白鳥愛羅)の関係
アクさらがアイラを自分の娘だと主張するのには理由がありました。
投身自殺をしたアクさらは、娘を救えなかったことを悔い怪異となってしまいます。しかし生前の記憶はなく、ただ彷徨うだけの存在でした。そんな折、偶然にも幼い頃のアイラと出会います。
母親を亡くしたばかりのアイラは、アクさらのことを誤って“おかあさん”と呼んでしまいました。このことをきっかけにアクさらはアイラを自身の娘と重ね、執着をするようになったのです。
そして10年の時を経て、オカルンの金の玉を拾ったことで霊感に目覚めるアイラ。アイラに視認されるようになったことで、アクさらのアイラへの想いは肥大化していくのでした。
アクさらは最後に成仏できたのか?
アクさらは自分の姿を見て“化物”と呼ぶアイラに激昂し、アイラを食べてしまいます。さらにはモモやオカルンも食べられてしまうも、モモの機転を利かした立ち回りとターボババアの幸運を招く力によって、無事窮地を脱します。
しかし、吐き出されたアイラはすでに死亡していました。
アイラを生き返らせるために、アクさらは自身の炎(オーラ)をアイラに与えることをモモに提案。生前の記憶を思い出すとともに、アイラに炎(オーラ)を与えたことでアクさらの肉体は崩壊を始めます。
未練がある状態のアクさらは、成仏できずに“無”となるはずでした。しかし生き返ったアイラが放った「お母さん、愛してる」「忘れない。絶対」「宇宙で一番、幸せだったから」という言葉によって、アクさらの未練は晴れ、成仏をすることができました。
アクさらの娘のその後
借金取りの男たちによって連れ去られてしまったアクさらの娘がその後どうなったのかは、原作・アニメともに描かれていません。
生死も行方も分からないため、ファンからは「アイラの母親がアクさらの娘だったのでは?」「今後登場する可能性もある?」などといった考察もあがっています。
アクさらがアイラに炎(オーラ)を与え成仏した際、アクさらと娘が手を繋いでいるコマがあるため、すでに娘も亡くなっている(成仏している)と考えるのが自然でしょう。
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アクロバティックさらさらの元ネタはある?
アクロバティックさらさらは、福島県を中心に北海道から広島にかけて目撃情報があるとされる妖怪「アクロバティックサラサラ」という都市伝説が元ネタとなっています。
アクロバティックサラサラは、長身で赤い服を着た女性の姿をしており、「左腕に自傷痕」「眼窩は空洞で眼球が無い」「サラサラの長髪」などといった特徴があります。
ビルの屋上など高所で目撃されることが多く、アクロバティックな動きをするとされています。一説には、2003年ごろに福島県で投身自殺した女性の怨霊であるとも言われていますが詳細は不明。
『ダンダダン』のアクさらは、この都市伝説をベースにしながら、独自の背景や設定が加えられたキャラクターとなっています。
元ネタを踏まえつつ、より深みのあるキャラクター性が付与されているのです。作者は都市伝説の怪異としての恐ろしさを保ちながら、人間的な感情や悲しい過去を持つ複雑なキャラクターとしてアクさらを描き出すことに成功しています。
アニメ『ダンダダン』が視聴できる動画配信サービス・サブスク一覧
アニメ『ダンダダン』の主な動画配信サービスでの配信状況を以下の表にまとめました。
アニメ『ダンダダン』は多くの動画配信サービス・サブスクで見放題で配信されていました。
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約19万本
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無料トライアル
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14日間
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特徴
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まとめ:アクさら登場回は『ダンダダン』屈指の泣けるエピソード
本記事では『ダンダダン』に登場する怪異・アクロバティックさらさらについて、基本的な情報から悲しき過去、白鳥愛羅との関係などについてまとめました。
原作漫画では単行本2巻~3巻、アニメでは6話~7話で登場し、一見すると凶悪な見た目と悲しい過去のエピソードによってファンから注目を集めたアクさら。
アイラを蘇生するため、炎(オーラ)を与えるのを超能力で手伝ったモモが見たアクさらの生前の記憶は、あまりにも残酷でアニメ視聴者の心を揺さぶりました。また、蘇ったアイラに抱かれ成仏していくアクさらに涙腺が緩んだ方も多いのではないでしょうか。
おさとう
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