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『サマータイムレンダ』ネタバレ考察|0周目のループ?シデとハイネの正体は?全ループを時系列順に解説

すいな

更新日:2024-9-24

【サムネ】サマータイムレンダ_考察

<プロモーション>

2022年4月に放送され、和歌山県の離島を舞台に起こるSFサスペンスという世界観で人気を博したアニメ『サマータイムレンダ』。

夏の爽やかな雰囲気とはギャップのある世界観や謎が謎を呼ぶ物語、映画のような美しい作画から「神アニメ」と呼ばれています。

 

タイムループ×ドッペルゲンガーという設定は考察しがいがあり、『サマータイムレンダ』を視聴した方は考えを巡らせているのではないでしょうか?

 

24話のラストシーンと25話の解釈が視聴した人によって異なるので、多くの考察がネットに上がっています。

 

私は影ウシオが”最期のお別れ”をしていると感じ「0周目のループがあり、新しい世界を書き換えて影のいない世界を作ったのではないか?」と考えました。

 

そこで本記事では、全ループを時系列順に解説した後に、0周目のループ説をお伝えし、ハイネとシデの正体についても考察していきたいと思います。

 

この記事で分かること

・『サマータイムレンダ』作品情報とあらすじ

・主要人物の紹介

・全ループを時系列順に解説

・24話と25話の考察「0周目のループ」説

・ハイネとシデの正体

・『サマータイムレンダ』のネタバレ感想

 

『サマータイムレンダ』作品情報

サマータイムレンダ_キービジュアル

 

アニメ『サマータイムレンダ』の原作は田中靖規先生による漫画です。

2017年から2021年にかけて少年ジャンプ+で連載されており、2022年にアニメが放送されました。

 

 

離島を舞台に繰り広げられるSFサスペンスという世界観、タイムループ×ドッペルゲンガーという設定で、都市伝説や怪異現象が好きな方は興味を引く内容となっています。

 

さらに、アクション要素が入ってくるので、じっとりと進むホラーサスペンスが好みではない方でも楽しめる作品です。

 

「全て伏線なのでは?」と感じてしまうほど、物語が緻密に構成されており、何が伏線で何がミスリードなのか…どう話が進んでいくのか分からない展開が楽しめます。

 

次に、あらすじをネタバレなしでご紹介します。

 

あらすじ【ネタバレなし】

 

主人公である網代 慎平(あじろ しんぺい)が幼馴染の小舟 潮(こふね うしお)の訃報を聞き、故郷の島へ帰るところから物語が始まります。

 

あらすじ

2018年7月22日。網代 慎平は幼馴染である小舟 潮の訃報を聞き、葬儀に参列するため2年ぶりに日都ヶ島(ひとがしま)へ帰郷する。潮は海の事故で亡くなったと聞いていたが、潮の事故には不可解な点があり、他殺の可能性があることや、「自分そっくりな影を見ると死んでしまう。」という噂を耳にする。そんな時に潮の妹である澪が「事故の前にお姉ちゃんの影を見た…。」と言いだした。慎平は仲間たちと共に日都ヶ島に昔から伝わる影の病…影の存在に迫るー。

 

幼馴染の不可解な事故と、自分そっくりな影の噂…不穏な空気が徐々に漂っていきます。

 

慎平は影の存在を目にした際に「沼男を読んで寝てしまったから悪い夢を見た…」と語っていました。

沼男とは、作中で語られる架空のホラーミステリー小説です。

 

実際にスワンプマン(沼男)という思考実験があり、沼から自分とまったく同じ人間が生まれ、それを”スワンプマン”と名づけます。

その”スワンプマン”は”自分自身”と言えるのでしょうか?という問いに答える実験です。

 

『サマータイムレンダ』の世界で、スワンプマンは影と呼ばれており、影になった人を元の人間だと認めることができるのか?ということを問われ、慎平や仲間たちは各々の考えに悩みます。

 

影の病、影の正体とは?潮は事故で亡くなったのか?疑心暗鬼になるハラハラ感、作画が綺麗でリアリティのある表情がみえるアクションシーンのドキドキ感があり、物語から目が離せません。

 

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『サマータイムレンダ』主要人物を紹介【ネタバレあり】

サマータイムレンダの主要人物をご紹介します。

 

CVが有名な声優さんばかりなので演技力が素晴らしく、作画と相まってグッと世界観に引き込まれます。

ハイネとシデはお互い違う思惑があったり、主人公サイドも影の真実や、過去にあった事件を理由に思いがぶつかり合うことがあり、各々のキャラクターの性格が引き立っています。

 

ネタバレを含むので、まだ見ていない方は注意してください!

 

網代 慎平

CV:花江夏樹

網代慎平

本作の主人公である17歳の少年。

 

10年前に水中考古学者だった両親を亡くし、もともと家族ぐるみの付き合いだった小舟家の養子に。

料理人を目指し、東京の調理師専門学校へ入学するため、故郷である日都ヶ島を離れた。

幼馴染で家族でもある小舟潮の葬儀に参列するため、2年ぶりに故郷である日都ヶ島へ戻ってきた。

ハイネの目を持っていて、自分の死をきっかけにタイムループができる。

 

自分の状況を俯瞰する癖があり、口癖は「俯瞰しろ。」

 

小舟 潮

CV:永瀬アンナ

小舟潮

本作のヒロインである17歳の少女。

 

父親である小舟アランが洋食屋を営んでおり、幼いころから日都ヶ島で育った。

網代慎平とは義理の兄妹だが、恋心を抱いている。

海で溺れた小早川しおりを助けるために命を落としてしまうが、影の小舟潮が現れ網代慎平と行動を共にする。

 

明るく前向きな性格で利他的だが、共感力が高いため、感情的になって突っ走ることが多い。

 

小舟 澪

CV:白砂沙帆

小舟澪

高校1年生、潮の実妹。

 

影にコピーされてしまい、影ミオと対面してしまう。

潮と同じく網代慎平に恋心を抱いているが、潮と慎平が両想いであることを理解していて心に秘めている。

潮が亡くなった時も、慎平を明るく迎えに行くなど健気な一面がある。

 

控えめな性格であり、健気で優しい心の持ち主。

一方で影ミオは、思ったことをストレートに伝える一面がある。

 

南方 ひづる

CV:日笠陽子

南方ひづる

「南雲竜之介」というペンネームで活動する小説家。

14年前、双子の弟である竜之介がハイネに食べられたことをきっかけに日都ヶ島を出るが、ボイスレコーダーに残されたメッセージの真相を探るために島に戻る。

影に対して憎悪を抱いており、影を全滅させるために慎平と行動を共にする。

 

推定年齢29歳、高身長黒髪スーツのGカップが印象的な美人。

人付き合いが苦手だが、冷静に物事を考えられる。

 

南方 竜之介

CV:三瓶由布子

南方竜之介

ひづるの双子の弟。

14年前にハイネに食べられてしまった。

その際に、ひづるの体に竜之介の人格が入り込み二重人格のような状態になる。

影の能力で人間をはるかに超える力があり、戦闘能力に長けている。

 

穏やかで人懐っこい性格だが、子供のころから気持ちが成長していないのか子供っぽい一面も見える。

 

小早川 しおり

CV:釘宮理恵

小早川しおり

日都ヶ島でコバマートを経営している両親と一緒に暮らしている小学3年生。

自分そっくりな女の子を見たと潮に話した数日後に、海で溺れてしまう。

無事に救出されたが、その正体は小早川しおりにそっくりな影だった。

 

小学生らしい女の子といった印象が、影になってから不気味な雰囲気が漂っている。

 

ハイネ

CV:久野美咲

ハイネ

ヒルコとして祀られている神様。

約300年前にヒルコが漂着し波稲をコピーして影ハイネが生まれ、日都ヶ島に影の病が広まった。

ハイネは影を生み出すことが可能で、他の影からは「お母さん」と呼ばれている。

14年前、空腹を満たすために竜之介を食べてしまった。

 

普段は、小早川しおりの影としてシデと共に行動しており、シデのことを大切に想っていて「家族」に対して執着している。

 

シデ

CV:小西克幸

シデ

ハイネの守護者であり、夫でもあるシデ。

4本の腕と4つの目をもっていて、影の鎧をまとっている。

ゲーム好きで、何かとゲームに話を例えがち。

自分の求める「エンディング」を見るために、ハイネと行動を共にしている。

 

人間らしい一面もあるが、利己的な考えの持ち主。

 

 

『サマータイムレンダ』の全ループを時系列順に解説

考察をご紹介するために、全ループを表にまとめ、主な出来事や作中で語られている重要な部分を解説していきます。

 

まず、7月22日までに起こった経緯をまとめました。

 

22日までの経緯

 

確定しているのは17日から21日の出来事です。

 

しおりから「私とそっくりな女の子がいて付け回されている」と影の話を聞きますが、潮は「不審者だから気を付けたほうが良い」と信じていませんでした。

 

しかし、ゴミ拾い大会で潮は影にコピーされてしまい影ウシオの姿を目撃。潮は影の存在を確信し、しおりを助けるために調査を開始します。

 

潮は帰宅すると影ウシオと対面し、2人で旧菱形医院へ影の調査へ向かいました。

到着すると影に攻撃され、影ウシオは自分が影であることを自覚し、影を倒します。

そして、2人は慎平に向けて動画を撮影しました。

 

仲間たちと海水浴にきた潮と影ウシオは、影シオリに襲われているしおりの救助へ向かいますが、その甲斐もなく、潮は影シオリに首を絞められ死亡し、しおりは食べられてしまいます。

また、影ウシオも影シオリとの戦闘に敗れ海の底へ沈んでいきました。

 

ここまでが潮と影ウシオ目線の確定している出来事です。

 

次に、本編の慎平目線のループが始まります。

 

ループ表(1)

ループ表(2)

 

1周目の情報・分かったこと

22日

・ループ前に影ウシオからハイネの目をプレゼントされ、目を覚ます。

・潮の葬儀で謎のフラッシュが焚かれる。

23日

・島の警察官である凸村から「小早川一家が失踪した」と告げられる。

・澪が「しおりも影を見たと言っていて、実際に潮の影を見た。」と慎平に話す。

・島の猟師である根津から「その影は、島の風土病である影の病だ。」と言われた。

 

慎平は1周目で、初めて影の噂や、影の病について知ることになりますが、現実にはありえないと否定します。

 

しかし、潮が命を懸けて救ったしおりや、謎の死を遂げた潮、真相を知りたい澪のために動き出します。

 

2周目の情報・分かったこと

22日

・ループ前に海で亡くなってしまった潮のシーンが映り目を覚ます。

・潮の葬儀で謎のフラッシュが焚かれる。

・影ミオが凸村の影を生成しているところを目撃する。

 

2周目では、なぜか生きていることや、影を生成している現場を目撃してしまい困惑する慎平。

 

影が存在することを知る周回となります。

 

3周目の情報・分かったこと

22日

・ループ前に影ウシオの声が途切れて聞こえ、目を覚ます。

・2周目をもとに影ミオの撮影に成功し、影の存在を確信した。

23日

・小早川家に調査へ、慎平に向けてフラッシュが焚かれ、しおりが現れる。フラッシュによって自分が影の病に感染していることや、しおりが影になっていることを確信した。

24日

・記憶のない影ウシオと対面。

・シデに「ハイネのオリジナルの目を持っている。時間が複製できるから何回でもループができる。」と慎平の能力が知られた。

 

3周目では、影が存在するという証拠と共に、潮が救ったしおりが影になっていることや、影ウシオがこの世に存在していること、慎平にループ能力が備わっていることを確信します。

 

そして、ハイネやシデと対面しました。

 

4周目の情報・分かったこと

22日

・ループ前にハイネと目が合う。

・影ウシオの「気を付けて、力には限りがある、24日の祭りで皆死んでしまう。」と声がはっきり聞こえ、目を覚ます。

・小早川家を襲撃した際、影シオリから「この夏でもう終わりだから、家族で帰る。何もかも完璧に影はコピーしているから、ただ私は生まれ変わっただけ。」と言い残した。

・慎平が帰宅すると、お祭りの世界から来た影ウシオが現れた。

23日

・潮の残した動画を視聴後、影ウシオは全て思い出し、影の能力で17日〜21日の記憶を慎平たちに共有。

・慎平は記憶の中でハイネに見つかり、腕に手形の痣をつけられた。

・慎平の推測「影ウシオが21日に助かった理由は、とどめを刺す前に澪が救助に来たことによって時間が無くなり、残されたデータを復元し24日に影ウシオが復活した。」

ヒルコ洞にて

・慎平は影ウシオに「たこ焼き10個でも100個でも買ってやる。」と約束。

・影は物もコピーできるが、動かすのにエネルギーを使う物はオリジナルが同じ世界に存在していると、コピーは使い物にならないということが発覚。

・ハイネとシデから「菱形医院に影を生む協力をしてもらっている。

卵が先か鶏が先か、因果が円環をなしているので慎平の目を消すことができない。影ウシオはその卵なのか?慎平の力は、時間の流れを俯瞰し、いくつもの並行世界を観測する。観測した世界を事実にする力があるが、死なないとその力が使えない不完全な力」と説明がある。

 

4周目では、潮の謎の死の原因や影ウシオが24日になぜ復活したのかが解明され、ヒルコ洞での会話でハイネの目的、慎平の目の力について詳しく説明されるので、とても重大な周回となっています。

 

5周目の情報・分かったこと

7月22日

・ひづるの仮説「慎平の持っている目がハイネのものなら、慎平の右目は影でできている。ハイネの目を慎平に渡したのは影ウシオ。」

・前の世界でコピーした情報を次のループに持ち越せる、オリジナルの情報を上書きして消去すればコピーしたものが使えるようになることが発覚。

・ハイネから「慎平と同じくループができる。慎平の手形の痣は、どの世界にいても追いかけることができる刻印である」と説明がある。

 

5周目では、慎平の目の力は影であるハイネの能力であり、その目は影ウシオが授けたものであることや、ハイネもループできることが発覚します。

慎平は黒幕である影も同じ能力があることに、焦りを感じます。

 

6周目の情報・分かったこと

ループ前の過去

・ループ前に南方姉弟の過去が見える。

ひづるはハイネと仲良くしていたが、ひづるの血を舐めたことによってハイネの空腹が限界を迎え竜之介を食べてしまう。

その際にハイネの右目が飛び出てしまい、竜之介のデータがひづるの体に入り込む。

 

6周目では、南方姉弟の過去が明らかになり、物語に大きくかかわる周回となりました。

 

7周目の情報・分かったこと

22日

・ループの始点が遅くなっていて力の限界がすぐそこまで来ている。

・体育館にて影ウシオがハイネを消そうとした際に「この子と、この子の家族で帰ることに決めた。だから消さないで。」とお願いした。

・影ウシオがシデをスキャンすると中から人の手が見え、シデの手は火傷を負った。

・影ミオを影ウシオのハッキングで仲間にした。

影ミオの話

・ハイネは影を生む母体であり、影のお母さんである。

・コピーには2種類あり、自分の体に写す変身と体を分裂させて新しい影を生む分娩。

ハイネが生んだ子供の影は1度だけ分娩できるが、そこから生まれた孫の影は分部能力がない。

変身でも分娩でも7日以内にオリジナルを消さないと体が泥になって消える。

院長の話①

300年前から島の風土病、影の病と称して、人間をハイネに食べさせていた。

・ハイネは選んだ家族だけを連れて、影だけが行ける時間のない永遠の国である故郷に帰りたがっている。

慎平の両親はヒルコ洞を見つけ世間に発表しようとして、シデに殺されてしまった。

・シデの正体は、菱形 紙垂彦(ひしがた しでひこ)菱形医院の創始者、初代院長である。

23日の夜

ひづると影ウシオの会話で「ひづるの過去を見て、影ウシオはハイネの飛び出た右目から生まれたと感じている」と話している。

24日

影ウシオの目が赤くなり「いくら他人を食べても治らない、小早川しおりも波稲もオリジナルはこの世にいないんだから。」とつぶやき、目が戻った影ウシオは気づいていない様子。

・以前のループから、日都神社の神主である雁切真砂人がシデであると推測し会いに行く。

ひづるの仮説

「ヒルコ様は外の世界、仮に宇宙から隕石をコピーして日本の海に落ちてきた。クジラをコピーし、300年前の日都ヶ島へ漂着。島は飢餓に苦しんでいた。島民はクジラを神の恵みだと喜び、漁師の娘がクジラに近づくと、クジラが光を放ち、娘そっくりな姿に変身し、娘を食べた。それを見た島民は祟りを恐れ、その娘をヒルコ様として祀り、影の病の始まりとなった。」

院長の話②

「菱形家は江戸時代に紙垂彦の父が医者の真似事を始めた。ヒルコ様が漂着した後、紙垂彦はハイネと交わり妊娠させ子供を産ませた。そのことから、神の夫を自称しハイネの苗字である雁切を名乗った。生まれた子供は、影の性質なのか紙垂彦にそっくりのクローンとして育った。それを見た紙垂彦は、クローンに自分の記憶をコピーさせ、300年も若返りを続けていた。雁切真砂人は菱形紙垂彦のクローン人間である。

雁切の言い分

「飢餓に苦しんで死者も多かったが、島民を何百人か影にしたことで魚を獲ることができ、飢餓に苦しんでいた人を救った。今の日都ヶ島があるのは私のおかげ。」と挑発

影ウシオの死

・真砂人は影ウシオに殺されるが、手には火傷の跡が無かった。

安心した影ウシオと慎平だったが、もう1人の真砂人が登場し影ウシオと慎平は死亡。影ウシオが先に殺されてしまったので、慎平のみループ。

 

7周目では、影を産む能力や影の生体、シデの正体、日都ヶ島の歴史について、物語の設定が見えてくる周回ですが、影ウシオが死亡し絶対絶命の状況に追い込まれてしまいます。

 

8周目の情報・分かったこと

23日

・仲間たちと別行動中に目が覚める。

・一緒に居たはずの影ウシオは消えたが、ハイネは慎平から影ウシオの気配がすると困惑する。

・前ループ世界の観測事実は、ループ直前に力を使うと観測した事実はなかったことになる。

虎島の対決

・ハイネの人だった頃の人格が、ひづるの弟を食べてしまった事実に耐えられず竜之介のデータと共に右目が飛び出た。

しかし、事故であるため、ひづるが竜之介のデータを取り込んだ際に時間の軸がずれてしまい2秒先が見えるようになった。

・虎島から撤退してきた仲間の記憶を見て、対決は悲惨な状態になっていることが分かる。仲間は全滅していると予測し自ら死を選ぶ。

 

8周目では、ハイネとシデが有利な世界となっていて、慎平の影を使い、慎平の仲間たちを翻弄し追い込んでいきます。

 

9周目の情報・分かったこと

虎島の対決

・慎平がループしたことによって、ひづるがシデに刺され死亡。

・慎平のポケットが光り、ハイネとシデは撤退。

・ひづるが死ぬ間際に、竜之介のデータが慎平の右目に入った。

23日16時過ぎ

・シデが2人いる理由「記憶のコピー後、肉体はスペアとして保存されていた、40年前の肉体である雁切巌(かりきりいわお)1体が残っている。他のスペアは戦後に焼失。」

・影ミオの推測「ポケットの中に入っている、ペンダントの貝殻は影ウシオのデータが入っていて、影ウシオにしか読み込めないようにしてある。影にはその気配が伝わるため、シデとハイネは撤退した。

・慎平の推測「24日に記憶のない影ウシオが帰ってくる。」

慎平の仮説

「慎平が死ぬと世界がいくつもコピペされて、意識だけが移動し、それまでの世界は無かったことになる。

影ウシオとは3周目の24日に初めて出会い、なぜか影ウシオは肉体を伴って一緒にループしていたので、

4周目からの世界も24日まで生きていれば、慎平とループして来た影ウシオと記憶のない影ウシオが2人存在していることになっていた。

現在、一緒にループして来た3周目世界からの影ウシオ(貝殻)9周目世界の24日に復活する記憶のない影ウシオがいるので、影ウシオ復活させられるのではないか?」

影ウシオ復活

・海に漂っている9周目の影ウシオを探し、貝殻で記憶を読み込ませて影ウシオが復活。

 

9周目では、何とか虎島の対決に間に合う慎平でしたが、時すでに遅し。慎平がループしたため、記憶を引き継いだハイネはシデに行動を伝え、ひづるが死亡してしまいます。

 

しかし、ひづるの中にいた竜之介のデータが慎平の右目に入り込み、戦闘能力を手に入れました。

 

影ウシオを復活させるため、仲間たちで協力し合い、一発逆転できる作戦を立てます。

 

10周目の情報・分かったこと

24日

・ヒルコ洞にて、復活した9周目の影ウシオと目を覚ます。

ヒルコ洞

・ハイネの左目が切られ、シデの影の鎧が消滅。シデ(真砂人と巌)は影ミオと影ウシオに殺されたはずが、シデが復活。

・慎平と影ウシオの右目が覚醒し観測者の目になったことで影ウシオが卵だったと分かる。

・影ウシオは破損データだったが、成長し慎平を想う力で覚醒した。

・シデはハイネを利用しており、ハイネの故郷にてシデとの最終決戦。

常世

・影の世界、常世では現世よりも上の次元の世界。時間の前後という概念がないので時間のずれがなくなり、ループもできなくなる。

復活したシデは中身がない、シデの本体は現世にいて遠隔操作している。

・ハイネはシデと一緒に居たかったという思いがあった。

しかし、シデは不老不死になりたいという思いからハイネを利用しており、ハイネが弱っていて人間の行く末を最後まで見届けられないと思い、自らの手で終わらせるため、未来を上書きできる、右目が欲しい。

・影ウシオが作ったハッキング弾でシデが消滅。

過去へ

・ヒルコが漂着した過去へタイムスリップ。

・ヒルコが常世の出口と過去の浜を繋げた。肉体は離れてデータだけが過去の浜に。

・クジラのヒルコを影ウシオが消し、竜之介とハイネが消える。

・慎平と影ウシオのお別れ。

・影ウシオは残された力でループを飛び越え夏を描き直す。

 

10周目で、シデとハイネとの最終決戦。

 

ハイネの左目を切った後に、影ウシオと慎平の右目が覚醒しますが、シデの最後の悪あがきで影の世界、常世で決着をつけます。

 

ハイネの想いや、シデの目的が明らかになり、ハイネを庇う影ウシオと慎平、竜之介。

3人が命を使い切ってくれたおかげで、平和な世界を掴み取りました。

 

影のいない世界の情報・分かったこと

22日

・寝ぼけた慎平の目が覚める

・目の前にはひづるがおり、ひづるが南雲竜之介であることを知っている。

・7月21日に潮から電話があり、島に帰ってきたことを思い出す。

・慎平は7月20日に変な夢を見たと言っている。

・浜辺でペンダントを探している潮と対面。潮は20日にペンダントを落としてしまい、慎平に二度と会えなくなる夢を見たと言っている。

・2人は影を捕まえあって遊んでいると、慎平がペンダントを見つけ抱き合う。

24日

※本ページの情報は2024年9月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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すいな

ディズニー作品、韓ドラ、アニメをよく見ます。 作品キャラクターの心情を考察するのが好きです! ライター歴が浅いので、日々精進してまいります!

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