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エマ・ストーン主演映画『哀れなるものたち』配信状況|あらすじ・見どころも紹介

たみ

更新日:2024-5-2

映画『哀れなるものたち』_配信_サムネイル

<プロモーション>

2024年1月26日に公開された、ヨルゴス・ランティモス監督×エマ・ストーン主演の映画『哀れなるものたち』

 

2024年4月24日(水)よりディズニープラスで見放題独占配信がスタートしました!

 

そこで当記事では、

  • 映画『哀れなるものたち』を見放題で視聴できるディズニープラスとは
  • 映画『哀れなるものたち』あらすじ
  • 映画『哀れなるものたち』登場人物・キャスト
  • 映画『哀れなるものたち』感想・魅力

 

などを紹介します。

 

『哀れなるものたち』を動画配信サービスで視聴したい方や、本作の登場人物や魅力について知りたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

 

\年額プランなら実質2ヶ月分無料!/

映画『哀れなるものたち』4月24日(水)見放題配信スタート

映画『哀れなるものたち』_ベラ・バクスター

 

4月24日(水)よりディズニープラスにて、映画『哀れなるものたち』の見放題独占配信がスタートしました。

 

ほかの動画配信サービスでは見放題で視聴できず、現時点ではレンタル作品として配信している動画配信サービスもありません。

Amazonプライムビデオ・Google Playムービー・Apple TV・Youtubeでは本作を視聴できますが、作品を購入する必要があります。

 

そのため、本作を視聴したい場合はディズニープラスがおすすめです。

次項でサービス内容や月額料金について詳しく紹介します。

 

サーチライト作品多数配信!見放題で視聴できるのはディズニープラスだけ!

ディズニープラス


映画『哀れなるものたち』を見放題で視聴できるのはディズニープラスだけ!

 

ディズニープラスはディズニー公式の定額制動画配信サービスです。

 

料金プランは以下の2種類が用意されています。

 

ディズニープラス料金プラン

プラン

スタンダードプラン

プレミアムプラン

月額料金

990円(税込)

1,320円(税込)

年額料金

9,900円(税込)

13,200円(税込)

同時視聴可能台数

2台

4台

最高画質

1080P Full HD

4K UHD &HDR

最高音質

5.1サラウンド

ドルビーアトモス

 

音質や画質にこだわりたい方や、家族で利用したい方にはプレミアムプランがおすすめ。

料金を抑えたい方にはスタンダードプランがおすすめです。

 

また、両プランともに年額プランは実質2ヶ月分無料のお得な価格になっているため、10ヶ月以上利用する場合は年額プランでの契約がおすすめです。

 

なお、残念ながらディズニープラスに無料トライアルはありません。

 

しかし、ディズニープラスは配信作品が全て見放題なんです!

動画配信サービスを利用していて、「レンタル作品だから見るのをやめよう…」「追加課金で費用がかさんでしまった…」なんて経験をした方も多いのではないでしょうか。

ディズニープラスなら追加課金の心配なく、月額(年額)料金だけで楽しむことができますよ。

 

ディズニープラスでは『哀れなるものたち』をはじめ、サーチライト・ピクチャーズ作品を数多く配信しています。

例えば、『哀れなるものたち』と同監督&エマ・ストーン出演作品である『女王陛下のお気に入り』や、ヴェネツィア国際映画祭で「金獅子賞」を、アカデミー賞で「作品賞」など前3部門を受賞した『ノマドランド』、美しい色彩が魅力的なウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』などを配信中。

 

ディズニー・ピクサー作品はもちろん、それ以外の国内外の映画・ドラマ・アニメも楽しめます。

ディズニープラスでしか視聴できないオリジナル作品や独占配信作品も魅力的ですよ。

 

『哀れなるものたち』を視聴したい方は、ぜひディズニープラスに登録してみてくださいね。

 

ディズニープラス基本情報

詳細

スタンダードプラン

プレミアムプラン

月額料金

990円(税込)

1,320円(税込)

年額料金

9,900円(税込)

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13,200円(税込)

年額プランなら

実質2ヶ月分無料!

最高画質

1080P Full HD

4K UHD &HDR

最高音質

5.1サラウンド

ドルビーアトモス

同時視聴

2台

4台

動画ダウンロード

可能(アプリのみ)

支払い方法

クレジットカード/デビットカード/PayPal/ドコモ決済/App Store決済/Google Play Store決済/Amazonアプリ決済

取り扱いブランドと

主な配信作品

ディズニー

『ライオン・キング』

『アナと雪の女王』など

ピクサー

『トイ・ストーリー』

『モンスターズ・インク』など

マーベル

『アベンジャーズ』

オリジナルドラマなど

スター・ウォーズ

全エピソード(映画全作品)

オリジナルドラマなど

ナショナルジオグラフィック

『YOUTUBEが変えた時代』

『動物園のヒミツ』など

スター

『哀れなるものたち』

『女王陛下のお気に入り』など

おすすめポイント

  • 配信作品が全て見放題!
  • 独占配信作品やオリジナル作品などディズニープラスでしか視聴できないコンテンツが盛りだくさん!
  • 国内外の映画やドラマ、アニメ作品も数多く配信中!

 

ディズニープラス登録方法

1.記事内の赤いボタンをクリック または 公式サイトにアクセス

2.〔スタンダードプラン〕もしくは〔プレミアムプラン〕を選択

3.メールアドレスを入力し、〔同意して続ける〕を選択(メールが送信される)

4.届いたメールのURLを開き、パスワードを作成する

5.支払い方法を設定し〔同意して開始〕を選択

6.登録完了!ディズニープラスを楽しもう!

 

 

▼サービス詳細・口コミはこちらの記事をチェック!

 

お得なHulu|ディズニープラスセットプランもおすすめ

Hulu|ディズニープラスセットプラン

 

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そんな方には、Huluとディズニープラスの2つの動画配信サービスがセットになった「Hulu|ディズニープラスセットプラン」がおすすめです!しています。

既にどちらかに登録している方や、両方に登録している方でも、Hulu|ディズニープラスセットプランに切り替えることができます。

 

Hulu|ディズニープラスセットプランはそれぞれ個別に登録するよりもお得になるだけでなく、ディズニープラスのプレミアムプランが利用できます。

 

個別に登録した場合と、Hulu|ディズニープラスセットプランの月額料金を比較してみましょう。

 

Huluとディズニープラスに

個別に登録した場合の月額料金

Hulu|ディズニープラスセットプランの

月額料金

Hulu:1,026円(税込)

ディズニープラススタンダードプラン

:990円(税込)

合計:2,016円(税込)

1,490円(税込)

Hulu:1,026円(税込)

ディズニープラスプレミアムプラン

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合計:2,346円(税込)

 

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Huluは日テレ系の番組や海外ドラマを豊富に配信しているため、日本のドラマやバラエティ、海外ドラマを楽しみたい方におすすめ。

『哀れなるものたち』に加え、幅広い配信作品を楽しみたい方は、ぜひHulu|ディズニープラスセットプランもチェックしてみてくださいね。

 

Hulu|ディズニープラスセットプラン基本情報

月額料金

1,490円(税込)

支払い方法

クレジットカード

同時視聴

Hulu:4台

ディズニープラス:4台

動画ダウンロード

可能

注意点

  • Hulu|ディズニープラスセットプラン専用アプリはなく、それぞれのアプリ、サイトを利用
  • ディズニープラスのサービス内容はプレミアムプランが適用される

おすすめポイント

  • Huluとディズニープラスの両方のサービスをお得に利用できる!
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Hulu|ディズニープラスセットプラン登録方法

(Hulu、ディズニープラスどちらも登録していない場合)

1.記事内の赤いボタンをクリック もしくは Hulu|ディズニープラスセットプラン専用サイトにアクセス

2.メールアドレスを入力し、〔確認コードを送信する〕を選択

3.登録したメールアドレスに届いた確認コードを入力する

4.氏名、性別、生年月日、パスワード、クレジットカード情報などのお客様情報を入力

5.Huluの利用規約にチェックを入れ、〔サービス利用を開始する〕を選択

6.Hulu登録完了!続いて、〔ディズニープラスの利用開始手続きをおこなう〕を選択

7.メールアドレスを入力し、〔同意して続ける〕を選択

8.パスワードを作成(入力)し、〔続ける〕を選択

9.ディズニープラスの利用開始手続き完了!Huluとディズニープラスを楽しもう!

※既にHulu、ディズニープラスのどちらかに登録している場合、既に両方に登録している場合の登録方法は、下記記事にて紹介しています。

 

 

▼プラン詳細、より詳しい登録方法はこちらの記事をチェック!

 

映画『哀れなるものたち』作品情報

映画『哀れなるものたち』_ベラ・バクスター

 

映画『哀れなるものたち』は2023年12月8日に公開された、アラスター・グレイによる同名小説を原作としている作品です。

日本では、2024年1月26日に公開されました。

 

ジャンルとしてはSF・ラブコメディに分類される作品ではありますが、その枠に留まらない魅力を秘めています。

 

そんな本作の監督は、『籠の中の乙女』や『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』で知られるヨルゴス・ランティモスです。

主演を、エマ・ストーンが務めます。

2018年公開の映画『女王陛下のお気に入り』に続いて、ヨルゴス・ランティモスとエマ・ストーンがタッグを組みました。

 

『哀れなるものたち』は、特に美術面やエマ・ストーンの演技力が高く評価され、2024年3月10日におこなわれた第96回アカデミー賞では11部門にノミネート。

「主演女優賞」「衣装デザイン賞」「美術賞」「メイクアップ&スタイリング賞」の4部門を受賞しました。

 

また、第80回ヴェネチア国際映画祭では最高賞である「金獅子賞」を受賞し、第81回ゴールデングローブ賞では「作品賞」を受賞しています。

 

映画『哀れなるものたち』基本情報

原題

Poor Things

監督

ヨルゴス・ランティモス

脚本

トニー・マクナマラ

原作

アラスター・グレイ

小説『哀れなるものたち』

制作会社

TGSエンターテインメント

エレメント・ピクチャーズ

フィルム4・プロダクションズ

配給

アメリカ:サーチライト・ピクチャーズ

日本:ウォルト・ディズニー・ジャパン

制作国

イギリス

アメリカ

アイルランド

公開日

アメリカ:2023年12月8日

日本:2024年1月26日

上映時間

141分

 

主演エマ・ストーンの代表作は?ハリポタやタイタニックに出演?

映画『哀れなるものたち』_ベラ・バクスター

 

本作の主演を務めたのは、今や一大スター俳優として有名なエマ・ストーンです。

 

代表作としては、『アメイジング・スパイダーマン』『ラ・ラ・ランド』『クルエラ』などが挙げられます。

 

2016年公開の『ラ・ラ・ランド』では高い評価を得て、第89回アカデミー賞主演女優賞や第74回ゴールデングローブ賞主演女優賞などを受賞しました。

 

映画『ハリー・ポッター』シリーズに出演していると勘違いしている方も多いですが、エマ・ストーンは『ハリー・ポッター』シリーズには出演していません。

 

また、映画『タイタニック』には出演していませんが、『タイタニック』の大ファンなのだそう。

ジャック役を演じたレオナルド・ディカプリオが大好きで、7回半も映画館で『タイタニック』を見たのだと語っています。

 

公開日が延期に…ストライキの影響

映画『哀れなるものたち』_ベラ・バクスター

 

映画『哀れなるものたち』は、全米俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキをおこなっていた影響で、公開日が延期になりました。

もともとは2023年9月8日に公開予定でしたが、同年12月8日に延期に。

 

それを受け、日本でも2023年内に公開する予定から、2024年1月26日公開に変更となりました。

 

アメリカをはじめとする俳優たちが約16万人加入している全米労働組合がストライキした理由は、動画配信の報酬や人工知能・AIの規制を巡る、制作会社との交渉炸裂が原因です。

 

これにより、多くの作品は撮影中止となりましたが撮影が終わっている作品にも影響があり、ストライキ中は俳優たちは映画やドラマの宣伝ができなくなります。

 

なお、全米映画俳優組合は現地時間2023年11月8日に声明を発表し、同年7月14日からおこなってきたストライキを、同年11月9日午前0時1分をもって終了することを正式に発表しました。

 

R指定の理由とは?グロテスクな描写はある?

映画『哀れなるものたち』_ベラ・バクスター_ダンカン・ウェダバーン

 

映画『哀れなるものたち』は、18歳以上でないと鑑賞できない「R-18指定」の作品です。

なぜR-18指定という厳しい制限がかけられたのでしょうか。

 

理由は、刺激の強い性愛描写があるからです。

 

「『哀れなるものたち』はエログロ描写がある」とも言われている作品。

外科医が登場することもあって、グロテスクな描写も少なからずあります。

しかし、本作だけでなく映画全般に言えることですが、グロテスクな描写を理由にR-18指定になることはあまり多くありません。

 

『哀れなるものたち』はセックスの描写がかなり多く、セックスシーンではモザイクがかけられてないため、R-18指定作品になったのだと考えられます。

 

また、本作はR-18指定作品の中では異例の、全国約330スクリーン以上で大規模に公開されました。

 

 

映画『哀れなるものたち』あらすじ【ネタバレなし】

 

ヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが描く最新作。

天才外科医のゴッドウィン・バクスターによってよみがえった若き女性ベラ。

外科医の保護の下、ベラは熱心に学ぶが、世間を知りたいという欲望に駆られ、放蕩者の弁護士ダンカンとともに大陸横断の冒険に出る。

ベラは時代の偏見から解き放たれ、平等と自由のために戦い、驚くべき成長を遂げる。

 

映画『哀れなるものたち』は、胎児の脳を移植されて蘇った、エマ・ストーン演じるベラ・バクスターが主人公の作品です。

ベラは旅を通して様々なことを知り、幼児程度の知能しかなかった彼女の知性が養われていく様子が描かれています。

 

SFとラブコメディの要素がありつつ、「女性解放」や「社会主義」など、現実問題にも切り込んでいる本作は、見る方によって捉え方が異なるのが面白いポイント。

旅を経たベラは何を選択しどう生きるのか、彼女の貪欲なまでに自由を求める姿に、何か感じるものがあるはずです。

 

 

映画『哀れなるものたち』登場人物・キャスト

映画『哀れなるものたち』の登場人物を紹介していきます。

 

なお、本作は日本語吹き替え版が制作されていない作品です。

そのため、キャストに関しては登場人物を演じた俳優のみ記載しています。

 

ベラ・バクスター/ヴィクトリア・ブレシントン(キャスト:エマ・ストーン)

映画『哀れなるものたち』_ベラ・バクスター

 

本作の主人公。

自殺を図ったヴィクトリア・ブレシントンは、天才外科医のゴッドウィンによってお腹の中にいた胎児の脳を移植され、ベラ・バクスターとして生まれ変わった。

 

そのため、見た目は美しい大人だが、知能は幼児程度しかない。

しかし、日々の生活の中で知性が急速に成長していく。

 

ゴッドウィンによって外に出ることを禁じられていたが、次第に外の世界を見たいと思うようになり、ダンカンとともにヨーロッパ横断の旅に出る。

 

何事に対しても好奇心旺盛で自由奔放な性格。

 

ダンカン・ウェダバーン(キャスト:マーク・ラファロ)

映画『哀れなるものたち』_ダンカン・ウェダバーン

 

女たらしで有名な、放蕩者の弁護士。

ある日、ベラとマックスの結婚の契約のためにゴッドウィンの家に行き、ベラに一目惚れする。

 

そして外の世界に興味を持つベラを誘惑し、駆け落ちした。

 

自由奔放でやりたい放題のベラに振り回され、次第にベラを監禁したいと考えるようになる。

 

ゴッドウィン・バクスター(キャスト:ウィレム・デフォー)

映画『哀れなるものたち』_ゴッドウィン・バクスター

 

ベラを生み出した変わり者の天才外科医であり研究家。

 

ある日ヴィクトリア・ブレシントンの遺体を発見し、彼女のお腹の中にいた胎児の脳を移植して彼女を生き返らせた。

新たに誕生した彼女をベラ・バクスターと名付け、ベラを愛情深く育てていく。

 

ベラには外に出ることを禁じていた。

 

マックス・マッキャンドルス(キャスト:ラミー・ユセフ)

映画『哀れなるものたち』_マックス・マッキャンドルス

 

ゴッドの助手に選ばれた医学生。

ベラが覚えた言葉や食べたものなど、ベラに関することを記録する仕事を任された。

 

ベラを間近で観察していくうちに彼女に惹かれていき、ゴッドの後押しを受けてベラと結婚する。

しかし、ベラは外の世界に興味を抱き始め、弁護士のダンカンと駆け落ちしてしまった。

 

ベラがいなくなってからもゴッドのもとで働き、ベラの帰りを待っている。

 

プリム夫人(キャスト:ヴィッキー・ペッパーダイン)

映画『哀れなるものたち』_プリム夫人

 

ゴッドの家でベラのお世話をしている家政婦。

ベラの奇想天外な行動に対しても、淡々と対応している。

 

マーサ・フォン・カーツロック(キャスト:ハンナ・シグラ)

映画『哀れなるものたち』_マーサ・フォン・カーツロック

 

クルーズ船でベラと出会った裕福な淑女。

知的かつ力強さを感じさせる言動で、ベラを魅了した。

 

ベラに本を渡したり哲学について語り、ベラの知性に大きく影響を与えた人物。

 

ハリー・アストレー(キャスト:ジェロッド・カーマイケル)

映画『哀れなるものたち』_ハリー・アストレー

 

ベラがクルーズ船で出会った、マーサの連れとしてともに旅をしている青年。

皮肉屋で現実主義者。

 

まだ知性が低いために「すべての人間は善人である」と思っている、世間知らずで理想主義者なベラに、“世界の真実”という衝撃を与えた。

 

スワイニー(キャスト:キャサリン・ハンター)

映画『哀れなるものたち』_スワイニー

 

パリにある売春宿を取り仕切る人物。

化粧や服装、全身に入ったタトゥーなど奇抜な見た目をしている。

 

売春宿がどのような場所かも知らずに、お金を稼ぐためにやってきたベラを受け入れた。

非道で残酷な面が目立つが、優しい一面もある。

 

トワネット(キャスト:スージー・ベンバ)

映画『哀れなるものたち』_トワネット

 

ベラと同じ売春宿で働く売春婦。

ベラと友人になった。

 

社会主義者である彼女は、ベラに社会主義について教えていく。

 

フェリシティ(キャスト:マーガレット・クアリー)

映画『哀れなるものたち』_フェリシティ

 

ベラの失踪後、ゴッドの新たな実験体となった女性。

ベラと同様にゴッドによって蘇生され、ゴッドのもとで“生まれたての女性”として新たな生活を始める。

 

ベラとは異なり愛情深くは育てられず、実験対象として割り切られていた。

知能の成長スピードが遅い。

 

アルフィー・ブレシントン(キャスト:クリストファー・アボット)

映画『哀れなるものたち』_アルフィー・ブレシントン

 

ベラがベラになる前の女性、ヴィクトリア・ブレシントンの過去を知る人物。

 

ベラが激動の旅を終えてゴッドたちのもとに戻った際に、ベラの前に現れた。

自分の過去を知りたがるベラに、家に来るように促す。

 

 

映画『哀れなるものたち』感想・見どころ

映画『哀れなるものたち』の感想と見どころを紹介します。

 

ネタバレなしで紹介していくので、まだ視聴していない方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

視聴者の感想

映画『哀れなるものたち』_ゴッドウィン・バクスター_マックス・マッキャンドルス

 

実際に映画『哀れなるものたち』を視聴した方の感想を紹介します。

 

 

本作の感想は、賛否両論わかれていました。

 

実際、本作は少々小難しさがある作品であり、ストレートに「ベラの成長物語」と捉えるか、「女性の解放」と捉えるかでも感じ方が大きく異なります。

 

原作小説では女性の解放に焦点を置き、細かな説明とともに物語が展開していく一方、映画ではあまり細かい説明はありません。

そのため、「よくわからなかった」という感想も多いのでしょう。

 

好奇心旺盛で知性があまり高くないベラは性に開放的になりますが、そのシーンに対しても賛否両論あります。

「女性の解放」を謳っていながら、男性監督による男性からの視点が目立つ描写に、伝えたいことと映し出されているものが“ちぐはぐ”であると感じてしまう方が多いのです。

 

しかし面白くないと感じた方でも、エマ・ストーンの演技力や、世界観や衣装などの美術面は高く評価しています。

 

各キャストの演技力や美術だけでも見る価値のある映画だと感じている方が多いので、ぜひ一度視聴してみてはいかがでしょうか。

まずは深く考えずに、「ベラの成長物語」だと思っておくと、受け入れやすいかもしれません。

 

アカデミー賞美術賞を受賞した舞台美術が魅力的

映画『哀れなるものたち』_ベラ・バクスター

 

映画『哀れなるものたち』は、アカデミー賞で「衣装デザイン賞」「美術賞」「メイクアップ&スタイリング賞」を受賞しています。

 

受賞するのも納得なほど、色彩が豊かで奇抜な世界観と、独創的で美しい衣装を堪能できます。

 

ベラが生まれた場所である、ゴッド・バクスターの家に始まり、ベラが訪れたリスボンやパリの街並み、クルーズ船など、どこを切り取っても絵画のよう。

中世のような古さと華やかさに加え、少しダークなSF感が魅力的です。

 

登場人物たちの衣装や背景など、きっと隅々まで見たくなるでしょう。

 

主演女優賞に輝いたエマ・ストーンの演技力に注目

映画『哀れなるものたち』_ベラ・バクスター

 

映画『哀れなるものたち』の魅力として欠かせないのが、主人公ベラ・バクスターを演じたエマ・ストーンの演技力です。

エマ・ストーンは、本作でアカデミー賞「主演女優賞」に輝いています。

 

「胎児の脳を移植された女性」という難しい役柄を見事に演じきったエマ・ストーン。

 

作品の冒頭では、ベラはまるで子供のようでしたが、物語が進むにつれ、成熟した大人に成長していきます。

言葉遣いだけでなく歩き方などの動作、さらには目つきまでも、冒頭と終わりでは大きく異なります。

 

ぜひベラの細かい動きにも注目してみてください。

 

ベラの成長を描いたファンタジックで力強い作品

映画『哀れなるものたち』_ベラ・バクスター

 

映画『哀れなるものたち』は、胎児の脳を移植された主人公ベラ・バクスターの成長を通して、「女性の解放」を描いた作品です。

 

まだ知性が低く、世の中には善人しかいないと思っているベラは、旅の中で救いきれない厳しい現実も目の当たりにします。

 

「現実主義」「社会主義」にも触れながら、貪欲なまでに自由を求めるベラ。

何者にも縛られず、自分の生きたいように生きる力強い人物へと成長していきます。

 

一方で、本作では「女性の解放」を描くうえであまり相応しくないような描写も見られます。

 

そのため、まずは「ベラの成長物語」であるとだけ思って視聴する方が、ストーリーや作品そのものを受け入れやすいかもしれません。

 

筆者が視聴した際も、「女性の解放」という大きな括りよりも、ベラ個人が様々なものに触れて成長し、自由を獲得するといったストーリーラインの方が強く感じました。

テーマ性を考えるよりも、画面に映し出されるものをそのまま受け取った方が、案外わかりやすいかもしれません。

 

自分はこの作品をどう捉えるか、ぜひ視聴してみてくださいね。

 

 

映画『哀れなるものたち』をディズニープラスで視聴しよう!

映画『哀れなるものたち』_ベラ・バクスター

 

映画『哀れなるものたち』はディズニープラスで見放題配信中です!

 

現在、本作を見放題で視聴できるのはディズニープラスだけ。

ほかの動画配信サービスではレンタル配信もまだおこなわれておらず、作品を購入する必要があります。

 

本作は激しい性愛描写があるため人を選ぶ作品ではありますが、美術面の美しさや、作品に込められたテーマ性を考えるなど、何度も見て確かめたくなるような作品です。

 

深いテーマ性を考えるのはもちろん、SF・ラブコメディとして楽しむこともできます。

多方面から見ることができる『哀れなるものたち』を、ぜひディズニープラスで視聴してみてくださいね!

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※本ページの情報は2024年5月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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たみ

動物が好き。ディズニーも好き。 好きな映画のジャンルは洋ホラーですが、最近はMCUを追うなどジャンル問わず色々見てます。 疑問を解消できる記事や、読み進めたくなるような記事を目指します!

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