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【怪獣8号】人語を話すエリンギ頭「怪獣9号」の正体は?目的や生い立ちについて考える

オっさん

更新日:2024-4-16

キャラ紹介・怪獣9号_サムネ

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『怪獣8号』は集英社によるWebコミック配信サービス『ジャンプ+』にて掲載されている漫画を原作とするアニメ。

 

2020年7月にジャンプ+で連載を開始し、第1話がいきなり100万閲覧数を突破し話題を呼びました。その後も順調に閲覧数を伸ばしていき、現在では『SPY×FAMILY』と肩を並べるジャンプ+の看板作品となっています。

 

そんな『怪獣8号』に登場する強敵、二足歩行のエリンギヘッドな怪獣9号。

なんどもカフカたちの前に現れては甚大な被害を出して去っていく、面倒な相手。

 

この記事では、宿敵・怪獣9号ついて紹介するとともに、彼の正体について考えていきたいと思います。

 

※作品のネタバレを含む内容のため要注意

 

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【怪獣8号】強敵・怪獣9号とは

 

人型でつぶらな瞳とエリンギのような頭部をもつ怪獣。

日本語を話し、怪獣の死体を操ったり、怪獣の品種改良を行ったり、人間の情動を理解し外道な作戦を行ったりなど、人の嫌がることを率先して行う、高い知能をもった厄介な大怪獣。

 

「怪獣8号」においての大怪獣

大怪獣の定義とは、身体が巨大であるという意味ではなく、怪獣の強さの指標“フォルティチュード”が8.0以上の存在を意味する。

フォルティチュード8.0以上の大怪獣に分類されると、個体識別名として発見された順番に番号が振られる。そうして個体識別番号を与えられた大怪獣の事を“識別怪獣”と呼ぶ。

 

初登場は1巻|入隊試験中のキコルの前に現れる

初登場は防衛隊員選別試験二次最終審査を行っているキコルの前に現れた。

 

訓練場で怪獣を使用した実戦形式の最終審査を無事クリアし安堵しているキコルの前に突如現れた、当時未確認の大怪獣・怪獣9号。

試験の討伐リストに載っていない怪獣の姿に動揺するキコルに攻撃し、死んだはずの怪獣を蘇生させ音もなく去っていった。

 

初登場時は「人に寄生し擬態する」という厄介な能力を持っているものの、カフカの超パワーでワンパンされてしまうため「怪獣8号の強さを読者へ誇示するだけのモブ」のように見えたが…このエリンギ、不死鳥のごとく舞い戻る。

 

カフカにやられるたび、怪獣9号は進化を繰り返し、パワーアップして再登場する。なかなかにしつこい。

 

 

戦闘能力|寄生・分裂・進化速度、まるでウイルス

 

電波妨害の檻を生成したり、死体を操って肉壁にしたり、怪獣の品種改良をしたりと、何かと多芸な怪獣9号。

そんな彼の主な攻撃手段は、指先から繰り出される強力な遠距離攻撃。

 

これだけでもかなり強力ではあるのだが、彼の真骨頂は単純な戦闘能力ではなく、人間社会に紛れることも出来る高い知能と学習能力(進化速度)である。

 

人に寄生して人に擬態する

初めて彼の存在が確認されたとき、怪獣9号はカフカとレノが所属していた怪獣専門清掃業者「モンスタースイーパー」にて働いていた。

 

新人が怪獣と知らずに一緒に働く従業員

 

2巻の相模原討伐作戦にて擬態した人間の顔が討伐隊に認知されてからは、適当な人間に寄生しなおしている。

生物であればどんな相手でも寄生できるようで、作中では怪獣とも合体して臨機応変に戦場を引っ掻き回していた。

 

記憶や技能も吸収

寄生した人間の記憶を読み取ることができるので、それにより人間社会や人間の情動を学習し、人の嫌がることを率先して行う。

 

また、記憶だけでなく、取り込んだ生物が習得していた技能も自分の経験として取り込むことが可能。おそらくこの能力のおかげで、怪獣9号の爆発的な進化速度が生まれているのだろう。

 

単行本6巻では、カフカに対抗するため自身に足りないパワーを補おうと四ノ宮功が装備する“識別怪獣兵器2”を狙って襲ってきた。

怪獣9号は、生物の生死問わず、細胞さえあれば相手の能力を吸収することができるようだ。

 

分裂(無性生殖)して自分を増やす

 

怪獣9号は自分と全く同じ記憶・人格・能力を持った分身を生み出すことが可能。

おそらくこれは、本獣から生み出される余獣とはまた別物と思われる。

 

生み出された分身も怪獣9号本体と同等の学習能力と適応能力を持つようで、第一部隊隊長・鳴海弦の攻撃パターンを学習し、即座に対応している。

だがその後“識別怪獣兵器1”を使用した鳴海弦に倒されているので、もしかしたら分身の戦闘能力…単純な馬力は下がっているのかもしれない。

 

●分裂は核(心臓)ごと分裂している?

分裂体γがカフカによって追い詰められ核が損傷した時、修復のため分裂体βに融合するようテレパシーを送っていた。

また、“識別怪獣兵器1”を装備した鳴海弦が、その能力でβにも核があることを確認している。

 

識別怪獣兵器1

生物の電気信号を視覚的に読み取ることができる特殊な目を持つ兵器。

これを装備することにより鳴海弦は怪獣の核の位置を捕捉することができる。

 

しかし、分裂体の核をいくら潰そうとも本体にあまり影響はないのか、2体の分身が倒された後、本体の怪獣9号は四ノ宮功を相手に元気に戦っていた。

 

本体が消耗していた様子があまりなかったので、もしかしたら分身の核は「本体から分裂した核」ではく「核のように動く臓器」だったのかもしれない。

さすがの怪獣も、核が2/3破壊されて全くの無傷とはいかないでしょう。

 

怪獣を産み、品種改良を繰り返す

余獣の卵が人に見つかりにくいように改良したり、

接近戦に特化した大怪獣を生み出したり、

隊長格への対策を施した特化タイプを生み出したり…

 

怪獣9号によって、日本の怪獣発生件数は上がり、新種も急増

年間平均フォルティチュードは2.6から4.8へアップ

 

怪獣9号のやらかしだけで戦闘力のインフレがすごい。

 

怪獣9号が作り出した大怪獣は、確認できるだけでも約6体。

次の項目で怪獣9号に生み出され、防衛隊を窮地に追い込む大怪獣たちをまとめて紹介。

 

 

怪獣9号に作られた大怪獣(識別怪獣)一覧

 

9号マッマによって生み出された6体の大怪獣。

一部、自由気ままに何やら防衛隊に寝返ったおバk…脳筋もいるらしい。

 

怪獣10号(脳筋)

 

単行本3巻にて、第三部隊が駐在する立川基地を空から強襲してきた大怪獣。

のちに保科宗四郎の専用兵器に自ら立候補する。

戦えるなら相手は怪獣だろうと人間だろうとなんでもいいという、とびっきりの戦闘狂。

 

 

怪獣11号(二足歩行の魚介類)

 

対・鳴海弦用に品種改良された大怪獣。

鳴海弦の師である四ノ宮功の記憶を持ち、鳴海弦の装備“識別怪獣兵器1”の擬似的未来視が効かないフルオートの攻撃手段を持つ。

 

 

怪獣12号(改良脳筋)

 

怪獣10号での経験を活かし、再度品種改良を行った超近接特化の怪獣。

学習能力が高く、相対する保科宗四郎の技を見て即座に学習し、戦いに取り入れる柔軟性を持つ。

 

怪獣13号(四天王の中でも最弱…)

 

多分、おそらく、スピード特化の接近戦タイプの改良品種。

カフカによりワンパンされてしまったので、その持ち味を活かす場面がなかった。

接近特化は怪獣10号と12号がいるので、どうにもしょぼく感じる。

 

怪獣14号(顔のついた板)

 

巨大な板に顔が張り付いたデザインの怪獣。

亜白ミナの狙撃によりワンパンされてしまう。

 

 

怪獣15号(偽キコル)

 

 

怪獣9号が四ノ宮功の記憶を使い生み出した、キコルに似たビジュアルの怪獣。

精神攻撃を得意としており、両親を失って不安定なキコルを追い詰める。

 

 

 

【考察】怪獣9号の正体|日本最古の怪獣か

怪獣9号という番号は、あくまで人類が「認知した順番」なので、この怪獣が本当はいつから生まれ地球に存在していたのか、正確なことは分かっていません。

 

平安には既に存在していた


怪獣9号がこれまで取り込んできた人間を披露するシーンにて「四ノ宮功」「甲冑の男」「狩衣の男」と出てきたので、とりあえずこの怪獣は少なくとも平安時代には既に存在していたと見ていいでしょう。

 

怪獣9号もかつては●だった?

 

狩衣は現在では神職の服というイメージが強いですが、平安時代は公家の普段着として使われていたものです。

この頃は日本の中枢に入り込んでいたのでしょうか。いいえ、日本の中枢から人に化けて暗躍、ということはできていなかったように思えます。ついでに、公家生活も長続きはしなかったみたいです。

 

逃れたものはいない

どの時代の最強も

歴史上ただの一人も

さぁ来い、お前もこちら側へ

「怪獣8号」104話より抜粋

 

その頃の彼はおそらく「人類の最強を取り込む」という学習期間。

最終的に現代でモンスタースイーパーでバイトしていたところを見ると、その時代の人類最強を取り込んだらそれでおしまい。また次のところへ。という感じで、いろんな人間の中を転々としていたのではないでしょうか。

 

そして、もしかしたら怪獣9号自身も、かつては取り込まれた1人だったのかもしれません。

 

けどね、止められないんだよ

君にも、イサオにも、そして

ボク自身にもね

「怪獣8号」103話より抜粋

 

 

【考察】怪獣9号の目的と、そもそもなぜ怪獣は生まれるのか

※2024年4月現在、最新話105話まで読んでの内容

 

現段階で怪獣9号の目的を知るには、「そもそも怪獣ってなに?」ということから掘り下げる必要がありそうです。

 

怪獣が日本にばかり現れるのはなぜ

作中にて、日本は「怪獣大国」と言われています。


怪獣の発生原因は作中でも明確なことは判明しておらず、有力候補として挙げられているのが「断層が発生させる膨大なエネルギーと歪みが、なんやかんや怪獣を発生させている」というもの。

 

怪獣発生のメカニズムについては不明な点が多いが…

近年の研究では断層が発生させる膨大なエネルギーと歪みが、地中の物質や付近の動植物に作用して怪獣を発生させているという説が有力。

「怪獣8号」58話より抜粋

 

たしかにこの理由なら、地震大国日本に怪獣が多く発生している相関関係が成り立ちますね。

 

怪獣細胞を使った兵器に「適合率」があるのはなぜ

メタ的な話にはなりますが、作者の松本直也氏は「エヴァに影響を受けた」とインタビューで話すエヴァ好きであり、怪獣8号の作中にもエヴァのオマージュかな?と思われる箇所が散見されます。

 

「“最強の主人公が追われながら目的地を目指す話”を描きたい」『怪獣8号』松本直也インタビュー《「次マン」Webマンガ部門1位》

 

アニメ「エヴァンゲリオン」

 

 

そのひとつが、カフカたち防衛隊員が装備するスーツの「解放戦力値」。これはエヴァンゲリオンにおける「シンクロ率」と見ていいでしょう。

 

『怪獣8号』のスーツは、エヴァンゲリオン同様、生物をベースとした生体兵器です。

”識別怪獣兵器10”と保科宗四郎のコンビを見れば、この解放戦力値というのが「どれだけ人と怪獣がシンクロできているか」という意味であるのは疑いようがない…と見ます。

 

 

では、”識別怪獣兵器”に適合者というのが存在する理由はなんなのか。これも類似性がある「エヴァンゲリオン(人造人間)」から読み取っていきましょう。

 

●エヴァのパイロットは母子

エヴァンゲリオンという人造人間には元々魂が存在しません。

エヴァの操縦にはパイロットとエヴァが同調(シンクロ)する必要がありますが、エヴァ(魂なし)ではこれができません。

 

エヴァ(魂なし)

エヴァパイロット

 

そこで必要になるのが、エヴァとパイロットとの中継ぎを担う魂。

こうすることで、エヴァとパイロットとのシンクロを可能にします。

 

エヴァ(魂なし)

魂(母親)

エヴァパイロット(子供)

 

 

諸々の詳細は省きますが、パイロットはこのエヴァに封入された魂と遺伝的関係が近い者が選ばれるのです。

もっと言えば魂がパイロットを想う心が必要になります。

 

そう考えると、『怪獣8号』に登場する”識別怪獣兵器”の適合者というのは、ベースとなった怪獣と「遺伝的に近しいもの」という風に見れないでしょうか。

 

実際、四ノ宮キコルは母・四ノ宮ヒカリが使用していた”識別怪獣兵器4”に適合していました。

 

 

チンパンジー≒人間≒怪獣?遺伝的に近い存在の可能性

怪獣側は、自分と遺伝的関係が近いもの、または自分と思想の近いもの、もしくはその両方を兼ね備えた「自分と近い存在」を見つける能力が備わっているのではないでしょうか。

 

カフカが怪獣に寄生されたとき、怪獣はカフカに向かって「ミツケタ」といいます。

誰でも良かったわけではなく、怪獣8号はカフカでないといけない理由があったのです。

 

”識別怪獣兵器”の中にも怪獣の魂があり、彼らは自分を扱う人間を選り好みしているのかもしれません。

 

結局、怪獣9号の目的は?

そこでこの見出しのタイトル「怪獣9号の目的」に戻るのですが、正直情報が無さすぎてなんとも言えないというのが本音です。

 

まぁ分からないなりに、怪獣9号の行動や、怪獣の特性から読み取れる、有り得そうなパターンをいくつか上げてみましょう。

 

【怪獣の特性】

・人と融合することができる

・全ての怪獣が人とシンクロする可能性を持つ

・人と心を通わせることもできる?

・死後も怪獣は使用者によって進化可能

 

【怪獣9号の行動】

・人に寄生して人間社会を勉強

・怪獣を品種改良して人間と戦わせている

・打倒カフカを目指して合体強化に勤しんでいる

・その時代の強者と融合を繰り返ししている

・怪獣9号の意思とは別の意思が存在している?

・「お前もこちら側へ来い」

 

推測①人類補完計画的なアレ

エヴァネタです。分からない人は「マクロスF」のバジュラでも。

大まかには「肉体という殻を脱ぎ捨て、精神体となり、人は一つの群となる」みたいなやつですね。

「全体」としての自我を保有し「個体」という概念を持たない全体主義の生命体を目指してる可能性も、あるかもしれない…?

 

推測②胎内回帰的なアレソレ

人と分かたれた生命体・怪獣、的な

怪獣の起源は謎ですが、現代では怪獣8号や怪獣9号といった人間と融合する怪獣が出現していますね。

また、怪獣10号が嬉々として保科宗四郎の相棒しているのを見ると、人間を襲うのは怪獣の本能的なものというわけでもなさそうに感じます。

んじゃぁ彼らが人とシンクロしたり融合したりするのはなんだろなぁ…と考えたところ、自分たちに足りないものを補って完全な生物になりたいからかなぁとか、思うわけです。

 

推測③種の繁栄

恐竜が現代まで残り進化したらどうなるか?みたいな空想。

寄生して共生する生命…ミトコンドリア?

作中でも「断層のエネルギーが付近の動植物に作用して怪獣が発生する説」が唱えられていました。

ミトコンドリアみたいな生命が、人間のように進化をし、知的生命体となったのが怪獣だとするのなら、怪獣が人と融合するのは本能的なものだし、そこに「種の繁栄」以外の目的はないかもしれません。

 

推測④純粋な人類の敵

こまけぇこたぁ気にしねぇ。とりあえず人間は殺す。

 

 

エリンギ頭「怪獣9号」の元ネタはあるのか

元ネタかどうかは知らないけれど、なんだか既視感あるネタを紹介。

 

「黄衣の頭冠」またの名をうんこターバン

「フロムソフトウェア」が提供する「デモンズソウル」というゲームに登場する頭部の装備品。見た目がエリンギ。

 

 

このファンから「うんこターバン」と呼ばれる装備品は「塔のラトリア」に登場するボス「黄衣の翁」の衣。

オンライン状態で「デモンズソウル」をプレイしている場合、「黄衣の翁」戦では他のプレイヤーがボスとして召喚されPvPが始まる。この、ボスとして召喚されるときに翁の黄衣が頭にグルグルと寄生してこのような姿になる。臭そう。

 

 

余談だが「ダークソウル」にはボラギノールと呼ばれる装備品が登場する。

 

 

 

キメラアントの生態

取り込んだ人間の記憶や能力を、自分の作り出した怪獣(子)に遺伝させているのは、なんだか「HUNTER×HUNTER」に登場するキメラアントの摂食交配を想起させます。

 

◆摂食交配とは

「HUNTER×HUNTER」に登場するキメラアントという蟻の繁殖方法。

女王蟻が他種族を食べると、その食べた生物の遺伝情報を次に産み落とす子供に継承することができる。これによりキメラアントは急速に進化し、捕食対象に人間を含めるようになった。とりわけ“念能力者”と呼ばれる特殊能力をもった人間は栄養価が高く、種の飛躍的進化に役立つため狙われることとなった。

そんな不思議な繁殖方法では、稀に遺伝情報と共に生前の記憶を宿した個体が生まれることもある。

 

◆念能力者の技能を継承する

摂食交配で念能力者を取り込み子供を産むと、その子供は念能力者の才能を継承して生まれてくる。

そもそも念能力というのは修行によって獲得する技能であり、人間という種が持つ能力ではないため、遺伝情報とは関係のないものである。

にもかかわらず子供に遺伝するのは、不思議ですよね。

 

そういった、ベースとなった遺伝情報の持ち主の技能すらも継承させているところが、なんだか怪獣9号に似ています。

 

余談

怪獣9号が多くの怪獣を引き連れ、カフカが所属する第一部隊の管轄地域に強襲してくる。

このシーンって、「地球防衛軍」に登場する巨大甲殻虫(通称:蟻)のオマージュなんですかね?

 

 

▼地球防衛軍6の蟻

「地球防衛軍6」

 

エヴァや特撮が好きな作者なら、地球防衛軍をプレイしていても不思議ではないですもんね。もしかしたら、意識していたのかもしれません。

 

 

アニメ「怪獣8号」は4月13日から放送開始!

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まとめ:エリンギくそやろう

人の嫌がることを率先して行う性悪怪獣。

彼の言動からは決して人間と相容れない化け物感漂いますが、ホントのところはどうなんでしょうかね。

 

亜白ミナを取り込もうとした彼の言葉「止められないんだよ。君にも、イサオにも、そしてボク自身にもね」には、なんだか諦観のようなものも感じます。

もしかしたら、怪獣9号も昔はなにかに燃えていて、抗っていて、それでもどうにもならない現状にすべてを悟ってああいうキャラクターになったのかもしれません。

※本ページの情報は2024年4月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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オっさん

火薬とファンタジーと筋肉が好き。趣味はボディメイク。ポケットに無限大な夢を詰め込んで冒険に出かけたい人生だった。アウトラインギリギリをアクロバティックに疾走したい。

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