ドラマ『ガンニバル』基本情報・あらすじ
ある重大な事件を起こしてしまった阿川大悟は、妻の有希と娘のましろと一緒に都会から遠く離れた山間にある“供花村”に引っ越してきた。
その平穏な村は、事件を乗り越えて家族の絆を再生する上で完璧な場所に思えた。
しかし、唯一の気がかりは、前任の駐在である狩野が失踪前に言い残した言葉だった。
「この村の人間は、人を喰ってる」
村人から温かく迎え入れられ、平穏な毎日を過ごし始めた大悟たちだったが、ある日森で後藤銀という老婆の遺体が発見され、事態は一変する。
供花村は林業で栄え、住民はヒノキの木材で生計を立てており、村の大部分を所有する後藤家は、そのすべてを仕切っていて、後藤銀は一族の当主だった。
彼女は熊に襲われたのだと断言する後藤家の面々に対して、大悟は老婆の腕に残された人が噛みついたような歯形に気づく。
この村は何かがおかしい…警察官としての信念で真相を探ろうとする大悟だが、やがて村の穏やかな日常が“おそろしい”顔を見せ始める―。
2022年11月にディズニープラスにて独占配信された、柳楽優弥主演のドラマ『ガンニバル』。
二宮正明の同名漫画を原作に、映画『ドライブ・マイ・カー』やドラマ『すべて忘れてしまうから』を手掛けた大江崇允が脚本を担当しました。
監督を務めたのは、衝撃的な内容が話題を呼んだ映画『岬の兄妹』や、ヒューマンサスペンス映画『さがす』で知られる、異才・片山慎三です。
全7話をもってシーズン1が終了した本作は、終了直後から続編を望む声が多く見られました。
そして全ての真相が明らかになる完結編、シーズン2の制作が決定!
シーズン2では原作漫画とは異なるオリジナル要素や、アクション要素が加わるとのこと。
一層スケールが大きくなることが期待できます。
ドラマ『ガンニバル』基本情報
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原作
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作者:二宮正明/漫画『ガンニバル』
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監督
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片山慎三
川井隼人(4~6話)
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脚本
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大江崇允
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話数
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シーズン1:全7話
シーズン2:制作決定!
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配信サービス
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ディズニープラス独占配信
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ドラマ『ガンニバル』登場人物&キャスト・相関図
ドラマ『ガンニバル』の登場人物・キャストを、阿川家、後藤家、狩野家、山口家、その他の登場人物にわけて詳しく紹介していきます。
なお、人物紹介はネタバレを含む内容となっているため、未視聴の方はご注意ください。
※以下ネタバレ注意※ ※以下ネタバレ注意※
まずは、全体の相関図を紹介します。
「供花村(くげむら)」に引っ越してきた阿川家。
供花村では、後藤家が村の大部分を所有しています。
前任の駐在が言い残した「この村の人間は、人を喰っている」の真意とは…?
阿川家|相関図
阿川家は、主人公の大悟、妻の有希、娘のましろの3人で構成されています。
大悟の異動を機に、供花村へ引っ越してきました。
阿川大悟/キャスト:柳楽優弥
本作の主人公。
都市部の警察署で刑事として活躍していましたが、娘・ましろを人質に取られ、犯人の今野翼を射殺してしまいます。
その事件をきっかけに、供花村の駐在所に異動となりました。
正義感溢れる性格ですが、短気で「悪人に対して容赦がない」暴力性も持っています。
初めは供花村の村民たちに歓迎されていたものの、「村の人間は人を喰っている」と言い残した前任の駐在・狩野の失踪と、供花村の後藤家の関係を調べていく中で、供花村の異常性に気づき始め関係は悪化。
供花村が隠している「食人」の真実を探るため、村民たちと争いながら命懸けで捜査するようになります。
阿川有希/キャスト:吉岡里帆
主人公・大悟の妻。
供花村に引っ越した当初は閉鎖的な「村社会」の繋がりを嫌がっていましたが、村に溶け込めるよう努力し、村民たちと仲良く過ごしています。
村で浮いている存在、山口加奈子を気に掛けるなど、言葉遣いは荒いものの根は優しい性格。
後藤家の闇に迫る大悟に戸惑いながらも、懸命に支えてくれる存在です。
阿川ましろ/キャスト:志水心音
大悟と有希の娘(画像中央)。
無邪気で明るい性格でしたが、前科者・今野翼を気に掛け、周囲に隠れて会っていた際に殺されそうになってしまいます。
父親である大悟が今野を目の前で射殺したことでトラウマを抱え、全く話せなくなり、表情も乏しくなってしまいました。
供花村へ引っ越し、小学校の子供たちと関わっていくうちに笑顔を取り戻し、「供花村にずっと住みたい」と思うようになります。
大悟とは正反対で、弱者や今野のような前科者・犯罪者にも優しい性格。
後藤家|相関図
後藤家は供花村の土地の大部分を所有しているため、供花村において絶大な権力を誇っています。
結束力の高さを常軌を逸しており、家を守るためなら悪に手を染めることも厭わないほど。
大悟から「食人」を疑われるようになります。
後藤恵介/キャスト:笠松将
後藤家の次期当主。
常に猟銃を持っており、高圧的で誰にでも銃を向けたり、家訓に厳しい性格のため、後藤家の人々からも恐れられている存在です。
一方で、後藤家の中では「穏健派」で、後藤家に代々伝わる“儀式”を疑問視し、後藤家を自らの力で変えようと奮闘する一面も。
大悟に興味を持っているため、他の後藤家の面々とは違って大悟の命までは奪おうとはせず、信頼関係を築けないかと考えているような言動も見せました。
狩野すみれと恋人であるものの、彼女にも冷たい態度を取っています。
「後藤家の裏切り者」といわれている後藤藍と何やら関係がある様子。
後藤洋介/キャスト:杉田雷麟
天才的な銃の腕前を持っている、恵介の弟。
兄である恵介を慕っており、恵介と同様に後藤家の因習に疑念を抱いている、後藤家の「穏健派」です。
優しい性格で、前任の駐在・狩野や、新しくやって来た大悟ともすぐに仲良くなりました。
しかし、そのせいで後藤家の「過激派」の人々から疑われるようになってしまいます。
後藤銀/キャスト:倍賞美津子
後藤家の当主で、恵介と洋介の祖母。
第1話で、山で死体として発見されました。
腕には人による噛み痕のようなものがついていましたが、恵介が「熊に襲われた」と言い、捜査は終了。
そのことによって、大悟が後藤家に対し不信感を抱くようになります。
冷酷な性格で、村人たちを無慈悲に扱ううえ、血縁者だったとしても“後藤家のために動かない”者に対しては容赦しません。
第6話にて、銀はかつて供花村で唯一の助産師だったことが判明。
そして死産だと偽り、子供たちを“生贄”にしていたことも明らかになりました。
一方で、銀自身の出生や血縁など、謎が多く残されています。
後藤清/キャスト:六角精児
恵介と洋介の父親であり、供花村の村長。
婿養子として藍と結婚して後藤家に入ったため、次期当主にはなれません。
そしてこの結婚も、銀の計画によるものでした。
様々な疑惑や争いがうずまく後藤家にはあまり深入りせず、一歩引いたところにいます。
後藤藍/キャスト:河井青葉
(※キャスト画像)
恵介と洋介の母親であり、清の妻。
母親・銀に育てられ、銀の指示によって清と結婚しました。
母親でありながらも銀とは深い確執があります。
ある祭りの日、生贄である子供を攫って村から逃亡。
その子供を「京介」と名付け、ともに暮らしています。
後藤岩男/キャスト:吉原光夫
屈強な大男。
恵介の同級生であり、彼の親友です。
恵介を守ると同時に、後藤家のボディーガードとして“汚れ仕事”を引き受けています。
それも幼い頃から銀に「いい兵隊になる」と言われてきたから。
銀の信頼に応えることが生きがいや使命となり、後藤家を守るようになったのです。
大悟を危険視していましたが、彼の罠にハマり、「後藤家に裏切り者がいる」と疑心暗鬼に陥りました。
後藤龍二/キャスト:中村祐太郎
恵介と岩男の同級生。
恵介の指示に従う、彼の仲間の1人です。
口が達者で、下品な部分が目立ちます。
後藤真/キャスト:米本学仁
岩男とともに行動する大男(画像中央)。
岩男と同じく、大悟のことを危険視しています。
原作漫画では、恵介が当主にふさわしい人物かどうか、銀の命令で監視していました。
後藤睦夫/キャスト:酒向芳
落ち武者のような見た目をした、後藤家の「過激派」。
後藤家の中で最も気性が荒く凶暴で、後藤家を探る大悟を殺そうとしています。
大悟をおびき出して襲い掛かったものの失敗し、前任の駐在・狩野の殺害を自供しました。
後藤晃/キャスト:大宮将司
(※キャスト画像)
後藤家の「過激派」の1人。
睦夫とともに行動しています。
後藤太一/キャスト:大塚ヒロタ
(※キャスト画像)
双子(陽ニ)の兄。
気性が荒い「過激派」で、後藤家を訪れた大悟に襲い掛かった人物です。
また、「あの人」が大悟を切りつけたときには、「あの人」の身代わりとなり、「自分が切りつけた」と自首しました。
後藤陽ニ/キャスト:大塚ヒロタ
双子(太一)の弟。
兄とは真逆で大人しい「穏健派」で、常に本を持っています。
大悟が「あの人」に襲われた際は、恵介とともに病院を訪れました。
双子である後藤太一と陽ニを、大塚ヒロタが1人2役で演じます。
後藤直矢/キャスト:須森隆文
(※キャスト画像)
スキンヘッドの男性。
血の気が多い「過激派」です。
大悟に襲い掛かったものの、隙を突かれて人質に取られました。
その他後藤家の登場人物・キャスト一覧
後藤家のその他の登場人物・キャストは以下の通りです。
その他「後藤家」の人物
|
登場人物
|
キャスト
|
後藤ヨネ
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仲野元子
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後藤キク
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栗山千栄
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後藤敬三
|
五頭岳夫
|
後藤辰雄
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加賀谷圭
|
後藤秀美
|
林田直樹
|
後藤英二
|
岡部浬功
|
後藤家の重要人物「あの人」については、登場人物紹介後の〔“あの人”の正体・キャストは?〕にて解説しています。
供花村の村民たち|相関図
供花村の村民たちは、絶対的な権力を持つ後藤家以外にも存在します。
主に登場するのは、リーダーの山田さぶとその娘、加奈子。
加えて、村唯一の神社の次期宮司・神山宗近です。
山口さぶ/キャスト:中村梅雀
供花村のリーダー的存在。
村民たちから信頼されています。
常に笑顔で人当たりが良さそうですが、大悟の発言に腹を立て適当なホラ話を広めるなど、陰湿な一面も。
阿川家に盗聴器を仕掛けて彼らを監視しています。
また、娘・加奈子に手を挙げている疑惑があります。
山口加奈子/キャスト:山下リオ
さぶの娘。
さぶによって軟禁されており、村の行事以外は外出を許されていません。
また、軟禁されているだけでなく、さぶに暴力を振るわれているという疑惑も。
虚ろな目をしており覇気がなく、長い前髪で顔を隠しているため、村民たちからは「異常者」扱いされています。
加奈子もまた、村民たちに不信感を抱いているうえ、銀に深い恨みを抱いています。
大悟や有希を信用し、銀がかつて供花村で唯一の助産師であったことを証言。
そして、銀に生まれたばかりの自分の子供を攫われたことを明らかにしました。
そのためか、ましろに優しく接しています。
神山宗近/キャスト:田中俊介
供花村で唯一の神社・来神乃神社の次期宮司。
後藤恵介や後藤岩男の同級生で、恵介のことを信頼しています。
子供を生贄として捧げる供花村の異常性を理解し、大悟に村から出て行くよう忠告しました。
恵介に、「協力して村の因習を終わらせよう」と提案しています。
上田仁/キャスト:松浦祐也
供花村の農家で、消防団のメンバー。
初めは大悟に好意的だったものの、大悟が供花村を探るようになってからは、態度を一変させました。
恵介に大悟の殺害を持ち掛けます。
西村邦稔/キャスト:永田崇人
供花村の村民。
上田仁とともに、倒れていた大悟を介抱しました。
山口さぶが大悟の虚偽の噂を広めてからは、大悟に対して冷たい態度を取るようになります。
相原友樹/キャスト:城戸俊嶺
(※キャスト画像)
ましろと仲が良い少年。
とある日の夜中にましろを連れて無断で外出し、騒ぎを起こしてしまいます。
相原美千代/キャスト:うみぐちうみ
(※キャスト画像)
友樹の母親。
ましろや、ましろの母であり大悟の妻・有希と親しい存在です。
有希に対し、「後藤家には関わらないほうがいい」と忠告します。
その他供花村の登場人物・キャスト
供花村のその他の登場人物(村民)・キャストは以下の通りです。
その他「供花村」の人物
|
登場人物
|
キャスト
|
木村信子
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桜まゆみ
|
木村たけし
|
横井尊
|
夏希
|
池下まひる
|
松本由希子
|
中村怜愛
|
武井荘史
|
大嶺創羽
|
木島トキ
|
矢野陽子
|
校長
|
吉増裕士
|
村の子供
|
坪井蒼
|
狩野家|相関図
供花村の前任の駐在・狩野治。
彼も家庭を築いており、妻の幸子とすみれがいます。
狩野治/キャスト:矢柴俊博
(※キャスト画像)
阿川の前にいた、供花村の前任の駐在。
ある日突然姿を消し、「ギャンブルで借金を作り失踪した」と言われていました。
しかし実際は、供花村の「食人」の捜査をおこなっていたことが判明。
供花村や後藤家について嗅ぎ回った結果、徐々に精神が狂ってしまい、さらに後に遺体となって発見されました。
狩野の遺体には、歯形がついていました。
狩野すみれ/キャスト:北香那
治の娘。
都会で働いていたときに上司と不倫し、退職。
両親を頼って供花村へ移住します。
しかし村民たちに不倫していたことがバレ、村民たちから誹謗中傷を受けたり、のけ者にされてしまいました。
父の死の真相を探るために大悟と協力。
後藤銀の葬式に忍び込んだ際には、棺に遺体がないことを発見しました。
現在は後藤恵介と恋人関係であり、彼の子供を身ごもっています。
「恵介だけは他の後藤家たちとは違う」と、彼を信頼しているようです。
狩野幸子/キャスト:片岡礼子
(※キャスト画像)
すみれの母親であり、治の妻。
夫・治の失踪後に村八分に合い、精神を病んでしまいました。
現在は施設で治療していますが、娘のすみれのことも認識できないほど重症です。
警察関係者・キャスト
阿川家、後藤家、そして第3勢力となる警察。
供花村の前任の駐在・狩野治も、阿川大悟も警察関係者です。
署長/キャスト:利重剛
諸辺警察署の署長(画像右)。
狩野の居場所を探る大悟に協力してくれますが、敵か味方かわからない態度で大悟に接していました。
しかし、岡山県警の5名の刑事たちと「特別捜査本部」のチームを組み、秘密裏に後藤家を捜査していたことが判明。
署長自身も供花村出身です。
金丸豪/キャスト:赤堀雅秋
(※キャスト画像)
県警本部の刑事。
「特別捜査本部」の一員で、後藤家の捜査を担当しています。
単独で供花村に乗り込むという大悟を黙認し、いざというときは彼の死を利用して供花村に突入しようと考えています。
千堂恵/キャスト:和田光沙
(※キャスト画像)
県警本部の刑事であり、後藤家「特別捜査本部」の一員。
妊娠中でありながら、懸命に捜査を進めています。
供花村を脱出しホテルに匿われている阿川大悟の妻・有希と、娘・ましろの保護に向かったものの、後藤家の人間に襲撃されました。
荒垣啓太/キャスト:松永大輔
(※キャスト画像)
県警本部の刑事であり、後藤家「特別捜査本部」の一員。
スポーツマン風の威勢のいい刑事で、署長が組んだチーム「特別捜査本部」として、後藤家を探っています。
菊田真治/キャスト:白戸達也
(※キャスト画像)
県警本部の刑事であり、後藤家「特別捜査本部」の一員。
後藤家を探るとともに、後藤藍についても詳しく捜査しています。
椎名進/キャスト:安藤彰則
県警本部の刑事であり、後藤家「特別捜査本部」の一員。
秘密裏に組まれたチームのメンバーとして、後藤家を捜査しています。
山伏剛/キャスト:井上肇
大悟が供花村に異動する前の上司。
短気な大悟のことを気にかけてくれています。
大悟から頼まれて、供花村から脱出した大悟の妻・有希と娘・ましろをホテルに匿いました。
高柳康平/キャスト:伊島空
(※キャスト画像)
諸辺警察の警察官。
供花村の駐在となった大悟が「あの人」に襲われた後、阿川家の護衛を務めるようになりました。
しかし、後藤睦夫の一派に襲撃されてしまいます。
山下努/キャスト:吉田亮
(※キャスト画像)
刑事。
「特別捜査本部」の一員である千堂恵を、有希とましろがいるホテルへ送迎しました。
しかし、ホテルに到着後、自らの正体―山下は偽名であり後藤家側の人間であることを明かし、千堂や有希に襲い掛かります。
その他警察関係の登場人物・キャスト
その他の警察関係の登場人物・キャストは以下の通りです。
その他「警察関係」の人物
|
登場人物
|
キャスト
|
関
|
関幸治
|
山本
|
山本章博
|
刑事係長
|
北山雅康
|
その他の登場人物・キャスト
阿川家や後藤家、供花村、警察関係者に属さない、その他の登場人物・キャストを紹介します。
寺山京介/キャスト:高杉真宙
顔半分に傷を負った青年。
そのため、普段はマスクをつけています。
18年前、供花村の祭りで生贄として捧げられた子供の1人です。
祭りの日に後藤藍によって連れ出されました。
戸籍も名前もありませんでしたが藍に「京介」という名前をもらいました。
以降は藍を「母さん」と呼び、供花村の「食人」の生き証人として隠れながら、藍とともに暮らしています。
後藤家を暴くために大悟と連絡を取り合い、県警による供花村突入捜査にも協力的でしたが、藍の壮絶な過去を知り、大悟との連絡を絶ってしまいました。
宇多田学/キャスト:二階堂智
オカルトサイトの運営者(画像右)。
寺山京介の紹介で、大悟とも出会いました。
カニバリズムについて調べている際に供花村の前任の駐在・狩野治と接触し、後藤家について調べるように。
そして供花村での死産が多さなど、異常性に気づいていきます。
いまいち思考が読めない人物でしたが、大悟とともに供花村に侵入し、命懸けで子供たちが監禁されている場所を特定。
好奇心や真実を暴きたいという欲求だけでなく、大悟と関わっていくうちに「子供を助けたい」という純粋な気持ちが生まれました。
中村一/キャスト:小木茂光
(※キャスト画像)
中央病院の監察医。
大悟とは昔からの知り合いです。
ましろが供花村で拾った指を鑑定し、その指が狩野治のものだと特定しました。
しかしその直後に後藤睦夫の一派に襲われ、大悟をおびき出す作戦に参加させられます。
睦夫が捕まった後、「後藤銀にクールー病の疑いがあったこと」「同じ症状を抱えた人物がもう1人いること」を大悟に告げました。
今野翼/キャスト:三河悠冴
(※キャスト画像)
児童わいせつ事件を起こし、執行猶予中だった男性。
阿川家の近くに住んでいました。
大悟からましろに近づくことを禁じられていたものの、ましろと隠れて会い、彼女に倒錯した思い―性的欲求を抱くようになります。
逮捕される目前でましろを人質に取りましたが、大悟によって射殺されました。
ドラマ『ガンニバル』“あの人”の正体・キャストは?
「あの人」とは供花村の頂点に君臨する存在で、「現人神(あらひとがみ)」と呼ばれ村民から畏れられています。
身長2メートルほどもある大男で異臭を放っており、後藤家は「あの人」の存在を隠していました。
そんな「あの人」を、澤井一希が演じます。
全7話で終了したドラマ『ガンニバル』シーズン1では、「あの人」の正体は明かされませんでした。
ドラマ『ガンニバル』第7話のラスト
※ネタバレ注意!
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第7話で、単独で供花村に乗り込み、子供たちの監禁場所を調べていた大悟は、「あの人」に襲われてしまいます。
そしてエンドロール後、後藤恵介が大悟に肉を差し出し、こう語ります。
「狩野やお前の言う通りじゃ。わしらは人を…」
言葉は途中で途切れ、迫り来る「あの人」の姿がありました。
|
完結編であるシーズン2では、「あの人」の正体や「食人」についてが明かされると考えられます。
原作漫画での“あの人”の正体
ここからは、原作漫画に基づいた「あの人」の正体を解説します。
ネタバレを含む内容となっているため、漫画を読んだことがない方や、ドラマをまっさらな状態で視聴したい方は注意してください。
※以下ネタバレ注意※ ※以下ネタバレ注意※
漫画『ガンニバル』での「あの人」の正体
|
供花村の「現人神」であり、後藤家の象徴的存在である「あの人」。
彼の正体は後藤銀の息子・後藤白銀です。
後藤銀の母親は美人であったために、村民たちから忌み嫌われ、村の飢饉を救うための奉納祭で生贄に選ばれました。
妊娠していた彼女は、後藤家の当時の当主・定と金次の協力のもと、生贄を放棄して銀を出産します。
そして銀も、生贄の役割を放棄した母親の娘として、村民たちから嫌われてしまいました。
その後、銀は後藤定によって育てられたものの、後藤家の言いなりにされるうち、いつしか後藤家を、そして供花村を支配することを決意。
そして銀は来神乃神社の跡取り・神山正宗を洗脳した上で、彼との子供を妊娠します。
そして誕生したのが「あの人」、後藤白銀です。
しかし正宗の父親や村民たちから「不浄」であると危惧され、銀と白銀は生贄として山に捧げられてしまいます。
それから8ヶ月後、村民たちが銀を目撃。
銀と白銀は、山に入った村民を食べて生きていたのです。
山で過ごしていく中で銀は自分を「忌み者」として扱った供花村と後藤家への復讐を誓い、年に1度の奉納祭で「あの人」に生贄として子供を捧げることを根付かせました。
|
供花村の「あの人」の正体は怪物ではなく、ただの老人でした。
中央病院の監察医・中村は「後藤銀は“クールー病“だ」「クールー病はもう1人いる」と指摘しています。
「クールー病」とは
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クールー病は食人文化のあるパプアニューギニアの原住民・フォレ族の風土病で、神経系にプリオン蛋白という異常な蛋白質が沈着することで発症する病です。
人肉を食べたことが、このクールー病を発症する原因になったと考えられています。
クールー病は、認知障害や運動障害が生じる病。
飛び跳ねたりのたうち回ったり、奇声を上げるなどの症状が見られ、次第に発語や運動がなくなり、発症から2年以内で死に至ります。
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人肉を食べて生き延びた後藤銀と「あの人」こと白銀。
銀はクールー病であったものの特に症状は見られませんでしたが、白銀はこのクールー病の要素を強く取り入れたのではないでしょうか。
ドラマ『ガンニバル』未登場の人物・キャスト
ドラマ『ガンニバル』には、原作漫画で登場した「神山正宗」が登場していません。
供花村の「食人」疑惑や「あの人」の核心に触れる上で欠かせない重要人物なので、シーズン2で登場するのではないでしょうか。
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(Hulu、ディズニープラスどちらも登録していない場合)
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※既にHulu、ディズニープラスのどちらかに登録している場合、既に両方に登録している場合の登録方法は、下記記事にて紹介しています。
▼プラン詳細、より詳しい登録方法はこちらの記事をチェック!
ドラマ『ガンニバル』感想&魅力
最後に、ドラマ『ガンニバル』の感想と魅力を紹介します。
ネタバレのない内容となっているので、『ガンニバル』を視聴しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
視聴者の感想・評判
ドラマ『ガンニバル』を実際に視聴した方の感想を紹介します。
実際に視聴した方の評価は高く、 「閉鎖的な村の陰湿な怖さ」の描写や、主演・柳楽優弥の演技力が好評のようです。
普段日本のドラマは見ない方でも『ガンニバル』は興味を惹かれて視聴していたり、「面白くて一気見した!」という方も。
一方でこのような感想もありました。
「やりすぎ感」や、「柳楽優弥演じる大悟が供花村の後藤家の人間たちに翻弄されすぎ」といったような、主人公の立ち回りや展開に満足感を得られなかった方もいるようです。
全体的な評価は高く、「日本のドラマでもここまでできるのか!」と感心している方も多い作品なので、ぜひまずは1話視聴してみてくださいね。
漫画と違う部分も!作品の魅力
ドラマ『ガンニバル』の魅力はなんといっても供花村」と「後藤家」の怖さです。
閉鎖的で何かを隠している「供花村」と、そんな供花村で絶対的な権力を持つ「後藤家」。
狭いコミュニティである「村」が舞台であるために、「後藤家に逆らえばただではいられない」という怖さが引き立っています。
「食人」はなくとも、「閉鎖的で陰湿な人間たちが集まった村」はどこかにあるのかもしれない、と思わされるようなリアルな描写に引き込まれてしまうでしょう。
漫画とは登場人物のキャラクター性が変化している部分もあり、原作漫画を読んだことがある方はそういった違いを探してみるのも楽しいかもしれません。
また、シーズン2では漫画と違う展開が期待できるんだとか…。
グロテスクな描写はあるものの、スリラーやミステリー要素が強いため、ホラーが苦手な方でも視聴できるはずです。
ぜひまずはシーズン1を視聴してみてくださいね。
ディズニープラスでドラマ『ガンニバル』をチェック!
ドラマ『ガンニバル』を視聴できるのはディズニープラスだけ!
『ガンニバル』は、閉鎖的な村とそこに住む村民たちの内なる怖さをリアルに描いています。
緊迫した空気や先が読めない展開に夢中になり、一気見してしまうかもしれません。
完結編となるシーズン2の制作も決定し、より深まっていく『ガンニバル』の世界。
ぜひディズニープラスに登録して、完結まで見届けてみてくださいね!
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