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名作ミステリーアニメ「氷菓」のあらすじ・配信先を解説!

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更新日:2024-7-4

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<プロモーション>

TVアニメ「氷菓」は、2012年に京都アニメーションにて映像化されたミステリーアニメ。

何気ない日常から派生するミステリーや古典部を通して描かれる高校生4人の青春模様など、原作ファンはもちろんのこと、アニメファンからも高い評価を受ける作品です。

 

そこで当記事では、

・本作の配信状況

・見逃し配信の視聴におすすめの動画配信サービス

・作品のスタッフ・キャスト情報

・各エピソードのあらすじ

・原作シリーズ情報

 

など、配信状況や作品に関する情報をお伝えします。

 

アニメ「氷菓」を無料視聴できる配信サービス一覧

 

2023年8月現在、TVアニメ「氷菓」を無料視聴できる動画配信サービスを調べてみました。

 

DMM TV、dアニメストア、U-NEXT、Huluなど、人気の動画配信サービスで視聴可能です。

 

 

TVアニメ「氷菓」配信状況

サービス名

配信状況

月額料金

DMM TV

550円

(無料トライアルあり)

dアニメストア

550円

(無料トライアルあり)

U-NEXT

2,189円

(無料トライアルあり)

プライムビデオ

600円

(無料トライアルあり)

Hulu

1,026円

ABEMAプレミアム

960円

Netflix

✖️

990円

ディズニープラス

✖️

990円

TSUTAYA DISCAS

2,200円

(無料トライアルあり)

FODプレミアム

✖️

976円

(無料トライアルあり)

バンダイチャンネル

1,100円

(無料トライアルあり)

アニメ放題

440円

(無料トライアルあり)

(◯:見放題 △:レンタル ✖️:取り扱いなし)

 

アニメ「氷菓」を視聴するならDMM TV!

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□動画配信サービス「DMM TV」の基本情報

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山崎賢人x広瀬アリスで送る古典部シリーズは原作ともアニメとも一味違った趣があります。ぜひ本編と併せてご覧ください。

 

【ネタバレなし】アニメ「氷菓」のあらすじ

 

▷ノンクレジットOP

 

□あらすじ

ひょんなことから「古典部」に入部することになってしまった省エネ主義の高校生・折木奉太郎は、同じく古典部の千反田えるの好奇心に振り回される日常を送ることになってしまう。やがて奉太郎とえるたち古典部は、学園にまつわる数々の難事件を解決していく。

 

本作は原作の古典部シリーズを元に時系列順に映像化されました。

また、一部回は当時単行本化されていなかった短編小説も映像化されています。

 

 

アニメ「氷菓」のスタッフ・キャスト

 

□「氷菓」のスタッフ

原作

米澤穂信『〈古典部〉シリーズ』(角川文庫刊)

監督

武本康弘

キャラクター原案

西屋太志

色彩設計

石田奈央美

美術監督

奥出修平

シリーズ構成

賀東招二

音楽

田中公平

アニメーション制作

京都アニメーション

 

□古典部メンバーのキャスト

折木奉太郎 

中村悠一

千反田える

佐藤聡美

福部里志

阪口大助

伊原摩耶花 

茅野愛衣

 

□アニメ化にあたって原作者のコメント

アニメ「氷菓」の主要な登場人物

 

ここでは氷菓に登場する古典部メンバーを紹介。

 

 

折木奉太郎 CV 中村悠一

「折木奉太郎(おれき ほうたろう)」は、神山高校の古典部のメンバーであり本作の主人公。謎解きでは、積極的に動き回るというよりはその場の状況や集められた情報から紐解いていくスタイル。

 

これは奉太郎の「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」という省エネ主義に起因しています。

 

ちなみに本来は入学後古典部に入るつもりはありませんでしたが、古典部OBである姉の半ば強引な勧めが入部のきっかけとなっています。

 

演じる声優は、中村悠一さん。

 

『呪術廻戦』(五条悟)『おそ松さん』(松野カラ松)『機動戦士ガンダム00』(グラハム・エーカー)といった代表作があります。

ちなみに本作と同様に京都アニメーション制作のTVアニメ『CLANNAD -クラナド-』では、主役を演じており、相棒役も阪口大助が務めています。

 

千反田える CV 佐藤聡美

「千反田える(ちたんだ える)」は、神谷高校に通う女子生徒で、古典部の部長を務める人物。

地元の豪農である千反田家の一人娘で、お淑やかな性格であるが、好奇心が非常に強い。そのため、一度関心事を見つけると居ても立っても居られなくなり、時に周囲の人間を巻き込むことも。

彼女のトレードマークは、「わたし、気になります」という口癖と大きな瞳。

 

演じる声優は、佐藤聡美さん。

『けいおん!』(田井中律)『ガールフレンド(仮)(椎名心実)』『魔法科高校の劣等生(柴田美月)』といった人気作品に出演しています。

 

福部里志 CV 阪口大助

 

「福部里志(ふくべ さとし)」は、神山高校古典部メンバーの1人。

元から奉太郎の親友で、校内や登下校など一緒にいることが多く、奉太郎に連れる形で古典部に入部しました。

自身を“データベース”と自称するほど雑学に長けており、謎解きでは奉太郎に確かな情報を伝える役となります。

一方で、得られた情報を元に推理することは苦手なようで、“データベースに結論は出せない”と逃げることも。

省エネ主義な奉太郎の代わりか会話を常に回すこともしばしば。

 

演じる声優は、阪口大助さん。

『機動戦士Vガンダム(ウッソ・エヴィン)』『銀魂(志村新八)』『CLANNAD -クラナド-(春原陽平)』といった話題作品に出演しています。

 

伊原摩耶花 CV 茅野愛衣

「伊原摩耶花(いはら まやか)」は、神谷高校古典部のメンバーの1人。

低身長と童顔な容姿から小動物キャラに思われがちではありますが、容姿に似合わず性格は割ときつく、他人がミスをした際は“七色の毒舌”と評されるほど容赦ない口撃がでることも。

一方で、何事にも妥協は許さない性格のため、自身の失敗にも厳しい。

 

また奉太郎や里志とは昔からの知り合いですが、中学時代の奉太郎の起こした事件を知っているため、奉太郎には冷たく接することも。

 

演じる声優は、茅野愛衣さん。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(本間芽衣子)『ノーゲーム・ノーライフ(白)』『この素晴らしい世界に祝福を!』(ダクネス)といった人気作品に出演しています。

 

アニメ「氷菓」の各エピソードのあらすじ解説

 

ここからは各エピソードごとのあらすじを解説していきます。

また、出典元の原作タイトルもまとめましたので、原作に興味のある方や読み直したい方は参考にしてみてください。

 

□アニメ「氷菓」の各エピソードのあらすじ解説

アニメ放送回

原作小説「古典部シリーズ」

第1〜5話

「氷菓」

第6話

「遠まわりする雛」(大罪を犯す編)

第7話

「遠まわりする雛」(正体見たり編)

第8〜11話

「愚者のエンドロール」

第12〜17話

「クドリャフカの順番」

第18話

「いまさら翼といわれても」(連峰は晴れているか)

第19話

「遠まわりする雛」(心あたりのある者は)

第20話

「遠まわりする雛」(あきましておめでとう)

第21話

「遠まわりする雛」(手作りチョコレート事件)

第22話

「遠まわりする雛」(遠まわりする雛)

OVA

アニメオリジナル

 

 

氷菓

「氷菓」はアニメ第1話から第5話で描かれたエピソード。

 

主人公「折木奉太郎」が神山高校に入学し、廃部同然の古典部に入部するところから物語が始まります。

省エネ主義を掲げる奉太郎にとって、人が寄り付かない部室はまさにうってつけの空間でしたが、そこには豪農家の一人娘「千反田える」がいました。

彼女の好奇心あふれる言動に惹かれ、中学からの腐れ縁「福部里志」や「伊原摩耶花」と共に古典部の活動に参加することとなります。

 

古典部に4人が揃ってから1ヶ月。これといって目立った活動がないことを案じたえるの提案によって10月に行われる“カンヤ祭”(文化祭)で販売する文集を作ることになりました。

制作にあたり過去の文集を参考にしようと図書室を探す奉太郎。

そこで、里志たちから“愛なき愛読書の話”という奇妙な本の話を聞きます。

 

それからしばらくして、えるから喫茶店に呼び出された奉太郎。席に着くと、えるが古典部に入部した本当の理由を語ります。

そこには、優しかった伯父「関谷純」が突然失踪したこと。その伯父は元古典部所属で、神山高校を中退していたこと。そして、えるのとある質問に対して泣き出してしまったことがありました。

あまり気が進まない奉太郎でしたが、失踪届から数年が経過していることから法律的に伯父が死亡扱いとなり葬儀が取り行われてしまうため、その前に真相を知りたいというえるの願いを聞き、“神谷高校と伯父に関する謎の依頼”を引き受けるのでした。

 

大罪を犯す

 

「大罪を犯す」はアニメ第6話で描かれたエピソード。原作小説第4巻「遠まわりする雛」に収録中の短編を映像化しています。

 

授業中にどこからか口論が聞こえてきた奉太郎。放課後、古典部を訪れると、そこでも里志と摩耶花の一悶着に遭遇します。そこから7つの大罪に話題が変化し、奉太郎は授業中に聞こえた口論について語ります。

すると、実は口論していたのはえると数学教師と判明。そして、奉太郎はえるから“彼女がどうして数学の授業中に怒り出したか”という奇妙な依頼を引き受けるのでした。

 

正体見たり

「​​正体見たり編」はアニメ第7話で描かれたエピソード。前話と同様に原作小説第4巻「遠まわりする雛」に収録中の短編を映像化しています。

 

8月に入り夏休みに突入した奉太郎はえるの提案で、摩耶花の親戚が経営する民宿にて温泉合宿を行います。

夜には、民宿の娘姉妹も交えて怪談話に一花咲かせるえるたち。

しかし、翌朝になると摩耶花が昨日の怪談を思わせる光景を見たと怯え出します。そこで、首吊り自殺部屋の謎を解くべく、えると奉太郎が動き出します。

 

愚者のエンドロール

「愚者のエンドロール」はアニメ第8話から11話で描かれたエピソード。

 

8月の下旬、夏休みも残り少しとなった頃、古典部のメンバーは2年F組の生徒たちが作成したミステリー映画の試写会に招かれます。

カンヤ祭の出し物として制作された映画でしたが、脚本を担当した生徒が体調不良になってしまい、何と物語の顛末が描かれていませんでした。

 

そこで、古典部メンバーは映画の犯人を見つけるべく探偵役を依頼されます。初めは乗り気ではなかった奉太郎も、上級生からの褒め言葉を受け、謎解きに挑戦していくのでした。

 

本エピソードは、多重解決というミステリー要素が含まれています。探偵役の推理を元に間違った解釈を弾きながら一つの真相に到達するといった推理小説の基本とは異なり、1つの事件に対して複数の探偵役が推理し、それぞれの解釈・真相が描かれるのが魅力の形式となっています。

 

クドリャフカの順番

「クドリャフカの順番」は、アニメ第12話から17話で放送されたエピソードで、カンヤ祭期間中の3日間を描いています。

 

兼ねてより文集「氷菓」の出品を予定していた古典部でしたが、手違いで予定よりも多くの文集を作りすぎてしまいます。

元よりマイナーな部活動だけにこのミスは致命的、それでも完売を目指し文化祭に挑んでいきます。

 

文化祭の2日目、料理部の出し物に参加したえると摩耶花。そこで料理バトルに興じる2人でしたが、その舞台裏では「十文字」を名乗る人物による窃盗が行われていた事が判明します。

しかも、「窃盗品は文化祭後に返します」というメッセージが残されたこの事件はアカペラ部、囲碁部、占い研の間といった他の部活を巻き込み、連続窃盗事件へと発展していきます。

持ち前の推理力を武器に怪盗事件を解決すれば、古典部のPRに繋がり文集の販促にもなると読んだ奉太郎は、十文字のやり方に規則性を見出し、謎を追っていくのでした。

 

本エピソードは、奉太郎やえるに加えて“里志や摩耶花”のドラマも描かれ、ある種群青劇となっているのが特徴。

特に自らをデータベースと自称し推理劇にはあまり立ち入らなかった里志が進んで事件解決に向けて動くなど、奉太郎を意識した立ち回りを見せるなど、キャラクター幅が深く描かれています。

 

いまさら翼といわれても

「いまさら翼といわれても」はアニメ第18話で放送されたエピソード。原作第6巻「連峰は晴れているか」にて収録された短編が映像化されています。

 

文化祭も終わり、古典部でいつも通りの日常を過ごす奉太郎。学校の頭上をヘリコプターが通過した事で「中学時代、ある先生がヘリ好きだと」発言したことを思い出します。

しかし、同じ中学であった里志と摩耶花はその事を知りませんでした。里志からその先生にまつわる奇妙な伝説を聞いた奉太郎は、嫌な予感を感じ、推理を巡らせるのでした。

 

ちなみに本エピソードは、アニメ放送当時単行本化されておらず、中には原作既読ファンからもアニメオリジナルエピソードと勘違いされたそう。

 

心あたりのある者は

「心あたりのある者は」は、アニメ第19話で描かれたエピソード。本エピソードから21話までは短編小説「遠まわりする雛」に収録されたエピソードが元になっています。

 

11月1日、奉太郎とえるは2人だけの部室でちょっとした推理ゲームを行うことに。

 

そんな中、「10月31日、駅前の巧文堂で買い物をした心当たりのある者は、至急、職員室柴崎のところまで来るように」という教頭の校内放送が流れ、不審な点を感じた奉太郎は、この放送がなされた意図を推理していきます。

 

あきましておめでとう

 

「あきましておめでとう」は、アニメ第20話で描かれたエピソード。短編小説「遠まわりする雛」に収録されたエピソードを映像化しています。

 

お正月の神社の境内にて起きたとある騒動を描いています。

千反田家と縁のある荒楠神社に夜の初詣に訪れた奉太郎。そこで自分を誘ったえるや巫女のバイトをする摩耶花と出会います。

忙しそうな摩耶花の様子を目にした奉太郎とえるは、境内の甘酒作りを手伝いを買って出ます。

材料の調達を頼まれた2人は近くの蔵を探しますが、間違って別の納屋に入ってしまいます。

そして、運悪いことに誰かに納屋の入口を閉められてしまいます。大声で救助を呼ぼうにも2人きりでいるところがばれたら、あらぬ疑いがかかると危惧した奉太郎は、策を講じて、密室から脱出を図るのでした。

 

手作りチョコレート事件

 

「手作りチョコレート事件」はアニメ第21話で描かれたエピソード。短編小説「遠まわりする雛」に収録されたエピソードを映像化しています。

 

里志に好意を寄せる摩耶花が作ったバレンタインチョコを巡る物語。

 

実は1年前にも里志にチョコをプレゼントしていましたが「カカオ豆から作ったチョコではないと手作りとはいえない」と一蹴され、受け取りを拒否された摩耶花。

「手作りでカカオ豆から作れない」と分からせるべくリベンジに燃えています。

しかし、バレンタインデー当日、えるが部室を離れた隙に部室に置いていた摩耶花の手作りチョコが盗まれてしまいます。

事態を知った奉太郎は、チョコの取り返しに打って出ます。

また、バレンタインに揺れ動く里志の胸中を意外なところから知る事になる奉太郎でした。

 

遠まわりする雛

 

「遠まわりする雛」はアニメ最終話で放送されたエピソード。短編小説「遠まわりする雛」に収録された最後のエピソードを映像化しています。

 

春休みのある日、“生き雛祭”のお雛様役であるえるから、傘持ちの代役を頼まれた奉太郎は、水梨神社を訪れます。

現地では祭りの段取りで誰彼もが忙しく慌ただしい。そんな中、街を練り歩く祭りのルートである長久橋が工事によって使用出来ないことが判明します。

代わりのルートを選ぶ祭り衆たちだが、伝統や地域の確執によってルート選択に難航。

結局のところ、えるが父親に相談し、父親が取り持つ形で祭りは別ルートで執り行われました。

当日、雛役のえるの十二単姿に心を動かされた奉太郎は、えるに対する気持ちが自身の省エネ主義と相反することを自覚していきます。

そして、無事に祭りを終えた2人は打ち上げ会場となった水梨神社の境内にて、“工事のトラブルがなぜ起こったか”推理を巡らせるのでした。

 

OVA「持つべきものは」

「持つべきものは」はOVAとして2013年発売のコミック版『氷菓』3巻の特典として収録されました。

本エピソードはアニメ第11.5話として設定され、夏休みプールにて監視員のバイトをする奉太郎の様子が描かれたアニメオリジナルエピソードになっています。

 

奉太郎のプールの監視員のバイトは姉からの勧めによりますが、省エネ主義に反する行動だけに古典部メンバーからは好奇の的に。

一方で、奉太郎は愚者のエンドロールでの謎解きを引きずっており、どこか上の空。

そんな中、プールにてとある子連れの女性の持ち物が無くなっていることにえるが気がつきます。

集結した古典部メンバーは捜索を始め、奉太郎も推理を巡らせながら次第にいつも調子を取り戻していくのでした。

 

まだアニメ化されていない原作「古典部」シリーズ

2001年から刊行され、2019年にはシリーズ累計発行部数が245万部を突破している「古典部」シリーズ。

実はアニメ化以降も原作は続いており、まだ映像化されていないエピソードがいくつかあります。

 

ふたりの距離の概算

 

2010年に単行本化された「ふたりの距離の概算」は、2年生に進級した奉太郎を中心に古典部メンバーを描いた小説。

とある新入生が古典部に体験入部するが、5月に開かれる神山高校の恒例行事であるマラソン大会“星ヶ谷杯”の前日に突如、入部を辞退してしまいます。

大会当日、奉太郎は20kmマラソンを走りながら、新入生が去り際に放った「千反田先輩は菩薩みたいに見える」という発言を思い出しながら、新入生の心境の変化を探っていきます。

 

いまさら翼といわれても

「いまさら翼といわれても」は、2016年に単行本化された古典部シリーズ第6弾。

小説誌に連載された短編を収録しており、箱の中の欠落」「鏡には映らない」「連峰は晴れているか」「わたしたちの伝説の一冊」「長い休日」「いまさら翼といわれても」といった6つのエピソードから構成されています。

 

こちらも2年生に進級した奉太郎が遭遇する日常のミステリーが描かれています。

 

アニメ2期はいつ放送?

2012年に放送されたアニメ「氷菓」。

放送から10周年を迎えて、ファンの間ではアニメ第2期や続編を待ち侘びる声もありますが、アニメ2期はいつ放送されるのでしょうか?

 

結論から言うと、現在のところ続編は制作されていないようでした。

 

また予想となりますが、原作のストックがギリギリなのも関係していそうです。

 

しかし、定期的にアニメが再放送されていたり、アニメの公式設定集や画集が最近販売されたり、放送10周年フィルムコンサートが開催されたりするなど、まだまだ本作の熱は続いています。

 

原作古典部シリーズも奉太郎の高校卒業までは描くとのこと。もしかすると、完結後に第2期が制作されるかも知れませんね。

 

 

アニメ「氷菓」の見どころ・魅力は?

原作古典部シリーズは245万部を突破、アニメBD&DVDは19万部を超えており、ミステリー小説ファンやアニメファンからも愛されています。そんな本作の見どころや魅力を探っていきます。

 

 

日常のミステリー

本作を本作たらしめるのが「日常のミステリー」。

 

一般的に推理小説では、殺人・怪盗・失踪・陰謀といった要素が取り上げられます。

一方で、本作は放課後の部室で起きた密室事件、授業中に聞こえた口論、1日しか貸し出されない本など、日常の些細な出来事がミステリーの要素となっています。

 

そのため、省エネ主義と独自の哲学に生きる高校生とマッチしており、ミステリーアニメという見方だけではなく、学園物や青春アニメといった楽しみ方もでき、原作未読の人やアニメ初心者の人にもおすすめしやすい作品といえるでしょう。

▷原作者の米澤さんによると、ミステリーの種は自身の日常にあるそう。

 

ほろ苦い高校生の恋愛

本作では、里志や摩耶花のような直球的なラブコメも描かれつつ、奉太郎のように“えるに対して他人とは違う感情を抱くこと”から恋愛を意識をしていく様子も描かれました。

特にバレンタイン事件を通じて、奉太郎が自身の哲学について自問自答する丁寧な心理描写は本作ならではの青春模様でしょう。

 

高クオリティな作画

本作の制作を手掛ける京都アニメーションといえば、深夜アニメの火付け役と言っても過言ではないほど話題作・人気作を輩出したスタジオ。

ドラマチックな人物描写から緻密な背景美術まで、繊細かつ美麗な作画が魅力的で、そのクオリティの高さは同じ業界からも特出していると言われています。

 

特に本作では舞台となった飛騨高山の雄大な自然や風光明媚な城下町まで、多彩に表現されています。

 

「氷菓×飛騨高山」舞台となった飛騨高山観光協会がおくる“聖地巡礼”紹介。

主な舞台となった学校や神社、通学路などが実際の写真付きで紹介されています。

 

京アニ作画について個人的に素晴らしいと思うのは、ライティングです。

例えば、京アニヒロインには、視聴者を作品の世界に吸い込むような特徴的な瞳が描かれています。

 

これは作画の線の多さだけではありません。

背景や周囲とのコントラスト、強いて言えばカメラの露出やWBのように光の明暗やぼかしを加えることで、キャラクターの外見だけではなく、内面の奥行きまで表現しています。

そのため、原作付きだったり、キャラクターデザインが異なったりするにも関わらず、京アニキャラクターは独自の芯があるように感じられます。

▷京アニのPVを観ると、キャラクターに見覚えがあったり、キャラクターのイメージが掴みやすかったりするのは、このためかも知れません。

 

アニメ「氷菓」の感想・反応を集めてみました

最後に本作の感想やアニメ放映10周年の反応を集めてみました。

 

全体的に「京アニならではの繊細かつ美麗な作画」「日常の一コマとマッチしたミステリーなのが魅力的」「小気味良い会話劇が素敵」など、好印象な作品レビューや感想が多かったです。

 

□アニメを見た感想

 

 

□祝アニメ放映10周年

 

 

 

まとめ

 

2012年放送のTVアニメ「氷菓」のあらすじや登場人物紹介に加えて配信情報について解説してきました。

原作人気もさることながら、放映10周年イベントが開催されたように現在でも根強い人気を誇るアニメ作品であります。

ぜひ、今回紹介したDMM TVなどのVODから視聴してみてください。

 

 

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月額

550円(税込)

無料トライアル

あり(30日間)

作品数

映像作品約19万本

アニメ約6,000本

画質

SD((720p)

HD(1080p~720p)

4K(2160p~1440p)

付与ポイント

DMMポイント550pt

対応機種

・スマートフォン

・タブレット

・PC

・Amazon Fire TV

・Android TV

 

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"映画・ゲーム・アニメが好きなライター。 お気に入りの映画は「インサイドマン」「トゥルーグリット」です。 最近では料理番組を見ては、夜な夜なキッチンを汚し中。 皆さんが作品を視聴するきっかけになる記事をお届けします!"

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