『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』基本情報
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』は、映画『ハイスクール・ミュージカル』にインスピレーションを受けて、ディズニープラスのサービス開始とともに配信される“ローンチタイトル”として制作された作品です。
本作は、ティム・フェデラーが脚本を手掛けました。
ティム・フェデラーは第90回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた映画『フェルディナンド』(2017年)の脚本や、ブロードウェイ版『タック・エヴァー・ラスティング』の台本作家として知られています。
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シリーズ
基本情報
|
原題
|
High School Musical :The Musical :The Series
|
脚本・企画・制作
|
ティム・フェデラー
|
製作総指揮
|
オリヴァー・ゴールドスティック
ティム・フェデラー
ビル・ボーデン
バリー・ローゼンブッシュ
タムラ・デイヴィス
|
作曲
|
ガブリエル・マン
|
制作国
|
アメリカ
|
制作
|
コーラス・ボーイ
ソルティー・ピクチャーズ
ディズニー・チャンネル
|
配給
|
ディズニー・メディア・ディストリービューション
|
ジャンル
|
ミュージカル、コメディ、ヒューマンドラマ、モキュメンタリー
|
エピソード数
|
シーズン1:全10話(各話 約40分)
シーズン2:全12話(各話 約40分)
シーズン3:全8話(各話 約40分)
シーズン4:全8話
特別編:全1話(23分)
特別編『ホリデー・スペシャル』:全1話(47分)
|
『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』あらすじ【ネタバレなし】
かつて映画『ハイスクール・ミュージカル』を撮影していたイースト高校に、同映画にバックダンサーとして出演したジェン先生がやってくる。演劇部の新しい顧問となったジェン先生は、『ハイスクール・ミュージカル』を題材としたミュージカルを上演することを決意した。演劇部の生徒たちはミュージカルを作り上げていく中で、友情や恋愛、家族といった人間関係とも直面していく……。
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』では、シーズンごとに異なるテーマのミュージカルを上演。
詳しいストーリーは、【『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン1~シーズン4】各項で解説します。
|
『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン4配信開始!
2023年8月9日(水)より、ディズニープラスにて『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン4が配信されました!
全話一挙配信されたため、次エピソードの更新を待つことなく楽しめますよ。
『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』配信状況
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』の配信状況は以下の通りです。
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』
配信状況
|
ディズニープラス
|
◎見放題
(全シーズン配信中)
|
music.jp
|
×
|
DMM TV
|
×
|
Amazon
プライムビデオ
|
×
|
Hulu
|
×
|
U-NEXT
|
×
|
Netflix
|
×
|
視聴できるのはディズニープラスだけ!
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』はディズニープラスで独占配信中!
他の配信サービスでは視聴できません。
ディズニープラスには最高画質・音質と同時視聴可能台数が異なるスタンダードプランとプレミアムプランの2種類のプランが用意されています。
両プランともに年額プランなら実質2ヶ月分無料のお得な価格で利用できるため、長期間の利用を考えている方は年額プランでの契約がおすすめです!
料金やプランの違いなどの詳細は下記表にて紹介しています。
なお、ディズニープラスには無料お試し期間はありません。
しかし、配信作品が全て見放題であるため、「見ようと思っていた作品がレンタル作品だった…」なんてガッカリとは無縁!
追加課金なしの月額(年額料金)だけで配信作品を全て視聴できちゃいます!
ディズニープラスでは、ディズニー・ピクサー・マーベル・スターウォーズ・ナショナルジオグラフィック・スターの6ブランドの作品を配信中。
ディズニー作品が豊富に配信されているのはもちろん、ディズニー作品以外の国内外の映画やドラマ、アニメ作品も楽しめます。
また、『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』のように独占配信している作品やオリジナル作品など、ディズニープラスでしか視聴できない作品も充実!
1つで幅広いジャンルの作品を楽しめるディズニープラスに、ぜひ登録してみてくださいね。
ディズニープラス基本情報
|
料金
|
【スタンダードプラン】
月額:990円(税込)
年額:9,900円(税込)
【プレミアムプラン】
月額:1,320円(税込)
年額:13,200円(税込)
年額プランなら実質2ヶ月分無料!
|
プランの違い
|
【スタンダードプラン】
最高画質:1080P Full HD
最高音質:5.1サラウンド
同時視聴可能台数:2台
【プレミアムプラン】
最高画質:4K UHD &HDR
最高音質:ドルビーアトモス
同時視聴可能台数:4台
|
取り扱いブランドと
主な配信作品
|
ディズニー
|
『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』『ハイスクール・ミュージカル』など
|
ピクサー
|
『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』など
|
マーベル
|
『アベンジャーズ』MCUオリジナルドラマなど
|
スターウォーズ
|
全エピソード、オリジナルドラマなど
|
ナショナルジオグラフィック
|
『リミットレス』『ディズニーアニマルキングダムの魔法』など
|
スター
|
『アバター』『タイタニック』など
|
おすすめポイント
|
・配信作品が全て見放題!
・ディズニー作品が豊富!
・独占配信作品やオリジナル作品などディズニープラスでしか視聴できないコンテンツが盛りだくさん!
・国内外の映画やドラマ、アニメ作品も数多く配信中!
|
ディズニープラス登録方法
|
1.記事内の赤いボタンをクリック または 公式サイトにアクセス
|
2.〔スタンダードプラン〕もしくは〔プレミアムプラン〕を選択
|
3.メールアドレスを入力し、〔同意して続ける〕を選択(メールが送信される)
|
4.届いたメールのURLを開き、パスワードを作成する
|
5.プランや支払い方法を設定し〔同意して開始〕を選択
|
6.登録完了!ディズニープラスを楽しもう!
|
『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン1
シーズン1:簡単なあらすじ
|
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン1では、映画『ハイスクール・ミュージカル』のミュージカルを上演!
イースト高校に通うニニとリッキーは付き合っていたが、気持ちがすれ違い破局。ニニは新たに人気者のE.J.と交際を開始。互いに「振られらた」と思い込んでいるニニトリッキーの関係は悪化していく。
そんな中、映画『ハイスクール・ミュージカル』のミュージカルにバックダンサーとして出演した過去を持つジェン先生が、新たにイースト高校にやってきた。ジェン先生は、映画の撮影地でもあるこの高校で映画『ハイスクール・ミュージカル』のミュージカルを上演するべく、オーディションを開催。
ニニやリッキー、E.J.をはじめとする多くの生徒がオーディションに参加。そして、オーディションの結果は、生徒たちが誰も予想していなかった配役―ニニがヒロイン役、リッキーが主人公役となった。リッキーと顔も合わせようとしないニニ。
果たしてミュージカルを作り上げることができるのか…。
|
シーズン1:登場人物&キャスト【相関図】
ニニ・サラザール・ロバーツ(演:オリヴィア・ロドリゴ)
貼り付け
本作の主人公。ミュージカル演劇が好きな女子。
リッキーと以前交際しており、自作の曲を贈るほど順調だったが、気持ちがすれ違ってしまい破局。その後、合宿で出会ったE.J.と交際。
今まで主役を勝ち取ったことがなかったが、ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル』では、ヒロインのガブリエラ・モンテス役を演じた。
日本語吹き替え:宇山玲加
リッキー・ボウエン(演:ジョシュア・バセット)
以前ニニと交際していたギタリスト兼スケートボーダー。別れるつもりはなかったが、素っ気ない態度のせいで結果的に振られてしまった。
両親の不仲によって父親と2人で暮らすなど、恋愛だけでなく家庭にも苦しんでいる。
ミュージカルが好きではなかったがニニに振られたことで新たな挑戦をしようと、ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル』のオーディションに参加。主人公トロイ・ボルトン役に抜擢された。
日本語吹き替え:佐々木拓真
E.J.(エルトン・ジョン)・カズウェル(演:マット・コーネット)
アシュリンのいとこ。水球部のキャプテンであり、Instagramのフォロワー数が多い人気者。
リッキーと破局したニニの新たな彼氏。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル』のチャド・ダンフォース役と、主人公トロイ・ボルトンの代役に選ばれた。
日本語吹き替え:相楽信頼
ジーナ・ポーター(演:ソフィア・ワイリー)
イースト高校にやってきた転校生。演劇に熱い情熱を抱いている。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル』のオーディションでヒロイン役に選ばれなかったためにニニを敵対視し、ニニをヒロイン役から降ろすために様々な行動を起こす。
ミュージカルではテイラー・マッカーシー役と、ヒロインであるガブリエラ・モンテスの代役を務める。
日本語吹き替え:田中杏沙
ビッグ・レッド(演:ラリー・サパースティーン)
リッキーの親友。ミュージカルにはあまり興味がなかったが、リッキーについて演劇部に入部。
舞台監督が突然不在になったために、ジェン先生の指示のもと不慣れながら舞台を作り上げていく。
日本語吹き替え:新祐樹
アシュリン・カズウェル(演:ジュリア・レスター)
E.J.のいとこ。ソングライターを目指している。
ニニと付き合っているものの、リッキーとの関係を疑うE.J.を窘めている。
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン2よりカルロスの画像『ハイスクール・ミュージカル』では、ダーバス先生役を演じた。
日本語吹き替え:川上彩
コートニー・グリーン(演:ダラ・レネー)
ニニの親友であるしっかり者の自称フェミニスト。ミュージカルの衣装制作を担当しているが、隠れた歌の才能がある。
元カレのリッキーと今の彼氏であるE.J.との間で揺れるニニをサポートしてくれる。
日本語吹き替え:横山友香
カルロス・ロドリゲス(演:フランキー・ロドリゲス)
カラーガード部のキャプテン。イースト高校のミュージカルの振り付けを担当。
ジェン先生とともにミュージカルを仕切っている。
学校一の映画『ハイスクール・ミュージカル』ファンで、37回見たらしい。
日本語吹き替え:鵜澤正太郎
セブ・マシュー・スミス(演:ジョー・セラフィニ)
(画像左)
明るいが少し風変わり。実家は牧場を営んでいる。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル』で、シャーペイ・エヴァンス役を演じた。
日本語吹き替え:室元気
ミス・ジェン(演:ケイト・レインダース)
イースト高校にやってきた先生。演劇部の新しい顧問となり、映画『ハイスクール・ミュージカル』のミュージカルを上演することに。かつて自身は同映画に出演していたらしい。
お金に余裕がない様子。
日本語吹き替え:竹内夕己美
ベンジャミン・マザーラ(演:マーク・セント・シア)
イースト高校のSTEM(科学・技術・工学・数学)教師。「ミュージカルをおこなうことは将来に無意味だ」とし、ミュージカルに予算を割くことに反対している。
厳しい性格だが、根は優しい。
日本語吹き替え:平修
ケイシー(演:ケイシー・ストロー)
(画像中央)
教育委員会のメンバー。
★映画『ハイスクール・ミュージカル』でマーサ・コックスを演じていた女優。本作の第6話にゲスト出演を果たした。
日本語吹き替え:笹森亜希
ルーカス・グラビール(演:ルーカス・グラビール)
(画像中央)
夢のシーンで登場。
★映画『ハイスクール・ミュージカル』でライアン・エヴァンスを演じていた俳優。第8話で本人役として本作にゲスト出演。
日本語吹き替え:福山潤
シーズン1:ストーリー解説・結末【ネタバレあり】
【破局するニニとリッキー、そしてミュージカルの練習が始まる】
イースト高校に通っているニニとリッキーは交際していた。しかし、記念日にニニはオリジナルソングを贈ったものの、リッキーは素っ気ない態度を見せ「距離を置こう」と提案する。リッキーに振られたと感じたニニは、合宿先で出会った高校の人気者E.J.と交際を始める。
学校でリッキーと顔を会わせたニニはリッキーに別れを告げるが、リッキーはニニを諦めきれずにいた。ニニもまた、E.J.と付き合いながらもリッキーを気にかけていた。
そんな中、映画『ハイスクール・ミュージカル』のバックダンサーとして活躍したジェン先生がイースト高校にやってくる。演劇部の新たな顧問となったジェン先生は、映画『ハイスクール・ミュージカル』のミュージカルを上演することを決意し、オーディションをおこなった。
ニニやE.J.をはじめ、ミュージカルに興味がなかったリッキーも何か新しいことに挑戦しようとオーディションに参加。
今まで何度も主演を務めてきたジーナと人気者のE.J.がヒロインと主人公に選ばれると誰もが確信していたが、ヒロイン役にはニニが、主人公役にはリッキーが抜擢された。
配役が決まったものの、破局したニニとリッキーの言い合いによってミュージカルの練習は難航する。
【練習の間で巻き起こる騒動】
ミュージカルの練習の最中、ニニとリッキーの関係を怪しみ不安に陥ったE.J.は、ニニのスマホをこっそり盗んでチェックしていた。E.J.は自分の行動が間違っていると気づいたものの、スマホを盗んだ犯人が自分だとニニに気づかれてしまい、2人の関係は悪化し破局。
ヒロイン役に抜擢されたニニを敵視したジーナは、ニニが役を降りるようこっそり悪事を働いていた。それに勘づいたニニはジーナの物を盗むなどし、やり返すように。
リッキーの家に両親の不仲によりしばらく帰ってきていなかった母が帰ってくる。再会を喜んだのも束の間、母は正式に離婚することを告げた。
一方、映画『ハイスクール・ミュージカル』にメインダンサーとして出演したと言っていたジェン先生だったが、実際は名前もセリフもないバックダンサーだったことがマザーラ先生にバレてしまう。
それぞれが悩みを抱え、生徒たちはミュージカルに真剣に取り組めずにいた。
【それぞれが思いと直面する】
そして公演初日へのカウントダウンが始まる。
しかし、履歴書に嘘の情報を記載していたジェン先生は停職に追い込まれた。先生がクビになるかもしれない、そうなればミュージカルの上演はできない…。イースト高校演劇部に危機が迫った。
ビッグ・レッドの家に演劇部のメンバーが集結し、「先生の過去が少し違っても構わない」と先生を救う作戦を練り始める。
そして遂に、ジェン先生の処罰を巡って教育委員会がやってきた。教育委員会や保護者がいる中、演劇部のメンバーはオリジナルのミュージカルを披露。保護者や教育委員会の心を掴み、ジェン先生はお咎めなしとなった。
ようやく全てが順調にいくかと思いきや、ジーナがミュージカルの公演前に転校することに。ジーナが演じるはずだったテイラー役の代役を、歌の才能を秘めていたニニの親友コートニーが急遽務めることになる。
【ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル』上演】
そしていよいよ本番が始まる。時間直前、皆は自分の気持ちを思い思いに口にした。
皆はステージに立ち演技を始める。照明や音響のトラブルが起こりながらも観客の掴みは良く、ミュージカルは順調に進んだ。
テイラー役が激しいダンスを披露するシーンの直前、ステージ裏に既に引っ越して遠くに行ってしまったはずのジーナがやってくる。コートニーはジーナにテイラー役を託した。
ジーナは得意のダンスを全力で披露し、観客は一気に沸き上がった。
一方、トロイ役を演じていたリッキーは、ミュージカルを見に来ていた母が新しい彼氏とキスするのを目にしてしまう。このままではトロイ役を演じきれないと判断したリッキーは、E.J.にトロイ役を代わってもらうことに。
ニニはというと、進学を考えていた演劇学校のスカウトマンがきていることに気づき、ステージ裏でパニックを起こしていた。
そして第二幕が始まる。
ガブリエラとトロイが思いを通わせて歌うシーンだったが、ニニはトロイ役がリッキーではなくE.J.に代わっていたことに焦りを見せた。
リッキーとジーナが2人で観客席に現れ、ニニはさらに動揺する。E.J.は「自分は君が求めるトロイではない」と告げ、ステージを去った。ニニはリッキーのもとへ駆けつけ、2人で演技を始める。
リッキーとともに、ニニはようやく自分の100%を出した演技を果たした。
ミュージカルは無事終了した。
観客も演者も大盛り上がりの中、演劇学校のスカウトマンが途中で帰ってしまったことに気づいたニニは落胆する。
リッキーはニニを励ます中で、ニニを愛していることを伝え、2人は復縁した。
ニニがメンバーや観客たちがいるステージを訪れると、そこには帰ったはずのスカウトマンがいた。ニニは来月から来てほしいとスカウトを受ける。
シーズン1では、演劇部初のミュージカルを描くと同時に、ニニとリッキー、E.J.の恋模様を中心に演劇部メンバーの人間関係が映し出されます。ヒロイン役を演じたいジーナが人間関係をかき乱したり、履歴書に嘘を書いていたジェン先生が停職しそうになったり…様々な騒動が巻き起こりました。
シーズンのラストで、ニニとリッキーは復縁。しかし、ニニは演劇学校に通うことに…。
ラストの『ハイスクール・ミュージカル』のミュージカルシーンはもちろん、ジェン先生を引き留めるために演劇部がオリジナルのミュージカルを披露するシーンは必見!生徒たちの熱い思いに感動してしまうはず!
最後の最後まで揺れ動く、高校生ならではの気持ちの変動にも注目です。
|
『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン2
シーズン2:簡単なあらすじ
|
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン2では、映画『美女と野獣』のミュージカルを上演!
映画『ハイスクール・ミュージカル』を上演したイースト高校演劇部は、次の春公演で映画『美女と野獣』のミュージカルを上演することに。
優秀なミュージカルをおこなった学校に贈られるアラン・メンケン賞の受賞を目指し、ミュージカルの練習が始まる―!
|
シーズン2:登場人物&キャスト【相関図】
ニニ・サラザール・ロバーツ(演:オリヴィア・ロドリゴ)
リッキーと復縁。
前回のミュージカルでスカウトされ、演劇学校に転校。ずっと夢見ていた学校に入ることになったものの、カタにハマった演劇をおこなう学校や教師たちに疑問を抱き始める。
転校してオーディションを受けていなかったため、『美女と野獣』のミュージカルではコーラス役として出演。
日本語吹き替え:宇山玲加
リッキー・ボウエン(演:ジョシュア・バセット)
ニニと復縁。
父が決めた引っ越しとニニが転校することにショックを受けたが、遠距離で頑張ることを決意する。
ミュージカルのオーディションは受けないでいようと思っていたが、ニニとマザーラ先生に背中を押され、オーディションを受けることに。
『美女と野獣』では主役・野獣役に抜擢された。
日本語吹き替え:佐々木拓真
E.J.(エルトン・ジョン)・カズウェル(演:マット・コーネット)
デューク大学の入学試験を受けたが落ちてしまった。
主役の野獣役を選ばないことにし、『美女と野獣』ではガストン役を演じた。
日本語吹き替え:相楽信頼
ジーナ・ポーター(演:ソフィア・ワイリー)
母の仕事の都合により西海岸へ引っ越すになったが、アシュリンの家に春まで泊めてもらうことに。アシュリンとは親友と言っても過言ではないほど親しくなった。
カルロスと共同で振り付けを担当することに。
『美女と野獣』ではバベット・ザ・フェザーダスター役を演じた。
日本語吹き替え:田中杏沙
ビッグ・レッド(演:ラリー・サパースティーン)
アシュリンと付き合うことになった。前回のミュージカルではエレクトロニクスの才能があることが発覚。
アシュリンに背中を押され、今回のミュージカル『美女と野獣』のオーディションを受けると、隠れたタップダンスの才能が明らかに。
『美女と野獣』でル・フウ役にキャスティングされた。
日本語吹き替え:新祐樹
アシュリン・カズウェル(演:ジュリア・レスター)
ビッグ・レッドの彼女。
ミュージカル『美女と野獣』のオーディションがおこなわれることになった際、自分に合うのはポット夫人だと、やりたい役を最初から諦めていた。
しかし、『美女と野獣』ではベル役に抜擢される。自分ではベルに相応しくないと不安になりつつも、周りから励まされ主役を演じきった。
日本語吹き替え:川上彩
コートニー・グリーン(演:ダラ・レネー)
自立するためにピザ屋でアルバイトを始める。職場にいるハウイーに好意を寄せ始める。
前回のミュージカルでは衣装担当だったため代役として出演したが、今回はオーディションを受けることに。
『美女と野獣』ではポット夫人役に選ばれた。
日本語吹き替え:横山友香
カルロス・ロドリゲス(演:フランキー・ロドリゲス)
セブと交際している。
前回のミュージカルでは振り付けを担当していたが、今回はオーデションに参加することに。
『美女と野獣』のルミエール役を演じた。
日本語吹き替え:鵜澤正太郎
セブ・マシュー・スミス(演:ジョー・セラフィニ)
カルロスと交際しているが、お金持ちのカルロスとは真逆で、牧場を経営していて貧しいことを恥ずかしがっている。
『美女と野獣』のチップ役に選ばれた。
日本語吹き替え:室元気
ミス・ジェン(演:ケイト・レインダース)
イースト高校演劇部の顧問。
次のミュージカルでは映画『ハイスクール・ミュージカル2』のミュージカルを上演しようとしていたが、ザックから優秀なミュージカルをおこなった学校に贈られるアラン・メンケン賞を勝ち取れば賞金を獲得できることを聞き、アラン・メンケンが曲を手掛けた作品『美女と野獣』のミュージカルを上演することを決意。
ジェン先生は前シーズンで偶然出会ったリッキーの父、マークと良い関係になりつつある。
日本語吹き替え:竹内夕己美
ベンジャミン・マザーラ(演:マーク・セント・シア)
以前は将来に不必要だと演劇部に反対していたが、『ハイスクール・ミュージカル』のミュージカルを見て気持ちを入れ替え、協力的になった。
ジェン先生との関係も良好のようだ。
日本語吹き替え:平修
マイク・ボウエン(演:アレックス・キノーハ)
リッキーの父。妻とは離婚したが、偶然出会ったジェン先生と意気投合し、付き合い始める。
日本語吹き替え:
リリー(演:オリヴィア・ローズ・キーガン)
美しい見た目で才能もあるが、負けず嫌いで意地っ張りな新入生。演劇に真面目な演劇部員をバカにすることも。
『美女と野獣』のオーディションを受けるも、役を得られなかった。
ノース高校に転校し、イースト高校と同じ『美女と野獣』のミュージカルをおこなうことに。そしてリリーはベル役に抜擢された。
日本語吹き替え:高宮彩織
ローマン・バンクス・ハウイー(演:ローマン・ウェリントン・バンクス)
コートニーと同じピザ屋で配達員として働いているノース高校の生徒。
告白を受け、コートニーと付き合い始める。
日本語吹き替え:白石兼斗
アントワーヌ(演:アンドリュー・バース・フェルドマン)
ノース高校のフランス人留学生。『美女と野獣』のルミエールを演じる。
日本語吹き替え:畠山航輔
ザック・ロイ(演:デレク・ハク)
ノース高校で演劇を教えている俳優。ミュージカルに精通している。
ジェン先生の元彼氏。
日本語吹き替え:小松史法
シーズン2:ストーリー解説・結末【ネタバレあり】
【次のミュージカルが始まる】
『ハイスクール・ミュージカル』の公演を終えたイースト高校演劇部。転校したジーナはアシュリンの家に春まで泊まることになり、春公演のミュージカルに参加できることになった。
次のミュージカルは、アラン・メンケン賞を受賞するために『美女と野獣』を上演することになる。
オーディションには演劇部のメンバー以外に、新たにリリーという女子生徒が参加。しかし、初めてのオーディションで真面目に努力するビッグ・レッドを笑うなど、才能はあれどリリーの態度は悪いものだった。
役を得られなかったリリーは、イースト高校のライバル校でもあるノース高校に転校する。
配役が決まりいよいよミュージカルの練習が始まる。
互いに役があるカルロスとジーナは共同で振り付けを担当することになり、意見が食い違ってぶつかり合った。しかし胸の内を話し合い、何とかミュージカルの振り付けは形になっていく。
一方、リッキーと復縁したニニは、以前のミュージカルでスカウトされた演劇学校に転校。ずっと入学を夢見ていた学校だったが、そこは思い描いていたほど良い学校ではなかった。
休みを利用してイースト高校にやってきていたニニは、せっかく転校した夢の演劇学校が自分に合っていないことをジェン先生に明かし、イースト高校に戻る決意をした。
【ノース高校との事件が勃発】
そんなある日、ジェン先生はノース高校が同じく『美女と野獣』のミュージカルをおこなうことを知る。非の打ちどころがないプロモーション動画が公開されたのだ。
ニニとリッキーはノース高校に対抗するため、野獣とバラのための新しい曲を作るよう、ジェン先生に依頼される。ニニは素晴らしい歌を作り上げ、歌の動画は注目を集めた。
数日後、コートニーが制作した衣装を発表する。しかし、野獣の被り物が紛失していた。
ノース高校のInstagramにコートニーが作ったと思われる被り物が映っているのを見たカルロスや演劇部の生徒たちは、ノース高校に侵入する。
野獣の被り物が見つからないまま、カルロスたちの前にリリーたちノース高校の演劇部が現れ、ダンス勝負をけしかけてきた。先生やベル役のアシュリンをバカにされ、イースト高校は勝負に乗ることに…。
最終的にバトルの勝敗はあやふやになったが、このダンスバトルがきっかけで、コートニーはハウイーがノース高校の野獣役だったことを知ってしまう。
ジェン先生はというと、元カレでありノース高校の演劇を作り上げているザックと会っていた。ジェン先生はザックがある鞄を持っていることに気づく。その中には野獣の被り物が入っていた。―ザックが野獣の被り物を盗んだ犯人だったのだ。
翌日、不法侵入の罰、そして窃盗の罰として、イースト高校とノース高校は1週間の稽古禁止を受けた。
【舞台を作り上げていくイースト高校演劇部】
一方、『美女と野獣』のメイン役がないニニは、オリジナルソングを作ったりInstagramで人気を獲得し、前に進んでいく。そんなニニに置いていかれている感覚に陥ったリッキーは、ニニの邪魔をしないために別れることを決めた。
本番までの時間が迫り、イースト高校ではいよいよステージと小道具を使ったリハーサルが始まる。
お金に余裕があるノース高校は、最高のセットや衣装に加え、本場ブロードウェイの技術力も借りているという噂がジェン先生の耳に入った。アラン・メンケン賞での得点を計算すると、いくら演技で満点を取っても、技術点やその他の得点で敵わず負けてしまうことになる。
今からでも最高のステージを作り上げようと、衣装担当のコートニーや舞台セットを手掛けるビッグ・レッドは奮闘する。
見事な装置が完成したが、装置の不備によりベル役のアシュリンと野獣役のリッキーは怪我を負った。
【ミュージカル『美女と野獣』上演】
いよいよミュージカル本番。アシュリンとリッキーが怪我を負っていたり、ル・フウ役のビッグ・レッドが吐き気に苛まれているなど、状態は万全とは言えない。
さらに前日にノース高校が素晴らしい公演をおこなっていたため、演劇部には緊張が走っていた。メインの役がないニニがメンバーを励まし、いよいよ公演開始のブザーが鳴る。
ミュージカルは順調に進行していたが、野獣が王子に変身するために必要な装置が紛失してしまう。観客席には、ハーネスを片手にほくそ笑むノース高校の生徒・リリーの姿があった。
今まで一度も成功しなかった方法で野獣の変身シーンを乗り越え、公演は無事終了する。
演劇部員が晴れ晴れとしている中、ザックとの勝敗にこだわるジェン先生は1人浮かない顔をして表彰式に備えていた。
ミュージカルの打ち上げパーティーが始まり、やり切った演劇部員たちはアラン・メンケン賞はどうでも良いと打ち明け合った。そこに受賞校が書かれた封筒を持ったジェン先生が現れる。
演劇部員たちは賞の受賞にこだわっていないことを告げ、イースト高校演劇部はアラン・メンケン賞の結果を見ず、棄権することになった。
シーズン2では、アラン・メンケン賞受賞を目標に、イースト高校演劇部の2度目となるミュージカル『美女と野獣』を披露。同じくアラン・メンケン賞を狙うノース高校も登場し、ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』の世界がさらに広がります。
ニニとジーナの転校やカップル誕生などなど、新たな人間模様が盛りだくさんに描かれているシーズン2。ニニとリッキーはシーズン1で破局→復縁したものの、お互いが前に進むために再び別れることになりました。
ノース高校に侵入しおこなわれる、イースト高校VSノース高校のダンスバトルにも注目!綺麗なミュージカルとは違い、生徒の怒りがぶつかり合う激しいバトルが繰り広げられます。
一部シーンのみではありますが、イースト高校演劇部が作り上げた『美女と野獣』のミュージカルも見逃せません。
相変わらず最後までドタバタなイースト高校演劇部。シーズン2も続きが気になる終わり方で、視聴者の心を掴みます!
|
『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン3
シーズン3:簡単なあらすじ
|
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン3では、映画『アナと雪の女王』のミュージカルを上演!
夏休み期間中、キャンプに参加したイースト高校演劇部。キャンプでは、ミュージカル『アナと雪の女王』を上演し、それをドキュメンタリーとして上映することに。
ジーナとE.J.の交際は順調に見えたが、ミュージカルをきっかけに気持ちが少しずつズレ始める。キャンプ場で出会ったマドックスとジェットも、何やら訳ありな関係のようだ。
さらにドキュメンタリーでは面白味を出すために“泥沼展開”を要求され―果たしてミュージカルは無事上演できるのか?
|
シーズン3:登場人物&キャスト【相関図】
ニニ・サラザール・ロバーツ(演:オリヴィア・ロドリゴ)
ジーナの紹介で音楽プロデューサーであるジーナの兄・ジェイミーと繋がり、歌手としてのキャリアを追求するためにカリフォルニアに旅立った。
このままカリフォルニアに留まるか、皆のいるソルト・レイクに戻るか迷っている。
日本語吹き替え:宇山玲加
リッキー・ボウエン(演:ジョシュア・バセット)
ノース高校の生徒・リリーと付き合い始める。しかし、リリーが以前のミュージカル『美女と野獣』で紛失した野獣の変身シーンで使用するハーネスを盗んでいたことを知って別れ、後からシャロー・レイク・キャンプに参加。
ジーナのことが未だに気になっているようだ。
ミュージカル『アナと雪の女王』でクリストフ役を演じる。
日本語吹き替え:佐々木拓真
E.J.(エルトン・ジョン)・カズウェル(演:マット・コーネット)
(画像中央)
ジーナと交際中。シャロー・レイク・キャンプの参加者で、以前もこのキャンプに参加したことがある。
押し付けられる形で、ミュージカルの演出を務めることになった。父にソルト・レイクから離れた場所の塾に入塾させられそうになり、ミュージカルを成功させて何とか説得させようと考えている。
ミュージカル『アナと雪の女王』でスヴェン役を演じた。
日本語吹き替え:相楽信頼
ジーナ・ポーター(演:ソフィア・ワイリー)
E.J.の彼女。シャロー・レイク・キャンプの参加者。
E.J.との関係は順調だったが、ミュージカルの練習が進むにつれ次第にすれ違いが起こり始める。
ミュージカル『アナと雪の女王』でアナ役を演じた。
日本語吹き替え:田中杏沙
ビッグ・レッド(演:ラリー・サパースティーン)
アシュリンの彼氏。
仕事によりキャンプには参加しなかった。
日本語吹き替え:新祐樹
アシュリン・カズウェル(演:ジュリア・レスター)
ビッグ・レッドの彼女。シャロー・レイク・キャンプの参加者。
ミュージカル『アナと雪の女王』でアンサンブル(脇役)に配役されたためにイラついてしまい、人に当たるようになってしまう。
日本語吹き替え:川上彩
コートニー・グリーン(演:ダラ・レネー)
ノース高校の生徒・ハウイーと交際中。
シャロー・レイク・キャンプに参加するが、キャンプのルールに従いスマホと離れることに拒否反応を示した。
ミュージカル『アナと雪の女王』でエルサ役に抜擢されたが、大きな不安に苛まれている。
日本語吹き替え:横山友香
カルロス・ロドリゲス(演:フランキー・ロドリゲス)
セブと交際している、シャロー・レイク・キャンプの参加者。
ミュージカル『アナと雪の女王』でオラフ役に選ばれたが、『美女と野獣』でも燭台であるルミエールを演じ、今回も人間の役ではないことに不満げだ。
日本語吹き替え:鵜澤正太郎
セブ・マシュー・スミス(演:ジョー・セラフィニ)
カルロスと交際している。
牧場の仕事があり、キャンプには不参加。
日本語吹き替え:室元気
リリー(演:オリヴィア・ローズ・キーガン)
リッキーの彼女であるノース高校の生徒。しかし、野獣のハーネスを盗んだことがバレ、別れを告げられた。
自己中心的な性格。
日本語吹き替え:高宮彩織
ミス・ジェン(演:ケイト・レインダース)
イースト高校演劇部の顧問。
キャンプには参加していなかったが、悩みを抱えたE.J.のためにキャンプ場に駆けつけたり、ミュージカルを見に来たりと、常に演劇部のために動いてくれている。
日本語吹き替え:竹内夕己美
デューイ・ウッド(演:ジェイソン・アールズ)
シャロー・レイク・キャンプの監督。E.J.にミュージカルの演出担当を押し付けた。
日本語吹き替え:若林佑
ジェット(演:エイドリアン・ライルズ)
マドックスの弟。シャロー・レイク・キャンプの参加者だが、全く気乗りしていない様子。人と群れず1人でいる。姉・マドックスとの間に何か問題があるようだ。
オーディションに遅れて参加して歌の才能を見せつけ、ミュージカル『アナと雪の女王』ではハンス王子役に抜擢された。
日本語吹き替え:田中光
マドックス(演:セイラー・ベル・ターガ)
(画像左)
少し風変わりなジェットの姉。キャンプ場での愛称は“ガジェット”。
長期キャンパーで、皆が仲良くなれるよう努力しているが空回りしている。また、弟ジェットに対して大きな不満を抱えている。
ミュージカル『アナと雪の女王』では舞台監督を務めた。
日本語吹き替え:冨尾光里
ヴァル(演:メグ・ドネリー)
キャンプのリーダー見習いの大学生で、心理学を専攻している。
ミュージカルの振り付けを担当。
日本語吹き替え:Lynn
エミー(演:リアマーニ・セグラ)
中学2年生のキャンプ参加者。ジーナの大ファンで、今回初めてミュージカルのオーディションに参加した。
『アナと雪の女王』の幼少期のアナ役に選ばれた。
日本語吹き替え:乾夏寧
コービン・ブルー(演:コービン・ブルー)
(画像中央)
ドキュメンタリー番組の司会者。キャンプの特別なセレブゲストとして参加し、キャンプでミュージカル『アナと雪の女王』をおこなうことと、キャンプの様子をドキュメンタリーとして撮影することを告げた。しかし、ミュージカルの演出は担当せず、あくまでドキュメンタリーの制作に勤しんでいる。
★映画『ハイスクール・ミュージカル』でチャド・ダンフォースを演じていた俳優。第1話に本人役として本作にゲスト出演。
日本語吹き替え:関智一
シーズン3:ストーリー解説・結末【ネタバレあり】
【キャンプに参加するイースト高校演劇部】
この夏、イースト高校演劇部員のE.J.とカルロス、ジーナ、アシュリン、コートニーは、キャンプ・シャロー・レイクに2週間行くことに。キャンプにはセレブなゲストが来ると言う噂があり、皆浮足立っている。
ノース高校の演劇部員であるリリーと付き合い始めたリッキーは、キャンプには行かず彼女と旅行に向かおうとしていた。しかし、リリーの荷物の中に野獣のハーネスがあることに気づいたリッキーはリリーに別れを告げ、キャンプ・シャロー・レイクに向かう。
一方ニニは、ジーナの兄・ジェイミーのサポートを受けながら、遠く離れたカリフォルニアで音楽制作に励んでいた。
演劇部員たちがキャンプ場につくと、長期キャンパーのマドックスが案内をする。男子生徒たちの同室には、ジェットという男子がいた。しかし、マドックスは少し風変わりで、ジェットは一匹狼。演劇部員たちは新たに出会った2人と馴染めずにいた。
その夜、セレブなゲストとしてコービン・ブルーがやってくる。コービンはこのキャンプ場でミュージカル『アナと雪の女王』を開催すると宣言し、その様子を自身が司会を務めるドキュメンタリーで上映すると伝えた。
しかしコービンはミュージカルの演出には関わらず、あくまでもドキュメンタリーを制作することに徹するようだ。演出家不在の事態に焦ったキャンプの監督は、E.J.に演出担当を任せた。
オーディションの翌日、いよいよ配役が発表される。
ジーナは主役のアナ役に、コートニーはエルサ役に抜擢された。しかし、前回のミュージカル『美女と野獣』でベル役を演じたアシュリンは、脇役であるアンサンブル役に配属され、酷く傷ついてしまう。
ミュージカルの練習をおこなう中、再び撮影のためにコービンとカメラマンがやってくる。
完璧な練習を披露したミュージカルのメンバーたち。しかし、コービンやカメラマンは完璧で和気あいあいとした人間関係ではなく、視聴率のためにもギスギスした泥沼展開を望んでいた。
【ドキュメンタリーのための泥沼】
そんな中、ジーナが引っ越しでソルト・レイクに戻ってくることが決まる。しかし、ジーナの彼氏であるE.J.の父は、E.J.を1年間セントルイスの塾に入らせようとしていた。E.J.は入塾しなくて済むように、キャンプでミュージカルを成功させ、父にしっかりできることを証明しようとしていた。
入塾するかもしれないことをジーナに打ち明けられずにいたが、ジーナはE.J.がもらった父からの手紙―塾に入ることが書かれた手紙を見つけてしまう。
その日の夜、E.J.は「泥沼展開のない君たちはドキュメンタリーに向いていない」とカメラマンに告げられる。
翌日、E.J.とカルロスはドキュメンタリーに刺激を出すための計画を皆に発表する。皆にそれぞれのキャラクターを割り振り、それを演じるという計画だ。
コートニーは批評家、リッキーは未練がましい元カレ、アシュリンは暗い過去を持つ人、マドックスは泣き虫、ジーナは「喧嘩売ってんの?」という口癖のキャラ、E.J.は場違いな奴、ヴァルは分析家、ジェットは不良、カルロスは煽り屋に割り振られた。
カメラマンの前でミュージカルの稽古をしながら役を演じ、カメラマンが求めているようないざこざを起こす。しかし演技ではなく、次第に皆の間に溝が生まれ始める。
カメラマンは1人満足そうに帰って行った。
マドックスとジェット、ジーナとE.J.はそれぞれ激しく喧嘩した。
ジェットはずっと姉のマドックスにきつく当たっていたことを反省していたが、それを本人に上手く伝えられずにいた。
ジーナとE.J.は、入塾するかもしれないことを伝えていなかったことが問題だ。
その頃、“未練がましい元カレ”というキャラクターを演じていたリッキーは、カルロスにまだジーナのことが好きなことを打ち明ける。
【伝統行事“カラー・ウォー”】
それぞれが様々な想いを抱える中、キャンプ・シャロー・レイクの伝統行事“カラー・ウォー”が始まる。
1人2つ以上の競技に参加し、2チーム対抗で戦うというスポーツ行事だ。
イエローチームのリーダーはマドックス、メンバーはコートニーとカルロスとジェット。
ブルーチームのリーダーはE.J.で、メンバーはリッキー、アシュリン、ジーナとなる。
カラー・ウォーが開催され白熱する中、E.J.は演出家としてどうあるべきか教えてもらうためにジェン先生をキャンプ場に呼んでいた。先生はE.J.に立ち回り方を教え、配役に不満があるアシュリンをはじめとする演劇部員の皆を励まし、キャンプを去って行った。
カラー・ウォーはイエローチームが勝利し、幕を閉じる。「勝てば姉との関係が修復できるかもしれない」と奮闘していたジェットは、姉・マドックスに思いを伝え、2人のわだかまりは少し解けた。
そしてカラー・ウォーの片づけをしている中、アシュリンは自分がキャンプのリーダー見習いとしてサポートしてくれている女子大生のヴァルに好意を寄せていることに気づく。
一方、何としてもミュージカルを成功させたいE.J.はミュージカルの公演に熱が入りすぎてしまい、あまりジーナに構えずにいた。ジーナがE.J.に不満をぶつけると、E.J.は「ミュージカルが成功すればきっと離れ離れにならなくて済む」と伝える。
しかし、ジーナはE.J.に「多分では安心できない」と別れを告げた。
【ミュージカル『アナと雪の女王』上演】
そして迎えた公演初日。
ビッグ・レッド、ジェン先生、ニニもミュージカルを見にキャンプ場にやってきた。ニニは先生に順調に過ごしていること、そしてカリフォルニアに転校するかどうか迷っていること、今日の上演後までに答えを出すことを報告する。
ミュージカルの演者たちが控室にいると、ドキュメンタリーのカメラマンがやってくる。彼はこのミュージカルが生配信されること、そしてお互いを潰し合い波乱を起こすように告げた。
E.J.は父に認めてもらうためにもドキュメンタリーの成功にこだわっていたが、それを拒絶。ありのままでミュージカルをおこなおうと皆を奮い立たせた。
そして遂に幕が上がる。ミュージカルは順調に進んでいく。
しかし、コートニーがエルサ役として歌っていると、ハプニングを起こすためにカメラマンが劇場のブレーカーを落とした。
一気に不安になるコートニー。ジェン先生が先陣を切り、観客たちはスマホのライトでコートニーを照らす。皆に照らされたコートニーは背中を押されたように、再び歌い出した。
カメラマンの悪行に気づいたジーナがブレーカーを上げ、劇場に光が戻る。コートニーの圧倒的な歌に、観客は大盛り上がり。公演は無事に終了した。
E.J.は父に電話し、「一度で良いから誉めて欲しかった。自慢の息子だと言って欲しかった」と本音を明かした。しかし、父に電話を切られてしまう。
一方、ニニはカリフォルニアに旅立つことを決め、皆に手紙を残しキャンプ場から去った。
上演後に皆で集まっている中、コービンはカメラマンをクビにした。嘘に塗れた視聴率に囚われたドキュメンタリーより、皆の本当の気持ちを優先したのだ。
1ヶ月後。ドキュメンタリーのプレミア上映が始まる。予告編を初めて見た演劇部員たち。予告編ではカメラマンの編集によってギスギスの泥沼展開にされていた。
予告編を見て今までの出来事を振り返ったジーナは、「“多分”じゃなく“確信”できるのはあなただけだった」とリッキーに自分の思いを伝えた。リッキーはジーナにキスし、2人は結ばれる。
シーズン3では、夏休み中に参加したキャンプにて、イースト高校演劇部の3度目となるミュージカル『アナと雪の女王』を披露。さらにミュージカルの公演までをドキュメンタリーのために撮影されることに。
ドキュメンタリーで視聴率を得るのに必要なことは“泥沼展開”だと告げられ、皆は意図的にギスギスした人間関係を演出します。しかしそれが発端となり、本当に喧嘩や揉め事が勃発。
シーズン2でカップルとなったE.J.とジーナや、問題を抱える姉弟のマドックスとジェットを中心に、波乱な人間模様が映し出されます。
さらにアシュリンのビッグ・レッドへの思いが変化したり、ニニがカリフォルニアに旅立ったり…。
キャンプを経て様々な変化を迎えたイースト高校演劇部。ファイナル・シーズンとなる次のシーズン4ではどのような展開を迎えるのでしょうか。
|
『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン4
シーズン4:簡単なあらすじ
|
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン4では、映画『ハイスクールミュージカル3(ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー)』のミュージカルを上演!
映画『ハイスクール・ミュージカル』シリーズの続編となる『ハイスクール・ミュージカル4:同窓会(ザ・リユニオン)』をイースト高校で撮影することが決定した。さらにイースト高校演劇部は、映画『ハイスクール・ミュージカル3』のミュージカルを公演することに。
2つの作品のオーディションや稽古が始まって忙しくなる中、大学進学を控えた演劇部員たちは将来についても悩み始める。ミュージカルに本腰を入れられず、稽古は危機的状況に陥ってしまった。
しかし刻一刻と、ミュージカルの公演初日と、将来の決断をしなくてはならないときが迫る―。
|
シーズン4:登場人物&キャスト【相関図】
リッキー・ボウエン(演:ジョシュア・バセット)
ジーナと交際を始めるが、ファンだったというマックと親しくしていたり、どんどん前に進んでいくジーナを失ってしまうのではないかと不安に陥ってしまう。悩みが多く、大学進学についてなかなか考えられずにいた。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』では、再び主人公トロイ・ボルトン役を演じる。
日本語吹き替え:佐々木拓真
E.J.(エルトン・ジョン)・カズウェル(演:マット・コーネット)
大学に進学。父とは決別し、自分でバイトをして稼ぎながら大学の寮で生活している。
リッキーのことを弟のように大切に思ってくれている。リッキーだけでなくジェン先生にとっても頼りになる存在。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』でトロイの父でバスケチーム“ワイルドキャッツ”のコーチのジャック・ボルトン役を演じた。
日本語吹き替え:相楽信頼
ジーナ・ポーター(演:ソフィア・ワイリー)
リッキーの彼女。しかし、母が交際することそのものに反対しているため、付き合っていることを周りに伏せている。
イースト高校で映画『ハイスクール・ミュージカル4:同窓会』の撮影が始まり、長年ファンだったマックをサポートする係になった。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』でヒロインのガブリエラ・モンテス役に抜擢された。
日本語吹き替え:田中杏沙
ビッグ・レッド(演:ラリー・サパースティーン)
アシュリンの彼氏。カイロに留学している。
日本語吹き替え:新祐樹
アシュリン・カズウェル(演:ジュリア・レスター)
ビッグ・レッドの彼女。しかし、夏のキャンプで女性が好きな自分に気づき、自分の恋愛感情について悩み始める。現在はキャンプで出会ったマドックスが気になっている様子。
しかし、バイであることをビッグ・レッドに言えずにいる。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』でケルシー・ニールセン役を演じた。
日本語吹き替え:川上彩
コートニー・グリーン(演:ダラ・レネー)
“正しい選択をしなければならない”と、どの大学に進学すべきか、誰よりも悩んでいる。
映画『ハイスクール・ミュージカル4:同窓会』の撮影のためにやってきたダニをサポートする担当になった。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』でライアンの双子の姉であるシャーペイ・エヴァンス役に抜擢された。
日本語吹き替え:横山友香
カルロス・ロドリゲス(演:フランキー・ロドリゲス)
セブと交際しているが、夏のキャンプの様子を撮影したドキュメンタリーの悪質な編集により、セブに浮気を疑われてしまう。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』でシャーペイの双子の弟ライアン・エヴァンス役を演じた。
日本語吹き替え:鵜澤正太郎
セブ・マシュー・スミス(演:ジョー・セラフィニ)
カルロスと交際しているが、ドキュメンタリーでカルロスが浮気していると誤解してしまう。演劇部にも顔を出さなくなってしまった。
日本語吹き替え:室元気
ミス・ジェン(演:ケイト・レインダース)
イースト高校演劇部の顧問。
長年の夢だったブロードウェイ『ウィキッド』の出演依頼が届き、自分の夢を叶えるか、イースト高校の教師を続けるかで気持ちが揺れている。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』でダーバス先生役を演じた。
日本語吹き替え:竹内夕己美
ベンジャミン・マザーラ(演:マーク・セント・シア)
願書をチェックしたりアドバイスをしたりと、大学進学を控える演劇部員たちを支えてくれている。
かつてボーイズバンドのメンバーだったらしい。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』でジャック・ボルトン役を演じた。
日本語吹き替え:平修
エミー(演:リアマーニ・セグラ)
以前キャンプで出会い、ともにミュージカルをおこなった女の子。イースト高校に入学し、演劇部に入部した。
恐ろしいほどの情報通で、映画の撮影スケジュールやジーナの家のパスワードなどを知っている。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』でテイラー・マッカーシー役を演じた。
日本語吹き替え:乾夏寧
ジェット(演:エイドリアン・ライルズ)
マドックスの弟。リッキーに誘われてチャド役を演じるためイースト高校にやってきた。コートニーのことが気になっている様子。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』でチャド・ダンフォース役を演じた。
日本語吹き替え:田中光
マドックス(演:セイラー・ベル・ターガ)
ジェットの姉。映画とミュージカルをサポートするために、ジェットとともにイースト高校にやってきた。
アシュリンのことを気にかけている。
日本語吹き替え:冨尾光里
マック・アラナ(演:マシュー・サトウ)
子役時代に、テレビ番組『マーク&スパーク』に出演していた俳優。ダニの彼氏で、偉そうな性格。
映画『ハイスクール・ミュージカル4:同窓会(ザ・リユニオン)』でイースト高校演劇部の部長役を演じる。
注目を集めるためにジーナと恋人のふりをしようと提案した。
日本語吹き替え:宮崎遊
ダニ(演:カイリー・キャントラル)
TikTokで人気を集めている、マックの彼女。マックと似て偉そうな性格をしている。
映画『ハイスクール・ミュージカル4:同窓会(ザ・リユニオン)』で演劇部部長の彼女・ベイリー役として女優デビューを果たすためにやってきたが、演技が上手くなく役から降ろされてしまう。
ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』でティアラ・ゴールド役を演じた。
日本語吹き替え:胡麻鶴彩
クリスタル(演:ヴァシュティ・マムポイント)
映画『ハイスクール・ミュージカル4:同窓会』振り付け担当。厳しい性格だが、演劇部員たちの実力を認めてくれた。
日本語吹き替え:反町有里
クイン・ロビンス
映画『ハイスクール・ミュージカル4:同窓会』の監督。厳しく素直になれない性格で、演劇部員たちにきつく当たる。さらに学校内にあるジェン先生専用の部屋を奪った。
アカデミー賞を受賞するなど、功績を残したことがない。
日本語吹き替え:小林愛
コービン・ブルー(演:コービン・ブルー)
(画像中央/画像右:モニーク・コールマン/画像左:ルーカス・グラビール)
ドキュメンタリー番組の司会者。以前のドキュメンタリーでイースト高校演劇部に迷惑をかけた埋め合わせをしようと、演劇部員たちに映画『ハイスクール・ミュージカル4:同窓会(ザ・リユニオン)』のメインエキストラ役を依頼した。
★映画『ハイスクール・ミュージカル』でチャド・ダンフォースを演じていた俳優。第1話に本人役として本作にゲスト出演。
日本語吹き替え:関智一
ルーカス・グラビール(演:ルーカス・グラビール)
★映画『ハイスクール・ミュージカル』でライアン・エヴァンスを演じていた俳優。第1話で本人役として本作にゲスト出演。
日本語吹き替え:福山潤
モニーク・コールマン(演:モニーク・コールマン)
★映画『ハイスクール・ミュージカル』でテイラー・マッカーシーを演じていた女優。第1話に本人役として本作にゲスト出演。
日本語吹き替え:坂本真綾
ケイシー・ストロー
★映画『ハイスクール・ミュージカル』でマーサ・コックスを演じていた俳優。第1話に本人役として本作にゲスト出演。
日本語吹き替え:笹森亜希
アリソン・リード(演:アリソン・リード)
★映画『ハイスクール・ミュージカル』でダーバス先生を演じていた女優。第1話に本人役として本作にゲスト出演。
日本語吹き替え:小宮和枝
バード・ジョンソン(演:バード・ジョンソン)
★映画『ハイスクール・ミュージカル』でジャック・ボルトンを演じていた俳優。第1話に本人役として本作にゲスト出演。
日本語吹き替え:内田直哉
シーズン4:ストーリー解説・結末【ネタバレあり】
【映画の撮影とミュージカルの稽古が始まる】
2週間のキャンプとキャンプ中のドキュメンタリー撮影を乗り越えたイースト高校演劇部。
アシュリンは女性が好きだという新しい自分を発見し、リッキーとジーナは交際を始めた。ジーナは母に恋愛を禁止され、2人は付き合っていることを皆に内緒にすることに。
カルロスはというと、ドキュメンタリーの悪質な編集のせいでセブに浮気を疑われている。
夏休みが明け、ジェン先生は次の公演で、映画『ハイスクール・ミュージカル3』のミュージカルをおこなうことを発表した。
さらに、イースト高校で映画『ハイスクール・ミュージカル』シリーズの新作であり、映画のメンバーが15年ぶりに集結する『ハイスクール・ミュージカル4:同窓会(ザ・リユニオン)』を撮影することが決定する。
主演は子役時代に『マーク&スパーク』という番組で人気を得たマックと、その彼女ダニが務める。イースト高校の演劇部員たちは、メインエキストラを演じることに。
映画の稽古が始まるが、マックとダニのシーンにも関わらずダニが不在だったため、ジーナが代役を務めた。
映画の稽古をおこないながら同時進行でミュージカルのオーディションもこなす演劇部員たち。
その夜、ジーナの家でキャスト発表を緊急でおこなうことになった。カルロスはキャスティングを発表するが、チャド役は未定。映画に人を取られて人数が足りていないのだ。
皆が配役に喜ぶ中、ジーナのもとに映画の監督から「演技下手なダニの代わりに、映画の主役を演じないか」と電話がかかってくる。ジーナは映画の役を獲得した。
【ビジネスカップル誕生】
ミュージカルの稽古が始まるが、演劇部員たちは大学進学や恋人との問題で気が散ってしまっていた。
稽古が始まりしばらくすると、キャンプで出会ったジェットとマドックスが現れる。チャド役が足りていないために、リッキーはチャド役としてジェットを呼んでいたのだ。マドックスも制作陣に協力するために、ともにやってきていた。
ある日、マックとジーナが演じるシーンと、演劇部員がメインエキストラとして出演するシーンの映画の撮影が始まる。ジーナは監督が驚くほどの素晴らしい演技を見せた。
映画の撮影が終わった夜、ジーナはマックに恋人のふりをして注目を集めようと提案される。
そんな中、イースト高校に入学し演劇部員となった情報通のエミーは、ジーナの撮影スケジュールが書かれた紙を入手する。ジェン先生がチェックすると、ジーナのスケジュールはかなりハードなものだった。
ジェン先生はジーナの負担を減らすため、映画を降板したダニにミュージカルのガブリエラ役を演じてもらうことを決意する。
時間が流れ、ジーナの家でハロウィンパーティーが開催される。
ジーナはマックとのビジネスカップルのことをリッキーに、リッキーはジーナがミュージカルの役を降ろされたことを話そうとしていた。
しかしパーティーにダニが現れ、リッキーが話す前にガブリエラ役を演じることを明かしてしまう。
空気が張り詰める中、ジーナとリッキーは交際していることを皆に発表した。しかし、ジーナは部屋にやってきた母に交際のことを隠してしまう。怒ったリッキーは家から出て行ってしまった。
パーティーがお開きになり、カルロスの前にセブが現れる。セブはカルロスがキャンプに行っている間、自分が浮気してしまったためにカルロスを避けていたらしい。カルロスは怒り、2人の間にさらに深い溝が生まれてしまった。
後日、リッキーはE.J.のいる大学を訪れる。E.J.は父と決別し、バイトをしながら講義をしっかり受け、忙しい日々を送っているようだ。
リッキーはジーナとの交際のことや、大学進学について動き出せていないことを相談する。E.J.は「今も後悔していることが多くある。でも前を向くしかない。今を精一杯生きろ。逃げずにもっと周りに助けを求めろ」と、リッキーにアドバイスした。
その日、ジェン先生の前にイースト高校の校長が現れ、今日の通し稽古が上手く行かなければミュージカルを中止にすることを伝えた。ジェン先生は今夜稽古をおこなうことをメールした。
そのことを陰で聞いていたジーナは、自分がミュージカルのガブリエラ役に戻れればリハーサルが上手くいくと考え、撮影スケジュールを1日にまとめてもらうよう監督を説得する。
【ミュージカル中止の危機】
アシュリンのもとに、祖母の100歳祝いで留学から帰国した彼氏のビッグ・レッドが現れる。ビッグ・レッドは夏休みの間にセブと浮気したことを告白した。気の迷いでキスしてしまったが、それでバイを自覚したらしい。
アシュリンもまた、キャンプで出会ったマドックスに恋したとビッグ・レッドにカミングアウトした。
2人は生涯の親友でいることを誓って別れ、ビッグ・レッドはアシュリンの恋が上手くいくよう背中を押した。
ミュージカルの稽古の時間が迫り、アシュリンとビッグ・レッドは稽古場に行くが、それぞれ忙しい演劇部員は全く集まっていなかった。
ビッグ・レッドは稽古場にいたカルロスに、セブと浮気したことを伝える。怒ったカルロスは話を聞かず、稽古場から立ち去ってしまった。
結局、校長が来るまでに必要な人数が集まらず、ミュージカルを中止することを告げられてしまう…。
一方、E.J.と別れたリッキーがジーナの家を訪れると、ジーナは母に全て話したと報告した。2人の関係はより深まっていく。
翌日、映画の撮影が無事終了し、学校内は幸福なムードに包まれる。
ジェン先生は演劇部員に、通し稽古で人が集まらなかったためにミュージカルの公演は中止となってしまったこと、さらに演劇部の存続が認められなくなってしまったことを伝えた。
演劇部員たちは思い出に浸った。それぞれの出会いが、それぞれの人生を変えていた。はみ出し者だった演劇部員たちは、“演劇部”という家族と出会えたのだ。
そこにセブが現れ、カルロスへの熱い思いを歌に乗せて伝える。カルロスとセブは仲直りした。
しかし、遂に演劇部は解散してしまった。
そんな中、ミュージカルをおこなうという夢を諦めきれないエミーは、1人ステージに立ち歌を歌った。―キャンプで出会ったエミーはイースト高校でのミュージカルに憧れ、母を説得してこの高校に入学していたのだ。
エミーの歌声につられて演劇部員たちもステージに集まり、どうにかしてミュージカルを公演しようと口々に言う。
そこに、映画のキャストであるバード・ジョンソンとアリソン・リードが現れ、演劇部を守るために映画のギャラを寄付すると告げた。
驚くべきことはそれだけに留まらない。ジーナの演技力に感心した映画の監督は、次に撮影する映画、リメイク版『ロミオとジュリエット』のヒロインにジーナを選んだ。
皆の将来が、少しずつ動き出す。
【ミュージカル『ハイスクール・ミュージカル3』上演】
いよいよミュージカルが上演する。
控室に、E.J.にビッグ・レッド、セブもやってきた!カリフォルニアにいるニニは来れなかったため、リッキーがニニの言葉を代筆し、演劇部員たちに手紙を渡した。
ジェン先生はブロードウェイの『ウィキッド』の出演依頼の手紙を手にしていた。何度もオーディションを受けては落ちていた、出演を夢見ていた作品だ。しかし出演するとなると、どれくらいの期間学校を離れることになるかわからない。ブロードウェイの舞台に立つべきか、高校教師を続けるべきか迷っていた。
コートニーは2つの大学に合格した。どちらの大学に進学するか決断しなければならなくなる。
ジーナは『ロミオとジュリエット』の撮影のためにニュージーランドに行かなければならなくなり、そのことをリッキーに伝えられずにいた。
カルロスはセブを旅行に誘うも、セブは父にゲイであることをカミングアウトできずにいた。
マドックスはアシュリンへの気持ちを自覚し、アシュリンもまたマドックスに告白するか迷っている。
リッキーはジーナに愛していると伝えようと思いながらも、勇気を出せずにいた。
ミュージカルが始まり、演劇部員たちは素晴らしいパフォーマンスを披露する。
父と観客席でミュージカルを見ていたセブは、ステージで煌びやかに活躍するカルロスを見て堪らずステージに上り、カルロスとキスした。
順調に第1幕が終わるも、音響装置が壊れてしまう。第2幕は手動で音響を動かさなければならない。操作できるのはマザーラ先生だけ。しかしマザーラ先生が音響に回ると、ボルトン役がいなくなってしまう。
そこで急遽E.J.がボルトンの代役を務めることに。
休憩時間中、ジーナは映画の監督に講堂で急遽記者会見が入ったと呼び出される。さらに今夜、『ロミオとジュリエット』の主役であるマックとともにニュージーランドに飛び立つことに…。
それを知ってしまったリッキーは、リッキーはジーナにただ「おめでとう」と伝えた。以前、夢を追うニニに離れないで欲しいと伝え、悲惨な目に遭ってしまったからだ。
第2幕が始まる。
舞台裏ではアシュリンがマドックスに告白し、2人は結ばれた。しかし、映画監督はマドックスを監督助手としてニュージーランドに連れていくらしい。
コートニーはルイス大学に進学することを決断した。
エミーはステージに立てたことを喜び、次のミュージカルにも出演すると決意した。
ガブリエラ役ではなくなったものの別の役でミュージカルの舞台に立ったダニは、イースト高校に転入することを決断した。
ステージでキスをするという驚きの形でカミングアウトしたセブは、2歳の頃からゲイだと気づいていたらしい父と、さらに家族としての絆を深めた。
遂にミュージカルの幕が下りる。それと同時に、イースト高校の講堂で映画『ロミオとジュリエット』の記者会見が始まった。
無事に公演を終え、控室に集まった演劇部員たち。リッキーが皆に感謝を伝えていると、記者会見用のドレスを纏ったジーナが現れ、クイン監督の次回作に出ること、2時間後にニュージーランドに発つことを告げた。
そして1人ずつに感謝を伝え、記者会見に向かった。
その頃、『ロミオとジュリエット』の主役に抜擢されていたマックは、1人でSNSで生配信をおこなっていた。マックは、記者会見でキャストが発表される前にも関わらず、生配信で『ロミオとジュリエット』を降りると宣言。代わりに『マーク&スパーク』のモキュメンタリーを撮る予定だとファンに報告した。
演劇部員もジーナの後を追うように急いで講堂に向かう。講堂に着いたリッキーは、ジーナへのオリジナルソングを披露した。演劇部員も協力し、感動的な祝福となる。
記者たちは感激し、何も知らなかった監督は「注目してもらうために最初から計画していたことだ」と取り繕った。
ニュージーランドに行ってしまうジーナを、明るく見送ろうとするリッキー。しかし、リッキーが講堂に着く少し前に、ジーナは記者たちの前で「監督の計らいにより、ここ、ソルトレイクシティで撮影することになった」と報告していた。
もちろんそんな予定は全くなく、記者たちの前で宣言してしまえば監督もそうせざるを得ないと考えての発言だ。監督は怒ったりせず、むしろ大胆なジーナを誉めた。
離れずに済んで喜ぶ演劇部員たちを見たジェン先生は、「もう夢はここにあった」と、ウィキッドに出演せず、イースト高校の教師でいることを決断した。さらに演劇部員たちに背中を押され、ジェン先生とマザーラ先生は結ばれる。
演劇部員は学校を飛び出し、打ち上げに向かった。
ファイナル・シーズンとなるシーズン4では、『ハイスクール・ミュージカル3(ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー)』のミュージカルを上演。
イースト高校演劇部にキャンプで出会った仲間たちが加わる一方、卒業する学年となった仲間も…。将来についての決断を迫られ、悩みが尽きない生徒たちの様子が描かれています。
シーズン4は、今までよりミュージカルシーンが長尺で見応え抜群!『ハイスクール・ミュージカル3』のミュージカルはもちろん、リッキーとジーナが2人で制作した歌や、セブがカルロスに贈る歌など、歌唱シーンが詰め込まれています。
演劇部が解散となり、それぞれの出会いの回想シーンや、ミュージカルが終わり、ジーナが皆に感謝を伝えるシーンは必見です。「そんな出会いがあったのか!」と驚くと同時に、互いに思い合っている強い絆に感動してしまうはず。
イースト高校演劇部のハッピーな結末をお見逃しなく!
|
『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』魅力&感想
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』の魅力は、ミュージカル作品ならではの歌唱シーンと、次第に深まっていくイースト高校演劇部の絆ではないでしょうか。
はみ出し者で様々な悩みを抱えていたイースト高校の生徒たちが、ジェン先生によって1つにまとまり、演劇部員たちはかけがえのない“家族”になっていきます。ジェン先生もまた、問題や悩みを抱えた人物であるのも本作のキモ。
どんな問題が発生しても、強い絆で結ばれている演劇部員たちと、そんな彼らを温かくサポートしてくれるジェン先生。「こんな先生いて欲しかった!」と思う方も多いはず。
歌唱シーンやミュージカルシーンも盛りだくさんで、特に毎シーズン最終エピソードでは、演劇部が作り上げてきたミュージカルが映し出されます。特にファイナル・シーズンとなるシーズン4では、他のシーズンよりもミュージカルシーンが長く映し出されているため、満足度も高いです。
実際に視聴した方の感想を紹介します。
感想にもあるように、『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』は恋愛のいざこざがかなり描かれている作品です。
演劇部員の間で恋人同士が喧嘩したり仲直りしたり、付き合ったり別れたりといったことが頻繁に発生。登場人物たちが高校生であるため、大人の恋愛とはまた違う子供らしさのある恋愛が描かれています。
そのため、恋愛要素が多い作品が苦手な方には退屈なエピソードも多く、あまり合わないかもしれません。
筆者も恋愛ドラマはあまり好まないのですが、「恋愛の問題が多すぎる!」「簡単に解決できそうなのに遠回りしすぎ!」と思ってしまいました。笑
ただ付き合ったり別れたりが頻繁なのは、もしかしたら日本と海外との違いなのかもしれません。
それでも人間として成長していく姿や、演劇部員たちの友情、歌唱シーンには感動し、素敵な作品だなと思いました。
各シーズンで気になる終わり方をしていることもあり、1度見たらきっと最後まで見続けてしまうはず!
ミュージカルや恋愛ドラマ、みんなで何かを作り上げていくストーリーが好きな方は、ぜひ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』を視聴してくださいね!
『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』を視聴するならディズニープラスで!
ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』は、ディズニープラスで独占配信中!他の配信サービスでは視聴できないため、視聴したい場合はディズニープラスへの登録が必須です。
8月9日に配信されたシーズン4をもって完結した『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』。一気見できるこの機会に、ぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。
\年額プランなら実質2ヶ月分無料!/