1949年に公開されたディズニーの長編アニメ作品「イカボードとトード氏」。
知らない方も多いかもしれませんが、実はディズニーファンの間では人気の高い作品です。
当記事ではそんな「イカボードとトード氏」の配信状況に加え、あらすじを詳しく紹介!本作が「怖い」と言われる理由についても解説していきます。
本作が気になっている方はもちろん、まだ全く知らないという方もぜひ最後までチェックしてくださいね!
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更新日:2022-12-21
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1949年に公開されたディズニーの長編アニメ作品「イカボードとトード氏」。
知らない方も多いかもしれませんが、実はディズニーファンの間では人気の高い作品です。
当記事ではそんな「イカボードとトード氏」の配信状況に加え、あらすじを詳しく紹介!本作が「怖い」と言われる理由についても解説していきます。
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原題 | The Adventures of Ichabod and Mr. Toad |
公開年月日 | 1949年10月5日(アメリカ) |
監督 |
指揮:ベン・シャープスティーン 「トード氏」:ジャック・キニー、ジェームズ・アルガー 「イカボード先生と首なし騎士」:ジャック・キニー、クライド・ジェロニミ |
音楽 | オリバー・ウォレス |
上映時間 |
68分 (「トード氏」:30分 /「イカボード先生と首なし騎士」:34分) |
「イカボードとトー氏」は、短編2作品で構成されたオムニバス形式のアニメです。
ディズニーで制作されたオムニバス・シリーズの最終作にあたります。
ケネス・グレアムによるイギリスの児童文学「たのしい川べ」をもとに制作された「トード氏」が前半パート。
後半パートはワシントン・アーヴィングの小説「スリーピー・ホロウの伝説」が原作の「イカボード先生と首なし騎士」です。
「イカボードとトード氏」の後半パートである「イカボード先生と首なし騎士」は、別のタイトル「イカボード先生のこわい森の夜」や、「スリーピー・ホロウの伝説」と呼ばれることがあります。
ただし、タイトルは違うものの内容は全て同じです。
タイトル |
詳細 |
イカボード先生と首なし騎士 |
1949年公開のアニメ映画「イカボードとトード氏」でのタイトル。 |
イカボード先生のこわい森の夜 |
1983年発売のVHS「ディズニーのこわ~いお話」及び、1990年公開の映画・DVD「ミッキーの王子と少年」に収録された際のタイトル。 |
スリーピー・ホロウの伝説 |
原作小説をなぞった呼び方。 |
一番最初に本作が上映された「イカボードとトード氏」では「イカボード先生と首なし騎士」でしたが、その後、本作が収録される際に「イカボード先生のこわい森の夜」に改題されました。
タイトルが変更された詳細は明かされていませんが、どの名称でも間違いではありません。
各配信サービスでの「イカボードとトード氏」の配信状況は以下の通りです。
配信サービス |
配信状況 |
◎ 見放題 |
|
ユーネクスト |
× |
amazonプライムビデオ |
× |
Hulu |
× |
Netflix |
× |
dTV/dアニメストア |
× |
現在、「イカボードとトード氏」が配信されているのはディズニープラスのみ。ディズニープラスで見放題で配信中です!
※ユーネクストでの配信は2023年1月28日をもって終了しました。
「イカボードとトード氏」を視聴するならディズニープラスがおすすめです!
ディズニープラスはディズニー公式の定額制動画配信サービスで、ディズニー作品が豊富なのが1番の魅力。
実写版「美女と野獣」や「アナと雪の女王」のような人気作品はもちろん、「イカボードとトード氏」や「三人の騎士」のような知る人ぞ知る作品も配信されています。
また、実写版「わんわん物語」をはじめとする、ディズニーファン必見のオリジナル作品があるのもディズニープラスにしかない魅力です。
ディズニープラスで配信されている作品は全て見放題なので、追加課金の心配がないのも嬉しいポイント。
もちろんディズニー以外の映画・ドラマ・アニメ作品も配信されているので、ディズニー以外の作品も見たい!という方にもおすすめです。
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【ディズニープラス基本情報】
料金 |
【スタンダードプラン】 月額:990円(税込) 年額:9,900円(税込) 最高画質:1080P Full HD 最高音質:5.1サラウンド 同時視聴可能台数:2台
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取り扱いブランド |
・ディズニー ・ピクサー ・マーベル ・スターウォーズ ・ナショナルジオグラフィック ・スター 配信作品は全て見放題! |
「イカボードとトード氏」のDVDは日本では販売されていません。
公開当時(1949年)主流だったVHSでも発売されておらず、「イカボードとトード氏」は日本では視聴困難な作品でした。
なお、「イカボードとトード氏」の後半パートである「イカボード先生と首なし騎士」のみ、「とっておきの物語 ミッキーの王子と少年」というDVDに収録されています。
同様に「イカボード先生と首なし騎士」のみが収録された「ディズニーのこわ~いお話」というVHSがありましたが、絶版となっています。
資産家のヒキガエル・トード氏は新しいものが大好き。
新しいものを見つけては散在し、常に借金を抱えていた。
そのことに頭を抱えた友人であり会計担当のマクバジャーは、トード氏を自室に閉じ込めるが……。
トード氏
本作の主人公であるヒキガエル。
親から譲り受けた豪邸で暮らす資産家だが、新しいものを求めすぎて借金を抱える始末。
キャスト:エリック・ブロア
日本語吹き替え版:内田直哉
マクバジャー
トード氏の友人のアナグマ。トード氏の邸宅で会計担当をしている。
キャスト:キャンベル・グラント
日本語吹き替え版:岩田安生
ラット
トード氏の友人のミズネズミ。生真面目で優しい性格。
キャスト:クラウド・アリスター
日本語吹き替え版:田原アルノ
モール
トード氏の友人のモグラ。とても親切。
キャスト:コリン・キャンベル
日本語吹き替え版:龍田直樹
スリーピー・ホロウの町に、瘦せていて身長が高く、足と耳の大きい風変わりな新任の先生・イカボードがやってきた。
そんな彼は町一番の美女で資産家の娘・カトリーナに一目惚れした。
カトリーナを巡って、町のリーダー・ブロムとイカボード先生は争いを始める。
イカボード先生が怪談や迷信に弱いことに気づいたブロムは、首なし騎士(ヘッドレス・ホースマン)の伝説を語り始め……。
イカボード・クレイン
本作の主人公。新任の先生としてスリーピー・ホロウの町にやってきた。
優秀な先生らしいが、そうとは思えないようなおかしな行動を取ることも。
また、風変わりな容姿だが、ダンスや歌が上手く魅力がある。
“怖い話”が何よりも苦手。
キャスト:ビング・クロスビー
日本語吹き替え版:(旧版)江原正士/(新版)水野賢司
ブロム・ボーンズ
町のリーダー。逞しく陽気な性格で人気者。
町の美女・カトリーナを狙うライバルであるイカボード先生に対し、あの手この手で牽制する。
キャスト:ビング・クロスビー
日本語吹き替え版:(旧版)金尾哲夫/(新版)水野賢司
「イカボード先生と首なし騎士」の原作は、“スリーピー・ホロウ”に着想を得て書かれた小説「スリーピー・ホロウの伝説」です。
そもそも“スリーピー・ホロウ”とはどのような伝説なのか簡単に紹介します。
“スリーピー・ホロウ”とは? |
アメリカ北部で語り継がれている伝説。 残虐なドイツ人の騎士がアメリカに渡ってきたが、彼は首を斬られて殺された。やがて“首なし騎士(ヘッドレス・ホースマン)”として復活した彼は、馬に乗って森の中で犠牲者が来るのを待っている……。 |
イメージとしては“口裂け女”などの恐ろしい都市伝説のようなものです。
「イカボード先生と首なし騎士」では、このスリーピー・ホロウの伝説を聞いたイカボード先生が過剰なほど不安に包まれます。
【以下ネタバレ注意!】
風の音や動物の鳴き声などに怯えながら夜の森を進むイカボード先生。
そしてついに恐れていた首なし騎士(ヘッドレス・ホースマン)と出会ってしまいます。
必死に逃げるイカボード先生―。
朝が来るもイカボード先生の姿はなく、彼の帽子の横には潰れたかぼちゃがありました。
……「イカボード先生と首なし騎士」はここで終わります。
イカボード先生がどうなったかハッキリと語られることはなく、後気味悪い終わりを迎えるのです。
夜の森で些細な音に怯えるイカボード先生はおかしくもありますが、たしかに怖い話を聞いた後だとそうなってしまうかも……と共感できる方も多いはず。
そういった細かな恐怖を煽る演出がふんだんに詰め込まれており、ディズニー作品としては非常に珍しいバッドエンドを匂わせている本作。
子供が見たらトラウマになってしまうかもしれません。
町のリーダー・ブロムがイカボード先生に首なし騎士(ヘッドレス・ホースマン)の話をするシーンで流れる曲。
テンポが良く比較的明るめですが、どこか不気味な雰囲気が漂っています。
きっと一度聞いたら耳に残ってしまうはずです。
「イカボードとトード氏」は知名度は低いですが、ディズニーファンの間では非常に人気の高い作品です。
前半パート「トード氏」は、昔のディズニーアニメ作品らしいドタバタ劇が繰り広げられる楽しい作品。主人公らしからぬ性格のトード氏は、海外では人気のあるキャラクターです。
また、本作をもとにしたアトラクション「トード氏のワイルドライド」がアナハイムのディズニーにあります。
後半パート「イカボード先生と首なし騎士」は、一転してディズニーらしくない非常に暗く恐ろしい作品。しかしそれが本作の魅力です。
とはいえ大人にとってはさほど怖くはないはず。終始怖いわけではなく、怖いシーンは比較的短めです。
ぜひディズニープラスで「イカボードとトード氏」を見てみてくださいね!
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動物が好き。ディズニーも好き。 好きな映画のジャンルは洋ホラーですが、最近はMCUを追うなどジャンル問わず色々見てます。 疑問を解消できる記事や、読み進めたくなるような記事を目指します!