バトルアニメの金字塔「ドラゴンボール」。1986年のアニメ化以降、2022年8月現在まで全5作品が放送されてきました。
しかし各作品が分かりやすくナンバリングされている訳ではなく、時系列もすこし複雑なため、新たに本シリーズを見始める方は「どの順番で見ればいいのか分からない…」と感じた方も少なくないはず。
今回はそんな方向けに、全5作品のおすすめ視聴順&時系列を解説していきます。
また、各作品の違いやポイント、無料で視聴する方法も紹介しますよ。
最初に結論を述べると、以下のような意見となっています。
▽アニメ「ドラゴンボール」シリーズのおすすめ視聴順
1.「ドラゴンボール」
2.「ドラゴンボール改」 or「ドラゴンボールZ」(理由がなければ「改」推奨)
3.「ドラゴンボール超」
4.「ドラゴンボールGT」
|
「ドラゴンボール改」は「ドラゴンボールZ」のデジタルリマスター作品なので、内容はほとんど同じです。
特にこだわりがなければ上記の順番で視聴するのがおすすめ!
まずは1作目「ドラゴンボール」を見て、本作の世界観や雰囲気を知ることからはじめてみましょう。
それでは、次の項目から詳しく解説していきます。
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「ドラゴンボール」とは? 大人から子どもにまで愛される国民的大ヒット作品
「ドラゴンボール」は、1984年から1995年まで週刊少年ジャンプにて連載されていた、鳥山明先生の大ヒット作品です。アニメは1986年から始まりました。
その驚異的な人気は数字が物語っており、本作のマンガ・アニメ・ゲーム作品などのすべての関連作品の総売上はなんと※230億ドル(約2兆5000億円)に達しました。
※引用元(2019年時点)
主人公が努力を重ね、強敵に勝利。更なる強敵が現れ、また努力を重ねて…。というバトル漫画の定番シチュエーションの礎を作ったと言ってもいい作品です。
連載終了から30年近く経った今でも、後進の漫画家に大きな影響を与えています。
当時からの熱心なファンも多く、今ではその子ども世代からも愛されているほどの国民的タイトル。
今なおアニメや映画の新作が出ていることも人気の表れですね!
『名前も聞いたことがない』という方はほとんどいないのではないでしょうか。
アニメ「ドラゴンボール」の見るべき順番と時系列を解説
本題に入っていきましょう。
まずは冒頭で紹介したおすすめの視聴順をおさらい。
▽アニメ「ドラゴンボール」シリーズのおすすめ視聴順
1.「ドラゴンボール」
2.「ドラゴンボール改」 or「ドラゴンボールZ」(理由がなければ「改」推奨)
3.「ドラゴンボール超」
4.「ドラゴンボールGT」
|
こだわりが特になければこの順番に視聴するのがおすすめ!
一応、時系列通りの順番となっていますが、詳しく整理すると以下のようになります。
▽アニメ「ドラゴンボール」シリーズの時系列
1.「ドラゴンボール」
↓
2.「ドラゴンボール改(157話まで)」「ドラゴンボールZ(288話まで)」
(この2作品は同じ内容)
↓
3 or 4のパラレルの世界線に分岐
↓
3.「ドラゴンボール超」
(「Z」「改」終盤の空白の10年間を描いた正史)
↓
「ドラゴンボール改(158話~159話)」「ドラゴンボールZ(289話~291話)」
4「ドラゴンボールGT」
(「Z」「改」終了から5年後、アニメオリジナルのパラレルストーリー)
|
細かく分けると、このような順番に分けることができます。
主なポイントは、
・「改」と「Z」の違い
・「超」と「GT」の分岐
についてでしょうか。それぞれ解説していきます。
・「改」と「Z」の違いとは?
「改」と「Z」が同じ内容なのには理由があります。
まず、「改」は「Z」のデジタルリマスター版にあたります。
「Z」はドラゴンボールを代表するタイトルですが、放送当時に少しトラブルが発生。
放送中のアニメが原作のストーリーに追いついてしまったことで、アニメオリジナルのエピソードや『引き伸ばし』と取れる描写が多数ありました。
アニメオリジナルのエピソードならまだしも、前回のあらすじや悟空が気を溜めているだけで10~15分ということが頻繁に起こります。
仕方ない部分でもありますが、いち視聴者としてはちょっと見るに堪えない…。
それを改善したのが「改」です!
ただ作画が綺麗になっただけではなく、「Z」の不必要な描写をカットしました。
これでストーリーは端折らずに、「Z」のストーリーを楽しむことができます。
なので、これからドラゴンボールを見始める方は「Z」ではなく「改」を視聴するのがおすすめです。
・「超」と「GT」の分岐とは?
「改」と「Z」のストーリー部分を最後に、原作コミックの連載は終了。
しかし、アニメの放送を続けるためにテレビ局を中心にオリジナルストーリーの「GT」が制作されました。
「GT」のストーリー部分の脚本に原作・鳥山明先生は関わっておらず、あくまでパラレルストーリーとして描かれた作品となっています。
一方2015年から放送開始した「超」は、鳥山明先生原案の新作ストーリー。
「改」と「Z」の最終盤で空白の10年間が挿入されますが、その間の出来事が描かれます。
こちらはドラゴンボール史における正統な続編として描かれていますよ。
そのため、時系列だけ整理すると「超」→「GT」という順番になりますが、設定が大きく食い違っています。
なので、この2作品は時系列を気にせずに視聴しても問題ありません。
強いて言うなら、“正史”とされている「超」を先に見た方が楽しめるかもしれませんね。
ちなみに「改」と「Z」の空白の10年間以降のストーリーは3話程度しかなく、重要なネタバレがあるわけでもないので、「超」の視聴前に見てしまっても大丈夫ですよ。
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アニメ「ドラゴンボール」の作品一覧
では、アニメ版「ドラゴンボール」全5作品を公開順に紹介していきます。
各作品の概要をかんたんにまとめてみたので、視聴の際の参考にしてみてくださいね。
1.「ドラゴンボール」(1986年~1989年・全153話)
▽「ドラゴンボール」の作品情報
放送日 |
1986年2月~1989年4月 |
話数 |
全153話 |
原作では何巻? |
1~17巻 |
▽「ドラゴンボール」の放送内容
山奥に住む孫悟空は、ある日七つのドラゴンボールを探すブルマと出会う。悟空の祖父の形見はドラゴンボールのひとつだったのだ。ブルマに協力し、世界を冒険することになった悟空は、世界征服を企むピラフ一味などさまざまな敵と戦うことになる。
主人公・孫悟空の幼年期を描いた、「ドラゴンボール」最初の作品。
本作の世界観や作中に登場する“ドラゴンボール”の仕組み、後のシリーズでも開催される天下一武道会など、作品の土台となる要素が描かれています。
クリリン、亀仙人、ブルマといったお馴染みのキャラクターも本シリーズから登場。
後のシリーズをより楽しむためにも、ぜひ見ておきたいタイトルです。
「ドラゴンボールと言えばバトル!」というイメージを持っている方が多いと思いますが、この頃はどちらかというと冒険感の強い作風。
終盤のピッコロ大魔王との激闘からは、以降の作品らしい雰囲気に近づいていきますよ。
2.「ドラゴンボールZ」(1989年~1996年・全291話)
▽「ドラゴンボールZ」の作品情報
放送日 |
1989年4月~1996年1月 |
話数 |
全291話 |
原作では何巻? |
17巻~42巻 |
▽「ドラゴンボールZ」の放送内容
悟空とチチが結婚してから5年…地球にサイヤ人のラディッツが現れる。悟空はピッコロと協力し、ラディッツを倒すが悟空も死んでしまう。さらなる強敵が地球に向かっていることを知ったピッコロは、幼いながらも強い力を秘めた悟空の息子、悟飯に目を付ける。
異星人との戦いを中心に描いた、「ドラゴンボール」の中でも代表的なタイトルです。
前作では少年だった悟空も青年となり、チチと結ばれた後に、息子・孫悟飯が誕生。
本作の中盤以降は彼がキーキャラクターとなります。後に師弟関係となるピッコロとの絆はファンからも大人気です。
前述したように、アニメが原作に追いついてしまったことをきっかけにアニメオリジナルのエピソードも多数描かれました。
ちなみに本作で活躍した悟空やピッコロたちを総称して“Z戦士”と呼びますが、実はこの呼称の方が後付け。
3.「ドラゴンボールGT」(1996年~1997年・全64話)
▽「ドラゴンボールGT」の作品情報
放送日 |
1996年2月~1997年11月 |
話数 |
全64話 |
原作では何巻? |
アニメオリジナルストーリー |
▽「ドラゴンボールGT」の放送内容
魔人ブウとの戦いから数年…ピラフ一味は究極のドラゴンボールで世界征服の願いをかなえようとしたが、神龍は願いを勘違いし悟空を子供の姿にしてしまう。しかもこのドラゴンボールは1年以内にもう一度七つ揃えないと地球が消滅してしまう危険なものだった。
原作の連載終了後もアニメを続けるために制作されたオリジナルストーリー。前作の最終回から5年後の世界が舞台となっています。
とある理由で子どもの姿に戻ってしまった悟空。地球消滅を止めるべく、“究極のドラゴンボール”を集めたり、更なる強敵と戦ったり、新たな冒険が繰り広げられます。
全編アニメオリジナルということもあって賛否両論ある作品ですが、実は海外ではとても人気のあるシリーズ。
敬遠していた方も、ぜひ一度視聴してみてはいかがでしょうか?
4.「ドラゴンボール改」(2009年~2015年・全159話)
▽「ドラゴンボール改」の作品情報
放送日 |
2009年4月~2015年6月 |
話数 |
全159話 |
原作では何巻? |
17巻~42巻 |
▽「ドラゴンボール改」の放送内容
チチと息子の悟飯と平和に暮らしていた孫悟空だったが、ある日宇宙からやってきたサイヤ人のラディッツに悟飯がさらわれる。あまりに強すぎるラディッツに対して、かつての宿敵・ピッコロと協力して戦う悟空。しかし宇宙にはさらに恐るべき強敵たちが…。
「ドラゴンボールZ」の放送終了から13年。満を持して制作されたデジタルリマスター版です。
作画が綺麗になっただけでなく、作品全体のテンポがよくなりました。
同じ内容ながら話数が100話以上減っているので、かなり見やすくなっています。
前述した原作との兼ね合いで仕方ない部分もありましたが、「Z」は頻繁に不必要な引き伸ばしが入ってくるためこれから見始めるのは少ししんどい部分がありました。
本作ではそういったシーンをバッサリカットしています。
なのでこれから「ドラゴンボール」を見始めるのであれば、「Z」よりも「改」を視聴するのがおすすめです。
5.「ドラゴンボール超」(2015年~2018年・全131話)
▽「ドラゴンボール超」の作品情報
放送日 |
2015年7月~2018年3月 |
話数 |
全131話 |
原作では何巻? |
ドラゴンボール超の1~9巻 |
▽「ドラゴンボール超」の放送内容
全宇宙の運命を賭けた悟空と魔人ブウの死闘から数年。宇宙の彼方で、界王神と対を成す存在・破壊神ビルスが長い眠りから目を覚ます。やがてビルスは、自身のライバルとなり得る「超サイヤ人ゴッド」なる存在を求めて地球にやってくるが…。
「Z」「改」の正統続編として描かれた、原作者・鳥山明先生公認のアニメオリジナルシリーズ。“超”と書いて“スーパー”と読みます。
「ドラゴンボール改」の放送中に公開された劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の2作品のストーリーを再構成して描いた後、ファン待望の完全新作ストーリーに派生させていきます。
悟空も新形態「超サイヤ人ゴッド」となり、バトルの規模がさらにパワーアップ!
昔のドラゴンボールしか知らないという方にもぜひ見てもらいたい作品です。
映画「ドラゴンボール」の作品一覧
次に、劇場版「ドラゴンボール」の作品を公開順に整理してみました。
タイトル
|
公開年
|
ドラゴンボール 神龍の伝説 |
1986年 |
ドラゴンボール 魔神城のねむり姫 |
1987年 |
ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険 |
1988年 |
ドラゴンボールZ |
1989年 |
ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ |
1990年 |
ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦 |
1990年 |
ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空 |
1991年 |
ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強 |
1991年 |
ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち |
1992年 |
ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人 |
1992年 |
ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦 |
1993年 |
ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴 |
1993年 |
ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない |
1994年 |
ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ |
1994年 |
ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ |
1995年 |
ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる |
1995年 |
ドラゴンボール 最強への道 |
1996年 |
ドラゴンボールZ 神と神 |
2013年 |
ドラゴンボールZ 復活の『F』 |
2015年 |
ドラゴンボール超 ブロリー |
2018年 |
ドラゴンボール超 スーパーヒーロー |
2022年 |
全部で21本の作品がありますが、どのタイトルも1本でストーリーが完結しています。
順番は特に意識せず、気になった作品から見ていくのがおすすめです!
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ぜひ、アニメ版と併せて色んな作品を視聴してみてください!
まとめ:「ドラゴンボール」のおすすめ視聴順について
アニメ「ドラゴンボール」全5作品のおすすめ視聴順、各シリーズの違いやポイント、無料で視聴する方法について解説してきました。
まとめると、視聴順は“時系列順”がおすすめ! 以下の順番となります。
▽アニメ「ドラゴンボール」全5作品のおすすめ視聴順
1.「ドラゴンボール」
2.「ドラゴンボール改」 or「ドラゴンボールZ」(理由がなければ「改」推奨)
3.「ドラゴンボール超」
4.「ドラゴンボールGT」
|
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