【刺客編】にてサンタクロースが契約していた悪魔・地獄の悪魔。
その能力や強さについて解説していきます。
更新日:2022-7-28
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【刺客編】にてサンタクロースが契約していた悪魔・地獄の悪魔。
その能力や強さについて解説していきます。
【刺客編】にてサンタクロースが、デンジたちを地獄に招待するために使ったのが初登場。
命を差し出すことで、対象の生物を地獄に落とすことが可能。
実体化した姿はケンタウロスのような姿をしている。
名前 | 地獄の悪魔 |
---|---|
所属 | なし |
能力 | 生物を地獄に落とす |
その他 | 地獄そのものではない 地獄名を冠するだけの悪魔 |
地獄の悪魔は悪魔の故郷(地獄)そのものではなく、地獄という概念を背負う悪魔。
「地獄の悪魔よ、〇〇を地獄に落とせ」と宣言し、生贄の命を差し出すことで対象を地獄に落とすことができる。
彼の能力の真髄は戦闘能力ではなく、生物を生きたまま地獄に落とす事。現状、現世から地獄に渡る唯一の手段がこの悪魔。
(地獄で裁くのは地獄そのものではなく、地獄の住人なので、彼自身に物理的戦闘能力は備わっていないのかもしれない。)
10巻の公安デビルハンターが「マキマを殺して地獄に落とせ」と命令するが、地獄の悪魔の能力は殺しに直結していないので、契約を達成することは出来なかった。しかも「マキマを」と指示しているのにも関わらず、地獄の悪魔はチェンソーマンを地獄に落とした。「仕事してから死ね」
地獄の悪魔が能力を使って生物を地獄に落とす時、巨大な手が扉から現れて対象を押しつぶす。
その時に登場する手は指が6本。
しかし、10巻で実体化した地獄の悪魔は指が4本しかなかった。
あの扉の手は地獄の悪魔の本体ではなく、もしかしたら能力で出現させる手と本体は別物なのかもしれない。
彼が地獄と現世をつなぐ唯一の手段なら、サンタクロースに闇の悪魔を紹介したのも、肉片を手渡したあの手も、地獄の悪魔かも知れません。(超越者と呼ばれる悪魔が地獄から現世に干渉できるならもっと世界は世紀末になってそう)
そうすると、地獄の悪魔はサンタクロースと結んだ契約内容と関係ない労働までさせられていることになりますね。闇の悪魔に「おう、この肉片俺の契約者に渡してこいよ」って感じで…。
地獄の超越者には顎で使われ、人間の契約者には「仕事してから死ね」と言われ、なんだか上司と部下に挟まれて苦労する中間管理職のような悪魔ですね。
地獄の悪魔は名前からするととっても強そうですが、現世にいるということは地獄での競争社会に負けて死んでいるということです。ここも名前負けポイント。
先述した通り、この悪魔の能力の強みは「生物を生きたまま地獄に落とす」ことなので、彼自身は大した戦闘能力を持っていないのでしょう。
10巻では、実体化した地獄の悪魔がチェンソーマンに瞬殺されますし、死に際になんとか地獄に落としたチェンソーマンは無傷で脱出します。
=地獄にいるという顔だけが人間になっている馬。転じて卑劣で野蛮な人間を罵る言葉になった。
地獄の悪魔は人の上半身と馬の下半身を持ち、炎(?)を纏った姿をしています。
地獄で馬といえば、
日本の地獄では馬頭。北欧神話ではスレイプニル。ギリシャ神話ではゲリュオン(?)。
『馬頭』は名前の通り人間の体に馬の頭の獄卒。
『スレイプニル』は足が八本の死者の国にも行ける駿馬。
『ゲリュオン』は冥界の住人、これは馬なのか。(某ゲームでは青い炎を纏った馬の姿)
地獄の炎といったら、
日本では地獄の業火。あとは某作品のハデスは頭が炎ですね。
地獄の悪魔の姿は、色んな神話の地獄のイメージを詰め込んだデザインなのかもしれません。
天使の悪魔が早川アキに話した「地獄の音」ですが、これは地獄や地獄の悪魔とは無関係です。
天使の悪魔が聞いたエンジン音はチェンソーマンの音で、彼ら4課の悪魔たちが現世に来る前まではまだチェンソーマンが地獄にいたのでしょう。
地獄の悪魔って、名前がややこしいですよね。
悪魔の生まれる故郷も地獄という名称なので、すごく強い悪魔のように感じますが、どうにも名前負けしている感じが否めません。いや、普通は地獄に落とされたら生還できないでしょうから、それだけで破格の能力ではあるんですけどね。
火薬とファンタジーと筋肉が好き。趣味はボディメイク。ポケットに無限大な夢を詰め込んで冒険に出かけたい人生だった。アウトラインギリギリをアクロバティックに疾走したい。