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【ネタバレあり!】イコライザーのあらすじや考察についてご紹介!

エンタミート編集部

更新日:2021-10-22

<プロモーション>

イコライザーは、アカデミー賞を受賞した俳優 デンゼル・ワシントンが主演を務めているハードボイルドアクション映画です。中には、イコライザーという作品名は聞いたことがあるけど観たことはない人もいるかもしれません。

 

今回は、多くの人にイコライザーの魅力を知ってもらうために、ネタバレありのあらすじや主要キャラクター、考察などについて解説していきます。イコライザーに関する理解を深めたい人、映画を観る前にどのような作品なのか知りたい人は、ぜひ目を通してみてください。

 

映画・イコライザーのあらすじ

 

 

はじめに、ネタバレありのあらすじを紹介します。

 

ボストンで生活し、ホームセンターで働いているロバート・マッコールは、職場の同僚からも常連客からも好かれる感じの良い男性です。そんなロバートは、不眠症で眠れない夜に密かな楽しみがあります。その楽しみというのは、24時間営業しているダイナーの常連客である娼婦の少女と話をすることです。

 

お互いの名前も知らなかったのですが、ひょんな出来事からお互いの名を知ることになりました。

 

少女はテリーと名乗り、ロバートはボブと名乗ります。この時、「あなたはボブっていうよりロバートって感じがする。ボブはテレビを見るけどロバートは本を読む」と冗談半分でテリーが話したため、ロバートは本名を知られていることに対して警戒します。しかしテリーはそれをよそに「私の本名はアリーナなの」と寂しそうに笑うのです。

 

そこから2人はゆっくりと親睦を深めていきますが、暴力を振るってきた客を殴り返したとして、テリーはロシアンマフィアから制裁を受けました。その制裁により、重傷を負わされてしまいます。制裁を受けた後、テリーはダイナーに現れることはありませんでした。

 

なぜかというと、重傷を負わされたことでICUに入院しなければいけない状況になっていたからです。それを聞いたロバートが病院に駆けつけるとテリーは痛々しい姿でベッドに横たわり、その傍らには友人だと思われる付き添いの女性がいます。

 

ロバートは付き添いの女性が飲み物を取りに来ると考え、コーヒーサーバの前で待ちます。テリーの身に何が起こったのか尋ねると、友人はロシアンマフィアが見せしめのために他の娼婦にも同じような制裁を与えていることを語ったのです。ロシアンマフィアは、テリーがまた逆らうようなら声を出せなくするために喉を切ると言います。

 

テリーの友人から話を聞いた夜、ロバートの事務所にロシアンマフィアがやってきます。そしてロバートは、9,800ドルでテリーの身柄を渡してほしいと要求を伝えたのです。それに対してロシアンマフィアは、テリーが1ヶ月でその金額を稼ぐという理由から、ロバートの要求を拒絶します。

 

それだけでなく、彼女がボロボロになるまで手放す気がないと言い放ちました。諦めたようにロバートは扉に向かって歩き出しますが、ドアを何度か開け閉めした後、ロシアンマフィアがいる方に振り返り、彼らの武装や室内の状況をチェックします。状況を察知したロバートは、「16秒だな」とつぶやき、腕時計についているストップウォッチ機能を作動させます。

 

その後ロバートは、室内にある様々な物を武器として、ロシアンマフィアを皆殺しにするのです。ストップウォッチを止めるとおよそ28秒を指しています。戦闘に関連する行動を差し引くと実質19秒で敵の仲間を殺すことができたと分かり、ロシアンマフィアのボスに30秒が残りの寿命だと告げます。

 

静かにカウントダウンし、全てを見届けてからロバートは帰宅しました。

 

ロバートには静かな日常が戻ってきました。しかしそんな日常を破壊するように犯罪者の魔の手が迫るのです。ロシアンマフィアの元締めであるテディ・レンセンは、ロバートがマフィアをどのように殺害したか見抜き、アイルランド系マフィアを皮切りにボストンのマフィアに対する情け容赦ない犯人探しを始めます。

 

ロバートがダイナーへ足を運んだ時、ロバートの痕跡を追い続けていたテディが現れます。そこからロバートと凄腕フィクサーとして知られるテディとの戦いが始まるのです。

 

 

主要キャラクターについて

 

 

イコライザーは、魅力的なキャラクターが活躍します。では、この作品の主要キャラクターを紹介します。

 

ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)

 

ロバート・マッコールは、本作品の主人公です。ホームセンターで働いていて、誠実な人柄から周りから慕われています。元CIAで高い戦闘スキルを有しており、これまでに多くの人を殺してきたという過去の持ち主でもあります。

 

ロバート・マッコールを演じているのは、デンゼル・ワシントンです。

 

テディ・レンセン(マートン・ソーカス)

 

テディ・レンセンは、ロバートがロシアンマフィアを殺害した現場に派遣され、トラブル処理を担う人物です。ロバートのことも殺そうとしますが、失敗に終わってしまいます。

 

そんなテディ・レンセンを演じているのは、マートン・ソーカスです。

 

テリー(クロエ・グレース・モレッツ)

 

テリーは、ロシアン・ナイトという店で働いている娼婦です。本名はアリーナと名乗っています。ロシアンマフィアに逆らった時の制裁で入院をしなければいけない状況になってしまいます。

 

テリーを演じているのは、クロエ・グレース・モレッツです。

 

 

イコライザーの意味とは?

 

 

この作品のタイトル・イコライザーがどのような意味なのでしょうか?ここでは、イコライザーの意味について解説していきます。

 

イコライザーの綴りは、「equalizer」となります。この言葉は、均衡を保つ人や装置、システムといった意味です。また「equalizer」は、刃物や銃器など致命的なダメージを与える武器を指す俗語として使われることもあります。

 

辞書によっては、“特に銃器を意味する”としているものや“主に銃器やブラックジャックを意味する”としているものもあります。ブラックジャックというのは、亜鉛などを皮革につめて作られた小さなこん棒です。

 

先端部分がしなるような作りになっています。銃器は、ピストルや拳銃という意味です。

 

イコライザーのDVDジャケットには、仕事請負人と書かれていることから、裏社会にある闇を正すための取り組みをロバートがやっているという意味でこのタイトルがつけられたのではないかと考えられます。

 

 

イコライザーに関する考察

 

 

イコライザーに関する考察も多くの人が繰り広げています。続いては、イコライザーの関するネタバレ考察をみていくことにしましょう。

 

序盤でマイナスカウントした理由

 

ロバートがロシアンマフィア一味を殺害する際に、時間を測っています。しかし、それ以降のシーンで時間を測るという描写はありません。序盤にロシアンマフィア一味を殺害するシーンでは、現場を退いていたロバートが現役時代と同じように動けるかテストしたのではないかと考察できます。

 

殺害した後に周りを見渡して、納得したような表情を見せています。つまり、イコライザーとしてのロバートが目覚めた瞬間を観ている人に伝えるための重要なシーンだったのです。

 

ロバートが読んでいた本・老人と海にはメッセージが秘められている

 

映画の中でロバートは、老人と海という本を読んでいました。その本にもメッセージが込められているという考察もあります。

 

その考察というのは、ロバートが自分自身を語るために本の内容を引用したかったのではないかというものです。老人はロバート自身、そして魚はCIAだった頃の理想とする自分像に置き換えていたのではないかと考えられます。

 

読書に耽って日々を過ごす老人が理想をいくら追いかけたとしても、老人は老人のままだというネガティブな気持ちを表していると読み取れます。ロバートが自分自身のポリシーに背いていることの表れだと考察することもできるでしょう。

 

「人生で一番大事な日は二日ある。生まれた日と、なぜ生まれたかを分かった日だ」の意味

 

「人生で一番大事な日は二日ある。生まれた日と、なぜ生まれたかを分かった日だ」という言葉が作中に出てきます。この言葉は、マーク・トウェインの名言です。

 

ロバートは妻を亡くしたことをきっかけに読書に明け暮れるようになり、不眠症になってしまいました。これをロバートに当てはめてみると、テリーと出会えたことを指しているのではないかと考えられます。また、ロバートに限らず、作中で再出発を果たした人たちのことを指す言葉だったと考察できます。

 

テディがボストンの王ではなくなる理由

 

テディがボストンで半裸になって寝そべっているシーンは、テディがボストンを支配している王の座を握っていることを示唆していると考えられます。ロシアンマフィアのリーダーであるテディは、邪魔だと感じる人を簡単に排除できるという考えの持ち主です。

 

しかし、テディはロバートにホームセンターで処刑されてしまうのです。その3日後にプーキシンという人物がロバートの手によって殺害され、ボストンの王は実質ロバートの手に渡ったと言えます。権力ではなく平和を求める守護者が王の座を手にしました。

 

これは、ジェームズ・フレイザーが執筆して「地獄の黙示録」という映画にも登場した金枝篇という書物になぞらえたものだと言われています。これは、ロバートが夜の仕事で王を引き継ぐ資格を達成したという意味が込められています。王を引き継ぐ資格というのは、王を殺すということです。

 

ロバートの正体について

 

ロバートは作中でイコライザーとしての才能を発揮し、世の中の悪を撃退していきます。イコライザーには銃や武器といった意味があるため、それらを使って悪人を殺していくと思われるかもしれませんが、ロバートの場合はそうではないのです。ロバートの戦い方は、敵が持っている武器を逆手に取ったり、勤め先が取り扱っている商品を武器に使ったりする方法です。

 

つまり、ロバート自身が武器だということを表しているのではないかと考えられます。「体と知と心」という言葉が作中に出てきますが、これには物ではなく自分自身を武器としているロバートを表していると言えます。ロバートの戦い方を見てみると、この言葉に納得できるはずです。

 

 

映画・イコライザーを見た人の感想

 

イコライザーは、多くの人が鑑賞している作品です。続いては、イコライザーを観た人の感想をご紹介します。

 

 

 

イコライザーを観て、面白かったと感じている人は多く見られます。イコライザーを観てから2も観てみたいと考える人も少なくありません。

 

 

 

この作品では、派手なアクションシーンを楽しむことができます。スピード感もかなりあるため、観た後には疲労感を感じる人もいるようです。しかしそれは心地良いものだということなので、アクション映画が好きな人なら必見だと言えます。

 

 

イコライザーの見どころは、何といってもロバートが敵を倒すシーンです。その中でも、冒頭のカウントする部分は爽快感を感じたという人が多く見られます。

 

イコライザーには見どころがたっぷり凝縮されています。アクションシーンがふんだんに盛り込まれているので、そのような映画が好きな人ならハマること間違いなしです。

 

Twitterで感想を調べてみると、満足度が高いという人が多いことが分かります。そのため、気になっているならぜひ観るべき映画だと言えます。

 

映画・イコライザーに続編はある?

 

イコライザーに続編があるのか気になるという人も中に入るでしょう。最後に、イコライザーの続編に関する情報をご紹介します。

 

イコライザー2について

 

イコライザー2は、2018年に公開された作品です。簡単なあらすじは以下の通りです。

 

主人公のロバート・マッコールは、世の中にはびこっている悪を退治し続けています。配車サービスLyftの常連で会ったサム・ルビンスタインが生き別れの姉を探していると知り、元海兵隊員で国防情報局(DIA)の同僚だったスーザン・プラマーのサポートを受けて、ひそかに捜索活動を行います。

 

それと同じくらいの時に、CIAの協力者が殺害されるという事件が起こったのです。

事件の真相に迫る中で、スーザンが亡くなったとの連絡を受け、ロバートは大きなショックを受けます。そして、ロバート自身にも危険が迫るのです。

 

映画・イコライザーに関するまとめ

 

アカデミー賞を受賞した俳優 デンゼル・ワシントンが主演を務めている映画・イコライザーは、アクションシーンが魅力的な作品です。ホームセンターに勤務している主人公ロバートが悪人を次々と倒していく様はまさに爽快です。

 

作中には、考察できる要素も多数盛り込まれています。そのため、色々な考察をしながら何度も作品を見返すという楽しみ方もできます。まだイコライザーを観たことがないという人はもちろんですが、過去に観たことがあるという人も、考察を踏まえながら観てみると新たな魅力に気が付けるはずです。

 

U-NEXTでも観ることができるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

 

 

※本ページの情報は2021年10月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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