作者『殆ど死んでる』が送る、新感覚・異世界ギャグ漫画『異世界おじさん』。
物語は一人の男性が異世界から戻ってくるところから始まる、シュール系ギャグ漫画。
そんな『異世界おじさん』がアニメ化するということで、現在(2021.6)分かっているアニメ化に関する情報をまとめました。
「異世界の希少な宝石が、現実世界では買取価格50円…」そんな感じのシュールさが売りの異世界漫画『異世界おじさん』を知らないという方は、この記事の最後に『面白いところ』をちょこっと紹介しているので、気になった方はぜひそちらを読んでみて下さい。
『異世界おじさん』アニメ化PV・SEGAがスポンサー?
このPVに登場している男性、知らない人からすると「誰この人??作者?関係者?」となると思います。
こちらの方は一般の方で、2016年にとある番組でたまたま街頭インタビューに登場し、そのキャラクターがネットで人気を呼び『自己防衛おじさん』の愛称で親しまれる“一般人”です。
このPVはその『街頭インタビュー』のパロディですね。
SEGA がスポンサー?
おじさん「そんなことよりゲームハード戦争どうなった?SE●Aは?」 たかふみ「いやとっくに撤退したけど…」 おじさん「…(ショックのあまり魔法で記憶を消去中)」 たかふみ(SE●Aの件そんなにつらかったのか…) |
SEGAが大好きなおじさん。作中でも、細かすぎてファンにしか伝わらないSEGA愛を度々覗かせます。
そんなおじさん、しっかり公式に認知されています。
もしかしたら、スポンサーについてくれているのかもしれませんね。
漫画の帯でも「そしてSE●Aもちゃんと出る!」と書かれているので、アニメでは【ピー音】なしでおじさんのセリフが聞けるかもしれません。
アニメ放送開始日はいつ?
現時点(2021.6)で放送日は発表されていません。
まだ実際のアニメ映像は公開されていないため、おおよそ2022年1月の冬アニメとして放送開始するのではないでしょうか。
声優はゲームと変わるのか?声優予想
おじさん(cv:石田彰) ツンデレエルフ(cv:佐倉綾音) メイベル=レイベール(cv:今井麻美) アリシア=イーデルシア(cv:内田彩) |
『チェインクロニクル3』とのコラボでは上記4人のキャラが実装され、声も付きましたがアニメではどうなるのでしょうか。
個人的には、おじさんの声はもう少し“おじさん感”あって欲しいなぁと勝手に想像…。
東地宏樹さん(『ぼくらの』ココペリ役/『D.Gray-man』クロス・マリアン役など)とか、個人的におじさんっぽいな~と思ってます。
『異世界おじさん』の笑えるとこ
【あらすじ】 2017年、昏睡状態だった叔父が目覚めたと連絡を受け「たかふみ」は病院へ訪れる。 意味不明な言葉を話す叔父に「頭がおかしくなった…」と戦慄するたかふみだったが、実際に叔父が魔法を使うところを見ると、驚き、腰を抜かし…そして叔父にYouTuberになるよう勧めるのだった。 |
おじさんと「たかふみ」のジェネレーションギャップ
2000年からずっと異世界に居たおじさん。もちろん日本の時代の流れについていけません。
当時は『ツンデレ』という概念もなかったため、異世界で出会ったエルフの定番ツンデレ「あ、あんたの為じゃないんだからね!」が通じず、最後まで彼女からの好意に気付くこともなかった…。そんなちょっと鈍感主人公っぽいムーブをしているのも笑えるポイント。
不細工に厳しすぎる異世界とツンデレエルフ
「内向的な主人公が、異世界で勘違いされ様々な困難に見舞われながら頑張る」
まとめるとただそれだけ?という感じですが、この異世界人がなかなか酷いんですよね…。
・顔面偏差値からオーク扱いされる ・善良な市民から袋にされる ・助けたはずの子供に崖から突き落とされる ・偉業を成したはずなのに財産没収 ・ついでに投獄される |
なんでだよ!!!もっとブサイクに優しくしようよ!!!と心から叫ばずにはいられません。実際、甥のたかふみはそんなおじさんの異世界生活に度々ツッコミます。
その理想とはかけ離れた異世界生活が哀愁を誘い、『ツンデレ』の概念を知らないおじさんと異世界原住民とのすれ違いに笑い、現代でたかふみとのジェネレーションギャップを感じる掛け合いにフフッとなる作品です。
ヒロインはセガサターン~おじさんのSEGA愛~
https://twitter.com/nbsk19/status/1408033605956235265
残念ながらゲームハード戦争に負けてしまったSEGA。そのSEGAが1994年に発売したハードが『セガサターン』。
「おじさんヒロイン決定戦」という人気投票でセガサターンが見事2位にランクイン。
つまり『異世界おじさん』ではセガサターンがヒロインと言っても過言ではないということです(迫真)。
まとめ
異世界ものはもういくつも世に出ていますが、これは大分今までとは一味違う異世界漫画です。
日常ギャグ漫画として秀逸なこの作品ですが、おじさんから飛び出すネタが30~40代向けのものが多いので、若い人にはイマイチ伝わりにくいネタもあると思います。
逆を言えば、世代が合えば(さらに)爆笑必須の作品なので、プレステまたはセガサターン世代の方は読んで損はない作品ではないでしょうか。
原作『異世界おじさん』はU-NEXTでも読むことができます。
アニメも配信される可能性が高いので、『異世界おじさん』を読むなら漫画・アニメ両方見られるU-NEXTがおすすめです。