モンスターバース3作品目「ゴジラキングオブモンスターズ」概要
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」概要
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タイトル:Godzilla: King of the Monsters(邦題:ゴジラ キング・オブ・モンスターズ)
日米同時公開:2019年5月31日
製作会社:ワーナー・ブラザーズ、レジェンダリー・ピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザーズ(日本配給: 東宝)
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ゴジラキングオブモンスターズは、モンスターバースと呼ばれるシリーズ作品の3作品目に位置づけられます。
しかし、怪獣映画として単体作品でも楽しめる大迫力ハリウッド映画。
ドビュッシーの「月の光」が挿入歌として扱われる、予告映画が素晴らしい完成度なので、ぜひ一度ご覧ください!
モンスターバースとは?
モンスターバースは、2014年に公開されたハリウッドリブート作「GODZILLA ゴジラ」を皮切りにスタートしたシリーズもの。
ワーナー・ブラザーズ、レジェンダリー・ピクチャーズ共同で進行中の企画は、ゴジラやキングコングなどの往年のモンスターキャラクターが、同じ世界観を共有して物語が展開されていきます。
モンスターバース作品一覧
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●「GODZILLA ゴジラ」(2014年公開)
●「キングコング: 髑髏島の巨神」(2017年公開)
●「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019年公開)
●「ゴジラvsコング」(2021年7月2日公開予定)
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それぞれの世界観を共有するシリーズとしてパイオニアとなったのがマーベルのヒーローたちが集結するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。
これを受けて、映画界ではスーパーマンやバットマンが共演するDCEU(DC・エクステンデッド・ユニバース)やユニバーサルが展開するダークユニバースなど様々な企画が信仰していましたが、どの企画もなかなか軌道に乗らずに頓挫してしまっています。
その中でも、後発では着実に作品を公開して世界観の構築を作り上げてきているのがモンスターバース。
今年公開される「ゴジラvsコング」はその集大成的な位置づけがされる作品でもあり今後の展開にも期待がかかるところです。
「ゴジラvsコング」の前の時系列とされる今作「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」も、大迫力の怪獣たちが集結するお祭り映画となっています。
必見!!!
ゴジラキングオブモンスターズあらすじ(ネタバレなし)
出典:Amazon
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」あらすじ
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前作、ゴジラとムートーの戦いによって甚大な被害にあったサンフランシスコ。
これにより巨大生物=タイタンと呼ばれる存在が明らかになった。
タイタンを研究する秘密機関「モナーク」の科学者であるエマ・ラッセル博士は、中国の古代遺跡にて幼虫モスラと出会い、自身が開発した怪獣制御装置「オルカ」を使用してモスラとの接触に成功する。
しかし接触直後、謎の傭兵部隊の襲撃にあいエマ博士と娘のマディソンはさらわれてしまう。
エマの夫であるマークは家族がさらわれたことを知り、救出のためにモナークの協力に応戦する。
傭兵部隊を率いるジョナの目的は、南極に眠るモンスターゼロ・キングギドラをオルカを使って目覚めさせることであった…。
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ゴジラキングオブモンスターズでは、ゴジラをもしのぐ大怪獣キングギドラや可愛い見た目のモスラなど、人気キャラが総登場するオールスター怪獣映画です。
これまで昭和版ゴジラの「三大怪獣 地球最大の決戦」や「怪獣総進撃」、ミレニアムシリーズの「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」を彷彿とさせる三すくみキャラの登場は、往年のゴジラファンはもちろんゴジラを知らない方でもアツくなること間違いなし!
大怪獣たちの大暴れっぷりが見られる混戦は、見ごたえたっぷりです!
ゴジラキングオブモンスターズのスタッフ・キャスト
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」スタッフ・キャスト
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【監督】
マイケル・ドハティ
【脚本】
マイケル・ドハティ
ザック・シールズ
【キャスト】
マーク・ラッセル博士:カイル・チャンドラー
エマ・ラッセル博士:ヴェラ・ファーミガ
マディソン・ラッセル:ミリー・ボビー・ブラウン
芹沢猪四郎博士:渡辺謙
アイリーン・チェン博士 / リン・チェン博士:チャン・ツィイー
アラン・ジョナ:チャールズ・ダンス
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ゴジラキングオブモンスターズの監督は「スーパーマン リターンズ」や「X-MEN2」の脚本を手がけたマイケル・ドハティ監督。
大の怪獣好きであるドハティ監督は今回の撮影にあたって、並々ならぬ思いで取り組んだそうです。
キャスト陣はモンスターズバース第1作品である前作「GODZILLA ゴジラ」でも登場した渡辺謙さんが続投。
ゴジラが生まれた地・日本代表としてハリウッド俳優に引けをとらない熱演を続けます。
また、今作で注目したいキャストのもう一人は家族の因果に巻き込まれる娘・マディソンを演じたミリー・ボビー・ブラウンさん。
大人気ドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス」で、一世を風靡した彼女の演技が今作でも光ります。
ゴジラキングオブモンスターズを120%楽しむ方法
ゴジラキングオブモンスターズは、関連作品であるモンスターバースシリーズを見てからだと前後のつながりがわかって楽しみ倍増です!
それぞれの作品を簡単にご紹介します!
モンスターバース1作品目「GODZILLA ゴジラ」
モンスターバース1作品目、世界を揺るがす大怪獣ゴジラがハリウッドスケールで大暴れ。
これまで映像化できていなかったゴジラが町で暴れる模様に対して、巻き込まれる人々の視点で描く手法は画期的でした。
今作キングオブモンスターズにも出る渡辺謙演じる芹沢博士や助手のグレアムも登場し、世界観のつながりを感じることができます。
何故ゴジラが現れたのか?知ることができる必見作です!
怪獣たちが大暴れ!ジェットコースタームービー「キングコング: 髑髏島の巨神」
キングコングの登場作品。
戦争映画の金字塔である「地獄の黙示録」を彷彿させるベトコン部隊が、謎の島「髑髏島」でキングコングと出会うアクションアドベンチャー映画となっています。
サミュエル・L・ジャクソンやブリー・ラーソン、トム・ヒドルストン等の豪華キャストが出演し、壮大な自然を駆け巡ります。
エンドクレジットには最新作、「ゴジラvsコング」を暗示する演出が加わり両者が戦うとどっちが勝つのか!?という気分を盛り上げていきます。
矢継ぎ早に怪獣たちが暴れまわるノンストップ・ジェットコースタームービー!!!
最強vs.最強!人類は見届け続けることができるのか?「ゴジラvsコング」(2021年7月2日公開予定)
モンスターバース最新作。
今作キングオブモンスターズに続く4作品目の映画となっています。
遂に激突する大怪獣ゴジラとキングコング。
日米の最強怪獣が相まみえる歴史的瞬間は聞いただけでも手に汗握ります。
実は、1962年には「キングコングvsゴジラ」という映画が東宝創立30周年記念作品として制作されていました。
出典:Amazon
この映画では、両者がぶつかったラストでキングコングだけがその後姿を現わしていましたが、今回の「ゴジラvsコング」ではどちらに軍配が上がるのかが気になるところです。
再び相まみえる両者。
「ゴジラvsコング」は2021年7月2日(金)公開予定です!
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ゴジラキングオブモンスターズネタバレあらすじ
それでは、ここからゴジラキングオブモンスターズのあらすじをネタバレありで紹介していきます。
未見の方はネタバレ含む内容となっていますのでご注意ください。
※↓ネタバレ注意↓※↓ネタバレ注意↓※ネタバレ注意↓※
【起】オルカの完成とモスラの生誕
2014年に現れた巨大生物ゴジラとムートーの戦いによってサンフランシスコは壊滅的なダメージを負った。
この災害に巻き込まれたモナークの研究員であるラッセル夫妻は、最愛の息子アンドリューを失うことになる。
5年後の2019年、世界はゴジラがここ5年間現れていないことに対して不安を抱えながらも暮していた。
巨大生物=タイタンを研究する秘密組織モナークは、発見された目覚めていないタイタンを観測する基地を世界各地に立ち上げ研究に務めていたが、モナークの存在が世間に公表されたために市民や政府からタイタンを抹殺しないことを批判されている。
そんな時、中国の雲南省にあるモナークの基地ではタイタンであるモスラが孵化した。
サンフランシスコの一件でアンドリューを亡くした母、エマ・ラッセル博士は娘のマディソンと共に、モスラとの交流を図る。
エマが開発した怪獣の周波数を発する装置オルカによってモスラの制御に成功するが、直後環境テロリストのアラン・ジョナ率いる傭兵部隊の襲撃を受け、エマとマディソンはオルカごと連れ去られてしまった。
会合で政府の批難を浴びていた芹沢博士と助手のグレアムは、中国基地襲撃の連絡を聞きつけエマの夫であるマークを尋ねるために行動を開始する。
妻のエマが自分の研究を引継ぎオルカを完成させていたことと、エマと娘マディソンがオルカを悪用しようとするテロリストに誘拐されたことを知ったマークは衝撃を受ける。
マークは家族を救うためにモナークの人々と共にテロリストを探し始めるのであった…。
【承】モンスター・ゼロ、キングギドラの復活
環境テロリスト・ジョナの目的は最強の怪獣、モンスター・ゼロ(キングギドラ)を目覚めさせることであった。
モナークの基地でゴジラとの会合を果たしたマークたちは、ゴジラが向かう先がキングギドラが眠っているジョナの目的地、南極であることを突き止める。
傭兵部隊の攻撃によって制圧された南極に到着したマークは、エマとマディソンに再開するがキングギドラ復活による氷山の崩れに巻きこまれてすれ違ってしまう。
姿を現したキングギドラとゴジラの天変地異を思わせる戦いが始まるが、圧倒的な力を持つキングギドラの前にゴジラは劣勢を強いられる。
多数の犠牲者を出しながらも、逃げ延びたマークたちモナークの人々はオルカを使ってジョナに従っているエマに疑念を抱いていた。
そんな彼らにメキシコにあるイスラ・デ・マーラ基地から緊急通信がかかる。
連絡はエマからのものであった…。
【転】メキシコでの戦い
怪獣たちを目覚めさせたのは、人類存続のためであったと語るエマ。
増えすぎた人類が引き起こした環境汚染や戦争は地球を枯渇させ、傷つけていた。
人類を病原菌だと認識した地球は、太古の巨大生物を目覚めさせ人間への攻撃を開始。
タイタンが出現して荒れ果てた場所には、必ず自然が芽生えていた。
人類が地球を支配していることは、地球のバランスを崩壊させていたのだ。
タイタンを抹殺してその力を用いた兵器が作られれば、人類はその力で地球も自分たちも滅ぼしてしまうと続ける。
エマはオルカを使って解放された怪獣たちを制御し世界のバランスがとれた世界で怪獣たちと共に共生しようとしていた。
エマは娘マディソンと地球を救う計画のために自らジョナのもとに着いていたのだ。
人類存続のために人口の多くを危険にさらす計画にマークたちは反発するが、エマは住民の避難が完了していないにもかかわらず、メキシコに眠るラドンを蘇らせてしまう。
メキシコの被害を抑えるために、マークは巨大なハリケーンを纏って近づくキングギドラへラドンを誘導させる作戦を思いつく。
キングギドラに挑むも敗れるラドン。
同時に到着したゴジラはキングギドラへ反撃を仕掛けるが、軍の開発した半径3kmの生物を死滅させる新兵器オキシジェン・デストロイヤーの直撃を受ける。
弱っていたゴジラはこの攻撃を受け死亡。
キングギドラは攻撃を耐え抜き、咆哮を上げると世界中で眠っていた怪獣たちが蘇り各地で暴れ始めた。
ゴジラという対抗勢力を失った人類は万事休すとなる…。
【結】王の誕生
打つ手を失ったモナークの元に、成虫となったモスラが現れた。
怪獣の女王であるモスラは、モナークにゴジラが辛うじて生きていることを伝える。
モナーク一行は、深海深くで放射線を吸収しているゴジラを見つける。
彼の再生を早めるため核兵器を打ち込む作戦を計画するが、損傷を受けた機体は発射装置を破損していた。
核兵器を起動させるため、芹沢博士が手動でタイマーを起動させ自らの命と引き換えにゴジラは復活する。
大量の放射線を吸収して大幅なパワーアップを遂げたゴジラは、キングギドラの元へ向かっていった。
一方キングギドラの命令によって世界中を攻撃していた怪獣たちは、エマの娘のマディソンがオルカを使ったことによって一時的に攻撃を停止していた。
キングギドラは、この妨害を阻止するためにオルカの発信源を辿ってワシントンD.C.へ向かう。
ワシントンD.C.に集結するゴジラ、キングギドラ、モスラ、ラドンの大怪獣たち。
世界の存続をかけた最後の戦いが始まった。
マークは怪獣たちの激戦の中、マディソンを救出するために戦地に赴きエマと再開する。
娘のために行動する二人は和解し、無事マディソンを発見した。
モスラはラドンに勝利するも深手を負っていた。
最後の力をふり絞って、キングギドラからゴジラを護って散っていく。
大量の放射線を吸収したゴジラは、戦闘から12分後に核爆発を起こす体になってしまっていた。
この核爆発までの時間を稼ぐためにエマはオルカを使ってキングギドラを引き付けることに成功する。
体表を赤くしたゴジラは、核爆発を起こし街を巻き込みながらキングギドラを塵と化した。
瓦礫となったワシントンD.C.に立つゴジラの目の前に、眠りから目を覚ました怪獣たちがひれ伏す。
怪獣の王となったゴジラの咆哮が途絶えることなく続いた。
ゴジラキングオブモンスターズ3つの解説ポイント!
ゴジラキングオブモンスターズを3つのポイントに絞って解説していきます!
1.17体だけではない?登場怪獣(タイタン)を21体を一挙解説!
モナークが把握している怪獣は作中で17体と言及されていましたが、本編で明らかになったタイタンの存在は実際は21体でした。
気になる怪獣たちを紹介していきます。
キングオブ怪獣!ゴジラ
言わずと知れた大怪獣。
強靭な肉体から繰り出される攻撃と、背中の尾ひれからエネルギーを集め口から放出する放射熱戦は今作でも健在でした。
前作でムートーを倒すことに成功した一方で、サンフランシスコを壊滅させた張本人として人類からは天災として恐れられています。
原作である1954年に公開された日本映画「ゴジラ」では水爆実験によって突然変異を起こした怪物でしたが、モンスターバースにおけるゴジラは2億7千万年前に存在していたタイタンの末裔とし食物連鎖の頂点として自然や神的な位置づけに変更されています。
今作では、これまでのゴジラ映画で幾度となく立ちはだかった強敵・キングギドラに苦戦を強いられていました。
ゴジラを守るためにモスラが倒れたゴジラの元に覆いかぶさるシーンは、「ゴジラvsメカゴジラ」(1993年版)の終盤シーンでゴジラを復活させるラドンを思い起こさせます。
また、終盤で核爆発を起こす間近となったゴジラの体表はところどころが赤くなり漏れ出すエネルギーも赤くなっていました。
こちらは1995年に公開された「ゴジラvsデストロイア」に登場するバーニングゴジラを彷彿とさせるデザインとなっており、往年のゴジラファンには嬉しいサプライズでしたよね!
怪獣の女王(クイーンオブモンスター)モスラ
ゴジラに次ぐ人気怪獣・モスラは今作では怪獣の女王(クイーンオブモンスター)と揶揄されゴジラとは良好な仲として描かれました。
これまでの作品ではゴジラが人類の敵として描かれると同時に、モスラは人類の味方として対比的に描かれることが多かった一方、今作ではお互い仲が良い描かれ方は斬新な切り口であったように思います。
幼虫からさなぎ、さなぎから成虫に形態変化していく姿はおなじみでしたね!
今作では、鋭い爪を使いラドンに勝利するなどかなり強力な力を持つタイタンとして描かれました。
モスラの版権をもつ東宝が、キングオブモンスターズで登場するに際して提示した注意事項には「モスラは絶対に誰も殺してはならない」というものだったそうです。
これまで平和の守護神として描かれたモスラらしいルールですよね。
また、今作で登場するアイリーン博士はチェンとリンの双子であることが発覚します。
これは、原作モスラで登場する小美人を彷彿させる演出となっていました。
アイリーン姉妹は代々モナークで研究員をしていると語られる場面がありますが、ここで姉妹はインファント島と書かれた写真が登場しています。
原作モスラにおいても小美人たちはインファント島に住んでいるという設定があるため、原作のオマージュとして双子の研究員が登場したのでしょう。
空を制する不死鳥ラドン
多くのゴジラ映画に登場していながらも、映画においては15年ぶりの登場となったラドン。
劇中では「炎の悪魔」と称されメキシコの火山から姿を現わしました。
これまでの作品では「ファイヤー・ラドン」として炎を纏ったこともあるラドンなので、火山から現れるラドンはまさに死を克服する不死鳥のような神々しさがありましたよね!
キングオブモンスターズを手がけたマイケル・ドハティ監督はインタビューにて「ラドンは上空を飛ぶだけで衝撃波やソニックブームを巻き起こせる。あらゆる面でゴジラより強い」とラドン愛を語っています。
実際に劇中では、ラドンの風圧でメキシコの住民が吹き飛ぶ描写やモナークの戦闘機とのバトルでその圧倒的な災害に見間違う力が存分に披露されました。
筆者はこのシーンが作中で最も好きなシーンです。
しかし、他怪獣とのバトルではやはり劣るのか、キングギドラ戦やモスラ戦ではなかなかに不遇の扱いとなってしまっていましたね笑
キングギドラに勝利したゴジラに一瞬歯向かう姿からひれ伏すシーンは、ラドンの小物感が感じれて可愛いシーンだと感じました笑
「ラドンも、そうだそうだと言っています」のセリフがネタにされ、ゴマすりクソバードとも呼ばれてしまっているラドン…。
これからもそんな愛着のあるラドンを愛してあげてください!笑
今作最強のモンスター・ゼロ!キングギドラ
今作最強の怪獣として、ゴジラの前に立ちはだかったキングギドラ。
歴代作品においてもゴジラの双璧として描かれることが多かったキングギドラの強さは健在でした。
劇中において、タイタンは地球発生による生物であったとされていましたがキングギドラのみ宇宙から飛来した未知の生物である位置づけとされていました。
これまでの歴代作品においてもキングギドラは、宇宙人に操られていたり、宇宙から飛来することが多かったためそういった過去作品への共通点が見られます。
ゴジラを倒し偽りの王となったことで、怪獣たちを支配下におき嵐を纏いながら移動する姿はまさに天変地異。
最終決戦で街の電気を吸収しさらなる力を得る展開は「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」で他の怪獣の力を得た「千年竜王」を彷彿とさせました。
今作キングギドラについてドハティ監督は3つの頭にそれぞれ個性を与えたと話していました。
「三つ子のような存在である彼らは、中央の頭が真面目な司令塔で長男気質、左側の頭が交戦的でしつこく、右側の頭は好奇心が旺盛な性格でそれぞれが独立した思考を持ち合わせている。」とのこと。
それぞれの頭を違った俳優がモーションキャプチャーで演じており、撮影現場では中央の頭を「イチ」、右側の頭を「ニ」、左側を「サン」と呼ばれていたそうです。
さらに左側の「サン」には「ケビン」というあだ名もついていたんだとか笑。
凶暴で荘厳なキングギドラですが、こういった背景を踏まえて再度映画を見てみると、三人の俳優が演じ分けたキングギドラそれぞれの頭の個性が見られて愛らしさがわくかもしれませんね笑。
ヤマタノオロチ?その他登場した怪獣(タイタン)一覧
上記4体が主な登場怪獣でしたが、本作には他にもいくつかの怪獣が姿を現わし、名前だけその存在が明らかになったものもいました。
それぞれ解説していきます。
●ムートー(M.U.T.O)
モンスターバース1作目の「GODZILLA ゴジラ」の敵であったムートー。
メスのように見られますが、前作の個体とはまた別個体のようです。
キングギドラの咆哮によってアメリカのニュージャージー州・ホーボーケンから目覚めました。
ラストのゴジラの前に現れ、怪獣王となったゴジラにひれ伏す姿が見られます。
●ベヒモス(BEHEMOTH)
大柄な上半身と巨大な牙をもつ怪獣。
体毛に覆われた体をナックルウォークで歩き、ラストでムートー同様ゴジラの前に現れました。
エンドクレジットは眠っていた南米ブラジルに戻ったとされ、伐採されていた大地を緑化させたような描写がありました。
●スキュラ(SCYLLA)
蜘蛛の姿をした怪獣。
アメリカアリゾナ州の油田地帯から出現し、ラストで上記二体と同様ゴジラのもとに現れました。
蜘蛛のような姿をしていることから、昭和ゴジラシリーズ「怪獣島の決戦」や「怪獣総進撃」に登場したクモンガが元ネタになっていると思われます。
●メトシェラ(METHUSELAH)
ドイツミュンヘンにある山のような背中を持ったタイタン。
メトシェラは聖書に出てくる969歳まで生きた人間の名前であることから長寿の怪獣なのではないかと推測されています。
上記の怪獣、ムートー、ベヒモス、スキュラと同様ラストでゴジラの前にひれ伏していますが、3体の怪獣のように個別のカットがなかったため、メトシェラだけ歩くのが遅く少し間に合わなかったのではないか、とファンの方からはネタキャラ扱いもされているようです笑。
●キングコング(KONG)
髑髏島の王、キングコング。
作中では大きく言及されなかったものの、モナークのスクリーン上にその姿が映し出されたり、エンドクレジットで髑髏島が映し出された後ゴジラと対峙する壁画が見られたりしました。
直接的な描写はないものの、次作である「ゴジラvsコング」への期待を膨らませる秀逸な演出でしたね!
【その他名前だけが確認された怪獣たち】
その他の怪獣は名前だけが明らかになりました。
多くのキャラクターが生息している場所の神話になぞられて名づけられているようです。
ゴジラキングオブモンスターズの後日譚であるアメリカンコミック「ゴジラ:ドミニオン」では、いくつかのタイタンが姿をお披露目しゴジラと戦う描写が見られます。
どんな姿をしている怪獣か、どんな能力を持っているのか想像してみると今後の展開に繋がってくるかもしれないですね!
名前だけ登場した怪獣一覧
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●アバドン(ABADDON)
由来:「ヨハネ黙示録」に登場する奈落の王、「破壊の場」や「滅ぼす者」などの意味がある。
●アムルック(AMHULUK)
由来:オレゴン州カプラヤ族の伝承に登場する伝説の生物。
「ゴジラ:ドミニオン」では、禍々しいデザインで登場しベヒモスを攻撃するもゴジラによって制裁を受けていました。
●バフォメット(BAPHOMET)
由来:テンプル騎士団が崇拝しているのではないかと思われた異教の神。文献には山羊の頭をしている悪魔とされている。
●バニップ(BUNYIP)
由来:オーストラリアに生息する伝説上の怪物。川や湖に生息しているとされている。
●リヴァイアサン(LEVIATHAN)
由来:旧約聖書に登場する海中の生物。ヘブライ語では「ねじれた」や「渦を巻いた」という意味も持っている。
●モケーレ・ムベンベ(MOKELE-MBEMBE)
由来:アフリカ大陸中央部にある熱帯雨林に生息されているのではないかとされるUMA。一般的な解釈では「川の流れをせきとめるもの」という意味合いを持つ。
●ケツァルコアトル(QUETZALCOATL)
由来:アステカ神話の文化神。羽毛のある蛇の姿をしているようで、宗教画などにたびたびその姿が描かれている。
●サルゴン(SARGON)
由来:古代メソポタミア文明の王の名前。アッカド語で「確固たる王」の意味を持つ。
●セクメト(SEKHMET)
由来:エジプト神話に登場する女神であり、ライオンの頭を持つとされる。
●ティアマト(TIAMAT)
由来:メソポタミア神話に登場する海の女神。混沌の象徴を持ち輝く女性として描かれる。
「ゴジラ:ドミニオン」においては海龍のような姿で登場し、ゴジラと死闘を繰り広げました。
水の中では強力な力を持つティアマトは、怪獣王となったゴジラを追い込むなどかなり強いタイタンであるようです。
●タイフォン(TYPHON)
由来:ギリシヤ神話に登場する神。日本ではテューポーンと称される。
●ヤマタノオロチ(YAMATA NO OROCHI)
由来:日本神話に登場する伝説上の生物。「日本書紀」「古事記」にも登場する。8頭の頭と8本の尾を持つ巨大な化け物とされている。
劇中では、キングギドラの咆哮によって日本の富士山が噴火し、その中から蘇ったとされていました。
日本で怪獣が暴れるのも恐ろしいですが、富士山の噴火ってことだけでもかなりヤバそうですよね…笑
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また、ゴジラが自分の住みかに戻り体を休めていたシーンではゴジラシリーズではおなじみの怪獣アンギラスに似た骨格を持つ骨の残骸なども見ることができました。
劇中では明言されていませんが、まだまだイースターエッグ的におなじみの怪獣たちが隠れているのかもしれません!
2.怪獣より恐ろしい?モンスター母親エマの死亡
物語序盤、テロ組織に娘マディソンと共に連れ去られたかのように思われた母親のエマでしたが、実際はエマの研究結果に基づいた計画であったことがわかりました。
エマは人類が生き残る術として人類の生活圏を狭め、地球のバランスが保たれた状態で怪獣と人類が共存することが目的でした。
人類の生活圏を怪獣たちに明け渡してしまうことによって、多くの人類が生活できなくなりたくさんの犠牲者がでるこの計画はかなり恐ろしいですよね。
娘のマディソンも「お母さんはモンスターだ」と言い、悲しんでいました。
しかし、実際にマディソンが危機に陥ると身を挺して娘の救出に向かいました。
このことから、息子を失ったエマはもう二度と自分の家族を失いたくないことから自分たちが生き残る術として、この計画を実行してしまったのではないでしょうか。
このような自分たちを守るだけの防衛策は、昨今アメリカで深刻化している分断問題にも似ているように感じました。
娘を取り戻したエマは、家族を救うためだけに自らを犠牲にしましたがこの行為は結局キングギドラを倒し世界を救うことにも繋がっています。
家族を救うために種の存続を続けるための計画を実行してしまったエマと、家族を救うために世界を救う手助けをしたエマが対比的に描かれていると感じます。
3.ギドラの首やモナークの所在…エンドクレジットが紡ぐ続編の可能性は?
キングギドラを倒し、世界の破滅を防いだ幕引きでしたがエンドクレジットには今後モンスターバースで展開されていきそうな様々な伏線が見られました。
作中で回収されていない気になるいくつかの点を取り上げていきます。
【キングギドラの首は今後どうなる?】
エンドロール後に流れた映像では、メキシコの戦いでゴジラによって千切られたと思われるキングギドラの首を環境テロリストの主犯ジョナが買い取っていました。
強い再生能力を誇っていたキングギドラをジョナが何かに利用することが暗示されていますが、これによってタイタンの力を軍事利用して人類と地球の崩壊が始まってしまうエマが危惧していたことが起こってしまうのでしょうか。
また、キングギドラはゴジラシリーズにおいてメカキングギドラとして立ちはだかったこともあります。
ゴジラvsコングでこのシーンを回収する展開が待ち受けているのか?
それとも、モンスターバースがさらに続いて今後の作品で回収されていくのか?
楽しみです!
【残ったマークやマディソンの今後は?】
エマの犠牲によってモナークの研究員たちは、生き残ることができました。
前作「GODZILLA ゴジラ」で息子を失ったマークはゴジラや他のタイタンを激しく憎んでいましたが、今作を通してゴジラたちへの心境の変化があったのではないでしょうか。
巨大生物と共存することが大事だと言っていた芹沢博士は、マークに研究成果を記したノートを託して散っていきました。
今後のモンスターバースではその意思を受け継いで、モナークの研究員として登場するかもしれませんね。
また、娘マディソンもいろいろな境遇を得てモナークの研究員として活躍する展開も考えられます。
制御装置のオルカは今作で破壊されてしまいましたが、今後マークとマディソンが新たにオルカを再開発する展開があったら胸アツですよね!
【復活したタイタンたちと人類の関係性】
ゴジラによって統括されたタイタンは、それぞれの住みかに戻っていったとエンドクレジットの映像で明らかになりました。
このシーンでは、怪獣たちが通った道で自然が芽生える描写や絶滅危惧種リストから外れる動物種が現れるなどが新聞に掲載されている演出でわかります。
復活したタイタンたちは、今後も人間を見守る存在であり続けるのでしょうか。
また、タイタン同士にもそれぞれの関係性があるようでこれらが衝突した場合はまたしても人類に被害がでることは免れないでしょう。
人類とタイタンの共存、もしくはタイタンとタイタン同士の共存…。
モンスターバースの世界ではまだまだ問題が山積みのような気がします。
【発見された巨大な卵の正体は?】
モナークによって巨大な卵が発見されたとの報道も明らかになりました。
これはドハティ監督のインタビューによってモスラの卵であることが判明しています。
モナーク基地にてマークたちと出会ったモスラはワシントンD.C.でラドンと戦闘を繰り広げる前に、東京のある寺院でモスラは卵を生んでいたと語りました。
さらに、今作で登場したアイリーン姉妹がそこに現れ卵に向かって歌う演出を考えていたんだとか…!
モンスターバースでもう一度、モスラが登場するような展開を示唆していますが…。
今後の展開によっては大いにあり得る展開なのではないでしょうか!
この他にも、エンドクレジットシーンはタイタンを想起させる生物の映像や文献などが多く散りばめられています。
劇中で姿を見せなかったタイタンたちをイメージしているような描写とも捉えられる映像の数々…。
「ゴジラvsコング」までに何度も見直して、様々な展開の想像を膨らませていきましょう!
最高傑作?つまらない?賛否両論分かれるネタバレ感想・口コミ
「ゴジラ キングオブモンスターズ」を見た方々の感想や口コミを紹介していきます!
【絶賛】怪獣映画の集大成!ハリウッドが怪獣映画を進化させた!
ゴジラ・モスラ・キングギドラにラドン!
小さいときに映画館で見た懐かしの怪獣たちを久々に劇場で見ることができてワクワクが止まらなかった!
キングギドラのカッコよさに惚れ惚れ…。
もちろん過去の特撮映画は今見ても素晴らしい造形や日本特撮特有の演出が光る作品だと思うのだけど、現代のハリウッドで怪獣大乱闘が描かれるとこんなにも迫力がでるのか!と感動した!
前作はディザスターものの要素が強かったように感じたけど、今回は激闘に次ぐ激闘って感じでちゃんと怪獣映画になっているのがとても良かった!
次作も楽しみだなぁ~。
モスラが凄まじかった…。
これまでかわいい~って思ったことは何度もあったけど、成虫モスラが現れる神々しさは本当に美しくて息を飲んでしまった。
怪獣プロレスというか、もうこれは神話の領域に踏み入れつつある。
圧倒的迫力!!!
予想を遥かに超える面白さ!怪獣映画最高傑作!
前情報で怪獣がたくさん出るって言っていたからゴジラ活躍できるの!?って心配してたけど、ちゃんとゴジラ映画だった!
復活して空に放射熱戦を吐くゴジラがカッコよすぎる。
いや、これもうキングコング勝てないと思うんだけど…笑
やっぱりゴジラがナンバーワン!!
ドハティ監督のこれまでの怪獣映画へのリスペクトが半端ない。
どんだけこの人怪獣好きなんだ笑
オキシジェント・デストロイヤーとか、ラドンのソニックブームとか、ゴジラモスラのそれぞれのテーマソングアレンジとか…。
本当言ったらキリがないんだけど、とにかくいろいろ刺さりっぱなしだったよ!
大体宇宙人に操られているキングギドラが、操作されたくない!
ってめっちゃ歯向かってるのは笑っちゃった笑
頭同士でじゃれ合ってるのもめちゃかわいかった笑
キングギドラに愛らしさも持たせちゃうドハティ監督恐るべし!
特にゴジラとか怪獣に思い入れのあるわけじゃないけど、すごかった!
とにかくバトルバトルに次ぐバトルが大迫力!
ラドンがめっちゃかっこいい!ってなったのに、あっさりやられたのは悲しかったけど…笑
これからもラドンには頑張ってほしいです笑
朝一で見に行ったからか、ドラマパートは眠…ってなった。
でもそれを上回る怪獣たちの総進撃!!!
子供心にずっとワクワクしていたあの怪獣たちにまたも魅せられるとは思わなかった!
怪獣たちの感情が見えるような表情にニヤニヤが止まれなかった笑
技術は変わっても、あの頃のゴジラと全く変わらないんだなぁと感慨深い気持ちになったな~。
「これまでの怪獣映画を踏襲しつつ現段階最高峰の映像クォリティが楽しめた!」
というような意見が多く見られました。
ハリウッドクォリティで描かれる怪獣バトルは街の惨状もリアリティがあって「確かにこんなでかい奴らが暴れたら、そりゃこうなるよな…」と思わせられました。
【駄作】吹き替えやドラマパートがひどい…
バトル描写は迫力があったように感じたけど、それ以外が微妙すぎた。
登場人物視点で描かれるのはしょうがないと思うんだけど、全く感情移入できない。
母親がとにかくサイコパス過ぎて話の内容をややこしくしてるし、結局お涙頂戴展開なのもご都合主義を強く感じてしまったな~
吹き替えで見てしまったのがかなり失敗だった。
キャラクターと年の差がありすぎて違和感しか感じなかったし、人物パートのでたらめさが引き立ってしまった…。
肝心の怪獣バトルは暗いところでごたごたやっているだけだし、見ずらいったらありゃしない。
ラドンのところは良かったけど、結局それ以外いいシーンは自分的にはなかったな~。
ハリウッドに魂を売らないでくれ、日本の特撮よ…。
あんな巨大な怪獣が、ちっちゃいオルカみたいな機械見つけて追ったりするのか…?
なんかそこら辺が気になって、集中できなかった。
タイタンって神みたいな存在なんでしょ?
そしたら人間ごときが開発した音波ごときでどうにかできるハズないんじゃないのか…。
前作は本当にお手上げ状態だったから、人間の技術が進歩しているのはわかるけど逆に怪獣たちを馬鹿に設定しすぎてると思うな~
ただ怪獣がどんちゃんしているだけの映画。
それだけだったらスルーしていた作品だったけど、今作の予告でドラマパートが気になって鑑賞。
結局、ドラマパートも全然好きになれなかった…。
登場人物全員頭いかれてしまっている。
母親は言うまでもないけど、そんな母親と一緒に娘生活させるなよ!父親!
というか、娘も一人で無茶しすぎだし、そんな簡単にテロ集団から脱走できるわけないじゃん!
子供活躍させたい意図もわかるけど、もっとなんとかできないものかな。
高評価の意見に対して、低評価は「ドラマーパートや演出の部分で興を削がれた」という意見が多く見られました。
こちらも高評価と同様共感できる部分があるなと感じます。
怪獣映画は怪獣同士の戦いがメインとなりますが、それだけだと物語として成り立たないのがネックな部分になってくるのではないでしょうか。
ゴジラの快進撃はまだまだ続く!関連作品を紹介!
60年以上愛されてきたゴジラ。
まだまだ関連作品の制作は続きます!
近年作成された最新版ゴジラ作品を3選一挙ご紹介!
原点回帰と現代へのアップデート!「シン・ゴジラ」
あのエヴァンゲリオンの監督である庵野秀明脚本による新たなるゴジラ。
1954年に公開された初代「ゴジラ」を思わせる恐怖の象徴を現代の日本を舞台に蘇らせた作品としてロングランヒットを記録しました。
大の特撮好きである庵野さんのこだわり抜かれたゴジラ造形が、見覚えのある日本の風景をリアルに駆け巡る姿は圧巻そのもの。
また、風景だけでなく政治事情や震災を思い起こされる描写の数々は今を生きる日本人の完成を揺さぶるメモリアルな作品にも仕上がっています。
歴代最強のゴジラが暴れまわるアニゴジ「GODZILLA」シリーズ
ポリゴン・ピクチュアズ制作によるゴジラ初の長編アニメーション映画作品。
ゴジラのアニメ作品はこれまで何度か制作されていましたが、長編映画は初の試みとなり全3部作の物語はこれまでのゴジラ作品とは一線を画す、壮大なスケールで描かれます。
ファンからは「アニゴジ」と通称されています。
「GODZILLA」シリーズ三部作
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●GODZILLA 怪獣惑星
●GODZILLA 決戦機動増殖都市
●GODZILLA 星を喰う者
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実写作品では不可能な、宇宙を絡めたストーリーと深い設定の作りこみはファンから物議を醸すと同時に高い評価をも得ています。
「GODZILLA」シリーズ三部作はネットフリックスで視聴可能。
気になる方はチェックしてみてください!
最新作「ゴジラS.P(シンギュラポイント)」
2021年3月よりスタートしたゴジラ最新作。
アニメ作品ですが、往年のキャラクターが新規デザインで登場する新たな試みが見られます。
主人公・神野銘やオオタキファクトリーの人々の視点から、謎の物体アーキタイプや集結する怪獣たちが織りなす物語は、SFミステリーとしても楽しめる作品です。
「僕のヒーローアカデミア」の制作を務めるボンズと「宝石の国」の制作を務めるオレンジの強力タッグで彩られる世界観は、これまでのゴジラシリーズにはなかったポップなセンスが強く一味違った作品になっています。
筆者もまさか、2021年にジェットジャガーが見られるとは思いませんでした…笑
こちらもアニゴジシリーズと同様、ネットフリックスで視聴可能です!
ゴジラキングオブモンスターズネタバレ解説まとめ
ゴジラキングオブモンスターズをネタバレありで解説していきました。
最後に記事をまとめていきたいと思います!
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の基本概要
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●2019年公開の怪獣映画。世界観を共有するモンスターバース3作品目である。
●前作「GODZILLA ゴジラ」に登場したゴジラに加え、モスラ、ラドン、キングギドラなどの人気怪獣が総出演するオールスター怪獣映画となっている。
●次回作、「ゴジラvsコング」は2021年7月2日(金)公開予定。
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「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の簡単なあらすじ
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●怪獣を制御する装置オルカを使ってキングギドラが目覚める。
●目覚めたキングギドラはゴジラを圧倒し、地中深くに眠る怪獣たちを従えて世界を攻撃し始めた。
●モナークの研究員・芹沢博士はゴジラを救うために核爆発の犠牲となる。
●復活したゴジラはモスラやモナークの研究員の手助けもあり、キングギドラに勝利する。
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「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の解説ポイント
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●これまでの出演作品からの引用やオマージュが豊富!
●ドラマパートには現代の問題を扱っているメッセージ性があるかも?
●次作に繋がっていくエンドクレジットシーンには、今後に繋がりそうなイースターエッグがもりだくさん!
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オールスター怪獣が画面を所狭しと大暴れする「ゴジラ キングオブモンスターズ」。
7月2日(金)公開の「ゴジラvsコング」までにぜひご覧ください!!!