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dアニメストアで見れるオススメ作品!最新作から古いものまでまとめてご紹介

オっさん

更新日:2021-3-17

<プロモーション>

dアニメを登録したばかりで「何から見ればいいか悩む」人や、「最新の気になるアニメは大体見ちゃったなぁ」という人にも、見たいと思えそうなアニメをピックアップ。

古いアニメから比較的新しいアニメ、マニアックでニッチなものまで、独断と偏見込々でご紹介。

人を選ばない(と思う)定番おすすめアニメ4選


個人的にどんな人にもオススメできると思うアニメ。

バトル、現代ファンタジー、スポーツ、ダークファンタジー。それぞれタイプの異なる4つをご紹介。



青の祓魔師

dアニメストア_青の祓魔師

「悪魔を祓うのが祓魔師だ!」

「ちげーよメガネ!人を助けるのが祓魔師だ!」

人間と魔神・青焔魔(サタン)の間に生まれた少年・奥村燐。15歳のある日、自身の悪魔の心臓を封印している刀・俱利伽羅を抜くことで悪魔の力が覚醒してしまい祓魔師(エクソシスト)を目指すことになる。


エクソシストを目指すことになるものの、敵側の能力まで受け継いだ半人半魔の主人公の周りは、仲間のはずなのに敵ばかり。双子の弟からは屈折した感情を向けられ、保護者のはずの人物からは刺客を送られ、そのせいでエクソシストの上層部に「青焔魔の子」であることがバレてあわや処刑の危機…。

主人公の取り巻く環境が何もかも冷たいのに、明るく強く、人間であることを諦めない主人公に熱くなります。


夏目友人帳

dアニメストア_夏目友人帳

「上手く言えないけど、最近分かってきたんだ。人だろうと…妖だろうと…触れ合わすのが心なら同じだと。」

妖怪が見える少年・夏目貴志はある日、祖母の遺品から「友人帳」というものが見つける。それは生前祖母が妖と勝負し、負かし、奪った名前を集めたものだった。夏目貴志は、なんやかんや用心棒をしてくれることになった妖・ニャンコ先生と共に、妖に名前を返すことを決める。


妖と人の、種族を超えた友情、愛情、恋情。人同士ですらわかり合うことが難しいのに、種族も価値観も、生きる時間さえ違うこの二つの種族が「分かり合おうとする」あたたかなストーリーが心に染みます。


ハイキュー!!

dアニメストア_ハイキュー

「跳ね返されたボールも…俺が繋いで見せるから…だから…だからもう一回!トスを呼んでくれ!エース!!」

小さいけどジャンプ力が驚異的な主人公・日向翔陽。そして、セッターとしての能力が卓越したもう一人の主人公・影山飛雄。

中学時代、試合でぶつかってから日向は影山をライバル視していた。「高校に行ったら絶対あいつに勝つ…!」そう思って高校に入ったらなぜかそいつが居る。

「なんでいる!?」「県内一の強豪校には……落ちた。」


これからライバルとして戦うのかと思ったらまさかの展開に笑う。

よく喧嘩もするこの二人が、なんだかんだぶつかり合いながらも良いコンビなっていくのがなんだかほっこりします。

最近のジャンプでは久々に見る「リアルなスポーツ漫画」。技名も、超パワーも隕石も降らない。子供も、教師も、コーチも、人間感があって良い。とても青春って感じの作品。


約束のネバーランド

dアニメストア_約束のネバーランド

「命はくれてやる。でもその他何一つ譲る気はない。負けるつもりも、一切ない。」

「俺は人間だ!ざまぁみろ!」

「いってらっしゃい。気を付けてね。」

主人公たちが暮らす孤児院。そこは孤児院とは名ばかりの『人間農場』だった。

里親の元へ行くなんて真っ赤な嘘。自分たちが人食い鬼の『食料』として育てられていたことを知った主人公たちは、孤児院から脱出することを決意する。


命がけの脱出ゲームから始まる、ダークファンタジー。

漫画で結果を知ってても、子供たちの会話に泣かされる。どうチームで生き残って勝つかって会話はもう聞いてて心が苦しくなる。

自分の命を諦めるなよ…お願いだからみんなで生き残って…って気持ちになります。


今までの「定番」を変えるアニメ3選


新しい概念や、今までの定番を変えて世間に定着させたと思うアニメ。

初めて見た時に「そうきたかー」「なにこれ新しい」と個人的に感じた3作品をご紹介。



TIGER&BUNNY

dアニメストア_TIGER&BUNNY

「ワイルドに吠えるぜ!」

未来都市シュテルンビルト。犯罪率の高いその都市では、NEXTと呼ばれる特殊能力者がその能力を駆使して街の平和を守る、ヒーローという職業が存在した。

ベテランヒーロー『ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)』と新人ヒーロー『バーナビー・ブルックス Jr.』。そんな二人が事務所の意向でコンビを組まされることになったが…。


『ヒロアカ』や『ワンパンマン』のような『職業ヒーロー』という概念が世間に広く定着したのはこの作品からではないでしょうか。

面白いのがこの作品、ヒーローにはスポンサーがついてて、ヒーロースーツにスポンサーのロゴが付いてることです。しかも実在する企業の。放送当時はヒーローが自身のスポンサーのCMに出演したり、コラボメニューが出たりと、作品外でも活躍したのが面白い。


魔法少女まどか☆マギカ

dアニメストア_魔法少女まどか☆マギカ

「選ばれたあなたたちには、どんな願いも叶えるチャンスが与えられる。でもそれは、死と隣り合わせなの。」

主人公である中学二年生の少女・鹿目まどか。そんなごく普通の少女のもとに、突然謎の生物・キュウべぇが現れ「魔法少女になって魔女と戦って欲しい。」と頼まれる。


『魔法少女』いいですよね。夢と希望、そして仲間と手を取り合い悪を倒す。素敵です。でも、少女はいずれ大人にならなければならない。少しの絶望と失望を積み重ね、少女はやがてただの女になる。

もし「カードキャプターさくら」や「プリキュア」を見たことがある人でこの作品をまだ見ていないという人がいればぜひ一度見て欲しい。初めて見ると大体、やり場のない怒りのようなものを感じると思います。


オーバーロード

「俺の剣は…人生は…決して無駄ではなかった…!」

主人公・モモンガは、過疎化したオンラインゲーム「ユグドラシル」の熱心なプレイヤーだった。しかし、そんなオンラインゲームが「サービス終了」となり、最後の時間をギルドで過ごそうとくつろいでいると…何故か終了時間になってもログアウトしない。


よくある「オンラインゲームに囚われ、仲間と共に生き抜くサバイバル」なのかと思いきや…。

頼れる仲間はみんな人外。人間的情緒も思考回路も持ち合わせていないときた。こんな異世界で仲間に失望されるわけにはいかんと、支配者ムーブを決めるモモンガ。その結果、主人公たちは世界征服を目指すことに。

そんな主人公と仲間たちの心温まる異世界サバイバル。なお、異世界原住民の視点ではモンスターパニック。


「何も考えずに見たい」ときのアニメ3選


重く暗いバトル物とか、悲しい話とか、そんなアニメばかり見て心がしんどい時には何も考えないで見れるアニメを見て心をリフレッシュしてはどうでしょう。



荒川アンダーザブリッジ

「私に恋をさせてくれないか?」

勝ち組エリートの主人公が、ホームレスの自称・金星人の少女に命を助けられることから始まる、橋の下のラブストーリー。ではなくシュール系ギャグアニメ。

「命を助けられた恩って…どうやって返すんだ…!?重い…重すぎるぞ…命の恩人…ッ!」

ギャグ、時々シリアス。


『他人に借りを作るべからず』が家訓になっている主人公一家。

それだけ聞けばまぁそこまで驚かない。だが主人公の父親が「赤ちゃんの時に世話をした借りを今ここで返しなさい」といって息子に赤ちゃんプレイを強要する場面に入り「いやこのアニメなんかおかしい!!」と察する。

そんな感じで登場キャラクターたちの、あらゆる「偏り」がインパクトでシュールな面白い作品。


まちカドまぞく

「千代田さーん!D組の闇の一族の吉田さんが用事だってー。」

主人公はある日突然闇の力が目覚めた女子高生・シャミ子(本名・吉田優子)。彼女は大昔『光の一族』に敗れた魔族の末裔だったのだ。彼らの末裔は月4万の貧乏生活を強いられるという呪いがかけられており、その呪いを解くために、シャミ子は魔法少女と戦う。…はず。


魔法少女は筋肉マンだし、魔族の始祖もポンコツだし、何もかも思い通りにならないことに笑う。それもこれも全て月4万円生活のせい。…主人公がバイトをすることは許されていないのだろうか?というツッコミが頭によぎる。

負けるなシャミ子、がんばれシャミ子。


あそびあそばせ

「オリビアさん、人間ってのは四足歩行よりも二足歩行の方が速く歩けるのですよあはははははははははは!!」

遊び人研究会・通称「あそ研」に所属する3人の女子中学生。そんな仲良し3人組みが、色々な遊びをする日常ハートフルコメディ。


あっち向いてビンタ、ケツ叩き、名状しがたいワキの臭い、犬のしょんべんの真似、ハイハイで廊下一周、おっさんの尻は晒され、赤ん坊に乳をもまれ、扇風機に髪が絡まり、おっぱいは神に見放される。とても心温まる光景ですね。


「ラブコメが見たい」ときのアニメ3選


笑いあり、涙あり、ときめきあり。そしてたまにちょっとエッチ。それが青春。いいなぁ青春。

無鉄砲な学生たちの全力が見たいときのオススメ。



桜蘭高校ホスト部

「扉を開けるとそこは…。」

上流階級家庭の子供ばかりが集まる桜蘭高校。特待生として入学した一般庶民の主人公・藤岡ハルヒは、「ホスト部」にある800万円の花瓶を割ってしまい、借金を背負うことになる。借金帳消しの条件に、100人の指名客を集めるノルマを課せられ、ホスト部員として活動を始めるのだが……ハルヒは女の子である。


基本よくある「富豪系ギャグ」。たまにシリアスそしてラブコメ。

一応ヒロインが男に囲まれる逆ハーレムものではあるが、ホスト部に対抗するように女キャラもだいぶキャラが濃いので、意外と逆ハーレムが好きじゃなくてもストレスなく観れる。基本個性の殴り合いが凄まじい。


青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

「5月6日、野生のバニーガールに合った。これがきっかけでこれが出会い。忘れられるわけがない。忘れても絶対思い出せ。しっかりやれよ、未来の僕。」

ネットで都市伝説と言われる怪現象「思春期症候群」。人から認識されなくなる、同じ日を繰り返す、人が入れ替わる…思春期の不安定な精神が見せる幻のようなものとされるその病気を発症した少女たちが「青春ブタ野郎」の周りに次々現れる。


「野生のバニーガール」というパワーワードと、ありがちな長いタイトルで、初めは「あーよくあるハーレム物ですか」と思うが、中身はS(少し)F(不思議)な青春ドラマ物。

たくさん女の子が登場するが、主人公がヒロインを一貫して好いているのが好感度高い。主人公は下心を隠さないし、ヒロインもそれに乗っかってSっぽく振る舞うのがかわいい。そんな二人の掛け合いが可愛くてとても癒されます。


山田くんと七人の魔女

「キスをすれば他の誰かとも入れ替わるんじゃねぇか。」

不思議系ラブコメ。能力発動のきっかけは「キス」。

主人公・山田が白石うららと事故でキスしてしまい、体が入れ替わってしまった事をきっかけに起こる色々なハプニングその他もろもろ雨あられ。


ラブコメなのに第一話から早々に男同士でキスする展開に爆笑するし、入れ替わった女の子側が全く動じずそのまま授業受けてるのがまた笑いを誘う。

入れ替わり物にありがちな「バレたらどうしよう」的な展開はあまりなく、基本的に特殊能力をめちゃくちゃ楽しむ高校生らしいわちゃわちゃ感が見ていて楽しい。


「心に染みる」アニメ3選


たまにこういうのが見たくなる。じんわり温かい気持ちになったり、切ない気持ちになったり、やるせない気持ちになる作品。

アクションやバトル物に疲れたらこちらもオススメ。



蟲師

「忘れるな。この世に、いてはならない場所などないのだよ。…この世のすべては、お前のいるべき場所だ。」

「蟲」それは動物でも植物でもない、微生物よりももっと原始的な生物。

そんな「蟲」と人が交わり起こる謎の現象。旅をしている蟲師・ギンコがそんな蟲と蟲の引き起こす怪現象と向き合っていく話。基本、一話完結のオムニバス形式。


世界観、時代のイメージとしては「鎖国を続けている日本」や「幕末と明治の間にもう一時代ある感じ」らしい。他のアニメとちょっと雰囲気が違って、なんというか「時代劇ドラマ」っぽい。声優として俳優を多く起用してるからでしょうか。その独特な静かな雰囲気に引き込まれます。全体的に、切なくて、淋しい…そんな気持ちがわいてくる。


キノの旅

「ボクかい?ボクはキノさ。キノって名前の男、それだけかな。そして旅をしている。」

少女キノと喋るモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)のエルメス。一人と一台が旅をし、訪れた国の様子を描く作品。


過剰に危険を遠ざける国、人と距離を取る国、武力がモノをいう国、『大人』になるための脳の手術を義務付けた国、などなど…。ちょっと私たちの常識からみると「やばい」国がゴロゴロ存在している。

そんな、国の人間にとっては疑問にも思わない当たり前の状況を、旅人のキノが、何か変えるのかと思いきや、何もしない。いや、「何もできない」。

たまにどうしようもなく無力であることを感じながらも、一人(と一台)で旅を続けるキノが、ちょっぴり切ない。


宇宙よりも遠い場所

「ねぇ報瀬ちゃん…連れてきてくれて、ありがとう。」

「私は南極に行く。」一人の女子高校生の夢と意地が、主人公・玉木マリの踏み出せなかった一歩を踏み出させる。


親の庇護下、ルールを破ってみることとか、自分で考えて一人で何か始めることだとか、大人になっては「小さなこと」が子供の頃は「ちょっと怖い・不安なこと」だったということを思い出します。

最初は「ほんとにそんなことできるのかな…。」と内心懐疑的だった4人が、無謀と言われ馬鹿にされながらも「無謀」を「現実」に少しずつ変えていく。「選んだんだよ!私たち!」「四人で行く!南極へ!」と一つの目標に目を輝かせて邁進していく姿がとても眩しくて、思わず涙が零れました。


「特殊能力で戦う」アニメ3選


やっぱり特殊能力で戦うのは夢がある。

特殊能力を持つことに苦悩したり、苦悩しなかったり、好きかって暴れたり、いやに現実的だったり…。特殊能力系作品はみんな違ってみんないい。その中で、おすすめの3作品をご紹介。



グレイプニル

「百歩譲って変身はいいとして…なんで着ぐるみ!?なんで犬!?」

優柔不断で気弱な少年「加賀谷修一」は、気が付いたら犬の着ぐるみに変身する能力を手に入れていた。変身した姿をヒロイン・クレアに目撃され物語は動き出す。

「姉を探してるの。あんたと同じバケモノ。父と母を殺して失踪した。協力しなさい。」


人が着ぐるみに変身して、誰かが中に入って戦う、っていう設定が好みでした。

クレアは非道な行いを「生き残る手段」として迷いなく選択できるような女の子。

そんなクレアの「人の死を厭わない残忍な性格」に最初は反発していた主人公も、共に命を懸けて戦っていくうちにパートナーとして「同じ罪を背負う」決意をするのがすごくいい。地獄を歩くパートナーって感じで二人の関係が好きです。


DARKER THAN BLACK -黒の契約者-

「お前らほどこの仕事に向いてる奴らはいねぇだろうよ。なにしろ罪の意識ってもんがねぇんだからな。」

世界に「未知の領域」が出現し、「空」が消え、「契約者」と呼ばれる特殊能力を付与された人間が現れる。「契約者」は人間らしい感情を失い、契約対価として「特定の行動」を行う。そんな彼らを利用して、「未知の領域」に関する情報を得ようと、各国の諜報機関が東京にエージェントを送り込む。


主人公はそんなエージェントの一人。

個人的に好きなポイントは主人公・黒の二重生活。

表では気弱そうな中国人留学生。表のキャラで登場するキャラと親交を深め、裏で冷静沈着な契約者として戦うギャップが良い。

特殊能力で戦う話だが、滾るような熱さはなく「感情を持たない契約者が合理的に行動し、戦闘を行う」という淡々とした独特な雰囲気が面白い。

物語は全体を通して謎が多く、少し切ない。


モブサイコ100

「いや、超能力あってもモテないですよ。」

主人公・影山茂夫、通称『モブ』は、おかっぱ頭で大人しく目立たない中学2年生。でも彼には一つだけ他の人とは違うものを持っていた。それは、超能力。


絵柄がかなり独特。でも戦闘シーンすごくかっこいい。いや、ほんとにかっこいい。脱力系ギャグと俺TUEEEEEが合わさってなんか素敵に見える。そんなアニメ。

モブのバイト先の自称霊能者・霊幻新隆(れいげん あらたか)とモブの関係性も凄くいい。詐欺師でテキトーな大人なのに、モブの保護者もしっかり(?)やってて、そんな霊幻を(たぶん)信頼してるモブ、そんな二人の関係がなんだかほっこりする。


「とにかく熱い」アニメ2選


理不尽も不条理も無理も、情熱と根性と意地でぶっ飛ばす。そんなアニメ。

ミリタリー系とか、ダークファンタジー系とか、人間関係・組織関係ごちゃごちゃな作品に疲れたら、こんな拳でぶん殴るような爽快アニメで一息どうでしょう。



キルラキル

dアニメストア_キルラキル

「会長…あんた今こいつを見て驚いたな。見覚えがあるんじゃないか、この片太刀バサミを…!」

着た者に驚異的な戦闘能力を与える「極制服」。主人公・纏流子が転校してきた「本能字学園」では、この極制服による力を使って生徒会長・鬼龍院皐月が学園で圧制を行っていた。

因みに、主人公の極制服、なんと喋ります。


熱い。昭和の香り漂うコミカルな描写がスゴイ。ノリとテンションだけで物語がグングン進んでく感がスゴイ。

女性の変身ヒーローお馴染みのちょっと(?)した露出とかがあるけど、ノリが灼熱だから、裸体が出ても「スケベ」感が軽減されてる気がする…不思議な気持ちになる作品。


スクライド

dアニメストア_スクライド

「やれることがあるなら行動なさい!あなたは選んだ。違いますか!」

「お前は今、泣いていい。」

「意地があんだよ、男の子にはなぁ!!」

「ロストグラウンド」という大規模な隆起現象によって生まれた大地。そこに、「アルター」と呼ばれる特殊能力を持つ人間が現れた。

そんなロストグラウンドの崩壊地区でなんでも屋をするアルター使いの少年・カズマ。ロストグラウンドの治安部隊「HOLY」の隊員・劉鳳。この二人を中心に物語は動き出す。


喧嘩するほど仲がいいってこういうこと。ライバルだったり、手を組んだり、同じ敵に立ち向かったり…殴り合う二人の間には、たしかな信頼があるんだなって感じる。

男同士の戦いと意地と喧嘩、昔ながらのラブロマンス。今見返すとかなり「クサイ」と思う場面も多いが、でもそれがいい。


「残酷!」「シビア!」でもそれが良い作品3選


残酷だが、現実ってこんなもんよね…人と分かりあうって…、となる作品。

今回ピックアップした3作品は「単純なグロ」というよりも、「精神的にくる残酷さ」がメインの作品を取り上げてます。



メイドインアビス

dアニメストア_メイドインアビス

「あれらは人間としての運用はしておりませんので。」

『アビス』そう呼ばれる大穴があった。呪い(祝福)渦巻くその大穴の底を見た者は、まだ誰もいない。

主人公の少女「リコ」と、記憶を失った少年型のロボット「レグ」。その二人が「潜ったら帰れないかもしれない」人類最後の秘境と言われる大穴『アビス』に挑む、紛れもないダークファンタジー。


かわいいケモミミとサイコパスと猟奇的表現が大渋滞の度し難い作品。

『アビス』に生息する原生生物の脅威もさることながら、「アビスに挑む先人」がかなりサイコで心を抉られる。

そんな環境で、まだ幼くか弱い主人公たちが、知識と知恵・アビス特有の環境を活かして、過酷な場面を乗り越えていく姿にハラハラドキドキします。

死が間近のアビスの中で、出会いと別れを繰り返しながらどう成長していくのか、最後まで目を離せない作品です。


機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

「…ま、いいか。こいつは、死んでいいやつだから。」

火星の民間軍事企業で消耗品のように扱われてた少年兵が、宇宙ネズミ・宇宙デブリ(ゴミ)と蔑まれた子供たちが、人並みの生活を夢見て自分たちの居場所を手に入れるため戦った。それだけだった。でも世界が、情勢が、大人がそれを許さない。

行き止まりだった彼らの人生が、『革命の乙女』クーデリアの護衛の任務を受けたことで動き出す。


虐殺、人身売買、奴隷、人体実験、男娼、差別、同性愛、ペドフィリア…いろんな物が詰め込まれた闇深い作品。とりあえず言えることは、「日曜の夕方5時に放送していいアニメじゃない…」ということ。作品の最後まで、子供が大人の事情で消費されていく様が、もう、心を抉られる。


Fate/zero

dアニメストア_Fate/zero

「恐怖というものには鮮度があります。」

聖杯戦争。それは願いを叶える願望器・聖杯をめぐり、七人の魔術師が、過去の英雄をサーヴァント(使い魔)として召喚し、最後の一騎になるまで争う。そして勝者は、全ての願望を叶える権利が与えらえる。


英雄同士の手に汗握る熱い戦いが繰り広げられる…のかと思いきやなにやら様子がおかしい。

仲間同士の不和、同盟者の裏切り、子供を狙った誘拐・殺人・拷問…。英雄同士が気持ちよく戦える場面は少なく、各々が好き勝手動き、足を引っ張り合い、泥沼化していく人間模様…。人間関係で一番救いようのない不和は「意見がぶつからない」ことなんだと、まざまざと見せつけられる作品。


「異世界転移・転生」3選


もはや定番。詳しい説明がなくとも大体入りが一緒。

だからこそ、作品の良し悪しが顕著に現れるジャンルではないでしょうか。

そんな中からオススメの3作品をご紹介。



ドリフターズ

dアニメストア_ドリフターズ

「んなもん簡単な事よ。俺たちが国を奪れば良いのだ。」

「島津豊久」「織田信長」「那須与一」その他、歴史の偉人たちが異世界で大暴れ。

井戸に糞を投げろ、麦畑を燃やせ、敵の死体は土と糞とよく混ぜ合わせ火薬に転生させろ。

「廃棄物」と呼ばれる敵のカウンターとして召喚された「漂流者(ドリフターズ)」。時代も国も生き方も何もかも違う彼らが集まり戦う異世界ファンタジー。そして異世界原住民はこうこぼす。「ニホンのサムライあたまおかしい…。」


物語序盤から既に「廃棄物」軍が国に攻め入ってるのに、「漂流者」は皆バラバラでこれから探し出してまとめないといけない、という切羽詰まった状況。

そんな状況の中「人類をまとめるにはどうすればいい?」という問いに対して、織田信長は「俺らが国を奪る」と回答。さすがですね信長公。

織田信長たちが国を奪ってまとめるのが先か、「廃棄物」が人類を滅ぼすのが先か、これからどうなるのか楽しみな作品です。


無職転生~異世界行ったら本気だす

dアニメストア_無職転生

前世で無職の引きこもりだった主人公が「次の人生では頑張る」と決意して異世界に転生。魔法の才能があったので、嬉々として訓練に勤しんでいたが…。

主人公の順風満帆な人生が始まるかと思いきや、秘境に飛ばされ突然サバイバルが始まってしまう。


個人的に「幼女戦記」に並ぶタイトル詐欺のWeb小説産作品と思っています。

分類的には俺TUEEEEEになるのかもしれないが、結構ハードでシビアなので、あまり気にならない。「シビア」と「俺TUEEEEE」がちょうどいいバランスの作品で、重すぎず暗すぎず、シリアスはちゃんとシリアスという感じ。

それから、どんな関係であろうと「人が人に嫉妬する」というリアルさが心に刺さる。


乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

ちょっとおバカな逆ハー系異世界転生もの。もうタイトルが全てを物語っている。


「ヒロインをいじめて最終的に殺される悪役」の立場になってしまった主人公が、自分が殺される運命を回避するためにあれこれする作品。

色々ツッコミ所満載だし、コテコテの逆ハーレム物でご都合主義も満載なのだが、「乙女ゲー」という題材なのでこれが正解。

主人公がどんなおかしな行動をしても「好転」するので、シリアスや重い話に疲れた時に安心して見れる作品。絶対に主人公が勝つって分かってる作品は、安心できて良いですよね。


「弾丸と火薬とヒューマンドラマ」2選


特殊能力も、ファンタジーも、祈りだけでどうにかなるようなご都合主義もない。

でもミリタリー系やガンアクション系の面白さって、そういうところではないでしょうか。



パンプキンシザーズ

「やがて失うものに意味がないのなら、あなたの命もまた無意味でしょう。」

戦争終結後、ランデル・オードランドは非公式部隊だった故に、軍に復帰できずにいた。

戦災復興の専門部隊、陸軍情報部第3課(パンプキン・シザーズ)。お遊び部隊と蔑まれる3課にランデル・オーランド伍長が配属されてから、3課は様々な問題に巻き込まれていくことになる。


ランデルは拳銃一つで生身で戦車に突撃するし、ヒロインは貴族のウザキャラかと思いきや男前だし、国は人間に『寄生虫』埋め込んで生身の兵士を戦車に突撃させるし…。登場人物は大体「やべぇやつ」か男前(なお性別問わず)。

命を懸けて戦う人間独特の考え方に惚れる作品です。


ガンスリンガーガール

「殺しのための義体を、普通の女の子として扱っても、不幸なだけだ。」

障がい者の子供を機械の体に改造し、薬漬けにして洗脳し、戦わせる。薬によって過去の記憶をなくし、銃を握る少女たちにとって、パートナーの担当官のために敵を殺すことは「幸福」なことだった。


過剰な洗脳や体罰を反対する担当官、少女を道具として割り切り洗脳の繰り返しも厭わない担当官、堅物で少女との接し方を悩む担当官…それぞれの少女と担当官の関係を描く作品。

彼女たちに幸せになってほしいと思ってしまうが、彼女たちからしたら「今が幸せ」なのだから余計なお世話なんだろう…でも幸せになって…と考えがループして心がしんどくなる。「君が幸せならそれでいい」とは簡単に言えない作品。


一度は見たい・見返したい懐かしい作品3選


今見返すと面白い昔の作品。

大人になって理解できるギャグとか、大人になったからこそ染みるセリフとか…時間が経ってから見返すと面白いのが、子供の時分に見たアニメですよね。



ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー

 「コンボイ?イボンコか!?」

「ぐあぁぁぁ…だめだ…ッまじめにやれ…ッ」

機械生命体・トランスフォーマー。

トランスフォーマーが生きる上で必要なエネルギー・エネルゴン。

「サイバトロン」と「デストロン」二つの陣営が、そのエネルゴンをかけて戦う。


伝説の声優無法地帯アニメ。

もともと日本の作品だったトランスフォーマー。こちらはカナダで制作され、それが輸入されてきた作品…つまり逆輸入作品。本来はガチガチの暗いシリアス物らしいが、声優たちのアドリブが激しすぎて(シナリオ通り進むが)見る影もない。

一応、一作品目は真面目な場面とおふざけ場面のバランスが取れていた(?)が、続編からどんどん箍が外れていく。もう原型が分からない。


金色のガッシュベル!!

金色のガッシュベル!!

「私は、必ずこの戦いに勝ち残る。そして、優しい王様になる。」

人間界を舞台に千年に一度行われる、次の魔界の王を決める戦い。その戦いで、魔物の子は自分の『本』を持ち、その本が読める人間とパートナー関係を結び、共に戦わなくてはならない。


バトル・友情・涙・感動・笑い、全て詰め込んでなお、ストーリーとしてしっかりまとまった作品。ギャグキャラですら感動を誘う。筆者はウマゴンが好き。

大人になって観ると、涙腺緩む場面多々ある。


電脳コイル

眼鏡型コンピューター「電脳メガネ」が普及した近未来の日本が舞台。主人公・ヤサコが不思議な少女と出会い、電脳世界とメガネによって起こる不可思議な現象や事件に巻き込まれていく。


トラウマアニメは何?と聞かれたときに候補に挙がるのがこの作品。

同じくトラウマ製造機「なるたる」のような分かりやすいヤバさはなく、理解できない「謎」が影からじわじわと迫ってくる恐怖感がある。子供の頃に見たことがあるならもう一度見たくなる作品であることは間違いない。昔とは違った視点で見れるかも。


【番外】不幸にも埋もれてしまった佳作


私は結構好きだけど、知ってる人が周りにほとんどいない作品。

この機会にぜひ知ってほしい。



ゼーガペイン

ゼーガペイン

「消されるな、この想い 

忘れるな、我が痛み」

主人公・キョウは謎の少女・シズノに導かれて、異世界で巨大ロボット「ゼーガペイン・アルティール」に乗り敵を倒していく。しかし、現実と異世界を行き来し戦う中、キョウは徐々に疑問を抱いていく…。


あまり認知度は高くないのが残念でならない、質のいいSFアニメ。

1話からずーっと不穏爆弾を溜めて溜めて…6話で爆発して、キャッチコピーの「消されるな、この想い。忘れるな、我が痛み。」にああああああ!となる。それと同時に主人公の感じる「虚しさ」が痛いほど分かって凄くつらい。

でも、痛みを乗り越えて、今と向き合って、未来を目指す主人公や他のキャラの姿に胸が熱くなる。

ロボット好きとか関係なくおすすめしたい作品。


まとめ

見たい作品は見つかりましたか?

人を選ぶような作品や、マイナーかもしれない作品もピックアップしたので、dアニメ既存ユーザーさんにも、まだ見てない作品が見つかれば幸いです。

登録がまだの方は、こちらから登録が出来ます。


※本ページの情報は2021年3月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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オっさん

火薬とファンタジーと筋肉が好き。趣味はボディメイク。ポケットに無限大な夢を詰め込んで冒険に出かけたい人生だった。アウトラインギリギリをアクロバティックに疾走したい。

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