映画『アナと雪の女王2』基本情報
『アナと雪の女王2』作品概要 |
公開年 | 2019年11月22日 |
監督 | クリス・バック、ジェニファー・リー |
興行収入 | 約14億5,000万ドル(日本:133億6,000万円) |
上映時間 | 103分 |
主題歌 | 『イントゥ・ジ・アンノウン〜心のままに』 |
キャスト(声優・吹替) | イディナ・メンゼル(松たか子) クリステン・ベル(神田沙也加) ジョナサン・グロフ(原慎一郎) ジョシュ・ギャッド(武内駿輔) エヴァン・レイチェル・ウッド(吉田羊) |
映画『アナと雪の女王2』は、「ありのままで」「レリゴー」などのフレーズで一世を風靡した大ヒット映画「アナ雪」の続編として、2019年11月22日に公開されたディズニーによるミュージカル・ファンタジー作品です。
「なぜ、エルサに力は与えられたのか―。」というキャッチコピーで、前作ではアナを主人公とした物語であったのに対し、本作ではエルサが主人公として描かれています。
本作の興行収入は、アニメーション映画において歴代1位だった『アナと雪の女王』の約12億8000万ドルを上回る約14億5000万ドルを記録。シリーズで1位と2位を独占する異例のヒットシリーズとなっています。
クリス・バックとジェニファー・リーが監督を続投したほか、声優陣もイディナ・メンゼルやクリステン・ベルなどが引き続き担当。「レット・イット・ゴー」を手掛けたロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻も再び本作の音楽を制作しました。
日本語吹き替えキャストには、新たにイドゥナ王妃役として女優の吉田羊さんが加わったほか、オラフ役をピエール瀧さんに代わり声優の武内駿輔さんが参加しています。
「人気作品の続編はコケる」なんていうジンクスを歯牙にもかけない、圧倒的な結果を叩き出したディズニー最高傑作の1つである『アナと雪の女王2』。
まだ見ていない方はもちろんのこと、見たことがあるという方もぜひこの機会に見てみてください!
『アナと雪の女王2』のあらすじ(ネタバレなし)
エルサはなぜ、その力を与えられたのか?――かつて、真実の愛によって姉妹の絆を取り戻したエルサとアナ。
3年の歳月が過ぎ、アレンデール王国の女王となったエルサは、アナ、クリストフ、そしてオラフと共に幸せな日々を過ごしていた。だが、エルサにしか聞こえない不思議な“歌声”に導かれ、姉妹はクリストフとオラフを伴い、アレンデール王国を離れて未知なる世界へ。
それは、エルサの“魔法の力”の秘密を解き明かす、驚くべき旅の始まりだった…。
映画『アナと雪の女王2』の舞台は前作から3年後。アレンデール王国の女王となったエルサとその妹のアナは、クリストフやオラフたちと共に平穏な日々を過ごしていました。
しかし、ある時からエルサにだけ不思議な歌声が聞こえるようになります。その声に導かれるように、エルサはアナやクリストフ、オラフを連れてアレンデール王国の外へと旅に出ることに……。
前作で明かされなかった「なぜエルサは魔法の力が使えるのか?」「エルサとアナの両親はどうして死んでしまったのか」などといった謎が、本作で解明されていくことになります。
「アナ雪」「アナ雪2」は、前編と後編のような感じで2作品で1つの作品といっても過言ではありません。なので、前作を見てから本作を視聴するとより楽しむことができますよ!
『アナと雪の女王2』の登場キャラクター
映画『アナと雪の女王2』の主要登場キャラクターをご紹介していきます。
エルサ(CV:イディナ・メンゼル/松たか子)
アレンデール王国の女王。生まれながらにして雪や氷を生み出す魔法の力を持っている。落ち着いた性格で、何事も慎重に考えてから行動するタイプ。
自分にしか聞こえない謎の歌声に導かれ、魔法の力を解放するとアレデール王国に異変が起きてしまう。国を救うために魔法の森に向かうが、そこで両親の死の真相と自身の使命について知ることになり……。
アナ(CV:クリステン・ベル/神田沙也加)
アレンデール王国第2王女であり、エルサの妹。好奇心旺盛で活発な性格。エルサのことが大好き。恋人のクリストフを心から愛している。
1人で問題を抱え込もうとするエルサが気がかりで、王国の危機を救うため共に旅をすることを決める。
オラフ(CV:ジョシュ・ギャッド/武内駿輔)
エルサの魔法によって生まれた喋る雪だるま。幼い頃にアナとエルサで作った雪だるまが元になっている。なぜか夏に対する憧れが強い。
本作では文字を覚えたことで以前よりも知識が増えており、事情を知らない人々にあらゆる事情を説明することができるようになった。
クリストフ・ビョルグマン(CV:ジョナサン・グロフ/原慎一郎)
アナの恋人。力強く義理堅い性格で頼りになる男。相棒のトナカイ・スヴェンといつも行動をともにしている。
アナにプロポーズしたいと考えているが、アナはエルサのことが心配で変化を恐れており、気持ちが噛み合わない。
プロポーズの練習をしていたために、予定より早く旅に出たエルサとアナに置いてけぼりにされてしまった。
スヴェン
クリストフの忠実な相棒。ニンジンが好物。喋ることはできないが、人間の言葉を理解することはできる。スヴェンの気持ちをクリストフが代弁することが度々ある。
イドゥナ王妃(CV:エヴァン・レイチェル・ウッド/吉田羊)
エルサとアナの母親。前作では航海中の事故で亡くなったとされている。
アグナル国王(CV:アルフレッド・モリーナ/前田一世)
アレンデール王国の国王で、エルサとアナの父親。イドゥナと同様に、航海中の事故でなくなったとされている。
ルナード国王(CV:ジェレミー・シスト/吉見一豊)
アグナル国王の父親で、エルサとアナの祖父。すでに亡くなっているため回想シーンのみの登場。アレンデール王国とノーサルドラの民との争いにおいて命を落とした。
映画『アナと雪の女王2』が配信されている動画配信サービス一覧
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映画『アナと雪の女王2』配信状況 |
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【ネタバレ】『アナと雪の女王2』のあらすじをラストまでわかりやすく解説
ここからは映画『アナと雪の女王2』のあらすじを、ネタバレを含みつつ簡単にラストまで解説していきます。
※ストーリーの重要なネタバレがあるので、作品を未鑑賞の方はご注意ください!
10秒で分かる映画『アナと雪の女王2』のネタバレあらすじ |
【起】エルサが不思議な歌声に魔法で応えると、アレンデール王国に異変が起こる。 【承】王国を救うため、そして歌声の正体を突きとめるために“魔法の森”に旅立つ。 【転】かつて祖父が犯した悪事を知り、エルサは凍ってしまう。 【結】アナは祖父の罪を改め、歴史を正すためにダムを破壊。エルサの氷は溶けた。 |
物語は、幼い頃のエルサとアナが父・アグナルから“魔法の森”の話を聞かされるところから始まります。
アグナルは子供の頃に、父親であるルナード国王とともに“魔法の森”を訪ねました。“魔法の森”には精霊の力を借りて生活するノーサルドラの民が暮らしており、ルナード国王はアレンデール王国とノーサルドラの友好を望んでいたそうです。
ルナード国王は友好の証としてダムを建設します。そのダムの完成式典に参加するために、アグナルはルナード国王やアレンデール王国の兵士たちとともに“魔法の森”を訪ねたのでした。
しかし、事態は急変します。式典の日に突如として、ノーサルドラの民が攻撃を仕掛けてきたのです。戦いによってルナード国王は命を落とします。アグナルも致命傷を負いますが、何者かによって助けられ、国に帰ることができました。
それ以降、争いに怒った精霊たちによって“魔法の森”は深い霧に覆われてしまい、誰も出ることも入ることもできなくなってしまうのでした……。
それから時は経ち、アレンデール国の女王となったエルサは、アナやオラフ、クリストフ、スヴェンとともに平穏な日々を過ごしていました。
そんなある日、エルサは自分にしか聞こえない謎の歌声を聞きます。そして、その歌声にエルサが魔法で応えると、アレンデール王国に異変が起きてしまいました。王国からは火と水が消え、風が吹き荒れ、大地が揺れます。
エルサは人々を高台に避難させると、謎の声の正体を突きとめ、王国を救うために“魔法の森”を目指して旅立つことにしました。アナとオラフ、クリストフ、スヴェンも一緒です。
“魔法の森”にたどり着いたエルサたちは、今なお森に閉じ込められていたアレンデールの兵士たちと、彼らと争うノーサルドラの民に出会います。そこでエルサとアナは、かつて致命傷を負ったアグナルを助けたのが、母・イドゥナであること、そしてイドゥナがノーサルドラの民であったことを知りました。
それからエルサとアナは、声に導かれさらに北を目指します。隠れてプロポーズの練習をしていたクリストフとスヴェンは置いてけぼりにされてしまいました。
北へ向かう途中、エルサとアナは両親が乗っていたとされる船を発見します。船の中にあった地図から、両親は荒れ狂う海域ダークシーのさらに北にあるアートハランを目指していたことが分かりました。
両親はエルサが魔法を持って生まれてきた理由を調べるためにアートハランを目指していたのです。
自分のせいで両親が死んだと思い悩んだエルサは、1人でアートハランを目指すことを決め、アナとオラフを無理やり氷のボートに乗せて帰してしまいます。
やがてアートハランにたどり着いたエルサは、そこで祖父・ルナード国王の愚行を知りました。ルナード国王は初めからノーサルドラの民と友好を結ぶつもりはなく、ダムを建設したのも精霊の力を弱めるためだったのです。
過去の真実を知ったエルサは、身体がだんだんと凍っていってしまいます。完全に凍る前に、魔法を使って真実をアナに伝えようとしました。
一方、アナはオラフとともに洞窟をさまよっていました。そこでエルサからの魔法のメッセージを受け取ったアナは、ダムを壊すことで精霊たちの怒りを鎮めることを決意します。
その矢先、エルサが凍ってしまい魔法の力が弱まったオラフは、存在を保てなくなってしまいました。それによってアナはエルサの身に異変が起きたことを悟ります。
エルサとオラフ、愛する2人を失い落ち込むアナでしたが、ダムを破壊するために立ち上がりました。
アナは駆けつけたクリストフと協力し、地の精霊・アースジャイアントの力を利用して、ダムを破壊することに成功します。
ダムが壊れたことで大量の水がアレンデール王国に流れ込もうとしているところに、氷が溶けたエルサが駆けつけて押し寄せる水から国を守りました。
精霊たちの怒りは静まり、“魔法の森”の霧も晴れます。エルサの力によってオラフは蘇り、クリストフはアナへのプロポーズを成功させました。
氷の精霊となったエルサは“魔法の森”でノーサルドラの民と共に生きることを選び、アナがアレンデールの女王となったのでした。
「アナ雪2」のストーリーをネタバレ考察
ここからは映画『アナと雪の女王2』を鑑賞した方が気になるであろうポイントをいくつかピックアップして考察していきたいと思います。
なお、どれも作中で明確に答えが示されているわけではないため、あくまで筆者の考察となります。
エルサが凍ったのはなぜ?精霊が関係している
アートハランにたどり着いたエルサは、祖父・ルナード国王が過去に犯した過ちを知った直後に凍ってしまいました。このシーンでエルサが凍ってしまったのはなぜなのか、疑問を持った方も多いのではないでしょうか?
作中でエルサが凍ってしまった理由は明かされていません。しかし、エルサの精霊としての力が暴走してしまったからなのではないかと考えられます。
エルサやアナが“魔法の森”に入った時、火の精霊や風の精霊は我を失いエルサたちを襲ってきました。水の精霊もまた、アートハランを目指すエルサを水中に引きずり込もうとしています。
精霊たちは人間たちへの怒りで我を失い、力が暴走していました。これと同じことがエルサにも起きたのではないかと考えられます。
エルサに聞こえる声の正体は母イドゥナのもの?実は両親は生きてる?
エルサにだけ聞こえる不思議な歌声の正体は母・イドゥナのものでした。
しかし、イドゥナはアグナルとともにエルサの魔法の力の謎を解明するためにアートハランを目指す航海中の事故ですでに亡くなっています。では、なぜイドゥナの声が聞こえたのでしょうか。
それは、エルサに聞こえていたのは正確にはイドゥナの声ではなく、“イドゥナの記憶の声”だったからです。
つまり、声の正体は“イドゥナの記憶の声”であり、エルサを呼んでいたのは“イドゥナの記憶の声”を利用した別の誰かということになります。
では、いったい誰がエルサをアートハランに導いたのでしょうか。
エルサがアートハランに導かれたのには理由がありました。それは、ルナード国王が作ったダムにまつわる真実を知ってもらい、過ちの象徴となってしまったダムを破壊してもらうためです。
そして、人間と自然界を繋ぐ架け橋となる“第5の精霊”としての役割を与えられていたエルサが選ばれたのです。
つまり、エルサをアートハランに呼んだのは、エルサが“第5の精霊”であることを知っていた者となります。それは誰なのかというと、作中で「“第5の精霊”について知っているのはアートハランだけ」と語られていることから、他ならぬアートハランだったのではないでしょうか。
まとめると、精霊たちの怒りを鎮めるためにダムを破壊して歴史を正したかったアートハランは、“イドゥナの記憶の声”を利用して、“第5の精霊”であるエルサを呼んでいたのです。
エルサは人間じゃない?なぜ力を与えられたのか
エルサは“第5の精霊”となったことで人間じゃなくなったのか、それとも元々人間ではなかったのかといった議論がネット上で交わされています。筆者は「生まれたときから人間でもあり、精霊でもある」と考えました。
生まれたときから氷の魔法が使えたことから、アートハランにたどり着いたことで精霊になったのではなく、エルサが元々精霊であったことは確かです。
ではエルサは人間じゃないのかというと、それも違うと思います。
“第5の精霊”は「人間と自然界を繋ぐ架け橋となる」という、他の4つの精霊にはない役割を持っていました。そのため、人間でありながら精霊でもある必要があったのでしょう。
そして、その“第5の精霊”に選ばれたのがエルサでした。
イドゥナが敵であるアグナルを助けたことに関心したアートハランが、後に精霊たちの怒りを鎮め人間と自然界を繋ぐ役割を、イドゥナの娘に与えたのだと考えられます。
「アナ雪2」はひどい?かわいそう?口コミ・感想をまとめてみた
「アナ雪2」の感想を調べたところ、もっとも多かった意見が「エルサがかわいそう」というものでした。
アナたちと離れ、“第5の精霊”として“魔法の森”で生きていくことになるラストに対し、そうした意見が生まれたのだと思います。
一方で、真の意味で“ありのまま”に生きることができるようになったのだからハッピーエンドであるという意見もありました。
筆者も本作の終わり方は、とても現代的で好感の持てるものだと感じました。何をもってして幸せとするのか、多様化する幸福の在り方を示す近年のディズニーらしいラストだったと言えるのではないでしょうか。
シリーズ続編「アナ雪3」が制作決定!
2023年2月8日に行われたウォルト・ディズニー・カンパニーの投資家向けの収支報告会にて、CEOであるボブ・アイガー氏から「アナ雪3」の製作が発表されました。
現段階では、物語のあらすじや公開時期などは未定のようです。
人気シリーズ続編の製作決定に大きな盛り上がりを見せるSNS上では、2021年に亡くなった神田沙也加さんの代わりに、アナの日本語吹き替え版のキャストが誰になるのかが注目を集めています。
いずれにしろまだ製作が決定した段階なので、公開されるのは何年か先になるでしょう。「詳細は間もなく発表します」とアイガー氏も言っているので、続報を待ちましょう!
まとめ:映画『アナと雪の女王2』ネタバレあらすじ解説
今回は映画『アナと雪の女王2』についてあらすじを解説するとともに、ネタバレを含む考察などをお伝えしました。
1作目の記録的なヒットから3年ぶりとなる2019年に公開された『アナと雪の女王2』は、さらに迫力を増したCGアニメーションや、書き下ろしの新曲によるミュージカルシーン、賛否を分けるラストが話題を呼んだ作品です。
1作目、2作目ともに鑑賞した筆者としては、まるで2つの作品がそれぞれ前編・後編となっており、通して1つ物語のように感じました。
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ディズニープラスでは、映画本編のほかに短編アニメーション『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』『アナと雪の女王/家族の思い出』や、オリジナルアニメ『オラフが贈る物語』が見放題で配信中です!
シリーズ新作の製作が決定した今こそ、「アナ雪」シリーズ作品を鑑賞してみてください!