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X-MEN(エックスメン)の視聴順番は?関連作品やスピンオフ作品も大解説!

クマミ

更新日:2022-11-2

<プロモーション>

様々な異能力を持った個性的なキャラクターが活躍する人気アメコミ映画、X-MEN。

 

多くの作品がある人気シリーズですが、そういった長寿ものこそなにから見始めたらいいかわからないもの…。

 

そこで今回はX-MENシリーズの視聴順番をいくつか紹介!

「どこから見たらいいかわからない…」

「全部見ないと話の流れってわからないもの…?」

「公開順と時系列順って違いがあるの?」

などの疑問やお悩みを解決できるような記事になっています。

 

X-MENを見始めたい方必見、見る前に情報をクリアにして思う存分作品を楽しみましょう!

 

【配信】X-MENシリーズを見るなら月額990円で見放題のディズニープラス!

 

X-MENシリーズを視聴したい方にオススメな動画配信サービスは、月額990円(税込み)で利用できるディズニープラス

 

ディズニー作品が見れるイメージが強いディズニープラスですが、以降紹介するX-MEN関連映画全13作品とスピンオフドラマシリーズが全て見放題で視聴可能です。

 

現在、他動画配信サービスでは、有料課金作品となってしまっているX-MENシリーズ作品。

シリーズを気になっている方が一番お得に視聴できるのは間違いなくディズニープラスでしょう。

 

X-MEN作品以外にもここでしか配信されていないディズニー作品の視聴もできて、楽しみ方盛りだくさん!

下記記事では、ディズニープラスについて詳しく解説していますので良ければこちらもチェック!

 

気になった方は、ぜひ登録してみてくださいね!

 

 

【全作品視聴】X-MEN(エックスメン)シリーズの視聴順番

 

X-MENのシリーズ作品はスピンオフ作品を含めると現在13作品が公開済み。

 

こちらの作品を全て視聴する場合、

・公開順

・時系列順

の2パターンが考えられます。

 

それぞれの視聴順番と特徴を以下で解説していきます!

公開順

 

X-MENの全ての作品を視聴したい場合、まず考えられるのが公開順です。

これまで公開されてきたX-MENシリーズを文字通り公開順に見ていく順番で、一番オーソドックスな見方となっています。

 

特にこだわりがないのであれば、こちらの視聴順番が無難でオススメ。

 

公開順で見た場合は初期の三部作以降、新シリーズやスピンオフ作品が混在する順番になっており、直接的にストーリーが繋がっていない場合もある視聴順番となっています。

X-MEN公開順の視聴順番(日本公開年)

1. X-メン(2000年)
2. X-MEN2(2003年)
3. X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年)
4. ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年)
5. X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年)
6. ウルヴァリン:SAMURAI(2013年)
7. X-MEN:フューチャー&パスト(2014年)
8. デッドプール(2016年)
9. X-MEN:アポカリプス(2016年)
10. LOGAN/ローガン(2017年)
11. デッドプール2(2018年)
12. X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年)
13. ニュー・ミュータント(2021年)

 

 

時系列順

 

次に紹介するのが、時系列で視聴する順番。

こちらの視聴順番を見た場合、「X-MEN:フューチャー&パスト」という作品で時間軸に改変が起きるということを頭に入れておくことが重要です。

 

フューチャー&パストでは、過去へタイムスリップし未来を変える展開が描かれていく作品。

そのため、フューチャー&パスト以降では改変後の過去と改変後の未来の2つの時間軸が生まれることとなります。

 

フューチャー&パスト以降の時間軸を

・分岐パートA⇒改変後の過去

・分岐パートB⇒改変後の未来

とするとした場合、時系列順は以下の視聴順番となります。

 

X-MEN時系列順の視聴順番(作中の主な年代)

1. X-MEN:ファースト・ジェネレーション(1962年)
2. ウルヴァリン:X-MEN ZERO(1979年)
3. X-メン(2002年)
4. X-MEN2(2003年)
5. X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年)
6. ウルヴァリン:SAMURAI(2013年)
7. X-MEN:フューチャー&パスト(2023年と1973年←今作で未来改変)
8. X-MEN:アポカリプス(分岐パートAの1983年)
9. X-MEN:ダーク・フェニックス(分岐パートAの1992年)
10. LOGAN/ローガン(分岐パートBの2029年)

 

このように時系列順で見た場合、時系列が2つになることを抑えておくとフューチャー&パスト以降どの作品がどの時系列か把握しやすく、スムーズに理解できるので覚えておきましょう。

 

 

【どれから見るべき?】シリーズごとの視聴順番

 

X-MENはスピンオフ作品などを含めて様々なシリーズが展開されている作品。

ここからはそれぞれのシリーズがどのような作風なのか、どういった物語が進行していくのかを主軸に紹介していきます。

 

「全作品をいきなり見るのは作品数も多いし、ちょっとハードルが高い…」

そう思う方は、気になるシリーズから視聴していってもOKです!

 

オリジナル三部作

 

オリジナル三部作は2000年公開の「X-メン(今作のみメンがカタカナ表記)」からスタートした三部作。

長く続くX-MENシリーズの初実写映画作品シリーズとなっています。

 

オリジナル三部作の視聴順番

1. X-メン
2. X-MEN2
3. X-MEN:ファイナル ディシジョン

2000年から始まった今シリーズは昨今のスーパーヒーロー映画の先駆け的な位置づけになっており、それまで流行っていなかったアメコミの実写化に大きく火をつけるヒットシリーズとなりました。

 

 

X-MEN新シリーズ

 

X-MEN新シリーズは、オリジナル三部作後に始まったX-MEN作品。

4作品が公開されたシリーズになります。

 

X-MEN新シリーズの視聴順番

1. X-MEN:ファースト・ジェネレーション
2. X-MEN:フューチャー&パスト
3. X-MEN:アポカリプス
4. X-MEN:ダーク・フェニックス

こちらのシリーズはオリジナル三部作よりも後にスタートした作品になりますが、描かれる時系列はオリジナル以前の1970~1990年代を舞台としており、時系列的には昔のストーリー。

 

オリジナル三部作でX-MENを指揮する司令塔、プロフェッサーXの若かりし頃が描かれ、X-MENに立ちはだかる宿敵マグニートーとの因縁など、これまで明かされていなかった知られざる秘話が展開されていきます。

 

また今作の2作品目「フューチャー&パスト」では、オリジナル三部作のウルヴァリンが過去にタイムスリップするストーリーとなっており、オリジナル三部作のキャラクターと新シリーズのキャラクターが繋がるアツいクロスオーバーも実現。

 

制作されたのも比較的最近のものが多いので、映像技術なども含めてド迫力のアクションが楽しめるシリーズとなっています!

 

 

【スピンオフ】ウルヴァリン三部作+α

 

ウルヴァリン三部作はX-MENでも人気のメインキャラクター、ウルヴァリンに焦点が当たったスピンオフシリーズ。

獰猛で豪快なアクションを繰り広げるウルヴァリンの活躍がたっぷり楽しめる3作品となっています。

 

ウルヴァリン三部作の視聴順番

1. ウルヴァリン:X-MEN ZERO
2. ウルヴァリン:SAMURAI
3. LOGAN/ローガン

 

ウルヴァリンを演じるのは、X-MENシリーズからのお馴染みヒュージャックマン。

2000年に公開された「X-メン」からウルヴァリン三部作の最終作「ローガン」まで実に約17年もの間ウルヴァリンを演じ続けました。

ウルヴァリン三作目の「ローガン」は最終作であることに加え、そういった長年のキャリアの集大成であることを踏まえて鑑賞すると非常に感慨深い作品となっています。

 

そんなウルヴァリン三部作ですが、こちらの作品はウルヴァリンがX-MEN本編に関わっていることもあり本編で起こったストーリーの続きになっていることが特徴。

 

関連している作品と時系列を並べるとこんな感じ。

ウルヴァリン三部作とX-MEN本編の時系列順

●ウルヴァリン:X-MEN ZERO

●X-メン

●X-MEN2

●X-MEN:ファイナル ディシジョン

●ウルヴァリン:SAMURAI

●X-MEN:フューチャー&パスト

●LOGAN/ローガン

ウルヴァリンの雄姿を見たい方は上記の視聴順番もオススメです!

 

 

【スピンオフ】デッドプールシリーズ

 

ウルヴァリンとは別のスピンオフ作品として展開されているデッドプールシリーズ。

こちらは、本編とは関係のない時間軸でデッドプールと呼ばれるミュータントが活躍するシリーズとなっています。

 

第四の壁という能力を持ち、自身が映画の中の人物であることを知っているデッドプールは、唯一無二のクセのあるキャラクター。

戦闘中に鑑賞者に軽快なトークで話しかけてくるメタ的な演出がユニークで人気を博しています。

デッドプールシリーズの視聴順番

1. デッドプール
2. デッドプール2

コメディ色の強いキャラクターであるデッドプールですが、過激なジョークやバイオレンス描写なども多い作風となっているのでヒーロー映画としては初のR-指定作品として公開された異端児的な作品でもあります。

 

本編X-MENへのオマージュや往年の名作映画のパロディネタなどがふんだんに盛り込まれていることもあり、映画好きならクスリとしてしまうこと間違いなし!

 

 

その他単体スピンオフ映画やドラマシリーズなど

 

その他にX-MENの実写化されている映画やドラマシリーズなどもあるので紹介しておきます。

その他のスピンオフ映画作品

●ニューミュータント

その他のスピンオフドラマ作品

●レギオン

●ギフテッド 新世代X-MEN誕生

スピンオフ映画である「ニューミュータント」は、能力のコントロールできないティーンエイジのミュータントたちが隔離された病棟を舞台に繰り広げられるストーリー。

X-MENシリーズでは初のホラーテイストの作品となっている単体映画作品で、能力の制御ができない若者ミュータントによる新たな物語が描かれます。

 

その他にミュータントたちが登場する「レギオン」「ギフテッド」といったドラマシリーズも。

映画シリーズとの直接的関係がある作品ではありませんが、ミュータントに焦点を当てたスピンオフドラマ作品。

どちらも映画シリーズの根底にある能力を授かった者の葛藤が色濃く掘り下げられた、ドラマ性の高い作品ですので、気になった方はこちらの視聴もおすすめです。

 

 

X-MENをややこしくしている別マーベルシリーズや時系列の矛盾について

 

X-MENシリーズは他マーベル映画との関係や作中での時間改変要素など、初心者からしてみれば少々複雑でわかりづらい要素があるシリーズでもあります。

せっかく、見ようという気持ちがあっても「難しそう…」と尻すぼみになってしまってはもったいない!

ここでは、X-MENシリーズを見る上で事前に知っておきたい他アメコミ映画との区別や、作中で起きるタイムラインの分岐について簡単に説明していきます。

 

アベンジャーズなどのマーベル映画シリーズとは権利の関係上別物

 

始めにこれまで紹介してきたX-MENの映画シリーズの原作はアメリカの大手漫画出版社、マーベル・コミックであることを説明します。

マーベル・コミックを日本で例えるならば、人気漫画を多く連載している少年ジャンプのようなもので、X-MEN意外にも人気作品が多数あるコンテンツ。

 

そして、このマーベル・コミックはX-MENの他にアイアンマンやキャプテン・アメリカなどのスーパーヒーロー作品があり、彼らが集結する大ヒット映画「アベンジャーズ」などもX-MENと同じマーベル作品です。

しかし、原作は同じマーベルであってもX-MENシリーズは映画を配給する会社が20世紀FOX、アベンジャーズシリーズの配給はディズニーである違いがあり、この2つは別々のシリーズとして展開されています。

 

現在制作されている他アベンジャーズ作品とX-MENシリーズは以上の理由から、同じ原作元でありながらもつながりのない作品群である前提があることを覚えておいてください!

 

現在のX-MENシリーズは完結済み、次回作はアベンジャーズと合流か?

 

原作がマーベルでありながらも、映画化する上での権利上の関係で他スーパーヒーローたちとのクロスオーバーがないX-MENシリーズ。

しかし、2019年に配給会社の親会社21世紀FOXをディズニーが買収したことでこれまで続いていたシリーズは一旦区切られることとなりました。

 

アベンジャーズシリーズの配給会社であるディズニーが買収したことを考えると、今後制作される新たなX-MENシリーズはアベンジャーズシリーズと合流する可能性があるのではないかとうわさされています。

ディズニー製作となった現状では、これまで2作品を公開しているX-MENの人気スピンオフ作品続編「デッドプール3」とアニメシリーズ「X-MEN’97」が製作されることが決定。

 

今後展開されていくであろう新たな実写シリーズの発表を楽しみに待ちましょう!

 

デッドプールやニューミュータントなどのスピンオフ作品とX-MENのつながり

 

「デッドプール」「ニューミュータント」は、原作X-MENに登場するキャラクターに焦点が当たるスピンオフ映画作品。

 

こちらの作品は、ウルヴァリンなどが登場する映画作品とは別で本筋のX-MEN作品とのストーリーに直接はつながらない作品となっています。

しかし、話の端々ではX-MENの存在や世界観を共有しているようなセリフがあることもあり完全に独立しているようではないように感じられる作品となっています。

 

単体作品としても楽しめるスピンオフ映画でもありながらこれまでのシリーズを見ている人にはわかる粋な演出がある作品たちなので、気になる人は先に本筋のX-MENシリーズを見てから視聴してみましょう!

 

新シリーズ作品「フューチャー&パスト」によってタイムラインが分岐

 

X-MENシリーズで最も視聴順番を複雑にしているのは、新シリーズの2作品目「フューチャー&パスト」で起こる時間改変です。

 

時系列順でも解説しましたが、この作品で起こる時間改変によってX-MENシリーズは「ローガンに続く2023年以降の時間軸」「過去改変によって生まれた1973年以降の新たな過去時間軸」の2軸で進行することになります。

 

視聴する際に覚えておきたいのは、違う時系列で物語が進行していくので主な登場人物が違うことと演じている役者が異なること。

これらを踏まえることで、X-MENシリーズの内容が格段にわかりやすくなります!

 

 

X-MENシリーズに登場する主要メンバーやヴィランを紹介

 

ここからは、X-MENに登場するキャラクターを簡単に解説していきます。

チームメンバーや敵対するヴィランなど様々な能力をもった魅力的なキャラクターが登場するX-MEN。

主なキャラクターの能力や魅力に迫っていきましょう!

 

ウルヴァリン

 

ウルヴァリンは、X-MENを代表する人気キャラクター。

X-MENの中でも登場する機会が多く、メインで描かれるキャラクターとなっています。

 

動物のような鋭い感覚や反射能力を有しているだけではなく、負傷した部位をすぐに回復させるヒーリング・ファクターと呼ばれる能力の持ち主。

そのほかにも、ボーンクローと呼ばれる剃刀のように鋭い爪を出し入れしたり、格闘術や忍術などを身に付けたりしているので、接近戦の達人であることが特徴となっています。

 

ウルヴァリンは礼儀知らずで粗暴な性格に見えますが、友人や親しい仲間を大切にする義侠心も合わせ持っています。

一方、敵へは容赦はなく攻撃を仕掛ける人物なので、MARVEL三大ダークヒーローの1人に数えられることも。

 

隣人が父親に殺される様子を目撃したことのショックや怒りでミュータントとしての能力が覚醒しました。

そのような経歴と年を取らない能力であることから、優しい心を持ちながらも他人を信じずに攻撃的であるという唯一無二のキャラクターとなっています。

 

プロフェッサーX

 

X-MENを組織した創設者にしてテレパス能力を持つキャラクター、チャールズ・エグゼビアのもう一つの名前。

周囲にいる他者の記憶や意識を操作することができる上、特殊装置「セレブロ」を用いることでその能力の範囲を世界中の人々にまで拡げることができるチートな能力者です。

 

能力の使い方によっては世界を破滅に陥れることもできるプロフェッサーXですが、彼自身は不用意に能力を使わない人格者であり、他人を思いやる優しさを持ち合わせています。

ミュータント保護機関「恵まれし子らの学園」は、ミュータントと人類の共存を目標とするプロフェッサーXが運営するX-MENシリーズにおいて重要な場所です。

 

またX-MENに立ちはだかる強大なヴィラン、マグニートーとプロフェッサーXは旧知の仲であり、ミュータントと人類のあり方を考える上での意見の相違によって袂を分かった過去があります。

X-MENシリーズにおいて強すぎる能力や物語の根幹に関わる生い立ちなど、様々な面でカギとなるキャラクターといえるでしょう。

 

サイクロップス

 

X-MENのリーダーを務めている人物。

両目から破壊光線オプティックブラストを発射する能力の持ち主です。

強力な能力ですが、目を開けている間はずっと破壊光線が放出されてしまうため、特殊加工(エルビー)を施したバイザー・サングラスを常に着用しています。

 

オリジナル三部作でサイクロップスを演じているのは、ジェームズ・マースデンです。

ジェームズ・マースデンは、90年代にテレビドラマを中心に活躍していた俳優。

本格的に映画俳優としてスタートしたのは1998年に公開された『洗脳』で、その後は『X-MEN』をはじめとした多くの作品に出演し続けています。

ジェームズ・マースデンの代表作は、『スーパーマン リターンズ』、『魔法にかけられて』、『幸せになるための27のドレス』、『ソニック・ザ・ムービー』といった作品です。

演じている役柄は幅広く、プロ並みの歌唱力を作中で披露する場面もあります。

 

新シリーズでサイクロップスを演じているのは、タイ・シェリダン。

こちらの俳優は現在25歳と比較的若い俳優ながらも、スピルバーグ映画「レディ・プレイヤー1」で主演を務めるなど大作映画で活躍している新進気鋭の俳優となっています。

 

ジーン・グレイ

 

ジーン・グレイは、プロフェッサーXと似たサイコキネシスやテレパシー能力を有する女性キャラクター。

ときには、プロフェッサーXのアシスタントのような役割を担うことも。

 

普段は力を抑えており、本気を出すとそのサイコキネシス能力はプロフェッサーXを上回るほど強力。

しかし、強すぎる能力はジーンを暴走させるため、能力を封じられています。

 

「X-MEN:ダーク・フェニックス」では、そんな暴走した力を持つジーンがメインキャラクターとして登場しています。

ジーン・グレイを演じるソフィー・ターナーは、幼い頃から役者を目指してプレイボックスシアターで演技を学んでいました。

結婚後は活躍する姿が見られていませんが、『ベアリー・リーサル』や『タイム・フリーク』などにも出演していました。

 

ストーム

 

X-MENにおけるリーダーの1人として登場するのがストーム。

ミュータントとしての能力は、気象現象の発生をコントロールすること、高速飛行ができることです。

 

ストームというコードネーム通り、台風を彷彿とさせる能力はかなり強力。

 

ストームを演じているのは、名女優ハル・ベリー。

ハル・ベリーは、女優としてデビューする前から多くのミスコンに出場しており、ミスUSA2位やミス・ワールド6位など数多くの実績を持つ女性です。

女優としての活躍も幅広く、「アカデミー 栄光と悲劇」や「チョコレート」、「007 ダイ・アナザー・デイ」、「キャットウーマン」、「キングスマン:ゴールデン・サークル」、「ジョン・ウィック:パラベラム」など数々の作品に出演しています。

アカデミー主演女優賞やエミー賞主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)受賞などの実績も有しています。

 

クイック・シルバー

 

高速スピードで移動する能力の持ち主、クイックシルバー。

純粋に速いだけの能力ですが、侮るなかれ。

彼が本気を出したシーンでは、速すぎるが故に周りがスローに見える面白い演出となっていてX-MENシリーズの中でも人気を博している見どころの1つです。

 

高速移動している最中に粋な音楽が彼のステレオレコーダーから流れていて、オシャレ!

性格は皮肉屋で頭の回転がかなり速く、ユーモアも持ち合わせています。

 

クイック・シルバーを演じた。エヴァン・ピーターズは、「アメリカン・ホラー・ストーリー シーズン1」で幽霊役を演じて以来、多くの作品に登場するようになった注目の俳優として知られています。

15歳の時に演劇のクラスに入り、エンターテインメント業界で活躍することを夢見ていました。

個性的なキャラクターなので、要チェック!

 

マグニートー

 

マグニートーは、X-MENに登場するヴィランとして有名なキャラクター。

ヴィランのリーダー的役割を担い、X-MENとは何度も激しい戦いを繰り広げています。

 

磁力を自由に操り、金属が無限にあるビル街や都市部では部類の強さを発揮します。

プロフェッサーXと対立するマグニートーは、他者の脳内に侵入することができる能力に対抗するために脳波を遮断する特殊なヘルメットを装着していることが特徴です。

プロフェッサーのテレパス能力に探知されずに、暗躍しています。

 

ミュータントであるが故に人間に迫害されたことを憎み、同じような心の傷を持つミュータントを守るために行動をしているキャラクター。

故に思想は歪んではいますが、迫害や差別に対する怒りを持ちミュータントだけの世界を作るために活動していることから、ただの悪役とも言い切れないのが魅力です。

 

ミスティーク

 

ミスティークは青い肌を持つ女性ミュータント。

その能力は変幻自在に姿かたちを変えられるというもので、潜伏時や相手への攪乱といった様々な場面で応用のきく強力な能力です。

 

青い肌を持つ容姿からこれまで人類に迫害され続けてきたという過去を持っているため、マグニートーらヴィラン側で活躍することも多いキャラクターとなっています。

自分自身で生き抜いていくために身に着けた戦闘技術は非常に高く、しなやかな身のこなしを武器に放つ素早い攻撃にウルヴァリンが苦しめられることも。

 

オリジナル三部作では主にヴィラン側として登場する彼女ですが、新シリーズ以降ではその迫害されてきた過去と向き合う描写が掘り下げられ様々な場面でカギを握っている重要人物になっています。

新三部作でミスティークを演じているのは、あの人気女優ジェニファー・ローレンス。

特殊メイクをしていながらもひと際輝く演技に注目です。

 

デッドプール

 

デッドプールは、ゲストヴィランとして考案されたキャラクターだと言われています。

そのため、ほかのキャラクターとは違った魅力の持ち主と称されることも。

 

デッドプールが持つ能力は、「第四の壁の超越」。

これは、自身が映画に登場している人物であることを認識しているという非常にユニークな能力となっています。

 

この能力を持っているデッドプールは、映画を見ている人たちに直接語りかけたり、映画でかかっているBGMを操作してお気に入りの曲に変えてきたりとやり放題。

 

その他にウルヴァリンと同じような回復能力であるヒーリング・ファクターや不死の呪い、テレポート、異常精神、強化身体能力や傭兵としての技術など戦闘力も高いため、最早なんでもありなキャラクターとなっています。

 

X-MENシリーズ各作品をネタバレなしで紹介

 

それでは最後に、X-MENシリーズの各作品についてネタバレなしであらすじや見どころを紹介していきたいと思います。

それぞれの作品で登場するキャラクターが異なっていることもあるので、気になった作品を見つけてみてください!

 

X-メン

 

「X-メン」は、旧3部作の記念すべき1作目となる作品。

ウルヴァリンとプロフェッサーXに出会い、X-MENに加入する始まりのストーリーが描かれていきます。

 

マグニートーが率いる過激派ミュータントとの激しいバトルシーンは、当時のアメコミファンをうならせ、実写映画シリーズとしてX-MENを確立させた記念碑的作品でもあります。

 

シリーズの1作目でありながらも、色々な能力を持つミュータントが続々と登場。

今後続いていくシリーズにおいて特に重要な役割を持つキャラクターが登場するので、必見の内容となっています!

 

 

X-MEN2

 

「X-MEN2」は、旧3部作の2作目。

ウルヴァリンが鋼の刃を手に入れた経緯や失われてしまった記憶を辿る物語になっています。

 

1作目でお馴染みのキャラクターはもちろん、宿敵マグニートや新たにミュータントを狙う敵も登場し、三つ巴の戦いが展開されていきます。

新キャラであるナイト・クローラーが有するテレポート能力の見せ方や使い方は見どころの1つ。

また、ヴィラン側として登場するミスティークは1作目でも活躍をしていましたが本作ではさらなる活躍を見せています。

 

姿かたちを変えるミスティークやテレポートする能力を持つナイト・クローラー、様々な能力を持つX-MENの魅力が詰まった1作。

1作目ではそこまで見せ場がなかったジーンも、今回は以前よりもフォーカスが当たっていきます。

詳しく書くとネタバレになってしまうので、気になる人はぜひ作品をチェックしてみてください。

 

 

X-MEN:ファイナル ディシジョン

 

X-MEN初期三部作の3作品目にして、完結作。

封印されていたジーン・グレイの強大な力が暴走し、それを止めるべく動くX-MENと利用するマグニートーたちの争いが描かれていきます。

 

お馴染みのウルヴァリン、プロフェッサーX、ストームなどのこれまで活躍してきたメインメンバーや前作や今作から登場の若いミュータントたちにも焦点があたった作品。

マグニートー率いるブラザー・フッドとの最終決戦はゲキアツの展開間違いなしです!

 

また今作でカギを握るのは、「キュア」と呼ばれる特効薬。

この薬はミュータントの異能能力を打ち消して通常の人間に戻す作用をもっており、これまでのX-MENで多く描かれてきた人類のミュータント差別に新たな疑問を投げかけます。

 

異能力は病気なのか?ミュータントは普通の人類に戻るべきなのか?

 

様々な視点から描かれる物語の結末をぜひ見届けてください!

 

 

ウルヴァリン:X-MEN ZERO

 

「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」は、ウルヴァリンシリーズの1作目として制作された作品。

ミュータントとして生まれたローガンがどのような少年時代を送ってきたのか、いかにしてアダンマンチウムを体内に入れられたのか、どうして記憶を失っているのかなどが明らかになります。

 

今作ではX-MENというヒーローチームではなく、ウルヴァリン単体にスポットを当てて活躍が描かれ大暴れ!

登場するミュータントはウルヴァリン同様、肉弾戦向きのキャラクターが多くなっているのも本作の特徴です。

 

バトルシーンを楽しむことはもちろんですが、ローガンの人間性に触れられる作品でもあります。

多彩なキャストが出演していて、シリーズ史上でも激しいアクションが繰り広げられる本編にも負けず劣らずのスピンオフ映画!

 

 

X-MEN:ファースト・ジェネレーション

 

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」は、X-MEN新シリーズの1作目として制作された作品。

プロフェッサーXとマグニートーの出会い、プロフェッサーXが車イスに乗っている理由などこれまで明かされていなかったストーリーが展開されていきます。

 

本作は、X-MENの生い立ちを描いていることもあり、かなり見応えがある内容です。

プロフェッサーXがミュータントを探してX-MENを結成していく過程や、チームとして成長していく模様がみどころとなっています。

 

注目したいのは、やはりプロフェッサーXことチャールズとマグニートーことエリック。

裕福な家庭で育ったチャールズは光、ユダヤ人としてナチスから迫害されて母親を殺されてしまったエリックは影として、対照的な描かれ方をしています。

 

アクションシーンもさることながら、観ている人が入り込めるストーリーの深さが本作の大きな魅力です。

 

 

ウルヴァリン:SAMURAI

 

「ウルヴァリン:SAMURAI」は、ウルヴァリンシリーズの2作目。

舞台はなんと日本で、和風の住宅やヤクザなどが登場します。

 

オリジナル三部作の最終作「X-MEN:ファイナル ディシジョン」後のウルヴァリンが描かれる本作。

ファイナルディシジョンでの結末を迎えたウルヴァリンの胸中が明らかになっていきます。

 

日本が舞台となっていることもあり、日本人のキャラクターも多く登場。

ウルヴァリンと恋仲になるマリコ・ヤシダやウルヴァリンを日本へと連れて行ったユキオなど魅力的なキャラクターが多いです。

 

 

X-MEN:フューチャー&パスト

 

「X-MEN:フューチャー&パスト」は、X-MEN新シリーズの2作目として制作された作品。

ウルヴァリンが2023年から1973年へとタイムスリップして過去を変える物語が展開されていきます。

そのため、本作からは時系列が変化し、パラレルワールドへと突入していきます。

 

シリーズの中でも傑作と名高い「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」の続編なので、ファンからの期待値もかなり高い作品となりました。

新たに登場するミュータントも刺激的で、作品の良いスパイスになっています。

 

空間を操る能力を持つブリンクや超スピードで駆け抜けるクイックシルバーなど、これまで登場していなかった新たなキャラクターの能力描写やギミックはX-MENに新たな風を吹き込んでいるのではないでしょうか。

旧3三部作から登場しているウルヴァリンやプロフェッサーXなどのキャストと新シリーズでの過去のプロフェッサーXなど、これまでの公開作をうまく組み合わせていて、シリーズ全体の完成度を高めた作品と言っても過言ではありません。

 

 

デッドプール

 

「デッドプール」は、X-MENシリーズのスピンオフ作品。

これまでに公開された作品とは少々違ったテイストに仕上がっています。

 

コミカルでありながらエグイシーンもあるので、X-MENシリーズで初めてのR指定でも納得できるはず。

デッドプールは今作以前に「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」で一足お先に登場しましたが、原作とは似ても似つかない姿で登場しファンを幻滅させたことは有名な話。

しかし本作では原作に忠実なキャラクターとして映画内を縦横無尽に駆け回ります!

 

X-MENシリーズの本編は、シリアスなアクションものの側面が強い王道ヒーローものですが、今作デッドプールはヴァイオレンスな戦闘シーンとコミカルな作風が特徴。

 

アメコミヒーロー映画ではありえない観客に語り掛けるという演出は、ほかにはないオリジナリティを生み出すポイントになりました。

オリジナリティがありつつ、ストーリー自体はヒーロー誕生ものとなっているので、斬新な部分と王道な部分が上手く合わさっている作品だと言えます。

 

 

X-MEN:アポカリプス

 

「X-MEN:アポカリプス」は、X-MEN新シリーズの3作目として公開された作品。

「X-MEN: フューチャー&パスト」で過去が改変されたパラレルワールドにおける1983年の出来事が描かれます。

 

本作では、ストームやサイクロップス、ナイト・クローラー、ジーン・グレイなどこれまでの作品を観続けてきたファンにとっておなじみのキャラクターが登場します。

改変された世界での少年期やオリジンが描かれるのは、大きな見どころだと言えるでしょう。

新シリーズで出てきたキャラクターとの意外なつながりが明らかになる点も、必見の内容です。

 

今作で特に魅力的なのは、前作フューチャー&パストから登場しているクイック・シルバー。

前作よりパワーアップした超高速描写は、かなり見ごたえのあるシーンとなっています。

これまで最大規模の強力なヴィラン、アポカリプスの登場によってX-MEN史上最大のバトルが描かれていく点にも注目!

 

 

LOGAN/ローガン

 

「LOGAN/ローガン」は、ウルヴァリンシリーズの3作目として生まれた作品。

X-MEN初期作品から登場している主人公的キャラクター、ウルヴァリンの最後の物語が描かれていきます。

 

ウルヴァリンに加えて長年X-MENシリーズを支えるプロフェッサーXが登場し、「X-MEN:フューチャー&パスト」の結末を経て改変された未来世界が舞台となっています。

長年、ウルヴァリン(ローガン)を努めたヒュー・ジャックマンの集大成作品としてシリーズを追ってきた人は感動必須の作品!

1人の男性を描く物語として、傑作とも呼べる仕上がり。

苦悩に満ちた人生が報われる瞬間をぜひ見届けてください!

 

 

デッドプール2

 

「デッドプール2」は、タイトルの通りデッドプールの2作目となる作品。

前作でキャラクターと作風を確立させたデッドプールがさらにパワーアップ!

今作では、未来からきたミュータント・ケーブルとの激しいバトル?が描かれていきます。

 

視聴者に語りかけるデッドプールならでは魅力と、メタらしい演出が盛りだくさん!

今作では、そんな彼が子供を救出するためにミュータントチームを結成するという王道のアツイ展開が描かれますが、作風的にド直球でうまくいくはずがなく…。

 

また映画好きな人やX-MENシリーズが好きな人ならつい、にやけてしまうような小ネタも満載です。

色々な小ネタが登場するので、それも合わせて楽しめる作品に仕上がっています。

 

 

X-MEN:ダーク・フェニックス

 

「X-MEN:ダーク・フェニックス」は、X-MEN新シリーズの4作品目。

「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」から続く新シリーズの最終作でもあります。

 

今作は、強力なテレパスとサイコキネシス能力を持つミュータント、ジーン・グレイが宇宙での事故によって力を暴走させ、その他のX-MENやマグニートーに立ちはだかるストーリー。

X-MENのチームメンバーの中でも強キャラであったジーンが敵に回る展開は、ミュータントの中で誰が最強なのかというファンの中でも気になっていた疑問の答えを描いています。

 

アクションシーンはシリーズを通して抜群の仕上がりとなっていますが、本作でも健在。

ジーンのサイコキネシス、ナイト・クローラーの空間移動、クイック・シルバーの超速移動など見応えのあるシーンが盛りだくさんの作品!

 

 

ニュー・ミュータント

 

「ニュー・ミュータント」は、X-MENシリーズのスピンオフ作品。

未熟だからこそ特殊能力を制御できず、辛い過去を持つ若者ミュータントを主軸に描かれる作品です。

 

隔離された病棟内で突如出現するモンスターの恐怖が描かれる本作は、X-MENシリーズ初のホラーテイストの作品となっており、長く続くX-MENシリーズの中でもひと際異質さを放っています。

ミュータントでありながらX-MENではない5人の若者に焦点を当てた群青劇なので、ジュブナイルものとしての魅力も。

 

X-MENシリーズを観たことがない人でも十分楽しめる作品に仕上がっています。

 

 

X-MEN 97

 

「X-MEN 97」は、90年代に放送されたアニメシリーズの続編となる作品。

アニメシリーズは、日本国内でも1994年から1995年にテレビ東京で放送され、X-MENシリーズの人気に拍車をかける要因となりました。

 

そんな「X-MEN 97」は、ディズニープラス限定のオリジナルコンテンツとして2023年に配信予定となっています。

詳しい情報はまだ明らかになっていないため、ディズニープラスの公式サイトやSNSなどをチェックし、続報を待ちましょう。

 

 

X-MEN視聴順番についてのまとめ

 

X-MENの視聴順番について解説していきました。

最後に記事をまとめていきます。

X-MENシリーズの視聴順番について

●X-MENの映画シリーズにはこれまでに13作品が公開されている


●魅力的な能力を持ったミュータントたちの戦いが繰り広げられるアメコミヒーロー映画となっている


●映画シリーズには「オリジナル三部作(旧三部作)」「新シリーズ」「ウルヴァリンシリーズ」「デッドプールシリーズ」「その他スピンオフ映画」などに分類できる


●作品の視聴順番としておすすめなのが、「公開順」と「時系列順」が存在する

様々なミュータントたちが活躍するX-MENシリーズ。

彼らが織り成すド迫力のバトルや重厚なドラマを味わうためにもしっかりと視聴順番を踏まえて鑑賞することをオススメします!

ここで紹介した作品は全て動画配信サービスディズニープラスで視聴可能!

 

良ければ下記のリンクボタンからぜひ登録してみてくださいね!

 

※本ページの情報は2022年11月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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執筆

クマミ

トイストーリーと共に育ち、大人になってしまった人。 好きな映画はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーです。 おいしいウィスキーを飲みながらオシャレな映画が見たいこの頃。 皆さんが作品を見たくなるような記事を書くため精進中!

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