待望の映画化!多くの人々が涙・・・
映画の原作である七月隆文さんの小説「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は、Webサイト「読書メーター」の恋愛小説おすすめランキングで1位をキープし続け、多くのファンから絶大な支持を得ている作品です。発行部数が160万部を超えたこの小説は、2015年に「うつのみや大賞」、同年に「京都本大賞」で見事大賞を受賞しました。
作品では京都を舞台に、美大生の主人公・南山高寿と謎めいたヒロイン・福寿愛美が恋に落ちる姿が描かれています。また、福士蒼汰さんと小松菜奈さんのダブル主演によって実写映画化が実現し、全国各地の映画館で放映されました。
一見、何の変哲もない恋愛物語のように思えますが、実際に映画を観た多くの人々が涙を流したことで話題になったのをご存じでしたか?愛し合っていても普通の恋人にはなれない2人の恋模様は、切ないが故に愛しくとても美しいです。
さらに、全編を通して京都の風情ある街並みや景色を楽しめるのも、この作品の魅力の一つだと言えます。今回は、映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」通称「ぼく明日」が、一体どのような物語なのかネタバレを含みながら解説していきます。
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登場人物とキャストをご紹介!
「ぼく明日」には、数々のドラマや映画などに出演する豪華な俳優・女優が出演しました。作中に登場するキャラクターは少ないですが、ストーリー構成が複雑であるため、あらかじそれぞれのめ特徴や性格を知っておきましょう。
ここでは、映画に登場する主な登場人物についてご紹介します。
南山高寿(福士蒼汰)
京都の美大に通う20歳の大学生・南山高寿はある日、いつも乗っている電車の中で愛美に一目ぼれします。南山高寿役を演じたのは、多数のドラマや映画に出演している俳優の福士蒼汰さんです。
福寿愛美(小松菜奈)
美容師の専門学校に通う福寿愛美は高寿と同じく20歳で、とある秘密を抱えており、不思議なタイミングでよく泣き出してしまいます。福寿愛美役を演じたのは、女優やモデルなど幅広い業界で活躍を遂げている小松菜奈さんです。
上山正一(東出昌大)
高寿と同じ美大に通っている上山正一は高寿の親友であり、良き恋の相談相手でもあります。臆病な高寿に恋のアドバイスをしたり、背中を押すような役割を果たしたりしています。
上山正一役を演じたのは、俳優として様々な作品に出演している東出昌大さんです。
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「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のあらすじ
夢に向かって一直線に走る美大生・南山高寿はある日、いつも乗っている学校に行くまでの電車の中で、本を読みながら窓の外を眺める福寿愛美に一目ぼれしてしまいます。普段は恋愛に奥手な高寿でしたが、この機会を逃したらもう二度と会えないかもしれないと思い、電車を降りた愛美に勇気を振り絞って声をかけました。
自分が一目ぼれしたことを話し、メアドを教えてもらおうとしますが愛美は「携帯を持っていない」と言います。断られたと思い諦めかけたその時、「違うの。本当に持っていないの。」と言われ、2人は駅のホームで少し話すことになりました。
会話をする中で、2人が同い年であること、愛美は美容師を目指していること、高寿は「カートゥーン」を専攻していることを知ります。しばらく話した後、別れ際に高寿が「また会える?」と聞いたところ、愛美はなぜか泣きながら「また会えるよ、また明日ね」と言い、その場を去っていきました。
翌日、いつも乗っている電車で会えなかったため高寿はがっかりしますが、学校の課題のために動物園に行ってキリンの絵を描いているとそこに愛美が現れるのでした。スケッチブックに描かれたキリンを見て愛美は「明日教室に張り出されるやつだ」と意味深なことを言ったため、高寿は違和感を覚えつつも宝ヶ池を2人で散歩することになります。
そこで高寿は、自分が5歳の頃に溺れて死にかけているところをある女の人に助けられたという話をします。その夜、家に帰るとルームメイトの上山のアイデアによって、映画に行く約束を取り付けることに成功しました。
デート当日、自分の趣味を共有できるようにあらかじめ行く場所を下見しておいた高寿がリードし、2人は幸せそうな時間を過ごします。辺りも暗くなった頃、植物園でイルミネーションを見ていた高寿は改めて付き合ってほしいと告白しますが、なぜかその言葉に愛美は後ろを向いて涙を流してしまいます。
2人は付き合うことになったものの、涙を流した理由は分かりませんでした。しかし、この後も愛美は思わぬ場面で涙を流すため、高寿はもちろん、観客も不思議に思い始めます。
次に泣くシーンが登場するのは高寿が引っ越しの荷物を運び終わった後であり、2人は恋人になったことからお互いを名前で呼ぶことになりますが、また愛美は涙を流してしまうのでした。荷解きをしている際に愛美が段ボールの中から鍵のかかった箱を見つけるシーンがありますが、その正体はこの後の展開で分かります。
あまり遅くならないうちに愛美を送っていく際、2人は初めて手をつなぎますがまたもや涙を見せます。また別の日、カレーを振舞うことになった愛美は、なぜか隠し味にチョコレートが使われている高寿の実家の味を知っていたのです。このことを不思議に思ったため「もしかして予知能力持ってる?」と問いますが、はぐらかされてしまいます。
付き合い始めて15日が経った日、2人は初めて体を重ね、早く帰らなければいけない愛美を駅まで送った後自宅に戻ると、ノートを忘れていることに気づきます。中を見ると時間を遡っていくかのような意味の分からない日記が付けられているのでした。
その時、愛美から明日鍵のかかった箱を持って美大の教室まで来て欲しいこと、全て打ち明けることを言われます。ここまで、違和感を覚えるようなシーンがいくつもありましたが、家にノートを忘れたことで物語は急展開を迎えます。
16日目、呼び出された高寿は2人の時間が逆行して進んでいることを告げられ、鍵のかかった箱を開けると高寿と両親、愛美が写っている写真が出てくるのでした。また、5歳の時に池で溺れているところを助けたのは愛美であったこと、5年に1度しか会えない2人が共有できる時間はたった30日間であることを告白します。
これまでの出来事は全てノートに書いてあったことを実行しているだけであると分かった高寿は、素直にデートを楽しめなくなり喧嘩をしてしまいます。しかし、その夜これまで不思議なタイミングで涙を流していた理由に気づくことになるのです。
高寿にとっての「初めて」は、愛美にとって全て「最後」であると気づき、それを知った上で明るく振舞っていたと知ったため、急いで愛美に電話をかけ自分もその現実を受け入れたと伝えます。愛美は5歳の時、縁日の爆発事故に遭った際、35歳の高寿に助けられたことを打ち明け、自分の将来について知ることになりました。
仲直りをした2人は高寿の実家へ行き、両親に挨拶することになります。そして、高寿にとって最後、愛美にとって最初となる30日目に、愛美を美大の教室に絵のモデルとして呼び、描きながらこれまでのことを話すのでした。
愛美にとって最初の日であるため、聞いたことを実行するためにメモに記していきますが、高寿はここで初めてこれまで楽しかったり、苦しかったり感じてこられたのはいつも笑顔で側にいてくれた愛美のおかげであることに気づかされます。ラストの別れのシーンでは高寿の言葉が終わると時計の針は0時を差し、愛美は消えてしまうのでした。
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原作との違いは?
今回実写化となり公開されたこの映画には、原作小説があることも話題になりました。人気ライトノベル作家・七月隆文さんの執筆によるもので、発行部数が160万部を突破した人気小説です。
どちらも絶大な支持を得ていますが、映画版と小説版とでは一体どのような違いがあるのでしょうか?双方の設定や演出、役の雰囲気などについて詳しく見ていくと、異なる点を発見できるかもしれません。
漫画とも違う?
「ぼく明日」には漫画版もあり、著作に「Fine(集英社)」や「メランコリック(集英社)」など、数々の人気作品を生み出してきた漫画家の大谷紀子さんが描き下ろしました。漫画は作画も良く、イラストがあることでそれぞれのキャラクターの気持ちが分かりやすいと高い評価を得ています。
映画版とはどのような違いがあるのかについて調べてみたところ、詳しいことは書かれておらず、ただコミカライズ化されているとの情報がありました。
よりリアルに描かれている映画版
映画版では愛美役を小松菜奈が演じていることもあり、清楚で大人っぽく自立しているというイメージが強く感じられます。一方で小説版では、甘えたがりで泣き虫な姿が描かれているため、女の子らしいという印象が強く、「守ってあげたい」と思わせるような描写がいくつか登場します。
実際に、高寿にとって最初、愛美にとって最後となる日には映画版と小説版で大きな違いが見られます。映画では最後と分かっていても相手にとっては初対面であるためそっと涙を流す程度でしたが、小説では我慢できず泣きながら抱きつく姿が描かれているのです。
前者は相手におかしいと思われないように自分の気持ちを自制した様子が描かれているため、より現実的な描写であると分かります。愛美の雰囲気を少し変えることでストーリーが現実味を帯び、観客が共感できるように仕向けていると考えられます。
高寿の設定
映画版では、夢を追って絵を描く彼にフォーカスが当てられており、作中でもこの設定が上手く活かされています。例えば、高寿にとって最後の日となるラストシーンでは、白いキャンパスに愛美の姿を描く姿がありますが、ここから分かることは「絵」を用いて彼女と共に過ごした瞬間を残すという高寿の強い気持ちが込められていることです。
絵に残すという彼らしい行動が印象に残ったという人も多いはずです。一方、小説版では夢を追う彼の姿にフォーカスが当てられており、愛美はその夢を応援する描写が取り上げられています。
美大に通っているという設定は同じですが、小説の冒頭で「イラストレーターになりたい。同時に作家にもなりたい。」と明言するシーンもあるため、夢に向かって走る彼の姿に注目していることが分かります。
家族写真とツーショット写真
映画版、小説版にはどちらも高寿の家族と愛美が会うシーンがありますが、写真撮影をする際に映画では全員で、小説では2人で写るという違いがあります。特に深い意味が込められているわけではなさそうですが、普通の恋人のように家族になれないという高寿の想いを描いているのは、家族全員で写真に写っている映画版だと言えます。
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切なくも美しいSFラブストーリーと言われる理由とは?
異なる時間を生きているため普通の恋人にはなれないという切なさと、それでも相思相愛の関係にあるという美しさは、これまでに類を見ない新感覚のSFラブストーリーです。この作品が切なくも美しいSFラブストーリーと称される理由は、設定や演出にこだわっているからだと言えます。
変えようもない運命の中で、時間が逆行する高寿と愛美が迎える結末に、作品を観た人はきっと涙するはずです。
パラレルワールドの世界
現実ではあり得ないような設定でストーリー展開されており、誰しも時間の流れには逆らえないということを改めて実感させられる作品です。違和感を覚えて人もいるかもしれませんが、作中には高寿の両親は登場するものの、愛美の両親は一切出てきません。
これも、パラレルワールドならではの演出だと考えられます。見た目は地球に住んでいる人間と何も変わりませんが、時間の流れ方が愛美は異世界に住んでいる住人だということを感じさせます。
また、夜の0時になると愛美の姿が消えてしまうシーンがあり、これについて映画版で詳しい説明はありませんでしたが、原作によると異なる世界に来ている旅行者を強制的に時間調整するシステムがあるため、どこにいても自分の世界に連れ戻されてしまうようです。
2人の時間は逆行している
一見どこにでもいるような普通の恋人に見える2人の時間は常に逆行しているため、唯一同じ年齢で出会えるのは20歳を迎えた時です。高寿と愛美は5年に1度しか会うことができず、現実では年齢がかけ離れているため恋人にはなれません。
また、実際に会えるのは5年に1度と考えると、高寿が5歳の時に愛美は35歳、10歳の時に30歳、15歳の時に25歳、そして20歳で時間が重なり、その後も25歳で15歳、30歳で10歳、35歳で5歳となるため、40年のうちに会えるのはたった7回だけなのです。また、唯一重なる20歳でも30日という限られた時間しか会えない2人は、まるで織姫と彦星の関係性を連想させます。
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タイトルの意味とは?
この作品には、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」という長いタイトルが付けられていますが、果たしてどのような意味が込められているのでしょうか?ここでは、タイトルがどのような意味を持つのか、スクリーンに映し出されるタイミングについてご紹介します。
高寿にとっての「明日」は愛美にとっての「昨日」
込められている意味を理解していないと、この作品のタイトルが意味不明だと感じる人はたくさんいます。しかし、作品を鑑賞した後であれば必ずタイトルに込められた意味に気づき、納得できるはずです。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」というタイトルには、2人の時間が逆行していることが大きく関係しています。このタイトルは高寿目線で考えられており、自分にとっての明日は愛美にとっての昨日であることを指しているのです。
高寿にとっての「明日」は愛美にとっての「昨日」であるという意味が込められています。
タイトルが映し出されるタイミング
一般的に、作品のタイトルは映画の最初または最後に映し出されることがほとんどです。しかし、「ぼく明日」は最初でも最後でもなく、上映開始から40分ほど経ったタイミングで映し出されます。
物語の中盤で映し出される意味とは、ここから先はタイトルの意味が暴かれていくような展開が待っていることを観客に示唆していると考えられます。普通のラブストーリーでは終わらないことを伝えるかのようなタイミングで映し出されるため、注意深くチェックしてみてください。
ラスト10分!愛美が味わう数々の「最後」に涙する
映画は、物語は一貫して高寿目線で描かれてきましたが、ラスト10分で場面は転換し、愛美目線で展開されていきます。駆け足で描かれる愛美の1日目からの30日間は非常につらく、愛美が味わう数々の最後に涙が止まりません。
伏線が回収されると度々涙を流していた理由が分かりますが、いざ愛美の立場になって考えると時の流れは残酷だと改めて実感し、切なさが込み上げてきます。最後まで高寿目線で描くのではなく、愛美の時間で過去を振り返ることによって、2人の気持ちがより理解しやすくなっています。
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主題歌はback numberの「ハッピーエンド」
この映画の主題歌を務めたのは、幅広い世代から絶大な支持を得ている人気ロックバンド「back number」です。主題歌「ハッピーエンド」の作詞・作曲を手掛けたVo.&Gt.の清水依与吏さんはインタビューでこの曲を、「別れの場面で本当は悲しいのに強がって笑顔で笑って終わらせようとするそんな女の子の悲しい別れの歌」だと答えています。
映画を観る前に聴くと失恋してしまった女の子の姿が想像できるのですが、映画を観てから改めて「ハッピーエンド」を聴き直すと、内容と歌詞が非常にマッチしていることが分かるはずです。お互いに好きなまま別れていく高寿と愛美の姿は、清水さんが書き下ろした歌詞と重なって見え、より一層切なさが込み上げてきます。
相手のことを想っているからこそ「大丈夫」と嘘をついてしまうのは、恋愛をしている上でよくあることです。そのため、「ハッピーエンド」を聴いた人々は、この曲の歌詞に共感したのだと考えられます。
ロケ地巡礼!美しい京都の街並み
京都を舞台に制作された「ぼく明日」では、情緒ある美しい街並みやスポットが多数登場したことでも話題になりました。京都府京都市を中心に映画撮影が行われたこの作品は、ファンの間で実際に撮影が行われた場所に行ってロケ地巡礼をするのが人気となりました。
そこで、ロケ地となった場所の中でも特に人気が高いスポットについてご紹介します。
2人が出会った場所「宝ヶ池駅」
上映開始から間もなく登場する「宝ヶ池駅」は、高寿が初めて愛美と出会ったシーンで登場するため、非常に印象深い場所です。電車で一目ぼれをし、あとを追いかける様子が描かれたこの場所は、ここから2人の物語が始まる重要な場所として多くの人々が足を運んでいます。
また、駅のホームに設置されたベンチには南山高寿役を演じた福士蒼汰さんと、福寿愛美役を演じた小松菜奈さんの直筆サインが残されています。映画でも重要な役割を果たした「宝ヶ池駅」では、記念のサインと一緒に写真撮影をする人も多いそうです。
高寿が告白をした「京都府立植物園」
「京都府立植物園」は親友の上山からのアドバイスで行った映画デートの夜に、改めて愛美に「ぼくと付き合ってください」と告白をした場所です。2人が結ばれる場所であるため、映画ファンの間では人気の高いスポットとなっています。
「京都府立植物園」は1924年に開園した日本で最初の公立植物園であり、約12,000種もの植物が栽培されています。また、作中では植物園でイルミネーションが開催されている中、電飾が施されたトウカエデの木の前で告白したため、同じ時期を狙ってこの地に足を運ぶ人も多いようです。
2人が何度も訪れたカフェ「さらさ西陣」
京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11-1にある「さらさ西陣」は、2人が何度も訪れるカフェです。作中では、店の外を散歩するポメラニアンの話をする場所として登場しています。
「さらさ西陣」は、築80年の銭湯をリノベーションし、2000年にカフェとして生まれ変わりました。アンティークな雰囲気が魅力のこのカフェは、京都でも有名なお店です。
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」に関するまとめ
待望の映画化が実現した「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は、誰も止めることのできない時間の渦の中で、互いに惹かれ合う2人の男女が切なくも美しい恋をする物語であると分かりました。あえてSF設定でストーリーを展開することによって、時間が逆行するという残酷な運命を背負っていることがどれだけつらいものなのかが実感できます。
時間軸がズレるというSF界隈にとって王道の設定になっていますが、作中ではギミックについて丁寧に説明がされているため、普段SF映画を観ないという人にもおすすめです。2人に与えられた40年と言う月日の中で、唯一同じ年齢になる20歳がどれだけ大切な瞬間なのかは作品を観れば痛いほど分かります。
設定が少し複雑であるため1度作品を観ただけでは理解できない箇所もあるかもしれませんが、一つひとつ理解しながらもう一度作品を観なおすと今まで見えてこなかったところも見えてくるのではないでしょうか?また、限りある時間の中で今を目一杯楽しもうとする複雑な役を演じた福士蒼汰さんと小松菜奈さんの演技にも注目して観てみてください。
原作小説を基にして制作された「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は、涙なしでは観られない作品です。ぜひDMM TVでお楽しみください。
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