『オーバーロード(OVER LORD)』あらすじ・結末(ラスト)
DMMO-RPG『ユグドラシル』。そのオンラインゲームのプレイヤー・モモンガことサラリーマン鈴木悟は、サービス終了の日を自身がギルドマスターを務めるギルドの拠点で過ごしていた。が、なぜかサービス終了時間を過ぎてもログアウトしない!
彼はゲームのアバター姿のまま、ギルド拠点と自我を持ったNPCたちごと異世界に転移してしまったのだ。
頼れる仲間はみんな人外。そんな人外たちに『至高の御方』『モモンガ様』など崇められ困惑の元サラリーマン鈴木。こんな辺境の異世界で孤立無援、仲間に見限られるのはイヤだと、何とか支配者っぽく演じる元サラリーマン鈴木。…そして、なぜかNPCたちは世界征服の準備を始めてしまう。
こうして鈴木悟改めモモンガの異世界サバイバルが始まる。
1期|オーバーロード
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●異世界原住民との接触 近所の村・カルネ村で何やら兵士たちが村人を殺している。
モモンガは「誰かが困っていたら 助けるのは当たり前!」というギルドメンバーの言葉を思い出し、村を助けることに。
そしてモモンガはこう思った「もし他のギルドメンバーが転移していた時、見つけてもらえるように『アインズ・ウール・ゴウン』の名前を広めよう。」と彼はこの日からナザリック地下大墳墓の支配者『アインズ・ウール・ゴウン』と名乗ることにした。
その後、カルネ村に攻めてきたスレイン法国の魔法部隊はあっけなくモモンガに瞬殺される。そのあまりの雑魚さにモモンガは「え、あのレベルで自信満々なのやばくない?」とこの世界の戦闘力に首をかしげるのだった。
●モモンガ、冒険者になる 情報収集のため、ウッキウッキで街に出てきたモモンガは、『冒険者』という職業の実態に落胆する。彼らはその名に反し、未知への探索者ではなく、ただの魔物討伐請負人だった。
まぁ、仕方ないと諦め冒険者になったモモンガ改めモモン。そこで偶然出会った冒険者チーム『漆黒の剣』とともにクエストを行う。
異世界で活動し始め、モモンガはこの世界のレベルの低さに愕然とする。そう、この世界では『ユグドラシル』で当たり前に飛び交っていた魔法や戦闘は「神話級」「人間では到達できない代物」という扱いだった。もうここまでくればこの世界で『俺TUEEEE』ができると慢心しそうなものだが、慎重派元サラリーマン・モモンガは石橋を叩いて壊して自分で作る勢いで進む。
そして運悪くモモンガの前に現れてしまった秘密結社『ズーラーノーン』のカジットとクレマンティーヌは、モモンガによってあっけなく殺され、駆け出し冒険者・モモンの踏み台(名声)にされたのだった。
●おや?シャルティアの様子が… シャルティアはモモンガから「魔法や武技といった特殊能力をもつ人間の捕獲」を命じられていた。
いなくなっても誰も気にしない犯罪者に目を付けたシャルティアは、森にある盗賊まがいの傭兵団のねぐらへと乗り込む。が、血に酔って理性を失ってしまったシャルティアは、人間を取り逃がしてしまう。慌てて追いかけるシャルティアだったが、突然現れた鎧を着た人間たち(スレイン法国の漆黒聖典たち)に精神支配を受け、モモンガと敵対してしまう。
モモンガは「タイプ相性良くないよ!あぶないよ!」と注意するアルベドを説得し、単身シャルティアへと挑むことに。ブラフと課金アイテムを存分に活用し、なんとかシャルティアを撃破する。
劇場版総集編「不死者の王」「漆黒の英雄」 こちらは1期の総集編です。
内容は変わらないので、これから1期を視聴するという方は、こちらを観た方が間にOP・EDが挟まれないので時短になります。
2期|オーバーロードⅡ
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ナザリックの快進撃という名の蹂躙は続く。
今回は『リザードマンの負けられない戦い』『セバス、人間の女性を拾う』『王国大炎上(物理)』の三本立て。
●リザードマンの負けられない戦い
「おめーらの部族、八日後滅ぼすから!」と急に言われたリザードマンたちは大慌て。逃げるか戦うか…彼らはバラバラの部族たちをまとめ、この脅威に立ち向かうことを決意した。
対するナザリック、今回この戦いを担当するのは昆虫型の異形の戦士・コキュートス。
この戦いは、領地拡大の目的よりも、「NPC達は成長するのか?」という実験が目的だった。レベルはほぼ頭打ち。しかし、戦略や知略など経験がものをいう部分の成長が見込めれば、我々はもっと強くなれる。モモンガはそう考えた。
コキュートスに雑魚兵力だけ与え、その後彼がどう動くのか実験した。理想は「威力偵察」をし、「今の兵力では勝てない」と気づき、上司に「兵力増強願い」をすることだったが…コキュートスは与えられた雑魚兵だけで挑み、敗北してしまう。
そして、コキュートスはこの敗北を経験し確実に「考える力」が成長した。実験は成功したのだ。
ついでにリザードマンの領地も手に入れた。知ってた。
●セバス、人間の女性を拾う ナザリックの良心であり戦闘メイド『プレアデス』のリーダー、セバス・チャンは、裏路地に捨てられたボロボロの女性・ツアレを拾う。
ツアレは犯罪組織が経営する娼館で働いていた。悲しいことに、セバスの行ったことは法律上『誘拐』という扱いになるため、彼は意図せず王都に蔓延る巨大犯罪組織『八本指』と敵対することになってしまう。
セバスは街でたまたま出会った青年クライムとブレインと共に、件の娼館を潰す。しかし、結果的に『八本指』を怒らせることとなり、セバスが屋敷を留守にしている間にツアレが攫われてしまう。これにはツアレの保護を約束したモモンガ様大激怒。『八本指』の閉店は秒読みとなった。
●王国大炎上(物理) 「ツアレ助けるために理由が必要じゃね?」となったナザリックメンバーは、ついでに『モモンの名声』『資源の確保』も行うため、ヤルダバオト(正体はデミウルゴス)という仮想悪役を作った。『八本指』襲撃の理由付けについては「八本指のもつマジックアイテムが目的」とし、王都を襲撃。
王都防衛作戦にアダマンタイト冒険者モモンとナーベも招集され、参加することに。そしてヤルダバオト対モモンの茶番がしばらく続く。プレアデスVSナーベはのんきに井戸端会議。真面目に戦っているのはアダマンタイト冒険者・イビルアイだけだった。これは酷い。
一方その他人間サイドでは、熱いドラマが繰り広げられ、命を賭して戦い、ブレイン・アングラウスは爪切りにレベルアップ。なんとも酷い温度差を感じながら、茶番はシナリオ通り冒険者モモンの勝利として終わった。
3期|オーバーロードⅢ さて、ナザリックの日常を挟みほのぼのした後、やっぱり異世界原住民たちの苦悩が始まる。
今回は『カルネ村での騒動』『ナザリック地下大墳墓に侵入者』『次回、王国戦士長死す』の三本立て。
●カルネ村での騒動
カルネ村では、ハムスケこと賢王が森から消えてしまった事で、森に生息しているモンスターたちが自身のテリトリー拡大のため動き出してしまう。
カルネ村は、エンリが角笛で召喚したゴブリンや、村に逃げてきたオーガたち、そして村の自警団が協力し、森のモンスター撃退の戦略を練っていた。
一方そのころナザリック。カルネ村の監視を任されていたプレアデスの『ルプスレギナ・ベータ』は、モモンガに「社会人としてホウ・レン・ソウはちゃんとしようね。」と怒られていた…。彼女はトブの森の異変や、カルネ村でのことを「報告するほどじゃないな。」と自己完結し、モモンガへの報告を怠っていたのだ。
そんなこんなで、カルネ村が森のモンスターに戦々恐々している間に、モモンガたちがなんやかんや動き、エンリたちは大きな被害を出すことなく、モンスターの脅威を退けたのだった。村の団結力が高まり、ついでにエンリとンフィーレアの距離も縮まった。
●ナザリック地下大墳墓に侵入者 冒険者ギルドに所属しない、ワーカーと呼ばれるフリーランス冒険者4チームがナザリック地下大墳墓に挑む。結果は…言わなくても分かるな。
そしてモモンガは、そんなワーカーを裏で派遣していたバハルス帝国に「不法侵入したこと謝罪して!」と皇帝をナザリックに呼びつけることに。鮮血帝と呼ばれる帝国皇帝・ジルクニフも、ナザリックからの使者に兵士数百人サラッと殺されてしまいタジタジ。何とか同盟を結び付け安堵するも、今度は宮廷魔術師であるフールーダ・パラダインが裏切ったことに勘づき愕然とする。
「やべぇ、人類団結しないと死ぬ…。」と思ったジルクニフは………とりあえず王国と戦争することにした。
●王国戦士長死す ジルクニフは考えた。「人類が団結してあのバケモノを倒さなければ未来はない。」しかし、同盟を結んでしまった手前、帝国が先陣を切るわけにはいかない。そうだ、王国にあのバケモノの脅威を見せて危機感を覚えさせよう。
そんなわけで、王国は人類団結のための生贄に選ばれた。
ジルクニフは同盟主アインズにこう言った。「ちょっと魔法で王国兵士ぶっ潰しちゃってください。」帝国VS王国の戦争開始直後、モモンガの魔法が放たれ王国兵士7万人の命が散った。
その後モモンガは、恐怖によって動けない帝国兵士に変わり前線に出る。彼の目的は、王国戦士長・ガゼフの勧誘。
しかし残念なことにそれは断られる。知ってた。
ガゼフはモモンガとの一騎打ちの末、命を落とすことに。
王国との戦争に勝利したアインズ・ウール・ゴウンは、エ・ランテル(後の魔導国首都)を手に入れ、めでたく王国を建国したのだった。
4期|オーバーロードⅣ(放送日未定) 王国の都市、エ・ランテルを占領し、アインズ・ウール・ゴウン魔導国を建国したモモンガ一行。占領に伴い低下した経済状況をなんとかするべく、モモンガも元サラリーマンの視点から考える。
人の流れがない…それは魔導国がどんな国か知らないから。じゃあ宣伝しなければ、どうやって?冒険者の仕事がなくなっているらしい…冒険者に本来の意味で冒険者となってもらい、魔導国の宣伝広告になってもらうのは?うん、それが良いかもしれないな。
アルベドやデミウルゴスが『帝国属国化計画』を裏で進めているとは知らないモモンガ。思い付きで動いて、果たしてどうなる?
次回、『ジルクニフ、ストレス性胃腸炎待ったなし』『モモンガ、ドワーフの国にピクニック』『ヤルダバオト再び』の三本立て(たぶん)
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『ナザリック地下大墳墓』の主要キャラ
沢山いるナザリックのNPCの中から、アニメの中で活躍した一部主要キャラをご紹介。
アインズ・ウール・ゴウン / モモンガ DMMO-RPG『ユグドラシル』ではギルド『アインズ・ウール・ゴウン』のギルド長を務め、転移後はナザリックの支配者となり、王様をすることとなった元サラリーマン。
NPCの期待に応えようと、見捨てられないようにと、頑張って支配者ロールしたら何故か世界征服を始めることになってしまった。しかも、ナザリックが世界征服に向けて舵を切り始めていたのを、アニメ3期にして漸く知ることとなる。
基本温厚な性格だが、自分と仲間たちで作り上げた『アインズ・ウール・ゴウン』が少しでも侮辱された(と思った)り傷つけられれば、爆発的な怒りを見せる。愛が重い。そして寂しがり屋。
アニメ3期まではほぼNPCに頼り切りな姿ばかり描かれ、彼自身の能力は(戦闘能力以外)描かれなかったが…4期ではきっと彼がサラリーマン時代培ってきた交渉術が炸裂することだろう。
アルベド ナザリック地下大墳墓全NPCの頂点であり、7人いる階層守護者の守護者統括の地位についている。作者公認メインヒドイン(ヒロイン)の一人。
『至高の四十一人』を愛していたがゆえに、モモンガ以外のメンバーを憎む、愛情深いサキュバス(純潔)。
恋しくて愛しくて寂しくて、こんなに愛していたのにどうして私たちを置いていってしまったのか。モモンガ様は傍にいる私よりも、私たちを見捨てた『至高の四十一人』やアインズ・ウール・ゴウンがそんなに大切なのか。と、くすぶる思いを抱きつつモモンガの命令に従う。
おそらく、ナザリックNPCメンバーの中で唯一「モモンガ以外のアインズ・ウール・ゴウンを憎んでいる」キャラ。それは愛情の裏返しだったのではないだろうか。
『ユグドラシル』終了間際、アルベドの制作者タブラが無断で持ち出し、アルベドに渡したギルド所有の世界級アイテム『真なる無』が、今後悪い方向へと使われないことを祈るばかりだ…。
シャルティア・ブラッドフォールン ナザリック地下大墳墓第一、第二、第三階層の「墳墓」に配置された吸血鬼。
ギルドメンバー・ペロロンチーノ(微乳とロリが好きな自称エロゲマスター)が、性癖をふんだんに詰め込んだNPC(嫁)。ありんす口調のロリババァで、両刀で、ネクロフィリアで、Sで、M。ロリ体型と反比例してかなり胸があるように見えるが…偽乳である。まっ平過ぎて走ると胸がどっか行ってしまう。
かわいらしいロリっ子姿だが、本来の姿はヤツメウナギのような異形。
ブレイン・アングラウスの抜刀術を小指の爪で受け止め「爪切り以下の雑魚~」と罵ったことは一回死亡し蘇生したことにより忘れている。
コキュートス ナザリック地下大墳墓第五階層「氷河」に配置された階層守護者。超絶カッコイイ(個人的見解)昆虫の異形種。
守護者の中でもバリバリの異形でありながら、カルマ値がプラス(善)に寄っている、いわゆるナザリックの良心キャラに属する。弱者であっても、武人としての覚悟や戦いを見れば敬意を表すなど、他の「人間糞雑魚ナメクジ」と見下しているメンバーとは比べ物にならないほどいい人(?)
アニメ2期以降、リザードマンの領地運営を任されている。3期に登場するリザードマンの様子からして、彼らとはいい関係を築けているようだ。
アウラ・ベラ・フィオーラ/マーレ・ベロ・フィオーレ ナザリック地下大墳墓第六階層『ジャングル』に配置された双子のNPC。階層守護者の役職に就いている双子の闇妖精(ダークエルフ)。
アウラ(男の子の姿)が姉。マーレ(女の子の姿)が弟である。
作成者は、あの性癖のるつぼシャルティアを作ったペロロンチーノの姉、ぶくぶく茶釜。君たち姉弟そろって性癖が…。
●アウラ・ベラ・フィオーラ
彼女の能力は『ビーストテイマー』であり、彼女自身の戦闘力はそれほど高くはない模様。彼女の強みは、100を超える使役するモンスターという手数の多さにある。
一応設定として『シャルティアと仲が悪い』となっているが、休日に一緒に過ごしたり、プライベートでも話していたりと、なんだかんだ仲は良い様子。
その油断を誘う幼い見た目から、モモンガから交渉の任務を与えられることもある。
●マーレ・ベロ・フィオーレ
男の娘だが、彼は自身を女性だと思っているわけではなく、創造主・ぶくぶく茶釜の意向で女装しているだけ。そのせいで『至高の四十一人』を疑わないデミウルゴスが「ナザリックで少年は女性の衣服を着る」という間違った常識を覚えてしまった。
常にオドオドして気弱な様子だが、ナザリックらしい冷酷な一面もある。しかし、デミウルゴスやシャルティアのように被虐趣味は持っておらず、ただただナザリックに関係ない弱者に興味関心がないのである。
強さはこう見えて階層守護者序列2位。人間の髪を鷲掴み容易に引きずる姿から、単純なパワーもありそうだ。
デミウルゴス/ヤルダバオト
ナザリック地下大墳墓 第七階層の階層守護者であり、防衛時のNPC指揮官という設定を与えられた悪魔。Web版ではその有能(便利)さから『デミえもん』と読者に呼ばれていた。
いかにもナザリック転覆を狙ってそうな顔をしているが、ナザリックやナザリックの仲間たちをとても大切に思っている仲間想いの悪魔。モモンガを慕うあまり、深読みしすぎていい感じに勘違い(過大評価)しているのもなんだか純粋で可愛いやつである。なお、こいつの早合点のせいでナザリックは世界征服へと舵を取ることとなった。
アルベドとは対照的に、創造主たちも勿論大切に思ってはいるものの、彼は「ナザリック存続」の方も重要視している。でなければ、彼の口から世継ぎの話は出ないだろう。
いずれモモンガ様も他の人たちのように去ってしまうかもしれない。そう諦めと受け入れが、彼の中にはあるのかもれない。
●ヤルダバオト
リ・エスティーゼ王国に悪魔の大群を引き連れて顕れた謎の仮面の男。まぁ誰もが分かる通りデミウルゴスである。
モモンガ演じる『冒険者モモン』の名声を高めるための強敵、また『八本指』襲撃の理由付けとして登場。
セバス・チャン ナザリック地下大墳墓の執事でプレアデスのリーダー。階層守護者ではないが、それと同等の地位にある。種族は竜人。
たっち・みーの制作NPCで、彼の遺志を受け継ぎ「弱者救済」の考えの持ち主。ナザリックの良心代表。
人に近い見た目と、その性格から、モモンガから街での調査を任されることとなる。
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『オーバーロード(1期)』登場キャラ
ナザリック被害者…もとい今回登場する主要現地キャラを少しご紹介。
ンフィーレア・バレアレ エ・ランテル最高の薬師、リイジー・バレアレの孫。
『モモン=アインズ』と知っている 、数少ない異世界原住民。
『あらゆる魔法道具を使用可能』というタレント(生まれながらの異能)持ちであり、それが原因で秘密結社・ズーラーノーンに狙われる。
ズーラーノーンに拉致されたところをモモンに助けられてからは、カルネ村で祖母と共に『ユグドラシル』産ポーションの研究・作成を任されることになる。
クレマンティーヌ 秘密結社ズーラーノーンの人間で、元漆黒聖典(スレイン法国の特殊部隊)第九席次。
モモンガに遊ばれ、瞬殺されるためイマイチ強さが分かりにくいが、作者曰く『戦士系キャラの中で(今のところ)人類最強』。
仲間から「英雄級の力を持つ性格破綻者」と言われており、それに恥じない「弱者をいたぶるの、殺すの大好き」というクズっぷり。
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『オーバーロードⅡ』登場キャラ
ナザリック被害者…には珍しくならない2期の主要現地キャラをご紹介。
なお、おそらくこれからも主要キャラとして生き残るであろう逞しい人たちである。
ラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフ
リ・エスティーゼ王国第三王女であり、『オーバーロードⅡ』中盤メインキャラ。そしてクライムの飼い主。
自身の護衛兵士であるクライムを大変可愛がっており、その愛はとても屈折している。自分のペット(クライム)をバカにしたメイドは殺す。邪魔なものはみんな消す…。人の心をどこかに置いてきたに違いないサイコパス王女。
因みに裏でナザリックと繋がっている。故に、ナザリック関連のいざこざがあっても、事故が起きない限りクライムがナザリックに殺されることはない。
クライム リ・エスティーゼ王国第三王女であるラナーの護衛兵士。
『オーバーロードⅡ』中盤における主人公ポジション…いや、子犬かもしれない。
孤児であったところをラナーに拾われ王国の兵士となったため、恩人であるラナーに多大なる恩義を感じている。そして、彼女の重すぎる愛情を理解することなく、クライムは彼女の事を「民衆を思いやることができるとてもやさしい人」と思っている。気を付けろ、そいつ猫かぶ(ここでメモは途切れている)
アダマンタイト級冒険者『蒼の薔薇』 ラナーと個人的付き合いのある、女性だけで構成された冒険者チーム。
ラキュース リーダーであり王国貴族の令嬢
『もう一人の私』がいるらしい
ガガーラン 謎多し可憐なる戦士(自称)
童貞食い
イビルアイ 仮面をかぶった魔法詠唱者
約250歳の吸血鬼
ティア&ティナ 元暗殺者の姉妹
実は三つ子でもう一人姉妹がいる
ラナーとは友達、ということになっているが、果たしてラナー側は彼女たちを本当に友達と思っているのだろうか。トモダチ(便利な手駒)ではないだろうか…。はたから見ていると、ラナーにその善良さに付け込まれ、いいように使われているようにしか見えない。
因みに、リーダーであるラキュースは、中二病患者である。「暗黒の精神によって生まれた闇の自分が油断したら肉体を支配して魔剣の力を解放する」らしい。趣味と実益がマッチしていて人生楽しそうでなにより。
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『オーバーロードⅢ』登場キャラ 悲しすぎるナザリックの被害者たち…。誰か彼らを救ってくれ。
ワーカー『フォーサイト』 バハルス帝国で活動するワーカーチーム(冒険者組合に所属しない冒険者)。
悪い人たちではないのだが(むしろいい人たち)、ナザリック地下大墳墓探索の依頼を受けてしまったがために悲惨な最期となってしまう。
やはりモモンガによって遊ばれ瞬殺されてしまうのでその強さが分かりずらいが、帝国では指折りのワーカーチームだった。
ヘッケラン 『フォーサイト』のリーダーで、二刀流の戦士。
チームメンバーのハーフエルフ、イミーナと付き合っている。
イミーナ レンジャーの能力をもち、弓矢で戦うハーフエルフの女性。酒癖が悪い。 ロバーデイク 30代程度の見た目の男性。信仰系魔法詠唱者マジックキャスター。元上級神官で、メンバー内最年長。
自分の助けたい人を神殿の規定に縛られることなく助けるため、ワーカーとなる。
アルシェ 10代中盤くらいの見た目の女性。魔力系魔法詠唱者で、ウィザードを習得している。
親の借金を返済するためにワーカーとなった元貴族。
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世界観・用語解説 アニメでは少し分かりにくい用語や世界観などを解説していきます。
ユグドラシル(YGGDRASIL)とプレイヤー 『ユグドラシル』とは、体内に埋め込まれたナノマシンと連動し、現実にいるかのように遊べる体感型ゲーム『Dive Massively Multiplayer Online Role Playing Game』。略して『DMMO-RPG』。.hackシリーズや、ログ・ホライズン、ソードアートオンラインなどでお馴染みのあれである。
モモンガたちが転移した異世界では、どうやら100年周期でユグドラシルから『プレイヤー』が転移していたらしい。
転移先の世界では『六大神』や『八欲王』、『十三英雄(のリーダー)』と呼ばれる、ユグドラシルプレイヤーと思われる存在が、神や厄災、伝説として残っている。
アニメ1期序盤に登場したニグン(カルネ村に襲撃してきた男)が籍を置くスレイン法国は『六大神』を信仰する宗教国家で、中にはプライヤーの子孫もいる。
人類至上主義のスレイン法国だが、信仰する神の中にはアンデット種(おそらくオーバーロード)もいたようだ。
モモンガ(鈴木悟)のいた現実世界 モモンガ
「凄いな……。仮想世界でもここまでは……。大気汚染が進んでなくて、空気がきれいな証拠か。こんな世界なら人工心肺も必要ないだろうな……」
環境破壊が進み、支配者層とそれ以外に分かれるディストピアと化した日本。巨大複合企業が国家に変わり日本を支配している世界線。
富裕層(巨大複合企業に所属する者)は環境汚染から守られたアーコロジーに住み、貧困層は環境汚染で汚れた土地に住み、労働力として酷使されている。
モモンガこと鈴木悟は貧困層であり、最終学歴はなんと小学校という。原因は、巨大複合企業により義務教育が撤廃され、貧困層を無知にするため学費が高騰化されてしまったことにある。
環境汚染のせいで作物が育たなくなり、食品が高騰。
水質汚染も進み、フィルターを通さなければ水を飲むことも出来ない。
空気は有害物質を含み、防毒マスクなしの外出は困難。
そんな行き止まりの世界が、鈴木悟の生きた日本だ。
冒険者組合とワーカー 『冒険者組合』とは、国家に属さない荒事専門の請負屋であり、所属している冒険者に仕事を斡旋している。
モンスター討伐が主な仕事で、国に属さない中立な立場を維持するため『人間同士の争いには関わらない』という不文律がある。
▼冒険者の階級
銅(カッパー) 駆け出し冒険者。どんなに強くてもまずはここから。 鉄(アイアン) ブリタ 銀(シルバー) チーム『漆黒の剣』 金(ゴールド) チーム『スクリーミング・ウィップ』 白金(プラチナ) ミスリル オリハルコン レエブン侯の私兵(元オリハルコン) アダマンタイト チーム『青の薔薇』
チーム『漆黒』
一番上の階級である『アダマンタイト』冒険者チームは(現在確認できる範囲で)たった6チームしかない。
●エ・ランテルの冒険者組合
モモンガは冒険者が「未知への探索者」ではないことに落胆する。魔導国建国後には国の広告塔となってもらうためにも(元)エ・ランテルの冒険者組合を国立機関にし、冒険者に真の意味での『冒険者』となってもらえるよう働きかける。
●ワーカー ワーカーは冒険者組合に属さないフリーランスの荒事請負人を指す。
ギルドの援助などが受けられないデメリットはあるものの、仲介を挟まないことで報酬をまるごと受け取れることや、神殿のルールに縛られない回復魔法の行使ができるというメリットもある。
●神殿の規則とは
神殿はいわば病院のような施設も兼任しており、回復魔法を使った治療が行われている。
その事もあり、神殿は自分たちの利益を守るため冒険者組合に『回復魔法を使う際の規則』などを適応するよう契約している。故に、冒険者組合に属する冒険者は、神殿の規則に沿った回復魔法の行使が定められている。
近接技能『武技』 『武技』とはユグドラシルには存在しない、異世界オリジナル技能。
武技は種族関係なく習得可能(ハムスケも習得)であり、主に身体強化や属性付与などができる、近接戦闘者用の魔法。
原住民は魔法と武技両方習得可能であるようだが、ユグドラシルプレイヤーやNPCが武技を習得できた例は現在まだない。
魔法の強さ『位階』 第一位階魔法~第十位階魔法まであり、数字が大きくなるほど強い魔法となる。
ユグドラシルでは第十位階魔法が当たり前に飛び交っていたが、異世界では位階魔法の第四位階~第五位階が高位魔法と扱われ、使える人間は少ない。第六位階が個人の限界であり、それ以上は伝説や神の領域とされている。
モモンガと異世界人の魔法の強さに関する認識の差は、この『位階魔法』というのがユグドラシルからもたらされた魔法であり、異世界原産のものではない、というのが理由だろう。
そもそも異世界人はユグドラシルの魔法を使うのに適した身体設計をしていないのかもしれない。実際、この異世界で新たに作られた位階魔法(第0位階魔法)を、ユグドラシルプレイヤーは習得することができない。
始原の魔法(ワイルド・マジック) 異世界には、異世界のオリジナル魔法『始原の魔法』と、八欲王(ユグドラシルプレイヤー)がもたらしたとされる『位階魔法』が存在する。
八欲王により異世界の魔法は歪められ、現在『始原の魔法』が使えるのは八欲王が来るより前から存在しているドラゴンロードのみ。
『始原の魔法』はとても強力で、対抗するには世界級アイテムか、同じ『始原の魔法』が必要。
世界級アイテム(ワールドアイテム) 「ワールドアイテムに対抗するにはワールドアイテムを使うしかない」と言われるくらい、破格の性能を持つチートアイテム。
ゲーム内の設定としては『ユグドラシルから落ちた葉であり、世界と同等の存在』という設定の為、とても強力なパワーを持っている。プレイヤーからは「バランスブレイカーだ!」と批判の声もあったそうな。
ワールドアイテムは全部で200種あり、中でも『使い切り』タイプの20個は相当強力な能力を持つ。
●シャルティアを精神支配した武器
シャルティアが遭遇したのはスレイン法国の『漆黒聖典』と、その漆黒聖典が「カイル様」と呼ぶ老人。
使われた武器は世界級アイテム『傾城傾国(ケイ・セケ・コゥク)』。六大神(プレイヤー)がもたらした武器だ。
シャルティアは精神支配無効のパッシブスキルを持っていたが、相手が世界級アイテムだったため無効を貫通して支配下に置かれてしまった。
なお、相手のカイルはシャルティアに重傷を負わされ、国に帰還後死亡が確認された。
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異世界の国・組織 アニメで登場した国や組織を解説。
※なお、一部の国はアニメ未登場
リ・エスティーゼ王国 モモンガたちナザリック地下大墳墓のご近所さん。そして第一被害者(国)。
貴族社会の、絵にかいたような腐敗した国家。領民はただ消費され、犯罪組織は貴族と繋がり、国のお偉いさん方は派閥争いに勤しんでいる。
というのも、リ・エスティーゼ王国の立地は人間国家に囲まれ、モンスターや亜人種の脅威が低いという恵まれた土地だったことが関係している。王国は周辺国家と比べて「モンスターに人間が支配される」という脅威がなかったことが原因。肥えた土地に、支配者層はどんどん堕落し、腐っていった。
また、魔法への理解が低く、魔法詠唱者が軽視される傾向にある。
●カルネ村 ナザリックから一番近い人の村。モモンガと接触する第一村(人)。
アニメ1期のときに帝国の装いをしたスレイン法国の『陽光聖典』によって蹂躙される。その後、モモンガから渡された『小鬼将軍の角笛』によってゴブリンを召喚し、ゴブリンと共生しながら復興していく。
1期の後は、エ・ランテルに店を構えていた薬師・ンフィーレア家族が「ユグドラシル産ポーションの開発」の為こちらに移り住むことになった。
アインズ・ウール・ゴウンと密接に関係している村であるとして、3期後半の「帝国VS王国」の時に、第一皇子が向かい(指示した国王の思惑に反し)村を強襲し村人を尋問・殺害しようとするも、エンリが召喚したゴブリン部隊に返り討ちにあう。
●エ・ランテル おそらくカルネ村から一番近い都市。カッツェ平野が近く、帝国との戦争の最前線になる。
アニメ3期での「帝国VS王国」後はナザリック所有の土地(アインズ・ウール・ゴウン魔導国)となった。
●犯罪組織・八本指 王国に蔓延る巨大犯罪組織。もはや王国の主要産業と言っても過言ではない。
奴隷売買・麻薬の生産販売・密輸・暗殺・窃盗・賭博…ありとあらゆる黒い商売を行っている。
八本指の顧客には貴族も多く、王国腐敗の加速装置と化している。
アニメ2期でナザリックの『洗礼』を受けてからは、アインズ・ウール・ゴウンの従順な下僕となり、八本指幹部たちは足の引っ張り合いをしていたのが一変『ぼくたちなかま、だいじ、いっしょにがんばる…』と結束力が上がった。どれくらいかというと、アルベドから「人手増やそっか」と言われたときに「あんな苦痛を他の人にも味合わせるなんて絶対ダメ!!」と、他人を気遣う心が生まれるほど。
スレイン法国 https://twitter.com/a3p2r/status/1265189514848243712
自分たちを人類の守護者と言ってはばからない人類至上主義の宗教国家。「でも君らの信仰してる神にアンデット(六大神の一人・スルシャーナ)いるじゃん」とは突っ込んではいけない。
アニメ1期にて、法国のニグンがモモンガの引き立て役となってしまったため、イマイチ国力が分かりづらいが、武力は人間国家の中ではかなり高い方らしい。
一般的な四大神信仰に加え、スレイン法国では法国の守護をした『六大神』を信仰している。
「人類至上主義」の亜人差別国家ではあるが、彼らが他種族狩りをしているおかげで周辺の人間国家は平穏が保たれている。
また、『国を指揮するものは私利私欲で動いてはいけない』という考えのもと、国の中枢近い役職になればなるほど給料が安くなるという自浄システムがあり、本当に国のために働きたいという意思のある者のみが役職についている。王国はちょっと見習うといい。
●スレイン法国特殊部隊『六色聖典』 神官長直轄の特殊工作部隊群。アニメ1期序盤に登場し一瞬で退場したニグンが所属していた部隊。
名前の通り、6部隊からなる部隊で、現在『陽光聖典』『漆黒聖典』『風花聖典』『水明聖典』『火滅聖典』の5つの部隊の名前が分かっている。
ニグンは『陽光聖典』の隊長を務めており、主な仕事は殲滅活動。1期でガゼフ・ストロノーフ抹殺の任務をするも、モモンガに敗北する。
また、エ・ランテルの集団墓地でモモンガと戦ったクレマンティーヌは『漆黒聖典』の元第九番席次。法国を裏切りズーラーノーンという秘密結社に移籍した。
●謎の黒白少女
「そのヴァンパイアと私、どちらが強いと思う?」
スレイン法国の最強と言われるハーフエルフの女性。漆黒聖典の番外席次『絶死絶命』。
自分に勝てる男であれば顔・性格・種族問わず結婚したいと思っており、そんな男との間に儲けた子供の強さに興味がある。
バハルス帝国
皇帝ジルクニフが治める、専制君主制の人間国家。
ジルクニフが皇帝となる過程で、反対勢力は圧倒的武力で処刑。更に即位後には「無能な貴族はいらない」という考えのもと、膿出し作業を積極的に行い、多くの血を流した。そんな彼についた異名が『鮮血帝』。
そして、大陸にいる人間種の魔法職の中でも4人しかいない『逸脱者』と呼ばれる大魔法詠唱者、フールーダ・パラダインを有している。
フールーダは魔法の研究にとても、とっっっても熱心な人で、その影響か帝国にはフールーダ以外にも優秀な魔法詠唱者が多いよう。魔法詠唱者の教育体制も確立しており、帝国魔法学院という国立の魔法学校も存在している。
●がんばれ!じるくにふ
アインズ・ウール・ゴウンと同盟関係を結んでから胃薬が手放せず、朝起きると枕に毛がびっしりついている、苦労人皇帝。
モモンガが王国兵士を蹂躙したことで、帝国の兵士の多くは精神を病み、騎士団脱退を望んだ。残った兵士もPTSDに悩まされ兵力が一気に低下した。
魔導国の脅威に悩まされ、兵力低下に悩まされ、国民の不満を一手に浴び、彼のストレスは計り知れない。
同盟後のモモンガの何気ない行動を深読みし、戦々恐々とし、見事にアンジャッシュ(すれ違い)を決め何もかもが上手くいかない…。これからどうなるジルクニフ。負けるなジルクニフ。かわいそかわいいイケメンに幸あれ。
竜王国 竜の血を受け継ぐ王女ドラウディロンが納める国。現在、度重なるビーストマンの侵略に国は疲弊し滅亡の危機に瀕している。
自国での戦力だけではまかないきれず、多額の資金を支払いスレイン法国に兵力を援助してもらっているが…。
●冒険者・セラブレイト 竜王国の冒険者組合を拠点とするアダマンタイト冒険者チーム『クリスタル・ティア』のリーダー。そしてロリコン。
竜王国王女ドラウディロンの幼女形態をねっちょり眺めているらしい。おまえ…竜王国を拠点にしてるのってそういう…。
秘密結社・ズーラーノーン アニメ1期にて、ンフィーレアを拉致したカジットとクレマンティーヌが所属している組織。
『アンデット生成儀式を用いて、自身をアンデットへと転生させる』ことを目的とした、過激カルト集団。その過程でアンデットを大量に生成し、都市1つ壊滅状態にしたことから、近隣国から危険視されている。
蜥蜴人(リザードマン)の集落 アニメ2期の前半に登場した、トブの大森林で生活しているトカゲ形の亜人種。かつては7部族いたが、食糧難によって部族間の戦争が勃発し5部族に減った。
緑爪
(グリーンクロ―)
アニメ2期の前半の主人公・ザリュースが所属していた部族。彼の兄であるシャースーリュー・シャシャが族長を務める。部族間戦争の勝利側。 小さき牙
(スモールファング)
スーキュ・ジュジュ(飛び道具を使う戦士)が族長を務める部族。部族間戦争の勝利側。 鋭き尻尾
(レイザーテイル)
キュクー・ズーズー(骨のような鎧を着た戦士)が族長を務める部族。部族間戦争の勝利側。装備すると装備者の知能を奪う鎧を着ているため、言葉がたどたどしい。 黄色の斑
(イエロースペクトル)
部族間戦争の敗北側。竜牙と合併した。 鋭剣
(シャープエッジ)
部族間戦争の敗北側。竜牙と合併した。 朱の瞳
(レッドアイ)
アニメ2期の前半のヒロイン、クルシュ・ルールーが部族長代理を務める部族。部族間戦争に参加せず、部族内の共食いにより部族の命を繋いだ。 竜牙
(ドラゴンタスク)
ゼンベル・ググーが族長を務める部族。部族間戦争に参加せず、上記二つの部族を吸収した。「強さこそ全て」と考える部族のため、旅人であったゼンベルでも族長となれた。他部族の中でも武力が高いとされている。
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『アベリオンシープ(聖王国両脚羊)』って何? 魔法のスクロールに使う羊皮紙を安定供給するために、デミウルゴスの管理する牧場で飼育している家畜。書籍版でも明言されておらず、アニメ版ではもっとぼかされているが、この家畜は『人間』である。 というか、WEB版だと人間とはっきり書かれている。
▼判明している特徴
・二本足で歩く
・雑食性で穀物から肉まで食べる
・オークとの交配実験のストレスで自傷or自殺
・同族も食べるが、ミンチにした方が食いつきは良い
・デミウルゴスが剥ぎ取りを楽しんでいる
・知能がある
書籍版4巻では、聖王国両脚羊(アベリオンシープ)についてデミウルゴスとプルチネッラが語る場面がある。
プルチネッラ
「誰か一人を選び出し、その者の腕を切り落とせばよいのです。そうすれば、他の者たちわその者と己が身を比較して、自分が幸せだということを理解するでしょう。(中略)おお、私わ多くの者たちを幸せにしている!」
デミウルゴス
「なるほど、それは正論だ。」
この羊は他人と自分を比較するほどの知能を有しているらしい。賢い羊だなぁ(すっとぼけ)
アニメではかなり残酷表現が省かれているので、オーバーロードをもっと楽しみたい方はぜひ書籍版も読んでみるといい。
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パンドラズ・アクターを探せ
●パンドラズ・アクター
宝物殿を守護する領域守護者であり、モモンガが唯一作ったNPC。
種族はドッペルゲンガー。至高の四十一人の姿に化け、その能力の8割を引き出すことができる。
アニメ3期ラストにて、モモンに化けたパンドラズ・アクターがウッキウッキで登場した。実はそれより前にも、パンドラズ・アクターがモモンガに化けて登場した場面がある。
それは、アニメ2期の「セバスの裏切り」を確認するために、セバスのいる館に訪れたモモンガ。あれがモモンガに化けたパンドラズ・アクターだ。
妙に技名をいう時にテンションが高かったり、「偉大なるア…!」と言いかけたり、書籍版を読んでいなくても勘のいい人は「このモモンガどうした…?」と思った事だろう。
実はあれ、デミウルゴスが「もし本当にセバスが裏切っていたら危険なので影武者を使いましょう。」と進言したため、モモンガはその提案を受け入れパンドラズ・アクターに影武者をしてもらったのだ。
そして、セバスの焦りの表情は「影武者をたてるほど自分が危険視されている」という危機感からくる焦りの表情。アルベドが『本物のタブラではない』と看破したように、守護者たちはパンドラズ・アクターがどんなに化けていても、どうやらそれが『化けている存在』であるというのが分かるようだ。
●登場してないのに存在感あるcv.宮野真守
つまりこれは『モモンガ役の日野聡の真似をするパンドラズ・アクター役の宮野真守の真似をする日野聡』ということ。
アニメ本編でパンドラズ・アクター(宮野真守)は1期以降登場していないのだが、パンドラズ・アクターが化けたモモンガは2期と3期に登場している。勿論、モモンガに化けているので声優は日野聡。にもかかわらず宮野真守の影がしっかりと見える。
『モモンガ役の日野聡の真似をするパンドラズ・アクター役の宮野真守の真似をする日野聡』の演技力に、ただただ感心するばかりだ。
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アルベド、裏切りの可能性は? 今のところ何とも言えません。
パンドラズ・アクターを懐柔しようとしたり、(創造主によって)無断で持ち出された世界級アイテム『真なる無』を今も返却せず個人で所有したりと、不穏な要素は多々ありますが、今のところ行動には移していないようです。
個人的には『モモンガを独占したいアルベド』よりも『ナザリックの存続重視のデミウルゴス』を応援したいところですが、物語的に考えると山がなさ過ぎるのでアルベドが問題を起こすことの方が可能性は高そうですね。
ところで、アルベドはモモンガとの子供を望んでいますが…どうやって産むんでしょうね…。
世継ぎ枠としては、書籍10巻でモモンガがパンドラズ・アクターを認知したので、順当に行くなら次期国王第一候補はこの埴輪。
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ナザリックの被害者たち~死亡キャラとエグい死因を添えて~ アニメ3期までのナザリック被害者の会。
ニグン・グリッド・ルーイン カルネ村にガゼフ殺害の為訪れるも、モモンガに瞬殺される。
カジット ナーベラルの魔法になすすべなく死亡。
クレマンティーヌ ンフィーレアを誘拐し、彼を助けに来たモモンガに抱きしめられ(超圧縮)昇天。
八本指警備部門長・ゼロ セバスのかかと落としで頭砕かれ死亡。
なお、他の八本指幹部たちはナザリックの洗礼を受け、アインズ・ウール・ゴウンの下僕と化した。
冒険者『青の薔薇』ガガーラン プレアデスの一人エントマと対峙し、死亡。
後に蘇生魔法でレベルダウンしつつ復活。
冒険者『青の薔薇』ティア プレアデスの一人エントマと対峙し、死亡。
後に蘇生魔法でレベルダウンしつつ復活。
ワーカー『フォーサイト』 ナザリック地下大墳墓に侵入し、闘技場に転移させられ、モモンガの接近戦闘の練習台となる。
魔法詠唱者のアルシェはシャルティアに殺され、他3名は実験台として生きたまま捕獲。
信仰系魔法詠唱者のロバーデイクは「脳を弄って信仰する神が変わっても魔法は使えるのか」という実験に使われた模様。
ワーカー『ヘビーマッシャー』 ナザリック地下大墳墓に侵入し、第二階層の黒棺(ブラック・カプセル)に転移させられ、生きたまま恐怖公の眷属(ゴキブリ)の餌となり死亡。
ワーカー『竜狩り』 ナザリック地下大墳墓に侵入し、プレアデスたちの温かい応援のもと『ナザリック・オールドガーダー』相手に奮戦するも死亡。
ワーカー『天武』エルヤー・ウズルス ナザリック地下大墳墓に侵入し、ハムスケの武技の練習台となって死亡。よくやったハムスケ。私は心はスタンディングオベーション。
なお、奴隷のエルフ3名はナザリックで保護された模様。
ガゼフ・ストロノーフ 帝国との戦いで、モモンガと一騎打ちし瞬殺される。
名もなき王国兵士約20万人 モモンガの放った『黒き豊穣への貢(イア・シュブニグラス)』の初撃で約7万。
魔法の追加効果で、計20万の命が散った。
王国との戦争に参加した帝国騎士143名 モモンガの放った『黒き豊穣への貢』の恐怖による自殺。
▼『黒き豊穣への貢』
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まとめ 『オーバーロード』の設定についてまとめました。
アニメでは省かれているシーンがあるので、キャラクターの背景や心情、裏でどんなことが行われていたのか、もっと深く知りたい方は是非書籍版も読んでみて下さい。
キャラたちを掘り下げるシーンが沢山あるので、より『オーバーロード』を楽しめると思います。