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映画「怪物」の配信はいつから?他の是枝作品も視聴できるおすすめの動画サービスを解説!

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更新日:2024-7-5

怪物_配信_サムネイル

<プロモーション>

映画『怪物』は2023年に公開されたヒューマンドラマ映画。

『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した「是枝裕和」監督が、人気の脚本家「坂元裕二」によるオリジナル脚本で描き、音楽を「坂本龍一」が手がけたことで話題となりました。

 

当記事では、

「怪物って、何処のサブスクで配信してる?」

「どのサービスで視聴するのがいいんだろう…」

「怪物って、どんな話だっけ?」

 

このような疑問を持った方に向けて、

 

・映画『怪物』の見逃し配信・放送スケジュール

・おすすめの視聴サービス(DMM TV)

・映画『怪物』のあらすじや制作情報

・映画『怪物』の登場人物や作品レビュー

 

といった、本作に関する情報を解説していきます。


結論から言うと、本作の視聴は、月額550円(税込)でアニメに加えて、映画やドラマなど約19万本が見放題のサービス「DMM TV」から視聴するのがおすすめですよ!

 

映画「怪物」はいつから配信?

2023年6月に劇場公開された映画『怪物』は、現在一部の動画配信サービスで配信されています。

 

人気の動画配信サービスで配信されているか調べてみました。概ねのサービスで配信されているようでしたが、見放題よりもレンタル形式での配信が多いですね。

 

 

映画『怪物』の配信状況

サービス名

配信状況

無料トライアル期間

月額料金

DMM TV

30日間

550円(税込)

U-NEXT

31日間

2,189円(税込)

Hulu

×

1,026円(税込)

Lemino

31日間

990(税込)

FOD

なし

976円(税込)

Amazonプライムビデオ

30日間

600円(税込)

J:COMSTREAM

3日間

1,026円(税込)

milplus

×

1,026円(税込)

TELASA

14日間

618円(税込)

dアニメストア

×

31日間

550円(税込)

ABEMAプレミアム

×

なし

960円(税込)

Netflix

×

なし

1,489円(税込)

アニメタイムズ

×

30日間

437円(税込)

ディズニープラス

×

×

990円(税込)

(〇→見放題 △→レンタル ×→取り扱いなし)

 

DMM TV・Amazonプライムビデオ・U-NEXTなどではレンタル配信中

上記の表のように「DMM TV」「Amazonプライムビデオ」「Hulu」「UーNEXT」など、人気配信サービスでも、レンタル形式で配信中。見放題サービスとは別に個別課金する必要があります。

また、一部のサービスは作品の買い切りも行っているようでした。

 

□レンタル料金の一例

サービス名

レンタル価格

UーNEXT

399円

Amazonプライムビデオ

400円

DMM TV

550円

Hulu

550円

Lemino

550円

 

【注意!】Netflixでは「怪物の木こり」を配信中

人気の動画配信サービス「Netflix」では、映画『怪物』と同じく2023年公開の映画『怪物の木こり』を見放題配信しています。

一方、本作は配信されておりませんので、間違えないように注意しましょう。

 

▷“サイコパスVS連続殺人鬼”超刺激サスペンス映画化!

「このミス大賞」受賞作×亀梨和也×菜々緒×吉岡里帆×三池崇史監督

 

 

 

DMM TVの無料トライアルならお得に鑑賞できる⁉

怪物_配信_おすすめの視聴サービス「DMMTV」

 

映画『怪物』を視聴するなら動画配信サービス「DMM TV」から視聴するのがおすすめです。

一見すると、若干安く視聴できる「UーNEXT」や「Amazonプライムビデオ」から視聴する方が、良いように思えますが、実は「DMM TV」の無料トライアルに参加することで、お得に作品を鑑賞できるからです。

何と、「DMM TV」の30日間無料トライアルに参加するだけで、550円分のDMMポイントが貰えます。

このポイントを使って作品をレンタルできますし、期間内にサービスを解約しても問題ありません。

 

そのため、映画『怪物』を実質無料で視聴できますよ!

 

動画配信サービス「DMM TV」の基本情報

DMM TV

月額料金

550円(税込)

無料トライアル

あり(30日間)

作品数

映像作品約19万本以上

見放題アニメ約5,900本以上

画質

SD(720p)

HD(1080p~720p)

4K(2160p~1440p)

同時視聴

4

ダウンロード再生

OPスキップ

倍速再生

支払い方法

クレジットカード決済

キャリア決済

DMMポイント

 

DMM TVでは約5,900本のアニメ作品が見放題と業界トップクラスのラインナップを誇る配信サービス。

現行の地上波テレビアニメの見逃し配信にも対応しており、例えば2024年春アニメは61作品を配信中。

さらに一部の作品はテレビ放送終了後、他の見逃し配信よりも早く視聴できる“先行配信”にも対応しています。

 

また、DMM TVは月額550円(税込)でアニメに加えて、映画やドラマなど約19万本が見放題。

ワンコインで利用できるVODとして配信コンテンツがここまで充実しているのはDMM TVだけと言えるでしょう。

 

今なら、DMM TVの30日間無料トライアルに参加すると、550円分のポイントが貰えます。

 

 

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【3分で登録完了!】無料トライアルの体験方法

それでは実際に無料トライアルに参加する方法を解説します。

「DMM TV」には視聴に便利なスマホアプリがありますが、アプリ内からは登録できませ。一度ブラウザから登録し、アプリ内からログインしなおすと良いでしょう。

また、DMM TVの登録は3分もかかりませんので、気軽に試してみましょう!

 

□登録手順

1)記事内の赤色のボタンから登録ページにアクセス

2)「30日間無料トライアル」をタップ

3)メールアドレス、パスワードを設定

4)設定したメールアドレスに届いた認証メールから「認証URL」を開く

5)支払い情報を選択

6)初回特典があるのを確認して、「次へ」をタップ

7)登録完了!

 

怪物_配信_おすすめの視聴サービス「DMMTV」の登録方法

 

 

詳しい登録方法や解約方法、DMMポイントに関する記事もありますので、参考にしてみてください!

 

映画「怪物」のあらすじ・制作情報

この見出しでは、映画『怪物』のあらすじや制作情報を紹介します。

 

□予告

 

▷あらすじ

大きな湖のある郊外の町に、息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たちが暮らしていた。ある日、子供同士が喧嘩になる。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。

 

 

本作の制作情報

 

公開年

2023年6月

監督

是枝裕和

脚本

坂元裕二

撮影

近藤龍人

音楽

坂本龍一

制作

AOI Pro.

 

□「メインテーマ」:坂本龍一

 

映画「怪物」の登場人物とキャスト

この見出しでは、映画『怪物』の主要な登場人物と俳優を紹介していきます。

 

麦野沙織:安藤サクラ

 

湊の母親で、シングルマザー。

数年前に夫を亡くしており、息子の湊が成人して普通の幸せを築けるように頑張っている。

映画序盤は彼女の視点から描かれていく。

 

演じる俳優は「安藤サクラ」さん。

『百円の恋』、『万引き家族』、ドラマ『まんぷく』といった作品に出演しています。

 

保利道敏:永山瑛太

 

湊や依里の担任の教師。

湊と同じく“母子家庭”で育っており、湊の境遇を理解し、男らしさを説く。

雑誌や本の誤植を探す趣味を持っている。

映画中盤は彼の視点から描かれていく。

 

演じる俳優は「永山瑛太」さん。

『サマータイムマシン・ブルース』、『64 -ロクヨン- 前編・後編』、『友罪』といった作品に出演しています

 

麦野湊:黒川想矢

 

5年生の男子小学生。

宿題をさぼったりせず、至って真面目な少年。

ある日を境に靴の片方をなくしたり、水筒に泥が入っていたり、母親に学校での状況を不振がられてしまう。

そして、母親に担任から「お前の脳には豚の脳が入っていると言われた」と打ち明ける。

 

映画終盤は彼の視点から描かれていきます。

 

演じる俳優は「黒川想矢」さん。

ドラマ『トーキョーエイリアンブラザーズ』、『世にも奇妙な物語‘21秋の特別編』、『緊急取調室』といった作品に出演しています。

 

星川依里:柊木陽太

 

5年生の男子小学生で湊の同級生。

他の生徒よりも背が小さく、いじめやちょっかいをかけられている。

基本的に何をされても抵抗せず、表面上は明るく振舞うことでやり過ごしている。

父子家庭で、父親からは虐待を受けた跡がある。

 

演じる俳優は「柊木陽太」さん。

ドラマ『ミステリと言う勿れ』、ドラマ『PICU 小児救急治療室』、ドラマ『最愛』といった作品に出演しています。

 

伏見真木子:田中裕子

 

湊が通う小学校の校長。

保利が湊に暴力を振るったという問題が大きくならないように事態の沈静化を図る。元は音楽の先生で、吹奏楽部を全国大会に導いていた。

本編の開始前に幼い孫を事故で亡くしている。

 

演じる俳優は「田中裕子」さん。

『北斎漫画』、『城越え』、『火火』といった作品に出演しています。

 

DMM TVで鑑賞したい是枝監督作品3選

「DMM TV」に加入したら、鑑賞したいおすすめの是枝監督作品を紹介。

映画『怪物』と違い、どの作品も見放題サービスに含まれておりますので、別途レンタルせずに鑑賞できます。

また、どの作品も家族愛がテーマなものの、別角度や異なる作風で描いているのもポイントです。

ぜひ、映画『怪物』と併せて楽しんでみてください!

 

映画「万引き家族」

 

万引き家族

公開

2018年

監督

是枝裕和

脚本

是枝裕和

制作

AOI Pro.

キャスト

リリー・フランキー

安藤サクラ

松岡茉優

樹木希林

 

▷予告

 

映画『万引き家族』は、血縁関係にない家族をテーマにしたヒューマンドラマ。

2018年に公開されると第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞し、第91回アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされました。

東京の片隅で生計を立てるために小さな犯罪を重ねる一家に焦点を当てており、ある日虐待を受けていたとある少女を保護したことから、物語が始まります。

 

この映画の見どころは、家族の形が血縁関係によらない絆で結ばれている点です。「リリー・フランキー」や「安藤サクラ」によるリアルで心に響く演技は、彼らの幸せと苦悩が繊細に表現されています。

いつ崩れるか分からない薄氷の上に立っている家族たちを涙なしでは見られません。

 

映画「そして父になる」

 

そして父になる

公開

2018年

監督

是枝裕和

脚本

是枝裕和

制作

FILM

キャスト

福山雅治

尾野真千子

真木よう子

リリー・フランキー

 

▷予告

 

映画「そして父になる」は、2014年に「福山雅治」主演で話題となった映画。

第37回日本アカデミー賞で最多12部門にノミネートされるなど、国内外で高い評価を受けている作品です。

 

生まれた子どもの取違えが起きていた2つの家族を描いた作品で、「血のつながり」と「共に過ごした絆」のどちらが家族を形成するのかといった難しいテーマに挑戦しており、ある種『万引き家族』と似ている部分もあります。

本作の見どころは、「福山雅治」と「リリー・フランキー」と対照的な父親像でしょう。家族内の一時が温かく映る一方で、お互いの信念のもと、親権を巡り裁判で争っていく様子は冷たく映るのが印象的です。

本当の家族とは何か葛藤していく様子は他人ごとには思えない、心に迫るものがありますよ。

 

映画「海街diary」

 

海街diary

公開

2018年

監督

是枝裕和

脚本

是枝裕和

原作

吉田秋生『海街diary』(小学館刊)

制作

FILM

キャスト

綾瀬はるか

長澤まさみ

夏帆

広瀬すず

 

▷予告

 

映画「海街ダイアリー」は鎌倉を舞台にとある四姉妹を描いています。

第39回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を受賞しました。

 

本作は、15年ぶりに父の訃報を受けた3姉妹が、葬儀で初めて出会った腹違いの妹と出会うことから始まります。「綾瀬はるか」、「長澤まさみ」、「夏帆」、「広瀬すず」という実力派女優たちが姉妹を演じ、彼女たちの日常と成長が丁寧に描かれています

本作の魅力は、四姉妹それぞれの個性と彼女たちが織りなす微妙な関係性でしょう。

また、鎌倉の美しい風景は映画の背景としてだけでなく、物語の重要な要素としても機能しており、季節の移ろいと共に姉妹の関係性の変化を象徴しているように感じます。

総じて、是枝監督の繊細な演出が、日常の中にある家族の愛と葛藤を見事にスクリーンに映しています。

他作品よりも明るい作風なので、紹介した作品の中でも、最後に見ると良いかもしれません。

 

映画「怪物」のSNSでのレビュー・感想

映画『怪物』に関するSNS上のレビューを集めてみました。脚本・演技・音楽ともに映画評論家から一般ユーザーまで、高い評価が多かったですね。

 

□演技が凄い!

 

□見るたびに再発見がある!

 

□劇中の音楽が良かった!

 

筆者の感想と簡単考察

 

最後に筆者の感想と気になったポイントを綴っておきます。ネタバレがあるので、未視聴の方は注意してください。

 

サスペンス?ミステリー?ヒューマンドラマ?

是枝監督の新作ということもあって、筆者も本作が公開されると直ぐに劇場に足を運びました。

内容は予告程度しか知らなかったので、冒頭の雑居ビルが炎上をバックにタイトルが浮かんだときは、いつもの是枝作品とは違い「サスペンスよりの作品なのかな?」とクエスチョンが浮かんだのを覚えています。

 

そして、母「沙織」視点で映画が進行していくと、「教師の暴力」「噂好きの隣人」といったワードが思考を巡るようになり、田舎社会や学校という閉鎖的な空間で巻き起こるサスペンスドラマとしか思えませんでしたね。

何なら「豚の脳」「人間味のない校長」「湊の奇行」といったシーンが挿入されると、映画『ゲットアウト』みたいなホラーだったり、怪物がホントに出てくるのではないかと、謎解き的な思考も過りました。

 

その後、「保利先生」や「湊」視点から描かれることで、作中で語られる“怪物”が登場人物によって大きく変わることが判明していきます。

なので、終盤や2回目以降はヒューマンドラマ要素が自然と入ってきましたね。

筆者的にラストシーンで流れる「aqua」では映像と相まって、台風一過後の清々しい空気を感じました。

ちなみにラストで2人は死んで生まれ変わっているという説もあるようですが、筆者的には生まれ変わってないと思ってます。

 

何も知らずに観てほしい作品

筆者は、前評判や作品情報を入れずに鑑賞しましたが、中には軽く下調べをしてから映画を観る人も多いと思います。

ですが、本作は何も知らずに観るのが良いのではないかと感じましたね。(上記のように変な推理をしながら見ることとなりましたが…。)

 

というのも、本作は第76回カンヌ国際映画祭において、脚本賞の他に「クィア・パルム賞」を受賞しており、LGBTQ要素があると評価されており、そういった要素が苦手といった方も少なからずいると思ったのです。

もちろん、実際に観れば、特段LGBTQに特化した作品ではないと分かるのですが、変に身構えてしまう人もいるかもしれません。(実際にSNSでは一部そういった意見もありました。)

そのため、本作は予告程度でなるべく前評判や予備知識を入れずに観て欲しい作品だと思います。

 

友情と好意の違い

ちなみに筆者は初回に観たときの感想としては、同性愛よりも2人だけの空間を楽しむ無邪気な子どもたちくらいにしか感じませんでした。

筆者が行間を読めていなかったり、鈍感なだけかもしれませんが、自己を確立するまでの時間や経験が不十分な2人に「君たちは同性愛者なんだよ」というのは、無意識に男らしさを植え付けていった周りの大人と同じような気がして断言できなったというのもあります。

 

物語の流れを知っている2回目以降は、確かにそれっぽい描写はあるなと確認できました。

例えば、秘密基地の電車で初めてハグした際に湊が依里に対して、特別な感情を抱き困惑してしまうというシーンは典型かもしれません。

とはいえ、本作は噂や曲解されたエピソードが登場人物たちのフィルターで濾されて画面に伝わってくるため、初めから2人を同性愛者とした観方をしても、それはそれで違和感があるのが、本作の面白いところですね。

 

「怪物だーれだ?」

 

本作の印象的なセリフに「怪物だーれだ?」というセリフがありますよね。元は湊と依里が自作したお互いのカードゲームの掛け声なので、ただのお遊びなのですが、改めて本作の“怪物”について考えてみると、面白いかもしれません。

 

例えば、沙織からすると、謝罪はおろか状況の説明もひた隠しにする学校サイドが怪物でしょう。

特に校長は自身の孫を亡くしたばかりなのに「子どもを心配に思う親の気持ちが分からない」と一括しており、保利先生と並んで怪物視しています。

 

一方で、湊からすると、自身のアイデンティティや依里との関係を誰にでも打ち明けることができず、また母親や担任からは無意識に“男性らしさ”を求められて、閉塞している中で、校長は「嫌なことはふぅと吹いてしまえばいいと」楽器を使って助言してくれており、大人中では唯一、湊を助けています。

 

つまり、本作に登場する怪物は、視点やその立場によって“怪物”は異なるわけです。そして、この映画が多くのファンに刺さったのはこの明確にできない怪物という存在が、現実にもいるからでしょう。

現実の怪物にどう向き合うかは、難しいですが、本作から学べることは「ビッグクランチ」がないこと、言葉にできない、見えていない真実や側面が人間にはあるということです。

 

□湊の怪物要素

湊の怪物要素は他の人に比べたら薄いかもしれませんが、母親や保利先生に対して、嘘をついてしまったことがあります。そして、一番は自分に嘘をついてしまったことでしょう。

そもそも、母親や保利先生に対して嘘をついてしまったのは、依里との関係が明るみに出ることを避けたからです。

もちろん、いじめを告発すると今度は自分がターゲットになる恐れがあるかもしれないというのもありますが、自身のジェンダーを認めることを嫌がったと思われます。

 

□依里の怪物要素

依里の怪物要素は、生まれ変わりを信じて凶行に出たことでしょう。

はっきりと描写されていませんが、父親が通うガールズバーが火事にあった際にライターを持ち歩いていました。

ポイントは、学校で死んでいた猫を見つけた際に土葬せずに火葬していたように、火葬された人や動物は生まれ変わると信じていることです。

そのため、ありのままの自分を信じてくれない父親を変えるべく、雑居ビルに火をつけたと思われます。

 

□沙織の怪物要素

沙織の怪物要素は、ステレオタイプ的な男女観を持っていることでしょう。その結果、湊が嘘をつく状況に追い込まれてしまっています。

しかし、幸せな家庭を築いて欲しいという親の気持ちであり、善悪では語れないというのが正直なところ。(死んだ旦那は不倫していたようですし)

どちらかというと、噂話を信じて強気な発言をしていたことの方が、怪物味が高いですね。

 

□保利先生の怪物要素

物語を通してみると、基本的には生徒の面倒見が良い保利先生。

要素としては、ステレオタイプ的な男女観を持っていることや噂話を信じていることでしょう。

ちなみに謝罪の時に飴を食べていたのは、「高畑充希」演じる彼女から緊張した時の対処法を教えてもらったから。他にも沙織の訴えをシングルマザーの典型的な思考と吐露したのも、彼女の受け売りなので、肝心な時に自分を信じられない人物でもあるようですね。

 

□依里の父親要素

中村獅童演じる依里の父親は、かなり怪物要素が濃い人物。

日が明るいうちから酒浸りで、暴力まがいの折檻をし、依里のアイデンティティを病気と一蹴してしまう危険な怪物です。

また面談に訪れた保利先生にいきなり学歴や年収の話を切り出すなど、視聴者からの印象は最悪ですよね?

一方で、1人で子育てするにつれて、仕方なく酒を飲むようになったとも考えられるし、依里の将来を考えて彼なりに真剣に向き合った結果から折檻するようになったとも。

依里は花や植物の名前などに詳しかったですが、父親は帰宅するなりガーデニングに水やりしており、依里の好きなものを大切にしているようにも思えます。

とにかく描写が少ないので、彼に対しては何も言えないし、何とでも言えるとおもいますね。

 

□校長の怪物要素

学校を守るために不祥事の目を潰していく怪物で、人間性が荒んでいます。

実は、依里の父親よりは登場シーンは多いものの、本心や事実を示している描写は少ない人物。

そのため、自分の孫を自身の過失で亡くしたことを隠すために夫を身代わりにしたり、スーパーで遊ぶ子どもに大人げない嫌がらせをしたり、他の登場人物からするとかなり悪人に映ります。

しかし、明確な事故シーンはありませんし、スーパーで子どもの足をひっかけたのは、親が注意しても、遊びをやめない子どもに「ここで遊ぶと怪我するよ」というのを身をもって分からせるためにやったのかもしれません。

また、上記のように湊(生徒)からすると無害なように思えますよね。

 

思い込みや勘違いを生み出す空気を作ってしまう、そのままにしておくことが“怪物”を生み出してしまうのかもしれません。

 

映画「怪物」の配信状況のまとめ

映画『怪物』の配信情報や作品解説を紹介しました。

本作は、DMMTVやUーNEXTなど、一部のサービスでレンタル形式で配信されています。

ぜひ、今回紹介した「DMM TV」などから本作を楽しんでみてください!

 

 

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動画配信サービス「DMM TV」の基本情報

DMM TV

月額料金

550円(税込)

無料トライアル

あり(30日間)

作品数

映像作品約19万本以上

見放題アニメ約5,900本以上

画質

SD(720p)

HD(1080p~720p)

4K(2160p~1440p)

同時視聴

4

ダウンロード再生

OPスキップ

倍速再生

支払い方法

クレジットカード決済

キャリア決済

DMMポイント

 

※本ページの情報は2024年7月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービスサイトにてご確認ください。

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ak

"映画・ゲーム・アニメが好きなライター。 お気に入りの映画は「インサイドマン」「トゥルーグリット」です。 最近では料理番組を見ては、夜な夜なキッチンを汚し中。 皆さんが作品を視聴するきっかけになる記事をお届けします!"

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