ヒソカ氏の名言・シーンから学ぶ【ハンター試験~天空闘技場】
ハンター試験編~天空闘技場までに登場したヒソカの名場面・セリフを紹介。
「気をつけようね♦」人にぶつかったら謝ろう
「気をつけようね◆人にぶつかったらあやまらなくちゃ♠」
『HUNTER×HUNTER』第5話より抜粋
ハンター試験の会場で待機中の受験者にぶつかられたヒソカ氏が、ぶつかっておいて謝らない男に対し文句を言うシーン。
謝らなかった代償が両腕とは、ずいぶん厳しい。
◆本日の教訓◆
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言ってることはまともなのに、言ってる人がまともじゃない。
言葉そのものより、誰が言うかが大事の典型。
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「試験官ごっこ♥」試験中に遊ぶのはやめよう
「くくく◆試験官ごっこ♥」
『HUNTER×HUNTER』第9話より抜粋
一次試験のランニング中に飽きたヒソカ氏が、暇つぶしに受験者を無差別に殺したシーン。
見どころがあるレオリオ・クラピカ・ゴンの三人は「合格♥」と見逃してもらえた。
◆本日の教訓◆
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スマートグラスでカンニングする時代。
凄くハイテクな世の中だ。
ハイテクでも、結局バレてるけど。
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「思ったよりカンタン」自信があるときこそ慎重に
「なんだ◆思ったよりカンタンなんだ♠」
「無駄な努力、御苦労様♠」
『HUNTER×HUNTER』第19話より抜粋
前回もハンター試験に参加していたヒソカ氏。こんなに強いのにどうして落ちたのかというと…試験官が気に入らなくて攻撃してしまったからなんですよね。
そんな前回の試験官が、復讐のためリベンジマッチを仕掛けるシーン。
しかし、元試験官の努力は全くの無駄骨。鍛え上げた技は、眼の前でカンタンに真似されてしまいます。
そしてあっさりとヒソカ氏に敗北して退場しました。
◆本日の教訓◆
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がんばったね。
でも
がんばっただけだったね。
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『ズギューン♥』ときには欲に忠実に
(そんな目で見つめるなよ…)
ズギューン
(興奮しちゃうじゃないか…♥)
『HUNTER×HUNTER』第61話より抜粋
ヒソカ氏がゴンと天空闘技場で対決した際に、ゴンの熱い眼差しを受けて股間を熱くするシーン。
ヒソカ氏が股間を滾らせるシーンは、アクキーやフィギュア化するるほどの名(迷)シーンです。
◆本日の教訓◆
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「お前(ヒソカ)いつも欲望に忠実じゃん」というツッコミはいらない。
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「踊り狂って死ぬ」遊び心を忘れない
「タネがわからないから驚く…奇術の基本だ♠」
中略
「予知しよう、キミは踊り狂って死ぬ。」
『HUNTER×HUNTER』54話より抜粋
才能がありそうな天空闘技場の闘士・カストロが念能力に目覚め、自分に再戦してくるのを待っていたヒソカ氏。
しかしいざカストロが再戦してきたら期待とは別方向に育っていたので、おちょくる意味も込め自分の腕をもぎ取らせて、ギリギリの楽しい戦いを演出。
これには戦いが大好きな観客もニッコリ。天空闘技場でヒソカが人気な理由が分かります。エンターテイメントって大事。
◆本日の教訓◆
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若々しい肉体は、若々しい精神から。
でも、人の迷惑にならないようにね。
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ヒソカ氏の名言・シーンから学ぶ【ヨークシン編】
ヨークシン編にて登場したヒソカの名場面・セリフを紹介。
「そろそろ狩るか♠」予定通りになるとはかぎらない
「あ、また剥がし忘れた♠ 旅団(クモ)か…新しいオモチャも見つけたし」
そろそろ狩るか…♠
『HUNTER×HUNTER』55話より抜粋
それから数日後…
「ボクが入団したのは(中略)この瞬間のため♥ (中略)これでもう仲間割れじゃないからエンリョなく闘れるだろ?」
「フッくくく…なるほど。団員じゃないなら話せるな。俺はお前と戦えない…というより、戦うに値しないと言っておくか。 鎖野郎にジャッジメントチェーンなる鎖を心臓に刺されて、俺はもう念能力を全く使えないんだ。」
「(ヒソカ唖然)」
『HUNTER×HUNTER』119話より抜粋
クロロとのタイマンのため、幻影旅団に偽装入団したヒソカ氏。
しかし、色々と策謀を巡らせるも、クロロの念能力がクラピカによって封じられてしまったので、結局戦いはお預けに…。具体的には356話までヒソカの願いが叶うことはない。
◆本日の教訓◆
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上手くハマっているとき、調子に乗ると痛い目を見る。
調子に乗るのは全部終わってからにしよう。
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▼幻影旅団メンバーを徹底解説した記事もチェック!
ヒソカ氏の名言・シーンから学ぶ【グリードアイランド編】
グリードアイランド編でのヒソカ。仲間だと心強いなこのピエロ。
『グググ…』パンツ(モラル)は持とう
「ボクの見込んだ通り…キミたちはどんどん美味しく実る…♥」
グ・・・グググ・・・(股間の音)
「~~~~~~何なんだこの変態ヤローは、まさかこいつが本物のクロロか!?」
「いや違うんだけど…」
『HUNTER×HUNTER』158話より抜粋
カードの能力で、出会った人間の中に「クロロ=ルシルフル」がいたことに気がついたゴンたちは、その名を騙る人物に接触するため同行(アカンパニー)のカードを使い会いに行く。
たどり着いた場所には、湖で水浴びをする全裸のヒソカが…。
ゴンたちの成長した姿に喜び股間を滾らせるヒソカに、同行者のゴレイヌはドン引き。
「両方の性質を持つ」ここ、テストに出ます
(球が離れない…!)
「変幻自在の愛(バンジーガム)はガムとゴム両方の性質を持つ。」
『HUNTER×HUNTER』168話より抜粋
グリードアイランドのレアカード「一坪の海岸線」イベントでレイザーとドッチボールしていたときのセリフ。
ヒソカ氏の勝確セリフです。
ヒソカ氏の名言・シーンから学ぶ【選挙~暗黒大陸編】
キメラ=アント飛ばして選挙編~暗黒大陸編。
キメラ=アント編は、ヒソカ氏登場なしです。
「95点…!」ニュースはチェックしよう
95点…!
「ヒマなの?」
「なんだイルミか♠ そっちこそ。」
「ヒソカってニュース見ないでしょ?」
(中略)
「そのちょっとが面倒なんだよね…♠イルミがボクのマネージャーしてくれないかな?」
『HUNTER×HUNTER』320話より抜粋
ハンター協会会長を決める選挙会場で、オモチャを物色するヒソカ。95点のいい人材が現れたと思ったら、イルミだった。
イルミは暇そうなヒソカを見て、キメラ=アント編に全く関与しなかったことを「ヒソカってニュース見ないでしょ。」と指摘。ちゃんとニュースを見ていたらアリとも戦えたかもしれないのに、ヒソカはそのちょっとの手間が面倒と言う。
自分の興味関心のないものには一切関与しない潔さ、良いね。
◆本日の教訓◆
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年末実家に帰ると、全く知らない「この一年のニュースまとめ」がテレビで流れてる。
私はもしかしたら日本に住んでいなかったかもしれない。
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「冗談だよ」意地悪と冗談の区別は大事
「ボクがキルアを殺るのは、ありかい?」
「お前を殺すよ、ここで…今…。」
「冗談だよ。…殺気、漏れてるけど、ダイジョウブ?」
「あ…。」
『HUNTER×HUNTER』326話より抜粋
アルカ=ゾルディックを殺そうとするイルミに協力するヒソカだったが、しかしヒソカはゴンにも助かってほしいと思っているので、イルミに協力するフリをしてキルアとアルカが有利になるように、わざとイルミをおちょくった。
相変わらず味方になっても油断できないピエロである。
◆本日の教訓◆
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本人にとっては冗談でも、相手にとっては冗談ですまない。
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「両方の性質を併せもつ」大事なことなので(ry
「ボクのオーラは粘着力(ガム)と弾力(ゴム)、両方の性質を併せ持つ♥」
『HUNTER×HUNTER』327話より抜粋
ゾルディック家の執事ゴトーと戦ったときのヒソカ氏。気に入ったんですかそのセリフ。
「正攻法だね」思い通りにいかないときも諦めない
「オレはそれに加えて、自分に必要な能力を増やすことができる。そして確実に勝てる条件が揃うまで待つ…!」
「正攻法(ノーマル)だね♠ ボクの絶頂はそんな連中の膝が折れて『こんなはずでは…』という表情を見下ろす瞬間さ♥」
『HUNTER×HUNTER』352話より抜粋
クロロとの念願のタイマン。
場を整え、能力を集め、万全を期し「確実に勝つ」と宣言するクロロに対し、「そういうやつが負ける瞬間が最高」と受けて立つヒソカ。
そんな強気なクロロの言葉に偽りはなく、終始ヒソカはクロロのペースに乗せられ、後手にまわり翻弄され続け、負けた。
しかし、ヒソカは戦いへの強い執念により死の淵から復活。このしぶとさ、見習いたいですね。
◆本日の教訓◆
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人生にはしぶとさも大事。
誰に嫌われても、自分が楽しければ人生バラ色。
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少年ヒソカの印象的なセリフ【過去編】
▼『少年H』あらすじ
これはまだ少年だったヒソカが、念能力と出会い、今の奇術師スタイルになったきっかけのお話。
享楽の都「グラムガスランド」に訪れていた少年ヒソカは、なぜか道端で力尽きて倒れていた。そんなヒソカを助けてくれたのは、グラムガスランドに訪れていたサーカス団の座長・モリトニオ。
その後、助けてくれた男のサーカス団「モリトニオ一座」のショーを見に来たヒソカは、そこで不思議なチカラを知ることになる。
ヒソカが新しいチカラに夢中になっている最中、街では百貌の殺人鬼「百面ジョン・ドゥ」が話題となっていた。
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実はヒソカ氏の幼少期のストーリー『少年H』が『東京喰種』の作者・石田スイ氏によって描かれていたんですよね。
一応二次創作という扱いですが、原作者の冨樫先生が認知し評価しているので、これがヒソカの過去(ファイナルアンサー)ということでいいのかと思います。
しかし現在は非公開となっており、残念ながら本編を見ることはできません。
「その方が似合ってるよ♥」
念能力で変装して殺人を繰り返していた殺人鬼「ジョン・ドゥ」の正体は、モリトニオだった。
モリトニオから念能力を学び、習得したヒソカは、ジョン・ドゥの正体を見破りモリトニオに戦いを挑む。ヒソカにとって初めての念能力戦だった。
上記のセリフはモリトニオの死体に「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」でわざわざ偽りの顔面を再現したときのセリフ。
「所詮お前は何者でもない(ジョン・ドゥ)=凡人の域を出ない」という悪口が冴えている。
◆本日の教訓◆
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「メイク映えする顔で羨ましいわぁ~」と言われました。
皮肉でしょうか、いいえ、悪口。
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ヒソカ=モロウの人物像を掘り下げる
ヒソカってどんな人物?
主人公の前に現れ、健やかな成長を見守る変態お兄さんヒソカは謎だらけ。
ここでは、現在判明している情報から、ヒソカの人物像を掘り下げ、解像度を高めていきたいと思います。
「95点」点数の意味は、楽しく戦えるかどうか
実はこの点数、単純な強さの指標じゃない可能性が高いんです…。
この点数の基準となっているのはヒソカ自身。まぁ、この点付け自体がとても主観的なものだから当たり前ですよね。
つまり、これはヒソカから見て「楽しく戦えるか、否か」という点数になっているので、逆にネテロやジンのように強すぎる相手だと「5点」とかになってくるんじゃないでしょうか。
ヒソカは確かに最強でしょう。相手の強さを測るというのは自分のことを客観視して、正しい審美眼を持って相手を見なければなりません。
この「正しい審美眼」こそがヒソカの強みであり、そしてある意味最強足らしめているのだと思います。自分が勝てない相手を避けて通れば、そりゃぁ無敵の人です。
セリフのマークの意味は…フィーリングで
規則性はありません。
おそらくヒソカ氏のノリとテンションを表すだけなので、なんとなく「♥」はねっとり変態的に、「♠」は通常のテンション、「◆」相手をおちょくってる、みたいな雰囲気をセリフから感じ取れれば、それでOKなんです。
たぶん、他の読者たちもだいたいそう思ってます。
交友関係(だいたい嫌われてる)
◆カストロ「誠に遺憾である」
『HUNTER×HUNTER』屈指の噛ませ犬・カストロ。
天空闘技場の200階級の闘士であり、ヒソカと戦ったことで念能力に目覚めた念能力者。
彼も最初は「青い果実」として一度見逃されたものの、その成長はヒソカの納得できるものではなかったため、二度目の戦いのとき無惨にも殺されてしまった。
勝手に期待され、勝手に失望されたカストロは、きっと草葉の陰で怒ってる。
◆イルミ「友達ではない」
『暗殺者に友人はいらない』と豪語するイルミ=ゾルディック。
おそらくヒソカにとってかなり珍しい、プライベートでも付き合いのある人物だが…ヒソカが友人と思っていても、イルミはまっっったくそう思っていない。
でもヒソカも、友達をしれっと裏切るから、イルミくらいの距離感がちょうどいいのかもしれない。
◆マチ「殺す」
殺意の波動。
ヒソカはマチにとても好意的だが、マチはとてもとても気持ち悪いと思っている。
それでもクロロの除念を手伝ってくれたことは事実だからと、少しの慈悲を見せ、それが裏目に出てしまう。
そして、ヒソカが旅団員を手に掛けたことから、(自分の甘さに責任感もあり)純粋な殺意を抱くようになる。
余談:「どんどん 実っていく!」ヒソカ=ネモロウの元ネタの人
「ポケモン勝負 大好き!
さっ はやく 戦ろう!」
「戦(ヤ)ろう」の文字に漂う戦闘狂臭。
『ポケットモンスターSV』に登場する主人公のライバルキャラ・ネモ。
学校ではポケモン勝負大好きで有名で、素質のある人を見つけては勝負を仕掛けるバトルジャンキーとして名を馳せているため、彼女の強さも相まり、周囲からポケモン勝負を避けられていた。
しかし、そこに登場した主人公(プレイヤー)。
もらったばかりのポケモンで自分に勝つ主人公(プレイヤー)に将来性を見出し、度々戦いを仕掛けてくるようになる。
戦うたび強くなる主人公に
「興奮しちゃって ついつい…」
「どんどん実っていく…!」
「ギリギリの攻防 ゾクゾクする!」
と、どこかで見たようなセリフを吐くネモに、ヒソカのスタンドを幻視したプレイヤーが多かった。
そんなゴンの気持ちを追体験できるゲーム、『ポケットモンスターSV』をよろしくお願いします。
まとめ:ヒソカに学ぶ、人生を楽しく生きるコツ
結局「自分が楽しければそれで良い」精神が一番無敵の人。
こんな風に行き当たりばったりに好きなことして生きれたら、人生楽しいだろうな~と思いますよね。
己の快・不快のみで生きて、他人に嫌われようとも気にしない。無敵だ…!